JPH11300949A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JPH11300949A
JPH11300949A JP10116747A JP11674798A JPH11300949A JP H11300949 A JPH11300949 A JP H11300949A JP 10116747 A JP10116747 A JP 10116747A JP 11674798 A JP11674798 A JP 11674798A JP H11300949 A JPH11300949 A JP H11300949A
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JP
Japan
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image forming
image
recording
forming apparatus
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JP10116747A
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Junkichi Abe
順吉 阿部
Hiroyuki Miyake
裕幸 三宅
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2203/00Embodiments of or processes related to the control of the printing process
    • B41J2203/01Inspecting a printed medium or a medium to be printed using a sensing device
    • B41J2203/011Inspecting the shape or condition, e.g. wrinkled or warped, of a medium to be printed before printing on it
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4078Printing on textile

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  • Ink Jet (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 伸縮性を持つ記録媒体に対して精密に位置お
よび形状を適合させて画像を形成する。 【解決手段】 分割線を形成した記録媒体を用い、搬送
された記録媒体の歪みを分割線をセンサ134により検
出することで判定し、その結果に基づいて画像データを
補正処理し、その補正された画像データに従って画像の
形成を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上に画像
を形成する画像形成装置および画像形成方法、特には布
帛等の伸縮性を有する記録媒体に画像の形成を行う画像
形成装置および画像形成方法に関する。また、本発明
は、インクを吐出するインクジェットヘッドを用いて画
像の形成を行うインクジェット方式を採用した画像形成
装置および画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクを被記録剤に吐出させて記録を行
うインクジェット方式を採用した記録装置がその使い良
さから広く用いられている。
【0003】インクジェット記録装置は、インク液滴を
噴射するインクジェットヘッドと、インクジェットヘッ
ドに供給するインクを溜めたインクタンクとを有してい
る。インクジェットヘッドは、インクを吐出するための
吐出口を有している。また、吐出口付近にはインクを吐
出するための吐出エネルギー発生素子が設けられてい
る。このエネルギー発生素子としては、インクに熱エネ
ルギーを印加する発熱素子や、インクに機械的圧力を付
与して吐出させるための圧電素子などがある。インクタ
ンクと吐出口とは、インク流路を介して液体が流れるよ
う連通している。
【0004】近年、インクジェット方式を用いて捺染を
行なう画像形成装置が最近知られつつある。この方式の
捺染装置は、従来のスクリーン捺染装置とは異なり、プ
リントすべき画像の原版を必要としないため、プリント
できる画像の自由度が高いこと、また、捺染における全
体のコストが小さいことなどの利点がある。
【0005】しかし、上記インクジェット捺染方式、ス
クリーン捺染方式いずれも、捺染時に発生する布媒体の
伸縮、変形のために、布目に対して絵柄が歪んでいる。
即ち、 (1)スクリーン捺染方式 スクリーン捺染機は、複数のスクリーン型枠を昇降させ
多色捺染を行うための、約10〜30メートルに及ぶフ
ラット面を有するプリントベルトが用いられている。そ
して、地張装置によって被捺染布帛を地張財で前記プリ
ントベルトに張り合せる際に発生する、弯曲度、斜行度
からなる布目曲がりは、一般的に3%以内が要求され
る。そこで、被捺染布帛を地張装置に通す前に布目矯正
機による布目曲がりの矯正がなされるが、布目矯正機の
矯正精度は1%〜3%が限界であり、これが捺染絵柄の
歪みとなっている。
【0006】(2)インクジェット捺染 特開平5−212851号公報は、インクジェット方式
を用いた捺染方式の一例を開示する。この公報の特に図
2から明らかなように、この種の捺染装置は、垂直方向
に搬送される記録媒体としての布帛に対してインクジェ
ットヘッドからインクを吐出してプリントを行なう。こ
のインク吐出を行なうプリント部では、インクジェット
ヘッドを備えたプリントユニットと金属製のエンドレス
ベルト、すなわち搬送ベルトを有する搬送機構とが布帛
を挟んで対抗する位置に配置されている。
【0007】この搬送ベルトの表面には、粘着層が設け
られており、布帛は、搬送ベルトの粘着層に張り付けら
れて平坦性が確保される。そして、搬送ベルトを断続的
に回転駆動することにより、布帛が所定幅分ずつ間欠的
に搬送される。
【0008】この布帛は、その表面に公知のシリアルプ
リント方式によって1プリント幅づつプリントされた
後、搬送経路の最下流側に配設された布帛用巻き取りロ
ーラによって、適度なテンションが与えられて引っ張ら
れる。そして、搬送ベルトの端部において、布帛は粘着
層から剥離して、布パスを経て、巻き取りローラに巻き
取られる。
【0009】本例をはじめとして、一般的に搬送ベルト
の粘着層に皺の無い布帛を張り付けるためには皺取りロ
ーラが用いられており、皺取りのための不均一な張力が
布に与えられることから、必然的に搬送ベルトに張り付
けられた布媒体には歪みが生じる。また、粘着層への張
り付け精度を向上させようとすると、ある特定方向に布
が引き延ばされ、この状態でプリントすると、布が元に
戻った際に、縦横比が狂った図形となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
スクリーン捺染方式においては、布帛の布目曲がりに対
処すべく布目矯正機を用いることが知られているが、通
常でも3%程度、高品位の装置を用いても1%程度の布
帛の歪みが発生してしまうため、結果として布帛上に歪
みのある絵柄がプリントされていた。このように、従来
のスクリーン捺染方式においては機械的に布帛の布目を
矯正していたため、プリントされる絵柄の歪みを完全に
無くすためには精度良く布帛を供給すべく複雑な装置
や、作業者による手間を必要とし、結局は若干の歪みに
対しては妥協せざるを得なかった。
【0011】本発明は、必要最小限度の構成で布帛に対
してプリントする画像の精度を高め、歪みの無い画像の
プリントを可能にした画像形成装置、および画像形成方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、記録ヘッドを用い、画像データに基づいて
前記記録ヘッドにより記録媒体上に画像を形成する画像
形成装置において、前記記録媒体を搬送する搬送手段
と、前記搬送手段によって搬送された記録媒体の歪みを
判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に従
い、画像データを補正する補正手段と、前記補正手段に
よって補正された画像データに基づいて前記記録ヘッド
を駆動して記録媒体上に画像を形成することを特徴とす
る。
【0013】また、本発明は、記録ヘッドを用い、画像
データに基づいて前記記録ヘッドにより記録媒体上に画
像を形成する画像形成方法において、前記記録媒体を搬
送する搬送工程と、搬送された記録媒体の歪み量を判定
する判定工程と、判定工程による判定結果に従って前記
画像データを補正する補正工程と、前記補正工程により
補正された画像データに基づいて前記記録ヘッドにより
記録媒体上に画像を形成する画像形成工程とからなるこ
とを特徴とする。
【0014】また、上記した本発明は、インクを吐出す
るインクジェットヘッドを用いたインクジェット方式の
画像形成装置、および画像形成方法であることを特徴と
する。
【0015】また、前記インクジェットヘッドは、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出する方式のインクジェ
ットヘッドであることを特徴とする。
【0016】また、本発明は、さらに記録媒体として伸
縮性を有する布帛を用いたことを特徴とする。
【0017】以上の構成により、本発明によれば、伸縮
性を持つ記録媒体に対して、精密に位置および形状を適
合させて画像を形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態例を詳細に説明する。
【0019】(実施形態例1)本実施形態例は、本発明
をインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式
の捺染機に適用した例を示すものであり、図1は本発明
の第1の実施例を示すフルカラーインクジェット記録装
置の概略構成を示す構造断面図である。
【0020】ここで、画像形成とは、記録媒体にインク
等の記録剤を付与して記録媒体上に画像を形成すること
示すものであり、「記録」、「プリント」、「印刷」等
と同義として以下、本発明を説明する。
【0021】なお、図1に示すインクジェット方式の捺
染機は、インクを吐出するための構成としてインクに熱
エネルギーを印加する電気熱変換体を用いた、いわゆる
バブルジェット方式のインクジェットヘッドを搭載し、
画像データに従って電気熱変換体を駆動してインクをオ
ンデマンドに吐出して画像を形成するものである。
【0022】図1において、100は記録媒体としての
布帛101(以下、被記録体ともいう)を搬送する搬送
部、102は記録を行うプリンタユニット、103はプ
リントされた記録媒体101を巻き取る巻き取りユニッ
ト、104は記録媒体101を巻いた繰り出しローラ、
105、106は押さえローラ、107は駆動ローラ、
108、109はプリント部の平坦性を保つプラテン
部、110は押さえローラ、111は駆動ローラ、11
2は乾燥部、113は巻き取りローラ、114はキャリ
ッジユニット116を上に載せ支持する支柱、117は
キャリッジユニットを主走査させるモータ、駆動ローラ
107、111は搬送モータ115が駆動源である。搬
送ベルト118は、キャリッジユニット116の走査領
域を挟んで駆動ローラ107および111によって帳架
され、接着剤が外側に塗布されており、これらローラが
搬送モータ115によって駆動されることにより、被記
録媒体101との間に生じる接着力および摩擦力が発生
し、被記録媒体101を図中矢印A方向に搬送すること
ができる。
【0023】キャリッジユニット116は、キャリッジ
モータ117によって支柱114の上を水平に移動す
る。そして、キャリッジユニット116に設けられたイ
ンクジェットヘッド119〜133によるプリントが行
われる。このうち119〜126は被記録媒体101の
搬送路において上流側、つまり繰り出しローラ102に
近い方に配置されるものであり、119はマゼンタイン
クを吐出する複数の吐出口を備えた(以下のヘッドにつ
いても同様)第1のマゼンタヘッド、120はイエロー
インクを吐出する第1のイエローヘッド、121はオレ
ンジインクを吐出する第1のオレンジヘッド、122は
淡マゼンタインクを吐出する第2の淡マゼンタヘッド、
123はシアンインクを吐出する第1のシアンヘッド、
124は淡シアンインクを吐出する第1の淡シアンヘッ
ド、125はブルーインクを吐出する第1のブルーヘッ
ド、126はブラックインクを吐出する第1のブラック
ヘッドである。また、インクジェットヘッド127〜1
33は被記録媒体101の搬送経路において下流側、つ
まり、インクジェットヘッド119〜126よりも後に
記録される側に設けられるものであり、上流側のインク
ジェットヘッド119〜126の配置位置とは、これら
ヘッドがキャリッジユニット116による1回の走査で
記録する幅(以下、バンド幅ともいう)の半分の距離だ
けずれた位置に配置される。これらのヘッドのうち、1
27はマゼンタインクを吐出する第2のマゼンタヘッ
ド、128はイエローインクを吐出する第2のイエロー
ヘッド、129はオレンジインクを吐出する第2のオレ
ンジヘッド、130は淡マゼンタインクを吐出する第2
の淡マゼンタヘッド、131はシアンインクを吐出する
第2のシアンヘッド、132は淡シアンインクを吐出す
る第2の淡シアンヘッド、132はブルーインクを吐出
する第2のブルーヘッド、133はブラックインクを吐
出する第2のブラックヘッドである。
【0024】134は予め被記録媒体101にプリント
された不可視色染料インクで染められ、織り込まれた糸
の位置をプラテン101上で検出する光学ラインセンサ
ーであり、キャリッジユニット116に搭載されてい
る。この被記録媒体の詳細については後述する。
【0025】図2は、図1に示すインクジェットプリン
タによる印刷動作を説明するためのブロック図である。
201はインクジェット捺染システムを制御するホスト
コンピュータを示す。ホストコンピュータ201からG
PIB(General Purpose Inter
face Bus)インタフェースを介して転送された
プリント画像データは一旦、第1フレームメモリ202
に格納される。タイミング制御部203は、ホストコン
ピュータ201から発行されたプリント開始コマンドに
従って、第1フレームメモリ202に格納されたプリン
ト画像データから1主走査幅相当量を、歪み補正部(2
04,205,206)、第2フレームメモリ207、
多値/二値変換部208を通って、シーケンシャルマル
チスキャン部217へと順次読み出す。シーケンシャル
マルチスキャン部217は、第1フレームメモリ202
から受けとったプリント画像データを第1バンドメモリ
209、第2バンドメモリ210に振り分けて送出す
る。第1バンドメモリ209、第2バンドメモリ210
内の画像データは、片方向印字あるいは双方向印字シー
ケンスに従って読み出され、それぞれ第1プリントヘッ
ド211、第2プリントヘッド212によって記録され
る。
【0026】図3は、図1および図2に示すインクジェ
ット捺染装置のプリンタユニット102による印刷処理
を説明するための図である。
【0027】ここで、第1バンドメモリ209に接続さ
れた第1プリントヘッド211は被記録媒体101の搬
送方向Yの上流側に位置しており、被記録媒体101に
対して最初の印刷を行う。
【0028】この印刷に際しては、シーケンシャル・マ
ルチスキャン217に従って振り分けられた第1バンド
メモリ209の記録データに応じて記録(印刷)を行
う。そして、第1プリントヘッド211の全ての吐出口
を用い、往方向Xaの走査で記録された記録媒体101
の部分301aはプリントヘッドの吐出口配列幅Lに対
応した所定量だけ搬送され、第2プリントヘッド212
の記録領域に対応する領域301bとなる。この領域3
01bにマルチスキャンに方式に従って分配された残り
の第2バンドメモリ210の記録データに基づいて第2
プリントヘッド212よって印刷が行われるが、前述し
たように、第1プリントヘッド211と第2プリントヘ
ッド212とは、その記録位置が互いに上記吐出口配列
幅Lの半分だけずれている。このため、第2プリントヘ
ッド212は、そのヘッドの吐出口の内、上流側半分の
吐出口を用い、上記第1プリントヘッド211によりす
でに記録された領域301bの上流側半分に相当する領
域302aに復方向Xbの走査で記録する。
【0029】次に、記録媒体101が上記吐出口配列幅
Lに相当する分だけ搬送され、記録媒体101の上記領
域301bが、領域301cとなると、第2プリントヘ
ッド212の下流側半分の吐出口を用いて、第1プリン
トヘッド211で記録された領域301cの下流側半分
の領域301bに記録する。以上のようにして第1プリ
ントヘッド211および第2プリントヘッド212で記
録された領域を符号302で表すことができる。
【0030】以上説明したように、本実施例ではマルチ
スキャン方式の採用により領域302のそれぞれのライ
ンは第1プリントヘッド211と第2プリントヘッド2
12のそれぞれ異なる吐出口から吐出されるインクで形
成されることになる。すなわち、第1および第2のプリ
ントヘッド、211および212に対し記録データを2
分して記録を行い、更に第1プリントヘッド211と第
2プリントヘッド212とで記録する領域を、それぞれ
の吐出口の上流側半分と下流側半分というようにそれぞ
れ異ならせているため、インクジェットヘッドの吐出口
径や吐出方向等に起因する濃度ムラやすじ等を分散させ
ることができる。
【0031】図4は、図1および図2に示すインクジェ
ット捺染装置によるプリントに先だって、被記録媒体で
ある布帛上に織り込まれた、不可視インクで染められた
糸で形成されたタイル状(格子状)の分割線を示した図
である。
【0032】タイル状の分割線は、例えば、肉眼で見え
ず紫外線などの特殊な光を用いて読み取ることができる
不可視染料が用いて形成されている。このため、インク
ジェット捺染装置によりプリントされる絵柄に干渉しな
い。さらに、布に染着せず印刷後の後工程で消えてしま
う染料を用いることで、経時変化による変色等の不具合
を防止することができる。
【0033】また、この分割線は、記録媒体である布帛
の少なくとも表面に形成されていればよい。
【0034】図5は、搬送ベルト118に張り付けられ
た被記録媒体である布帛上のタイル状の分割線と、これ
を光学ラインセンサー134で検知する様子を示した図
である。
【0035】キャリッジユニット116上に、被記録媒
体面に対向して取り付けられた光学ラインセンサー13
4は、キャリッジユニット116の往復主走査に合わせ
てタイル状の分割線を読み取り、これから、タイル検知
部213がタイル状の分割線の交差箇所501〜515
…の搬送方向位置を検知すると同時に、キャリッジ位置
検出部214から主走査方向位置を判定する。
【0036】図6は図1および図2に示すインクジェッ
ト捺染装置の記録媒体101が搬送手段101を通っ
て、搬送ベルト118に張り付けられた際に発生した布
帛の歪みを補正する様子を示した図である。
【0037】タイル検知部213で判定されたタイル状
格子位置から、タイルナンバー計測部214にて、検知
されたタイルに処理番号(n)が与えられ、タイミング
制御部203に送られる。同時に、ディフォルメパラメ
ータ作成部215では、予め解っている歪みのない場合
の直方体タイルの四隅の座標601〜604に対して、
検知されたタイルの四隅の座標601′〜604′を得
て、び第1原点601の座標を基準原点とする他の原点
602〜604各々のズレ量である補正値パラメータ6
05〜610を算出し、ディフォルメパラメータ作成部
215内のメモリに格納する。各パラメータがメモリに
格納された状態について、その概略を図10に示す。ま
た各パラメータは以下の様に表わされる。
【0038】理想の第1原点601=P1 検知されたタイルの第1原点601′=P1′ 理想の第2原点602=P2 検知されたタイルの第2原点602′=P2′ 第2原点主走査方向補正値605=σX2n 第2原点復走査方向補正値606=σY2n 理想の第3原点603=P3 検知されたタイルの第3原点603′=P3′ 第3原点主走査方向補正値607=σX3n 第3原点復走査方向補正値608=σY3n 理想の第4原点604=P4 検知されたタイルの第4原点604′=P4′ 第4原点主走査方向補正値609=σX4n 第4原点復走査方向補正値610=σY4n
【0039】タイミング制御部203は、ホストコンピ
ュータ201から発行されたプリント開始コマンドに従
って、第1フレームメモリ202に格納された画像デー
タの中から1主走査領域相当量のプリント画像データを
読み出す。その後、歪み補正部A(204),歪み補正
部B(205),歪み補正部C(206)による第1原
点の座標を基準原点とする歪み補正処理(1)〜(3)
に従って、第1フレームメモリ202から読み出された
該当タイル領域701内の画素全ての位置を補正し、補
正タイル領域801を作成し、第2フレームメモリ20
7に順次格納する。
【0040】次に各原点のズレに対する歪み補正処理を
説明する。
【0041】(1)第2原点補正処理(歪み補正部A) 図7は第2原点のズレによる歪みを示す図であり、以
下、第2原点のズレによる歪み補正処理を説明する。
【0042】理想のタイル形状領域701を参照し、対
角上にある第3原点603に対する第2原点602′の
ズレ量から、主走査方向の補正係数α2および副走査方
向の補正係数β2を算出する。
【0043】 α2=(X2−X3+σX2n)/(X2−X3) β2=(Y2−Y3+σY2n)/(Y2−Y3)
【0044】これらの補正係数から理想のタイル形状領
域701に対応する第1フレームメモリ202から読み
出された全ての画素の座標p(x,y)を、補正座標
p′(x′,y′)に変換する。
【0045】x′=x×α2 y′=x×β2
【0046】これより、第2原点補正処理タイル座標情
報702が得られる。
【0047】(2)第3原点補正処理(歪み補正部B) 図8は第3原点のズレによる歪みを示す図であり、以
下、第3原点のズレによる歪み補正処理を説明する。
【0048】理想のタイル形状領域701を参照し、対
角上にある第2原点602に対する第3原点603′の
ズレ量から、主走査方向の補正係数α3および副走査方
向の補正係数β3を算出する。
【0049】 α3=(X2−X3+σX3n)/(X2−X3) β3=(Y2−Y3+σY3n)/(Y2−Y3)
【0050】これらの補正係数から、第2原点補正処理
タイル座標情報702の全ての画素の座標p′(x′,
y′)を、補正座標p″(x″,y″)に変換する。
【0051】x″=x′×α3 y″=y′×β3
【0052】これより、第3原点補正処理タイル座標情
報801が得られる。
【0053】(3)第4原点補正処理(歪み補正部C) 図9は第4原点のズレによる歪み示す図であり、以下、
第4原点のズレによる歪み補正処理を説明する。
【0054】理想のタイル形状情報701を参照し、対
角上にある第1原点601に対する第4原点604′の
ズレ量から、主走査方向の補正係数α4および副走査方
向の補正係数β4を算出する。
【0055】 α4=(X4−X1+σX4n)/(X4−X1) β4=(Y4−Y1+σY4n)/(Y4−Y1)
【0056】これらの補正係数から、第3原点補正処理
タイル座標情報801の全ての画素の座標p″(x″,
y″)を、補正座標p″′(x″′,y″′)に変換す
る。
【0057】x″′=x″×α4 y″′=y″×β4
【0058】これより、補正処理終了タイル901が得
られる。
【0059】図11は図1および図2に示すインクジェ
ット捺染装置の第2フレームメモリ207の処理を説明
する図である。
【0060】第2フレームメモリ207はA領域110
1、B領域1102、C領域1103から構成され、合
わせて1主走査領域×3倍の容量を備えている。ホスト
コンピュータ201からプリント開始コマンドが発行さ
れタイミング制御部203が(タイル計測部216よ
り)最初のタイルを検知すると、歪み補正部A(20
4),歪み補正部B(205),歪み補正部C(20
6)により補正タイル領域901を作成し、第2フレー
ムメモリ207のB領域1102に配置され、その後順
次配置されるタイル領域は、その基準原点である第1原
点位置を、前配置タイル領域の第2原点位置とすること
で、順次第2フレームメモリ207内に敷き詰められる
(図12)。この時、補正タイル領域901の基準原点
である第1原点601は、X方向についてはオフセット
1104が与えられ、その後に続く補正タイル領域が左
端のプリント領域外へ外れるのを防いでいる。また、Y
方向についてはB領域1102の上部端(A領域側)に
設定され、その後の補正タイル領域901が上部端(A
領域側)へ外れても(1105)、A領域1101から
プリントを開始することで、未プリント領域を防止して
いる。また、順次配置されたX方向1列全てのタイル領
域がB領域1102を超えてC領域1103に達したな
らば(1106)、B領域1102の画像データを多値
/二値変換部208を介して、シーケンシャルマルチス
キャン部217へと順次読み出される。さらに、歪み補
正部A(204),歪み補正部B(205),歪み補正
部C(206)により新たに作成された補正タイル領域
901は、第2フレームメモリ207のC領域1103
に配置され、下端のはみ出し領域1107はA領域の上
端部1107′に格納され、順次配置されたX方向1列
全てのタイル領域がA領域1101にかかるならば、C
領域1103の画像データを送出する。つまり、1主走
査領域分の画像データを送出する度に、送出元(且つ格
納領域)をA→B→C→A→B→…と切り換える。
【0061】シーケンシャルマルチスキャン部217で
は、第2フレームメモリ207から受けとったプリント
画像データを第1バンドメモリ209、第2バンドメモ
リ210に振り分け、それぞれ第1プリントヘッド21
1、第2プリントヘッド212から吐出を行う。
【0062】以上のシーケンスをまとめたフローチャー
トを図14に示す。また、図13に第1プリントヘッド
211、第2プリントヘッド212がプリントする布帛
の歪みを補正したプリントイメージを示す。
【0063】次に、図14に示すフローチャートを参照
して、本実施形態例の画像形成の処理の流れを説明す
る。
【0064】まず、記録に先立つ前処理工程において、
図4にしめすような四角形のタイル状分割せんを布帛表
面に形成する。なお、この分割線は前述したように不可
視色インクを用いて形成され、紫外線などの特殊な光を
用いて読み取ることができる。次に、ステップS2で
は、布帛上に形成された分割線を光学エリアセンサー1
34を用いて読み取り、タイル形状の歪みから補正値6
05〜610を算出する。続くステップS3では、記録
位置に対応する画像領域の画像データを、補正値に基づ
いて補正する処理を行い、ステップS4で補正処理され
た画像データを、主走査領域分を満たすまでメモリの記
憶領域に格納する。次に、ステップS5では補正処理さ
れた画像データに従い、布帛上の画像の形成を行う。つ
まり、この図14に示したフローチャートに示される処
理は、まず、搬送された記録媒体の歪み量、つまりは搬
送された記録媒体の状態を判定し、判定された結果に従
って画像データを補正処理し、補正された画像データに
基づいて画像を形成する、という工程で表わすことがで
きる。
【0065】このように、分割線が形成された記録媒体
を用い、搬送された記録媒体の歪みを分割線を検出する
ことで判定し、その結果に基づいて画像データを補正処
理し、その補正された画像データに従って画像の形成を
行うことにより、布帛の伸縮等によって画像を形成する
べき位置にずれが生じていたとしても、適切な位置に、
かつ適正な形状を保って画像を形成することができる。
【0066】(実施形態例2)次に、本発明の第2の実
施形態例を図を参照して詳細に説明する。
【0067】図15は本発明の第2の実施形態例によ
る、不可視色インクによりタイル状の分割線1502を
形成した記録媒体に対して、フルカラーインクジェット
捺染装置によりプリントされる画像データ1501に重
ねてタイル情報1503を示した図である。
【0068】本実施形態例によれば、タイル状分割線を
枠とする領域内にバーコードに準ずる情報1602を記
録し、これを光学エリアセンサー134で検知すること
により、記録媒体上におけるタイルの絶対位置を読み取
ることが出来る。したがって、予期できない原因などで
装置が停止し、タイルナンバー計測部213の計数情報
が失われても、プリント動作再開時に裏面位置合わせ動
作を再開することが出来る。すなわち、装置の稼働率を
高まり、結果として、被プリント製品のコスト低減を実
現することが出来る。
【0069】(実施形態例3)次に、本発明の第3の実
施形態例を図を参照して詳細に説明する。
【0070】図16は、第3の実施形態例によるインク
ジェットプリンタの印刷動作を説明するためのブロック
図である。また、図17は第3の実施形態例におけるイ
ンクジェット捺染装置によるプリントに先立って、被記
録媒体である布帛に織り込まれた、不可視色インクで染
められた糸で形成されたタイル状の分割線を示した図で
ある。
【0071】さらに、図18はインクジェット捺染装置
でプリントされる画像データ1801が、三角形のタイ
ル状に分割される様子1802を示した図である。尚、
概略構成を示す構造断面図は本発明の第1の実施例であ
る図1と同じである。
【0072】第3の実施によるタイミング制御部160
3は、ホストコンピュータ1601から発行されたプリ
ント開始コマンドに従って、第1フレームメモリ160
2に格納された1主走査幅相当量のプリント画像データ
を順次読み出す。
【0073】図19は第3の実施例によるインクジェッ
ト捺染装置の記録媒体101が搬送手段101を通っ
て、プラテン118に張り付けられた際に発生した布帛
の歪みを補正する様子を示した図である。
【0074】タイル検知部1612で判定されたタイル
状格子位置から、タイルナンバー計測部1615にて、
検知されたタイルに処理番号(n)が与えられ、タイミ
ング制御部1603に送られる。同時に、ディフォルメ
パラメータ作成部1614では、予め解っている歪みの
ない場合の三角形タイルの三隅の座標1901〜190
3に対して、検知されたタイルの三隅の座標1901′
〜1903′を得て、び第1原点1901の座標を基準
原点とする他の原点1902,1903各々のズレ量で
ある補正値パラメータ1905〜610を算出し、ディ
フォルメパラメータ作成部1614内のメモリに格納す
る。
【0075】理想の第1原点1901=P1 検知されたタイルの第1原点1901′=P1′ 理想の第2原点1902=P2 検知されたタイルの第2原点1902′=P2′ 第2原点主走査方向補正値1904=σX2n 第2原点復走査方向補正値1905=σY2n 理想の第3原点1903=P3 検知されたタイルの第3原点1903′=P3′ 第3原点主走査方向補正値1906=σX3n 第3原点復走査方向補正値1907=σY3n
【0076】その後、歪み補正部(1604,160
5)において、第1原点の座標を基準原点とする歪み補
正処理(1),(2)に従って、第1フレームメモリ1
711から読み出された該当タイル領域2001内の画
素全ての位置を補正し、補正タイル領域2101を作成
する。
【0077】(1)第2原点補正処理(歪み補正部D) 図20に第2原点のズレによる歪み補正処理の様子を示
す。
【0078】理想のタイル形状情報2001を参照し、
第3原点1903に対する第2原点1902′のズレ量
から、主走査方向の補正係数α4および副走査方向の補
正係数β4を算出する。
【0079】 α4=(X2−X3+σX2n)/(X2−X3) β4=(Y2−Y3+σY2n)/(Y2−Y3)
【0080】これらの補正係数から、理想のタイル形状
領域2001内の全ての画素の座標p(x,y)を、補
正座標p′(x′,y′)に変換する。
【0081】x′=x×α4 y′=y×β4
【0082】これより、第2原点補正処理タイル座標情
報2002が得られる。
【0083】(2)第3原点補正処理(歪み補正部E) 図21は第3原点のズレによる歪み補正処理の様子を示
す。
【0084】理想のタイル形状情報2001を参照し、
第2原点1902に対する第3原点1903′のズレ量
から、主走査方向の補正係数α5および副走査方向の補
正係数β5を算出する。
【0085】 α5=(X2−X3+σX3n)/(X2−X3) β5=(Y2−Y3+σY3n)/(Y2−Y3)
【0086】これらの補正係数から、第2原点補正処理
タイル座標情報2002の全ての画素の座標p′
(x′,y′)を、補正座標p″(x″,y″)に変換
する。
【0087】x″=x′×α5 y″=y′×β5
【0088】これより、第3原点補正処理タイル座標情
報2101が得られる。
【0089】図22は偶数番目に検知した単位タイル領
域の布帛の歪みを補正する様子を示した図である。22
01は偶数番目に検知されたタイルの第1原点、220
2は検知されたタイルの第2原点、2203は検知され
たタイルの第3原点を示しており、上述の奇数番目に検
知された単位タイル領域の歪み補正と同様な処理が実行
される。
【0090】図23は第3の実施形態例による、インク
ジェット捺染装置の第2フレームメモリ1606の処理
の様子を示した図である。
【0091】第2フレームメモリ1616はA領域23
01、B領域2302、C領域2303から構成され、
合わせて1主走査領域×3倍の容量を備えている。ホス
トコンピュータ1601からプリント開始コマンドが発
行され、両面位置合わせ制御部1603が(タイル計測
部1615より)最初のタイルを検知すると、歪み補正
部(1604,1605)により補正タイル領域210
1を作成し、第2フレームメモリ1606のB領域23
02に配置される。この時、補正タイル領域2101の
基準原点である第1原点1901は、X方向については
オフセット2304が与えられ、その後に続く補正タイ
ル領域が左端のプリント領域外へ外れるのを防いでい
る。また、Y方向についてはB領域2302の上部端
(A領域側)に設定され、その後の補正タイル領域23
01が上部端(A領域側)へ外れても(2305)、A
領域2301からプリントを開始することで、未プリン
ト領域を防止している。
【0092】その後順次配置されるタイル領域は以下の
ように、順次第2フレームメモリ1606内に敷き詰め
られる。
【0093】(1)偶数番目に検知された単位タイル領
域 直前に検知された三角形のタイル領域に対向する三角形
の頂点を基準原点とする。
【0094】(2)奇数番目に検知された単位タイル領
域 直前に検知された三角形のタイル領域である第2原点位
置を基準点とする。
【0095】また、順次配置されたX方向1列全てのタ
イル領域がB領域2302を超えてC領域2303に達
したならば(2306)、B領域2302の画像データ
を第2多値/二値変換部1607を介して、シーケンシ
ャルマルチスキャン部1616へと順次読み出される。
さらに、歪み補正部1604,1605により新たに作
成された補正タイル領域2101は、第2フレームメモ
リ1606のC領域2303に配置され、下端のはみ出
し領域2307はA領域の上端部2307′に格納さ
れ、順次配置されたX方向1列全てのタイル領域がA領
域2301にかかるならば、C領域2303の画像デー
タを送出する。つまり、1主走査領域分の画像データを
送出する度に、送出元(且つ格納領域)をA→B→C→
A→B→…と切り換える。
【0096】シーケンシャルマルチスキャン部1616
では、第2フレームメモリ1606から受けとったプリ
ント画像データを第1バンドメモリ1608、第2バン
ドメモリ1609に振り分け、それぞれ第1プリントヘ
ッド1610、第2プリントヘッド1611から吐出を
行う。
【0097】本発明によれば、歪み補正部のパイプライ
ン処理段数が減り(3段から2段)、さらに安価な装置
構成にて、伸縮する被記録媒体が、搬送ベルトの粘着層
に張り付けられるときに発生する歪みを相殺し、精密な
記録を実現することができる。
【0098】(その他の実施形態例)以上説明した本発
明の実施形態例においては、液体を吐出するための構成
として液体に熱エネルギーを印加する電気熱変換体を用
いた吐出方式を例に説明したが、本発明はこれに限ら
ず、従来から知られる他の吐出方式を採用するものであ
っても適用できるものである。他の吐出方式としては、
吐出エネルギーとして機械的圧力を印加する電気機械変
換素子としてのピエゾ素子を用い、発生した圧力によっ
て滴状の液体を吐出する方式が一般に知られている。
【0099】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成して記
録を行う、いわゆるバブルジェット方式の記録ヘッドを
用いた記録装置において優れた効果をもたらすものであ
る。
【0100】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、
結果的にこの駆動信号に一体一で対応した液体(イン
ク)内の気泡を形成出来るので有効である。この気泡の
成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を
吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。この駆動
信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮
が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の
吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動
信号としては、米国特許第4463359号明細書、同
第4345262号明細書に記載されているようなもの
が適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関す
る発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、更に優れた記録を行うことが
出来る。
【0101】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0102】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組み合わせに
よって、その長さを満たす構成や、一体的に形成された
1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0103】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段などを付加することは本発明の効果を一層安定でき
るもので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0104】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、単一の色に対応した1個の記録ヘッド
を有する構成、および上記各実施形態例で説明したよう
な記録色や濃度を異にする複数のインクに対応して2個
以上の個数設けられる構成のいずれであっても本発明を
適用することができる。
【0105】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付加時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギーによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギーとして使用
せしめることで積極的に防止するため、またはインクの
蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液
化するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネル
ギーの記録信号に応じた付与によってインクが液化し、
液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時
点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギ
ーの付与によって初めて液化する性質のインクを使用す
る場合も本発明は適用可能である。このような場合のイ
ンクは、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭
60−71260号公報に記載されるような、多孔質シ
ート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持され
た状態で、電気熱変換体に対して対向するような形態と
してもよい。本発明においては、上述した各インクに対
して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行する
ものである。
【0106】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0107】また、本発明は複数の機器から構成される
システムに適用しても、一つの機器からなる装置に適用
してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置に、
本発明を実施するためのプログラムを供給することによ
って達成させる場合にも適用できることは言うまでもな
い。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特に、布帛のような伸縮性を持つ記録媒体を用いた場合
に、搬送時に発生する記録媒体の歪みを判定し、判定さ
れた歪みに応じて画像データを補正して記録媒体上の適
切な位置に画像を形成でき、精密な画像の形成を実現す
ることができる。このため、記録媒体である布帛が伸縮
した状態で搬送されたとしても、必要最小限度の構成で
布帛製品の画像精度を保証することができ、安価で鮮明
な画像形成を行うことが可能な画像形成装置および画像
形成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置における画像データ処理の流れを
示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置によるシーケンシャル・マルチス
キャンによる記録方法を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における布帛に織り
込まれた、不可視色インクで染められた糸で形成したタ
イル状の分割線を示した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置の搬送ベルトに張り付けられた被
記録媒体である布帛上のタイル状の分割線と、これを光
学ラインセンサーで検知する様子を示した図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置の記録媒体に発生した布帛の歪み
を補正する様子を示した図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置の歪み補正部における単位タイル
の第2原点のズレによる歪み補正処理の様子を示した図
である。
【図8】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置の歪み補正部における単位タイル
の第3原点のズレによる歪み補正処理の様子を示した図
である。
【図9】本発明の第1の実施の形態であるフルカラーイ
ンクジェット捺染装置の歪み補正部における単位タイル
の第4原点のズレによる歪み補正処理の様子を示した図
である。
【図10】本発明の第1の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置のディフォルメパラメータ作成
部内のメモリに格納される補正値パラメータの格納フォ
ーマットを示した図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の第3フレームメモリの処理の
様子を示した図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の第3フレームメモリに配置さ
れるタイル分割画像の模式図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の第1プリントヘッド、第2プ
リントヘッドがプリントする布帛の歪みを補正したプリ
ントイメージを示す図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置のプリントシーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図15】本発明の第2の実施の形態の、不可視色イン
クで染められた糸により形成される四角形のタイル分割
線と、前工程にてプリントされた不可視色インクによる
タイル情報に、フルカラーインクジェット捺染装置によ
る画像データを重ねてプリントした様子を示した図であ
る。
【図16】本発明の第3の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置における画像データ処理の流れ
を示すブロック図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態における布帛に織
り込まれた、不可視色インクで染められた糸で形成され
たタイル状の分割線を示した図である。
【図18】本発明の第3の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置でプリントされる画像データ
が、三角形のタイル状に分割される様子を示した図であ
る。
【図19】本発明の第3の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の記録媒体に発生した布帛の歪
みを補正する様子を示した図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の歪み補正部における単位タイ
ルの第2原点のズレによる歪み補正処理の様子を示した
図である。
【図21】本発明の第3の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の歪み補正部における単位タイ
ルの第3原点のズレによる歪み補正処理の様子を示した
図である。
【図22】本発明の第3の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の歪み補正部における、偶数番
目に検知した単位タイル領域の布帛の歪みを補正する様
子を示した図である。
【図23】本発明の第3の実施の形態であるフルカラー
インクジェット捺染装置の第3フレームメモリの処理の
様子を示した図である。
【符号の説明】
100 搬送部 101 布帛 102 プリンタユニット 103 巻き取りユニット 104 繰り出しローラ 105,106,110,113 押さえローラ 107,111 駆動ローラ 108,109 プラテン部 112 乾燥部 113 巻き取りローラ 114 支柱 115 搬送モータ 116 キャリッジユニット 117 主走査モータ 118 搬送ベルト 119〜133 インクジェットプリントヘッド 134 光学ラインセンサー 201 ホストコンピュータ 202 第1フレームメモリ 203 タイミング制御部 204 歪み補正部A 205 歪み補正部B 206 歪み補正部C 207 第2フレームメモリ 208 多値/二値変換部 209 第1バンドメモリ 210 第2バンドメモリ 211 第1プリントヘッド 212 第2プリントヘッド 213 タイル検知部 214 キャリッジ位置検出部 215 デフォルメパラメータ作成部 216 タイル計測部 217 シーケンシャル・マルチスキャン部 501〜515 タイルの格子部分 601 単位タイルの第1原点 602 単位タイルの第2原点 603 単位タイルの第3原点 604 単位タイルの第4原点 605 第2原点主走査方向補正値 606 第2原点復走査方向補正値 607 第3原点主走査方向補正値 608 第3原点復走査方向補正値 609 第4原点主走査方向補正値 610 第4原点復走査方向補正値 701 理想のタイル形状情報 702 第2原点補正処理タイル座標情報 801 第3原点補正処理タイル座標情報 901 補正処理終了タイル 1101 第2フレームメモリのA領域 1102 第2フレームメモリのB領域 1103 第2フレームメモリのC領域 1601 ホストコンピュータ

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを用い、画像データに基づい
    て前記記録ヘッドにより記録媒体上に画像を形成する画
    像形成装置において、 前記記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送された記録媒体の歪みを判定
    する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に従い、画像データを補正
    する補正手段と、 前記補正手段によって補正された画像データに基づいて
    前記記録ヘッドを駆動して記録媒体上に画像を形成する
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体は少なくとも表面にタイル
    状の分割線が形成された記録媒体であって、 前記判定手段は、前記分割線を検知して前記タイル状の
    領域の形状を判定することを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記分割線は、特定の光を用いて読み取
    り可能な染料を含む記録剤によって形成されることを特
    徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体は布帛であって、前記分割
    線を形成する記録剤は布に対して染着しない染料を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体は、前記搬送手段によって
    搬送されるに先立って、特定の光を用いて読み取り可能
    な染料で染められた糸を、四角形の格子状に織り込んで
    分割線が形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体は、前記搬送手段によって
    搬送されるに先立って、特定の光を用いて読み取り可能
    な染料で染められた糸を、三角形の格子状に織り込んで
    分割線が形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は布帛であって、特定の光
    を用いて読み取り可能な染料は布に対して染着しない染
    料であることを特徴とする請求項5または6に記載の画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体は布帛であって、前記搬送
    手段によって搬送されるに先立って、布に対して染着せ
    ずに消去可能な染料で染められた糸を、四角形の格子状
    に織り込んで分割線が形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体は布帛であって、前記搬送
    手段によって搬送されるに先立って、布に対して染着せ
    ずに消去可能な染料で染められた糸を、三角形の格子状
    に織り込んで分割線が形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、前記分割線を検出す
    るための検知手段を有して前記分割線で形成される領域
    の形状に基づいて記録媒体の歪みを判定することを特徴
    とする請求項5ないし9のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体は布帛であり、 前記判定手段は、前記布帛の伸縮による歪みを前記分割
    線で形成される領域の形状に基づいて判定し、 前記補正手段は、前記画像データを前記分割線で形成さ
    れる領域の形状に合せるよう補正を行うことを特徴とす
    る請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 画像データを格納するメモリを有し、 前記補正手段は、補正された画像データを前記メモリに
    格納し直すことを特徴とする請求項11に記載の画像形
    成装置。
  13. 【請求項13】 前記補正手段は、前記画像データを、
    前記判定手段の判定結果に従ってディフォルムされて形
    成するように補正を行うことを特徴とする請求項1ない
    し12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体は、記録媒体の歪みを判
    定するのに用いられる格子状の分割線とともに、当該分
    割線で分割された領域の情報を示すバーコード情報が形
    成されていることを特徴とする請求項1ないし13のい
    ずれかに記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記バーコード情報は、特定の光を用
    いて読み取り可能な染料を含む記録剤で形成されている
    ことを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記記録媒体は布帛であって、前記バ
    ーコード情報は、布に対して染着しない染料を含む記録
    剤で形成されていることを特徴とする請求項14または
    15に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記搬送手段は、前記記録媒体を保持
    するための粘着部を有することを特徴とする請求項1な
    いし16のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記記録ヘッドにより画像が形成され
    た記録媒体を乾燥させる乾燥手段を有することを特徴と
    する請求項1ないし17のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  19. 【請求項19】 前記記録ヘッドは、インクを吐出する
    インクジェットヘッドであることを特徴とする請求項1
    ないし18のいずれかに記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記インクジェットヘッドは、インク
    に熱エネルギーを印加するための電気熱変換体を有し、
    該電気熱変換体によってインク中に気泡を発生させてイ
    ンクを吐出することを特徴とする請求項19に記載の画
    像形成装置。
  21. 【請求項21】 記録ヘッドを用い、画像データに基づ
    いて前記記録ヘッドにより記録媒体上に画像を形成する
    画像形成方法において、 前記記録媒体を搬送する搬送工程と、 搬送された記録媒体の歪み量を判定する判定工程と、 判定工程による判定結果に従って前記画像データを補正
    する補正工程と、 前記補正工程により補正された画像データに基づいて前
    記記録ヘッドにより記録媒体上に画像を形成する画像形
    成工程と、からなることを特徴とする画像形成方法。
  22. 【請求項22】 前記記録媒体は、少なくとも表面に格
    子状の分割線が形成された記録媒体であって、 前記判定工程は、前記分割線を光学的に検知し、分割線
    で形成された領域の形状に基づいて記録媒体の歪みを判
    定することを特徴とする請求項21に記載の画像形成方
    法。
  23. 【請求項23】 前記補正工程は、前記分割線で形成さ
    れた領域に合せるように画像データを補正することを特
    徴とする請求項22に記載の画像形成方法。
  24. 【請求項24】 前記記録媒体は布帛であることを特徴
    とする請求項21ないし23のいずれかに記載の画像形
    成方法。
  25. 【請求項25】 前記記録ヘッドは、インクを吐出する
    インクジェットヘッドであることを特徴とする請求項2
    1ないし24のいずれかに記載の画像形成方法。
  26. 【請求項26】 前記インクジェットヘッドは、インク
    に熱エネルギーを印加するための電気熱変換体を有し、
    該電気熱変換体によってインク中に気泡を発生させてイ
    ンクを吐出することを特徴とする請求項25に記載の画
    像形成方法。
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