JPH11290364A - ***物収容装具 - Google Patents

***物収容装具

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JPH11290364A
JPH11290364A JP11135898A JP11135898A JPH11290364A JP H11290364 A JPH11290364 A JP H11290364A JP 11135898 A JP11135898 A JP 11135898A JP 11135898 A JP11135898 A JP 11135898A JP H11290364 A JPH11290364 A JP H11290364A
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JP
Japan
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skin
flange
opening
ring
skin side
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JP11135898A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sasaki
和弘 佐々木
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Alcare Co Ltd
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Alcare Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンベックスプレート構造を有する接皮部と
袋体とが分離式の装具の着脱が容易で、かつ適用される
***孔の如何に拘らず共通の部品を使用し得る***物収
容装具を提供する。 【解決手段】 人体に造設した***孔に対応する開口2
を有する接皮部1と、接皮部1の非接皮側に固定され接
皮部の開口2に対応する開口6を有する第1のフランジ
5と、第1のフランジ5の外周縁に設けられたリング状
の嵌合部7と、第1のフランジの開口6に対応する開口
11と第1のフランジの嵌合部7と着脱可能なリング状
の嵌合部12とを有する第2のフランジ10と、第1の
フランジ及び第2のフランジの各開口6、11と対応す
る開口9を有し第2のフランジ10の非接皮側に固定さ
れた袋体8とを備え、接皮部1の非接皮側と第1のフラ
ンジ5の接皮側との間に、接皮部1の外周から第1のフ
ランジ5の嵌合部7まで連続した空間を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の表面に外科
手術により造設したストーマに装着する***物収容装具
に関する。
【0002】
【従来の技術】人体の***機構に関連する臓器の疾患の
ため直接肛門、泌尿器から***することが不可能となっ
て体表面にストーマを造設した人、或いはその他の疾患
で体表面にストーマやフィステルを造設した人は、それ
らの造設された***孔から排出される便、尿、体液等の
***物を処理するため、***物を貯留できる***物収容
装具を***孔に装着しなければならない。この***物収
容装具には種々の形式が存在するが、基本的には中心部
に開口を形成し一方の表面に粘着性の皮膚保護剤層を有
する接皮部に***物を収納する袋体を取り付け、接皮部
をその開口が***孔に沿うように粘着性の皮膚保護剤層
でもって体表面に粘着固定するもので、***孔から出て
きた***物は接皮部の開口を通って袋体内に収容される
ようになっている。接皮部により装具を***孔周辺に取
り付ける際、***孔が人体表面より僅かでも突出してい
る場合には***孔の先端開口部は接皮部の開口より袋体
の内部へ突き出るため問題は生じないが、***孔が人体
表面から低い位置にある所謂陥没型の***孔の場合に
は、***孔の先端が接皮部の開口より袋体側へ突き出な
いため、***物が体表面上に停留し、時に接皮部の粘着
性の皮膚保護剤層内に浸入することによって皮膚の爛
れ、粘着性の皮膚保護剤層の剥がれによる***物の漏れ
等の不都合が生じる可能性がある。この点を改良するた
め、接皮部の接皮側に半硬質の材料からなり人体表面側
に突出する部分を有する所謂コンベックスプレートを設
け、接皮部を人体表面に粘着固定することによってコン
ベックスプレートが***孔周辺に及ぼす押圧力により排
泄孔を人体表面に向け押し出すようにすることが行われ
ている。図7はその一例の断面図である。1は接皮部
で、中心部に開口2を有し、中心部の周辺には接皮側に
突出する部分3を有し、コンベックスプレート構造を形
成し、接皮側の全表面には粘着性の皮膚保護剤層4が設
けられている。接皮部1の接皮側と反対側即ち非接皮側
に表面にはリング状のフランジ5が固定され、フランジ
5は開口2に対応する開口6を有し、外周縁にはリング
状の嵌合部7が設けられている。8は袋体で、その開口
9の周辺にはリング状のフランジ10が固定され、フラ
ンジ10はその中心部に開口9に対応する開口11、外
周縁には嵌合部7と嵌合し得るリング状の嵌合部12が
設けられている。この袋体8は嵌合部7、12を結合す
ることによって接皮部1と一体となり、排出された***
物は袋体内に収納され、両嵌合部7、12を外すことに
よって袋体8内の***物を処理することができる。この
種の***物収容装具は、***物の処理がし易く、繰り返
し使用することができ、所謂2ピース型装具として賞用
されている。この2ピース型装具は接皮部の嵌合部と袋
体の嵌合部とを着脱する必要があるが、気密式に形成さ
れた両嵌合部の着脱にはかなりの力を要し、また***孔
に圧力がかかると痛みを伴うので、接皮部側の嵌合部7
の裏側に指を挿入して嵌合部を下方から支えながら着脱
操作する必要がある。この場合接皮部のコンベックスプ
レート構造は半硬質の素材から形成されているため変形
し難く、接皮部1とそのフランジ5との間隙13が小さ
いと指が入らず、着脱操作がし難い。間隙13を大きく
とる一つの方法はフランジ5の接皮部1に対する固定部
分14を一点鎖線15で示すように立たせることである
が、フランジ5を接皮部1に取り付けるには通常溶着に
よるため、フランジ5の固定部分14の接皮部1に対す
る角度が大きいと固定部分14の端部を接皮部1に溶着
する場合に固定部分14に溶着用工具が接近して固定部
分14に熱による損傷を与える危険性が大きい。フラン
ジ5を外方へ延ばしその嵌合部7を接皮部の外周縁から
遠くする方法も考えられるが、フランジ5の外径が大き
くなることは袋体のフランジ10の外径も大となること
を意味し、装具全体が極めて大型となり、装着感が劣悪
なものとなる。また、非陥没型の***孔にはコンベック
スプレート構造は必要としないから、平坦で可撓性のあ
る接皮部にフランジを取り付けるのが好ましく、その場
合には接皮部の本体とフランジとの間隙は多少狭くとも
接皮部の可撓性に助けられて指を挿入することは容易で
ある。従って通常の***孔に対するフランジと陥没型の
***孔に対するフランジとはそれぞれ別個の構造として
考えざるを得ず、両者に共通の構造を採用することがで
きないため装具の価格を上昇させることになる。従って
両フランジの構造は適用される***孔の如何に拘らず共
用できることが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コン
ベックスプレート構造を有する接皮部と袋体とが分離式
の装具の着脱が容易で、かつ適用される***孔の如何に
拘らず共通の部品を使用し得る***物収容装具を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明においては、人体に造設した***孔に対応す
る開口を有する接皮部と、接皮部の非接皮側に固定され
接皮部の開口に対応する開口を有する第1のフランジ
と、第1のフランジの外周縁に設けられたリング状の嵌
合部と、第1のフランジの開口に対応する開口と第1の
フランジの嵌合部と着脱可能なリング状の嵌合部とを有
する第2のフランジと、第1のフランジ及び第2のフラ
ンジの各開口と対応する開口を有し第2のフランジの非
接皮側に固定された袋体とを備え、接皮部は接皮側にお
いて開口周辺に突出する部分とそれに続く平面状に広が
る部分とを有し、非接皮側においては開口周辺にリング
状の突起と非接皮側の表面から突出する高さの高い部分
と高さの低い部分とを有し、接皮部の非接皮側と第1の
フランジの接皮側との間に、接皮部の外周から第1のフ
ランジの嵌合部まで連続した空間が形成される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明においては、接皮部の中心
に開口を設け、接皮側を開口の周辺部において突出させ
てコンベックスプレート構造とし、接皮側と反対側、即
ち非接皮側の開口の周辺にリング状の突起を設け、この
リング状の突起を中心として放射状に延びる複数の突出
部を設け、非接皮側上に高さの高い部分と突出部間に存
在する高さの低い部分とを形成させ、リング状の突起の
先端に接皮部の開口に対応する開口を有するリング状で
可撓性の第1のフランジを固定し、第1のフランジの外
周縁に嵌合部を形成し、第2のフランジを第1のフラン
ジの開口に対応する開口を有するリング状に形成し、そ
の外周縁に同様に第1のフランジの嵌合部と嵌合し合う
嵌合部を形成し、第2のフランジの開口に袋体の開口を
固定し、フランジの嵌合部が接皮部の非接皮側に設けた
突出部により支えられるようにし、第1のフランジの接
皮側と接皮部の非接皮側の高さの低い部分との間に大き
い間隙を形成させる。
【0006】接皮部に設けるリング状の突起及び種々の
実施形態の突出部は、接皮部と同一の材料を用いて接皮
部と一体に形成することができる。
【0007】接皮部に設けるリング状の突起は、接皮部
と異なる材料を用い、熱可塑性エラストマーで形成し、
弾力性、伸縮性、可撓性を持たせることもできる。
【0008】第1のフランジの少なくとも嵌合部を除く
部分を熱可塑性エラストマーで形成し、第1のフランジ
の内側の部分に弾力性、伸縮性、可撓性を持たせること
もできる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面について説明す
る。
【0010】図1のaは本発明の実施例の断面図、図1
のb、c、dはその接皮部の異なる実施例の斜視図で、
図7と同等部分には同符号が付されている。接皮部1は
例えば円形リング状に形成され、中心には人体に造設し
た***孔に対応する開口2を有し、接皮側即ち体表面と
接する側の開口2の周辺に突出する部分3を有し、突出
する部分に続く周辺部分16は平面状に形成され、接皮
側の全表面には粘着性の皮膚保護剤層4が設けられてい
る。接皮部1の非接皮側の表面の開口2の周辺にはリン
グ状の突起17が形成され、この突起17から放射状に
直線状で断面が、bの実施例では山形、cの実施例では
長方形状、dの実施例では円弧状の各突出部18が複数
個(図では8個)接皮部の非接皮側表面上に延びてお
り、リング状の突起17及び直線状の突出部18は接皮
部の高い部分を形成し、2つの突出部18間の非接皮側
表面19は接皮部の低い部分を形成している。直線状の
突起18の高さはリング状の突起17と同じか又はそれ
より低くするのが好ましい。リング状の突起17の先端
20には第1のフランジ5の開口6が固定され、第1の
フランジ5の固定側と反対側の外周縁には嵌合部7が形
成され、第1のフランジ5は可撓性を持つように構成さ
れている。第1のフランジ5がリング状の突起17の先
端20に取付けられ接皮部1の非接皮側に高い部分(突
出部18)と低い部分(表面19)とが存在することに
より、第1のフランジ5の嵌合部7の裏側と接皮部1の
非接皮側表面19との間に接皮部の外周21より第1の
フランジ5の嵌合部7に至る連続した空間で間隙dの大
きい個所が形成される。第2のフランジ10は開口2、
開口6に対応する開口11を有し、外周縁には第1のフ
ランジの嵌合部7と相互に嵌合し合う嵌合部12が形成
されている。第2のフランジ10の非接皮側には袋体8
が固定され、袋体8は開口2、開口6、開口11に対応
する開口9を有している。
【0011】図1のb、c、dに示す実施例においては
突出部18は直線状に形成したが、必ずしも直線状にす
る必要はなく、eの平面図に示すようにそれぞれ例えば
湾曲させてもよい。又、各突出部18をリング状の突起
の半径上に配置せず、fの平面図に示すように半径から
ずれた位置に置くこともできる。更に突出部18を複数
個ではなくただ1個にし、この突出部の両側に間隙の大
きい空間を形成するようにしてもよい。
【0012】接皮部1の本体は、ポリエチレン、エチレ
ン‐酢酸ビニルコポリマー、エチレン‐アクリル酸メチ
ルコポリマー等の熱溶着可能で半硬質性のプラスチック
材料で形成するのが有利であり、リング状の突起17、
直線状の突起18は接皮部の本体と同一の材料で一体に
形成するのが好ましい。その場合例えば射出成形法を用
いて形成することができる。しかし又第1のフランジが
固定されるリング状の突起17は接皮部が半硬質性のプ
ラスチック材料であるのに対して熱可塑性エラストマー
で形成し弾力性を持たせることもできる。この熱可塑性
エラストマーとしては、SBS(ポリスチレン−ポリブ
タジエン−ポリスチレン)、SIS(ポリスチレン−ポ
リイソプレン−ポリスチレン)、SEBS(ポリスチレ
ン−ポリ(エチレン−ブチレン)−ポリスチレン)、S
EPS(ポリスチレン−ポリ(エチレン−プロピレン)
−ポリスチレン)等のポリスチレン系、塩化ビニル系、
ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、フッ
素系等を使用することができる。この接皮部本体とリン
グ状の突起とを異なる材料で形成する場合には、異材質
のプラスチック成形品を作るのに用いられるインサート
成形、2種・異材質成形等の複合射出成形法を用いるこ
とができる。接皮部1の粘着性の皮膚保護剤層4として
は、例えば親水性成分(カラヤガム、柑橘ペクチン等)
と疎水性成分(ポリイソブチレン、スチレン系熱可塑性
エラストマー等)を組み合わせたものが使用できる。
【0013】フランジは、第1、第2のフランジに同一
の材料を用いることができ、例えば、エチレン−アクリ
ル酸エチルコポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマ
ー、エチレン−アクリル酸メチルコポリマー、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、塩化ビニル、エチレン−アクリ
ル酸コポリマー、エチレン−メタクリル酸コポリマー、
塩素化ポリエチレン等がある。
【0014】図2は図1に示した装具を人体表面に装着
した状態の断面図である。22は人体、23はその体表
面に造設した***孔である。装具は、接皮部1の開口2
が***孔23に沿うように接皮部の粘着性の皮膚保護剤
層4で以て取り付けられると、接皮部1の突出した部分
3が***孔23の周囲を押し付け、その結果***孔23
は陥没型のものであっても体表面に押し出される。接皮
部1の非接皮側表面と第1のフランジ5の嵌合部7の裏
側との間に図に示すように指を挿入し、嵌合部7を裏側
から支えながら両嵌合部7、12間の着脱を行うことに
より、体表面に全く押圧力を作用させることなく装具の
操作を行うことができる。
【0015】図3は本発明の接皮部の更に異なる実施例
の斜視図で、図1と同等部分には同符号が付されてい
る。リング状の突起17の両側にそれぞれ、aの実施例
では直線状の、bの実施例では湾曲した、細長い突出部
31、32が設けられ、リング状の突起17と細長い突
出部31、32とが接皮部の高さの高い部分を形成し、
その他の非接皮側表面19は高さに低い部分を形成して
いる。突出部31、32の高さは図1の実施例と同様に
リング状の突起17と同じか又はそれより低くするのが
好ましい。リング状の突起17と突出部31、32とに
より第1のフランジは支えられ、第1のフランジの嵌合
部の裏側と接皮部の非接皮側表面19の高さの低い部分
との間に接皮部1の外周21より第1のフランジの嵌合
部に至る連続した空間で大きい間隙が形成される。
【0016】図4は本発明の接皮部の更に異なる実施例
の斜視図で、図1と同等部分には同符号が付されてい
る。この実施例ではリング状の突起17の周りにほぼ同
心的に細い円柱状の突出片41が設けられ、リング状の
突起17と突出片41とが接皮部の高さの高い部分を形
成し、その他の非接皮側表面19は高さに低い部分を形
成している。突出片41の高さは図1の実施例と同様に
リング状の突起17と同じか又はそれより低くするのが
好ましい。リング状の突起17と突出片41とにより第
1のフランジは支えられ、第1のフランジの嵌合部の裏
側と接皮部の非接皮側表面19の高さの低い部分との間
に接皮部1の外周21より第1のフランジの嵌合部に至
る連続した空間で大きい間隙が形成される。
【0017】図5は本発明の接皮部の他の実施例の平面
図で、図1と同等部分には同符号が付されている。これ
らの実施例では、リング状の突起17に連設することな
くその周りにそれぞれ独立した突出部51が設けられて
いる。aの実施例では直線状の突出部51がリング状の
突起17の周りにおいて互いに直角をなして接皮部の外
周21に向かって延びており、bの実施例では接皮部1
の外周21近傍にカギ状の突出部51がそれぞれ離して
設けられ、cの実施例では接皮部1の外周21近傍に湾
曲した弧状の突出部51が設けられ、リング状の突起1
7と突出部51とが接皮部の高さの高い部分を形成し、
その他の非接皮側表面19は高さに低い部分を形成して
いる。突出部51の高さは図1の実施例と同様にリング
状の突起17と同じか又はそれより低くするのが好まし
い。リング状の突起17と突出部51とにより第1のフ
ランジは支えられ、第1のフランジの嵌合部の裏側と接
皮部の非接皮側表面19の高さの低い部分との間に接皮
部1の外周21より第1のフランジの嵌合部に至る連続
した空間で大きい間隙が形成される。
【0018】図6は第1のフランジの異なる実施例の断
面図で、図1と同等部分には同符号を付してある。この
フランジ5は嵌合部7を除く内側の部分61が熱可塑性
エラストマーで形成され、第1、第2のフランジ間の着
脱操作の際この内側の部分が延びたり変形することが可
能で、操作が容易となる。熱可塑性エラストマーとして
は、前述のリング状の突起を熱可塑性エラストマーで形
成する場合に使用するものと同様のものを使用すること
ができる。嵌合部7については前述の種々の材料を使用
することができる。内側の部分61と嵌合部7との成形
には、前述と同様の複合射出成形法を使用することがで
きる。なおこの場合、第1のフランジの嵌合部を除く内
側の部分をすべて熱可塑性エラストマーで形成する必要
はなく、その一部分のみを熱可塑性エラストマーで形成
するようにしてもよい。例えば第1のフランジの接皮部
に対する固定個所の近傍の部分をリング状に熱可塑性エ
ラストマーで形成し、残りの部分は他の材料例えば嵌合
部と同一の材料で形成することができる。要は、着脱操
作の際第1のフランジの嵌合部の内側の部分の少なくと
も一部が弾力性、伸縮性、可撓性を持つようにすること
である。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、接皮部に設けられてい
るフランジと接皮部の本体との間に十分大きい間隙を持
たせることにより、接皮部と袋体との間の着脱を極めて
容易にかつ人体に苦痛を与えることなく行うことがで
き、またフランジそのものの構造を通常の***孔に対す
るものと、陥没型の***孔に対するものとで共通に使用
することができるから、接皮部を除いて共通の部品を使
用することができ、製造コストを低減することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは本発明の実施例の断面図、b、c、dは接
皮部の異なる例の斜視図、e、fは接皮部の異なる例の
平面図である。
【図2】本発明の実施例の装着状態の説明図である。
【図3】本発明の接皮部の異なる実施例の斜視図であ
る。
【図4】本発明の接皮部の異なる実施例の斜視図であ
る。
【図5】本発明の接皮部の異なる実施例の平面図であ
る。
【図6】本発明の第1のフランジの異なる実施例の断面
図である。
【図7】従来の装具の一例の断面図である。
【符号の説明】
1 接皮部 2 開口 3 突出する部分 4 粘着層 5 第1のフランジ 6 開口 7 嵌合部 8 袋体 9 開口 10 第2のフランジ 11 開口 12 嵌合部 14 第1のフランジの固定部分 16 周辺部分 17 リング状の突起 18 直線状の突出部 19 接皮部に非接皮側表面 20 リング状の突起の先端 21 接皮部の外周 22 人体 23 ***孔 31、32 突出部 41 突出部 51 突出部 61 第1のフランジの内側の部分

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に造設した***孔に対応する開口を
    有する接皮部と、接皮部の非接皮側に固定され接皮部の
    開口に対応する開口を有する第1のフランジと、第1の
    フランジの外周縁に設けられたリング状の嵌合部と、第
    1のフランジの開口に対応する開口と第1のフランジの
    嵌合部と着脱可能なリング状の嵌合部とを有する第2の
    フランジと、第1のフランジ及び第2のフランジの各開
    口と対応する開口を有し第2のフランジの非接皮側に固
    定された袋体とを備え、接皮部は接皮側において開口周
    辺に突出する部分とそれに続く平面状に広がる部分とを
    有し、非接皮側においては開口周辺にリング状の突起と
    非接皮側の表面から突出する高さの高い部分と高さの低
    い部分とを有し、接皮部の非接皮側と第1のフランジの
    接皮側との間に、接皮部の外周から第1のフランジの嵌
    合部まで連続した空間が形成されていることを特徴とす
    る***物収容装具。
  2. 【請求項2】 接皮部の非接皮側の高い部分と低い部分
    とが波状に形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の***物収容装具。
  3. 【請求項3】 接皮部の非接皮側の高さの高い部分がリ
    ング状の突起から放射状に延びる複数の突出部で形成さ
    れ、高さの低い部分は放射状に延びる突出部間に形成さ
    れることを特徴とする請求項1記載の***物収容装具。
  4. 【請求項4】 接皮部の非接皮側の高さの高い部分がリ
    ング状の突起の周囲にそれぞれ独立した複数の突出部で
    形成されることを特徴とする請求項1記載の***物収容
    装具。
  5. 【請求項5】 接皮部の非接皮側の高さの高い部分がリ
    ング状の突起の周囲に設けた一つの突出部で形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の***物収容装具。
  6. 【請求項6】 接皮部の非接皮側のリング状の突起と高
    さの高い部分とが接皮部と一体に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の***物収容装具。
  7. 【請求項7】 接皮部の非接皮側のリング状の突起が熱
    可塑性エラストマーで形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の***物収容装具。
  8. 【請求項8】 第1のフランジの少なくとも嵌合部を除
    く部分が熱可塑性エラストマーで形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の***物収容装具。
JP11135898A 1998-04-08 1998-04-08 ***物収容装具 Pending JPH11290364A (ja)

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