JPH11296958A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH11296958A
JPH11296958A JP11144398A JP11144398A JPH11296958A JP H11296958 A JPH11296958 A JP H11296958A JP 11144398 A JP11144398 A JP 11144398A JP 11144398 A JP11144398 A JP 11144398A JP H11296958 A JPH11296958 A JP H11296958A
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JP
Japan
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recording
stop position
audio data
unit
recording stop
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Withdrawn
Application number
JP11144398A
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English (en)
Inventor
Tomohiko Ishikawa
智彦 石川
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Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、記録停止時に記録停止位置を所望
の位置に調整する記録装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 記録停止位置調整指示部からオーディオ
信号の記録停止位置の調整が指示されたとき予め定めら
れた時間遡及した再生開始位置から記録停止位置までオ
ーディオ信号を再生し、記録停止位置確定指示部からオ
ーディオ信号の記録停止位置の確定が指示されたとき記
録停止位置を確定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声や音楽などの
オーディオ信号を記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録再生可能な情報記録媒体の一例とし
ては、ミニディスクが知られている。ミニディスクは、
音楽や音声等のオーディオデータが記録されたエリアと
フリーエリアとからなるオーディオデータ領域と、U−
TOC(User-Table of Contents)領域と呼ばれる管理
データ領域とが設けられている。
【0003】楽曲などの1のまとまりであるオーディオ
データはトラックとして管理される。また、ミニディス
ク上に連続して記録されたオーディオデータの1まとま
りであるブロックが2ヶ所にわたり離散して記録され、
これら2のブロックのオーディオデータを連続して再生
して1の楽曲が得られるならば1のトラックとして管理
される。
【0004】説明を簡略化するためブロックが複数ある
場合の説明を省略し、1のブロックにおいて連続する1
のオーディオデータが記録され、1のトラックとして管
理されている場合について説明する。
【0005】このようなトラックの記録停止時におい
て、操作者は記録を停止するSTOPボタンを用いて記
録を停止する。通常は、STOPボタンが押され、オー
ディオデータの記録を停止した位置が記録停止位置とな
る。トラックの最後部が記録されないという事態を回避
するために、操作者は、トラックの記録を終了してもよ
いと考えたときから多少時間が経過した後に記録停止を
指示する。
【0006】その後の調整により、操作者は、所望のオ
ーディオデータ並びに不要なオーディオデータ及び不要
な無音データ(以下、不要なオーディオデータ及び不要
な無音データとを一括して不要なオーディオデータとし
て説明する。)を分けるため、トラックをDIVIDE
機能により2のトラックに分割し、2のトラックの中か
ら不要なオーディオデータのトラックをERASE機能
により削除する。
【0007】または、トラックのオーディオデータの中
のある点Aとある点Bとを指定し、その区間を削除する
A−B ERASE機能により不要なオーディオデータ
を直接削除する。このような編集により所望のオーディ
オデータのみ記録されているトラックに調整する。
【0008】トラックを連続して記録する必要がなく、
トラックの編集時間に余裕がある場合には、上述のよう
な調整を問題なく行うことができる。しかし、編集時間
に余裕がなく、2のトラックを連続して記録した後に、
上述のような調整を行う場合には問題が生じる。
【0009】2のトラックの間に存在する不要なオーデ
ィオデータを削除したときトラックとトラックとの間に
フリーエリアが出現する。このフリーエリアは、記録可
能時間が短く、かつ、他のフリーエリアから離れて存在
する。
【0010】そして、2つのトラックの間に存在するフ
リーエリアに記録されたブロックと他のブロックとを併
せて新しい1のトラックとしたような場合、散逸するブ
ロックをアクセスする際に、メモリ容量やサーチスピー
ドによっては、音飛びが発生することがあるという欠点
があった。
【0011】また、所定時間より短いブロックの分割
は、小ブロックの発生を招くため禁止されている。この
ため、2つのトラックの間に存在するフリーエリアに記
録されたブロックを分割するような編集が必要になった
としても所望の編集ができないため、編集が制限される
という欠点があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、記録停止時
に記録停止位置を所望の位置に調整する記録装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の記録装置は、外部から入力される
オーディオ信号を情報記録媒体に記録する記録部と、情
報記録媒体に記録されたオーディオ信号を再生する再生
部と、情報記録媒体に記録されたオーディオ信号の記録
停止位置の調整を指示する記録停止位置調整指示部と、
情報記録媒体に記録されたオーディオ信号の記録停止位
置を確定する記録停止位置確定指示部と、前記記録停止
位置調整指示部からオーディオ信号の記録停止位置の調
整が指示されたとき予め定められた時間遡及した開始位
置から記録停止位置までオーディオ信号を再生するよう
に前記再生部を制御し、前記記録停止位置確定指示部か
らオーディオ信号の記録停止位置の確定が指示されたと
き記録停止位置を確定するように前記記録部を制御する
制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記録装置の一実
施例であるミニディスク記録再生装置のブロック図、図
2は、本実施例のミニディスク記録再生装置による記録
停止位置の調整を説明する説明図、図3は、本実施例の
ミニディスク記録再生装置の表示部による表示内容の説
明図を示す。以下、図1から図3までを用いて本実施例
のミニディスク記録再生装置について説明する。
【0015】本発明の記録装置の一実施例であるミニデ
ィスク記録再生装置の記録系について説明する。入力さ
れたアナログオーディオ信号をEFMデータに変換する
ため、本実施例のミニディスク記録再生装置は、ローパ
スフィルタ( 以下、LPFという。)1、アナログデ
ィジタル変換装置(以下、A/D変換装置という。)
2、ATRAC(Adaptive TRansform Acoustic Cod
ing)エンコーダ3、ショックプルーフメモリシステム
コントローラ4、RAM(Random Access Memory)5、
EFM(Eight to Fourteen Modulation)エンコーダ6
をそれぞれ具備している。
【0016】また、EFMデータをミニディスク7へ記
録するため、磁気ヘッド駆動回路8、磁気ヘッド9、光
ピックアップ10、モータ11、サーボ制御回路12を
具備している。また、制御部13は、EFMデータをミ
ニディスク7へ記録するための制御を行う。記録系はこ
のように構成される。
【0017】つぎに、本実施例のミニディスク記録再生
装置の再生系について説明する。ミニディスク7からE
FMデータを再生するため、ミニディスク記録再生装置
は、光ピックアップ10、モータ11、アドレスデコー
ダ14を具備している。
【0018】また、EFMデータからアナログオーディ
オ信号へ変換するためにEFMデコーダ15、ショック
プルーフメモリシステムコントローラ4、RAM5、A
TRACデコーダ16、ディジタルアナログ変換装置
(以下D/A変換装置という。)17、LPF18を具
備している。また、制御部13は、EFMデータからア
ナログオーディオ信号を再生する制御を行う。再生系は
このように構成される。このような記録系及び再生系に
ついては、以下記録再生部100として一括して説明す
る。
【0019】また、ミニディスク記録再生装置を操作す
るため、トラックの記録の停止指示を行う記録停止指示
部19、再生指示部、記録指示部、トラックフォワード
サーチ指示部、トラックリバースサーチ指示部、ポーズ
指示部、及び数値入力を行うテンキー部からなるボタン
を備えた操作指示部20、トラックの記録停止後にトラ
ックの記録停止位置の調整を指示する記録停止位置調整
指示部21、調整中のトラックの記録停止位置を確定す
る記録停止位置確定指示部22、各種情報を表示する表
示部23とが制御部13に接続されている。
【0020】記録系の制御について説明する。制御部1
3に接続された操作指示部20の記録指示部からミニデ
ィスク記録再生装置に入力されているアナログオーディ
オ信号の記録指示が入力されたとき、制御部13は、サ
ーボ制御回路12に制御信号を出力する。サーボ制御回
路12は、フォーカスサーボ制御回路、トラッキングサ
ーボ制御回路、モータサーボ制御回路、スライドサーボ
制御回路等から構成される。
【0021】フォーカスサーボ制御回路及びトラッキン
グサーボ制御回路は、レーザビームをミニディスク7の
記録案内溝に正しく追従させるため、光ピックアップ1
0のフォーカスアクチュエータとトラッキングアクチュ
エータを制御し、図示しないレンズを駆動する。
【0022】スライドサーボ制御回路は、図示しないス
ライドモータへ制御信号を出力し、光ピックアップ10
および磁気ヘッド9を移動させる。モータサーボ制御回
路は、モータ11へ制御信号を出力し、ミニディスク7
の回転を線速度一定に制御する。
【0023】ミニディスク7への記録時に、磁気ヘッド
9は、モータ11により回転駆動されるミニディスク7
に対し、EFMエンコーダ6から出力されるEFMデー
タに応じた変調磁界を出力する。
【0024】同時に、ミニディスク7を挟んで磁気ヘッ
ド9と対向する位置に設けられる光ピックアップ10
は、ミニディスク7の記録層を加熱するような高いパワ
ーのレーザを出力する。これによりミニディスク7にE
FMデータが記録される。
【0025】ミニディスク7から反射されて戻ってきた
戻り光を図示しないフォトダイオードが電気信号である
検出信号に変換し、フォトダイオードはこの検出信号を
図示しない再生アンプへ出力する。再生アンプは、検出
信号からフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信
号またはプリグルーブに記録されている同期信号を分離
し、サーボ制御回路12に出力する。サーボ制御回路1
2は、各種制御信号を出力する。記録系の制御はこのよ
うに行われる。
【0026】つぎに、記録系の信号処理について説明す
る。操作指示部20から記録指示が入力され記録を開始
する。入力されたアナログオーディオ信号は、LPF1
へ入力される。LPF1は、サンプリング周波数の1/
2以上の高周波数成分を遮断するようなカットオフ特性
を有し、A/D変換時にエリアシングノイズが発生する
のを防止するために設けられる。LPF1は、低域通過
したアナログオーディオ信号をA/D変換装置2へ出力
する。
【0027】A/D変換装置2は、低域通過したアナロ
グオーディオ信号を所定のサンプリング周波数(例えば
44.1kHz)で標本化し、所定のビット数で量子化
し、ディジタルオーディオデータを生成する。A/D変
換装置2は、ディジタルオーディオデータをATRAC
エンコーダ3へ出力する。
【0028】ATRACエンコーダ3は、このディジタ
ルオーディオデータにATRAC方式のデータ圧縮を行
い、ディジタル圧縮オーディオデータを生成する。AT
RACエンコーダ3は、ディジタル圧縮オーディオデー
タを、ショックプルーフメモリシステムコントローラ4
に出力する。
【0029】ショックプルーフメモリシステムコントロ
ーラ4は、RAM5にディジタル圧縮オーディオデータ
を出力し、制御部13の指示により、EFMエンコーダ
6へディジタル圧縮オーディオデータを出力する。
【0030】EFMエンコーダ6は、ディジタル圧縮オ
ーディオデータをエンコードしてEFMデータを生成
し、磁気ヘッド駆動回路8へEFMデータを供給する。
磁気ヘッド駆動回路8は、EFMデータに応じた変調磁
界をミニディスク7に印加するよう磁気ヘッド9を駆動
する。
【0031】また、制御部13は、ショックプルーフメ
モリシステムコントローラ4に対してディジタル圧縮オ
ーディオデータをRAM5に記憶にするよう制御すると
ともに、EFMエンコーダ6から出力されるEFMデー
タをミニディスク7の記録案内溝に記録する位置の制御
を行なうようサーボ制御回路12へ指示する。
【0032】記録停止指示部19から記録停止が指示さ
れれば、制御部13は、その時点までに入力されたEF
Mデータの記録処理を完了させた後、ミニディスク7の
管理データ領域へトラックネームや時間情報等の管理デ
ータを記録するように記録系を制御する。なお、記録停
止時における記録停止位置の調整処理については後述す
る。記録系の信号処理は、このように行われる。
【0033】次に再生系の制御について説明する。ミニ
ディスク7からのEFMデータの再生は、レーザ光源、
フォトダイオード等を備えた光ピックアップ10がレー
ザ光源から発せられたレーザビームをミニディスク7に
照射し、ミニディスク7から反射した戻り光を図示しな
いフォトダイオードが検出して電気信号である検出信号
を出力することにより行う。
【0034】再生は、ミニディスク7の記録案内溝を、
光ピックアップ10が照射するレーザ光が追従し、光ピ
ックアップ10が反射光を受光することにより行なう。
光ピックアップ10内の図示しないフォトダイオード
は、記録案内溝へ照射されたレーザ光により読み出され
た検出信号を図示しない再生アンプへ出力する。
【0035】再生アンプは、検出信号からフォーカスエ
ラー信号やトラッキングエラー信号を分離し、サーボ制
御回路12に出力する。また、再生アンプは、前記の分
離された検出信号をアドレスデコーダ14へ出力する。
アドレスデコーダ14は、検出信号からアドレスデータ
を復調した上でEFMデータを、EFMデコーダ15へ
出力する。
【0036】サーボ制御回路12のフォーカスサーボ制
御回路及びトラッキングサーボ制御回路は、レーザ光を
ミニディスク7の記録案内溝へ導くように、光ピックア
ップ10のフォーカスアクチュエータとトラッキングア
クチュエータを制御し、図示しないレンズを駆動する。
【0037】また、サーボ制御回路12のモータサーボ
制御回路は、ミニディスク7を所定の回転速度で回転駆
動するようにモータ11の回転を制御する。スライドサ
ーボ制御回路は、ミニディスク7のトラックの中から目
的とするトラックを再生するため図示しないスライドモ
ータを制御し、光ピックアップ10を移動させる。再生
系の制御はこのように行われる。
【0038】つぎに、再生系の信号処理について説明す
る。操作指示部20の再生指示部からミニディスク7の
あるトラックの再生指示が入力されたとき、制御部13
は、ミニディスク7の管理データ領域の管理データを読
み出し、管理データに基づいて所望のEFMデータが読
み出されるように光ピックアップ10の位置をサーボ制
御回路12により制御し、再生を行なう。
【0039】光ピックアップ10の図示しない再生アン
プからアドレスデコーダ12を経て出力されたEFMデ
ータは、EFMデコーダ15へ供給される。EFMデコ
ーダ15は、EFMデータをデコードしてディジタル圧
縮オーディオデータを生成し、このディジタル圧縮オー
ディオデータをショックプルーフメモリシステムコント
ローラ4を通じてRAM5へ供給する。
【0040】RAM5へのデータの書き込み及び読み出
しは、ショックプルーフメモリーシステムコントローラ
4により行われる。RAM5には、EFMデコーダ15
から出力されたディジタル圧縮オーディオデータが記憶
される。RAM5に書き込まれたディジタル圧縮オーデ
ィオデータは、ATRACデコーダ16が必要とするタ
イミングでATRACデコーダ16へ出力される。
【0041】ATRACデコーダ16は、RAM5から
出力されたディジタル圧縮オーディオデータを、ディジ
タルオーディオデータへ伸張する。伸張されたディジタ
ルオーディオデータは、D/A変換装置17によりアナ
ログオーディオ信号に変換される。このD/A変換装置
17から得られるアナログオーディオ信号はLPF18
を介して出力される。再生系の信号処理はこのように行
われる。
【0042】次に記録停止位置の調整について説明す
る。説明上、オーディオ出力信号とは、スピーカから出
力されて操作者が耳により確認する楽曲または音声と
し、オーディオデータとは、ミニディスク7に記録され
るデータとして説明する。
【0043】記録再生部100に装着されたミニディス
ク7にあるトラックのオーディオデータを記録する。操
作者が記録停止指示部19を操作して記録停止を指示し
たとき、制御部13は、ミニディスク7へオーディオデ
ータの記録停止を行うように記録再生部100へ指示す
る。
【0044】記録停止位置の調整を行わないときは、操
作者はスピーカから出力されるオーディオ出力信号を確
認しながら必要なオーディオデータが記録された後に記
録停止を指示する。
【0045】しかし、楽曲などのトラックの最後部は小
音量となることが多いため本実施例のミニディスク記録
再生装置は、トラックの最後部を再度聞き直し、望まし
い記録停止位置を設定できるようする。記録停止位置の
調整を行うときは、操作者は必要なオーディオデータに
加えて不要なオーディオデータが記録されるように記録
を続け、その後に記録停止を指示する。
【0046】記録停止したとき、記録再生部100のミ
ニディスク7には、図2(a)に示すように記録開始位
置Aから記録停止位置Yまでにあるトラックのオーディ
オデータが記録されている。記録開始位置Aから記録停
止位置Yまでのオーディオデータにおいては、所望のオ
ーディオデータと不要なオーディオデータとがともに記
録されている。また、記録開始位置Aから記録停止位置
Yという管理データは、記録停止位置を確定しのちに一
括して記録するため、制御部13の図示しないメモリに
一時的に記憶させるように制御する。
【0047】ミニディスク7への記録を停止した後、制
御部13は、例えば図3(a)に示すように記録停止す
るか否かについての文字列を表示部23が表示するよう
に制御する。記録停止位置を調整しないとき、操作者
は、記録停止位置確定指示部21から記録停止位置の確
定指示を入力する。そして、制御部13は図示しないメ
モリに記憶した記録開始位置Aから記録停止位置Yとい
う管理データをミニディスク7に記録するように記録再
生部100を制御する。これにより、オーディオデータ
の記録停止位置は確定する。
【0048】記録停止位置の調整するならば、操作者
は、記録停止位置調整指示部22から記録停止位置の調
整指示を入力する。制御部13は、例えば、図3(b)
に示すように遡って再生する秒数の入力を促す文字列を
表示部23が表示するように制御する。
【0049】操作者は、操作指示部20のテンキー部か
ら秒数を入力する。例えば、記録停止指示部19により
設定された記録停止位置から10秒遡ってオーディオデ
ータを再生したいときは、操作指示部20のテンキー部
から10を入力する。この秒数の入力後に操作指示部2
0の再生指示キーを押し、10秒遡ってオーディオデー
タを再生する。
【0050】なお、再生については、記録停止位置調整
指示部21を押したと同時に、操作指示部20のテンキ
ー部から入力をしないでも、20秒遡ってオーディオデ
ータを再生するようにしてもよい。この20秒という秒
数は、工場出荷時に設定された秒数、また、操作者によ
り設定された秒数であって、制御部13の図示しないメ
モリに記憶されている。再生について、上述の2つの何
れの再生であるとしても本発明の実施は可能である。
【0051】制御部13は、入力された秒数から再生開
始位置Xを算出し、記録再生部100がミニディスクが
再生開始位置Xから記録停止位置Yまでオーディオデー
タを再生するように制御する。ミニディスク記録再生装
置は、オーディオ出力信号を出力する。操作者は、図示
しないアンプ装置、スピーカにより再生されるオーディ
オ出力信号を耳で確認する。
【0052】記録停止指示部19により設定された記録
停止位置Yまでオーディオデータを再生したのち、再度
再生開始位置Xまで遡ってオーディオデータを再生す
る。以下、再生開始位置Xと記録停止位置Yの間にある
オーディオデータを繰り返し再生する。
【0053】記録再生部100は、図2(a)に示すよ
うに再生開始位置Xから記録停止位置Yまでのオーディ
オデータをミニディスク7から再生する。再生開始位置
Xから記録停止位置Yまでのオーディオデータには、所
望のオーディオデータと不要なオーディオデータとが含
まれている。
【0054】操作者は、再生内容を複数回にわたり確認
しながら、記録停止する最適な位置を検討し、記録停止
位置Bを決定する。操作者は、決定した記録停止位置B
が再生されたと同時に記録停止位置確定指示部21を押
すことにより記録停止位置Bの確定を入力する。
【0055】制御部13は、ミニディスク7においてオ
ーディオデータの記録停止位置Bを図示しないメモリに
記憶するように制御する。記録停止位置Bを確定した
後、制御部13は、再生開始位置Xと調整した記録停止
位置Bとの間にあるオーディオデータをミニディスク7
から再度再生するよう記録再生部100を制御する。
【0056】再生と同時に、制御部13は、制御部13
は、例えば図3(c)に示すように記録停止位置を変更
するか否かについての文字列を表示部23が表示するよ
うに制御する。記録停止位置Bを変更しないとき、操作
者は、もう一度、記録停止位置確定指示部21から記録
停止位置Bの確定指示を入力する。
【0057】制御部13は、図2(a)に示すように記
録開始位置Aから調整した記録停止位置Bまでのオーデ
ィオデータを1のトラックとする。記録再生部100
は、ミニディスク7に新しい管理データを書き換える。
これにより、オーディオデータの記録停止位置Bは確定
する。
【0058】なお、操作者が記録停止位置Bの確定を思
いとどまり、記録停止位置確定指示部21を押さずに記
録停止位置調整指示部22を押した場合は、記録停止位
置を再度調整する。この場合、制御部13の図示しない
メモリに記憶されている調整した記録停止位置Bはキャ
ンセルされ、ミニディスク7から記録開始位置Aと記録
停止位置Yについての管理データを読み出すように記録
再生部100を制御し、制御部13の図示しないメモリ
に一時的に記憶させるように制御する。
【0059】制御部13は、記録再生部100がミニデ
ィスクから記録停止位置Yから遡り再度同じ再生開始位
置Xからオーディオデータを再生するように制御する。
操作者は上述したような調整を繰り返す。そして調整終
了後に、操作者は、記録停止位置確定指示部21を押し
て新しい記録停止位置Bの確定指示を入力する。記録停
止位置Bは確定し、ミニディスク7に記録開始位置Aと
記録停止位置Bについての新しい管理データが記録され
る。
【0060】このミニディスク7に続けて新しいトラッ
クのオーディオデータが記録されたならば、調整した記
録停止位置Bから後にオーディオデータが記録される。
図2(b)において、調整した記録停止位置Bまでのオ
ーディオデータが残り、調整した記録停止位置Bから後
には新しいオーディオデータが記録されている。この
際、不要なオーディオデータに上書きされ、トラックと
トラックとの間にフリーエリアが生じることを回避して
いる。
【0061】このように記録停止時に記録停止位置を調
整できるようにしたので、2つのトラックの間におい
て、記録可能時間が短く、かつ、散逸するフリーエリア
が出現することを回避する。
【0062】また、散逸して存在するフリーエリアに記
録されたブロックと他のブロックとを併せて1のトラッ
クとしたために生じる散逸するブロックのアクセスをな
くし、音飛びが発生するという事態を回避できる。
【0063】また、所定時間より短いブロックが記録さ
れることがなくなるので編集が制限されるという事態を
回避できる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、記録停止時に記録停止位置を
所望の位置に調整する記録装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の一実施例であるミニディス
ク記録再生装置のブロック図。
【図2】本実施例のミニディスク記録再生装置による記
録停止位置の調整を説明する説明図。
【図3】本実施例のミニディスク記録再生装置の表示部
による表示内容の説明図。
【符号の説明】
1…LPF 2…A/D変換装置 3…ATRACエンコーダ 4…ショックプルーフメモリーシステムコントローラ 5…RAM 6…EFMエンコーダ 7…ミニディスク 8…磁気ヘッド駆動回路 9…磁気ヘッド 10…光ピックアップ 11…モータ 12…サーボ制御回路 13…制御部 14…アドレスデコーダ 15…EFMデコーダ 16…ATRACデコーダ 17…D/A変換装置 18…LPF 19…記録停止指示部 20…操作指示部 21…記録停止位置確定指示部 22…記録停止位置調整指示部 23…表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から入力されるオーディオ信号を情報
    記録媒体に記録する記録部と、 情報記録媒体に記録されたオーディオ信号を再生する再
    生部と、 情報記録媒体に記録されたオーディオ信号の記録停止位
    置の調整を指示する記録停止位置調整指示部と、 情報記録媒体に記録されたオーディオ信号の記録停止位
    置を確定する記録停止位置確定指示部と、 前記記録停止位置調整指示部からオーディオ信号の記録
    停止位置の調整が指示されたとき予め定められた時間遡
    及した開始位置から記録停止位置までオーディオ信号を
    再生するように前記再生部を制御し、前記記録停止位置
    確定指示部からオーディオ信号の記録停止位置の確定が
    指示されたとき記録停止位置を確定するように前記記録
    部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする記録
    装置。
JP11144398A 1998-04-07 1998-04-07 記録装置 Withdrawn JPH11296958A (ja)

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