JPH11290267A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH11290267A
JPH11290267A JP11029167A JP2916799A JPH11290267A JP H11290267 A JPH11290267 A JP H11290267A JP 11029167 A JP11029167 A JP 11029167A JP 2916799 A JP2916799 A JP 2916799A JP H11290267 A JPH11290267 A JP H11290267A
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JP
Japan
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switch
endoscope
treatment
view
treatment tool
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JP11029167A
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English (en)
Inventor
Ryoji Masubuchi
良司 増渕
Satoshi Honma
聡 本間
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡の視野を移動する際の、スイッチの操
作性を向上させた内視鏡装置を提供することにある。 【解決手段】 処置具1に取り付けられた操作スイッチ
23の押しボタンスイッチ25a、25bを、処置具1
の固定ハンドル21と可動ハンドル22を含む平面と略
直交し、かつ処置具1の挿入軸と略直交する面に対して
基端部側に傾斜した傾斜面に設けることにより、内視鏡
の観察視野を移動する際に、手8の指9を自然な状態で
操作することができ、操作性を向上させると共に、疲労
を軽減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の体腔内に挿
入された処置具による、患部の処置状態を内視鏡下で観
察しながら、その処置作業を行う内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、開腹、開胸等を伴う外科手術に比
べて患者への侵襲が小さい、いわゆる内視鏡下外科手術
が行われるようになってきた。特に、腹腔鏡下外科手術
は広く行われつつある。この内視鏡下外科手術において
は、内視鏡により得られる観察術野をTVモニタに映し
出し、この画面の術野を見ながら処置具を操作して患者
の体内の患部の摘出等の処置が行われる。
【0003】このとき、術者は処置具を操作しながら、
処置具に設けた操作スイッチを操作して、処置を行いや
すい視野が得られるように、その内視鏡の保持位置、方
向を変更させ、内視鏡の視野方向を変更させることが行
われる。ここで、術者が処置を行いやすい視野は、術者
毎に異なる。例えば、多くの術者にとっては、モニタ画
面の中央に処置具の先端が表示されている状態が処置具
の操作を行いやすい視野であり、一部の術者にとって
は、モニタ画面の画面中央以外の他の任意の位置に処置
具の先端部が表示されている状態が処置具の操作を行い
やすい視野となる。
【0004】特願平8−284193号公報には、術者
が処置具に設けたスイッチを操作して、3次元マニピュ
レータに保持された内視鏡の視野を指示した方向に変更
させるようにした内視鏡下外科手術装置が開示されてい
る。
【0005】この内視鏡下外科手術装置の処置具1は、
図13に示すように、シース2の先端側の処置部3と、
この処置部3の開閉操作を行う基端側の操作部4とから
なる。操作部4の近傍には、内視鏡の視野変更を指示す
る操作スイッチ5が着脱自在に設けられている。
【0006】この操作スイッチ5には、内視鏡のモニタ
画面上の観察視野を上下(図13の矢印U、D)方向、
左右(図13の紙面に直角)方向に移動させるスティッ
クスイッチ6と、内視鏡の挿入軸方向に沿って、内視鏡
を対象物に近づけたり、離れさせたりするスイッチ7
a、7bが設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特願平8−28419
3号公報の操作スイッチ5のスイッチ7a、7bは、処
置具1の挿入軸と略平行となる側面に設けられている。
この位置では、図14に示すように、操作部4を手8で
把持しながらスイッチ7a、7bを操作する際に、スイ
ッチ7a、7bの動作方向(矢印方向)と、人差し指9
の自然な屈曲動作方向が異なるために、非常に操作し難
く、且つ操作する人差し指9を、反り返るように極度に
曲げて指先で押す必要があるために、指への負担が大き
くなり、疲れ易いという問題があった。
【0008】本発明は、以上の問題に着目してなされた
もので、内視鏡の視野を変更する際の、スイッチの操作
性を向上させた内視鏡装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、観察画像を生
成するとともに、その観察画像の視野を変更する視野変
更手段を備えた内視鏡手段と、前記内視鏡手段からの観
察画像をモニタ画面に表示する観察画像表示手段と、処
置部材を体腔内に挿入し、前記処置部材を操作する操作
部を有する処置手段と、前記処置手段に取り付けられ、
視野変更を指示する視野変更指示手段と、前記視野変更
指示手段からの情報に基づいて、前記視野変更手段を制
御させる制御手段とを有する内視鏡装置において、前記
視野変更指示手段に設けられた少なくとも1つの指示部
材を、前記処置手段の前記操作部が動作する動作面と略
直交し、かつ前記処置手段の挿入軸と略直交する面に対
して基端部上側に所定角度傾斜した傾斜面に設けた構成
とした。
【0010】このような構成とすることで、操作部を把
持しながら、内視鏡の観察視野を変更する際に、手8の
各指、特に人差し指9を自然な状態で操作することがで
き、操作性を向上させると共に、疲労を軽減することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下に、図を参
照して本発明の実施の形態について説明する。
【0012】(構成)図1乃至図3は本発明の第1実施
形態に係り、図1は本願の内視鏡装置により、患者の体
内組織の内視鏡下外科手術を行う状態を示す概略構成
図、図2は処置具を示す側面図、図3は処置具を先端側
から見た図で、操作部を手で把持し、スイッチを操作す
る状態を示す説明図である。
【0013】図1に示すように、第1実施形態の内視鏡
装置は、処置具1と、内視鏡11とからなる。処置具1
は、トラカール12を介して、体表面13から体腔内1
4へ挿入され、患部15の摘出等の処置を行う。内視鏡
11は、トラカール16を介して、体表面13から体腔
内14へ挿入され、患部15及び処置具1の処置部3の
観察を行う。
【0014】また、内視鏡11は、内視鏡の観察視野や
位置を移動させるための3次元マニピュレータ17を使
用した内視鏡保持装置18によって固定支持されてい
る。なお、この3次元マニピュレータ17には、回転制
御される複数の関節からなる保持アーム18aが設けら
れている。
【0015】さらに、内視鏡11の基端部には、TVカ
メラ19が連結されている。このTVカメラ19には、
図示しないTVモニタが接続されている。そして、内視
鏡11により検出された患部15、処置部3、及びその
近辺組織の映像は、TVカメラ19により撮像され、T
Vモニタの画面に表示されるようになっている。
【0016】図2に示すように、本実施形態では把持鉗
子の例で説明するが、別の処置具でもかまわない。この
処置具1は、シース2と、このシース2の先端部に配設
された処置部3と、シース2の基端部に配設された操作
部4とからなる。
【0017】操作部4は、固定ハンドル21と、この固
定ハンドル21に対して回動ピンを介して回動可能に連
結された可動ハンドル22とが設けられている。この可
動ハンドル22の上端部と連結された図示しない操作軸
が、シース2の内部を挿通して処置部3に連結され、可
動ハンドル22の動きが処置部3に伝達されて、処置部
3の把持部材が開閉するように設定されている。
【0018】処置具1の操作部4には、操作スイッチ2
3が公知の手段で着脱自在、または固着して設けられて
いる。この操作スイッチ23には、1つのスティックス
イッチ24と、2つの押しボタンスイッチ25a、25
bが設けられている。
【0019】スティックスイッチ24は、操作スイッチ
23上のシース2の挿入軸と略直交する、操作スイッチ
23の先端側面26に設置されている。押しボタンスイ
ッチ25a、25bは、先端側面26に対して後方に約
20゜から70゜、好ましくは約30゜から60゜、さ
らに好ましくは略45゜傾斜した傾斜面27に、シース
2の挿入軸方向に並んで設置されている。この傾斜面2
7の傾斜角度は、手8で固定ハンドル21、可動ハンド
ル22を把持した際に、人差し指9の先端腹部が、無理
なく押しボタンスイッチ25a、25bと相対する角度
となっている。
【0020】なお、スティックスイッチ24は、その頭
部を持ち、図3の左右上下の4つの方向のいずれかに力
を加えて傾けることによって、その動きに合わせて、モ
ニタ画面を左右上下に移動させる指示信号を出力するス
イッチである。
【0021】押しボタンスイッチ25aは、内視鏡11
を患部15から遠ざける方向に動かす指示信号を出力す
るスイッチ、押しボタンスイッチ25bは、内視鏡11
を患部15に近づける方向に動かす指示信号を出力する
スイッチである。
【0022】また、処置具1の操作スイッチ23の各ス
イッチの出力は、ケーブル28、コネクタ29(図2)
を介して、3次元マニピュレータ17の駆動回路に送ら
れ、3次元マニピュレータ17を駆動し、モニタ画面上
の視野が移動する。
【0023】(作用)このように構成された内視鏡装置
は、図1に示すように、患部15に対して、処置具1と
内視鏡11が設置される。患部15の映像は、内視鏡1
1とTVカメラ19によって検出される。さらに、この
映像は、図示しないTVモニタに映し出される。
【0024】術者が、処置具1の操作スイッチ23を作
動させたときには、その作動されたスイッチの種類に応
じて、3次元マニピュレータ17が移動することで、内
視鏡11の観察視野が移動する。ここで、例えば、ステ
ィックスイッチ24の頭部が、図3の位置で、上方向に
傾けられた場合は、モニタ画面上の観察視野が上方向に
移動する。
【0025】同様に、スティックスイッチ24の頭部
を、図3の位置で、下方向、左方向、右方向に傾けられ
た場合は、モニタ画面上の観察視野が、各々下方向、左
方向、右方向に移動する。
【0026】また、術者が押しボタンスイッチ25aを
作動させたときには、内視鏡11が、この内視鏡11の
軸方向に沿って患部15から離れる方向に、3次元マニ
ピュレータ17を移動させ、モニタ画面は広範囲の観察
視野となる。
【0027】逆に、術者が押しボタンスイッチ25bを
作動させたときには、内視鏡11が、この内視鏡11の
軸方向に沿って患部15に近づく方向に、3次元マニピ
ュレータ17を移動させ、モニタ画面は狭い範囲の観察
視野となる。
【0028】(効果)本実施形態の内視鏡装置は、処置
具1の操作スイッチ23上の各スイッチを操作すること
によって、内視鏡11をその軸方向に移動させたり、内
視鏡11の視野を術者が望む位置に移動させたりして、
内視鏡11の視野変更が可能となる。そのため、術者ひ
とりが手元で容易に内視鏡11の視野方向を望む位置に
移動することができ、操作性を良くすることができる。
【0029】さらに、本実施形態では、押しボタンスイ
ッチ25a、25bを設置した傾斜面27を、処置具1
の先端方向で、かつ処置具1の挿入軸方向と略直交した
面より後方に傾斜した面としたので、図2及び図3に示
すように、この傾斜面27上の押しボタンスイッチ25
a、25bと、操作部4の固定ハンドル21、可動ハン
ドル22を手8で自然に把持した際の人差し指9の先端
部の腹部とが、無理なく相対するので、指の腹部で操作
できる。しかも内視鏡11の視野移動操作を指に負担を
掛けずに、容易に行えるので、術者の疲労を軽減でき
る。
【0030】また、処置具1のシース2の挿入軸方向
と、スティックスイッチ24の頭部の軸方向とが略平行
であるので、処置具1を手にしている術者からは、TV
モニタ上の像を移動させる方向と、スティックスイッチ
24を傾ける方向との対応がつきやすく、操作が一層行
い易いという効果もある。
【0031】<第2実施形態>(構成)図4及び図5は
本発明の第2実施形態に係り、図4は処置具を示す側面
図、図5は処置具を先端側から見た図で、操作部を手で
把持し、スイッチを操作する状態を示す説明図である。
【0032】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。第2実施形態は、第1実施形態の操作スイッチ
の構成が異なる。
【0033】本実施形態の操作スイッチ31は、処置具
1の操作部4に公知の手段で着脱自在、または固着さ
れ、2つのスティックスイッチ24、32が設けられて
いる。
【0034】(作用)このように構成された内視鏡装置
のスティックスイッチ32は、スティックスイッチ24
と同一の機能を有しており、スティックスイッチ32の
頭部を先端方向に傾斜させると、内視鏡11を患部15
から遠ざける方向に移動させ、反対に頭部を後方に傾斜
させると、内視鏡11を患部15に近づける方向に移動
させるように作用する。
【0035】(効果)このように構成された内視鏡装置
の効果は、第1実施形態と同じである。
【0036】なお、本実施形態において、スティックス
イッチ32の頭部を前方向に傾斜させたときに内視鏡1
1が患部15から遠ざかる構成で説明したが、前後方向
を各々反対にして、その頭部を後方向に傾斜させたとき
に内視鏡11が患部15から遠ざかる構成としても良
く、また、図5における左右方向に動かしたときに、内
視鏡11が患部15に対して移動するように構成して
も、さらには、その頭部を前方向または左方向のどちら
か一方に傾斜させたときに、内視鏡11が患部15から
遠ざかる方向に移動させ、その頭部を後方向または右方
向のどちらか一方に傾斜させたときに、内視鏡11が患
部15から近づく方向に移動させるようにしても、また
は各々を任意に組み合わせて用いても、その効果は変わ
らない。
【0037】また、スティックスイッチ24とスティッ
クスイッチ32を各々反対にして、スティックスイッチ
24が内視鏡11と患部15の間の距離を調整し、ステ
ィックスイッチ32がモニタ画面を上下左右方向の移動
するスイッチとしても良い。
【0038】<第3実施形態>(構成)図6及び図7は
本発明の第3実施形態に係り、図6は操作スイッチを示
す説明図、図7は操作スイッチの変形例を示す説明図で
ある。なお、図6及び図7の矢印は、処置具1の先端方
向を示す。
【0039】なお、第1実施形態における構成要素と同
一の構成要素については同一符号を付してその説明を省
略する。第3実施形態は、第1実施形態の操作スイッチ
の数を変更した点が異なる。
【0040】本実施形態の操作スイッチ35は、処置具
1の操作部4に公知の手段で着脱自在に設けられ、ステ
ィックスイッチ24、押しボタンスイッチ25a、25
b、及びモニタ画面上の観察視野を原点に復帰させるた
めの押しボタンスイッチ36が設けられている。
【0041】押しボタンスイッチ36は、傾斜面27よ
り更に後方に傾斜した第2の傾斜面37上に設けられて
いる。
【0042】(作用)このように構成された操作スイッ
チ35の押しボタンスイッチ36は、モニタ画面の観察
視野の位置、範囲がどの位置にあっても、観察位置、範
囲を原点に復帰させるという作用をする。
【0043】(効果)このように構成された内視鏡装置
の効果は、第1実施形態の効果に加えて、モニタ画面の
観察視野位置、範囲がどの位置にあっても、容易に、素
早く初期状態に復帰させることができる。
【0044】さらに、2つの異なる斜面にスイッチを設
けたので、各スイッチを容易に識別でき、モニタ画面か
ら目を離すことなく、目的のスイッチを操作することが
できる。
【0045】なお、スイッチの数は、傾斜面27に2
個、傾斜面37に1個を設けた例で説明したが、この例
に限定されるものではなく、例えば、傾斜面27と傾斜
面37に任意の機能を有する各々1個のみのスイッチと
しても、両傾斜面ともに複数の異なる機能を有するスイ
ッチを設けても良い。
【0046】さらに、2面の傾斜面の例で説明したが、
手8の人差し指9の先端腹部が無理なく相対できる面で
有れば、3面以上の傾斜面に各々1個以上のスイッチを
設けても良い。
【0047】また、スイッチを設ける部分は、傾斜面で
はなく、図7に示すように、手8の人差し指9の先端腹
部が無理なく相対できるような曲面38であっても、そ
の作用効果は変わらない。
【0048】また、操作スイッチ23、操作スイッチ3
1、及び操作スイッチ35は、図3や図5に示すよう
に、処置具1の先端側から見て、右側面に設置する構成
で説明したが、左側面に設置しても良い。
【0049】ところで、第1乃至第3の実施形態におい
て、各操作スイッチ23、31、35上のスティックス
イッチ24、32、及び押しボタンスイッチ25、36
は、図8乃至図9に示すように、洗滌や高圧蒸気滅菌等
の滅菌手段にも耐え得るような水密構造となっている。
【0050】図8及び図9に操作スイッチ23の本体4
0に気密構造で固着した変形例のカバー41、42、4
5、47を示す。図8は第1実施形態における操作スイ
ッチ23にカバー41を取り付けた状態を示す外観図
で、図8(a)は操作スイッチ23の正面図、図8(b)は
操作スイッチ23の側面図、図9は図8(a)のAA断
面の断面形状を示し、図9(a)は操作スイッチの第1
変形例を示す断面図、図9(b)は操作スイッチの第2
変形例を示す断面図、図9(c)は操作スイッチの第3
変形例を示す断面図、図9(d)は操作スイッチの第4
変形例を示す断面図である。
【0051】図9の各変形例のカバーは、高温・高圧の
洗滌、滅菌等が可能なシリコーンゴム、ラバー等の弾性
部材からなり、ゴム硬度は40゜〜60゜が好ましい。
【0052】図9(a)の第1変形例のカバー41は、
全体は略均一の膜厚で構成されており、図8に示す、先
端側面26と本体40の側面全周との両部分を接着剤等
の周知の手段で接着固定されている。
【0053】以上のような構成としたので、従来のよう
に、スイッチの配置されている一面のみで接着固定され
ている場合と比較して、接着面積を広くできるので、確
実に密着させて水密的に固定できる。そのため、高温・
高圧で洗滌や滅菌等をしても、隙間から洗浄液等が進入
することなく、操作スイッチの耐久性が向上する。
【0054】図9(b)の第2変形例のカバー42は、
本体40の上部側面の全周に設けた、帯状の凸部43と
係合する凹部44を有している。先端側面26と本体4
0の側面全周との両部分を接着剤等の周知の手段で接着
固定すると共に、この凸部と凹部が係合する構成となっ
ている。なお、凸部43は、本体40の全周でなくて
も、部分的に、例えば1カ所のみ設けてもよい。
【0055】以上のような構成としたので、より外れ難
くなり、滅菌時にカバー42内部の圧力が外側の圧力よ
り大きくなり、カバー42が外側に外れる方向に圧力が
加わっても、外れることがなく、水密的に確実に固定で
きる。
【0056】図9(c)の第3変形例のカバー45は、
第2変形例のカバー42の凹部44に加えて、その凹部
44の、本体40を挟んで反対側の膜厚部(b寸法)4
6を厚くして、さらに本体40との密着度を高めた構成
である。スイッチの先端側を覆う部分の膜厚(a寸法)
との比はこの変形例では、略a:b=1:1.4 となっ
ているが、カバー45と本体40とが確実に水密的に固
定でき、且つスイッチの操作が容易にできるので有れ
ば、この数値に限定されるものではない。
【0057】以上のような構成としたので、第2変形例
のカバー42の凹部44と膜厚部46の両側から、本体
40の凸部43を挟み込み、さらに外れ難くなって、滅
菌時にカバー45内部の圧力が外側の圧力より大きくな
り、カバー45が外側に外れる方向に圧力が加わって
も、外れることがなく、水密的に確実に固定できる。
【0058】図9(d)の第4変形例のカバー47は、
第3変形例のカバー45の先端スイッチ部の根本近傍の
内面に2つの円状溝48を設けたものである。なお、円
状溝48は、1つでも、また、3つ以上あっても、円状
ではなく、円弧状であっても良い。
【0059】以上のような構成としたので、スイッチ2
4を左右に動かしたり、スイッチ25a、25b押し下
げたりする際に、円状溝48部が主に変形するので、円
状溝48がない場合に比較し、カバー47による変形力
量を小さくできるので、スイッチ24やスイッチ25
a、25bの操作力量を小さくでき、操作性が向上する
と共に、第3変形例のカバー45のように、本体40と
の水密的固定を維持できる。
【0060】なお、スティックスイッチ24の例で説明
したが、押しボタンスイッチ25、36も同様の構成で
ある。
【0061】また、第1実施形態において、処置具1を
左手で把持し、押しボタンスイッチ25a、25bを左
手の指先で操作することを前提としているが、右手操作
を希望する術者には使用できないという問題があった。
【0062】この問題は、本体40またはカバー41に
着脱可能なスイッチ用アーム51を、後から取り付け可
能とすることで解決される。
【0063】図10及び図11にスイッチ用アーム51
の構成を示す。図10は第1実施形態における処置具1
の操作スイッチ23の本体40にスイッチ用アーム51
を取り付けた状態を示し、図10(a)は処置具1の正面
図、図10(b)は処置具1の側面図、図11はスイッチ
用アーム51の展開図である。
【0064】図11に示すように、スイッチ用アーム5
1は、洗滌、滅菌等が可能な弾性部材、例えばバネ用ス
テンレス等の薄板で構成され、後述する力点52a、5
2b、及び折り曲げ部55を形成するように、プレス等
で切り欠き成型した後、折り曲げ部55,56を図の点
線部分で図裏側方向に折り曲げたものである。折り曲げ
部55,56の間の距離は、操作スイッチ23あるいは
カバーの幅寸法と略同一か、小さい寸法に設定されてい
る。このスイッチ用アーム51は、ポリサルホン等の樹
脂材料でモールド成形により構成することも可能であ
り、さらに高圧蒸気滅菌を用いない場合は、ポリプロピ
レンも好適である。
【0065】図10(a)、(b)に示すように、折り曲げ
部55,56の先端方向から、操作スイッチ23あるい
はカバーに、作用点54a、54bがスイッチ25a、
25bの先端部と僅かに触れる位置まで差し込む。この
状態で、スイッチ用アーム51は、折り曲げ部55、5
6の弾性による把持力で操作スイッチ23に固定され
る。なお、折り曲げ部55、56の開口側先端部の一
方、または両方を、更に内側に略90゜折り曲げて、本
体40の裏側に回り込むようにすると、スイッチ用アー
ム51と操作スイッチ23は更に強固に固定される。
【0066】右手で処置具1を把持し、右手の指で力点
52aまたは52bを押し下げると、支点53a、53
bで弾性変形して、作用点54a、54bの裏面がスイ
ッチ25a、25bを押し下げるので、スイッチが作動
する。
【0067】以上のような構成としたので、既に所有し
ている左手操作用のスイッチ付き処置具1でも、スイッ
チ用アーム51を追加するのみで、右手での操作が可能
となり、術者の好み、または術部の状況に応じて使い分
けることが可能となる。
【0068】また、第1実施形態の操作スイッチ23の
スティックスイッチ24とスイッチ25a、25bを操
作する際には、指を大きく動かす必要があり、スイッチ
を頻繁に操作すると疲れ易くなるという問題があった。
【0069】この問題は、本体40またはカバーに着脱
可能なスイッチ用アーム61を、後から取り付け可能と
することで解決される。
【0070】図12にスイッチ用アーム61の構成を示
す。図12は第1実施形態における処置具1の操作スイ
ッチ23の本体40にスイッチ用アーム61を取り付け
た状態を示し、図12(a)は処置具1の正面図、図12
(b)は処置具1の側面図である。
【0071】スイッチ用アーム61は、洗滌、滅菌等が
可能な弾性部材、例えばバネ用ステンレス等の薄板、ま
たはポリサルホンやポリプロピレン等の樹脂モールド品
で構成され、スイッチ用アーム51と同様に、折り曲げ
部65、66の把持力で本体40あるいはカバーに着脱
可能に固定される。
【0072】折り曲げ部65、66の折り曲げ部近傍は
幅が細く構成され、この細幅部63が支点となり、スイ
ッチ用アーム61の弾性変形によりアーム部がシーソー
的に移動する。この細幅部63は、スイッチ25aと2
5bの略中心位置に取り付けられている。
【0073】使用する際は、力点となる指掛け部62に
指を掛け、矢印A(図12(b))方向に動かすと、細幅
部63が支点となって、細幅部63より指掛け62側の
スイッチ25aが押されて作動する。
【0074】反対に、力点となる指掛け部62に指を掛
け、矢印Aと反対方向に動かすと、細幅部63が支点と
なって、細幅部63より先にあるスイッチ25bが押さ
れて作動する。
【0075】以上のように、スティックスイッチ24と
指掛け部62が近い位置となるように配置したので、既
に所有しているスイッチ付き処置具1でも、スイッチ用
アーム61を追加するのみで、各スイッチ間を移動する
際の指先の動きを小さくすることができ、スイッチ操作
を繰り返し行っても、疲労が軽減され、操作性が向上す
る。また、指掛け部62をシース2の長手軸中心近傍に
配置したので、右手でも操作が可能であり、さらに操作
性が向上する。
【0076】なお、各実施形態、各変形例等で説明した
構成は、本願の主旨を逸脱しない範囲で、任意に組み合
わせて用いることが可能である。
【0077】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、
【0078】[付記1] 観察画像を生成するととも
に、その観察画像の視野を変更する視野変更手段を備え
た内視鏡手段と、前記内視鏡手段からの観察画像をモニ
タ画面に表示する観察画像表示手段と、処置部材を体腔
内に挿入し、前記処置部材を操作する操作部を有する処
置手段と、前記処置手段に取り付けられ、視野変更を指
示する視野変更指示手段と、前記視野変更指示手段から
の情報に基づいて、前記視野変更手段を制御させる制御
手段とを有する内視鏡装置において、前記視野変更指示
手段に設けられた少なくとも1つの指示部材を、前記処
置手段の前記操作部が動作する動作面と略直交し、かつ
前記処置手段の挿入軸と略直交する面に対して基端部上
側に傾斜した傾斜面に設けたことを特徴とする内視鏡装
置。
【0079】[付記2] 付記1項に記載の内視鏡装置
であって、前記傾斜面は、前記処置手段の挿入軸と略直
交する面に対して、30゜〜60゜基端部側に傾斜して
いる。
【0080】[付記3] 付記2項に記載の内視鏡装置
であって、前記傾斜面は、前記処置手段の挿入軸と略直
交する面に対して、略45゜基端部側に傾斜している。
【0081】[付記4] 付記1項に記載の内視鏡装置
であって、前記傾斜面は、手で処置手段を把持したとき
に、無理なく自然に近い状態で操作できる指の動作方向
と、略直交するような斜面である。
【0082】[付記5] 付記1項に記載の内視鏡装置
であって、前記傾斜面は、手で処置手段を把持したとき
に、無理なく自然に近い状態で操作する指の腹が、前記
指示部材の作用部と相対するような角度を有する。
【0083】[付記6] 付記1項乃至5項に記載の内
視鏡装置であって、前記傾斜面は、傾斜角の異なる複数
の傾斜面を有する。
【0084】[付記7] 付記1項、4項、5項に記載
の内視鏡装置であって、前記傾斜面は、曲面である。
【0085】[付記8] 付記1項に記載の内視鏡装置
であって、前記指示部材は、前記傾斜面と、前記処置手
段の挿入軸と略直交する面の両方に、少なくとも1つず
つ設けられている。
【0086】[付記9] 観察像を生成するとともに、
その観察像の視野を変更する視野変更手段を備えた内視
鏡手段と、処置部材を体腔内に挿入し、前記処置部材を
操作する操作部を有する処置手段と、前記処置手段に取
り付けられ、視野変更を指示するスイッチ手段と、前記
スイッチ手段からの情報に基づいて、前記視野変更手段
を制御させる制御手段とを有する内視鏡装置において、
少なくとも1つの前記スイッチ手段のスイッチの作動部
を覆う蓋部と、スイッチ手段(本体)との両方を水密的
に覆う、弾性材で構成されたカバーを一体で構成した内
視鏡装置。
【0087】[付記10] 付記9項に記載の内視鏡装
置であって、前記カバーは、前記スイッチ手段(本体)
との間に水密的係合部を有する。
【0088】[付記11] 付記10項に記載の内視鏡
装置であって、前記係合部は、前記カバー内側と前記ス
イッチ手段(本体)の外側に設けた、凸部と凹部で構成
される。
【0089】[付記12] 付記9項に記載の内視鏡装
置であって、前記カバーを構成する弾性材は、シリコー
ンゴム、またはラバー等の高圧蒸気滅菌可能なゴム材で
ある。
【0090】[付記13] 付記12項に記載の内視鏡
装置であって、前記シリコーンゴム、またはラバー等の
高圧蒸気滅菌可能なゴム材のゴム硬度は、略40゜〜6
0゜である。
【0091】[付記14] 付記9項に記載の内視鏡装
置であって、スイッチの作動部を覆う前記蓋部の膜厚
は、厚い部分の膜厚の略70%以下の薄膜である。
【0092】[付記15] 処置部材を体腔内に挿入
し、前記処置部材を操作する操作部を有する処置手段
と、前記処置手段に取り付けられ、各種操作を指示する
操作スイッチとを有する処置具において、前記操作スイ
ッチとは離れた位置で操作可能なアーム部材を有し、前
記アーム部材は、前記処置手段に着脱自在である。
【0093】[付記16] 付記15項に記載の処置具
であって、 前記アーム部材は、前記スイッチを作動さ
せる作用点と、指で操作する力点と、アーム部材の動き
の中心となる支点とを有する。
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡装
置によれば、操作スイッチを設置した面を、処置具の先
端方向で、かつ処置具の挿入軸方向と略直交した面より
上後方に傾斜した面としたので、この傾斜面上の操作ス
イッチと、操作部の固定ハンドルと可動ハンドルを手で
自然に把持した際の指の先端腹部とが、無理なく相対す
るので、指の腹部で操作できる。しかも内視鏡の視野移
動操作を指に負担を掛けずに、容易に行えるので、術者
の疲労を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の内視鏡下外科手術を行う状態
を示す概略構成図である。
【図2】 第1実施形態の処置具を示す側面図である。
【図3】 第1実施形態の処置具を先端側から見た図
で、操作部を手で把持し、スイッチを操作する状態を示
す説明図である。
【図4】 第2実施形態の処置具を示す側面図である。
【図5】 第2実施形態の処置具を先端側から見た図
で、操作部を手で把持し、スイッチを操作する状態を示
す説明図である。
【図6】 第3実施形態の操作スイッチを示す説明図で
ある。
【図7】 第3実施形態の操作スイッチの変形例を示す
説明図である。
【図8】 第1実施形態における操作スイッチ23にカ
バー41を取り付けた状態を示す外観図で、図8(a)は
操作スイッチ23の正面図、図8(b)は操作スイッチ2
3の側面図である。
【図9】 図8(a)のAA断面の断面形状を示し、図
9(a)は操作スイッチの第1変形例を示す断面図、図
9(b)は操作スイッチの第2変形例を示す断面図、図
9(c)は操作スイッチの第3変形例を示す断面図、図
9(d)は操作スイッチの第4変形例を示す断面図であ
る。
【図10】 第1実施形態における処置具1の操作スイ
ッチ23の本体40にスイッチ用アーム51を取り付け
た状態を示し、図10(a)は処置具1の正面図、図10
(b)は処置具1の側面図である。
【図11】 スイッチ用アーム51の展開図である。
【図12】 第1実施形態における処置具1の操作スイ
ッチ23の本体40にスイッチ用アーム61を取り付け
た状態を示し、図12(a)は処置具1の正面図、図12
(b)は処置具1の側面図である。
【図13】 従来技術の処置具を示す側面図である。
【図14】 従来技術の処置具を先端側から見た図で、
操作部を手で把持し、スイッチを操作する状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 処置具 2 シース 3 処置部 4 操作部 8 手 9 人差し指 11 内視鏡 17 3次元マニピュレータ 18 内視鏡保持装置 19 TVカメラ 21 固定ハンドル 22 可動ハンドル 23、31、35 操作スイッチ 24、32 スティックスイッチ 25、36 押しボタンスイッチ 26 先端側面 27、37 傾斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察画像を生成するとともに、その観察
    画像の視野を変更する視野変更手段を備えた内視鏡手段
    と、前記内視鏡手段からの観察画像をモニタ画面に表示
    する観察画像表示手段と、処置部材を体腔内に挿入し、
    前記処置部材を操作する操作部を有する処置手段と、前
    記処置手段に取り付けられ、視野変更を指示する視野変
    更指示手段と、前記視野変更指示手段からの情報に基づ
    いて、前記視野変更手段を制御させる制御手段とを有す
    る内視鏡装置において、前記視野変更指示手段に設けら
    れた少なくとも1つの指示部材を、前記処置手段の前記
    操作部が動作する動作面と略直交し、かつ前記処置手段
    の挿入軸と略直交する面に対して基端部上側に傾斜した
    傾斜面に設けたことを特徴とする内視鏡装置。
JP11029167A 1998-02-13 1999-02-05 内視鏡装置 Withdrawn JPH11290267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11029167A JPH11290267A (ja) 1998-02-13 1999-02-05 内視鏡装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3086898 1998-02-13
JP10-30868 1998-02-13
JP11029167A JPH11290267A (ja) 1998-02-13 1999-02-05 内視鏡装置

Publications (1)

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JPH11290267A true JPH11290267A (ja) 1999-10-26

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ID=26367322

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11029167A Withdrawn JPH11290267A (ja) 1998-02-13 1999-02-05 内視鏡装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502374A (ja) * 2006-09-11 2010-01-28 カール・ストーツ・エンドヴィジョン・インコーポレーテッド 一体化された器具を備えるヒステロスコープのためのシステムおよび方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010502374A (ja) * 2006-09-11 2010-01-28 カール・ストーツ・エンドヴィジョン・インコーポレーテッド 一体化された器具を備えるヒステロスコープのためのシステムおよび方法

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Effective date: 20060509