JPH11295734A - 液晶表示装置用面光源装置 - Google Patents

液晶表示装置用面光源装置

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JPH11295734A
JPH11295734A JP9936298A JP9936298A JPH11295734A JP H11295734 A JPH11295734 A JP H11295734A JP 9936298 A JP9936298 A JP 9936298A JP 9936298 A JP9936298 A JP 9936298A JP H11295734 A JPH11295734 A JP H11295734A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal panel
reflector
guide plate
light source
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JP9936298A
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Kazumasa Kurokawa
和雅 黒川
Masaaki Ozaki
正明 尾崎
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネル10内の液晶にリフレクタ40の
上端部40aからの熱エネルギーを伝わり難くした構造
の面光源装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 導光板10の入射端面20a及び表面2
1の隅角部を液晶パネル10の裏面11の端部から離れ
るように分離面22を形成してこの分離面22と液晶パ
ネル10の裏面11の端部との間に空所Gを設けてい
る。このため、リフレクタ40の上側端部40aからの
熱エネルギーが液晶パネル10の裏面11の端部に伝わ
り難い。従って、液晶パネル10の端部の温度上昇は抑
えられるので、液晶パネル10の温度むらは低減され
る。その結果、液晶パネル10の表示むらも低減される
ことになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スメクチック液晶
等の熱の影響を受け易い液晶を用いる液晶パネルに採用
するに適した面光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の面光源装置において、図
10に示す如く、液晶パネル1の裏面に沿い導光板2を
配置し、この導光板2の入射端面2aに沿い冷陰極放電
管3を配置し、冷陰極放電管3を覆うように湾曲状のリ
フレクタ4を配置したものがある。
【0003】上記面光源装置では、冷陰極放電管3は導
光板2内にその入射端面2aから光を入射し、リフレク
タ4は、冷陰極放電管3の光を反射して導光板2内にそ
の入射端面2aから入射させる。そして、導光板2内に
入射した光は、導光板2の表面2bから面状光として、
液晶パネル1に出射される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、導光板2の
面状光による輝度分布は、液晶パネル1の裏面全体に亘
り均一にし得るものの、冷陰極放電管3は、その発光時
に熱エネルギーを発生し、この熱エネルギーは冷陰極放
電管3の周囲を介して液晶パネル1に伝わる。このた
め、冷陰極放電管3の熱エネルギーは、液晶パネル1の
液晶に悪影響を及ぼすことになる。
【0005】これに対しては、特開昭59−17676
8号公報にて示す如く、放熱部材のうち導光板の入射端
面に対向する対向面に凹部を形成してこの凹部に光源を
収容し、この光源からの熱エネルギーを上記放熱部材に
よりその外部に放出して管光源から液晶パネルへの熱の
影響を抑えるようにしたものがある。しかし、このよう
にしても、液晶パネルの液晶として反強誘電性液晶を採
用している場合には、この反強誘電性液晶が特に熱に敏
感であるため、液晶パネルは熱エネルギーを受けてその
特性に大きく変動を招く。従って、液晶パネルの表示面
に表示むらが生じるという不具合がある。
【0006】この点につき、液晶パネルの両電極基板の
間隔(セルギャップ)を1.2μmとし、かつ両電極基
板の間に反強誘電性液晶を封入した液晶パネルについて
実験により調べたところ、図11にて示すグラフが得ら
れた。このグラフは、液晶パネルの温度をパラメータと
して、液晶パネルの表示面の輝度と両電極基板への印加
電圧(信号電圧)との関係を示す。ここで、符号Aは、
液晶パネルの温度を45℃とした場合のグラフであり、
符号Bは、液晶パネルの温度を50℃とした場合のグラ
フである。
【0007】これらによれば、輝度が50%(輝度25
0cd/m2 を100%とする)となる印加電圧1.4
Vで両グラフを比較した場合、グラフAの場合125c
d/m2 であり、一方、グラフBの場合160cd/m
2 である。従って、輝度比(160/125)は約1.
3となり、液晶パネルの温度50℃の場合の方が、液晶
パネルの温度45℃の場合に比べ、輝度が約1.3倍と
なる。これは、人間の目にとって、十分に、明るさのむ
ら、つまり、表示むらとして見えてしまう根拠となる。
なお、色の差まで含めると、さらに厳しくなる。
【0008】以上のようなことから、液晶パネルの温度
むらは、その全体において、±2.5℃以内にしなけれ
ば、表示むらをなくすることができないことが分かっ
た。また、液晶パネルの表示面の温度むらの原因を調査
した結果、冷陰極放電管3からの熱エネルギーがリフレ
クタ4を通して液晶パネルの端部に伝わり、液晶パネル
の端部の温度がその中央部の温度に比べて高くなること
が明確に分かった。
【0009】具体的には、リフレクタ4の上下両端部4
a、4bは、図10に示す如く、導光板2の入射端面2
aの近傍部分を挟持しており、このリフレクタ4の上端
部4aは、液晶パネル1の端部の裏面1aの近傍に位置
している。このため、冷陰極放電管3の熱エネルギー
は、リフレクタ4の上端部4aを通して液晶パネル1の
端部に伝わり易い。これが原因で液晶パネル1に温度む
らが生じるのである。
【0010】従って、液晶パネルの液晶として反強誘電
性液晶を用いる場合には、リフレクタ4の上端部4aか
らの熱エネルギーを、液晶パネル1の端部に伝わり難く
する必要がある。そこで、本発明は、以上のようなこと
に対処するため、液晶パネル内の液晶にリフレクタの上
端部からの熱エネルギーを伝わり難くした構造の面光源
装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、液晶表示装置の
液晶パネル10に沿いその裏面側にて配設された導光板
であってその入射光を前記液晶パネルにその裏面から入
射させる導光板(20)と、この導光板の入射端部に沿
い配設されて導光板にその入射端部から光を入射する管
光源(30)と、この管光源を介し前記導光板の入射端
部に対向するように配設されたリフレクタであってその
上下両端部(40a、40b)にて導光板の入射端部を
挟持するリフレクタ(40)とを備えており、このリフ
レクタは管光源からの光を反射して導光板内にその入射
端部から入射するようにした液晶表示装置用光源装置に
おいて、導光板の入射端部のうち液晶パネルの裏面に対
向する表面部は、空所(G)を介し当該液晶パネルの裏
面に対向するようにこの裏面から離れて位置する分離面
(22)として形成されている。
【0012】このため、リフレクタの上側端部からの熱
エネルギーが液晶パネルの裏面の入射端面側端部に伝わ
り難い。従って、液晶パネルの端部の温度上昇は抑えら
れるので、液晶パネルの温度むらは低減される。その結
果、液晶パネルの表示むらも低減されることになる。こ
こで、請求項2に記載の発明においては、リフレクタ
は、その内壁及び外壁にて、それぞれ、断面湾曲状及び
断面コ字状に形成されて肉厚部(40c)を備える。
【0013】この場合、リフレクタの肉厚部にて熱エネ
ルギーを貯め易いため、リフレクタの上側端部からの熱
エネルギーが液晶パネルの裏面の入射端面側端部により
一層伝わり難い。従って、液晶パネルの端部の温度上昇
はより一層抑えられる。また、請求項3に記載の発明に
おいては、リフレクタは、その外壁にて、複数の放熱フ
ィン(47、48)を外方に向けて設けている。
【0014】この場合、リフレクタの外壁面積が大きく
なるので、リフレクタの放熱性が向上する。このため、
リフレクタの上側端部から液晶パネルの裏面の入射端面
側端部に伝わり熱エネルギーは微小になる。その結果、
液晶パネルの端部の温度上昇は抑えられる。さらに、請
求項4に記載の発明においては、リフレクタの空所側部
分(41)は、断熱性の高い材料から形成されている。
この場合、熱エネルギーは、リフレクタの空所側部分以
外の部分を通してその外部に放出される。このため、熱
エネルギーは、リフレクタの上側端部を通して液晶パネ
ルの裏面の入射端面側端部に伝わらなくなる。その結
果、液晶パネルの端部の温度上昇は一層抑えられる。な
お、上記断熱性の高い材料とは、後述する第1実施形態
の変形例(図3参照)にて述べるアルミ箔があげられ
る。
【0015】また、請求項5に記載の発明においては、
リフレクタの空所側部分(41)の内部は中空状であっ
て真空状態である。この場合も、リフレクタの空所側部
分の断熱性が高くなるので、上記請求項4に記載の発明
の場合と同様の作用効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明に係る面光源装置Sが適
用されてなる車両用液晶表示装置の部分断面を示してい
る。
【0017】この液晶表示装置は液晶パネル10を備え
ており、この液晶パネル10は上下両電極基板と、これ
ら両電極基板間に封入した反強誘電性液晶とを備えてい
る。面光源装置Sは液晶パネル10の裏面11に沿い配
設されており、この面光源装置Sは導光板20、冷陰極
放電管30及びリフレクタ40を備えている。導光板2
0は、その表面21にて、液晶パネル10の裏面11に
沿い配設されている。導光板20は、表面21と入射端
面20aとの隅角部にて、分離面22を備えており、こ
の分離面22は、液晶パネル10の裏面11の端部との
間にて、図1に図示断面形状の空所Gを形成する。分離
面22は入射端面20aに直交する直交面部22aと、
この直交面部22aの内端から表面21に向けて傾斜状
に延びる傾斜面部22bとを備える。
【0018】また、導光板20は、その入射端面20a
から冷陰極放電管30によって光を入射されると、この
光を表面21から面状光として出射する。冷陰極放電管
30は導光板20の入射端面20aに沿い配設されてお
り、この冷陰極放電管30は導光板20の入射端面20
aに線状の光を入射する。リフレクタ40は、冷陰極放
電管30をその長手方向に亘り覆うように半円筒形状に
形成されている。リフレクタ40の上側端部40aは、
導光板20の直交面部22aに固定されており、下側端
部40bは、導光板20の裏面23の入射端面20aの
近傍部分に固定されている。これにより、リフレクタ4
0がその上下両端部40a、40bにて導光板20のう
ち入射端面20aの板厚方向両端近傍部分を挟持してい
る。なお、リフレクタ40の内壁は反射面として機能す
る。
【0019】上記のように構成した本第1実施形態にお
いて、冷陰極放電管30は、その発光時にて、熱エネル
ギーを発生すると、この熱エネルギーはリフレクタ40
に伝わる。ここで、上述の如く、導光板20の分離面2
2と液晶パネル10の裏面11の端部との間に空所Gが
形成されている。このため、リフレクタ40の上側端部
40aは、液晶パネル10の裏面11の端部から離れて
位置している。よって、リフレクタ40の上側端部40
aからの熱エネルギーが液晶パネル10の裏面11の端
部に伝わり難い。
【0020】なお、冷陰極放電管30の熱エネルギー
は、導光板20に入射端面20aから伝わるものの、導
光板20の熱伝導性は、リフレクタ40の熱伝導性に比
べて低い。このため、冷陰極放電管30から導光板20
を通して液晶パネル10に伝わる熱エネルギーは微小で
ある。この結果、液晶パネル10の端部の温度上昇は抑
えられる。従って、液晶パネル10の温度むらは低減さ
れるので、液晶パネル10の表示むらも低減されること
になる。
【0021】次に、上記第1実施形態の変形例について
図2を参照して説明する。この変形例では、上記第1実
施形態にて述べたリフレクタ40は、断面中空状円弧部
を備えており、この円弧部はリフレクタ40の上側半分
41に形成されている。本変形例においては、当該円弧
部の内部は真空状態にしてある。その他の構成は上記第
1実施形態の場合と同様である。
【0022】このように構成した第1実施形態の変形例
では、上述の如く、上記円弧部の内部は真空状態にして
あるので、リフレクタ40の上側半分41の断熱性は、
リフレクタ40の下側半分42の断熱性に比べて高くな
る。このため、熱エネルギーは、リフレクタ40の上側
半分41を通して放出されることなく、下側半分42を
通してその外部に放出される。従って、上記第1実施形
態の場合よりも、液晶パネル10の端部の温度上昇は抑
えられる。その他の作用効果は上記第1実施形態の場合
と同様である。
【0023】なお、上記変形例では、リフレクタ40の
上記円弧部の内部を真空状態にした例について説明した
が、これに限らず、内部を真空状態にしてあるボールを
多数個上記円弧部の内部に挿入して上側半分41の断熱
性を下側半分42の断熱性に比べて高くしてもよい。ま
た、上記変形例では、リフレクタ40の上記円弧部の内
部を真空状態にした例について説明したが、これに限ら
ず、上記円弧部の内部に液状の物質を封入して温度変化
による当該物質の相変化を利用して上側半分41の断熱
性を下側半分42の断熱性に比べて高くしてもよい。
【0024】さらに、上記変形例では、リフレクタ40
の上側半分41に上記断面中空状円弧部を形成した例に
ついて説明したが、これに代わり、図3に示す如く、リ
フレクタ40の上側半分41にアルミ箔を多数枚重ね合
わせた多層構造の円弧部を形成してもよい。この場合
も、上記第1実施形態の変形例と同様に、上側半分41
の断熱性は下側半分42の断熱性に比べて高くし得る。
【0025】(第2実施形態)以下に、本発明の第2実
施形態について図4を参照して説明する。この第2実施
形態おいては、上記第1実施形態にて述べたリフレクタ
40の代わりに、リフレクタ40Aを備えている。この
リフレクタ40Aの内壁は断面半円形状に形成されてお
り、一方、外壁は断面コ字状に形成されている。その他
の構成は上記第1実施形態の場合と同様である。なお、
本第2実施形態では、リフレクタ40Aの内壁を断面半
円形状としたが、これに代わり、断面湾曲状にしてもよ
い。
【0026】このように構成した本第2実施形態では、
上述の如く、リフレクタ40Aの内壁は断面半円形状に
形成されており、外壁は断面コ字状に形成されているた
め、このリフレクタ40Aの肉厚は、上下両隅角部分4
0cにて厚くなっている。このため、上記第1実施形態
の場合に比べて、本第2実施形態のリフレクタ40は、
その内部に熱エネルギーを貯め易い。従って、リフレク
タ40の上側端部40aからの熱エネルギーが空所Gを
通して液晶パネル10の端部に一層伝わり難い。その結
果、上記第1実施形態の場合に比べて、液晶パネル10
の端部の温度上昇は一層抑えられる。なお、その他の作
用効果は上記第1実施形態の場合と同様である。
【0027】次に、上記第2実施形態の変形例について
図5を参照して説明する。この変形例では、上記第2実
施形態にて述べたリフレクタ40Aの上側半分41は円
弧状に形成されている。その他の構成は上記第2実施形
態の場合と同様である。このように構成した本第2実施
形態の変形例においても、リフレクタ40Aの肉厚は、
下側隅角部分40cにて厚くなっている。このため、上
記第2実施形態の場合と同様に、上記第1実施形態の場
合に比べてリフレクタ40に熱エネルギーを貯め易い。
なお、その他の作用効果は上記第2実施形態の場合と同
様である。
【0028】また、リフレクタ40Aは、図6に示す如
く、その下側端部40bの縁部43から導光板20の裏
面23に沿い延出する延出部44を備えるようにしても
よい。この場合、リフレクタ40Aの熱エネルギーは、
その下側端部40bを通して延出部44に向かって伝わ
るので、熱エネルギーは、リフレクタ40Aの内部に貯
まることはない。
【0029】(第3実施形態)以下、本発明の第3実施
形態について図7を参照して説明する。この第3実施形
態では、上記第2実施形態のリフレクタ40Aは、その
側壁部45及び底壁部46に外方に向けて突出する複数
の断面四角形状の放熱フィン47を備えている。その他
の構成は上記第2実施形態のものと同様である。
【0030】このように構成した本第3実施形態では、
上述した如く、リフレクタ40Aの側壁部45及び底壁
部46に複数の放熱フィン47を外方に向けて備えてい
るため、リフレクタ40Aの外壁面積は、上記第2実施
形態の場合に比べて大きくなる。このため、本第3実施
形態のリフレクタ40Aの放熱性は高くなる。従って、
上記第2実施形態の場合と比べて、リフレクタ40Aの
上側端部40aを通して液晶パネル10の端部に伝わる
熱エネルギーは少なくなる。その結果、液晶パネル10
の端部の温度上昇は一層抑えられる。なお、その他の作
用効果は上記第2実施形態の場合と同様である。
【0031】次に、上記第3実施形態の変形例について
図8を参照して説明する。この変形例では、上記第3実
施形態にて述べた如く、同じ幅の放熱フィン47を備え
るのではなく、各放熱フィン47の幅W1より大きい幅
W2の各放熱フィン48をリフレクタ40Aの側壁部4
5の上側部分45aに備えている。その他の構成は上記
第3実施形態の場合と同様である。
【0032】このように構成した第3実施形態の変形例
では、上述の如く、側壁部45の上側部分45aに各放
熱フィン47の幅W1より大きい幅W2の各放熱フィン
48を備えている。このため、側壁部45の下側部分4
5bの外壁面積は、その上側部分45aの外壁面積に比
べて大きくなるので、下側領域45bの放熱性は、その
上側領域45aの放熱性に比べて高くなる。
【0033】この場合、熱エネルギーは、側壁部45の
上側領域45aからほとんど放出されることはなく、主
に、側壁部45の下側領域45b及び底壁部46から放
出される。その他の作用効果は上記第3実施形態の場合
と同様である。 (第4実施形態)以下、本発明の第4実施形態について
図9を参照して説明する。
【0034】この第4実施形態にて、上記第1実施形態
にて述べたリフレクタ40は、その外壁の上下両端部4
0a、40bを除く領域にて、各放熱フィン49を放射
状で外方に向けて設けている。その他の構成は上記第1
実施形態と同様である。このように構成した本第4実施
形態では、上述の如く、各放熱フィン49をリフレクタ
40の外壁に設けている。このため、上記第1実施形態
の場合と比べて、リフレクタ40の外壁面積は大きくな
るため、リフレクタ40の放熱性は高くなる。従って、
リフレクタ40の上側端部40aを通して液晶パネル1
0に伝わる熱エネルギーは、上記第1実施形態の場合と
比べてさらに少なくなる。その結果、液晶パネル10の
端部の温度上昇は一層抑えられる。なお、その他の作用
効果は上記第1実施形態と同様である。
【0035】なお、上記各実施形態では、冷陰極放電管
30を採用した例について説明したが、冷陰極放電管3
0の代わりに熱陰極放電管や蛍光管などの管光源を採用
してもよい。また、上記各実施形態では、液晶パネル1
0に用いる液晶は、反強誘電性液晶に限ることなく、強
誘電性液晶等のスメクチック液晶その他の熱の影響を受
け易い液晶を採用してもよい。
【0036】さらに、本発明の実施にあたり、導光板2
0の分離面22と液晶パネル10の裏面11の端部との
間の空所Gは、図1乃至図9に図示断面形状に形成する
場合に限らず、どのような形状にしてもよい。また、本
発明の実施にあたり、導光板20の入射端面20a及び
表面21の隅角部を液晶パネル10の裏面11の端部か
ら離れるように分離面22を形成してこの分離面22と
液晶パネル10の裏面11の端部との間に空所Gを設け
た例について説明したが、これに限らず、導光板20の
入射端面20aの横断面積を、導光板20の入射端面2
0aを除く領域の横断面積に比べて小さくして入射端面
20a及び表面21間を連結する連結面と液晶パネル1
0の裏面11の端部との間に空所を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す部分断面図であ
る。
【図2】上記第1実施形態の変形例を示す部分断面図で
ある。
【図3】上記第1実施形態の他の変形例を示す部分断面
図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す部分断面図であ
る。
【図5】上記第2実施形態の変形例を示す部分断面図で
ある。
【図6】上記第2実施形態の他の変形例を示す部分断面
図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示す部分断面図であ
る。
【図8】上記第3実施形態の変形例を示す部分断面図で
ある。
【図9】本発明の第4実施形態を示す部分断面図であ
る。
【図10】従来技術を示す断面図である。
【図11】従来技術の液晶パネルの表示面の輝度と印加
電圧との関係を温度をパラメータとして示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10…液晶パネル、20…導光板、21…表面、20a
…入射端面、22…分離面、30…冷陰極放電管、40
…リフレクタ、40a…上側端部、40b…下側端部、
47乃至49…放熱フィン、G…空所。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置の液晶パネル(10)に沿
    いその裏面側にて配設された導光板であってその入射光
    を前記液晶パネルにその裏面から入射させる導光板(2
    0)と、 この導光板の入射端部に沿い配設されて前記導光板にそ
    の入射端部から光を入射する管光源(30)と、 この管光源を介し前記導光板の入射端部に対向するよう
    に配設されたリフレクタであってその上下両端部(40
    a、40b)にて前記導光板の入射端部を挟持するリフ
    レクタ(40)とを備えており、 このリフレクタは前記管光源からの光を反射して前記導
    光板内にその入射端部から入射するようにした液晶表示
    装置用光源装置において、 前記導光板の入射端部のうち前記液晶パネルの裏面に対
    向する表面部は、空所(G)を介し当該液晶パネルの裏
    面に対向するようにこの裏面から離れて位置する分離面
    (22)として形成されていることを特徴とする液晶表
    示装置用光源装置。
  2. 【請求項2】 前記リフレクタは、その内壁及び外壁に
    て、それぞれ、断面湾曲状及び断面コ字状に形成されて
    肉厚部(40c)を備えることを特徴とする請求項1に
    記載の液晶表示装置用光源装置。
  3. 【請求項3】 前記リフレクタは、その外壁にて、複数
    の放熱フィン(49)を外方に向けて設けていることを
    特徴とする請求項1或いは2に記載の液晶表示装置用面
    光源装置。
  4. 【請求項4】 前記リフレクタの前記空所側部分(4
    1)は断熱性の高い材料から形成されていることを特徴
    とする請求項1或いは2に記載の液晶表示装置用面光源
    装置。
  5. 【請求項5】 前記リフレクタの前記空所側部分(4
    1)の内部は中空状であって真空状態であることを特徴
    とする請求項1或いは2に記載の液晶表示装置用面光源
    装置。
JP9936298A 1998-04-10 1998-04-10 液晶表示装置用面光源装置 Pending JPH11295734A (ja)

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JP9936298A JPH11295734A (ja) 1998-04-10 1998-04-10 液晶表示装置用面光源装置

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