JPH11290768A - 複層塗膜形成方法 - Google Patents

複層塗膜形成方法

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JPH11290768A
JPH11290768A JP9722598A JP9722598A JPH11290768A JP H11290768 A JPH11290768 A JP H11290768A JP 9722598 A JP9722598 A JP 9722598A JP 9722598 A JP9722598 A JP 9722598A JP H11290768 A JPH11290768 A JP H11290768A
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JP
Japan
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compound
coat
clear coat
coating film
hydroxyl group
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JP9722598A
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English (en)
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Masaharu Ishiguro
正春 石黒
Junko Kobayashi
純子 小林
Koichi Seike
孝一 清家
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着色塗膜とクリヤ塗膜とからなる複層塗膜の
形成方法に関する。 【解決手段】 同一分子中にエポキシ基および水酸基を
含有する化合物(a)、フェニルシラノ−ル系化合物
(b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−ト
(A)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、同一分子中
にエポキシ基および水酸基を含有する化合物(a)、フ
ェニルシラノ−ル系化合物(b)およびアルミニウムキ
レ−ト化合物(d)を含有するクリヤコ−ト(B)を塗
装し、このクリヤコ−ト(B)の塗膜中に含まれるアル
ミニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト(A)およ
びクリヤコ−ト(B)の両塗膜の架橋硬化を促進せしめ
ることを特徴とする複層塗膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着色塗膜とクリヤ
塗膜とからなる複層塗膜の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】水酸基含有樹脂および着色顔
料を含有するベ−スコ−ト、および水酸基含有樹脂およ
びポリイソシアネ−ト化合物(架橋剤)を含有するクリ
ヤコ−トをウエットオンウエットで塗装し、クリヤコ−
ト塗膜中の架橋剤により、ベ−スコ−トおよびクリヤコ
−トの両塗膜を架橋硬化せしめる複層塗膜形成方法はす
でに知られている。この方法によれば、ベ−スコ−トは
架橋剤を含んでいないので貯蔵安定性がすぐれおり、し
かも両塗膜を架橋剤により120℃以下の低温度で硬化
できるなどの効果を有している。
【0003】しかしながら、クリヤコ−トの水酸基含有
樹脂と架橋剤とは常温で容易に反応するために貯蔵安定
性が十分でなく、しかも塗装ラインにおいて架橋剤が反
応してその一部が消費され下層のベ−スコ−ト塗膜の硬
化が不十分になるという欠陥を有している。またベ−ス
コ−トの水酸基含有樹脂は、できるだけ少量の架橋剤で
架橋させるために高分子量化されておりハイソリッド化
を困難にしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ベ−ス
コ−トおよびクリヤコ−トをウエットオンウエットで塗
装し、クリヤコ−ト塗膜中に含有させた架橋剤によりベ
−スコ−トおよびクリヤコ−トの両塗膜を架橋硬化せし
める方法における上記した欠陥を解消することであり、
その特徴は、ベ−スコ−トとしてエポキシ基含有化合
物、水酸基含有化合物、フェニルシラノ−ル化合物およ
び着色顔料を含有する塗料、クリヤコ−トとしてエポキ
シ基含有化合物、フェニルシラノ−ル化合物およびアル
ミニウムキレ−ト化合物を含有する塗料を使用するとこ
ろにある。その結果。目的が達成できることを見出し、
本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、下記の複層塗膜形成
方法を提供するものである。
【0006】方法1:同一分子中にエポキシ基および水
酸基を含有する化合物(a)、フェニルシラノ−ル系化
合物(b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−
ト(A)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、同一分子
中にエポキシ基および水酸基を含有する化合物(a)、
フェニルシラノ−ル系化合物(b)およびアルミニウム
キレ−ト化合物(d)を含有するクリヤコ−ト(B)を
塗装し、このクリヤコ−ト(B)の塗膜中に含まれるア
ルミニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト(A)お
よびクリヤコ−ト(B)の両塗膜の架橋硬化を促進せし
めることを特徴とする複層塗膜形成方法。
【0007】方法2:エポキシ基含有化合物(e)、水
酸基含有化合物(f)、フェニルシラノ−ル系化合物
(b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−ト
(C)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、上記のクリ
ヤコ−ト(B)を塗装し、このクリヤコ−ト(B)の塗
膜中に含まれるアルミニウムキレ−ト化合物によりベ−
スコ−ト(C)およびクリヤコ−ト(B)の両塗膜の架
橋硬化を促進せしめることを特徴とする複層塗膜形成方
法。
【0008】方法3:上記のベ−スコ−ト(A)を塗装
し、ついでこの未硬化塗面に、エポキシ基含有化合物
(e)、水酸基含有化合物(f)、フェニルシラノ−ル
系化合物(b)およびアルミニウムキレ−ト化合物
(d)を含有するクリヤコ−ト(D)を塗装し、このク
リヤコ−ト(D)の塗膜中に含まれるアルミニウムキレ
−ト化合物によりベ−スコ−ト(A)およびクリヤコ−
ト(D)の両塗膜の架橋硬化を促進せしめることを特徴
とする複層塗膜形成方法。
【0009】方法4:上記のベ−スコ−ト(C)を塗装
し、ついでこの未硬化塗面に、上記のクリヤコ−ト
(D)を塗装し、このクリヤコ−ト(D)の塗膜中に含
まれるアルミニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト
(C)およびクリヤコ−ト(D)の両塗膜の架橋硬化を
促進せしめることを特徴とする複層塗膜形成方法。
【0010】これらの方法1〜4におけるフェノ−ルシ
ラノ−ル化合物は、一般式 PhnSi(OH)4 - n
(式中、Phはフェニル基、n は2または3の整数であ
る)で示される化合物であることが好ましい。
【0011】以下に、本発明の複層塗膜形成方法につい
てさらに詳細に説明する。
【0012】方法1:同一分子中にエポキシ基および水
酸基を含有する化合物(a)、フェニルシラノ−ル系化
合物(b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−
ト(A)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、同一分子
中にエポキシ基および水酸基を含有する化合物(a)、
フェニルシラノ−ル系化合物(b)およびアルミニウム
キレ−ト化合物(d)を含有するクリヤコ−ト(B)を
塗装し、このクリヤコ−ト(B)の塗膜中に含まれるア
ルミニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト(A)お
よびクリヤコ−ト(B)の両塗膜の架橋硬化を促進せし
めることを特徴とする複層塗膜形成方法。
【0013】ベ−スコ−ト(A)は、クリヤコ−ト
(B)に先立って塗装する塗料であって、同一分子中に
エポキシ基および水酸基を含有する化合物(a)、フェ
ニルシラノ−ル系化合物(b)および着色顔料(c)を
含有し、ソリッドカラ−調もしくはメタリック調の塗膜
を形成する液状塗料である。
【0014】化合物(a)は、同一分子中にエポキシ基
および水酸基を含有する化合物であり、例えば、エポキ
シ基含有ビニルモノマ−および水酸基含有ビニルモノマ
−を必須成分とし、さらに必要に応じてその他のビニル
モノマ−を使用して、これらを共重合せしめることによ
り調製できる。
【0015】エポキシ基含有ビニルモノマ−は1分子中
にエポキシ基および重合性二重結合をそれぞれ1個以上
有する化合物であり、例えば、下記の一般式で示される
化合物などがあげられる。これらのエポキシ基含有ビニ
ルモノマ−のうち、脂環式構造を有するモノマ−が適し
ている。
【0016】
【化1】
【0017】
【化2】
【0018】
【化3】
【0019】[各一般式中、R1 は水素原子またはメチ
ル基、R2 は炭素数1〜6の2価の脂肪族飽和炭化水素
基、R3 は炭素数1〜10の2価の炭化水素基、mは1
〜10の整数を示す] 水酸基含有ビニルモノマ−は、1分子中に水酸基および
重合性二重結合をそれぞれ1個以上有する化合物であ
り、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、
ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレ−トなどの、炭素数が2〜10
のグリコ−ル類と(メタ)アクリル酸とのモノエステル
化物が好適に使用できる。
【0020】化合物(a)の調製に使用することができ
るその他のビニルモノマ−は、エポキシ基含有ビニルモ
ノマ−および水酸基含有ビニルモノマ−以外であって、
1分子中に重合性二重結合を1個以上有する化合物であ
る。例えば、(メタ)アクリル酸と炭素数1〜24のモ
ノアルコ−ルとのエステル化物;(メタ)アクリル酸と
炭素数2〜18のアルコキシアルキルエステル化物;
(メタ)アクリル酸と炭素数2〜8のアルケニルエステ
ル化物;(メタ)アクリル酸と炭素数3〜18のアルケ
ニルオキシアルキルエステル化物;スチレン、メチルス
チレン、ビニルトルエンなどのビニル芳香族化合物;ブ
タジエン、イソプレンなどのオレフィン化合物;アクリ
ロニトリル、メチルイソプロペニルケトン、酢酸ビニル
などのその他のモノマ−などがあげられる。
【0021】化合物(a)は、エポキシ基含有ビニルモ
ノマ−および水酸基含有ビニルモノマ−を必須成分と
し、さらに必要に応じてその他のビニルモノマ−を使用
して、これらを通常の方法で共重合することにより得る
ことができる。これらのモノマ−の構成比率は、これら
のモノマ−の合計重量を基準に、エポキシ基含有ビニル
モノマ−は20〜50%、水酸基含有ビニルモノマ−は
10〜40%、その他のビニルモノマ−は50%以下で
あることが好ましい。また、化合物(a)の数平均分子
量は約3000〜約200000の範囲内が適してい
る。
【0022】フェニルシラノ−ル系化合物(b)は、一
般式、Phn Si(OH)4 - n (式中、Phはフェニ
ル基、n は2または3の整数である)で示される化合物
であることが好ましく、例えば、ジフェニルシランジオ
−ルやトリフェニルシラノ−ルなどがあげられる。
【0023】着色顔料(c)としては通常の塗料用顔料
が使用でき、例えば、酸化チタン、亜鉛華、カ−ボンブ
ラック、カドミウムレッド、モリブデンレッド、クロム
エロ−、酸化クロム、プルシアンブル−、コバルトブル
−、アゾ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン顔
料、イソインドリン顔料、スレン系顔料、ペリレン顔料
などの無機系もしくは有機系のソリッドカラ−顔料;り
ん片状のアルミニウム、雲母、金属酸化物で表面被覆し
た雲母、雲母状酸化鉄などのメタリック顔料などがあげ
られ、これらのみ限定されることはない。
【0024】ベ−スコ−ト(A)において、化合物
(a)100重量部あたり、フェニルシラノ−ル系化合
物(b)は0.5〜10部、特に2〜5部が好ましい。
着色顔料(c)はベ−スコ−ト(A)による単独塗膜
(膜厚は硬化塗膜で10〜40μm程度)で下地を色彩
的に隠蔽する程度以上に配合することが好ましい。ベ−
スコ−ト(A)には、さらに必要に応じて、沈降防止
剤、硬化触媒、表面調整剤、紫外線吸収剤などの塗料用
添加剤を添加することができる。
【0025】ベ−スコ−ト(A)は、上記の成分を有機
溶剤に混合、分散せしめることにより調製でき、粘度を
10〜30秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整
し、エアスプレ−、エアレススプレ−、静電塗装などの
噴霧塗装機で塗装することができる。その塗装膜厚は、
硬化塗膜で10〜40μm程度である。かかるベ−スコ
−ト(A)の単独塗膜は100℃以下の温度では架橋硬
化することは殆どない。クリヤコ−ト(B)は、ベ−ス
コ−ト(A)の未硬化塗面に塗装するものであり、同一
分子中にエポキシ基および水酸基を含有する化合物
(a)、フェニルシラノ−ル系化合物(b)およびアル
ミニウムキレ−ト化合物(d)を含有せしめてなる、透
明塗膜を形成する液状塗料である。
【0026】これらの成分のうち、化合物(a)および
化合物(b)はベ−スコ−ト(A)で説明したものが同
様に使用することができる。
【0027】アルミニウムキレ−ト化合物(d)として
は、特にケト・エノ−ル互変異性体を構成し得る化合物
を安定に配位子として含むアルミニウムキレ−ト化合物
が好適である。ケト・エノ−ル互変異性体を構成する化
合物としては、β−ジケトン類(アセチルアセトンな
ど)、アセト酢酸エステル類(アセト酢酸メチルな
ど)、マロン酸エステル類(マロン酸エチル)、β位に
水酸基を有するケトン類(ダイアセトンアルコ−ルな
ど)、β位に水酸基を有するアルデヒド類(サリチルア
ルデヒドなど)を使用することができる。特に、β−ジ
ケトン類、アセト酢酸エステル類を使用すると好適な結
果が得られる。
【0028】これらのアルミニウムキレ−ト化合物の好
ましい具体例としては、トリス(エチルアセトアセテ−
ト)アルミニウム、モノアセチルアセトナト・ビス(エ
チルアセトアセテ−ト)アルミニウム、トリス(n−プ
ロピルアセトアセテ−ト)アルミニウム、トリス(n−
ブチルアセトアセテ−ト)アルミニウム、モノエチルア
セトアセテ−ト・ビス(アセチルアセトナト)アルミニ
ウム、トリス(アセチルアセトナト)アルミニウム、ト
リス(プロピオニルアセトナト)アルミニウム、モノア
セチルアセトナト・ビス(プロピオニルアセトナト)ア
ルミニウムなどがあげられる。
【0029】クリヤコ−ト(B)において、化合物
(a)100重量部あたり、化合物(b)は0.5〜1
0部、特に2〜5部、化合物(d)は0.1〜10部、
特に1〜5部の比率がそれぞれ好ましい。
【0030】クリヤコ−ト(B)には、上記の着色顔料
(c)を透明性を阻害しない範囲内で配合することは可
能であり、さらに必要に応じて、硬化触媒、紫外線吸収
剤、光安定剤、表面調整剤などの塗料用添加剤を添加す
ることができる。
【0031】化合物(a)、化合物(b)および化合物
(d)を含有するクリヤコ−ト(B)は室温放置すると
粘度上昇するので、化合物(a)および化合物(b)を
含有する成分と、化合物(d)を含有する成分とであら
かじめ分離しておき、塗装直前にこの両成分を混合して
使用することが好ましい。
【0032】クリヤコ−ト(B)は、これらの化合物
(a)、化合物(b)および化合物(d)などを有機溶
剤に混合、分散せしめることにより調製でき、粘度を1
0〜30秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整し、
エアスプレ−、エアレススプレ−、静電塗装などの噴霧
塗装機で塗装することができる。その塗装膜厚は硬化塗
膜で20〜70μm程度である。
【0033】方法1において、自動車外板のどの金属製
もしくはプラスチック製の被塗物にあらかじめ下塗り塗
料(カチオン電着塗料など)や中塗り塗料(ポリエステ
ル樹脂系など)を適宜に塗装し、加熱硬化してなる被塗
面に、ベ−スコ−ト(A)を噴霧塗装機などで、硬化塗
膜で10〜40μm程度の膜厚になるように塗装してソ
リッドカラ−調もしくはメタリック調の塗膜を形成し、
必要に応じて1〜10分放置してから、この未硬化塗面
に、クリヤコ−ト(B)を噴霧塗装機などで、硬化塗膜
で20〜70μm程度の膜厚になるように塗装して無色
もしくあ有色の透明塗膜を形成し、100℃以下の温度
で強制乾燥することにより、両塗膜が架橋硬化して本発
明の目的とする複層塗膜が形成される。
【0034】方法1におけるベ−スコ−ト(A)および
クリヤコ−ト(B)の両塗膜の架橋硬化の機構は十分に
解明されていないが、クリヤコ−ト(B)塗膜では化合
物(b)および化合物(d)が併存することにより化合
物(a)中のエポキシ基と水酸基との反応が促進され架
橋硬化し、ベ−スコ−ト(A)の塗膜では化合物(b)
と上層に隣接するクリヤコ−ト(B)塗膜から浸透して
くる化合物(d)との相互作用により、化合物(a)中
のエポキシ基と水酸基との反応が促進され架橋硬化する
ものと思われる。
【0035】方法2:エポキシ基含有化合物(e)、水
酸基含有化合物(f)、フェニルシラノ−ル系化合物
(b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−ト
(C)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、方法1に記
載したクリヤコ−ト(B)を塗装し、このクリヤコ−ト
(B)の塗膜中に含まれるアルミニウムキレ−ト化合物
によりベ−スコ−ト(C)およびクリヤコ−ト(B)の
両塗膜の架橋硬化を促進せしめることを特徴とする複層
塗膜形成方法である。
【0036】方法2で使用するベ−スコ−ト(C)は、
エポキシ基含有化合物(e)、水酸基含有化合物
(f)、フェニルシラノ−ル系化合物(b)および着色
顔料(c)を含有する、ソリッドカラ−調もしくはメタ
リック調の塗膜を形成する液状塗料であり、このうち化
合物(b)および着色顔料(c)は、上記のベ−スコ−
ト(A)で説明したものが同様に使用できる。
【0037】エポキシ基含有化合物(e)は、1分子中
に2個以上のエポキシ基を含有する化合物である。具体
的には、方法1で記載した化合物(a)で例示したエポ
キシ基含有ビニルモノマ−、さらに必要に応じてその他
のビニルモノマ−を併用して、これらを通常の方法で
(共)重合せしめることにより調製できる。
【0038】化合物(e)において、エポキシ基含有ビ
ニルモノマ−とその他のビニルモノマ−との比率はこれ
らのモノマ−の合計重量を基準に、エポキシ基含有ビニ
ルモノマ−は30〜100%、その他のビニルモノマ−
は70%以下が好ましい。また、化合物(e)の数平均
分子量は約3000〜約200000が適している。エ
ポキシ基含有化合物(e)として、さらに、ジシクロペ
ンタジエンジオキサイド、ビス(2,3エポキシ−シク
ロペンテニル)エ−テル、エチレングリコ−ルのビスエ
ポキシジシクロペンチルエ−テル、3,4エポキシ−6
−メチルシクロヘキシル−メチル−シクロヘキサンカル
ボキシレ−ト、ビス(3,4−エポキシ−6−メチル−
シクロヘキシルメチル)アジペ−トなども含まれる。
【0039】水酸基含有化合物(f)は、1分子中に2
個以上の水酸基を含有する化合物である。具体的には、
上記の化合物(a)で例示した水酸基含有ビニルモノマ
−、さらに必要に応じてその他のビニルモノマ−を使用
して、これらを通常の方法で(共)重合せしめることに
より調製できる。
【0040】化合物(f)において水酸基含有ビニルモ
ノマ−とその他のビニルモノマ−との比率は、これらの
モノマ−の合計重量を基準に水酸基含有ビニルモノマ−
は20〜100%、その他のビニルモノマ−は80%以
下であることが好ましい。また、化合物(f)の数平均
分子量は約3000〜約200000が適している。ベ
−スコ−ト(C)において、化合物(e)と化合物
(f)との構成比率は、これらの両化合物の合計重量を
基準に、化合物(e)は20〜60%、化合物(f)は
40〜80%が適している。また、化合物(e)と化合
物(f)との合計100重量部あたり、フェニルシラノ
−ル系化合物(b)は0.5〜10部、特に2〜5部が
好ましい。着色顔料(c)はベ−スコ−ト(C)による
単独塗膜(膜厚は硬化塗膜で10〜40μm程度)で下
地を色彩的に隠蔽する程度以上に配合することが好まし
い。ベ−スコ−ト(C)には、さらに必要に応じて、沈
降防止剤、硬化触媒などの塗料用添加剤を添加すること
ができる。
【0041】ベ−スコ−ト(C)は、これらの成分を有
機溶剤に混合、分散せしめることにより調製でき、粘度
を10〜30秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整
し、エアスプレ−、エアレススプレ−、静電塗装などの
噴霧塗装機で塗装できる。その塗装膜厚は通常、硬化塗
膜で10〜40μm程度である。かかるベ−スコ−ト
(C)の単独塗膜は100℃以下の温度では架橋硬化す
ることは殆どない。
【0042】方法2による複層塗膜は、上記の方法1の
ベ−スコ−ト(A)をベ−スコ−ト(C)に代えた以外
はすべて方法1と同様にして実施することにより形成す
ることができる。方法2におけるベ−スコ−ト(C)お
よびクリヤコ−ト(B)の両塗膜の架橋硬化の機構は、
クリヤコ−ト(B)塗膜では化合物(b)および化合物
(d)が併存することにより化合物(a)中のエポキシ
基と水酸基との反応が促進され架橋硬化し、ベ−スコ−
ト(C)の塗膜では化合物(b)と上層に隣接するクリ
ヤコ−ト(B)塗膜から浸透してくる化合物(d)との
相互作用により、化合物(e)および化合物(f)中の
エポキシ基と水酸基との反応が促進され架橋硬化するも
のと思われる。
【0043】方法3:同一分子中にエポキシ基および水
酸基を含有する化合物(a)、フェニルシラノ−ル系化
合物(b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−
ト(A)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、エポキシ
基含有化合物(e)、水酸基含有化合物(f)、フェニ
ルシラノ−ル系化合物(b)およびアルミニウムキレ−
ト化合物(d)を含有するクリヤコ−ト(D)を塗装
し、このクリヤコ−ト(D)の塗膜中に含まれるアルミ
ニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト(A)および
クリヤコ−ト(D)の両塗膜の架橋硬化を促進せしめる
ことを特徴とする複層塗膜形成方法。
【0044】方法3におけるベ−スコ−ト(A)とし
て、上記の方法1で例示したベ−スコ−ト(A)が同様
に使用できる。また、クリヤコ−ト(D)におけるエポ
キシ基含有化合物(e)および水酸基含有化合物(f)
として、上記の方法2のベ−スコ−ト(C)で説明した
エポキシ基含有化合物(e)および水酸基含有化合物
(f)が同様に使用できる。
【0045】クリヤコ−ト(D)において、エポキシ基
含有化合物(e)および水酸基含有化合物(f)の構成
比率は、これらの両化合物の合計重量を基準に、化合物
(e)は20〜60%、化合物(f)は40〜80%が
適している。また、化合物(e)と化合物(f)との合
計100重量部あたり、フェニルシラノ−ル系化合物
(b)は0.5〜10部、特に2〜5部、アルミニウム
キレ−ト化合物(d)は0.1〜10部、特に1〜5部
が好ましい。また、クリヤコ−ト(D)には、上記の着
色顔料(c)を透明性を阻害しない範囲内で配合するこ
とは可能であり、さらに必要に応じて、硬化触媒、紫外
線吸収剤、光安定剤などの塗料用添加剤を添加すること
ができる。
【0046】化合物(e)、化合物(f)、化合物
(b)および化合物(d)などを含有するクリヤコ−ト
(D)は室温で放置すると相互に反応し粘度上昇するの
で、化合物(e)、化合物(f)および化合物(b)を
含有する成分と、化合物(d)を含有する成分とにあら
かじめ分離しておき、塗装直前にこの両成分を混合する
ことが好ましい。
【0047】クリヤコ−ト(D)は、これらの化合物
(e)、化合物(f)、化合物(b)および化合物
(d)などを有機溶剤に混合、分散せしめることにより
調製でき、粘度を10〜30秒(フォ−ドカップ#4/
20℃)に調整し、エアスプレ−、エアレススプレ−、
静電塗装などの噴霧塗装機で塗装することができる。そ
の塗装膜厚は硬化塗膜で20〜70μm程度である。
【0048】方法3による複層塗膜は、上記の方法1の
クリヤコ−ト(B)をクリヤコ−ト(D)に代えた以外
はすべて方法1と同様にして実施することにより形成す
ることができる。方法3におけるベ−スコ−ト(A)お
よびクリヤコ−ト(D)の両塗膜の架橋硬化の機構は、
クリヤコ−ト(D)塗膜では化合物(b)および化合物
(d)が併存することにより化合物(e)および化合物
(f)中のエポキシ基と水酸基との反応が促進され架橋
硬化し、ベ−スコ−ト(A)の塗膜では化合物(b)と
上層に隣接するクリヤコ−ト(D)塗膜から浸透してく
る化合物(d)との相互作用により、化合物(c)中の
エポキシ基と水酸基との反応が促進され架橋硬化するも
のと思われる。
【0049】方法4:エポキシ基含有化合物(e)、水
酸基含有化合物(f)、フェニルシラノ−ル系化合物
(b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−ト
(C)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、エポキシ基
含有化合物(e)、水酸基含有化合物(f)、フェニル
シラノ−ル系化合物(b)およびアルミニウムキレ−ト
化合物(d)を含有するクリヤコ−ト(D)を塗装し、
このクリヤコ−ト(D)の塗膜中に含まれるアルミニウ
ムキレ−ト化合物(d)によりベ−スコ−ト(C)およ
びクリヤコ−ト(D)の両塗膜の架橋硬化を促進せしめ
ることを特徴とする複層塗膜形成方法である。
【0050】このベ−スコ−ト(C)は方法2で、クリ
ヤコ−ト(D)は方法3で例示したものが、それぞれ方
法4において同様に使用できる。
【0051】ベ−スコ−ト(C)は、その粘度を10〜
30秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整し、エア
スプレ−、エアレススプレ−、静電塗装などの噴霧塗装
機で塗装できる。その塗装膜厚は硬化塗膜で10〜40
μm程度が適している。ベ−スコ−ト(A)の単独塗膜
は100℃以下の温度では架橋硬化することは殆どな
い。
【0052】クリヤコ−ト(D)は、上記の成分を有機
溶剤に混合、分散せしめることにより調製でき、粘度を
10〜30秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整
し、エアスプレ−、エアレススプレ−、静電塗装などの
噴霧塗装機で塗装することができ、その塗装膜厚は硬化
塗膜で20〜70μm程度が適している。
【0053】方法4による複層塗膜は、上記の方法1の
ベ−スコ−ト(A)およびクリヤコ−ト(B)をベ−ス
コ−ト(C)およびクリヤコ−ト(D)に代えた以外
は、すべて方法1と同様にして実施することにより形成
することができる。方法4におけるベ−スコ−ト(C)
およびクリヤコ−ト(D)の両塗膜の架橋硬化の機構
は、クリヤコ−ト(D)塗膜では化合物(b)および化
合物(d)が併存することにより化合物(e)および化
合物(f)中のエポキシ基と水酸基との反応が促進され
架橋硬化し、ベ−スコ−ト(C)の塗膜では化合物
(b)と上層に隣接するクリヤコ−ト(D)塗膜から浸
透してくる化合物(d)との相互作用により、化合物
(e)および化合物(f)中のエポキシ基と水酸基との
反応が促進され架橋硬化するものと思われる。
【0054】
【実施例】本発明に関する実施例および比較例について
説明する。部および%はいずれも重量を基準にしてお
り、また塗膜の膜厚は硬化塗膜によるものである。
【0055】1.試 料 1)被塗物 りん酸亜鉛で表面処理した鋼板にエポキシ樹脂系カチオ
ン電着塗料を塗装し(膜厚25μm)、170℃で30
分間加熱硬化し、ついで「ル−ガベ−クAM」(関西ペ
イント社製、商品名、ポリエステル・メラミン樹脂系)
を塗装し(膜厚30μm)、140℃で30分間加熱硬
化したもの。
【0056】2)化合物(a1):エポキシ基含有ビニ
ルモノマ−(注1)200部、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレ−ト100部、n−ブチルアクリレ−ト700
部およびアゾビスイソブチロニトリル10部の混合物を
キシレン1000部に滴下し、110℃で反応させ、数
平均分子量30000の同一分子中にエポキシ基および
水酸基を有するアクリル樹脂を得た。
【0057】(注1)エポキシ基含有ビニルモノマ−:
下記の構造式で示される化合物である。
【0058】
【化4】
【0059】3)化合物(e1):エポキシ基含有ビニ
ルモノマ−(注1)200部、スチレン100部、n−
ブチルアクリレ−ト700部およびアゾビスイソブチロ
ニトリル10部の混合物をキシレン1000部に滴下
し、110℃で反応させ、数平均分子量30000のエ
ポキシ基を有するアクリル樹脂を得た。
【0060】4)化合物(f1):2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレ−ト100部、スチレン300部、n−ブ
チルアクリレ−ト600部およびアゾビスイソブチロニ
トリル10部の混合物をキシレン1000部に滴下し、
110℃で反応させ、数平均分子量30000の水酸基
を有するアクリル樹脂を得た。
【0061】5)ベ−スコ−ト(A) i):化合物(a1)200部、ジフェニルシランジオ
−ル5部、アルミニウムフレ−ク15部を有機溶剤(キ
シレン/トルエン=1/1重量比)に混合し、粘度15
秒(フォ−ドカップ#4/20℃)に調整した。
【0062】6)ベ−スコ−ト(C) i):化合物(e1)100部、化合物(f1)100
部、ジフェニルシランジオ−ル5部およびアルミニウム
フレ−ク20部を有機溶剤(キシレン/トルエン=1/
1重量比)に混合し、粘度15秒(フォ−ドカップ#4
/20℃)に調整した。
【0063】7)クリヤコ−ト(B) i):化合物(a1)200部、ジフェニルシランジオ
−ル5部、トリス(アセチルアセトナト)アルミニウム
2部を有機溶剤(キシレン/トルエン=1/1重量比)
に混合し、粘度15秒(フォ−ドカップ#4/20℃)
に調整した。
【0064】8)クリヤコ−ト(D) i):化合物(e1)100部、化合物(f1)100
部、ジフェニルシランジオ−ル5部、トリス(アセチル
アセトナト)アルミニウム2部を有機溶剤(キシレン/
トルエン=1/1重量比)に混合し、粘度15秒(フォ
−ドカップ#4/20℃)に調整した。
【0065】9)ベ−スコ−ト(E) i):「ソフレックスNo650」(関西ペイント社
製、商品名、ラッカ−型1液型ベ−スコ−ト)。粘度1
5秒(フォ−ドカップ#4/20℃)。
【0066】10)クリヤコ−ト(F) i):「ソフレックスNo5000」(関西ペイント社
製、商品名、2液型ウレタンクリヤコ−ト)。粘度15
秒(フォ−ドカップ#4/20℃)。
【0067】2.実施例および比較例 これらのベ−スコ−トおよびクリヤコ−トを調製後、室
温で5時間放置してから、まずベ−スコ−トを被塗物に
エアスプレ−で膜厚25μmになるように塗装し、その
塗膜を室温で3分間放置してから、その塗面にクリヤコ
−トをエアスプレ−で膜厚40μmになるように塗装
し、室温で3分間放置してから、100℃で30分間強
制乾燥して両塗膜を同時に硬化せしめた。
【0068】これらの塗装工程および得られた複層塗膜
の性能試験結果を表1に示した。
【0069】
【表1】
【0070】表1における試験方法はつぎのとおりであ
る。
【0071】付着性:カッタナイフで素地に達するよう
にカットし、大きさが2mm×2mmのゴバン目を10
0個作り、その塗面に粘着セロハンテ−プを貼着し、2
0℃でそれを急激に剥がしたあとの塗面を観察した。○
はゴバン目塗膜の剥離が全く認められない、△は1〜2
0個剥離した、×は21個以上剥離したことを示す。 耐水性:試験塗板を40℃の脱イオン水に48時間浸漬
したのち塗面を観察したものである。外観は浸漬後の塗
面を目視で評価した結果であり、○は変化が全く認めら
れない、△はツヤビケ発生した、×はブリスタ−発生を
示す。付着性は浸漬後、塗面を20℃で24時間乾燥し
てから、上記と同様にしてゴバン目付着試験を行った結
果である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一分子中にエポキシ基および水酸基を含
    有する化合物(a)、フェニルシラノ−ル系化合物
    (b)および着色顔料(c)を含有するベ−スコ−ト
    (A)を塗装し、ついでこの未硬化塗面に、同一分子中
    にエポキシ基および水酸基を含有する化合物(a)、フ
    ェニルシラノ−ル系化合物(b)およびアルミニウムキ
    レ−ト化合物(d)を含有するクリヤコ−ト(B)を塗
    装し、このクリヤコ−ト(B)の塗膜中に含まれるアル
    ミニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト(A)およ
    びクリヤコ−ト(B)の両塗膜の架橋硬化を促進せしめ
    ることを特徴とする複層塗膜形成方法。
  2. 【請求項2】エポキシ基含有化合物(e)、水酸基含有
    化合物(f)、フェニルシラノ−ル系化合物(b)およ
    び着色顔料(c)を含有するベ−スコ−ト(C)を塗装
    し、ついでこの未硬化塗面に、上記のクリヤコ−ト
    (B)を塗装し、このクリヤコ−ト(B)の塗膜中に含
    まれるアルミニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト
    (C)およびクリヤコ−ト(B)の両塗膜の架橋硬化を
    促進せしめることを特徴とする複層塗膜形成方法。
  3. 【請求項3】上記のベ−スコ−ト(A)を塗装し、つい
    でこの未硬化塗面に、エポキシ基含有化合物(e)、水
    酸基含有化合物(f)、フェニルシラノ−ル系化合物
    (b)およびアルミニウムキレ−ト化合物(d)を含有
    するクリヤコ−ト(D)を塗装し、このクリヤコ−ト
    (D)の塗膜中に含まれるアルミニウムキレ−ト化合物
    によりベ−スコ−ト(A)およびクリヤコ−ト(D)の
    両塗膜の架橋硬化を促進せしめることを特徴とする複層
    塗膜形成方法。
  4. 【請求項4】上記のベ−スコ−ト(C)を塗装し、つい
    でこの未硬化塗面に、上記のクリヤコ−ト(D)を塗装
    し、このクリヤコ−ト(D)の塗膜中に含まれるアルミ
    ニウムキレ−ト化合物によりベ−スコ−ト(C)および
    クリヤコ−ト(D)の両塗膜の架橋硬化を促進せしめる
    ことを特徴とする複層塗膜形成方法。
  5. 【請求項5】フェノ−ルシラノ−ル化合物が、一般式
    Phn Si(OH)4- n (式中、Phはフェニル基、
    n は2または3の整数である)で示される化合物である
    請求項1〜4記載の複層塗膜形成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4839620A (en) * 1986-12-20 1989-06-13 Nippon Cable System Inc. Solenoid actuated control cable
JP2016203167A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 ダイキン工業株式会社 表面処理方法

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