JPH11290103A - 面状ファスナー雌材 - Google Patents

面状ファスナー雌材

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JPH11290103A
JPH11290103A JP10094493A JP9449398A JPH11290103A JP H11290103 A JPH11290103 A JP H11290103A JP 10094493 A JP10094493 A JP 10094493A JP 9449398 A JP9449398 A JP 9449398A JP H11290103 A JPH11290103 A JP H11290103A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
fiber
thermoplastic resin
propylene
loop
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JP10094493A
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English (en)
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Haruki Nagaoka
岡 春 樹 長
Shigeyuki Motomura
村 茂 之 本
Kazunari Nishino
野 和 成 西
Kazuya Kusano
野 和 也 草
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】本発明の面状ファスナー雌材は、熱可塑性樹脂
製不織布の片面にルーフ゜ハ゜イルが形成されてなり、該ルーフ゜ハ゜
イルは、熱可塑性樹脂製不織布に、PET系またはホ゜リアミト゛系
繊維からなるハ゜イル糸が編み込まれて形成されている。該
ハ゜イル糸は、ルーフ゜ハ゜イルが形成された不織布表面と反対側の
表面に、ホットメルト型接着剤を塗布、硬化させて、あるいは
ヒートセットして固定されている。 【効果】上記面状ファスナー雌材は、たとえば紙おむつのファス
ニンク゛に用いた場合、人肌がこすれたり、引っかかったり
しない高さのルーフ゜ハ゜イルに形成することができる。また、
柔軟性があり、赤ちゃんの肌が直接当たってもすり傷や
切り傷の心配もない。さらに、紙おむつ1枚当たりの実
使用開閉回数にも耐えうる係合力があり、安価であるた
め、使い捨ておむつなどのテ゛ィスホ゜ーサ゛ル商品用に好適であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、面状ファスナー雌材に関
し、さらに詳しくは、特に使い捨ておむつのようなディ
スポーザブル商品に好適な面状ファスナー雌材に関す
る。
【0002】
【発明の技術的背景】面状ファスナーは、通常、表面に
ループが形成されている雌材と、該雌材と係合する鉤型
等のフック部を有する雄材とから構成されている。この
面状ファスナーは、簡便に使用できるため、衣類、靴、
鞄、日用品等の開閉部などに広く使用されている。ま
た、最近では、使い捨ておむつを固着固定するために、
面状ファスナーをおむつのウェスト部に貼付した使い捨
ておむつが実用化されている。
【0003】ところで、これらの使い捨ておむつ等に使
用されている従来の面状ファスナー雌材は、ポリエステ
ル、ポリアミドまたはポリプロピレン製の織物、編物ま
たはトリコット生地の表面に完全にループが形成された
雌材である。これらの面状ファスナー雌材は、その素材
およびその加工法により、半永久的に使用できるもの
の、非常にコストが高く、しかも、厚みが厚く、硬い。
これらの面状ファスナー雌材を、たとえば紙おむつのフ
ァスニングに用いた場合、特に赤ちゃんのデリケートな
肌が、厚みの厚い面状ファスナー雌材に直接当たってす
り傷や切り傷ができる心配がある。また、これらの面状
ファスナーは、柔軟性がないので、触感が非常によくな
い。
【0004】したがって、使い捨ておむつのようなディ
スポーザル商品用に、厚みが従来の面状ファスナー雌材
よりも薄くて柔軟性があって、特に赤ちゃんがすり傷や
切り傷を負う心配がない安価な面状ファスナー雌材の出
現が望まれている。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題を解決しようとするものであって、使い捨ておむつ
のようなディスポーザル商品用に、厚みが従来の面状フ
ァスナー雌材よりも薄くて柔軟性があって、特に赤ちゃ
んがすり傷や切り傷を負う心配がない安価な面状ファス
ナー雌材を提供することを目的としている。
【0006】
【発明の概要】本発明に係る面状ファスナー雌材は、熱
可塑性樹脂製不織布の片面にループパイルが形成されて
なり、該ループパイルは、熱可塑性樹脂製不織布に、ポ
リエチレンテレフタレート系繊維またはポリアミド系繊
維からなるパイル糸が編み込まれて形成されており、該
パイル糸は、ループパイルが形成された不織布表面と反
対側の表面に、ホットメルト型接着剤を塗布、硬化させ
て、あるいはヒートセットして固定されていることを特
徴としている。
【0007】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係る面状ファスナ
ー雌材について具体的に説明する。本発明に係る面状フ
ァスナー雌材は、熱可塑性樹脂製不織布の片面に、ルー
プパイルが形成されている。
【0008】熱可塑性樹脂製不織布 本発明で好ましく用いられる熱可塑性樹脂製不織布とし
ては、ポリエチレンテレフタレート(PET)(i)か
らなる繊維(1)、高溶融性成分部および低溶融性成分
部からなる複合繊維であって、エチレン系重合体(i)
からなる鞘部およびポリエチレンテレフタレート(PE
T)(ii)からなる芯部から構成される芯鞘型複合繊維
(2)、または該エチレン系重合体(i)からなる高溶
融性成分部および該ポリエチレンテレフタレート(ii)
からなる低溶融性成分部から構成されるサイドバイサイ
ド型複合繊維(3)からなり、目付が20〜100g/
2 、好ましくは20〜75g/m2 である不織布が挙
げられる。
【0009】さらに、プロピレン系重合体(i)からな
る繊維(4)、高溶融性成分部および低溶融性成分部か
らなる複合繊維であって、メルトフローレート(ASTM D
1238,230℃、荷重2.16kg)が10〜40g/10分で
あるプロピレン系重合体(ii)からなる鞘部および該プ
ロピレン系重合体(ii)のメルトフローレートよりも小
さいメルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.
16kg)を有し、該メルトフローレートが5〜20g/1
0分であるプロピレン系重合体(iii) からなる芯部か
ら構成される芯鞘型複合繊維(5)、該プロピレン系重
合体(ii)からなる高溶融性成分部および該プロピレン
系重合体(iii) からなる低溶融性成分部から構成され
るサイドバイサイド型複合繊維(6)、エチレン系重合
体(ii)からなる鞘部およびプロピレン系重合体(iv)
からなる芯部から構成される芯鞘型複合繊維(7)、ま
たは該エチレン系重合体(ii)からなる高溶融性成分部
および該プロピレン系重合体(iv)からなる低溶融性成
分部から構成されるサイドバイサイド型複合繊維(8)
からなり、目付が30〜150g/m2 である不織布が
望ましい。本発明では、乾式不織布が好ましく、特にス
パンボンド不織布が好ましい。
【0010】上記の「高溶融性」とは、同系列のモノマ
ーからなる重合体の樹脂にあっては、メルトフローレー
トが高いことを、異系列のモノマーからなる重合体にあ
っては、融点の差で15℃以上、好ましくは20℃以
上、さらに好ましくは25℃以上高いことを意味する。
【0011】また、熱可塑性樹脂製不織布を構成する繊
維の強度は、引張強さで、2〜12g/D、好ましくは
4〜7g/Dであることが望ましい。 [繊維(1)]上記繊維(1)を形成しているポリエチ
レンテレフタレート(PET)(i)は、通常、融点
(ASTM D 792)が255〜260℃で、密度(ASTM D 1
505)が通常1.38〜1.40g/cm3 の範囲にあ
る、通常の紡糸用のグレードのものを用いることができ
る。
【0012】さらに本発明では、必要に応じてポリエチ
レンテレフタレート(i)に、本発明の目的を損なわな
い範囲で、他の重合体、着色材、耐熱安定剤、核剤、ス
リップ剤などを配合することができる。
【0013】[芯鞘型複合繊維(2)およびサイドバイ
サイド型複合繊維(3)]上記芯鞘型複合繊維(2)の
鞘部を形成するエチレン系重合体(i)としては、エチ
レンの単独重合体(製法は、低圧法、高圧法のいずれで
も良い)、またはエチレンと、プロピレン、1-ブテン、
1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンなどの
α- オレフィンとのランダム共重合体が挙げられる。
【0014】エチレン系重合体(i)は、密度(ASTM D
1505)が0.920〜0.970g/cm3 、好ましく
は0.940〜0.950g/cm3 の範囲にあること
が紡糸性の点から望ましく、メルトフローレート(MF
R;ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)が20〜60g
/10分、好ましくは25〜35g/10分の範囲にあ
ることが紡糸性の点から望ましい。
【0015】また、この芯鞘型複合繊維(2)の芯部を
形成するポリエチレンテレフタレート(PET)(ii)
としては、上記ポリエチレンテレフタレート(i)を用
いることができる。
【0016】この芯鞘型複合繊維(2)は、同芯型でも
よいし、偏芯型であってもよい。図1に、同芯の芯鞘型
複合繊維の模式断面図を示す。本発明では、図2の
(A)に示すような、芯部が繊維表面に露出していない
偏芯の芯鞘型複合繊維を使用することができ、また図2
の(B)に示すような、芯部が繊維表面に部分的に露出
した偏芯の芯鞘型複合繊維も使用することができる。な
お、図中の符号1は、ポリエチレンテレフタレートから
なる芯部を示し、符号2は、エチレン系重合体からなる
鞘部を示す。
【0017】上記サイドバイサイド型複合繊維(3)
は、上述したエチレン系重合体(i)からなる高溶融性
成分部とポリエチレンテレフタレート(ii)からなる低
溶融性成分部から構成されている。
【0018】図3に、サイドバイサイド型複合繊維の模
式断面図を示す。なお、図中の符号3は、ポリエチレン
テレフタレート部を示し、符号4は、エチレン系重合体
部を示す。
【0019】これらの複合繊維(2)、(3)における
ポリエチレンテレフタレート(ii)とエチレン系重合体
(i)との重量比(PET(ii)/エチレン系重合体
(i))は、5/95〜40/60、好ましくは10/
90〜25/75の範囲にあることが不織布の嵩高性な
どの点で望ましい。
【0020】さらに本発明では、必要に応じてエチレン
系重合体(i)および/またはポリエチレンテレフタレ
ート(ii)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他の
重合体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤などを
配合することができる。
【0021】[繊維(4)]上記繊維(4)を形成して
いるプロピレン系重合体(i)としては、プロピレンの
単独重合体、またはプロピレンと、エチレン、1-ブテ
ン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンな
どのα- オレフィンとのランダム共重合体が挙げられ
る。
【0022】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(i)は、密度(ASTM D 1505)が0.905
〜0.920g/cm3 、好ましくは0.910〜0.
915g/cm3 の範囲にあることが強度の点から望ま
しく、メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg)が10〜40g/10分、好ましくは
20〜30g/10分の範囲にあることが紡糸性の点か
ら望ましい。
【0023】[芯鞘型複合繊維(5)およびサイドバイ
サイド型複合繊維(6)]上記芯鞘型複合繊維(5)の
鞘部を形成するプロピレン系重合体(ii)としては、プ
ロピレンの単独重合体またはプロピレンと、エチレン、
1-ブテン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オク
テンなどのα- オレフィンとのランダム共重合体が挙げ
られる。
【0024】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(ii)は、密度(ASTM D 1505)が通常0.9
00〜0.915g/cm3 、好ましくは0.905〜
0.910g/cm3 の範囲にあることが強度の点から
望ましく、メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、
荷重2.16kg)が10〜40g/10分、好ましくは10
〜20g/10分の範囲にあることが紡糸性の点から望
ましい。
【0025】また、この芯鞘型複合繊維(5)の芯部を
形成するプロピレン系重合体(iii)としては、プロピ
レンの単独重合体またはプロピレンと、エチレン、1-ブ
テン、1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテン
などのα- オレフィンとのランダム共重合体が挙げられ
る。
【0026】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体も、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(iii) は、密度(ASTM D 1505)が通常0.
900〜0.915g/cm3 、好ましくは0.905
〜0.910g/cm3 の範囲にあることが強度の点か
ら望ましく、メルトフローレート(ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg)が5〜20g/10分、好ましくは7
〜9g/10分の範囲にあることが紡糸性の点から望ま
しい。この芯鞘型複合繊維(5)では、プロピレン系重
合体(ii)のメルトフローレートよりも小さいメルトフ
ローレートを有するプロピレン系重合体(iii)が用いら
れる。
【0027】上記のサイドバイサイド型複合繊維(6)
は、上述したプロピレン系重合体(ii)からなる重合体
部とプロピレン系重合体(iii) からなる重合体部から
構成されている。
【0028】これらの複合繊維(5)、(6)における
プロピレン系重合体(iii) とプロピレン系重合体(i
i)との重量比((iii)/(ii))は、5/95〜49
/51、好ましくは5/95〜25/75、さらに好ま
しくは10/90〜20/80の範囲にあることが不織
布の嵩高性などの点で望ましい。
【0029】さらに本発明では、必要に応じてプロピレ
ン系重合体(ii)および/またはプロピレン系重合体
(iii) に、本発明の目的を損なわない範囲で、他の重
合体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤などを配
合することができる。
【0030】[芯鞘型複合繊維(7)およびサイドバイ
サイド型複合繊維(8)]上記芯鞘型複合繊維(7)の
鞘部を形成するエチレン系重合体(ii)としては、エチ
レンの単独重合体(製法は、低圧法、高圧法のいずれで
も良い)、またはエチレンと、プロピレン、1-ブテン、
1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンなどの
α- オレフィンとのランダム共重合体が挙げられる。
【0031】エチレン系重合体(ii)は、密度(ASTM D
1505)が0.920〜0.970g/cm3 、好ましく
は0.940〜0.950g/cm3 の範囲にあり、か
つ、メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,190
℃、荷重2.16kg)が20〜60g/10分、好ましくは
25〜35g/10分の範囲にあることが紡糸性の点か
ら望ましい。
【0032】また、この複合繊維(7)の芯部を形成す
るプロピレン系重合体(iv)としては、プロピレンの単
独重合体、またはプロピレンと、エチレン、1-ブテン、
1-ヘキセン、4-メチル-1- ペンテン、1-オクテンなどの
α- オレフィンとのランダム共重合体が挙げられる。
【0033】これらのプロピレン・α- オレフィンラン
ダム共重合体は、α- オレフィン成分含量が0.5〜
5.0モル%の範囲内にあることが望ましい。プロピレ
ン系重合体(iv)は、密度(ASTM D 1505)が0.900
〜0.915g/cm3 、好ましくは0.905〜0.
910g/cm3 の範囲にあることが強度の点から望ま
しく、メルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,230
℃、荷重2.16kg)が5〜20g/10分、好ましくは7
〜9g/10分の範囲にあることが紡糸性の点から望ま
しい。
【0034】上記サイドバイサイド型複合繊維(8)
は、上述したエチレン系重合体(ii)からなる高溶融性
成分部とプロピレン系重合体(iv)からなる低溶融性成
分部から構成されている。
【0035】これらの複合繊維(7)、(8)における
プロピレン系重合体(iv)とエチレン系重合体(ii)と
の重量比(プロピレン系重合体(iv)/エチレン系重合
体(ii)は、5/95〜49/51、好ましくは5/9
5〜25/75、さらに好ましくは10/90〜20/
80の範囲にあることが不織布の嵩高性などの点で望ま
しい。
【0036】さらに本発明では、必要に応じてエチレン
系重合体(ii)および/またはプロピレン系重合体(i
v)に、本発明の目的を損なわない範囲で、他の重合
体、着色材、耐熱安定剤、核剤、スリップ剤などを配合
することができる。
【0037】熱可塑性樹脂製不織布 本発明で好ましく用いられる熱可塑性樹脂製不織布は、
上記のような繊維(1)〜(8)から形成されている。
【0038】この熱可塑性樹脂製不織布は、従来公知の
不織布製造法、たとえば湿式法、乾式法、トウ開繊法、
フラッシュ紡糸法、スパンボンド法、メルトブローン法
などにより調製することができる。これら製造法の中で
は、乾式法、中でもスパンボンド法が好ましい。
【0039】これらの繊維の繊維径は、通常10〜40
μm程度であり、好ましくは20〜30μm程度であ
る。上記繊維(1)〜(3)を用いて調製される熱可塑
性樹脂製不織布の目付は、不織布の腰、突き刺し強度、
破れの面から、20〜75g/m2 、好ましくは30〜
50g/m2 である。より具体的には、繊維(1)から
なる熱可塑性樹脂製不織布の好ましい目付は、30〜5
0g/m2 であり、芯鞘型複合繊維(2)からなる熱可
塑性樹脂製不織布の好ましい目付は、30〜60g/m
2 であり、サイドバイサイド型複合繊維(3)からなる
熱可塑性樹脂製不織布の好ましい目付は、30〜60g
/m2 である。
【0040】また、上記繊維(4)〜(8)を用いて調
製される熱可塑性樹脂不織布の目付は、不織布の腰、突
き刺し強度、破れ難さの面から、30〜100g/
2 、好ましくは50〜75g/m2 である。より具体
的には、繊維(4)からなる熱可塑性樹脂製不織布の好
ましい目付は、50〜75g/m2 であり、芯鞘型複合
繊維(5)からなる熱可塑性樹脂製不織布の好ましい目
付は、50〜75g/m2であり、サイドバイサイド型
複合繊維(6)からなる熱可塑性樹脂製不織布の好まし
い目付は、50〜75g/m2 であり、芯鞘型複合繊維
(7)からなる熱可塑性樹脂製不織布の好ましい目付
は、75〜100g/m2 であり、サイドバイサイド型
複合繊維(8)からなる熱可塑性樹脂製不織布の好まし
い目付は、75〜100g/m2 である。
【0041】目付が上記範囲内にある熱可塑性樹脂製不
織布を用いると、捲縮性(クリンプ性)が良く、嵩高感
の面状ファスナー雌材が得られる。本発明で用いられる
熱可塑性樹脂製不織布は、クラーク法(JIS L 10
90 C法)による縦方向と横方向の剛軟度の和が80
mm以下である柔軟性不織布が好ましい。本発明におい
て、「縦方向」とは、不織布の形成時にウェブの流れ方
向に平行な方向であり、また、「横方向」とは、ウェブ
の流れの方向に垂直な方向である。
【0042】面状ファスナー雌材 本発明に係る面状ファスナー雌材では、パイル糸を、上
記熱可塑性樹脂製不織布に編み込んでループパイルが形
成されている。
【0043】本発明で用いられるパイル糸は、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)系繊維またはポリアミド
系繊維である。このポリエチレンテレフタレート系繊維
を形成しているポリエチレンテレフタレート(PET)
は、通常、融点(ASTM D 792)が255〜260℃で、
密度(ASTM D 1505)が通常1.38〜1.40g/cm
3 の範囲にある、通常の紡糸用のグレードのものを用い
ることができる。
【0044】また、パイル糸として用いられるポリエチ
レンテレフタレート系繊維は、上述したエチレン系重合
体(i)とからなる鞘部およびポリエチレンテレフタレ
ート(ii)からなる芯部から構成される、同芯型または
偏芯型の複合繊維であってもよいし、また、エチレン系
重合体(i)からなる高溶融性成分部およびポリエチレ
ンテレフタレート(ii)からなる低溶融性成分部から構
成されるサイドバイサイド型複合繊維であってもよい。
【0045】このようなポリエチレンテレフタレート系
繊維は、ループパイルの係合力と面状ファスナーの2〜
3回の繰り返し使用という面から、ループパイルの耐ヘ
タリ性、高倦縮性、嵩高性、反撥弾性、引張強度特性等
が要求されるため、このポリエチレンテレフタレート系
繊維の繊度は、100〜300デニール、好ましくは1
50〜250デニールであることが望ましい。
【0046】上記ポリアミド系繊維を形成しているポリ
アミド樹脂は、いわゆるナイロン樹脂であり、その具体
例としては、以下のような樹脂が挙げられる。 (1)ラクタムの開環重合物、たとえばε- アミノカプ
ロラクタムの開環重合物であるポリカプラミド[6ナイ
ロン]、ε- アミノラウロラクタムの開環重合物ポリラ
ウリックラクタム[12ナイロン]。 (2)炭素原子数4〜12の有機ジカルボン酸と炭素原
子数2〜13の有する有機ジアミンとの重縮合物、たと
えばヘキサメチレンジアミンとアジピン酸との重縮合物
であるポリヘキサメチレンアジパミド(6,6ナイロ
ン)、ヘキサメチレンジアミンとアゼライン酸との重縮
合物であるポリヘキサメチレンアゼラミド(6,9ナイ
ロン)、ヘキサメチレンジアミンとセバシン酸との重縮
合物であるポリヘキサメチレンセバカミド(6,10ナ
イロン)、ヘキサメチレンジアミンとドデカンジオン酸
との重縮合物であるポリヘキサメチレンドデカノアミド
(6,12ナイロン)、ビス-p- アミノシクロヘキシル
メタンとドデカンジオン酸との重縮合物であるポリビス
(4-アミノシクロヘキシル)メタンドデカン。 (3)ω- アミノ酸の重縮合物、たとえばω- アミノウ
ンデカン酸の重縮合物であるポリウンデカンアミド(1
1ナイロン)。
【0047】このようなポリアミド樹脂からなるポリア
ミド系繊維もまた、ループパイルの係合力と面状ファス
ナーの2〜3回の繰り返し使用という面から、ループパ
イルの耐ヘタリ性、高倦縮性、嵩高性、反撥弾性、引張
強度特性等が要求されるため、このポリアミド系繊維の
繊度は、100〜300デニール、好ましくは150〜
250デニールであることが望ましい。
【0048】上記ポリエチレンテレフタレート系繊維お
よびポリアミド系繊維で形成されるループパイルの高さ
は、約1.5〜3.5mmで、面状ファスナー雄材のフ
ックとの係合に適している。本発明に係る面状ファスナ
ー雌材の厚さ(光学顕微鏡で測定)は、通常1000〜
5000μm、好ましくは2000〜3500μmであ
る。
【0049】また、ループパイルの穴は、通常は不織布
の幅方向に開いている。ループパイルの数、形状、大き
さ等は、熱可塑性樹脂製不織布の目付、厚さ、構成繊維
の種類等によって変わるので、面状ファスナーを用いる
商品、面状ファスナー雄材の係合のし易さ等を考慮して
決定される。
【0050】このループパイルは、たとえば従来よりタ
フテッドカーペットの製造に際して採用されているタフ
テッド方式(ニードル型ループパイル形成法)により、
形成することができる。
【0051】ポリエチレンテレフタレート系繊維からな
るパイル糸の編み込み本数は、50〜100が好まし
い。また、ポリアミド系繊維からなるパイル糸の編み込
み本数は、50〜100が好ましい。パイル糸を編み込
むピッチは、通常1〜7mm、好ましくは2.0〜5.
0mmであり、パイル糸を編み込んで形成したループパ
イルの隣接する列間の間隔は、通常2〜10mm、好ま
しくは2.0〜5.0mmである。
【0052】上記タフテッド方式により形成されたルー
プパイルは、ループパイルが形成された熱可塑性樹脂製
不織布の片面と反対側の表面に、ホットメルト型接着剤
を塗布、硬化させて固定されているか、あるいはこの反
対側の表面をヒートセットして固定されている。
【0053】本発明においては、薄くて柔軟性を有する
使い捨ておむつのようなディスポーザル商品用の面状フ
ァスナー雌材を対象としているため、不織布を基材とし
てポリエチレンテレフタレート系繊維、ポリアミド系繊
維をパイル糸としてループパイルを形成し、ループパイ
ル形成面と反対側の表面のパイル糸が編み込まれた部分
の不織布表面に、ホットメルト型接着剤を塗布、硬化さ
せるなどして、ループパイルを固定させる。このような
方法を採用することにより、不織布の柔軟性を損なうこ
となく、ループパイルを形成することができ、十分な係
合力を付与することができる。
【0054】上記ホットメルト型接着剤としては、具体
的には、ポリエステル系、ポリオレフィン系、ゴム系、
EVA系等のホットメルト型接着剤などが挙げられる。
ホットメルト型接着剤を利用すれば、上記のような、本
発明に係る面状ファスナー雌材を紙おむつに接着するこ
とも可能であり、紙おむつ製品の製造工程を大幅に簡略
化することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る面状ファスナー雌材は、上
記タフテッド方式を採用することにより、たとえば紙お
むつのファスニングに用いた場合、人肌がこすれたり、
引っかかったりしない高さのループパイルに形成するこ
とができ、不織布表面にループパイルが形成されている
ため、柔軟性があり、赤ちゃんの肌が直接当たってもす
り傷や切り傷の心配もない。また、本発明に係る面状フ
ァスナー雌材は、紙おむつ1枚当たりの実使用開閉回数
(2〜3回)にも耐えうる係合力があり、安価であるた
め、使い捨ておむつなどのディスポーザル商品用に好適
である。
【0056】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これら実施例により限定されるものではない。
【0057】なお、実施例および比較例で得られた面状
ファスナー雌材の係合力は、下記の用法により、試験片
を調製し、JIS K 6854に従って、引張試験機を
用い、引張速度300mm/分、チャック間距離100
mmの条件で、180°剥離試験を行なって測定した。 <試験片の調製>まず、図4の(A)に示すように、厚
さ3.0mmのアクリル板5の片面に、住友スリーエム
(株)製の粘着テープ(商品名 スコッチ ブランド
テープ(Scotch Brand Tape)#465)(図示せず)
を介して面状ファスナー雌材6(サンプル)を固定す
る。一方、図4の(B)に示すように、厚さ約45μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム7の片面に、住
友スリーエム(株)製の粘着テープ(商品名 スコッチ
ブランド テープ(Scotch Brand Tape)#950)
(図示せず)を介して面状ファスナー雄材8を固定す
る。そして、固定した面状ファスナー雌材6と面状ファ
スナー雄材8を重ね合わせ、その上をポリエチレンテレ
フタレートフィルム7面から700gのローラーを往復
させて面状ファスナー雄材8のフックを面状ファスナー
雌材6のループパイルに係合させ、これを試験片とし
た。
【0058】また、実施例等で用いた不織布およびパイ
ル糸は、次の通りである。 <不織布> 1)ポリプロピレン系複合繊維からなるポリプロピレン
系不織布(以下、「PE/PP複合繊維不織布」と称す
る) 不織布の製法:スパンボンド法 目付:75g/m2 PE/PP複合繊維:メルトフローレート(ASTM D 123
8,190℃、荷重2.16kg)が30g/10分であり、密度
(ASTM D 1505)が0.950g/cm3 であるエチレン
単独重合体(融点125℃)からなる鞘部と、メルトフ
ローレート(ASTM D 1238,230℃、荷重2.16kg)が65g
/10分であり、密度(ASTM D 1505)が0.910g/
cm3 であるプロピレン単独重合体(融点143℃)か
らなる芯部とから構成された偏芯の芯鞘型複合繊維。 2)ポリエチレンテレフタレート系複合繊維からなるポ
リエチレンテレフタレート系不織布(以下、「PE/P
ET複合繊維不織布」と称する) 不織布の製法:スパンボンド法 目付:50g/m2 PE/PET複合繊維:メルトフローレート(ASTM D 1
238,190℃、荷重2.16kg)が30g/10分であり、密
度(ASTM D 1505)が0.950g/cm3 であるエチレ
ン単独重合体(融点125℃)からなる鞘部と、密度
(ASTM D 1505)が1.38g/cm3 であるポリエチレ
ンテレフタレート(融点255℃)からなる芯部とから
構成された偏芯の芯鞘型複合繊維。 3)ポリプロピレン繊維からなるポリプロピレン系不織
布(1)(以下、「PP繊維不織布(1)」と称する) 不織布の製法:スパンボンド法 目付:60g/m2 PP繊維:メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、
荷重2.16kg)が16g/10分であり、密度(ASTM D 1
505)が0.910g/cm3 であるプロピレン単独重合
体(融点164℃)からなる繊維。 4)ポリプロピレン繊維からなるポリプロピレン系不織
布(2)(以下、「PP繊維不織布(2)」と称する) 不織布の製法:スパンボンド法 目付:50g/m2 PP繊維:メルトフローレート(ASTM D 1238,230℃、
荷重2.16kg)が16g/10分であり、密度(ASTM D 1
505)が0.910g/cm3 であるプロピレン単独重合
体(融点164℃)からなる繊維。 <パイル糸> 1)ポリエステル製パイル糸 繊度:150d(デニール) パイル糸:メルトフローレート(ASTM D 1238,190℃、
荷重2.16kg)が30g/10分であり、密度(ASTM D 1
505)が0.950g/cm3 であるエチレン単独重合体
(融点125℃)からなる鞘部と、密度(ASTM D 1505)
が1.38g/cm3 であるポリエチレンテレフタレー
ト(融点255℃)からなる芯部とから構成された同芯
の芯鞘型複合繊維からなる。 2)ポリアミド製パイル糸 繊度:150d(デニール) パイル糸:66ナイロン繊維からなる。
【0059】
【実施例1〜7】第1表に示した熱可塑性樹脂製不織布
に、第1表に示したパイル糸を用い、第1表に示す条件
でニードル型ループパイル加工し、熱可塑性樹脂製不織
布の表面にループパイルを形成し、ループパイルが形成
された不織布表面と反対側の表面に、ホットメルト型接
着剤を塗布、硬化させてパイル糸を固定し、面状ファス
ナー雌材を得た。
【0060】上記のようにして得られた面状ファスナー
雌材について、その係合力を上記測定法に従って測定し
た。結果を第1表に示す。
【0061】
【比較例】第1表に示した熱可塑性樹脂製不織布に、第
1表に示したパイル糸を用い、第1表に示す条件でニー
ドル型ループパイル加工し、熱可塑性樹脂製不織布の表
面にループパイルを形成して面状ファスナー雌材を得
た。ただし、実施例1等のように、ホットメルト型接着
剤によるパイル糸の固定はしなかった。
【0062】上記のようにして得られた面状ファスナー
雌材について、その係合力を上記測定法に従って測定し
た。結果を第1表に示す。
【0063】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、同芯の芯鞘型複合繊維の模式断面図で
ある。
【図2】図2の(A)および(B)は、偏芯の芯鞘型複
合繊維の模式断面図である。
【図3】図3は、サイドバイサイド型複合繊維の模式断
面図である。
【図4】図4は、係合力の測定で用いられる試験片の調
製方法を説明するための図面であり、図4の(A)は、
面状ファスナー雌材がアクリル板の片面に固定されてい
る状態を示す斜視図であり、図4の(B)は、面状ファ
スナー雄材がポリエチレンテレフタレートフィルムの片
面に固定されている状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ・・・・・ 芯部 2 ・・・・・ 鞘部 3 ・・・・・ ポリエチレンテレフタレート部 4 ・・・・・ エチレン系重合体部 5 ・・・・・ アクリル板 6 ・・・・・ 面状ファスナー雌材 7 ・・・・・ ポリエチレンテレフタレートフィルム 8 ・・・・・ 面状ファスナー雄材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草 野 和 也 山口県玖珂郡和木町和木六丁目1番2号 三井化学株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂製不織布の片面にループパイ
    ルが形成されてなり、 該ループパイルは、熱可塑性樹脂製不織布に、ポリエチ
    レンテレフタレート系繊維またはポリアミド系繊維から
    なるパイル糸が編み込まれて形成されており、 該パイル糸は、ループパイルが形成された不織布表面と
    反対側の表面に、ホットメルト型接着剤を塗布、硬化さ
    せて、あるいはヒートセットして固定されていることを
    特徴とする面状ファスナー雌材。
  2. 【請求項2】前記パイル糸として用いられる繊維の繊度
    が100〜300デニールであることを特徴とする請求
    項1に記載の面状ファスナー雌材。
JP10094493A 1998-04-07 1998-04-07 面状ファスナー雌材 Pending JPH11290103A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018097160A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 大王製紙株式会社 テープタイプ使い捨ておむつ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018097160A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 大王製紙株式会社 テープタイプ使い捨ておむつ
US11266549B2 (en) 2016-11-25 2022-03-08 Daio Paper Corporation Tape-type disposable diaper

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