JPH11298436A - 変調方法、変調装置、復調方法及び復調装置 - Google Patents

変調方法、変調装置、復調方法及び復調装置

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JPH11298436A
JPH11298436A JP10099631A JP9963198A JPH11298436A JP H11298436 A JPH11298436 A JP H11298436A JP 10099631 A JP10099631 A JP 10099631A JP 9963198 A JP9963198 A JP 9963198A JP H11298436 A JPH11298436 A JP H11298436A
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Takashi Usui
隆志 臼居
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Original Assignee
Sony Corp
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Priority to US09/402,758 priority patent/US6826239B1/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターリーブされたOFDM変調信号の生
成処理及び復調処理が、簡単な構成で、かつ短い処理時
間で実現できるようにする。 【解決手段】 フーリエ変換手段13が出力するNポイ
ントのデータから、指定されたポイントのデータを選択
して出力する選択手段14と、この選択手段14で選択
するポイントを指定するデータを生成させる出力順序デ
ータ生成手段15とを備えて、選択手段14での選択処
理でデインターリーブ処理を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交周波数分割多
重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:以
下OFDMと称する)変調された信号を生成させる変調
方法と、この変調方法を適用した変調装置、並びにこの
OFDM変調された信号を復調する復調方法と、この復
調方法を適用した復調装置に関し、特にインターリーブ
されたOFDM変調信号を処理するのに好適な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的大容量のデジタルデータを
無線などで伝送する場合の変調方式の一つとして、OF
DM変調が実用化されている。例えば、図23に示すよ
うに、家庭内,オフィス内などの比較的狭い範囲内にお
いて、テレビジョン放送を受信するチューナや記録媒体
に記録された映像プログラムを再生する再生装置などで
構成される映像信号源1が出力する映像信号(デジタル
映像データ)を、無線送信装置2に供給し、この無線送
信装置2で映像信号をOFDM変調された信号に変調処
理して、その変調された信号をアンテナ3から所定の周
波数帯で無線送信させる。そして、この無線送信された
信号を、アンテナ4に接続された無線受信装置5で受信
処理し、その受信した周波数帯のOFDM波を復調処理
して映像信号を得、その受信された映像信号をビデオ記
録・再生装置6に供給してビデオテープなどの所定の記
録媒体に記録させたり、或いは受像機7に供給して受像
処理させる。この場合、ビデオ記録・再生装置6で記録
された映像信号を再生して、その再生信号を受像機7に
供給して受像させることもできる。
【0003】このようなシステム構成とする場合に、無
線送信装置2に接続されたアンテナ3と、無線受信装置
5に接続されたアンテナ4との間の無線伝送を、OFD
M変調された信号で行うことで、大容量のデジタルデー
タを良好に効率良く無線伝送することができる。
【0004】ここで、無線送信装置2で送信用にOFD
M変調を行う構成の一例を図24に示すと、入力端子2
aに得られる送信信号(デジタルデータ)を、シリアル
/パラレル変換器2bに供給して、所定単位毎にパラレ
ルデータに変換する。シリアル/パラレル変換器2bで
変換されたパラレルデータは、インターリーブ用メモリ
2cに供給して、そのメモリ2cへの書込み順序と読出
し順序を変更して、データ配列を変えるインターリーブ
処理を行い、そのインターリーブ処理されたパラレルデ
ータを、逆フーリエ変換回路(IFFT回路)2dに供
給し、逆高速フーリエ変換による演算処理で、時間軸を
周波数軸に変換する直交変換処理を行う。そして、直交
変換されたパラレルデータを、パラレル/シリアル変換
器2eに供給してシリアルデータに変換し、そのシリア
ルデータを出力端子2fに供給する。出力端子2fに得
られるデータは、送信処理系に供給して所定の送信周波
数帯に周波数変換して、無線送信させる。
【0005】次に、このように無線送信される信号を無
線受信装置5で受信して復調する構成の一例を図25に
示すと、所定の周波数帯の信号を受信して中間周波信号
などに周波数変換された信号が入力端子5aに得られ、
その入力端子5aに得られるデータをシリアル/パラレ
ル変換器5bに供給して、所定単位毎にパラレルデータ
に変換し、その変換出力をフーリエ変換回路(FFT回
路)5cに供給し、高速フーリエ変換による演算処理
で、周波数軸を時間軸に変換する直交変換処理を行う。
そして、直交変換されたパラレルデータを、デインター
リーブ用メモリ5dに供給して、そのメモリ5dへの書
込み順序と読出し順序を変更して、データ配列を変えて
元に戻すデインターリーブ処理を行い、そのデインター
リーブ処理されたパラレルデータを、パラレル/シリア
ル変換器5eに供給してシリアルデータに変換し、その
シリアルデータを出力端子5fに供給する。
【0006】この図25の構成にて行われるOFDM変
調信号の復調処理は、図26に示すタイミングにて実行
される。即ち、最初にフーリエ変換回路5cへのデータ
の入力期間Taがあり、次にそのフーリエ変換回路5c
で高速フーリエ変換処理を行うフーリエ変換処理期間T
bがあり、次にそのフーリエ変換されたデータの出力期
間Tcがある。この出力期間Tcに出力されるデータ
は、その出力と同時にデインターリーブ用メモリ5dに
書込まれ、このメモリ5dに書込まれたデータが読出さ
れる読出し期間Tdがある。なお、図24の構成にてO
FDM変調信号を生成させる変調処理は、基本的にこの
復調処理の逆であり、復調処理と同様の期間が必要であ
る。
【0007】ここで、図24,図25の伝送処理でイン
ターリーブ処理して伝送することについて、図27,図
28を参照して説明すると、例えば図27のAに示すよ
うに、データ番号k=0〜49の50単位のデータを、
サブキャリアx0 〜x50に分散して伝送させるOFDM
変調を行った場合、この信号が受信側で正しく受信でき
れば問題がないが、例えば図27のBに示すように、マ
ルチパスフェージングなどによりデータ番号k=5,
6,7のサブキャリアの受信が正しく出来なくなって、
このデータ番号k=5,6,7のデータが消失したとす
る。
【0008】このとき、インターリーブ処理しないで伝
送した場合には、図28のAに示すように、1スロット
内の連続した3単位のデータk=5,6,7が消失し
て、バーストエラーを生じてしまう。このようなバース
トエラーは、エラー訂正符号などで完全に復元すること
は困難である。これに対し、インターリーブ処理して伝
送した場合には、例えば図28のBに示すように、1ス
ロット内に3単位のデータk=5,6,7が分散して配
置されることになり(分散状態はインターリーブ状態に
より異なる)、ランダムエラーとなり、それぞれのエラ
ーがエラー訂正符号などで完全に復元できる。
【0009】このようにインターリーブ処理を行って伝
送することで、受信側でのデータ消失を最小限に抑える
ことができ、良好な伝送状態が確保される。
【0010】ところで、図25に示した構成では、メモ
リを使用してデインターリーブ処理を行う構成とした
が、メモリを使用しないでデインターリーブ処理を行う
構成もある。図29は、この場合の一例を示したもの
で、入力端子5aに得られるデータをシリアル/パラレ
ル変換器5bに供給して、所定単位毎にパラレルデータ
に変換し、その変換出力をフーリエ変換回路5cに供給
し、高速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時
間軸に変換する直交変換処理を行うまでは、図25に示
した構成と同じである。そして、直交変換されたパラレ
ルデータを、インターリーブパターンに対応した配線変
更処理5gで、データ配列を変える処理を行い、そのデ
ータ配列が変えられたパラレルデータを、パラレル/シ
リアル変換器5eに供給してシリアルデータに変換し、
そのシリアルデータを出力端子5fに供給する。
【0011】この図29の構成にて行われるOFDM変
調信号の復調処理は、図30に示すタイミングにて実行
される。即ち、最初にフーリエ変換回路5cへのデータ
の入力期間Teがあり、次にそのフーリエ変換回路5c
で高速フーリエ変換処理を行うフーリエ変換処理期間T
fがあり、次にそのフーリエ変換されたデータが出力さ
れる出力期間Tgがある。ここで、この構成ではフーリ
エ変換回路5cから出力されてパラレル/シリアル変換
器5eに供給されると同時に、配線変更処理でデインタ
ーリーブされる。
【0012】一方、OFDM変調信号として、畳み込み
符号化された信号を変調する場合には、パンクチャー処
理と称される間引き処理が行われる場合がある。図31
は、このパンクチャー処理が行われる従来の構成の一例
を示す図で、入力端子8aに得られる送信データa
i を、畳み込み符号化器8bにより畳み込み符号化し
て、2系列のデータG1 ,G2 を生成させ、この2系列
のデータG1 ,G2 を間引き処理回路8cに供給し、間
引き処理を行って、パンクチャー処理された符号化デー
タbi を得る。ここで、例えば畳み込み符号化器8bで
の符号化率r=1/2としたとき、パンクチャー処理さ
れたデータbi の符号化率r=3/4とする。
【0013】符号化率r=1/2の畳み込み符号化器の
構成の例を図33に示すと、入力端子9aに得られる送
信データai を、シフトレジスタ9bに供給する。この
シフトレジスタ9bは、3段で構成されるレジスタで、
1段目の記憶データと3段目の記憶データとを加算器9
cに供給して加算処理し、データG1 を得る。また、シ
フトレジスタ9bの1段目の記憶データと2段目の記憶
データとを加算器9dに供給して加算処理し、データG
2 を得る。
【0014】このようにして畳み込み符号化された2系
列のデータG1 ,G2 の間引き処理状態を図33に示す
と、例えば図33のAに示すデータ列a0 ,a1 ,a2
‥‥が入力データai としてあるとき、畳み込み符号化
された2系列のデータG1 ,G2 は、図33のB及びC
に示すように、データg10,g11,g12‥‥及びデータ
20,g21,g22‥‥となる。ここで、間引き処理回路
8cでは、例えばデータg10,g11,g12,g20
21,g22を使用して、図33のDに示すように、デー
タg10,g20,g21,g12の順序で出力させる処理が行
われる。即ち、図33のB,Cに×を付けて示すよう
に、データg11,g22が間引かれた状態となる。このよ
うに間引かれたデータbi が、結果的に符号化率r=3
/4の符号化率で畳み込み符号化されたデータとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】OFDM変調信号を変
調処理する際に、図24に示すようにメモリを使用して
インターリーブ処理を行う場合には、そのメモリを必要
とする分だけ、変調処理構成が複雑になる問題がある。
また、変調処理に要する時間についても、インターリー
ブされてないデータを扱う場合に比べて、インターリー
ブ用メモリからの読出しに要する時間だけ、変調処理時
間が長くかかることになり、変調処理に時間がかかる問
題がある。
【0016】また、変調処理時に、図31に示すような
畳み込み符号化器を使用したパンクチャー処理を行う場
合には、そのパンクチャー処理のための構成が複雑にな
る問題があった。即ち、パンクチャー処理状態を示す図
33から判るように、入力データ(図33のA)とパン
クチャー処理された出力データ(図33のB)とのクロ
ックレートは整数倍の関係になく、間引き処理のため
に、データクロックfjの2/3のクロックが処理に必
要になり、そのようなクロックの生成処理は複雑になる
問題があった。さらに、間引き処理されたデータをリタ
イミングするための処理が必要で、回路規模が大きくな
ると共に、消費電力が大きく、また周波数の異なるクロ
ックを使用するために、スプリアス発生による変調信号
の無線送信や受信処理を行う高周波系の回路ブロックへ
の悪影響があった。この悪影響としては、例えば受信性
能の劣化や、帯域外スプリアス電波の発射妨害の発生な
どがある。
【0017】また、OFDM変調信号を復調処理する際
についても、図25に示すようにメモリを使用してデイ
ンターリーブ処理を行う場合には、そのメモリを必要と
する分だけ、復調処理構成が複雑になる問題がある。ま
た、復調処理に要する時間についても、図26に示す処
理時間T1 は、インターリーブされてないデータを扱う
場合に比べて、デインターリーブ用メモリからの読出し
に要する時間だけ、復調処理時間が長くかかることにな
り、復調処理に時間がかかる問題がある。
【0018】図29に示すように、フーリエ変換回路が
出力するパラレルデータの配線変更処理で、デインター
リーブ処理を行う際には、図30に示す処理時間T2
ついては、インターリーブされてないデータを扱う場合
と同じであり、処理時間が長くなる問題はないが、依然
として出力部にパラレル/シリアル変換器5eを設ける
必要があるため、OFDM変調信号の復調回路が組まれ
た回路基板が大型化してしまう問題があった。
【0019】本発明の第1の目的は、インターリーブさ
れたOFDM変調信号を生成させる変調処理が、簡単な
構成で、かつ短い処理時間で実現できるようにすること
にある。
【0020】本発明の第2の目的は、インターリーブさ
れたOFDM変調信号の復調処理が、簡単な構成で、か
つ短い処理時間で実現できるようにすることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の目的を解決するた
めに本発明は、所定のデータをN系統(Nは任意の整
数)のデータとして、このN系統のデータを保持させ、
その保持されたN系統のデータを所定の出力順序データ
で示される順序により順次出力し、その出力されるN個
のデータを、所定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置
されたデータに変換する処理を行うようにしたものであ
る。
【0022】このようにしたことで、逆フーリエ変換の
ために入力させるデータの順序の設定によりインターリ
ーブ処理が行われる。
【0023】第2の目的を解決するために本発明は、所
定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置されたデータ
を、所定単位毎にNポイント(Nは任意の整数)のデー
タに変換し、この変換されたNポイントのデータから、
所定の出力順序データにより指定されたポイントのデー
タを選択して出力するようにしたものである。
【0024】この構成とすることで、フーリエ変換され
たデータを出力させるポイントを選択する順序により、
インターリーブされたデータのデインターリーブ処理が
行われる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図4を参照して説明する。
【0026】本例においては、OFDM変調信号を無線
送信する送信装置内の変調部に適用したもので、送信す
るOFDM変調信号にはインターリーブ処理を施す。図
1は、本例の変調部の構成を示す図で、入力端子101
には、ベースバンド信号などの送信データai が供給さ
れ、この入力端子101に得られる送信データai を、
インターリーブすると共にOFDM変調するものであ
る。
【0027】ここでは、入力端子101に得られる送信
データai を、N個(ここではNは64)のレジスタ1
02a,102b‥‥102nに供給する。このN個の
レジスタ102a〜102nは、アドレスデコーダ付レ
ジスタとして構成されるものである。そのアドレスデコ
ーダ付レジスタの構成については後述する。そして、6
4個のアドレスデコーダ付レジスタ102a〜102n
の出力を、逆フーリエ変換回路(IFFT回路)105
に供給する。
【0028】この逆フーリエ変換回路105は、逆フー
リエ変換による演算処理で、時間軸上を周波数軸に変換
して変調する直交変換処理を行う回路である。ここで
は、Nポイント(ここでは64ポイント)の変換処理を
行う逆フーリエ変換回路が使用され、変換されたデータ
をNビット(64ビット)のパラレルデータとして出力
する。そして、この逆フーリエ変換回路105が出力す
るパラレルデータを、パラレル/シリアル変換器106
に供給してシリアルデータとし、このシリアルデータを
OFDM変調されたデータyn として出力端子107に
供給する。出力端子107に得られるOFDM変調され
たデータyn は、高周波系の回路(図示せず)に供給し
て、送信処理を行う。
【0029】逆フーリエ変換回路105の変換ポイント
数を64としたときの、逆フーリエ変換処理の変換式
は、次の〔数1〕式で示される。
【0030】
【数1】
【0031】逆フーリエ変換回路105の入力部に配置
された64個のアドレスデコーダ付レジスタ102a〜
102nは、それぞれが例えば図2に示す構成とされ
る。即ち、入力端子181に得られるデータを、セレク
タ182に供給する。セレクタ182は、2個のAND
ゲート182a,182bと1個のORゲート182c
とで構成され、アドレスデコーダ184の出力に基づい
て、入力端子181に得られるデータを選択する処理が
行われる。セレクタ182で選択されたデータは、Dフ
リップフロップ185に供給されてラッチされ、そのラ
ッチされたデータが出力端子187に供給される。
【0032】アドレスデコーダ184で、そのデコーダ
にセットされたアドレスを検出したとき、その検出信号
に基づいて入力データをロードする処理が行われ、それ
以外のときにはデータをそのまま保持する処理が行われ
る。ここで、上述したN個のアドレスデコーダ付レジス
タ102a〜102nには、それぞれ異なるアドレスが
セットとしてある。従って、各レジスタ102a〜10
2nからは、異なるタイミングでセットされたデータを
出力する処理が行われることになる。
【0033】図1の説明に戻ると、N個のアドレスデコ
ーダ付レジスタ102a〜102nのアドレスデコーダ
には、カウンタ103からの6ビットのアドレスデータ
が供給される。カウンタ103は、N個(ここでは64
個)のレジスタ102a〜102nを所定の順序で指定
するアドレスデータを、カウント処理で生成させる回路
で、ここでは送信するOFDM変調信号のインターリー
ブパターンに対応した順序で、各アドレスを順に指定す
るデータを生成させる構成としてある。
【0034】ここでは、0から63までの値のデータ
を、6ビットで生成させるカウンタが使用され、例えば
次の表1に示す順序で、0,5,10,15‥‥58,
63となるようにカウント処理が行われる。なお、逆フ
ーリエ変換回路105で1単位の変換処理が行われる毎
に、変調処理の制御手段(図示せず)から端子104を
介してカウンタ103にスタートパルスが供給され、そ
のスタートパルスの供給でカウンタ103はカウント処
理を開始する。また、ここで説明した例では、25から
38までの値はカウントしない構成としてある。
【0035】
【表1】
【0036】このように変換処理を行った場合には、図
3のAに示す周波数スペクトルのOFDM変調信号が得
られる。即ち、フーリエ変換回路105への入力データ
{Xk }としては、周波数軸上に一定の間隔で配された
n=0〜24のデータとn=39〜63のデータとな
る。この図3のAに示した周波数スペクトルでは、デー
タは2つの群に分かれているが、この周波数スペクトル
は、図3のBに示すように、k=0を中心とした1つの
連続したスペクトルと等価である。
【0037】図4は、本例の回路での変調処理状態を示
すタイミング図で、以下その処理状態を説明すると、最
初に入力端子101に得られるデータをレジスタ102
a〜102nにセットして、逆フーリエ変換回路105
に入力させる入力期間Thがあり、次にその逆フーリエ
変換回路105で逆高速フーリエ変換処理を行う逆フー
リエ変換処理期間Tiがあり、次にその逆フーリエ変換
されたデータが出力されてパラレル/シリアル変換され
る出力期間Tgがある。ここで本例においては、入力期
間Thでのレジスタ102a〜102nを使用した逆フ
ーリエ変換回路105への入力処理で、データがインタ
ーリーブされる構成としてある。
【0038】以上説明したように処理される本実施の形
態の構成としたことで、逆フーリエ変換回路105でO
FDM変調信号を生成させる際に、その逆フーリエ変換
回路105へのデータの入力処理で、インターリーブ処
理が行われることになる。従って、従来のようにインタ
ーリーブ処理を行うメモリなどが必要なく、簡単な構成
でOFDM変調時のインターリーブ処理が行え、インタ
ーリーブされたOFDM変調信号を生成させる構成を簡
単にすることができる。また、OFDM変調信号を生成
させる処理時間についても、図4に示した処理時間T3
は、インターリーブのための時間が余計にかかるもので
はないため、従来のようにメモリを使用してインターリ
ーブを行う場合に比べて、そのメモリからの読出し時間
が必要なく、それだけ短時間で処理できるようになる。
具体的には、逆フーリエ変換回路で64ポイントの変調
処理を行うものとすると、入力データの64クロック期
間に相当する時間、処理時間を短縮できる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態を、図5
を参照して説明する。本例においても、上述した第1の
実施の形態と同様に、OFDM変調信号を無線送信する
送信装置内の変調部に適用したもので、送信するOFD
M変調信号にはインターリーブ処理を施す。図5は、本
例の変調部の構成を示す図で、入力端子111には、ベ
ースバンド信号などの送信データai が供給され、この
入力端子111に得られる送信データai を、インター
リーブすると共にOFDM変調するものである。
【0040】ここでは、入力端子111に得られる送信
データai を、N個(ここではNは64)のレジスタ1
12a,112b‥‥112nに供給する。このN個の
レジスタ112a〜112nは、アドレスデコーダ付レ
ジスタとして構成されるものであり、それぞれは図2に
示したアドレスデコーダ付レジスタの構成と同一であ
り、それぞれのアドレスデコーダにセットされているア
ドレスが異なる。
【0041】各アドレスデコーダ付レジスタ112a〜
112nに供給されるアドレスデータは、シフトレジス
タ113から供給される。このシフトレジスタ113
は、N個のアドレスデータが予め所定の順序(インター
リーブする順序)でセットしてあり、変調処理の制御手
段(図示せず)から端子114を介して供給されるスタ
ートパルスにより、その順序でのアドレスデータの出力
が開始される構成としてある。各アドレスデコーダ付レ
ジスタ112a〜112nでは、それぞれのセットされ
たアドレスデータが供給されるとき、セットされた送信
データai を出力する。そして本例においては、64個
のアドレスデコーダ付レジスタ112a〜112nの出
力を、逆フーリエ変換回路(IFFT回路)115に供
給する。
【0042】この逆フーリエ変換回路115は、逆フー
リエ変換による演算処理で、時間軸上を周波数軸に変換
して変調する直交変換処理を行う回路である。ここで
は、Nポイント(ここでは64ポイント)の変換処理を
行う逆フーリエ変換回路が使用され、変換されたデータ
をNビット(64ビット)のパラレルデータとして出力
する。そして、この逆フーリエ変換回路115が出力す
るパラレルデータを、パラレル/シリアル変換器116
に供給してシリアルデータとし、このシリアルデータを
OFDM変調されたデータyn として出力端子117に
供給する。出力端子117に得られるOFDM変調され
たデータyn は、高周波系の回路(図示せず)に供給し
て、送信処理を行う。
【0043】その他の部分は、上述した第1の実施の形
態で説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路1
15での変換処理についても、第1の実施の形態で説明
したフーリエ変換回路105での処理と全く同じであ
る。
【0044】この第2の実施の形態の構成の場合には、
出力順序データ生成手段としてシフトレジスタを使用し
たので、シフトレジスタに記憶させるデータの順序で、
インターリーブ処理を行うことができ、複雑なインター
リーブパターンである場合でも、そのシフトレジスタに
セットするデータを対応したデータとするだけで容易に
対処できる。
【0045】次に、本発明の第3の実施の形態を、図6
及び図7を参照して説明する。本例においても、上述し
た第1,第2の実施の形態と同様に、OFDM変調信号
を無線送信する送信装置内の変調部に適用したもので、
送信するOFDM変調信号にはインターリーブ処理を施
す。図6は、本例の変調部の構成を示す図で、入力端子
121には、ベースバンド信号などの送信データai
供給され、この入力端子121に得られる送信データa
i を、インターリーブすると共にOFDM変調するもの
である。さらに本例においては、このインターリーブ処
理時に、畳み込み符号化されたデータのパンクチャー処
理も同時に行うようにしたものである。
【0046】以下その構成を説明すると、入力端子12
1に得られる送信データai を畳み込み符号化器122
で畳み込み符号化された2系列のデータとし、その2系
列のデータの内の一方の系列のデータを、遅延回路12
3で1クロック期間遅延させ、その遅延されたデータ
と、遅延されてない系列のデータとを、N個(ここでは
64個)のレジスタ124a,124b‥‥124nに
供給する。畳み込み符号化器122では、例えば符号化
率r=1/2の符号化処理を行う。N個のレジスタ12
4a〜124nは、アドレスデコーダ付レジスタとして
構成されるものであり、それぞれは基本的には図2に示
したアドレスデコーダ付レジスタの構成と同一であり、
それぞれのアドレスデコーダにセットされているアドレ
スが異なる。但し、図2に示したレジスタは、1ビット
データがセットされる構成としてあるが、本例のレジス
タ124a〜124nは2ビットデータがセットされる
構成としてある。
【0047】各アドレスデコーダ付レジスタ124a〜
124nに供給されるアドレスデータは、カウンタ12
5から供給される。このカウンタ125は、インターリ
ーブする順序を指定するデータを生成する手段として設
けられたもので、インターリーブパターンに対応したア
ドレスデータをカウントして、各レジスタ124a〜1
24nに供給する。カウンタ125でのカウントは、変
調処理の制御手段(図示せず)から端子127を介して
供給されるスタートパルスにより開始される。また、本
例においては、カウンタ125でのカウント処理を一時
的に停止させるホールドコントローラ126が設けてあ
り、端子127を介して供給されるスタートパルスによ
りホールドタイミングが設定される。このホールド動作
は、周期的な動作である。例えば、入力データの2クロ
ック期間、カウンタを連続してカウント動作させた後、
1クロック期間カウント値をホールドさせる処理が行わ
れる。このようなホールドコントローラは、例えば3進
カウンタにより構成できる。
【0048】このように制御される64個のアドレスデ
コーダ付レジスタ124a〜124nの出力を、逆フー
リエ変換回路(IFFT回路)128に供給する。この
逆フーリエ変換回路128は、逆フーリエ変換による演
算処理で、時間軸上を周波数軸に変換して変調する直交
変換処理を行う回路である。ここでは、Nポイント(こ
こでは64ポイント)の変換処理を行う逆フーリエ変換
回路が使用され、変換されたデータをNビット(64ビ
ット)のパラレルデータとして出力する。そして、この
逆フーリエ変換回路128が出力するパラレルデータ
を、パラレル/シリアル変換器129に供給してシリア
ルデータとし、このシリアルデータをOFDM変調され
たデータyn として出力端子130に供給する。出力端
子130に得られるOFDM変調されたデータyn は、
高周波系の回路(図示せず)に供給して、送信処理を行
う。
【0049】ここで、本例のアドレスデコーダ付レジス
タ124a〜124nへのデータの入力状態と、カウン
タ125及びホールドコントローラ126の動作との対
応関係の一例を、図7を参照して説明する。まず、畳み
込み符号化器122では符号化率r=1/2の符号化が
行われているものとし、各レジスタ124a〜124n
への2ビットずつの入力データが、図7のAに示す状態
であるとする。このとき、ホールドコントローラ126
の制御によるカウンタ125のカウント状態は、図7の
Bに示す状態となり、2クロック期間の連続したカウン
ト動作と、1クロック期間のカウント値のホールド処理
とが周期的に繰り返される。このため、カウンタ125
が出力するアドレスデータは、図7のCに示す状態とな
り、同じカウント値の出力が3周期に1回ある状態とな
る。
【0050】ここで本例においては、レジスタ124a
〜124nに入力される2系列のデータの内の一方の系
列のデータは、1クロック期間遅延されているので、パ
ンクチャー処理のために間引かれるべきシンボルが、同
時にレジスタ124a〜124nに供給されるようにな
り、この間引かれるタイミングの直後のカウンタ125
の動作を停止させる制御を行う。このように制御される
ことで、逆フーリエ変換回路128への入力としては、
図7のDに示す状態となり、所定のシンボルが間引かれ
たパンクチャー処理が行われた符号化率r=3/4のデ
ータが、逆フーリエ変換回路128に供給されることに
なる。
【0051】なお、間引かれるタイミングの直後のカウ
ンタ125の動作を停止させるようにしたのは、例え
ば、図7のAに示す入力データg11,g22を間引くこと
を考えた場合、このデータg11,g22が得られた際のカ
ウンタのアドレス値5と、次のタイミングのデータ
12,g23が得られた際のカウンタのアドレス値5が同
一のアドレスとなり、データg11,g22が書込まれたレ
ジスタに、次のタイミングでデータg12,g23が上書き
され、データg11,g22は消える。この結果、逆フーリ
エ変換回路128で使用されるx5 の値は(g12
23)となり、データ(g11,g22)は間引きされたこ
とになる。
【0052】その他の部分は、上述した第1の実施の形
態で説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路1
28での基本的な変換処理についても、第1の実施の形
態で説明したフーリエ変換回路105での処理と同じで
ある。
【0053】この第3の実施の形態の構成の場合には、
フーリエ変換回路128に入力されるデータが、インタ
ーリーブされると共に、畳み込み符号化されてパンクチ
ャー処理が施されるが、本例の場合にはそのパンクチャ
ー処理が簡単に行える。即ち、カウンタの動作をホール
ドコントローラ126により周期的に制御するだけで良
く、従来例として図31〜図33で説明したようなクロ
ックレートの変換処理が必要なく、簡単なタイミングコ
ントロールでパンクチャー処理が実行できる。そして、
そのパンクチャー処理が、インターリーブ処理と同時に
行われるので、パンクチャー処理とインターリーブ処理
の双方を行う場合に、回路規模を従来よりも削減するこ
とができると共に、処理回路の低消費電力化を図ること
ができる。また、処理に使用するクロックレートとして
は、入力データのクロックレートだけで処理できるの
で、異なるレートのクロックを用意する必要がなく、そ
れだけクロック発生回路の構成が簡単であると共に、そ
の異なるレートのクロックに起因するスプリアス妨害な
どが発生しない。
【0054】なお、この第3の実施の形態の場合には、
カウンタを使用して、インターリーブパターンに対応し
たアドレスデータを生成させるようにしたが、第2の実
施の形態で説明したように、シフトレジスタを使用して
アドレスデータを生成させても良い。この場合、シフト
レジスタにセットさせるアドレスデータとして、例えば
図7のCに示すように、3周期に1回同じアドレスが連
続するように構成すれば、ホールドコントローラが必要
なくなり、それだけ構成を簡単にすることができる。
【0055】次に、本発明の第4の実施の形態を、図8
を参照して説明する。本例においても、上述した第1の
実施の形態と同様に、OFDM変調信号を無線送信する
送信装置内の変調部に適用したもので、送信するOFD
M変調信号にはインターリーブ処理を施す。図8は、本
例の変調部のレジスタ部の構成を示す図で、入力端子1
31a,131b‥‥131n(nは任意の数)には、
Qビットのワード構成のデータが、1ビットずつ供給さ
れる。ここでは、1ワード8ビットのデータが供給され
るものとする。
【0056】この1ワード8ビットのデータを、それぞ
れのセレクタ132a,132b‥‥132nに供給
し、アドレスデコーダ133で検出されたアドレスに基
づいて一括して選択処理を行う。アドレスデコーダ13
3は、図示しないカウンタ又はシフトレジスタから端子
134に供給されるアドレス値のデコードを行う。
【0057】各セレクタ132a〜132nで選択され
たデータは、Dフリップフロップ135a,135b‥
‥135nに供給して、端子136から供給されるクロ
ックに同期してセットさせ、それぞれのDフリップフロ
ップ135a,135b‥‥135nにセットされたデ
ータを、端子137a,137b‥‥137nから逆フ
ーリエ変換回路(図示せず)に、1ワード8ビットのデ
ータとして供給する。
【0058】その他の部分は、上述した第1の実施の形
態で説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路で
の変換処理についても、第1の実施の形態で説明したフ
ーリエ変換回路での処理と同じである。但し、本例の場
合には、複数ビットで構成されるワード単位のデータを
変換処理する。
【0059】この第4の実施の形態の構成としたこと
で、複数ビットで構成されるワード単位のデータを、一
括して入力処理でき、ワード単位のデータを効率良くイ
ンターリーブすることができる。
【0060】次に、本発明の第5の実施の形態を、図9
及び図10を参照して説明する。本例においても、上述
した第1の実施の形態と同様に、OFDM変調信号を無
線送信する送信装置内の変調部に適用したもので、送信
するOFDM変調信号にはインターリーブ処理を施す。
図9は、本例の変調部の構成を示す図で、入力端子14
1には、ベースバンド信号などの送信データai が供給
され、この入力端子141に得られる送信データa
i を、インターリーブすると共にOFDM変調するもの
である。
【0061】ここでは、入力端子141に得られる送信
データai を、2個のシフトレジスタ142,143に
供給し、記憶させる。各シフトレジスタ142,143
にセットされたデータは、インターリーブパターンに対
応した所定の順序で読出して、逆フーリエ変換回路14
4に同時に供給する。即ち、本例の逆フーリエ変換回路
144は、2つの入力端子144a,144bを備え
る。逆フーリエ変換回路144は、逆フーリエ変換によ
る演算処理で、時間軸上を周波数軸に変換して変調する
直交変換処理を行う回路である。ここでは、Nポイント
(ここでは64ポイント)の変換処理を行う逆フーリエ
変換回路が使用され、変換されたデータをNビット(6
4ビット)のパラレルデータとして出力する。
【0062】この場合、例えば入力端子144aからは
0〜31の32ポイントのデータを入力させ、入力端子
144bからは32〜63の32ポイントのデータを入
力させる。従って、それぞれの各シフトレジスタ14
2,143についても、32ポイントずつのデータがセ
ットできるレジスタとしてある。
【0063】そして、逆フーリエ変換回路144が出力
するパラレルデータを、パラレル/シリアル変換器14
5に供給してシリアルデータとし、このシリアルデータ
をOFDM変調されたデータyn として出力端子146
に供給する。出力端子146に得られるOFDM変調さ
れたデータyn は、高周波系の回路(図示せず)に供給
して、送信処理を行う。
【0064】図10は、本例の回路での変調処理状態を
示すタイミング図で、以下その処理状態を説明すると、
最初に入力端子141に得られる64ポイントのデータ
を2個のシフトレジスタ142,143に入力させる入
力期間Tmがある。そして、その入力期間Tmに2個の
シフトレジスタ142,143にセットされたデータ
を、シフトレジスタ142,143に設定された順序
で、同時に逆フーリエ変換回路144に入力させるイン
ターリーブ処理期間Tnがある。このインターリーブ処
理期間Tnは、入力期間Tmの半分の期間で良く、例え
ば64ポイントのデータである場合には、32クロック
期間で良い。次に逆フーリエ変換回路144で逆高速フ
ーリエ変換処理を行う逆フーリエ変換処理期間Toがあ
り、次にその逆フーリエ変換されたデータが出力されて
パラレル/シリアル変換される出力期間Tpがある。
【0065】以上説明したように処理される本実施の形
態の構成としたことで、インターリーブ処理に要する時
間を、従来の半分に短縮することができ、それだけイン
ターリーブされたOFDM変調信号を生成させる処理に
要する時間を短縮できる。即ち、図10に示す時間T4
は、インターリーブ処理に要する時間が短いので、従来
例として図24に示した変調処理回路での処理時間より
も短い時間で処理できる。具体的には、逆フーリエ変換
回路で64ポイントの変調処理を行うものとすると、入
力データの32クロック期間に相当する時間、処理時間
を短縮できる。
【0066】次に、本発明の第6の実施の形態を、図1
1を参照して説明する。本例においても、上述した第1
の実施の形態と同様に、OFDM変調信号を無線送信す
る送信装置内の変調部に適用したもので、送信するOF
DM変調信号にはインターリーブ処理を施す。図11
は、本例の変調部の構成を示す図で、入力端子151に
は、ベースバンド信号などの送信データai が供給さ
れ、この入力端子151に得られる送信データai を、
インターリーブすると共にOFDM変調するものであ
る。
【0067】ここでは、入力端子151に得られる送信
データai を、2個のシフトレジスタ152,153に
供給し、記憶させる。各シフトレジスタ152,153
にセットされたデータは、インターリーブパターンに対
応した所定の順序で読出す。そして、それぞれのシフト
レジスタ152,153から出力されたデータを、差動
符号化回路154,155に供給して差動符号化し、そ
れぞれの回路で差動符号化されたデータを、逆フーリエ
変換回路156の2つの入力端子156a,156bに
同時に供給する。逆フーリエ変換回路156は、逆フー
リエ変換による演算処理で、時間軸上を周波数軸に変換
して変調する直交変換処理を行う回路である。ここで
は、Nポイント(ここでは64ポイント)の変換処理を
行う逆フーリエ変換回路が使用され、変換されたデータ
をNビット(64ビット)のパラレルデータとして出力
する。
【0068】この場合、例えば入力端子156aからは
0〜31の32ポイントのデータを入力させ、入力端子
156bからは32〜63の32ポイントのデータを入
力させる。従って、それぞれの各シフトレジスタ15
2,153についても、32ポイントずつのデータがセ
ットできるレジスタとしてある。
【0069】そして、逆フーリエ変換回路156が出力
するパラレルデータを、パラレル/シリアル変換器15
7に供給してシリアルデータとし、このシリアルデータ
をOFDM変調されたデータyn として出力端子158
に供給する。出力端子158に得られるOFDM変調さ
れたデータyn は、高周波系の回路(図示せず)に供給
して、送信処理を行う。
【0070】以上説明したように処理される本実施の形
態の構成としたことで、第5の実施の形態の場合と同様
に、インターリーブ処理に要する時間を、従来の半分に
短縮することができ、それだけインターリーブされたO
FDM変調信号を生成させる処理に要する時間を短縮で
きる。そして本実施の形態の場合には、逆フーリエ変換
回路の入力部で差動符号化処理を行うので、差動符号化
されたデータをOFDM変調することができ、差動符号
化されたデータに基づいた効率の良いOFDM変調がで
きる。
【0071】次に、本発明の第7の実施の形態を、図1
2を参照して説明する。本例においても、上述した第1
の実施の形態と同様に、OFDM変調信号を無線送信す
る送信装置内の変調部に適用したもので、送信するOF
DM変調信号にはインターリーブ処理を施す。図12
は、本例の変調部の構成を示す図で、入力端子161に
は、ベースバンド信号などの送信データai が供給さ
れ、この入力端子161に得られる送信データai を、
インターリーブすると共にOFDM変調するものであ
る。
【0072】ここでは、入力端子161に得られる送信
データai を、2個のシフトレジスタ162,163に
供給し、記憶させる。各シフトレジスタ162,163
にセットされたデータは、インターリーブパターンに対
応した所定の順序で読出す。ここで本例においては、そ
の読出し順序を、シフトレジスタ162とシフトレジス
タ163とで逆にする。例えば、シフトレジスタ162
は、セットされたデータを先頭から読出し、シフトレジ
スタ163は、セットされたデータを末尾から読出す。
【0073】そして、それぞれのシフトレジスタ16
2,163から出力されたデータを、差動符号化回路1
64,165に供給して差動符号化し、それぞれの回路
で差動符号化されたデータを、逆フーリエ変換回路16
6の2つの入力端子166a,166bに同時に供給す
る。逆フーリエ変換回路166は、逆フーリエ変換によ
る演算処理で、時間軸上を周波数軸に変換して変調する
直交変換処理を行う回路である。ここでは、Nポイント
(ここでは64ポイント)の変換処理を行う逆フーリエ
変換回路が使用され、変換されたデータをNビット(6
4ビット)のパラレルデータとして出力する。
【0074】この場合、例えば入力端子166aからは
0〜31の32ポイントのデータを入力させ、入力端子
166bからは32〜63の32ポイントのデータを入
力させる。従って、それぞれの各シフトレジスタ16
2,163についても、32ポイントずつのデータがセ
ットできるレジスタとしてある。
【0075】そして、逆フーリエ変換回路166が出力
するパラレルデータを、パラレル/シリアル変換器16
7に供給してシリアルデータとし、このシリアルデータ
をOFDM変調されたデータyn として出力端子168
に供給する。出力端子168に得られるOFDM変調さ
れたデータyn は、高周波系の回路(図示せず)に供給
して、送信処理を行う。
【0076】以上説明したように処理される本実施の形
態の構成としたことで、第5,第6の実施の形態の場合
と同様に、インターリーブ処理に要する時間を、従来の
半分に短縮することができ、それだけインターリーブさ
れたOFDM変調信号を生成させる処理に要する時間を
短縮できる。そして本実施の形態の場合には、第6の実
施の形態の場合と同様に、逆フーリエ変換回路の入力部
で差動符号化処理を行うので、差動符号化されたデータ
をOFDM変調することができ、差動符号化されたデー
タに基づいた効率の良いOFDM変調ができる。さら
に、本実施の形態の場合には、2つのシフトレジスタ1
62,163からのデータの読出し順序を逆に設定した
ので、より複雑なインターリーブパターンとすることが
できる。具体的には、例えば第6の実施の形態の構成で
生成されるOFDM変調信号が、図3のBに示す信号で
あるとしたとき、本実施の形態(第7の実施の形態)の
構成で生成されるOFDM変調信号は、この図3のBに
示す信号のポイント39〜63(−25〜−1)のデー
タ配列が、第6の実施の形態の場合と逆になる。
【0077】次に、本発明の第8の実施の形態を、図1
3〜図14を参照して説明する。
【0078】本例においては、無線伝送されたOFDM
変調信号を受信する受信装置内の復調部に適用したもの
で、受信するOFDM変調信号にはインターリーブ処理
が施してある。図13は、本例の復調部の構成を示す図
で、入力端子11には、受信して中間周波信号(又はベ
ースバンド信号)としたOFDM変調信号が供給され、
この入力端子11に得られるOFDM変調信号を、シリ
アル/パラレル変換器12に供給して、所定ビット(こ
こでは64ビット)のパラレルデータに変換する。
【0079】シリアル/パラレル変換器12が出力する
64ビットのパラレルデータは、フーリエ変換回路13
に供給し、高速フーリエ変換による演算処理で、周波数
軸を時間軸に変換して復調する直交変換処理を行い、M
ビットのデータをNポイント生成させ、フーリエ変換回
路13の出力部が備えるN個の出力レジスタ(図示せ
ず)に1ポイントずつMビットのデータをセットさせ
る。MビットのNポイントデータの一例を示すと、例え
ば入力されるパラレルデータが64ビットであるとき、
1ポイントは12ビットで生成され、その12ビットの
データが64ポイント生成される。即ち、フーリエ変換
回路13に供給される64ビットのデータを{Xk }と
したとき、k=0〜63となり、このデータ{Xk }が
64ポイントの12ビットデータ{Yn }(n=0〜6
3)に変換される。以下の説明では、1ポイント12ビ
ットのデータが64ポイント生成処理されるものとして
説明する。
【0080】フーリエ変換回路13が出力する64ポイ
ントの12ビットデータ{Yn }は、セレクタ14に同
時に供給する。このセレクタ14では、出力順序データ
生成手段としてのカウンタ15が出力するポイントを指
定するデータにより、出力させるポイントを順次選択す
る処理が行われ、その選択されたポイントの12ビット
データak を、出力端子16に供給する。
【0081】カウンタ15は、0から63までの64ポ
イントを所定の順序で指定するデータを、カウント処理
で生成させる回路で、ここでは受信したOFDM変調信
号に施されたインターリーブパターンに対応した順序
で、各ポイントを順に指定するデータを生成させる構成
としてある。
【0082】ここでは、0から63までの値のデータ
を、6ビットで生成させるカウンタが使用され、例えば
次の表1に示す順序で、0,5,10,15‥‥58,
63となるようにカウント処理が行われる。なお、フー
リエ変換回路13で1単位の変換処理が行われる毎に、
カウンタ15に出力パルスが出力され、その出力パルス
の供給でカウンタ15はカウント処理を開始する。ま
た、ここで説明した例では、25から38までの値はカ
ウントしない構成としてある。
【0083】
【表2】
【0084】このようにカウント処理を行った場合に
は、セレクタ14に供給される64ポイントの12ビッ
トデータ{Yn }が、カウンタ15のカウント出力によ
り順に50ポイント選択されて、次の表2に示される1
2ビットデータak (k=0〜49)として、順に出力
される。
【0085】
【表3】
【0086】図14は、本例の回路での復調処理状態を
示すタイミング図で、以下その処理状態を説明すると、
入力端子11に得られる受信データに同期したクロック
信号(図14のA)が、シリアル/パラレル変換器1
2,フーリエ変換回路13及びカウンタ15に供給され
て、このクロック信号に同期して各回路で処理が行われ
る。まず最初の入力期間では、クロック信号に同期して
入力データ(図14のB)が供給され、その1単位の入
力データの入力処理が行われた後、スタートパルス(図
14のC)が外部のコントローラ(図示せず)からフー
リエ変換回路13に供給されて、フーリエ変換回路13
での高速フーリエ変換処理(FFT処理)が開始され、
図14のDに示すように、入力データ{Xk }の変換処
理が所定期間行われる。
【0087】このフーリエ変換処理が行われると、その
変換処理された64ポイントのデータ{Yn }が図14
のEに示すように出力処理されて、セレクタ14に供給
されることになる。ここで、フーリエ変換回路13から
出力が開始されると、その出力に同期した出力パルス
(図14のF)が、フーリエ変換回路13からカウンタ
15に供給される。この出力パルスは、他の回路からカ
ウンタ15に供給される構成としても良い。
【0088】この出力パルスがカウンタ15に供給され
ると、上述した表1などのように、予め定められた順序
でクロック信号に同期したカウント処理を行い、カウン
タ出力(図14のG)がセレクタ14に供給されて、6
4ポイントのデータ{Yn }を構成するデータが、1ポ
イントずつ指定された順序で出力される。但し、この例
では、カウンタ15は25から38までの値はカウント
しない構成としてあるので、0〜63の64ポイントの
データの内の、25から38までの14ポイントのデー
タは選択されず、出力端子16には得られない。
【0089】このように変換処理を行った場合には、既
に説明した図3のAに示す周波数スペクトルのOFDM
変調信号を、直交変換して復調したことになる。即ち、
フーリエ変換回路13への入力データ{Xk }として
は、周波数軸上に一定の間隔で配されたn=0〜24の
データとn=39〜63のデータであり、この周波数軸
上に配されたデータが直交変換されたデータ{Yn }と
なって、フーリエ変換回路13から出力され、そのデー
タ{Yn }のポイントのセレクタ14での選択処理で、
デインターリーブされた配列のデータak として出力端
子16に得られる。フーリエ変換回路13での変換処理
は、次の〔数1〕式で示される。
【0090】
【数2】
【0091】この図3のAに示した周波数スペクトルで
は、データは2つの群に分かれているが、この周波数ス
ペクトルは、図3のBに示すように、k=0を中心とし
た1つの連続したスペクトルと等価である。この図3の
Bに示すように連続したスペクトルで表した場合には、
フーリエ変換回路13での変換式は、次の〔数2〕式の
ようになる。
【0092】
【数3】
【0093】以上説明したように処理される本実施の形
態の構成としたことで、インターリーブ処理されたOF
DM変調信号を受信して直交変換処理する際に、フーリ
エ変換回路13の変換出力をセレクタ14で選択するだ
けで、そのインターリーブされたデータを元の配列に戻
すデインターリーブ処理が行われる。従って、従来のよ
うにデインターリーブ処理を行うメモリや、デインター
リーブ用の配線変更処理を必要としない簡単な構成で、
OFDM変調信号のデインターリーブ処理ができ、イン
ターリーブ処理されたOFDM変調信号の復調構成を簡
単にすることができる。例えば、デインターリーブ用の
配線変更処理(図29参照)を行う場合に比べて、パラ
レル/シリアル変換器が必要なく、入力端子11から出
力端子16(図29での端子5aから端子5fに相当)
までの回路規模を大幅に小さくでき、この部分に相当す
る回路が組まれた基板の面積を、デインターリーブ用の
配線変更処理を行う場合に比べて、約1/3にすること
ができる。メモリを使用してデインターリーブ処理を行
う場合に比べても、同様に基板の面積を小さくすること
ができる。
【0094】また、復調処理に要する時間についても、
セレクタ14での選択処理は、フーリエ変換回路13で
出力されると同時に行われるので、その選択処理のため
に時間が余計にかかることはなく、メモリなどを使用し
てデインターリーブ処理を行う場合のように、デインタ
ーリーブ処理のために処理時間が長くなることはない。
【0095】次に、本発明の第9の実施の形態を、図1
5を参照して説明する。本例においても、上述した第8
の実施の形態と同様に、無線伝送されたOFDM変調信
号を受信する受信装置内の復調部に適用したもので、受
信するOFDM変調信号にはインターリーブ処理が施し
てある。図15は、本例の復調部の構成を示す図で、入
力端子21には、受信して中間周波信号(又はベースバ
ンド信号)としたOFDM変調信号が供給され、この入
力端子21に得られるOFDM変調信号を、シリアル/
パラレル変換器22に供給して、所定ビットのパラレル
データに変換する。
【0096】シリアル/パラレル変換器22が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路23に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路23の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0097】フーリエ変換回路23が出力するNポイン
トのデータは、セレクタ24に同時に供給する。このセ
レクタ24では、出力順序データ生成手段としてのシフ
トレジスタ25が出力するポイントを指定するデータに
より、出力させるポイントを順次選択する処理が行わ
れ、その選択されたポイントのデータを、出力端子26
に供給する。
【0098】シフトレジスタ25は、選択するポイント
を指定するデータが、その出力順に格納されたレジスタ
(ここでは例えば50ワード格納)であり、フーリエ変
換回路23などからの出力パルスの供給により、その格
納された複数ワードのデータを、1クロック毎に1ワー
ドずつ出力して、セレクタ24に供給する。この場合、
格納された複数のワードが出力される順序は、受信した
OFDM変調信号に施されたインターリーブパターンに
対応した順序で、各ポイントを順に指定するデータが出
力されるように、予め設定してある。
【0099】その他の部分は、上述した第8の実施の形
態で説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路2
3での変換処理についても、第8の実施の形態で説明し
たフーリエ変換回路13での処理と全く同じである。
【0100】この第9の実施の形態の構成の場合には、
出力順序データ生成手段としてシフトレジスタを使用し
たので、シフトレジスタに記憶させるデータの順序で、
デインターリーブ処理を行うことができ、複雑なインタ
ーリーブパターンである場合でも、そのシフトレジスタ
にセットするデータを対応したデータとするだけで容易
に対処できる。
【0101】次に、本発明の第10の実施の形態を、図
16を参照して説明する。本例においても、上述した第
8,第9の実施の形態と同様に、無線伝送されたOFD
M変調信号を受信する受信装置内の復調部に適用したも
ので、受信するOFDM変調信号にはインターリーブ処
理が施してある。図16は、本例の復調部の構成を示す
図で、入力端子31には、受信して中間周波信号(又は
ベースバンド信号)としたOFDM変調信号が供給さ
れ、この入力端子31に得られるOFDM変調信号を、
シリアル/パラレル変換器32に供給して、所定ビット
のパラレルデータに変換する。
【0102】シリアル/パラレル変換器32が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路33に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路33の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0103】フーリエ変換回路33が出力するNポイン
トのデータは、第1のセレクタ34と第2のセレクタ3
5に、それぞれ同時に供給する。第1のセレクタ34で
は、出力順序データ生成手段としての第1のカウンタ3
6が出力するポイントを指定するデータにより、出力さ
せるポイントを順次選択する処理が行われ、その選択さ
れたポイントのデータを、出力端子38に供給する。第
2のセレクタ35では、出力順序データ生成手段として
の第2のカウンタ37が出力するポイントを指定するデ
ータにより、出力させるポイントを順次選択する処理が
行われ、その選択されたポイントのデータを、出力端子
39に供給する。
【0104】第1,第2のカウンタ36,37は、Nポ
イントを所定の順序で指定するデータを、カウント処理
で生成させる回路で、ここでは受信したOFDM変調信
号に施されたインターリーブパターンに対応した順序
で、各ポイントを順に指定するデータを生成させる構成
としてあり、フーリエ変換回路33などからの出力パル
スの供給で、そのデータの生成処理を行う。但し本例の
場合には、第1のカウンタ36からカウントデータが出
力されるタイミングと、第2のカウンタ37からカウン
トデータが出力されるタイミングとは、異なるタイミン
グ(例えば所定の位相ずれたタイミング)としてある。
【0105】その他の部分は、上述した第8の実施の形
態で説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路3
3での変換処理についても、第8の実施の形態で説明し
たフーリエ変換回路13での処理と全く同じである。
【0106】この第10の実施の形態の構成の場合に
は、直交変換されたデータとして、タイミングの異なる
2系統のデータが得られるので、2系統の受信データが
復調処理や復号処理で必要な場合に好適である。なお、
この第3の実施の形態で説明した図5の構成では、出力
順序データ生成手段として、カウンタ36,37を使用
したが、第9の実施の形態で説明したように、シフトレ
ジスタを使用しても良い。
【0107】次に、本発明の第11の実施の形態を、図
17を参照して説明する。本例においても、上述した各
実施の形態と同様に、無線伝送されたOFDM変調信号
を受信する受信装置内の復調部に適用したもので、受信
するOFDM変調信号にはインターリーブ処理が施して
ある。図17は、本例の復調部の構成を示す図で、入力
端子41には、受信して中間周波信号(又はベースバン
ド信号)としたOFDM変調信号が供給され、この入力
端子41に得られるOFDM変調信号を、シリアル/パ
ラレル変換器42に供給して、所定ビットのパラレルデ
ータに変換する。
【0108】シリアル/パラレル変換器42が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路43に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路43の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0109】フーリエ変換回路43が出力するNポイン
トのデータは、第1のセレクタ44と第2のセレクタ4
5に、それぞれ同時に供給する。第1のセレクタ44で
は、出力順序データ生成手段としての第1のカウンタ4
6が出力するポイントを指定するデータにより、出力さ
せるポイントを順次選択する処理が行われ、その選択さ
れたポイントのデータを、差動復調回路48の一方の入
力部に供給する。第2のセレクタ45では、出力順序デ
ータ生成手段としての第2のカウンタ47が出力するポ
イントを指定するデータにより、出力させるポイントを
順次選択する処理が行われ、その選択されたポイントの
データを、差動復調回路48の他方の入力部に供給す
る。
【0110】第1,第2のカウンタ46,47は、Nポ
イントを所定の順序で指定するデータを、カウント処理
で生成させる回路で、ここでは受信したOFDM変調信
号に施されたインターリーブパターンに対応した順序
で、各ポイントを順に指定するデータを生成させる構成
としてあり、フーリエ変換回路43などからの出力パル
スの供給で、そのデータの生成処理を行う。但し本例の
場合には、第1のカウンタ46からカウントデータが出
力されるタイミングと、第2のカウンタ47からカウン
トデータが出力されるタイミングとは、異なるタイミン
グ(所定の位相ずれたタイミング)としてある。
【0111】差動復調回路48では、所定の位相シフト
して供給される2系統のデータを使用して差動復調処理
を行い、差動復調された復調データを得、その復調デー
タを出力端子49から後段の回路に供給する。
【0112】その他の部分は、上述した各実施の形態で
説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路43で
の変換処理についても、第8の実施の形態で説明したフ
ーリエ変換回路13での処理と全く同じである。
【0113】この第11の実施の形態の構成の場合に
は、直交変換されたデータとして、位相のずれた2系統
のデータを得て、その2系統の受信データに基づいて差
動復調回路48で差動復調処理を行うので、差動復調処
理により良好な復調データが得られると共に、差動復調
に必要な2系統の受信データが、簡単な構成でデインタ
ーリーブ処理されて得られ、インターリーブ処理が施さ
れたOFDM変調信号を受信して復調することが、簡単
な構成で実現できる。なお、この第11の実施の形態で
説明した図17の構成では、出力順序データ生成手段と
して、カウンタ46,47を使用したが、第9の実施の
形態で説明したように、シフトレジスタを使用しても良
い。
【0114】次に、本発明の第12の実施の形態を、図
18を参照して説明する。本例においても、上述した各
実施の形態と同様に、無線伝送されたOFDM変調信号
を受信する受信装置内の復調部に適用したもので、受信
するOFDM変調信号にはインターリーブ処理が施して
ある。図18は、本例の復調部の構成を示す図で、入力
端子51には、受信して中間周波信号(又はベースバン
ド信号)としたOFDM変調信号が供給され、この入力
端子51に得られるOFDM変調信号を、シリアル/パ
ラレル変換器52に供給して、所定ビットのパラレルデ
ータに変換する。
【0115】シリアル/パラレル変換器52が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路53に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路53の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0116】フーリエ変換回路53が出力するNポイン
トのデータは、第1のセレクタ54と第2のセレクタ5
5に、それぞれ同時に供給する。第1のセレクタ54で
は、出力順序データ生成手段としてのカウンタ56が出
力するポイントを指定するデータが直接供給されること
により、出力させるポイントを順次選択する処理が行わ
れ、その選択されたポイントのデータを、差動復調回路
58の一方の入力部に供給する。第2のセレクタ55で
は、カウンタ56が出力するポイントを指定するデータ
を、遅延回路57により所定位相遅延させたデータによ
り、出力させるポイントを順次選択する処理が行われ、
その選択されたポイントのデータを、差動復調回路58
の他方の入力部に供給する。
【0117】カウンタ56は、Nポイントを所定の順序
で指定するデータを、カウント処理で生成させる回路
で、ここでは受信したOFDM変調信号に施されたイン
ターリーブパターンに対応した順序で、各ポイントを順
に指定するデータを生成させる構成としてあり、フーリ
エ変換回路53などからの出力パルスの供給で、そのデ
ータの生成処理を行う。
【0118】差動復調回路58では、所定の位相シフト
して供給される2系統のデータを使用して差動復調処理
を行い、差動復調された復調データを得、その復調デー
タを出力端子59から後段の回路に供給する。
【0119】その他の部分は、上述した各実施の形態で
説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路53で
の変換処理についても、第8の実施の形態で説明したフ
ーリエ変換回路13での処理と全く同じである。
【0120】この第12の実施の形態の構成の場合に
は、直交変換されたデータとして、位相のずれた2系統
のデータを得て、その2系統の受信データに基づいて差
動復調回路58で差動復調処理を行うので、第4の実施
の形態の場合と同様に、差動復調処理により良好な復調
データが得られる。そして本実施の形態の構成の場合に
は、1個のカウンタ56のカウント出力を、直接第1の
セレクタ54に供給すると共に、遅延回路57で所定位
相遅延させて第2のセレクタ55に供給する構成として
あるので、1個のカウントなどの1個の出力順序データ
生成手段を設けるだけで、2個のセレクタ54,55で
の適切なタイミングでの選択処理が行え、それだけ構成
を簡単にすることができる。なお、この第12の実施の
形態で説明した図18の構成では、出力順序データ生成
手段として、カウンタ56を使用したが、第9の実施の
形態で説明したように、シフトレジスタを使用しても良
い。
【0121】次に、本発明の第13の実施の形態を、図
19を参照して説明する。本例においても、上述した各
実施の形態と同様に、無線伝送されたOFDM変調信号
を受信する受信装置内の復調部に適用したもので、受信
するOFDM変調信号にはインターリーブ処理が施して
ある。図19は、本例の復調部の構成を示す図で、入力
端子61には、受信して中間周波信号(又はベースバン
ド信号)としたOFDM変調信号が供給され、この入力
端子61に得られるOFDM変調信号を、シリアル/パ
ラレル変換器62に供給して、所定ビットのパラレルデ
ータに変換する。
【0122】シリアル/パラレル変換器62が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路63に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路63の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0123】フーリエ変換回路63が出力するNポイン
トのデータは、第1のセレクタ64と第2のセレクタ6
5に、それぞれ同時に供給する。第1のセレクタ64で
は、出力順序データ生成手段としての第1のカウンタ6
6が出力するポイントを指定するデータにより、出力さ
せるポイントを順次選択する処理が行われ、その選択さ
れたポイントのデータを、ビタビデコーダ68の一方の
入力部に供給する。第2のセレクタ65では、出力順序
データ生成手段としての第2のカウンタ67が出力する
ポイントを指定するデータにより、出力させるポイント
を順次選択する処理が行われ、その選択されたポイント
のデータを、ビタビデコーダ68の他方の入力部に供給
する。
【0124】第1,第2のカウンタ66,67は、Nポ
イントを所定の順序で指定するデータを、カウント処理
で生成させる回路で、ここでは受信したOFDM変調信
号に施されたインターリーブパターンに対応した順序
で、各ポイントを順に指定するデータを生成させる構成
としてあり、フーリエ変換回路63などからの出力パル
スの供給で、そのデータの生成処理を行う。但し本例の
場合には、第1のカウンタ66からカウントデータが出
力されるタイミングと、第2のカウンタ67からカウン
トデータが出力されるタイミングとは、異なるタイミン
グ(所定の位相ずれたタイミング)としてある。
【0125】ビタビデコーダ68では、所定の位相シフ
トして供給される2系統のデータを使用してビタビ復号
処理を行い、ビタビ復号された復号データを得、その復
号データを出力端子69から後段の回路に供給する。
【0126】その他の部分は、上述した各実施の形態で
説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路63で
の変換処理についても、第8の実施の形態で説明したフ
ーリエ変換回路13での処理と全く同じである。
【0127】この第13の実施の形態の構成の場合に
は、直交変換されたデータとして、位相のずれた2系統
のデータを得て、その2系統の受信データに基づいてビ
タビデコーダ68でビタビ復号を行うので、ビタビ復号
処理により良好な復号データが得られると共に、ビタビ
復号に必要な2系統の受信データが、簡単な構成でデイ
ンターリーブ処理されて得られ、インターリーブ処理が
施されたOFDM変調信号を受信して復号することが、
簡単な構成で実現できる。なお、この第6の実施の形態
で説明した図19の構成では、出力順序データ生成手段
として、カウンタ66,67を使用したが、第9の実施
の形態で説明したように、シフトレジスタを使用しても
良い。
【0128】次に、本発明の第14の実施の形態を、図
20を参照して説明する。本例においても、上述した各
実施の形態と同様に、無線伝送されたOFDM変調信号
を受信する受信装置内の復調部に適用したもので、受信
するOFDM変調信号にはインターリーブ処理が施して
ある。図20は、本例の復調部の構成を示す図で、入力
端子71には、受信して中間周波信号(又はベースバン
ド信号)としたOFDM変調信号が供給され、この入力
端子71に得られるOFDM変調信号を、シリアル/パ
ラレル変換器72に供給して、所定ビットのパラレルデ
ータに変換する。
【0129】シリアル/パラレル変換器72が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路73に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路73の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0130】フーリエ変換回路73が出力するNポイン
トのデータは、第1,第2,第3及び第4のセレクタ7
4a,74b,74c及び74dに、それぞれ同時に供
給する。第1のセレクタ74aでは、出力順序データ生
成手段としての第1のカウンタ75aが出力するポイン
トを指定するデータが直接供給されることにより、出力
させるポイントを順次選択する処理が行われ、その選択
されたポイントのデータを、第1の差動復調回路77a
の一方の入力部に供給する。第2のセレクタ74bで
は、第1のカウンタ75aが出力するポイントを指定す
るデータを、遅延回路76aにより所定位相遅延させた
データにより、出力させるポイントを順次選択する処理
が行われ、その選択されたポイントのデータを、第1の
差動復調回路77aの他方の入力部に供給する。
【0131】第3のセレクタ74cでは、出力順序デー
タ生成手段としての第2のカウンタ75bが出力するポ
イントを指定するデータが直接供給されることにより、
出力させるポイントを順次選択する処理が行われ、その
選択されたポイントのデータを、第2の差動復調回路7
7bの一方の入力部に供給する。第4のセレクタ74d
では、第2のカウンタ75bが出力するポイントを指定
するデータを、遅延回路76bにより所定位相遅延させ
たデータにより、出力させるポイントを順次選択する処
理が行われ、その選択されたポイントのデータを、第2
の差動復調回路77bの他方の入力部に供給する。
【0132】第1,第2のカウンタ75a,75bは、
Nポイントを所定の順序で指定するデータを、カウント
処理で生成させる回路で、ここでは受信したOFDM変
調信号に施されたインターリーブパターンに対応した順
序で、各ポイントを順に指定するデータを生成させる構
成としてあり、フーリエ変換回路73などからの出力パ
ルスの供給で、そのデータの生成処理を行う。この場
合、第1,第2のカウンタ75a,75bがカウントす
るタイミングについては、所定量ずれたタイミングとし
てある。
【0133】第1,第2の差動復調回路77a,77b
では、それぞれ所定の位相シフトして供給される2系統
のデータを使用して差動復調処理を行い、差動復調され
た復調データを得、その各復調回路77a,77bの復
調データを、ビタビデコーダ78の一方及び他方の入力
部に供給する。ビタビデコーダ78では、供給される2
系統の復調データを使用してビタビ復号処理を行い、ビ
タビ復号された復号データを得、その復号データを出力
端子79から後段の回路に供給する。
【0134】その他の部分は、上述した第8の実施の形
態以降の各実施の形態で説明した構成と同様に構成し、
フーリエ変換回路73での変換処理についても、第8の
実施の形態で説明したフーリエ変換回路13での処理と
全く同じである。
【0135】この第14の実施の形態の構成の場合に
は、直交変換されたデータとして、位相のずれた4系統
のデータを得て、その4系統の受信データに基づいて2
組の差動復調回路77a,77bで個別に差動復調処理
を行い、その2組の差動復調データにより、ビタビデコ
ーダ78でビタビ復号処理を行うので、差動復調された
データに基づいて良好にビタビ復号処理ができる。そし
て本実施の形態の構成の場合には、各カウンタ75a,
75bのカウント出力を、直接第1,第3のセレクタ7
4a,74cに供給すると共に、遅延回路76a,76
bで所定位相遅延させて第2,第4のセレクタ74b,
74dに供給する構成としてあるので、2個のカウント
などの2個の出力順序データ生成手段を設けるだけで、
4個のセレクタ74a〜74dでの適切なタイミングで
の選択処理が行え、それだけ構成を簡単にすることがで
きる。なお、この第14の実施の形態で説明した図20
の構成では、出力順序データ生成手段として、カウンタ
を使用したが、第9の実施の形態で説明したように、シ
フトレジスタを使用しても良い。
【0136】次に、本発明の第15の実施の形態を、図
21を参照して説明する。本例においても、上述した各
実施の形態と同様に、無線伝送されたOFDM変調信号
を受信する受信装置内の復調部に適用したもので、受信
するOFDM変調信号にはインターリーブ処理が施して
ある。図21は、本例の復調部の構成を示す図で、入力
端子81には、受信して中間周波信号(又はベースバン
ド信号)としたOFDM変調信号が供給され、この入力
端子81に得られるOFDM変調信号を、シリアル/パ
ラレル変換器82に供給して、所定ビットのパラレルデ
ータに変換する。
【0137】シリアル/パラレル変換器82が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路83に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路83の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0138】フーリエ変換回路83が出力するNポイン
トのデータは、第1,第2,第3及び第4のセレクタ8
4a,84b,84c及び84dに、それぞれ同時に供
給する。第1のセレクタ84aでは、出力順序データ生
成手段としての第1のカウンタ85aが出力するポイン
トを指定するデータが供給されることにより、出力させ
るポイントを順次選択する処理が行われ、その選択され
たポイントのデータを、第1の差動復調回路86aの一
方の入力部に供給する。第2のセレクタ84bでは、第
2のカウンタ85bが出力するポイントを指定するデー
タが供給されることにより、出力させるポイントを順次
選択する処理が行われ、その選択されたポイントのデー
タを、第1の差動復調回路86aの他方の入力部に供給
する。
【0139】第3のセレクタ84cでは、出力順序デー
タ生成手段としての第3のカウンタ85cが出力するポ
イントを指定するデータが供給されることにより、出力
させるポイントを順次選択する処理が行われ、その選択
されたポイントのデータを、第2の差動復調回路86b
の一方の入力部に供給する。第4のセレクタ84dで
は、第4のカウンタ85dが出力するポイントを指定す
るデータが供給されることにより、出力させるポイント
を順次選択する処理が行われ、その選択されたポイント
のデータを、第2の差動復調回路86bの他方の入力部
に供給する。
【0140】各カウンタ85a〜85dは、Nポイント
を所定の順序で指定するデータを、カウント処理で生成
させる回路で、ここでは受信したOFDM変調信号に施
されたインターリーブパターンに対応した順序で、各ポ
イントを順に指定するデータを生成させる構成としてあ
り、フーリエ変換回路83などからの出力パルスの供給
で、そのデータの生成処理を行う。この場合、各カウン
タ85a〜85dがカウントするタイミングについて
は、1つ毎に所定量ずれたタイミングに設定してある。
【0141】第1,第2の差動復調回路86a,86b
では、それぞれ所定の位相シフトして供給される2系統
のデータを使用して差動復調処理を行い、差動復調され
た復調データを得、その各復調回路86a,86bの復
調データを、ビタビデコーダ87の一方及び他方の入力
部に供給する。ビタビデコーダ87では、供給される2
系統の復調データを使用してビタビ復号処理を行い、ビ
タビ復号された復号データを得、その復号データを出力
端子88から後段の回路に供給する。
【0142】その他の部分は、上述した第8の実施の形
態以降の各実施の形態で説明した構成と同様に構成し、
フーリエ変換回路83での変換処理についても、第8の
実施の形態で説明したフーリエ変換回路13での処理と
全く同じである。
【0143】この第15の実施の形態の構成の場合に
は、直交変換されたデータとして、位相のずれた4系統
のデータを得て、その4系統の受信データに基づいて2
組の差動復調回路86a,86bで個別に差動復調処理
を行い、その2組の差動復調データにより、ビタビデコ
ーダ87でビタビ復号処理を行うので、差動復調された
データに基づいて良好にビタビ復号処理ができる。そし
て本実施の形態の構成の場合には、4個のセレクタで選
択させるデータを、それぞれ個別の出力順序データ生成
手段で生成させる構成としたので、それぞれのセレクタ
で個別に適切なタイミングで選択処理を行うことがで
き、良好に処理できる。なお、この第15の実施の形態
で説明した図21の構成では、出力順序データ生成手段
として、カウンタを使用したが、第9の実施の形態で説
明したように、シフトレジスタを使用しても良い。
【0144】次に、本発明の第16の実施の形態を、図
22を参照して説明する。本例においても、上述した各
実施の形態と同様に、無線伝送されたOFDM変調信号
を受信する受信装置内の復調部に適用したもので、受信
するOFDM変調信号にはインターリーブ処理が施して
ある。図22は、本例の復調部の構成を示す図で、入力
端子91には、受信して中間周波信号(又はベースバン
ド信号)としたOFDM変調信号が供給され、この入力
端子91に得られるOFDM変調信号を、シリアル/パ
ラレル変換器92に供給して、所定ビットのパラレルデ
ータに変換する。
【0145】シリアル/パラレル変換器92が出力する
パラレルデータは、フーリエ変換回路93に供給し、高
速フーリエ変換による演算処理で、周波数軸を時間軸に
変換して復調する直交変換処理を行い、Mビットのデー
タをNポイント生成させ、フーリエ変換回路93の出力
部が備えるN個の出力レジスタ(図示せず)に1ポイン
トずつMビットのデータをセットさせる。
【0146】フーリエ変換回路93が出力するNポイン
トのデータは、第1,第2,第3及び第4のセレクタ9
4a,94b,94c及び94dに、それぞれ同時に供
給する。第1のセレクタ94aでは、出力順序データ生
成手段としてのカウンタ95が出力するポイントを指定
するデータに、加算器97で所定値(一定の値)を加算
する演算処理が施されたデータが供給され、そのデータ
により出力させるポイントを順次選択する処理が行わ
れ、その選択されたポイントのデータを、第1の差動復
調回路98aの一方の入力部に供給する。第2のセレク
タ94bでは、カウンタ95が出力するポイントを指定
するデータに、加算器97で所定値(一定の値)を加算
する演算処理が施されたデータを、更に遅延回路96b
で所定位相遅延させたデータが、出力するポイントを指
定するデータとして供給され、そのデータにより選択さ
れたポイントのデータを、第1の差動復調回路98aの
他方の入力部に供給する。
【0147】第3のセレクタ94cでは、カウンタ95
が出力するポイントを指定するデータが、出力するポイ
ントを指定するデータとして直接供給され、そのデータ
により選択されたポイントのデータを、第2の差動復調
回路98bの一方の入力部に供給する。第4のセレクタ
94dでは、カウンタ95が出力するポイントを指定す
るデータを、遅延回路96aで所定位相遅延させたデー
タが、出力するポイントを指定するデータとして供給さ
れ、そのデータにより選択されたポイントのデータを、
第2の差動復調回路98bの他方の入力部に供給する。
【0148】カウンタ95は、Nポイントを所定の順序
で指定するデータを、カウント処理で生成させる回路
で、ここでは受信したOFDM変調信号に施されたイン
ターリーブパターンに対応した順序で、各ポイントを順
に指定するデータを生成させる構成としてあり、フーリ
エ変換回路73などからの出力パルスの供給で、そのデ
ータの生成処理を行う。
【0149】第1,第2の差動復調回路98a,98b
では、それぞれ所定の位相シフトして供給される2系統
のデータを使用して差動復調処理を行い、差動復調され
た復調データを得、その各復調回路98a,98bの復
調データを、ビタビデコーダ99の一方及び他方の入力
部に供給する。ビタビデコーダ99では、供給される2
系統の復調データを使用してビタビ復号処理を行い、ビ
タビ復号された復号データを得、その復号データを出力
端子100から後段の回路に供給する。
【0150】その他の部分は、上述した各実施の形態で
説明した構成と同様に構成し、フーリエ変換回路93で
の変換処理についても、第8の実施の形態で説明したフ
ーリエ変換回路13での処理と全く同じである。
【0151】この第16の実施の形態の構成の場合に
は、直交変換されたデータとして、位相のずれた4系統
のデータを得て、その4系統の受信データに基づいて2
組の差動復調回路98a,98bで個別に差動復調処理
を行い、その2組の差動復調データにより、ビタビデコ
ーダ99でビタビ復号処理を行うので、差動復調された
データに基づいて良好にビタビ復号処理ができる。そし
て本実施の形態の構成の場合には、出力順序データ生成
手段としてのカウンタを1個だけ設けて、その1個のカ
ウンタの出力データの遅延と加算処理で、4個のセレク
タで適切なタイミングで選択させる処理を行う構成とし
たので、出力順序データ生成手段の構成を簡単にするこ
とができ、回路構成を簡単にすることができる。なお、
この第16の実施の形態で説明した図22の構成では、
出力順序データ生成手段として、カウンタを使用した
が、第9の実施の形態で説明したようにシフトレジスタ
を使用しても良い。
【0152】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、逆フ
ーリエ変換するためにデータを供給する順序でインター
リーブされ、インターリーブ処理のための処理が簡単に
なると共に、インターリーブ処理に時間がかからなくな
り、変調処理にかかる時間を短縮できる。
【0153】請求項2に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、出力順序データをカウント
処理で生成させることで、カウント処理により簡単に信
号順序データを生成させて、インターリーブ処理が行え
る。
【0154】請求項3に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、出力順序データとして予め
用意されたデータを順次出力させるようにしたことで、
出力順序データを予め用意しておく簡単な処理で、イン
ターリーブ処理が行える。
【0155】請求項4に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、畳み込み符号化により生成
された2系統のデータの内の一方の系統のデータを、こ
のデータの1クロック期間遅延させ、その遅延された系
統のデータと遅延されてない系統のデータとを、所定の
出力順序データで示される順序により順次出力し、その
出力されるデータを、所定の周波数間隔で周波数軸上に
分散配置されたデータに変換することで、畳み込み符号
化されたデータをインターリーブして、OFDM変調信
号とすることが、簡単な処理で効率良く行える。
【0156】請求項5に記載した発明によると、請求項
1に記載した発明において、所定の周波数間隔で周波数
軸上に分散配置されたデータに変換する処理として、Q
ビットのワードのデータを並列処理することで、複数ビ
ットで構成されるワード単位のデータの処理が効率良く
行える。
【0157】請求項6に記載した発明によると、所定の
データから第1のインターリーブされたデータと第2の
インターリーブされたデータを生成し、この第1及び第
2のインターリーブされたデータを同時に使用して、所
定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置されたデータに
変換することで、インターリーブされたデータを短時間
で逆フーリエ変換することが可能になり、変調処理時間
を短縮できる。
【0158】請求項7に記載した発明によると、請求項
6に記載した発明において、第1及び第2のインターリ
ーブされたデータを、それぞれ個別に差動符号化し、差
動符号化されたそれぞれのデータを同時に使用して、所
定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置されたデータに
変換することで、差動符号化についてもインターリーブ
時に効率良く行える。
【0159】請求項8に記載した発明によると、逆フー
リエ変換手段へのデータ入力時にインターリーブされる
ことになり、インターリーブ用のメモリなどの大規模な
回路が必要ないと共に、入力選択と同時にインターリー
ブされるので、インターリーブ処理を行うことにより、
変調処理に時間がかかることがない。
【0160】請求項9に記載した発明によると、請求項
8に記載した発明において、出力順序データをカウンタ
でのカウント処理で生成させることで、カウンタを使用
して簡単に信号順序データを生成させて、インターリー
ブ処理が行える。
【0161】請求項10に記載した発明によると、請求
項8に記載した発明において、出力順序データとしてシ
フトレジスタに予め用意されたデータを順次出力させる
ようにしたことで、シフトレジスタを使用した簡単な構
成で、インターリーブ処理が行える。
【0162】請求項11に記載した発明によると、請求
項8に記載した発明において、畳み込み符号化手段と、
この畳み込み符号化手段により符号化された2系統のデ
ータの内の一方の系統のデータを、このデータの1クロ
ック期間遅延させる遅延手段と、出力順序データ生成手
段が出力する出力順序データを一時的にホールドさせる
ホールド手段とを備えて、遅延手段により遅延された一
方の系統のデータと、畳み込み符号化手段が出力する他
方の系統のデータとを、レジスタに供給する構成とした
ことで、畳み込み符号化されたデータをインターリーブ
して、OFDM変調信号とすることが、簡単な構成で効
率良く行える。
【0163】請求項12に記載した発明によると、請求
項8に記載した発明において、逆フーリエ変換手段は、
Qビットのワードのデータを並列処理することで、複数
ビットで構成されるワード単位のデータの処理が簡単な
構成で効率良く行える。
【0164】請求項13に記載した発明によると、所定
のデータをインターリーブする第1及び第2のインター
リーブ手段と、第1及び第2のインターリーブ手段から
出力されるデータから逆フーリエ変換する逆フーリエ変
換手段を備えたことで、短時間で逆フーリエ変換手段に
インターリーブされたデータを入力させて処理できる構
成とすることができる。
【0165】請求項14に記載した発明によると、請求
項13に記載した発明において、第1,第2のインター
リーブ手段の出力を差動符号化する第1,第2の差動符
号化手段を備えて、第1及び第2の差動符号化手段の符
号化出力を逆フーリエ変換手段に供給することで、イン
ターリーブされたデータを効率良く差動符号化して逆フ
ーリエ変換できる。
【0166】請求項15に記載した発明によると、フー
リエ変換されたデータから出力させるデータを選択する
処理でデインターリーブ処理が行われ、デインターリー
ブ処理のための処理が簡単になると共に、デインターリ
ーブ処理に時間がかからなくなり、復調処理にかかる時
間を短縮できる。
【0167】請求項16に記載した発明によると、請求
項15に記載した発明において、出力順序データをカウ
ント処理で生成させることで、カウント処理により簡単
に信号順序データを生成させて、デインターリーブ処理
が行える。
【0168】請求項17に記載した発明によると、請求
項15に記載した発明において、出力順序データとして
予め用意されたデータを順次出力させるようにしたこと
で、出力順序データを予め用意しておく簡単な処理で、
デインターリーブ処理が行える。
【0169】請求項18に記載した発明によると、請求
項15に記載した発明において、変換されたNポイント
のデータを、2系統のデータと、この2系統のデータか
ら出力順序データにより個別にポイントを選択して出力
させることで、複数系統の復調データを同時に得ること
が簡単にできる。
【0170】請求項19に記載した発明によると、請求
項18に記載した発明において、選択されたそれぞれの
ポイントのデータにより差動復調を行うことで、良好な
差動復調処理が容易に行える。
【0171】請求項20に記載した発明によると、請求
項19に記載した発明において、個別にポイントを選択
して出力された2系統のデータの内の一方のデータを所
定期間遅延させることで、適切な選択処理ができる。
【0172】請求項21に記載した発明によると、請求
項18に記載した発明において、個別にポイントを選択
して出力された2系統のデータからビタビ復号を行うこ
とで、良好にビタビ復号が行える。
【0173】請求項22に記載した発明によると、請求
項15に記載した発明において、フーリエ変換されたN
ポイントのデータを使用した差動復調と、その差動復調
されたデータからのビタビ復号とが行え、差動復調とビ
タビ復号とが行われた良好な復調データが得られる。
【0174】請求項23に記載した発明によると、請求
項22に記載した発明において、2つの出力順序データ
を生成させることで、4系統のデータで個別にポイント
を選択することができ、2つの出力順序データだけを使
用して良好に処理できる。
【0175】請求項24に記載した発明によると、請求
項22に記載した発明において、4系統のデータを、そ
れぞれ個別に生成された出力順序データで選択するポイ
ントを指定することで、それぞれの系統のデータ毎に適
切な処理が可能になる。
【0176】請求項25に記載した発明によると、請求
項22に記載した発明において、1個の出力順序データ
を処理して、4系列のデータを選択するためのデータと
したことで、簡単な処理で2つの差動復調データに基づ
いたビタビ復号ができる。
【0177】請求項26に記載した発明によると、フー
リエ変換されたデータから出力させるデータを選択手段
で選択する際にデインターリーブ処理が行われ、フーリ
エ変換されたデータなどを記憶するメモリや、出力用の
パラレル/シリアル変換器などの大規模な回路が必要な
いと共に、出力選択と同時にデインターリーブ処理が行
われるので、デインターリーブ処理を行うことにより、
復調処理にかかる時間が長くなることがない。
【0178】請求項27に記載した発明によると、請求
項26に記載した発明において、出力順序データ生成手
段として、カウント処理により出力順序に対応したデー
タを順次生成させるカウンタを使用したことで、カウン
タを使用した簡単な構成で、適切なデインターリーブ処
理が行える。
【0179】請求項28に記載した発明によると、請求
項26に記載した発明において、出力順序データ生成手
段として、予め用意されたデータを順次出力させるシフ
トレジスタを使用した簡単な構成で、適切なデインター
リーブ処理が行える。
【0180】請求項29に記載した発明によると、請求
項26に記載した発明において、フーリエ変換手段が出
力するNポイントのデータを、第1及び第2の選択手段
に供給し、それぞれの選択手段で、出力順序データ生成
手段の出力に基づいて個別にポイントを選択して出力さ
せることで、複数系統の復調データを同時に得ることが
簡単にできる。
【0181】請求項30に記載した発明によると、請求
項29に記載した発明において、第1,第2の選択手段
で選択されたそれぞれのポイントのデータが供給され
て、差動復調を行う差動復調手段を備えたことで、差動
復調処理が簡単な構成で良好に行える。
【0182】請求項31に記載した発明によると、請求
項30に記載した発明において、出力順序データ生成手
段の出力を、直接第1の選択手段に供給すると共に、所
定期間遅延する遅延手段を介して第2の選択手段に供給
することで、1個の出力順序データ生成手段だけを使用
した簡単な構成で、2つの選択手段で適切な選択処理が
できる。
【0183】請求項32に記載した発明によると、請求
項29に記載した発明において、第1,第2の選択手段
で選択されたそれぞれのポイントのデータが供給され
て、ビタビ復号を行うビタビ復号手段を備えたことで、
簡単な構成で得られた複数系統の復調データから良好に
ビタビ復号が行える。
【0184】請求項33に記載した発明によると、請求
項26に記載した発明において、フーリエ変換手段が出
力するNポイントのデータを、4個の選択手段で個別に
選択して、その個別に選択されたポイントのデータから
2つの差動復調手段で個別に差動復調して、その2つの
差動復調されたデータからビタビ復号する構成としたこ
とで、差動復調された2つのデータに基づいたビタビ復
号が良好に行える。
【0185】請求項34に記載した発明によると、請求
項33に記載した発明において、出力順序データ生成手
段として、2個の出力順序データ生成手段を備えて、そ
の2個の出力順序データ生成手段で生成されたデータ
と、それぞれで生成されたデータを遅延させたデータと
で、4個の選択手段で個別にポイントのデータを選択す
ることで、簡単な構成で、4個の選択手段で個別にポイ
ントのデータを選択することができる。
【0186】請求項35に記載した発明によると、請求
項33に記載した発明において、4個の選択手段で個別
にポイントのデータを選択する処理が、それぞれ別の出
力順序データ生成手段の出力から行われ、個々の選択手
段毎に最適な選択状態を設定させることが簡単にでき
る。
【0187】請求項36に記載した発明によると、請求
項33に記載した発明において、1個の出力順序データ
生成手段の出力を、遅延手段による遅延処理と演算手段
による加算処理で、4つのデータとして、その4つのデ
ータを4個の選択手段に供給してポイントのデータを選
択させることで、1個の出力順序データ生成手段だけを
使用した簡単な構成で、2つの差動復調データに基づい
たビタビ復号ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による構成例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるレジスタの構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明により処理される周波数スペクトルの例
を示す周波数スペクトル図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による変調処理状態
を示すタイミング図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態による構成例を示す
ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態による構成例を示す
ブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態による処理状態を示
すタイミング図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態による構成例を示す
ブロック図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態による構成例を示す
ブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態による処理状態を
示すタイミング図である。
【図11】本発明の第6の実施の形態による構成例を示
すブロック図である。
【図12】本発明の第7の実施の形態による構成例を示
すブロック図である。
【図13】本発明の第8の実施の形態による構成例を示
すブロック図である。
【図14】本発明の第8の実施の形態による処理状態を
示すタイミング図である。
【図15】本発明の第9の実施の形態による構成例を示
すブロック図である。
【図16】本発明の第10の実施の形態による構成例を
示すブロック図である。
【図17】本発明の第11の実施の形態による構成例を
示すブロック図である。
【図18】本発明の第12の実施の形態による構成例を
示すブロック図である。
【図19】本発明の第13の実施の形態による構成例を
示すブロック図である。
【図20】本発明の第14の実施の形態による構成例を
示すブロック図である。
【図21】本発明の第15の実施の形態による構成例を
示すブロック図である。
【図22】本発明の第16の実施の形態による構成例を
示すブロック図である。
【図23】無線伝送システムの一例を示すブロック図で
ある。
【図24】インターリーブされたOFDM波の変調構成
例を示すブロック図である。
【図25】インターリーブされたOFDM波の従来の復
調構成の一例を示すブロック図である。
【図26】図25の例による復調処理状態を示すタイミ
ング図である。
【図27】OFDM波のバーストエラーの発生状態の例
を示す説明図である。
【図28】インターリーブの有無によるエラーの発生状
態を比較する説明図である。
【図29】インターリーブされたOFDM波の従来の復
調構成の他の例を示すブロック図である。
【図30】図29の例による復調処理状態を示すタイミ
ング図である。
【図31】従来のパンクチャー処理構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図32】畳み込み符号化器の一例を示すブロック図で
ある。
【図33】従来のパンクチャー処理状態の例を示すタイ
ミング図である。
【符号の説明】
11,21,31,41,51,61,71,81,9
1…受信信号入力端子、12,22,32,42,5
2,62,72,82,92…シリアル/パラレル変換
器、13,23,33,43,53,63,73,8
3,93…フーリエ変換回路(FFT回路)、14,2
4,34,35,44,45,54,55,64,6
5,74a,74b,74c,74d,84a,84
b,84c,84d,94a,94b,94c,94d
…セレクタ、15,36,37,46,47,56,6
6,67,75a,75b,85a,85b,85c,
85d,95…カウンタ、48,58,77a,77
b,86a,86b,98a,98b…差動復調回路、
68,78,87,99…ビタビデコーダ、101,1
11,121,131a,131b,131n,14
1,151,161…送信信号入力端子、102a,1
02b,102c,102n,112a,112b,1
12c,112n,124a,124b,124c,1
24n…アドレスデコーダ付レジスタ、103,125
…カウンタ、105,115,128,144,15
6,166…逆フーリエ変換回路(IFFT回路)、1
06,116,129,145,157,167…パラ
レル/シリアル変換器、113,142,143,15
2,153,162,163…シフトレジスタ、122
…畳み込み符号化器、126…ホールドコントローラ、
154,155,164,165…差動符号化器

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のデータをN系統(Nは任意の整
    数)のデータとして、このN系統のデータを保持させ、 その保持されたN系統のデータを所定の出力順序データ
    で示される順序により順次出力し、その出力されるN個
    のデータを、所定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置
    されたデータに変換する変調方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の変調方法において、 上記出力順序データは、カウント処理により生成させる
    変調方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の変調方法において、 上記出力順序データは、予め用意されたデータを順次出
    力させる変調方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の変調方法において、 畳み込み符号化により生成された2系統のデータの内の
    一方の系統のデータを、このデータの1クロック期間遅
    延させ、 その遅延された系統のデータと遅延されてない系統のデ
    ータとを、所定の出力順序データで示される順序により
    順次出力し、その出力されるデータを、所定の周波数間
    隔で周波数軸上に分散配置されたデータに変換する変調
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の変調方法において、 上記所定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置されたデ
    ータに変換する処理として、Qビット(Qは2以上の整
    数)のワードのデータを並列処理する変調方法。
  6. 【請求項6】 所定のデータから第1のインターリーブ
    されたデータと第2のインターリーブされたデータを生
    成し、 この第1及び第2のインターリーブされたデータを同時
    に使用して、所定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置
    されたデータに変換する変調方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の変調方法において、 上記第1及び第2のインターリーブされたデータを、そ
    れぞれ個別に差動符号化し、 差動符号化されたそれぞれのデータを同時に使用して、
    所定の周波数間隔で周波数軸上に分散配置されたデータ
    に変換する変調方法。
  8. 【請求項8】 所定のデータが同時に供給されるN個
    (Nは任意の整数)のレジスタと、 該N個のレジスタに供給されるデータの出力順序を指定
    するデータを生成させる出力順序データ生成手段と、 供給されるN個のデータを、上記出力順序データ生成手
    段により指定された順序で、所定の周波数間隔で周波数
    軸上に分散配置されたデータに変換する逆フーリエ変換
    手段とを備えた変調装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の変調装置において、 上記出力順序データ生成手段として、カウント処理によ
    り出力順序に対応したデータを順次生成させるカウンタ
    を使用した変調装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の変調装置において、 上記出力順序データ生成手段として、予め用意されたデ
    ータを順次出力させるシフトレジスタを使用した変調装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の変調装置において、 畳み込み符号化手段と、 該畳み込み符号化手段により符号化された2系統のデー
    タの内の一方の系統のデータを、このデータの1クロッ
    ク期間遅延させる遅延手段と、 上記出力順序データ生成手段が出力する出力順序データ
    を一時的にホールドさせるホールド手段とを備え、 該遅延手段により遅延された一方の系統のデータと、上
    記畳み込み符号化手段が出力する他方の系統のデータと
    を、上記レジスタに供給する構成とした変調装置。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の変調装置において、 上記逆フーリエ変換手段は、Qビット(Qは2以上の整
    数)のワードのデータを並列処理する変調装置。
  13. 【請求項13】 所定のデータをインターリーブする第
    1及び第2のインターリーブ手段と、 上記第1及び第2のインターリーブ手段から出力される
    データを、異なるポイントに入力させて、所定の周波数
    間隔で周波数軸上に分散配置されたデータに変換する逆
    フーリエ変換手段とを備えた変調装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の変調装置において、 上記第1のインターリーブ手段の出力を差動符号化する
    第1の差動符号化手段と、 上記第2のインターリーブ手段の出力を差動符号化する
    第2の差動符号化手段とを備え、 上記第1及び第2の差動符号化手段の符号化出力を、上
    記逆フーリエ変換手段に供給する変調装置。
  15. 【請求項15】 所定の周波数間隔で周波数軸上に分散
    配置されたデータを、所定単位毎にNポイント(Nは任
    意の整数)のデータに変換し、 この変換されたNポイントのデータから、所定の出力順
    序データにより指定されたポイントのデータを選択して
    出力する復調方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の復調方法において、 上記出力順序データは、カウント処理により順次生成さ
    せる復調方法。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の復調方法において、 上記出力順序データは、予め用意されたデータを順次出
    力させる復調方法。
  18. 【請求項18】 請求項15記載の復調方法において、 上記変換されたNポイントのデータを、2系統のデータ
    とし、この2系統のデータから、上記出力順序データに
    より個別にポイントを選択して出力させる復調方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の復調方法において、 上記個別にポイントを選択して出力された2系統のデー
    タから差動復調を行う復調方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の復調方法において、 上記個別にポイントを選択して出力された2系統のデー
    タの内の一方のデータを所定期間遅延する復調方法。
  21. 【請求項21】 請求項18記載の復調方法において、 上記個別にポイントを選択して出力された2系統のデー
    タからビタビ復号を行う復調方法。
  22. 【請求項22】 請求項15記載の復調方法において、 上記変換されたNポイントのデータを、4系統のデータ
    とし、この4系統のデータから、上記出力順序データに
    より個別にポイントを選択して出力させ、 選択された第1の系統のデータと第2の系統のデータと
    から差動復調し、 選択された第3の系統のデータと第4の系統のデータと
    から差動復調し、 上記それぞれの差動復調されたデータからビタビ復号を
    行う復調方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の復調方法において、 上記出力順序データとして、第1及び第2の2種類の出
    力順序データを用意し、 第1の出力順序データにより第1の系統のデータを選択
    し、 第1の出力順序データを所定期間遅延させたデータによ
    り第2の系統のデータを選択し、 第2の出力順序データにより第3の系統のデータを選択
    し、 第2の出力順序データを所定期間遅延させたデータによ
    り第4の系統のデータを選択する復調方法。
  24. 【請求項24】 請求項22記載の復調方法において、 上記4系統のデータを、それぞれの個別に生成された出
    力順序データで選択するポイントを指定する復調方法。
  25. 【請求項25】 請求項22記載の復調方法において、 所定の出力順序データから第3の系列のデータを選択
    し、 上記所定の出力順序データを所定期間遅延させたデータ
    から第4の系列のデータを選択し、 上記所定の出力順序データに所定の値を加算したデータ
    から第1の系列のデータを選択し、 上記所定の出力順序データに所定の値を加算したデータ
    を所定期間遅延させたデータから第2の系列のデータを
    選択する復調方法。
  26. 【請求項26】 所定の周波数間隔で周波数軸上に分散
    配置されたデータを、所定単位毎にNポイント(Nは任
    意の整数)のデータに変換するフーリエ変換手段と、 該フーリエ変換手段が出力するNポイントのデータか
    ら、指定されたポイントのデータを選択して出力する選
    択手段と、 該選択手段で選択するポイントを指定するデータを生成
    させる出力順序データ生成手段とを備えた復調装置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の復調装置において、 上記出力順序データ生成手段として、カウント処理によ
    り出力順序に対応したデータを順次生成させるカウンタ
    を使用した復調装置。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の復調装置において、 上記出力順序データ生成手段として、予め用意されたデ
    ータを順次出力させるシフトレジスタを使用した復調装
    置。
  29. 【請求項29】 請求項26記載の復調装置において、 上記フーリエ変換手段が出力するNポイントのデータ
    を、第1及び第2の選択手段に供給し、それぞれの選択
    手段で、出力順序データ生成手段の出力に基づいて個別
    にポイントを選択して出力させる復調装置。
  30. 【請求項30】 請求項29記載の復調装置において、 上記第1の選択手段で選択されたポイントのデータと、
    上記第2の選択手段で選択されたポイントのデータとが
    供給され、その2系統のデータから差動復調を行う差動
    復調手段を備えた復調装置。
  31. 【請求項31】 請求項30記載の復調装置において、 上記出力順序データ生成手段の出力を、直接上記第1の
    選択手段に供給すると共に、所定期間遅延する遅延手段
    を介して上記第2の選択手段に供給する復調装置。
  32. 【請求項32】 請求項29記載の復調装置において、 上記第1の選択手段で選択されたポイントのデータと、
    上記第2の選択手段で選択されたポイントのデータとが
    供給され、その2系統のデータからビタビ復号を行うビ
    タビ復号手段を備えた復調装置。
  33. 【請求項33】 請求項26記載の復調装置において、 上記フーリエ変換手段が出力するNポイントのデータ
    を、第1,第2,第3及び第4の選択手段に供給し、そ
    れぞれの選択手段で、出力順序データ生成手段の出力に
    基づいて個別にポイントを選択し、 上記第1及び第2の選択手段で選択されたポイントのデ
    ータを、第1の差動復調手段に供給して差動復調し、 上記第3及び第4の選択手段で選択されたポイントのデ
    ータを、第2の差動復調手段に供給して差動復調し、 上記第1及び第2の差動復調手段で差動復調されたデー
    タを、ビタビ復号手段に供給してビタビ復号する復調装
    置。
  34. 【請求項34】 請求項33記載の復調装置において、 上記出力順序データ生成手段として、第1及び第2の出
    力順序データ生成手段を備え、 上記第1の出力順序データ生成手段の出力を、直接上記
    第1の選択手段に供給すると共に、所定期間遅延する遅
    延手段を介して上記第2の選択手段に供給し、 上記第2の出力順序データ生成手段の出力を、直接上記
    第3の選択手段に供給すると共に、所定期間遅延する遅
    延手段を介して上記第4の選択手段に供給する復調装
    置。
  35. 【請求項35】 請求項33記載の復調装置において、 上記第1,第2,第3及び第4の選択手段で選択するポ
    イントを指定するデータを、それぞれの選択手段毎に個
    別の出力順序データ生成手段から供給する復調装置。
  36. 【請求項36】 請求項33記載の復調装置において、 上記出力順序データ生成手段の出力を、直接上記第3の
    選択手段に供給し、所定期間遅延する第1の遅延手段を
    介して上記第4の選択手段に供給し、 上記出力順序データ生成手段の出力に所定の値を加算す
    る演算手段の出力を、直接上記第1の選択手段に供給
    し、所定期間遅延する第2の遅延手段を介して上記第2
    の選択手段に供給する復調装置。
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