JPH11296459A - ネットワークシステム - Google Patents

ネットワークシステム

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JPH11296459A
JPH11296459A JP10094782A JP9478298A JPH11296459A JP H11296459 A JPH11296459 A JP H11296459A JP 10094782 A JP10094782 A JP 10094782A JP 9478298 A JP9478298 A JP 9478298A JP H11296459 A JPH11296459 A JP H11296459A
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JP
Japan
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failure
network
program
terminal device
notification
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JP10094782A
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Kimitoku Sugauchi
公徳 菅内
Satoshi Miyazaki
聡 宮崎
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
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    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0706Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
    • G06F11/0748Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment in a remote unit communicating with a single-box computer node experiencing an error/fault
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが行っている通信に障害が生じたとき
に、ユーザに、その障害についての情報を通知する。 【解決手段】ネットワーク管理システム10は、障害箇
所に隣接するネットワーク装置20に障害通知プログラ
ム122を移動する。障害通知プログラム122は、ネ
ットワーク装置20の出力ポートに出力されるデータの
送信元の端末30に、通信不可である旨を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークシス
テムに生じた障害の情報をネットワークシステムのユー
ザに通知する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークシステムに生じた障害の情
報をネットワークシステムのユーザへの通知は、従来次
のように行われていた。
【0003】すなわち、ネットワークシステム上にネッ
トワークシステムを構成するネットワーク装置や伝送路
の状態を監視するネットワーク管理システムをネットワ
ーク管理者の配下に設ける。そして、通信に障害が生じ
たとき、その通信を行っていたユーザからネットワーク
管理者に対して電話などにより問い合わせを行う。問い
合わせを受けたネットワーク管理者は、ネットワーク管
理システムを用いて障害の情報を収集し、原因を同定し
状況をユーザに伝える。
【0004】しかし、このような手法によれば、ユーザ
の数が多い大規模なネットワークにでは、障害時のネッ
トワーク管理者のユーザ対応の作業量が膨大なものとな
ってしまい、適切にユーザの問い合わせに対処すること
が困難となる。
【0005】そこで、このような問題を解消する技術と
して、ネットワーク管理システムで監視している情報
を、ネットワークシステムのユーザに対して、ネットワ
ークシステム上に公開することにより、ユーザが自由
に、ネットワークシステムの状態の情報を入手できるよ
うにするカスタマ・ネットワーク・マネージメントの技
術が提案されている。
【0006】また、個々のネットワーク装置内にHTTPサ
ーバを搭載し、個々のネットワーク装置が自己が監視す
る状態情報をネットワークシステムのユーザに対してHT
TPサーバ上で公開することにより、ユーザが自由に、任
意のネットワーク装置が監視する状態情報を、WorldWid
eWebブラウザを用いて入手することができる技術など
も、SunWorld1997年9月号の33頁に記載されてい
る。
【0007】また、この他、ネットワークシステムに関
連する技術として、ネットワークシステムを構成する装
置上を移動しながら、各装置上で処理を行うことによ
り、ある目的を達成する処理を実現するエージェントの
技術が知られている。このエージェントの技術として
は、たとえば、IEEEInternetComputingVlume1,Number4
(1997年、7、8月号)の第21頁から第31頁に
記載された、各装置上に移動プログラムの実行環境を実
現するための、移動プログラムが自律的に装置上を移動
し、処理を実行するための通信制御やインタフェースを
規定したものが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記カスタマ・ネット
ワーク・マネージメントの技術によれば、各ユーザが、
ネットワークシステムの構成や、利用しているアプリケ
ーションのネットワークシステムの利用の形態を把握し
ていなければ、必要な情報を適切に入手することはでき
ない。そして、ネットワークシステムは、ユーザの増加
などに伴い適宜拡張されていくことなどもあり、全ての
ユーザがネットワークシステムの構成などを充分に把握
していることを期待することは現実的ではない。また、
この技術によれば、常時、ネットワーク管理システムに
よって各ネットワーク装置や伝送路を監視し続けること
が必要となる。
【0009】一方、個々のネットワーク装置が自己が監
視する状態情報をネットワークシステムのユーザに対し
てHTTPサーバ上で公開する技術においても、やはり、各
ユーザが、ネットワークシステムの構成や、利用してい
るアプリケーションのネットワークシステムの利用の形
態を把握していなければ、ユーザはどのネットワーク装
置から情報を入手すれば良いのか判断することができな
い。
【0010】このため、これらの技術によれば、ユーザ
が行っている通信に障害が生じたときに、ユーザは、そ
の障害についての情報を適切に入手することができな
い。
【0011】そこで、本発明は、ネットワーク管理者の
負担を軽減しつつ、ユーザが行っている通信に障害が生
じたときに、ユーザに、その障害についての情報を適切
に提示することを課題とする。また、併せて、ユーザに
障害についての情報を提示するために行わなければなら
ない、ネットワーク管理システムにおける各処理の負担
を軽減することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題達成のために、
本発明は、たとえば、複数の端末装置と、前記端末装置
間のデータを中継する複数のネットワーク装置とを有す
るネットワークシステムであって、前記各ネットワーク
装置は、障害が生じた出力ポートから出力されるデータ
のの送信元の端末装置を検出する手段と、検出した送信
元の端末装置に、障害が生じた旨を伝える障害情報を通
知する手段とを有することを特徴とするネットワークシ
ステムを提供する。
【0013】このようなネットワークシステムによれ
ば、障害が生じた出力ポートを利用する通信を行おうと
する全ての端末装置に対して適切に障害が生じている旨
を、自動的に通知することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るネットワーク
システムの実施形態について説明する。
【0015】まず、第1の実施形態について説明する。
【0016】図1に、本実施形態に係るネットワークシ
ステムの構成を示す。
【0017】図中、ネットワーク装置20は、端末30
間で送受するデータのルーティングなどの中継処理を行
う。ネットワーク管理システム10は、ネットワーク装
置20の稼動状況や障害情報の収集や、ネットワーク装
置20の制御を行う。
【0018】次に、図2に、端末20、ネットワーク管
理システム10、ネットワーク装置30の内部構成を示
す。
【0019】まず、ネットワーク管理システム10の構
成について説明する。
【0020】ネットワーク管理システム10の、通信制
御装置11は、管理対象ネットワーク装置20とデータ
を送受信するための制御を行う。プログラムメモリ12
は、ネットワーク管理プログラム121,障害通知プロ
グラム122,障害状況送受信プログラム123,転送
処理プログラム124を記憶する。また、この他、後述
する各種プログラムを記憶している。
【0021】ネットワーク管理プログラム121は、ネ
ットワーク装置から管理情報を収集し、管理情報格納デ
ータベース13に格納したり、ネットワーク装置20の
管理情報を変更することによりネットワーク装置20を
制御する。障害通知プログラム122は、ネットワーク
管理システム10から任意のネットワーク装置20上に
移動し、移動先のネットワーク装置20が中継するデー
タの送受信先の解析を行い、必要に応じて障害情報を端
末に通知するための制御を行うエージェントである。障
害状況送受信プログラム123は、障害通知プログラム
122と通信を行い、障害情報を障害通知プログラム1
22に報告したり、障害通知プログラム122から送ら
れるログ情報を収集し、管理情報格納データベース13
に格納する。転送処理プログラム124は、障害通知プ
ログラム122のような装置間を移動するプログラムの
制御を行う、ネットワーク装置20や端末10上の同プ
ログラムと同様な働きをする。
【0022】ワークメモリ14は、前記各プログラムを
実行するための作業領域である。中央演算装置CPU15
は、各メモリ12、14、管理情報格納データベース1
3へのアクセスの制御や、前記各プログラムの実行を行
う。キーボード16、マウス17,ディスプレイ装置C
RT18は、ユーザとの間の入出力インタフェースを構
成し、入出力制御部19はこれらの入出力を制御する。
【0023】次に、ネットワーク装置20の構成につい
て説明する。
【0024】ネットワーク装置20の通信制御部21
は、ネットワーク管理システム10とのデータの送受信
の制御を行う。プログラムメモリ22は、データ転送処
理プログラム23を記憶する。また、この他、後述する
各種プログラムを記憶している。ここで、データ転送処
理プログラム23は、データを中継する処理を行う。ま
た、転送処理プログラム24は、ネットワーク管理シス
テム内の転送処理プログラム134と処理と同様な処理
を行う。
【0025】ワークメモリ25は障害通知プログラム1
22のように移動してきたプログラムの実行や、プログ
ラムメモリ内のプログラムの実行およびそれらのプログ
ラムによって作成される情報を格納する際に使用される
作業領域である。
【0026】中央処理装置26は、メモリへのアクセス
の制御や各プログラム実行を行う。
【0027】次に、端末30の構成を説明する。
【0028】端末30の通信制御装置31は、データを
送受信する処理を行う。プログラムメモリ32は転送処
理プログラム33を記憶する。転送処理プログラム33
は、ネットワーク管理システム,ネットワーク装置上の
転送処理プログラム134,24と同様の処理を行う。
なお、プログラムメモリ32には、この他、転送処理プ
ログラム33以外にも、ユーザの要求するタスクを実行
するためのプログラムや他の端末に処理を依頼するプロ
グラムや、後述する各種プログラム等が含まれている。
【0029】ワークメモリ34は、プログラムメモリ3
2内のプログラムを実行したり、転送処理プログラムに
よって移動してきたプログラムを実行したり、およびそ
れらのプログラムによって発生する情報を格納する際に
使用される作業領域である。中央処理装置CPU35は、
各プログラムを実行するものである。キーボード36、
マウス37,ディスプレイ装置CRT38は、ユーザと
の間の入出力インタフェースを構成し、入出力制御部3
9は、これらの入出力を制御する。
【0030】以下、本実施形態に係るネットワークシス
テムの動作について、処理の時間的な流れに沿って説明
する。
【0031】まず、端末30は、図2では図示を省略し
た設定受付プログラムによりユーザの障害通知の設定を
受け付ける。
【0032】この受付は、図3に示す設定ウインドウ3
01上で受け付ける。
【0033】設定ウインドウ301は、後述する通知情
報や状態情報を受け取った際のユーザへの通知方法をユ
ーザが選択するセレクションボックスである。ここで
は、選択項目として、これら情報を受信した際に、すぐ
に情報を表示する詳細表示通知302,情報を受信した
際に、詳細に情報を表示するのではなく、音やアイコン
等により障害情報の受信をユーザに通知するアラーム通
知303,ユーザが自分で、後述する障害情報ウインド
ウの表示を指示するまで情報を受信しても何の出力もお
こなわない非通知304の3種類である。また、この設
定ウインドウ301には、特殊通知方法欄305を設け
ている。この欄では、特に障害情報の通知方法を、他の
送信先とは異ならせる送信先306と、その送信先につ
いての障害情報の通知方法を受け付ける。
【0034】この設定ウインドウ301でユーザにより
設定された設定項目は端末上にローカルファイルとして
格納する。なお、この設定項目は、たとえばネットワー
ク管理システム10で設定し、これらを各端末に転送し
ておくようにしてもよい。
【0035】次に、障害通知プログラム122の動作に
ついて説明する。ただし、障害通知プログラム122の
動作とは、実際には障害通知プログラム122が定義す
るエージェントの動作である。
【0036】図4に、障害通知プログラム122の行う
処理の手順を示す。
【0037】図示するように、障害通知プログラム12
2は、ネットワーク管理システム10の管理オペレータ
によって設定される移動先の情報や、監視対象のポート
の情報や、障害に関する情報である通知情報を受け取る
401。ここで、受け付ける移動先の情報が示す移動先
は、たとえば、ネットワーク管理システム10を使用し
て管理オペレータが認識した障害箇所に直接接続したポ
ートを持つネットワーク装置20であり、監視対象のポ
ートは障害箇所に直接接続したポートである。
【0038】ところで、この移動先の情報や障害状態に
ついての情報の管理オペレータからの受付は、図2では
図示を省略したネットワーク管理システム10上の設定
受付プログラムが、図5に示す設定画面501上で受け
付ける。この設定ウインドウ501の移動先502で
は、障害通知プログラムが移動するネットワーク装置を
指定する。移動先で監視するポート番号503では、障
害通知プログラムが移動したネットワーク装置上でデー
タが流れるかの監視を行うポートを受け付ける。障害情
報504では、ユーザに通知するための通知情報を受け
付ける。管理オペレータは、通知情報として、ネットワ
ーク異常により通信不良が発生したものか、メンテナン
ス状態であるために通信が行われていないか等の情報を
指定することができる。
【0039】さて、障害通知プログラムは、受け取った
移動先の情報で指定されたネットワーク装置20上に移
動する。そして、移動先のネットワーク装置20上で、
監視対象として指定されたポートを監視し、監視してい
るポートにデータが流れてくれば、このデータの送信先
と送信元の情報を、そのデータのヘッダ部の情報より収
集する402。
【0040】そして、障害通知プログラム122は、デ
ータの送信先、送信元を認識すると、送信元に障害情報
を伝える表示プログラムを生成し、その表示プログラム
に識別子を設定し、送信元の端末を示す移動先の端末情
報と、認識した送信先の端末を示す送信先端末と、障害
通知プログラム122の識別子と、障害通知プログラム
122が管理オペレータから受け取った通知情報と、通
信不能である旨の状態情報を通知する403。この後、
表示プログラムは、エージェントとして、受け取った送
信元の端末の情報が指定する端末30に移動し、移動先
の端末30上で動作する。
【0041】次に、障害通知プログラム122は表示プ
ログラムが、端末30に移動すると、ワークメモリ内に
表示プログラムに関するデータを保持する通知テーブル
を作成する404。
【0042】この通知テーブルの構成を図6に示す。
【0043】図中の、通知テーブル601内の各エント
リのプログラム識別子602は、障害通知プログラム1
22が表示プログラムに渡した識別子を格納する。送信
先端末603と送信元端末604には、表示プログラム
を生成し、移動させることになったデータの送信先の端
末と送信元の端末の情報をそれぞれ格納する。このテー
ブルは、後に、監視しているポートにデータが流れてき
たときに、新たな表示プログラムを生成するかどうかの
判断に用いられる。
【0044】すなわち、表示プログラムを生成する40
3時に、障害通知プログラム122は監視しているポー
トに流れてきたデータの送信元の端末が、通知テーブル
に送信元端末として登録されているいるかどうかを調
べ、登録されていなければ、前述のように表示プログラ
ムを生成する。もし、監視しているポートに流れてきた
データの送信元の端末が送信元端末として通知テーブル
に登録されており、かつ、この送信元端末が登録されて
いるエントリ登録されている送信先端末が、流れてきた
データの送信先の端末が異なる場合には、対応するプロ
グラム識別子の表示プログラムに対して、流れてきたデ
ータの送信先の端末にデータを送信できないことを障害
情報として通知する。監視しているポートに流れてきた
データの送信元の端末が送信元端末として通知テーブル
に登録されており、かつ、この送信元端末のエントリに
登録されている送信先端末が、流れてきたデータの送信
先の端末が同じ場合には何も行わない。
【0045】さて、ネットワーク管理システム10は、
障害が回復したときもしくは定期的なメンテナンスが終
了したときに、管理オペレータが設定した移動先のネッ
トワーク装置20に移動した障害通知プログラムに対し
て回復通知を通知する。障害通知プログラム122は、
この回復通知を受信する405と、ワークメモリ内にあ
る通知テーブルに登録されている送信先端末と通信可能
かを調べる407。そして、もし、通信ができれば、通
知テーブルの、この送信先の端末が登録されているエン
トリに登録されている表示プログラム識別子の表示プロ
グラムに、送信先端末と通信可能であるという状態情報
を通知し408、通知テーブルから、通信ができた送信
先端末が登録されているエントリを削除し、処理を終了
する。
【0046】一方、通信ができなかった送信先端末が存
在する場合には、ネットワーク上の不備がないかを判断
するための対象検索処理を実行する410。
【0047】この対象検索処理の処理手順を図7に示
す。
【0048】まず、障害通知プログラム122は、監視
していた出力ポートに直接接続されるネットワーク装置
に対して移動を試みる701。そして、もし、移動可能
であれば、そのネットワーク装置上に、通信ができなか
った送信先端末のエントリよりなる通知テーブルを伴っ
て移動する702。そして、移動先のネットワーク装置
20の入出力関係を調べ、通知テーブル内に含まれてい
る送信先端末がどの出力ポートを利用するかを判断する
703。この時、送信先端末によって利用する出力ポー
トが異なる場合には、各々の出力ポートに対して障害通
知プログラム122を複写する704。複写された障害
通知プログラム122は、それぞれ通知テーブルを保持
するが、この時の通知テーブルはそれぞれの出力ポート
を利用する送信先端末のエントリのみを保持する。
【0049】そして、各々の障害通知プログラム122
は、対応する出力ポートの次のネットワーク装置20に
移動可能かを判断し、移動可能であれば次のネットワー
ク装置20に移動し、先程と同じ処理を移動先のネット
ワーク装置において行う705。そして、通知テーブル
に登録された送信先端末の直前のネットワーク装置20
に辿りついた、障害通知プログラム122は、送信先端
末と通信可能であるかどうかを調べ、通信不能である場
合には、障害原因が送信先端末自身にある可能性がある
ことを、その送信先端末のエントリに登録された識別子
の表示プログラムに通知情報として通知し、通信可能で
ある場合には、通信可能であることを、その送信先端末
のエントリに登録された識別子の表示プログラムに状態
情報として通知し、処理を終了する706。
【0050】また、図4において、ネットワーク管理シ
ステム10は、ユーザに通知したい情報が変化したとき
に状態変更通知を、管理オペレータが設定した移動先の
ネットワーク装置20に移動した障害通知プログラムに
対して通知する。障害通知プログラム122は、この通
知を受信する405と、状態変更通知の内容を通知情報
として、通知テーブルに表示プログラム識別子が登録さ
れている全ての表示プログラムに通知する。
【0051】さて、管理オペレータから受け取った移動
先の情報で指定されたネットワーク装置20上に移動し
た障害通知プログラム122は、表示プログラムから通
知を受け取ると、受け取った内容に応じた処理を行う。
【0052】以下、この処理を表示プログラムの処理と
共に説明する。
【0053】図8に表示プログラムの動作を示す。ただ
し、表示プログラムの動作とは、実際には表示プログラ
ムが定義するエージェントの動作である。
【0054】さて、図示するように表示プログラムは、
障害通知プログラムによって生成されると、生成される
とまず障害通知プログラムにより表示プログラムの識別
子と移動先の端末、通知情報と、通知テーブルの当該表
示プログラムの識別子が登録されたエントリに登録され
た送信先端末と、障害通知プログラム122の識別子
と、通知情報とを受け取る801。そして、表示プログ
ラムは、受け取った移動先の端末に移動する802。
【0055】端末30上に移動した表示プログラムは、
まず他の表示プログラムが端末上に存在するかを判断す
る803。そして、もし存在するならば、障害通知プロ
グラムより受け取った通知情報と送信先端末と障害通知
プログラム122の識別子とを依頼通知として、他の表
示プログラムに渡す804。また、依頼通知を渡した他
の表示プログラムの識別子を障害通知プログラムに依頼
情報として通知する805。
【0056】一方、障害通知プログラム122は、表示
プログラムより依頼情報を受け取る図4の411と、通
知テーブル内の、通知を送った表示プログラム識別子
を、依頼情報で通知された他の表示プログラムの識別子
に変更する図4の412。
【0057】さて、もし、他の表示プログラムが端末3
0上に存在しない場合、表示プログラムは、図3に示し
た設定ウインドウによる設定項目を格納したローカルフ
ァイルを参照し、その設定項目に従った通知方法によ
り、障害通知プログラム122から受け取った送信先端
末と、通知情報をユーザに通知する806。
【0058】この通知は、たとえば、図9に示す障害情
報ウインドウ901を用いて行う。障害情報ウインドウ
901は、データの送信先別にリスト形式で表現してい
る。
【0059】図中の時刻902は、表示する情報の種類
によって異なり、後述の状態904が“通信不可”であ
れば表示は障害通知プログラム122が最初に対応する
送信先端末へのデータを受信した時間を表し、“通信可
能”であれば障害通知プログラム122が送信先端末と
通信可能であることを判断した時間を表す。なお、送信
先端末903は障害通知プログラム122から表示プロ
グラムが受け取ったデータの送信先を表す。状態904
は、障害通知プログラムから通知された状態情報を表示
するフィールドであり”通信可能”,”通信不可”の2
種類を表示する。なお、障害通知プログラム122は、
状態情報に、通知時間902に表示すべき時間の情報も
含め送信する。コメント905は、障害通知プログラム
122から受け取ったまたは通知された通知情報を表示
するフィールドであり、図中の第1行では、障害通知プ
ログラム122から受け取った管理オペレータが設定し
た通知情報に従って表示を行っており、第2行では、送
信先端末の直前まで移動した障害通知プログラム122
から障害原因が送信先端末自身にある可能性があること
を示す通知情報を受け取ったときに表示する通知情報に
従って表示を行っている。さて、図中の各行の文字色
は、状態に基づいて変更され、たとえば、”通信可能”
である行の文字を黒色906で、”通信不可”である行
の文字を赤色907で表示する。
【0060】さて、表示プログラムは、前述の障害情報
ウインドウを表示すると、図10に示す表示テーブル1
001をワークメモリに作成する808。
【0061】表示テーブル1001の各エントリの、表
示テーブルの障害通知プログラム識別子1002は、表
示プログラムを生成した障害通知プログラムを表す。ま
た、送信先1003は、障害通知プログラムから通知さ
れた送信先端末を表す。また、状態1004、時刻10
05、コメント1006は、障害通知ウインドウの状態
904、時刻902、コメント905に表示する情報を
格納する。
【0062】ここで、表示テーブル1001の各エント
リは、障害情報ウインドウの各行に対応している。
【0063】さて、表示プログラムは、ユーザ,他の表
示プログラム,障害通知プログラムからの通知があると
(889,810,812,814)、以下の処理を行
う。
【0064】ここで、ユーザからの通知の種類は、確認
通知と取り消し通知である。
【0065】確認通知は、図9の障害情報ウインドウ内
の”通信可能”となった行906を指定し、”確認”9
08ボタンを押したときに発生するものである。表示プ
ログラムはこの通知を受信する808と、指定された行
に対応するエントリを表示テーブルから削除する80
9。
【0066】次に、取り消し通知は、障害状態を監視し
ないで良いときにユーザが行う発通知であり、ユーザが
障害情報ウインドウ内の”通信不可”となっている行を
指定し”取り消し”ボタンを押したときに発生する。表
示プログラムはこの通知を受信する810と、指定され
た行に対応する表示テーブルのエントリの障害通知プロ
グラム識別子の障害通知プログラムに監視終了通知を、
指定された行に対応するエントリに含まれる送信先の送
信先端末と表示プログラムの識別子と共に発行し、この
エントリを表示テーブルから削除する811。
【0067】一方、障害通知プログラムは、監視終了通
知を受信する図4の413と通知テーブルから、監視終
了通知で指定された送信先端末と監視終了通知を行った
表示プログラムの識別子を含むエントリを削除する図4
の414。
【0068】次に、表示プログラムが他の表示プログラ
ムから受ける通知は、前述した依頼通知である。
【0069】表示プログラムはこの依頼通知を受ける8
12と通知情報に含まれる情報より、表示テーブル内に
障害通知プログラム識別子,障害情報ウインドウに表示
する送信先端末、状態、時刻、コメント等の情報を格納
したエントリを作成する813。
【0070】次に、障害通知プログラムからの通知は、
状態情報と通知情報である。
【0071】表示プログラムは、状態情報や通知情報を
受け取ると814と、その内容に従い、表示テーブルの
内容を変更し、これに従って、障害情報ウインドウの表
示を変更する815。なお、通知情報には、ネットワー
ク管理システム10からの状態変更通知に基づく、通知
情報を通知した障害通知プログラムが登録されたエント
リ全てについて共通のものと、送信先端末直前のネット
ッワーク装置20まで移動した障害通知プログラムから
の特定の送信先端末についての状態通知に基づく、送信
端末個別のものがある。
【0072】表示プログラムは、これらの処理を表示テ
ーブル内の項目が存在する間繰り返し行う816。
【0073】以上、本発明の第1の実施形態について説
明した。
【0074】以上のように、本実施形態によれば、ネッ
トワーク装置20に移動した障害通知プログラムが、障
害箇所を通過しようとするデータの送信先に自動的に障
害の情報を通知する。また、障害通知プログラムは、送
信先端末との通信の回復もしくは送信先端末自体の問題
を検出して送信元に通知する。
【0075】したがって、ネットワーク管理システム1
0では、障害通知プログラムを生成して、たとえば障害
箇所に隣接するネットワーク装置に移動させるだけで、
その障害箇所を利用した通信を行おうとする全てのユー
ザに障害の発生、障害の回復の情報を通知することがで
きる。
【0076】また、ユーザに障害を提示するために生成
され端末に移動される表示プログラムは、他の表示プロ
グラムが端末上に存在する場合には、他の表示プログラ
ムに、その処理の代行を依頼する。したがって、障害の
情報をユーザに提示するための端末の処理負荷は、さほ
ど大きくなることはない。
【0077】以上、本発明に係るネットワークシステム
の第2の実施形態について説明する。
【0078】図11に、本第2実施形態に係るネットワ
ークシステムの構成を示す。
【0079】図示するように、本第2実施形態に係るネ
ットワークシステムは、デネットワーク装置20と端末
30とで構成される。
【0080】ネットワーク装置20の内部構成は、前述
した第1実施形態に係るネットワーク装置と同じであ
る。また、端末30に関しては、第1実施形態に係る端
末の構成において、プログラムメモリ32内に障害通知
プログラム1101を追加した構成となっている。
【0081】以下、本第2実施形態に係るネットワーク
システムの動作について、時間的な流れに沿って説明す
る。
【0082】まず、第1実施形態と同様に、端末30上
で障害通知の方法の設定を行う。
【0083】ただし、本第2実施形態では、図12に示
す設定ウインドウ1201を用いる。図12に示す設定
ウインドウは、第1実施形態に係る図3の設定ウインド
ウとほぼ同様であるが、障害発生時に動的に解析通知を
行うかどうかを設定する起動方法の項目1202が追加
されている。この設定ウインドウ上の設定は、ローカル
ファイルとして端末30上に保存される。
【0084】次に、障害通知プログラム1101の行う
処理について説明する。ただし、障害通知プログラム1
101の行う処理とは、障害通知プログラム1101で
処理が定義されるプロセスが行う処理を指す。
【0085】図13に、障害通知プログラム1101の
行う処理を示す。
【0086】障害通知プログラム1101は、前述の設
定ウインドウで設定された起動方法の項目の設定に基づ
いて検索プログラムをエージェントとして生成する13
01。すなわち、起動方法の項目の設定が自動起動にな
っている場合には、障害通知プログラム1101は、通
信制御部もしくは他のプログラムからの転送エラー通知
を監視する。そして、転送エラー通知を受信した時に検
索プログラムを生成し、生成した検索プログラムに転送
エラー通知が示す転送エラーが生じた送信先端末と、検
索プログラムの識別子を通知する。また、起動方法の項
目の設定が手動起動の場合には、ユーザの要求に応じて
検索プログラムを生成し、生成した検索プログラムにユ
ーザから指定された送信先端末と、検索プログラムの識
別子と、障害通知プログラムの識別子を通知する。
【0087】そして、その後、障害通知プログラム11
01は、ユーザに検索状況を通知する、図14に示す障
害通知ウインドウを画面に表示させる1302。
【0088】図14の障害通知ウインドウ1401で
は、送信先の端末毎に情報を表示する。図中の送信先端
末1403は障害通知プログラムが受け取った転送デー
タエラー通知の送信先かユーザからの指定された送信先
端末を表す。時刻1402には、障害通知プログラム1
101が、対応する送信先端末について、最初の転送エ
ラー通知を受信したときか、ユーザにより検索要求を受
けた時間を表示する。状態1404は、対応する送信先
端末を通知した検索プログラムから状態情報の通知が帰
ってにきていない状況を表す“検索中”1406と、対
応する送信先端末を通知した検索プログラムから通知さ
れた状態情報が示す”通信可能”,”通信不可”の3種
類を表示する。コメント1405は、検索プログラムの
検索結果に基づいて通知してくる通知情報を表示する。
【0089】さて、障害通知プログラム1101は、障
害通知ウインドウの表示と共に、表示テーブルを作成す
る1303。
【0090】図15に、この表示テーブル1501の構
成を示す。この表示テーブルには、検索プログラムを生
成する毎にエントリが作成される。各エントリの検索プ
ログラム識別子1502は、障害通知プログラム110
1が生成した検索プログラムに与えた識別子である。送
信先端末1503は、検索プログラムに通知した送信先
端末を格納し、状態1504、コメント1506、時刻
1505には、障害通知ウインドウに、状態1404、
コメント1405、時刻1402として表示する内容を
格納する。ここで、各エントリは、障害通知ウインドウ
の各行に対応して設けられている。
【0091】さて、障害通知プログラム1101は、ユ
ーザからの要求,検索プログラムからの状態情報、通知
情報の通知などに応じて、次のような動作を行う。
【0092】ユーザからの通知は、確認通知と取り消し
通知である。
【0093】確認通知は、障害通知ウインドウ1401
内の”通信可能”となった行1407を指定し、ウイン
ドウ上の”確認”ボタン1409を押したときに発生す
る。障害通知プログラム1101はこの通知を受信する
1304と、表示テーブル上にある対応するエントリを
削除する1305。
【0094】取り消し通知は、ユーザが障害通知ウイン
ドウ上で”通信不可”となっている行1408を指定
し、”取り消し”ボタン1410を押したときに発生す
るものである。表示プログラムはこの通知を受信する1
306と、表示テーブル上にある、指定された行に対応
する表示テーブルのエントリに登録された検索プログラ
ム識別子の検索プログラムに監視終了通知を、指定され
た行に対応する表示テーブルのエントリに登録された送
信先端末の情報と共に送信し、表示テーブル上にあるこ
のエントリを削除する1307。
【0095】また、新たな検索プログラムを生成する場
合には1312、新しい検索プログラムについてのエン
トリを表示テーブル内に追加する1314。
【0096】障害通知プログラムは、上記の処理を表示
テールの項目が無くなるまで繰り返す1312。
【0097】以下、障害通知プログラム1101の、検
索プログラムから依頼情報1308と状態情報、通知情
報1310を受信したときの動作について、検索プログ
ラムの動作と共に説明する。
【0098】図16に、検索プログラムの動作について
説明する。ただし、検索プログラムの動作とは、検索プ
ログラムで規定されたエージェントの行う動作である。
【0099】さて、生成された検索プログラムは、その
上で生成された端末30に直接接続されるネットワーク
装置に対して移動を試みる1601。そして、もし、移
動可能であれば、そのネットワーク装置上に移動する。
そして、移動先のネットワーク装置上の入出力関係を収
集し、障害通知プログラムから通知された送信先端末へ
のデータがどの出力ポートを利用するかを調べる。そし
て、検索プログラムは、検出した出力ポートに接続する
次の装置に対して移動可能かを判断する1602。そし
て、移動可能でなければ、検出した出力ポートに対して
監視している他の検索プログラムが存在しないかを判断
する1603。もし、存在していれば、その他の検索プ
ログラムに対して、障害通知プログラムから通知された
障害通知プログラムの識別子と検索プログラムの識別子
と送信先端末を、他の検索プログラムに依頼通知として
通知し1604、障害通知プログラムから通知された障
害通知プログラムの識別子の障害通知プログラムに、依
頼通知を通知した他の検索プログラムの識別子と、自検
索プログラムの識別子を、依頼情報として通知し、処理
を終了する1605。
【0100】一方、障害通知プログラム1101は、依
頼情報を受信する図13の1308と、表示テーブル内
の、依頼情報を送信した検索プログラム識別子を、依頼
情報で示される他の検索プログラムの識別子に変更する
図13の1309さて、検索プログラムは、前記他の検
索プログラムが存在しなければ、障害通知プログラムに
対して通信不可であると状態情報を通知し、そのネット
ワーク装置上に滞在し、送信先端末へのデータが利用す
る出力ポートを監視する1606。
【0101】一方、障害通知プログラムは、状態情報を
受信する図13の1310と、状態情報を送信した検索
プログラムの識別子が登録されている表示テーブルのエ
ントリの状態を通信不可に変更すると共に、これに併せ
て、障害通知ウインドウの表示を変更する1311。
【0102】さて、検索プログラムは、障害通知プログ
ラムから通知された障害通知プログラムの識別子と送信
先端末よりなるエントリを持つ通知テーブルを作成し保
持する1607。
【0103】また、検索プログラムは、他の検索プログ
ラムからの依頼通知や,障害通知プログラムからの通知
を受信した際や、もしくは監視している出力ポートが通
信可能に変化した際に次の動作を行う。
【0104】まず、他の検索プログラムからの依頼通知
を受信する1608と、検索プログラムは、通知をした
検索プログラムから受け取った障害通知プログラムの識
別子,送信先端末を登録したエントリを通知テーブルに
追加し、受け取った障害通知プログラムの識別子の障害
通知プログラムに通信不可を状態情報として通知する1
609。
【0105】次に、障害通知プログラムからの通知は、
監視終了通知である。この通知を受信する1610と検
索プログラムは通知テーブルより、監視終了通知を送信
した障害通知プログラムの識別子と、監視終了通知に含
まれる送信先端末とが登録されたエントリを削除する1
611。
【0106】次に、監視している出力ポートから次のネ
ットワーク装置に移動可能となったならば、対象検索処
理を行う。
【0107】図17に、この対象検索処理の手順を示
す。
【0108】この処理で、検索プログラムは、監視して
いた出力ポートに直接接続されるネットワーク装置に対
して移動を試みる1701。そして、もし、移動可能で
あれば、そのネットワーク装置上に、通信ができなかっ
た送信先端末のエントリよりなる通知テーブルを伴って
移動する1702。そして、移動先のネットワーク装置
20の入出力関係を調べ、通知テーブル内に含まれてい
る送信先端末がどの出力ポートを利用するかを判断する
1703。この時、送信先端末によって利用する出力ポ
ートが異なる場合には、各々の出力ポートに対して検索
プログラムを複写する1704。複写された検索プログ
ラムは、それぞれ通知テーブルを保持するが、この時の
通知テーブルはそれぞれの出力ポートを利用する送信先
端末のエントリのみを保持する。
【0109】そして、各々の検索プログラムは、対応す
る出力ポートの次のネットワーク装置20に移動可能か
を判断し、移動可能であれば次のネットワーク装置20
に移動し、先程と同じ処理を移動先のネットワーク装置
において行う705。そして、通知テーブルに登録され
た送信先端末の直前のネットワーク装置20に辿りつい
た、検索プログラムは、送信先端末と通信可能であるか
どうかを調べ、通信不能である場合には、障害原因が送
信先端末自身にある可能性があることを、その送信先端
末のエントリに登録された識別子の障害通知プログラム
1101に通知情報として通知し、通信可能である場合
には、通信可能であることを、その送信先端末のエント
リに登録された識別子の障害通知プログラム1101に
状態情報として通知し、処理を終了する1706以上、
本発明の第2の実施形態について説明した。
【0110】以上のように、本実施形態によれば、端末
上の障害通知プログラムが生成した検索プログラムは、
障害箇所に隣接するネットワーク装置20に移動し、障
害箇所を通過しようとするデータの送信先に自動的に障
害の情報を通知する。また、検索プログラムは、送信先
端末との通信の回復もしくは送信先端末自体の問題を検
出して送信元に通知する。
【0111】したがって、ネットワーク管理システム1
0が存在しなくても、障害箇所を利用した通信を行おう
とする全てのユーザに障害の発生、障害の回復の情報を
通知することができる。
【0112】また、検索プログラムは、他の検索プログ
ラムが端末上に存在する場合には、他の検索プログラム
に、その処理の代行を依頼する。したがって、ネットワ
ークシステムの処理負荷を、代行の依頼を行わない場合
に比べ小さくすることができる。
【0113】以下、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0114】図18に、本第3実施形態に係るネットワ
ークシステムの構成を示す。
【0115】図示するように、本ネットワークシステム
は、ネットワーク装置20と端末30とで構成される。
【0116】ネットワーク装置20の内部構成は、前記
第2実施形態のネットワーク装置において、プログラム
メモリ内に障害通知プログラム1801と状態監視プロ
グラム1802を追加した構成となっており、端末30
の内部構成は、第2実施形態に係る端末のプログラムメ
モリ32内の障害通知プログラムを省いた構成となって
いる。
【0117】以下、本ネットワークシステムの動作につ
いて説明する。
【0118】まず、端末上で障害情報の通知方法の設定
を行う。この設定の処理は、前記第1実施形態における
図3の設定ウインドウ301を用いた処理と同じであ
る。
【0119】次に、ネットワーク装置20上の状態監視
プログラム1802の動作について説明する。ただし、
状態監視プログラム1802の動作とは、状態監視プロ
グラムに定義された処理を行うプロセスの動作である。
【0120】さて、状態監視プログラム1802は、ネ
ットワーク装置20の各出力ポートから送信したデータ
の転送エラーを定期的に監視し、エラーがある閾値を超
えた場合、エラーが閾値を越えた出力ポートに直接結接
続しているネットワーク装置の状態監視プログラムと通
信可能かを調べる。そして、もし通信不可能であるなら
ば、障害通知プログラムをエージェントとして起動す
る。
【0121】次に、状態監視プログラムによって起動さ
れた障害通知プログラムの動作について説明する。ただ
し、障害通知プログラムの動作とは、障害通知プログラ
ムが規定するエージェントの動作である。
【0122】障害通知プログラムの動作は、前述した第
1実施形態における、管理オペレータから指定されたネ
ットワーク装置上に移動した後の障害通知プログラムの
動作と同じである。ただし、本第2実施形態では、管理
オペレータから通知情報や監視する出力ポートの指定を
受けない。本第2実施形態に係る障害通知プログラム
は、監視する出力ポートとして、障害通知プログラムが
起動される要因となったエラーがしきい値を越えた出力
ポートを選択する。また、通知情報としては、ネットワ
ーク装置で入手できる情報を用いる。たとえば、もし、
予め定期保守の情報がネットワーク装置に設定されてい
る場合には、この定期保守の状態であることを通知情報
として使用する。また、ネットワーク管理システム10
からの回復通知ではなく、たとえば、出力ポートに直接
結接続しているネットワーク装置の状態監視プログラム
と通信可能監となった時点で、前記第1実施形態におい
て、回復通知を受けたときの処理を行う。
【0123】以下の障害通知プログラムの動作や、障害
通知プログラムが生成する表示プログラムの動作は、前
記第1実施形態のものと同じである。
【0124】以上、本発明の第3の実施形態について説
明した。
【0125】以上のように、本実施形態によれば、ネッ
トワーク管理システムの介在なしに、前記第1実施形態
と同様の効果を達成することができる。
【0126】以下、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0127】図19に、本第4実施形態に係るネットワ
ークシステムの構成を示す。
【0128】図示するように本実施形態に係るネットワ
ークシステムは、ネットワーク管理システム10と、ネ
ットワーク装置20と、根端末30より構成される。
【0129】本第4実施形態では、ネットワーク装置2
0のプログラムメモリ22には、障害通知プログラム1
901と転送処理プログラム24を格納しいている。ま
た、端末30のプログラムメモリ32は、表示プログラ
ム1902を格納しており、ネットワーク管理システム
10はネットッワーク管理プログラム121を格納して
いる。
【0130】以下、ネットワークシステムの動作につい
て説明する。
【0131】まず、ネットワーク装置20上の障害通知
プログラム1901の動作について説明する。ただし、
障害通知プログラムの動作とは、障害通知プログラムが
定義する処理を行うプロセスの動作をさす。
【0132】図20、21に示すように、障害通知プロ
グラム1901は、ネットワーク管理システムからの監
視開始コマンドを受け取ると、監視開始コマンドで指定
された出力ポートを監視し、その出力ポートを流れるデ
ータを監視する2001。なお、出力ポートの監視の開
始は、前記第3実施形態のように、ネットワーク装置上
で転送エラーの状態を監視し、監視結果に応じて、障害
通知プログラムに特定の出力ポートの監視を開始させる
ようするなど、ネットワーク管理システム無しに自律的
に行うようにしてもよい。
【0133】さて、障害通知プログラム1901は、開
始コマンドを受信すると、指定された出力ポートと直接
接続されているネットワーク装置上の障害通知プログラ
ム1901に対して通信可能かの問い合わせを行う20
02。この結果、問い合わせに対する応答が無かったと
きには、監視している出力ポートへ転送されるデータの
解析を始める2003。
【0134】障害通知プログラム1901は、監視して
いる出力ポートにデータが流れてきたデータの送信元、
送信先を検出する。そして、データの送信先と通信不可
であることを示す状態情報を含んだ障害通知をデータの
送信元に対して送信し2004、通知テーブルを作成す
る2005。
【0135】この通知テーブルの構成を図22に示す。
【0136】図示するように、障害通知テーブル220
1の各エントリは、データの送信元に通知した状態情報
を識別する通知識別子2202、データの送信元を表す
送信元端末2203、データの送信先を表す送信先端末
2204で構成される。
【0137】さて、障害通知プログラム1901は、出
力ポートの監視結果や、表示プログラム1902、他の
ネットワーク装置20の障害通知プログラム1901、
および、ネットワーク管理システム10からの通知に応
じて以下の処理を行う。
【0138】まず、監視している出力ポートに新たなデ
ータが転送されてきた2006ならば、先ほどと同様
に、データを解析し、送信元に状態情報、通知識別子、
送信先、障害通知プログラムが存在するネットワーク装
置を通知し、通知テーブルにエントリを追加する200
7。
【0139】他のネットワーク装置20の障害通知プロ
グラム1901からの通知としては、前述の通信可能か
の問い合わせと回復確認通知がある。
【0140】通信可能かの問い合わせを受信した200
8場合は、問い合わせを送信した障害通知プログラムに
問い合わせを受信したことを伝えるために、受信通知を
発行する2009。
【0141】回復確認通知を受信した場合の処理につい
ては後述する。
【0142】表示プログラム1902からの通知として
は、解除通知がある。この解除通知を受信た場合の処理
についても後述する。
【0143】ネットワーク管理システム10からの通知
は、状態変更通知と回復通知である。
【0144】障害通知プログラムが、状態変更通知を受
信した2014場合は、通知テーブルを元にデータの転
送元に、これを通知情報として送信する2015。
【0145】また、障害回復通知を受信した2016場
合は、出力ポートの監視を止め、通知テーブルに登録さ
れている各送信先に対して回復確認通知を送信する20
17。ただし、たとえば、第3実施形態と同様に、監視
していた出力ポートに接続するネットワーク装置の障害
通知プログラムとの間で通信が可能となった時点で、回
復確認通知を送信するなど、ネットワーク管理システム
無しに自律的に動作するようにしてもよい。
【0146】回復確認通知には、通知テーブルの送信先
が登録されているエントリの情報を含める。そして、こ
れ対する応答が送信先から帰って2018ときには、送
信先と通信可能と判断し、対応する送信元に通信可能を
示す状態情報を送信する2019。
【0147】ところで、回復確認通知を送信したネット
ワーク装置20から送信先への経路上の他のネットワー
ク装置20の障害通知プログラム1901が回復確認通
知が流れる出力ポートを監視している場合には、この回
復確認通知は、その監視を行っている障害通知プログラ
ム1901が受け取る。この場合、回復確認通知を受け
取った障害通知プログラム1901は2010には、そ
の送信元の障害通知プログラムに、自身の識別子と先に
ネットワーク管理システム10より受け取った通知情報
を含めた障害通知を送信し2011、通知テーブルのエ
ントリに回復確認通知と共に送られたエントリを追加す
る。そして、回復通知の送信元である障害通知プログラ
ム1901は、回復確認通知の応答として障害通知を受
信したならば、その障害通知を発行した障害通知プログ
ラム1901の識別子と受信した通知情報を含んだ通知
依頼通知を、通知テーブルにおいて、回復確認通知を送
信した送信先と同じエントリに登録されている送信元
に、その通知依頼通知の通知識別子や回復確認通知を送
信した送信先と共に送信し、そのエントリを削除する2
020。
【0148】次に、端末30上の表示プログラム190
2の動作について説明する。ただし、表示プログラムの
動作とは、表示プログラムが定義する処理を行うプロセ
スの動作をさす。
【0149】図23に、表示プログラム1902が行う
処理の手順を示す。
【0150】端末上の表示プログラム1902は、状態
情報を受信する2301と、状態情報が示すデータの送
信先、受信した状態情報、通知情報、時刻などを、たと
えば第1実施形態における障害通知ウインドウと同様の
ウインドウによって表示し、ユーザに伝え2302、表
示テーブルを作成する。
【0151】図24に表示テーブルの構成を示す。
【0152】図示するように、表示テーブル2401の
各エントリの障害通知プログラム識別子2402は、状
態情報を通知したネットワーク装置を識別するものであ
る。通知識別子2403は、受信した状態情報と共に通
知された状態情報の通知識別子である。状態2405
は、受信した状態情報であり、時刻2406は、状態情
報含まれている状態情報が発生した時間、コメントは通
知された通知情報を表す。
【0153】さて、表示プログラム1902は、ユーザ
からの通知およびネットワーク装置20上の障害通知プ
ログラム1901からの通知に応じて、以下の処理を行
う。
【0154】ユーザからの通知は、前記第1実施形態と
同様な、解除通知と確認通知である。
【0155】表示プログラム1902は、確認通知を受
信する2304と、確認通知が指定する表示テーブルの
エントリを削除する2305。また、解除通知を受信す
る2306と、表示プログラム1902は、解除通知が
指定する表示テーブルエントリに登録された障害通知プ
ログラム識別子の障害通知プログラム1901に対し
て、そのエントリに登録された送信先についての解除通
知を送信し、このエントリを、表示テーブルより削除す
る2307。
【0156】ここで、障害通知プログラムは、解除通知
を受信する図21の2013と、解除通知で指定された
送信先が登録されている通知テーブルのエントリを削除
する2013。
【0157】さて、表示プログラム1902が、障害通
知プログラム11901から、状態情報や通知情報を受
信する2308と、状態情報が指定する送信先が登録さ
れた表示テーブルのエントリの状態やコメントを、状態
情報、通知情報で伝えられた内容に変更し、これに従っ
て障害通知ウインドウの表示を更新することにより、ユ
ーザに対して、状態情報や通知情報で伝えられた内容を
通知する2309。
【0158】また、表示プログラムが、通知依頼通知を
受信した2310場合は、表示テーブルの、通知依頼通
知が指定する送信先が登録されたエントリの障害通知プ
ログラム識別子を、通知依頼通知に含まれる障害通知プ
ログラム識別子に更新し、そのエントリのコメントを通
知依頼通知に含まれる通知情報に従って更新し、そのエ
ントリの通知識別子を通知依頼通知の通知識別子に更新
する2311。
【0159】また、回復確認通知を受信する2312
と、表示プログラム1902は、送信元にネットワーク
装置に受信通知を発行する2313。
【0160】また、表示テーブルに登録されていない送
信先について状態情報を受信する2314と、表示テー
ブル内にエントリを追加する2315。
【0161】以上、本発明の第4の実施形態について説
明した。
【0162】以上のように、移動するプログラムを使用
しない本第4実施形態によれば、移動するエージェント
をサポートする環境を持たないネットワークシステムに
おいても、前記第1実施形態と同様の効果を達成するこ
とができる。
【0163】以上、本発明の実施形態について説明し
た。
【0164】なお、以上の各実施形態に係るネットワー
ク管理システム、ネットワーク装置、端末のプログラム
メモリに記憶される各種プログラムは、たとえば、CD-R
OMなどの記憶媒体から供給するようにしてもよい。この
場合には、ネットワーク管理システム、ネットワーク装
置、端末に、CD-ROMドライブなどのリムーバルな記憶媒
体のドライブ装置を設け、ドライブ装置より記憶媒体に
記憶された各種プログラムを読み込みプログラムメモリ
に格納するようにすればよい。
【0165】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ネット
ワーク管理者の負担を軽減しつつ、ユーザが行っている
通信に障害が生じたときに、ユーザに、その障害につい
ての情報を適切に提示することができる。また、併せ
て、ユーザに障害についての情報を提示するために行わ
なければならない、ネットワーク管理システムにおける
各処理の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るネットワークシス
テムの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るネットワークシス
テムの各装置の構成を示したブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る設定ウインドウを
示した図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る障害通知プログラ
ムの処理を示したフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態に係る設定ウインドウを
示した図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る通知テーブルの構
成を示した図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る障害通知プログラ
ムの対象検索処理を示したフローチャートである。
【図8】本発明の第1実施形態に係る表示プログラムの
処理を示したフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施形態に係る障害通知ウインド
ウを示した図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る表示テーブルの
構成を示した図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るネットワークシ
ステムの各装置の構成を示したブロック図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る設置ウインドウ
を示した図である。
【図13】本発明の第2実施形態に係る障害通知プログ
ラムの処理を示したフローチャートである。
【図14】本発明の第2実施形態に係る障害通知ウイン
ドウを示した図である。
【図15】本発明の第2実施形態に係る表示テーブルの
構成を示した図である。
【図16】本発明の第2実施形態に係る検索プログラム
の処理を示したフローチャートである。
【図17】本発明の第2実施形態に係る検索プログラム
の対象検索処理を示したフローチャートである。
【図18】本発明の第3実施形態に係るネットワークシ
ステムを構成する各装置の構成を示したブロック図であ
る。
【図19】本発明の第4実施形態に係るネットワークシ
ステムを構成する各装置の構成を示したブロック図であ
る。
【図20】本発明の第4実施形態に係る障害通知プログ
ラムの処理を示したフローチャートである。
【図21】本発明の第4実施形態に係る障害通知プログ
ラムの処理を示したフローチャートである。
【図22】本発明の第4実施形態に係る通知テーブルの
構成を示した図である。
【図23】本発明の第4実施形態に係る表示プログラム
の処理を示したフローチャートである。
【図24】本発明の第4実施形態に係る表示テーブルの
構成を示した図である。
【符号の説明】
10…ネットワーク管理システム,11…通信制御装
置,12…プログラムメモリ,14…中央処理装置,2
0…ネットワーク装置,21…通信制御装置,22…プ
ログラムメモリ、26…中央処理装置、30…端末、3
1…通信制御装置、32…プログラムメモリ、35…中
央処理装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置と、前記端末装置間のデー
    タを中継する複数のネットワーク装置とを有するネット
    ワークシステムであって、 前記各ネットワーク装置は、障害が生じた出力ポートか
    ら出力されるデータのの送信元の端末装置を検出する手
    段と、検出した送信元の端末装置に、障害が生じた旨を
    伝える障害情報を通知する手段とを有することを特徴と
    するネットワークシステム。
  2. 【請求項2】複数の端末装置と、前記端末装置間のデー
    タを中継する複数のネットワーク装置と、ネットワーク
    を管理するネットワーク管理システムとを有するネット
    ワークシステムであって、 前記ネットワーク管理システムは、 装置上を移動可能であり最初の移動先が指定したネット
    ワーク装置である障害通知エージェントを生成する手段
    と、生成したエージェントに監視対象の出力ポートを指
    定する手段とを有し、 前記指定したネットワーク装置に移動した障害通知エー
    ジェントは、当該ネットワーク装置が指定された監視対
    象の出力ポートから出力するデータの送信元の端末装置
    を検出し、検出した送信元の端末装置に障害が生じた旨
    を伝える障害情報を通知することを特徴とするネットワ
    ークシステム。
  3. 【請求項3】請求項2記載のネットワークシステムであ
    って、 前記ネットワーク管理システムは、前記指定したネット
    ワーク装置に移動する障害通知エージェントに、ユーザ
    に伝える情報を通知する手段を有し、 前記指定したネットワーク装置に移動した障害通知エー
    ジェントは、前記管理システムから通知された情報を、
    障害情報として、前記検出した送信元の端末装置に通知
    することを特徴とするネットワークシステム。
  4. 【請求項4】複数の端末装置と、前記端末装置間のデー
    タを中継する複数のネットワーク装置とを有するネット
    ワークシステムであって、 前記各ネットワーク装置は、障害が生じた出力ポートか
    ら出力されるデータのの送信元の端末装置を検出し、検
    出した送信元の端末装置に、障害が生じた旨を伝える障
    害情報を通知する障害通知エージェントを生成する状態
    監視手段を有することを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  5. 【請求項5】請求項2または4記載のネットワークシス
    テムであって、 前記障害通知エージェントは、前記データの送信元の端
    末装置の検出と共に送信先の端末装置を検出し、検出し
    た送信先の端末装置との間の通信が可能になったかどう
    かを検出し、前記送信先の端末装置との間の通信が可能
    となった場合に、前記送信元の端末装置に、障害が回復
    した旨を伝える障害情報を通知することを特徴とするネ
    ットワークシステム。
  6. 【請求項6】請求項2または4記載のネットワークシス
    テムであって、 前記ネットワーク装置の障害通知エージェントは、 前記データの送信元の端末装置の検出と共に送信先の端
    末装置を検出し、検出した送信元の端末装置に障害が生
    じた旨を伝える障害情報を通知した後に、前記データの
    送信先の端末装置へ向かう経路に沿ってネットワーク装
    置を、順次、移動可能になるのを待ちながら移動し、次
    の移動先が前記データの送信先の端末装置となった場合
    に、当該データの送信先の端末装置と当該データの送信
    先の端末装置の直前のネットワーク装置とが通信可能で
    あるか否かを調べ、結果を障害情報として、当該データ
    の送信先の端末装置へのデータの送信元の端末装置へ通
    知することを特徴とするネットワークシステム。
  7. 【請求項7】請求項2、3または4記載のネットワーク
    システムであって、 前記障害通知エージェントは、前記送信元の端末装置へ
    の最初の障害情報の通知に先だってもしくは通知と共
    に、前記検出した送信元の端末装置に移動する提示エー
    ジェントを生成し、 前記各端末装置に移動した前記提示エージェントは、当
    該提示エージェントを生成した障害通知エージェントよ
    り当該端末装置に通知された障害情報を提示することを
    特徴とするネットワークシステム。
  8. 【請求項8】請求項7記載のネットワークシステムであ
    って、 既に第1の提示エージェントが存在する端末装置上に移
    動した第2の提示エージェントは、前記第1の提示エー
    ジェントが存在しなかった場合に当該第2の提示エージ
    ェントが行う処理を、前記第1の提示エージェントに依
    頼し、 前記第1の提示エージェントは、前記第2の提示エージ
    ェントから依頼された処理を行うことを特徴とするネッ
    トワークシステム。
  9. 【請求項9】複数の端末装置と、前記端末装置間のデー
    タを中継する複数のネットワーク装置とを有するネット
    ワークシステムであって、 前記各端末装置は、 障害を認知したデータの送信先の端末装置へ向かう経路
    上のネットワーク装置を順次移動し、当該データの送信
    先の端末装置へ向かう経路上次のネットワーク装置へ移
    動できなくなった場合に、当該端末装置に、障害が生じ
    た旨を伝える障害情報を通知する、検索エージェントを
    生成する障害通知手段を有することを特徴とするネット
    ワークシステム。
  10. 【請求項10】請求項9記載のネットワークシステムで
    あって、 前記検索エージェントは、検出した送信元の端末装置に
    障害が生じた旨を伝える障害情報を通知した後に、前記
    データの送信先の端末装置へ向かう経路に沿ってネット
    ワーク装置を、順次、移動可能になるのを待ちながら移
    動し、次の移動先が前記データの送信先の端末装置とな
    った場合に、当該データの送信先の端末装置と当該デー
    タの送信先の端末装置の直前のネットワーク装置とが通
    信可能であるか否かを調べ、結果を障害情報として、当
    該検索エージェントを生成した障害通知手段を有する端
    末装置へ通知することを有することを特徴とするネット
    ワークシステム。
  11. 【請求項11】請求項9または10記載のネットワーク
    システムであって、 既に第1の検索エージェントが存在する端末装置上に移
    動した第2の検索エージェントは、前記第1の検索エー
    ジェントが存在しなかった場合に当該第2の検索エージ
    ェントが行う処理を、前記第1の検索エージェントに依
    頼し、 前記第1の検索プロセスは、前記第2の検索エージェン
    トから依頼された処理を行うことを特徴とするネットワ
    ークシステム。
  12. 【請求項12】複数の端末装置と、前記端末装置間のデ
    ータを中継する複数のネットワーク装置とを有するネッ
    トワークシステムであって、 前記各ネットワーク装置は、障害通知手段を有し、 各ネットワーク装置の前記障害通知手段は、当該ネット
    ワーク装置と直接接続する他のネットワーク装置の障害
    通知手段との間でメッセージを交換し、メッセージの交
    換に障害が生じた場合に、当該他のネットワーク装置と
    接続する出力ポートから出力されるデータの解析を行っ
    て当該データの送信元の端末装置を検出し、検出した送
    信元の端末装置に、障害が生じた旨を伝える障害情報を
    通知し、検出した送信元の端末装置に障害が生じた旨を
    伝える障害情報を通知した後に、前記データの送信先の
    端末装置との間で通信可能か否かを、前記データの送信
    先の端末装置とメッセージを交換することにより調べ、
    通信可能であれば、前記、検出した送信元の端末装置に
    障害が回復したことを通知する障害通知手段を有するこ
    とを特徴とするネットッワーク装置。
  13. 【請求項13】複数の端末装置と、前記端末装置間のデ
    ータを中継する複数のネットワーク装置とを有するネッ
    トワークシステムにおいて端末装置に障害情報を通知す
    る方法であって、 前記各ネットワーク装置において、障害が生じた出力ポ
    ートから出力されるデータの解析を行って当該データの
    送信元の端末装置を検出するステップと、検出した送信
    元の端末装置に、障害が生じた旨を伝える障害情報を通
    知するステップとを有することを特徴とする障害通知方
    法。
  14. 【請求項14】ネットワークにおいてデータを中継す
    る、プログラムを実行可能なネットワーク装置に読み込
    まれ実行されるプログラムを記憶した記憶媒体であっ
    て、 前記プログラムは、前記ネットワーク装置に、障害が生
    じた出力ポートから出力されるデータの解析を行って当
    該データの送信元の端末装置を検出するステップと、検
    出した送信元の端末装置に、障害が生じた旨を伝える障
    害情報を通知するステップを実行させることを特徴とす
    る記憶媒体。
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