JPH11289364A - 着信装置および発信装置 - Google Patents

着信装置および発信装置

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JPH11289364A
JPH11289364A JP9303398A JP9303398A JPH11289364A JP H11289364 A JPH11289364 A JP H11289364A JP 9303398 A JP9303398 A JP 9303398A JP 9303398 A JP9303398 A JP 9303398A JP H11289364 A JPH11289364 A JP H11289364A
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JP9303398A
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Koji Oka
浩二 岡
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、着信装置および発信装置に関し、
1つの相手先情報により発呼可能に通信線に接続する複
数の着信装置のうちより1つの着信装置を特定して発信
装置から発着信を行い得るようにすることにより、接続
能力などによる制限なく1つの相手先情報で複数の着信
装置を使い分けることができるようにして、通信線の利
用性の向上を図る。 【解決手段】 通信回線網Nに接続された送受信制御部
15が相手先の発呼による着呼を検出して着信制御を行う
データ通信装置10は、自機を特定するリンギング回数を
RAM13内に予め設定し、データ通信装置10を特定する
発呼期間による着呼に対してCPU11が、その着呼に対
する送受信制御部15の応答を制限してリンギング回数を
計数しRAM13内のリンギング回数に一致したときに、
自機が着信の対象であると判断し次の着呼に対して送受
信制御部15に応答させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着信装置および発
信装置に関し、詳しくは、1つの相手先情報により発呼
可能に通信線に接続する複数の着信装置のうちより1つ
の着信装置を特定して発信装置から発着信を行い得るよ
うにするものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信線を介して通信装置を接
続しその通信装置間で信号のやりとりをすることが行わ
れており、遠隔地にいるユーザ間でも、例えば、電話回
線を介して電話機により通話をすることができ、ファク
シミリ装置などによりデータ通信を行うことができる。
また、近年の通信技術の高度化によりLANなどのネッ
トワークを介する通信も現在一般的に行われている。
【0003】この通信装置としては、発信装置から1つ
の着信装置を電話番号やネットワーク上のアドレスなど
の相手先情報により特定して通信を行うのが一般的であ
り、例えば、電話回線に接続されたデータ通信装置の場
合に、発信装置として機能するときには着信装置を電話
番号(相手先情報)により特定して発呼するとともに、
着信装置として機能するときにはその発呼によるリンギ
ング(着呼)に対して応答することにより、発信装置お
よび着信装置の間での発着信制御を行ってデータ通信を
行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の通信装置にあっては、発信装置から着信装置
に対する発信を行うためには、その着信装置には個別の
相手先情報を付与しておく必要があり、1つの相手先情
報で複数の着信装置を使い分けることができず、着信装
置に別個の相手先情報を付与するにも構内回線やネット
ワークの接続能力などの制限がある、という問題があ
る。
【0005】なお、電話回線においては、電話番号を個
別に有する電話機を少ない回線数で接続可能にするダイ
ヤルインというサービスが提供されているが、これは電
話回線網側から発信者側から特定された電話番号を中継
装置に通知して個々の電話機に接続するものであり、特
別な中継装置が必要になるとともにそのサービスを受け
得る電話機の台数も限られてしまう。
【0006】そこで、本発明は、接続能力などによる制
限なく1つの相手先情報で複数の着信装置を容易に使い
分けることができるようにして、通信線の利用性の向上
を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1に記載の発明は、通信線に接続され相手先の発呼
による着呼を検出して着信制御を行う着信装置であっ
て、着呼期間を検知する検知手段と、着呼期間を予め設
定する設定手段と、待機状態になってからの着呼に対し
ては着信制御を行うことなく該着呼時に検知された着呼
期間と設定されている着呼期間を比較して着信の対象で
あるか否かを判断する判断手段と、着信の対象であると
判断された直後の着呼に対して応答し着信制御を開始す
る制御手段と、を設けたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の構成に加え、前記検知手段を着呼期間としてリ
ンギング回数を計数する計数手段またはリンギング時間
を計時する計時手段により構成する一方、前記設定手段
には着呼期間として検知手段が検知するリンギング回数
またはリンギング時間を設定することを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明の構成に加え、前記制御手段は着信の対
象であると判断された後の着呼までの時間が予め設定さ
れている間隔を越えたときには待機状態に戻ることを特
徴とするものである。この請求項1〜3に記載の発明で
は、着信装置において、着信の対象となる前や着信制御
が終了して通信接続を切断した後の待機状態時に着呼を
検出したときには、応答することなくそのリンギングが
継続する回数や時間の着呼期間が検知され、その検知着
呼期間が設定着呼期間と一致などして着信の対象である
と判断された場合には、続く着呼に対して応答すること
が行われ着信制御が開始される。したがって、1つの相
手先情報に複数の着信装置が応答可能に接続する場合で
も、個々に異なる着呼期間を予め設定しておくことによ
り、発信装置から自動あるいは手動で発呼する期間を接
続を希望する着信装置の着呼期間とし一旦その発呼を終
了させた後に再発呼するだけで、その着信装置が着信の
対象と判断して応答することができる。
【0010】また、着信の対象であると判断して続く着
呼を待つ時間が設定間隔を越える場合にはその判断は取
り消され待機状態に戻る。したがって、発信装置がたま
たま設定着呼期間に対応する期間で発呼を辞めた場合や
他の着信装置がオフフックなどして応答した場合に、誤
って着信の対象と判断しても続く着呼により着信制御を
開始してしまうおそれを少なくすることができる。
【0011】一方、請求項4に記載の発明は、通信線に
接続され相手先の着呼による応答に応じて発信制御を行
う発信装置であって、予め1または2以上の発呼期間を
設定可能な設定手段と、相手先を特定しての発信命令が
あったときに該相手先に対応する設定期間の発呼を行っ
た後に同一の相手先の発呼を行って相手先の応答に応じ
て発信制御を開始する制御手段と、を設けたことを特徴
とするものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明の構成に加え、前記設定手段に発呼期間としてリ
ンギング回数またはリンギング時間を設定することを特
徴とするものである。請求項6に記載の発明は、請求項
4または5に記載の発明の構成に加え、前記制御手段は
設定期間の発呼を行う際に該設定期間の発呼が終了する
前に他の相手先による応答のための接続があったときに
は次の着呼に対する応答は控えることを要求する旨のメ
ッセージを送出して該設定期間の発呼を再度行うことを
特徴とするものである。
【0013】この請求項4〜6に記載の発明では、発信
装置において、相手先を特定して発信命令をするだけ
で、その相手先に対応する設定期間のリンギングが継続
する回数や時間の発呼が行われた後に続けて同一の相手
先の発呼が行われ、相手先の着信装置が応答することに
より発信制御が開始される。したがって、1つの相手先
情報で応答可能な複数の着信装置のうちから特定の着信
装置を相手先とすることができる。
【0014】また、特定された着信装置に対応する設定
期間の発呼が終了する前に他の着信装置がオフフックな
どして応答した場合であっても、次の着呼ではオフフッ
クなどして応答しないように要求するメッセージが送出
され、その設定期間の発呼が再度行われる。したがっ
て、特定された着信装置以外の電話機などが繰り返しオ
フフックされてしまいその着信装置との間での通信がで
きなくなってしまうことがない。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図3は本発明に係る着信装置および発信
装置の第1実施形態を示す図であり、本実施形態は請求
項1〜5に記載の発明に対応する。図1において、10は
通信回線網(通信線)Nを介してPCなどのホスト装置
Hと通信可能に接続されたデータ通信装置であり、デー
タ通信装置10は、ホスト装置Hからのデータを保持して
要求に応じそのデータを返送したり、受け取ったデータ
に加工を施して返送したりするなどのデータ処理・通信
を行えるようになっている。このデータ通信装置10は、
そのデータ処理・通信の種別を限定するものではなく、
公知のデータ処理部100を構築されることにより、CP
U11がバスラインBを介して接続されているROM12内
の制御プログラムに従って装置各部の駆動条件や管理デ
ータ等の各種情報を記憶するRAM13をワークエリアと
して使用しつつ装置各部を統括制御しデータ通信および
データ処理を実行するとともに本発明の各種処理を実行
する。すなわち、この本実施形態のデータ通信装置10
は、どのようなデータ処理・通信を行うかに特徴がある
のではなく、例えば、ファクシミリ装置やデータベース
装置等として構築してもよいものである。なお、CPU
11、ROM12およびRAM13は、入出力ポート(I/O
ポート)14と共にこれらをバスラインBにより接続する
周知のマイクロコンピュータにより構成されている。
【0016】CPU11は、通信回線網Nを介する他の装
置(以下、ホスト装置Hとして説明)との間の通信接続
や所定の通信手順などの通信制御を行う送受信制御部15
に入出力ポート14を介して接続されており、この送受信
制御部15はホスト装置Hで行われた発呼操作による通信
回線網Nからのリンギング(呼出信号)により着呼を検
出して通信可能に接続制御を行った後に所定の通信手順
の着信制御を実行する。なお、データ通信装置10からデ
ータ送信を行う場合には逆に送受信制御部15が不図示の
表示操作部で行われた発呼操作により通信回線網Nを介
してホスト装置Hを発呼してデータの送信(発信)制御
を実行する。
【0017】そして、データ通信装置10は、図2に示す
ように、同一の相手先番号で応答可能に通信回線網Nに
並列接続形式(バス接続形式)で接続することができる
ようになっており、この接続形式ではホスト装置Hから
の発呼に対してデータ通信装置10A〜10Cは同時にリン
ギングを検出する。このため、データ通信装置10は、R
AM13内に送受信制御部15が検出するリンギングの回数
を予め設定できるようになっており、CPU11は、図3
のフローチャートに示すように、ホスト装置Hからの発
呼を待っている待機状態時に着呼があったときには(ス
テップP1)には、送受信制御部15に接続制御(応答)
を行わせずにその送受信制御部15が検出するリンギング
を着呼が終了するまで計数し(ステップP2、P3)、
その計数(検知)したリンギング回数がRAM13内の設
定値(着呼期間)と一致する場合(ステップP4)に
は、自機に対する発呼(着信の対象)である判断して予
め設定されている時間(間隔)内に続けてホスト装置H
で行われた発呼操作によるリンギング(着呼)を検出し
たときに(ステップP5、P6)、送受信制御部15の接
続制御を制限せずに応答処理を行わせ(ステップP
7)、着信制御の後にホスト装置Hが要求するデータ処
理・通信を行う(ステップP8)。したがって、1つの
相手先番号で応答可能に図2に示すデータ通信装置10A
〜10Cとして接続した場合でも、そのいずれかとの間で
の通信を希望するときには発呼時に各々の着呼期間に対
応するリンギング回数で一旦その発呼を停止した後に続
けて同一の相手先番号を再発呼するだけでデータ通信を
行うことができる。
【0018】また、CPU11は、ステップP4で自機に
対する発呼でないと判断した場合や、ステップP6で自
機に対する発呼である判断してから次の着呼があるまで
の間隔が設定時間を越えた場合や、ステップP8のホス
ト装置Hが要求するデータ処理・通信が終了した場合に
は、待機状態に戻る。したがって、ステップP6の実行
により、元々の発呼がホスト装置Hや他の装置による誤
操作でたまたま設定されているリンギング回数でその着
呼が終了したとしても、続けて発呼を受けることは希で
あることから、一定時間が経過してからの次の着呼によ
り誤って着信制御を開始してしまうおそれを少なくする
ことができる。
【0019】すなわち、データ通信装置10では、RAM
13が設定手段を構成し、CPU11が検知手段としての計
数手段と共に判断手段および制御手段を構成している。
一方、ホスト装置Hは、相手先としてデータ通信装置10
A〜10Cが不図示のRAM(設定手段)内に予め登録さ
れており、その相手先番号としては同一番号が設定され
ているが、各々に対応する発呼期間としてリンギング回
数が設定され、マウスやキーボードなどの操作手段によ
りデータの処理・通信を要求する相手先としてデータ通
信装置10A〜10Cのいずれかが選択指定されたときに
は、CPU(制御手段)はその相手先に対応するリンギ
ング回数の発呼を行わせた後に一旦その発呼を中断して
から再発呼を行うようになっている。したがって、この
発呼操作によって、2回目の発呼に対して相手先から応
答があったときに接続制御および発信制御を行ってデー
タ処理・通信を行うことができ、1つの相手先番号のデ
ータ通信装置10A〜10Cのうちから特定した相手先との
間でデータ通信をすることができる。なお、このデータ
通信装置10A〜10C毎のリンギング回数は予め設定して
いるがユーザがその都度手動入力したりハンドセットに
よりリンギングを聞きながら手動で行ってもよいことは
いうまでもない。
【0020】このホスト装置Hおよびデータ通信装置10
A〜10Cに設定するリンギング回数は、例えば、データ
通信装置10のみが並列接続されている場合でも、データ
通信装置10Aに12回、データ通信装置10Bに14回、
データ通信装置10Cに16回などと、5回や10回以上
などと大きな値をセットしておくことにより、ホスト装
置Hでユーザが誤操作して発呼を中断した場合でも自機
に対する発呼と誤って判断することを少なくすることが
でき、仮に自機に対する発呼と誤って判断したとして
も、データ通信装置10は自機に対する発呼である判断し
てから次の着呼があるまでの間隔の経過により次の着呼
に応答してしまうことを防止することができる。また、
データ通信装置10A〜10Cに設定するリンギング回数
は、特に本実施形態のようにデータ通信装置10のみが並
列接続されている場合でホスト装置Hが自動発呼する場
合には、データ通信装置10Aに2回、データ通信装置10
Bに4回、データ通信装置10Cに6回などと少ない回数
を設定してもよいことはいうまでもない。
【0021】また、データ通信装置10に設定する自機に
対する発呼である判断してから次の着呼があるまでの間
隔は、ホスト装置Hが続けて発呼することができる間隔
を設定すればよく、ホスト装置Hが自動発呼する場合に
は例えば、10秒と設定し、ホスト装置Hの手動操作に
より発呼する場合には30秒などと手動入力できる時間
を適宜設定すればよい。
【0022】このように本実施形態においては、1つの
相手先番号に複数のデータ通信装置10を制限なく接続し
て簡易な構成により容易に使い分けることができ、ホス
ト装置Hからの再発呼までの時間が長いときには待機状
態に戻って関係のない着呼に誤って応答してしまうおそ
れを少なくすることができる。また、ホスト装置Hで
は、手動で発呼制御を行ってもよいが、データ通信装置
10A〜10C毎のリンギング回数を発呼期間として予め設
定しておくだけで希望のデータ通信装置10を容易に利用
することができる。
【0023】また、本実施形態の他の態様としては、図
4のフローチャートに示すように、データ通信装置10お
よびホスト装置HのRAM内にリンギング回数に代えて
リンギング時間を設定し、ホスト装置Hはそのリンギン
グ時間の間の発呼を行う一方、データ通信装置10はステ
ップP2、P3においてその着呼が終了するまでのリン
ギング時間をCPU11が備えるタイマ機能(計時手段)
により計時・検知するようにしてもよい。この構成で
も、ステップP4〜P8の同様な処理により特定したデ
ータ通信装置10との間で要求するデータ処理・通信を行
うことができる。また、この構成によれば、リンギング
を1つ1つ計数するには検知するリンギング回数の誤差
が大きくなる条件であっても、ホスト装置Hの発呼期間
に対してデータ通信装置10は着呼期間を誤差を少なく正
確に検知することができる。
【0024】次に、図5は本発明に係る着信装置および
発信装置の第2実施形態を示す図であり、本実施形態は
請求項6に記載の発明に対応する。なお、本実施形態は
上述実施形態と略同様に構成されているので、図1、図
3を流用して特徴部分を説明する。図1において、デー
タ通信装置10は、図5に示すように、同一の相手先番号
で応答可能に通信回線網Nに並列接続形式で電話機20と
共に接続されており、ホスト装置Hからのデータ通信装
置10A〜10Cに対する発呼でも電話機20は検出するリン
ギングにより呼出ベルを鳴動させる。
【0025】このため、ホスト装置Hは、データ通信装
置10A〜10C毎にリンギング回数をRAM内に設定して
自動発呼を行うが、そのリンギング回数の発呼が終了す
る前に電話機20のオフフックにより応答があったときに
は、予め準備されている「これは他の装置に対する通信
であるため次の着呼ではオフフック(応答)することは
控えて下さい。」というメッセージを送出した後に最初
から発呼操作をやり直すようになっている。したがっ
て、電話機20で繰り返しオフフックされて特定されたデ
ータ通信装置10との間での通信ができなくなってしまう
ことがない。なお、ホスト装置Hで手動発呼する場合に
は、そのメッセージを口頭で伝えればよい。
【0026】なお、このホスト装置Hおよびデータ通信
装置10A〜10Cに設定するリンギング回数は、データ通
信装置10Aに12回、データ通信装置10Bに14回、デ
ータ通信装置10Cに16回などと大きな値をセットして
いるので、他の電話機からの発呼に対してデータ通信装
置10や電話機20が応答しないためにその電話機がオンフ
ックしてリンギングが停止した場合や、電話機20がすぐ
にオフフックしてリンギングが停止した場合であって
も、自機に対する発呼と誤って判断するおそれを少なく
することができる。
【0027】このように本実施形態においては、上述実
施形態の作用効果に加えて、データ通信装置10に対する
発呼であるにも拘らず電話機20が繰り返しオフフックし
てしまうことを回避することができ、そのデータ通信装
置10への発呼を再開してデータ通信を行うことができ
る。なお、上述実施形態では、単に通信回線網として説
明しているが、私設の構内回線やLAN等に接続するデ
ータ通信装置やホスト装置に適用することができ、ま
た、PSTNやISDNなどの公衆通信回線網に接続す
るデータ通信装置やホスト装置に適用してもよいことは
いうまでもない。また、データ通信装置に限らず、他の
通信装置に適用してもよく、例えば、電話機に着呼期間
を設定して適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、1つの相手先情報に複
数の着信装置を応答可能に接続する場合でも、個々に異
なる着呼期間を予め設定しておくことにより、発信装置
は接続を希望する着信装置の着呼期間で発呼を一旦終了
させた後に再発呼するだけでその着信装置の応答を得る
ことができる。したがって、制限なく1つの相手先情報
に複数の着信装置を対応させ使い分けることができ、簡
易な構成により容易に通信線の利用性を向上させること
ができる。また、発信装置の再発呼を待つ時間が長いと
きには待機状態に戻ることにより、たまたま設定着呼期
間で発呼が終了した場合に続く関係のない着呼に誤って
応答してしまうおそれを少なくすることができ、利用性
を確保することができる。
【0029】また、発信装置には、着信装置の着呼期間
に対応する発呼期間を予め設定しておくことにより、相
手先を特定して発信命令をするだけで、その発呼期間の
発呼の後に再発呼して接続を希望する着信装置の応答を
容易に得ることができ、利便性を確保することができ
る。また、その発呼期間の発呼が終了する前に応答があ
った場合には所定のメッセージを送出することにより、
特定した着信装置以外が繰り返し応答してしまうことを
避けることができ、利用性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着信装置および発信装置の第1実
施形態を示す図であり、その概略全体構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】その接続の一例を示す接続図である。
【図3】その通信制御を説明するフローチャートであ
る。
【図4】その他の態様による通信制御を説明するフロー
チャートである。
【図5】本発明に係る着信装置および発信装置の第2実
施形態を示す図であり、その接続の一例を示す接続図で
ある。
【符号の説明】
10 データ通信装置(着信装置) 11 CPU(検知手段、計数手段、計時手段、判断手
段、制御手段) 12 ROM 13 RAM(設定手段) 15 送受信制御部 20 電話機 H ホスト装置(発信装置) N 通信回線網(通信線)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信線に接続され相手先の発呼による着呼
    を検出して着信制御を行う着信装置であって、 着呼期間を検知する検知手段と、着呼期間を予め設定す
    る設定手段と、待機状態になってからの着呼に対しては
    着信制御を行うことなく該着呼時に検知された着呼期間
    と設定されている着呼期間を比較して着信の対象である
    か否かを判断する判断手段と、着信の対象であると判断
    された直後の着呼に対して応答し着信制御を開始する制
    御手段と、を設けたことを特徴とする着信装置。
  2. 【請求項2】前記検知手段を着呼期間としてリンギング
    回数を計数する計数手段またはリンギング時間を計時す
    る計時手段により構成する一方、 前記設定手段には着呼期間として検知手段が検知するリ
    ンギング回数またはリンギング時間を設定することを特
    徴とする請求項1に記載の着信装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は着信の対象であると判断さ
    れた後の着呼までの時間が予め設定されている間隔を越
    えたときには待機状態に戻ることを特徴とする請求項1
    または2に記載の着信装置。
  4. 【請求項4】通信線に接続され相手先の着呼による応答
    に応じて発信制御を行う発信装置であって、 予め1または2以上の発呼期間を設定可能な設定手段
    と、相手先を特定しての発信命令があったときに該相手
    先に対応する設定期間の発呼を行った後に同一の相手先
    の発呼を行って相手先の応答に応じて発信制御を開始す
    る制御手段と、を設けたことを特徴とする発信装置。
  5. 【請求項5】前記設定手段に発呼期間としてリンギング
    回数またはリンギング時間を設定することを特徴とする
    請求項4に記載の発信装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は設定期間の発呼を行う際に
    該設定期間の発呼が終了する前に他の相手先による応答
    のための接続があったときには次の着呼に対する応答は
    控えることを要求する旨のメッセージを送出して該設定
    期間の発呼を再度行うことを特徴とする請求項4または
    5に記載の発信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016042741A (ja) * 2015-12-17 2016-03-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置
JP2016042742A (ja) * 2015-12-17 2016-03-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置

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JP2016042741A (ja) * 2015-12-17 2016-03-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ファクシミリ装置
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