JPH11290784A - 分級機 - Google Patents

分級機

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JPH11290784A
JPH11290784A JP10089298A JP10089298A JPH11290784A JP H11290784 A JPH11290784 A JP H11290784A JP 10089298 A JP10089298 A JP 10089298A JP 10089298 A JP10089298 A JP 10089298A JP H11290784 A JPH11290784 A JP H11290784A
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JP
Japan
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casing
coarse
discharge port
classifier
coarse particle
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JP10089298A
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English (en)
Inventor
Seizaburo Akiyama
清三郎 秋山
Toshihisa Shimatani
敏久 島谷
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Hosokawa Micron Corp
Original Assignee
Hosokawa Micron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉砕装置や乾燥装置等に搭載される分級機に
おいて、微粒物が粗粒物排出口から排出されないように
する。 【解決手段】 ケーシング2の内部に、撹拌羽根13を
有する分級ロータ12を、撹拌羽根の先端がケーシング
の内周面との間に間隙を存した状態で回転し得るように
収容し、空気流に乗って分級ロータに搬送されてくる粉
粒物を撹拌羽根によって撹拌し、粗粒物をケーシングの
内周面に沿って旋回せしめてケーシングの周壁に設けた
粗粒物排出口16から外部に排出するようにした分級機
において、粗粒物排出口に対して粗粒物の旋回方向上流
側に隣接した位置に配置され、ケーシングの内部に向け
て圧縮空気を粗粒物の旋回方向に対して鋭角をなすとと
もに分級ロータの径方向の分力を有するように噴射する
ための空気吹出口17と、空気吹出口に圧縮空気を供給
する空気供給手段21とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば食品添加剤
やトナー等の微粒物の製造システムに組み込まれる粉砕
装置や乾燥装置等に搭載される分級機の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の分級機を搭載した粉砕装
置を組み込んだ微粒物の製造システムの構成図、図13
は図12のE−E線断面図である。図12に示すシステ
ムでは、前工程より送られてくる原料がサイロ101、
101に貯蔵され、この原料はフィーダ102を経て粉
砕装置103に供給され、粉砕装置103の下部の粉砕
機で粉粒物状に粉砕された後、粉砕装置103内部に生
じている上昇気流に乗って上昇し、粉砕装置103の上
部の分級機によって微粒物と粗粒物に分級され、微粒物
は粉砕装置103の上部の微粒物排出口104に連通接
続されたバグフィルタ105によって捕集され、回収さ
れて製品となる。なお、106は粉砕装置103で生成
された微粒物をバグフィルタ105に吸引するファン、
107は粉砕装置103の分級機やバグフィルタ105
で微粒物から分離された粗粒物をサイロ101及びフィ
ーダ102に戻すコンベヤ、108は篩機である。
【0003】粉砕装置103の分級機は、図13に示す
ように、粉砕装置103のケーシング109の上端の円
筒状の部分の内部に、外周部に撹拌羽根111を有する
分級ロータ110を、撹拌羽根111の先端がケーシン
グ109の内周面との間に間隙を存した状態で回転し得
るように収容し、上昇空気流に乗って分級ロータ110
に搬送されてくる粉粒物を撹拌羽根111によって撹拌
し、粉粒物中の慣性力の大きい粗粒物をケーシング10
9の内周面に沿って矢印Fの方向に旋回せしめるように
構成したもので、慣性力の小さい微粒物は撹拌羽根11
1、111間の隙間から分級ロータ110の内部に流入
し、分級ロータ110の頂壁(不図示)に設けた貫通孔
を介して粉砕装置103の上部の微粒物排出口104に
流入し、バグフィルタ105によって捕集される。
【0004】ところで、バグフィルタ105は定期的に
フィルタ面に付着した粉粒物を除去する必要があり、フ
ィルタ面の清掃は、バグフィルタ105に接続されたコ
ンプレッサ(不図示)から圧縮空気をバグフィルタ10
5内に瞬間的かつ間欠的に噴射させることによって行
う。この場合、圧縮空気の噴射によって瞬間的にバグフ
ィルタ105内の圧力が幾分変動するため、これと連通
した粉砕装置103の分級機からの空気の流入が多少抑
制されることになり、分級ロータ110の周囲に粗粒物
が過剰に滞留していると、この粗粒物が粉砕機に逆流
し、粉砕機がオーバーロードになって故障することがあ
る。なお、この問題は、上記の粉砕機に代えて原料の解
砕機を内蔵した構造の乾燥装置の場合にも生じる恐れが
ある。そこで、このような粉砕装置や乾燥装置等に搭載
される分級機では、図13に示すように、ケーシング1
09の周壁に粗粒物排出口112を設けて、ケーシング
109の内周面に沿って旋回する粗粒物を粗粒物排出口
112から外部に排出するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような構造の
分級機では、ケーシング109の内周面に沿って旋回す
る粗粒物に少量の微粒物が混じるのが避けられず、この
微粒物が粗粒物とともに粗粒物排出口112から排出さ
れてしまうという問題点が有った。
【0006】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は、粉砕装置や乾燥装
置等に搭載される分級機において、粗粒物とともに微粒
物が排出されないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、円筒状のケーシングの内部
に、外周部に撹拌羽根を有する分級ロータを、前記撹拌
羽根の先端が前記ケーシングの内周面との間に間隙を存
した状態で回転し得るように収容し、空気流に乗って前
記分級ロータに搬送されてくる粉粒物を前記撹拌羽根に
よって撹拌し、前記粉粒物中の粗粒物を前記ケーシング
の内周面に沿って旋回せしめて前記ケーシングの周壁に
設けた粗粒物排出口から外部に排出するようにした分級
機において、前記粗粒物排出口に対して前記粗粒物の旋
回方向上流側に隣接した位置に配置され、前記ケーシン
グの内部に向けて圧縮空気を前記粗粒物の旋回方向に対
して鋭角をなすとともに前記分級ロータの径方向の分力
を有するように噴射するための空気吹出口と、この空気
吹出口に圧縮空気を供給する空気供給手段とを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の分級
機において、前記粗粒物排出口の開口面積を調節する調
節手段を設けたことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項2の分級
機において、前記調節手段が、前記粗粒物排出口に対し
て粗粒物の旋回方向下流側に隣接した位置に配置され、
前記ケーシングの周壁の一部をなすように断面円弧形に
形成されているとともに粗粒物の旋回方向に対して直交
する方向にのびる支軸によって回動可能に支持されたフ
ラップであることを特徴とするものである。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項2または
請求項3の分級機において、前記調節手段が前記粗粒物
排出口を閉鎖可能であることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の
実施形態である分級機を搭載した粉砕装置1の正面図、
図2は図1のA−A線断面図、図3は粉砕装置1の下部
の縦断面図、図4は図3のB−B線断面図、図5は粉砕
装置1の上部の縦断面図である。
【0012】図1に示す粉砕装置1は、例えば図12に
示すような微粒物の製造システムに組み込まれて使用さ
れるものであって、下部に、投入された原料を粉粒物状
に粉砕する粉砕機を有し、上部に、粉砕機で粉砕された
原料を微粒物と粗粒物に分級する分級機を有している。
粉砕装置1は筒状のケーシング2を有しており、ケーシ
ング2の下部には原料投入口3が設けられ、上部には微
粒物排出口4が設けられている。微粒物排出口4にはバ
グフィルタ5が連通接続されており、バグフィルタ5に
は、粉砕装置1で生成された微粒物をバグフィルタ5に
吸引するファン6が連通接続されている。
【0013】粉砕装置1の下部の粉砕機は、図3に示す
ように、ケーシング2の下端部の内部に、紙面に直交す
る回転軸7を介して、外周部に多数の粉砕刃9を有する
円筒状のロータ8を回転自在に収容したものである。図
4に示すように、粉砕刃9は断面T字形のもので、その
下端部が、ロータ8の周縁部に沿って設けられた回転軸
7と平行に延びる支軸10によって回転自在に支持され
ており、ロータ8が回転すると遠心力によって起立する
ようになっている。回転軸7に連結されたモータ(不図
示)を駆動すると、起立した粉砕刃11の先端がケーシ
ング2の内面との間に間隙を存した状態でロータ8が図
13の反時計回り方向に回転し、原料投入口3から投入
された原料が粉砕刃9の先端とケーシング2の内面の間
で挟圧されて粉粒物状に粉砕される。
【0014】粉砕装置1の上部の分級機は、図5に示す
ように、ケーシング2の円筒状の上端部の内部に、垂直
方向に延びる回転軸11を介して、逆円錐形で外周部に
撹拌羽根13を有する分級ロータ12を回転自在に収容
したものである。図2に示すように、各撹拌羽根13
は、その先端部が基端部よりも回転方向後方側に位置す
るように、上下両端部が分級ロータ12の頂壁14及び
底壁15に支持されている。図2に示すように、ケーシ
ング2の周壁には垂直方向に延びるスリット状の粗粒物
排出口16が設けられており、ケーシング2の外周面に
は、粗粒物排出口16に連通した排出管2aが取り付け
られている。
【0015】回転軸11に連結されたモータ(不図示)
を駆動すると、分級ロータ12は、撹拌羽根13の先端
部がケーシング2の内周面との間に間隙を存した状態で
図2の時計回り方向に回転し、ケーシング2内部に生じ
ている上昇空気流に乗って分級ロータ12に搬送されて
くる粉粒物を撹拌羽根13によって撹拌し、粉粒物中の
慣性力の大きい粗粒物をケーシング2の内周面に沿って
旋回せしめる。この粗粒物は粗粒物排出口16に流れ込
み、排出管2aを介して外部に排出される。また、慣性
力の小さい微粒物は撹拌羽根13、13間の隙間から分
級ロータ12内部に流入し、分級ロータ12の頂壁14
に設けられた貫通孔14aを介して微粒物排出口4に流
入し、バグフィルタ5によって捕集される。
【0016】そして、本発明では、粗粒物排出口16に
対して粗粒物の旋回方向上流側に隣接した位置に空気吹
出口17が設けられている。本実施形態では、空気吹出
口17は、ケーシング2の内周面に形成された垂直方向
に延びる凹部18と、凹部18の内部に収容された垂直
方向にのびる複数枚の噴射角度調節翼19、19、・・
・と、凹部18の内部に連通しケーシング2の外面から
外方に向けて突出した圧縮空気供給管20とからなって
おり、圧縮空気供給管20にコンプレッサ(空気供給手
段)21が連通接続されている。
【0017】噴射角度調節翼19、19、・・・は、凹
部18の開口端に沿って等間隔をおいて互いに平行に配
置されており、コンプレッサ21によって凹部18に圧
縮空気を供給すると噴射角度調節翼19、19間に形成
されたスリット状の隙間からケーシング2内部に向けて
圧縮空気が噴射されるようになっている。噴射角度調節
翼19の角度は、圧縮空気が、粗粒物の旋回方向Cに対
して鋭角をなすとともに分級ロータの径方向の分力を有
するような方向Dに噴射されるように設定されている。
なお、噴射角度調節翼19の角度は調節可能となってい
る。
【0018】空気吹出口17から噴射される圧縮空気流
によって、ケーシング2の内周面に沿って旋回している
粗粒物中に含まれている微粒物が内側に変向し、粗粒物
排出口16に流入しないため、粗粒物排出口16からは
粗粒物のみが排出される。なお、粗粒物排出口16から
排出される粗粒物の径の下限値は、コンプレッサ21に
よって空気吹出口17に供給される圧縮空気の圧力や
量、噴射角度調節翼19の角度等を変えることによって
調節することができる。
【0019】このように、本発明によれば、粗粒物排出
口16から微粒物が排出されないため、分級機の分級効
率が向上するものである。また、粗粒物排出口16から
排出される粗粒物には微粒物が殆ど含まれていないた
め、粗粒物が再利用可能なものである場合には好まし
い。
【0020】次に、本発明の第2の実施形態を説明す
る。図6に示すように、この実施形態では、粗粒物排出
口16に対して粗粒物の旋回方向Cの下流側に隣接した
位置に配置され、ケーシング2の周壁の一部をなすよう
に断面円弧形に形成されているとともに粗粒物の旋回方
向Cに直交する方向に延びる支軸23によって回動自在
に支持されたフラップ22を有しており、このフラップ
22によって粗粒物排出口16の開口面積の大きさを調
節することができるようになっている。
【0021】フラップ22が反時計まわり方向に回動す
ると、図7に示すように粗粒物排出口16の開口面積が
大きくなり、単位時間当たりの粗粒物の排出量が増加す
る。また、図6の状態よりもフラップ22の先端部が内
側に位置するようになるため、より内側を旋回する(即
ち、より径の小さい)粉粒物が排出されるようになる。
一方、図6の状態からフラップ22が時計回り方向に回
動すると、図8に示すように粗粒物排出口16の開口面
積が小さくなり、単位時間当たりの粗粒物の排出量が減
少する。また、図6の状態よりもフラップ22の先端部
が外側に位置するようになるため、より外側を旋回する
(即ち、より径の大きい)粉粒物のみが排出されるよう
になる。粗粒物排出口16の開口面積は、粉粒物の種類
や粒度に応じて適宜調節される。
【0022】次に、本発明の第3の実施形態を説明す
る。図9に示すように、この実施形態では、フラップ2
2の先端部が排出管2aの内面に当接して粗粒物排出口
16が閉鎖されるまで回動し得るようになっている。そ
の他は第2の実施形態と同様である。
【0023】即ち、粉砕装置1の運転開始当初は、分級
ロータ12の周囲の空間の粉粒物中に微粒物が多く含ま
れているため、粗粒物排出口16に微粒物が流れ込み易
く、分級効率を低下させる要因となる。そこで、本実施
形態では、運転開始当初は粗粒物排出口16を閉鎖して
おき、分級ロータ12の周囲の粉粒物の濃度が高くなっ
たときに粗粒物排出口16を開放するようにしている。
なお、粗粒物排出口16を開放するタイミングは、運転
開始から一定時間経過後に強制的に開放するようにして
もよいし、センサで分級ロータ12の周囲の粉粒物の濃
度をチェックしてセンサの出力が所定値以上になった開
放するようにしてもよい。
【0024】次に、本発明の第4の実施形態を説明す
る。図10に示すように、この実施形態では、フラップ
22の先端部が空気吹出口17の凹部18の縁を越えて
凹部18に対向する位置まで突出しており、フラップ2
2が時計回り方向に回動すると、図11に示すように、
フラップ22の先端部が空気吹出口17の凹部18の縁
に当接して粗粒物排出口16が閉鎖されるようになって
いる。
【0025】なお、本発明に好適な原料としては、例え
ば、豆腐の製造過程で生じるおからを挙げることができ
る。おからは非常に栄養価が高く、食品の添加剤として
使用すると極めて有用なものであるが、難粉砕物の胚芽
を含んでおり、これが食味を悪くするため、食品の増量
剤として極めて限定された用途にしか使用されていない
のが現状である。本発明の分級機でおからを処理する
と、胚芽を粗粒物として取り除くことができるため、お
からを食味の良い高機能の食品添加剤として使用するこ
とが可能となる。また、おからから分離された胚芽は極
めて純度が高く、健康食品の素材として利用することが
できる。本発明に好適なその他の原料としては、例え
ば、魚粉やこんにゃく等を挙げることができる。
【0026】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々の変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分級機
は、粗粒物排出口に対して粗粒物の旋回方向上流側に隣
接した位置に配置され、ケーシングの内部に向けて圧縮
空気を粗粒物の旋回方向に対して鋭角をなすとともに分
級ロータの径方向の分力を有するように噴射するための
空気吹出口と、この空気吹出口に圧縮空気を供給する圧
縮空気供給手段とを設けたことにより、ケーシングの内
周面に沿って旋回する粗粒物中に含まれている微粒物が
内側に変向して粗粒物排出口に流れ込まなくなるため、
微粒物が粗粒物排出口から排出されることがない。
【0028】また、請求項2、3の分級機は、粗粒物排
出口の開口面積を粉粒物の種類や粒度に適した大きさに
調節することができるので、分級効率が向上する。
【0029】請求項4の分級機は、粉粒物中に微粒物が
多く含まれている運転開始当初に粗粒物排出口を閉鎖し
ておき、微粒物が粗粒物排出口から排出されないように
することができるため、分級効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である分級機を搭載
した粉砕装置1の正面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 粉砕装置1の下部の縦断面図。
【図4】 図3のB−B線断面図。
【図5】 粉砕装置1の上部の縦断面図。
【図6】 本発明の第2の実施形態の横断面図。
【図7】 本発明の第2の実施形態の横断面図。
【図8】 本発明の第2の実施形態の横断面図。
【図9】 本発明の第3の実施形態の横断面図図。
【図10】 本発明の第4の実施形態の横断面図。
【図11】 本発明の第4の実施形態の横断面図図。
【図12】 従来の分級機を搭載した粉砕装置を組み込
んだ微粒物の製造システムの構成図。
【図13】 図12のE−E線断面図。
【符号の説明】
2 ケーシング 12 分級ロータ 13 撹拌羽根 16 粗粒物排出口 17 空気吹出口 21 空気供給手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のケーシングの内部に、外周部に
    撹拌羽根を有する分級ロータを、前記撹拌羽根の先端が
    前記ケーシングの内周面との間に間隙を存した状態で回
    転し得るように収容し、空気流に乗って前記分級ロータ
    に搬送されてくる粉粒物を前記撹拌羽根によって撹拌
    し、前記粉粒物中の粗粒物を前記ケーシングの内周面に
    沿って旋回せしめて前記ケーシングの周壁に設けた粗粒
    物排出口から外部に排出するようにした分級機におい
    て、前記粗粒物排出口に対して前記粗粒物の旋回方向上
    流側に隣接した位置に配置され、前記ケーシングの内部
    に向けて圧縮空気を前記粗粒物の旋回方向に対して鋭角
    をなすとともに前記分級ロータの径方向の分力を有する
    ように噴射するための空気吹出口と、この空気吹出口に
    圧縮空気を供給する空気供給手段とを設けたことを特徴
    とする分級機。
  2. 【請求項2】 前記粗粒物排出口の開口面積を調節する
    調節手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の分
    級機。
  3. 【請求項3】 前記調節手段は、前記粗粒物排出口に対
    して粗粒物の旋回方向下流側に隣接した位置に配置さ
    れ、前記ケーシングの周壁の一部をなすように断面円弧
    形に形成されているとともに粗粒物の旋回方向に対して
    直交する方向にのびる支軸によって回動可能に支持され
    たフラップであることを特徴とする請求項2に記載の分
    級機。
  4. 【請求項4】 前記調節手段が前記粗粒物排出口を閉鎖
    可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に
    記載の分級機。
JP10089298A 1998-04-13 1998-04-13 分級機 Pending JPH11290784A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109127408A (zh) * 2017-10-28 2019-01-04 宿州永冠环保科技有限公司 筛分室结构及采用其的离心筛

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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