JPH11286378A - エレベーターの操作装置 - Google Patents

エレベーターの操作装置

Info

Publication number
JPH11286378A
JPH11286378A JP10085794A JP8579498A JPH11286378A JP H11286378 A JPH11286378 A JP H11286378A JP 10085794 A JP10085794 A JP 10085794A JP 8579498 A JP8579498 A JP 8579498A JP H11286378 A JPH11286378 A JP H11286378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fingerprint
registered
car
fingerprint data
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10085794A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Komatsu
理 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10085794A priority Critical patent/JPH11286378A/ja
Publication of JPH11286378A publication Critical patent/JPH11286378A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)
  • Collating Specific Patterns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 指紋登録装置を内蔵して登録指紋を介してエ
レベーターの呼びを登録するエレベーターの操作装置を
得る。 【解決手段】 行先釦を含む複数個の操作釦75、7
6、91〜99を設け、複数の指紋データを指紋登録装
置12に登録し、また指紋検出器81の検出指紋データ
と指紋登録装置12の登録指紋データとを照合する指紋
照合装置11を設ける。また、操作釦の特定操作を介し
てデータを加除する登録指紋データ更新手段20と、指
紋照合装置11の一致出力を介して行先釦の操作に対応
した呼び登録指令を操作管制手段19から発する。これ
により、かご操作盤9に指紋照合装置11を内蔵して、
呼びを指紋登録装置12を介して登録する装置の費用を
低減し、またかご内に余計な装置が露出せず悪戯を防止
でき維持費を節減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、指紋登録を介し
てエレベーターの呼びが登録されるエレベーターの操作
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は、例えば特開昭62−1
16479号公報に示された構成に類似した従来のエレ
ベーターの操作装置を示す図で、図6はエレベーターの
かご内の出入口側正面図、図7は図6の指紋照合装置の
拡大斜視図である。図において、1はエレベーターのか
ご、2はかご1の出入口、3は出入口2の縁部を形成し
た袖壁、4は出入口2の上縁部に設けられたかご位置表
示器で、方向灯5及び複数の階床表示灯6が設けられて
いる。
【0003】7は袖壁3に設けられたかご操作盤、71
〜76はそれぞれかご操作盤7に設けられた操作釦で、
71は一階行先釦、72は二階行先釦、73は三階行先
釦、74は四階行先釦、75は戸閉釦、76は戸開釦で
ある。8は袖壁3のかご操作盤7の下に設けられた指紋
照合装置で、指紋検出器81、テンキー82、ファンク
ションキー83及び表示灯84が設けられている。
【0004】従来のエレベーターの操作装置は上記のよ
うに構成され、エレベーターのかご1に乗り込んだ乗客
は指紋照合装置8の指紋検出器81に指を当てて所要の
行先釦71〜74を押す。このときに、指紋検出器81
の出力が登録指紋であるときには、押圧された行先釦7
1〜74に対応した階床の呼びが登録されてかご1が運
転される。また、指紋検出器81の出力が不登録指紋で
あるときには、押圧された行先釦71〜74に対応した
階床の呼びが登録されず、かご1の運転が阻止される。
【0005】また、指紋照合装置8はファンクションキ
ー83により指紋登録モード、指紋抹消モード等を選択
し、例えば指紋登録モードでは指紋検出器81により登
録する指紋を入力し、またテンキー82によって該当し
た登録する指紋のIDコードを入力することにより指紋
登録が行われる。また、指紋抹消モードでは抹消する指
紋のIDコードを入力することにより指紋抹消が行われ
る。さらに、指紋登録、指紋抹消の操作が行われたとき
に登録、抹消が正常に行われたどうかが、表示灯84の
点灯によって表示されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベーターの操作装置においては、かご1内にかご操作
盤7とは別個に指紋照合装置8が設けられるので、エレ
ベーターの呼びを指紋登録装置を介して登録する場合
に、装置の費用が嵩むという問題点があった。また、か
ご操作盤7とは別個に指紋照合装置8が設けられるた
め、物珍しさから悪戯される頻度が高くなって破損し易
くなるという問題点があった。
【0007】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、指紋登録装置が内蔵されて登録
指紋を介してエレベーターの呼びが登録されるエレベー
ターの操作装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターの操作装置においては、行先釦を含む複数個の操作
釦と、複数の人の指紋データが登録された指紋登録装置
と、指紋検出器と、この指紋検出器の検出指紋データと
指紋登録装置の登録指紋データとを照合する指紋照合装
置と、操作釦の特定要領による操作を介して指紋登録装
置の登録指紋データが加除される登録指紋データ更新手
段と、指紋照合装置の一致出力を介して行先釦の操作に
対応した呼び登録指令を発する操作管制手段とが設けら
れる。
【0009】また、この発明に係るエレベーターの操作
装置においては、指紋検出器により乗客の指紋を検出
し、指紋検出器の検出指紋データと指紋登録装置の登録
指紋データが一致したときに、上記乗客に対して予め設
定された呼び登録指令を発する操作管制手段が設けられ
る。
【0010】また、この発明に係るエレベーターの操作
装置においては、かご操作盤が設けられて、このかご操
作盤に操作釦、指紋登録装置、指紋検出器、指紋照合装
置、登録指紋データ更新手段及び操作管制手段が設けら
れる。
【0011】また、この発明に係るエレベーターの操作
装置においては、特定の操作釦の所定時間内における所
定複数回操作を介して登録指紋データが加除される登録
指紋データ更新手段が設けられる。
【0012】また、この発明に係るエレベーターの操作
装置においては、複数の特定操作釦を特定要領によって
操作することを介して登録指紋データが加除される登録
指紋データ更新手段が設けられる。
【0013】また、この発明に係るエレベーターの操作
装置においては、登録指紋データの加除モード設定の暗
証コード操作時に、指紋検出器の検出指紋データと指紋
登録装置の登録指紋データが一致したときに、加除モー
ド設定が可能になる登録指紋データ更新手段が設けられ
る。
【0014】また、この発明に係るエレベーターの操作
装置においては、かご内表示器を備え、このかご内表示
器の特殊付勢によって登録指紋データの加除モード設定
を表示する操作管制手段が設けられる。
【0015】また、この発明に係るエレベーターの操作
装置においては、かご内に音声的報知手段を備え、この
音声的報知手段の特殊付勢によって登録指紋データの加
除モード設定を表示する操作管制手段が設けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図5は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はかご操作
盤を形成するエレベーターの操作装置の斜視図、図2は
図1のエレベーターの操作装置に関連する機器の配置及
び接続を示す構成図、図3は図1のエレベーターの操作
装置の第一動作を説明するフローチャート、図4は図1
のエレベーターの操作装置の第二動作を説明するフロー
チャート、図5は図1のエレベーターの操作装置の第三
動作を説明するフローチャートである。なお、エレベー
ターのかごは前述の図6と同様に構成されている。
【0017】図において、9はかご1内に設けられてか
ご操作盤を形成するエレベーターの操作装置で、図2に
示すように構成され方向灯5、階床表示灯6、指紋検出
器81、スピーカ孔10及び操作釦を形成する戸閉釦7
5、戸開釦76、一階行先釦91、二階行先釦92、三
階行先釦93、四階行先釦94、五階行先釦95、六階
行先釦96、七階行先釦97、八階行先釦98、九階行
先釦99が表面側に設けられている。
【0018】また、エレベーターの操作装置9の内部側
には、指紋照合装置11、指紋登録装置12、アナウン
ス制御装置13、スピーカ14及びマイクロコンピュー
タからなる操作制御手段15が設けられている。そし
て、操作制御手段15には、入力制御装置16、CPU
17、メモリ18、操作管制手段19及び登録指紋デー
タ更新手段20が形成されている。21は操作管制手段
19から発せられる呼び登録信号である。
【0019】上記のように構成されたエレベーターの操
作装置において、操作制御手段15等によって図3に示
すフローチャートのように第一動作が行われる。すなわ
ち、ステップ101においてかご1内の一階行先釦91
〜九階行先釦99の押圧、すなわち行先釦からの入力が
あればステップ102へ進む。
【0020】そして、ステップ102において行先釦か
らの入力が、エレベーターの管理者又はエレベーターが
設置された建物の居住者である特定の乗客による指紋登
録モードの暗証コードによる入力、すなわち特定の行先
釦が特定の押圧要領によって押圧されることによる入
力、例えば所定時間内に1→1→1と三回押圧された場
合にはステップ103へ進んで、指紋登録モードとなり
後述する図4のステップ201へ移行する。
【0021】また、ステップ102で指紋登録モードの
暗証コードによる入力でなければ、ステップ104へ進
む。そして、ステップ104において行先釦からの入力
が、エレベーターの管理者又はエレベーターが設置され
た建物の居住者である特定の乗客による指紋抹消モード
の暗証コードによる入力、すなわち特定の行先釦が特定
の押圧要領によって押圧されることによる入力、例えば
所定時間内に2→2→2と三回押圧された場合にはステ
ップ105へ進んで、指紋抹消モードとなり後述する図
5のステップ301へ移行する。
【0022】なお、エレベーターの乗客はかご1に乗り
込んだときに操作装置9の行先釦を押圧すると同時に、
又は行先釦を押圧後の短時間内に操作装置9の指紋検出
器81に指を押し当てるように、押圧要領が設定されて
いる。そして、ステップ104において、指紋抹消モー
ドの暗証コードによる入力でなければステップ106へ
進む。そして、かご1内の行先釦からの入力が所定時間
内に一回だけであれば107へ進んで、指紋照合装置1
1による指紋の照合が行われる。
【0023】次いで、ステップ108へ進み指紋照合装
置11による検出指紋データと指紋登録装置12の登録
指紋データが一致すれば、ステップ109へ進んでかご
1の呼び登録が行われて、操作管制手段19からエレベ
ーターの制御装置(図示しない)に呼び登録信号が発せ
られる。そして、押圧された行先釦の行先釦灯(図示し
ない)が点灯されて乗客に、かご1の呼びが登録された
ことが表示される。
【0024】また、前述のステップ103による指紋登
録モードとなったときには、図4に示す第二動作が行わ
れる。すなわち、フローチャートのステップ201へ移
行し、かご1内の方向灯5がUP点滅して指紋登録モー
ドであることがエレベーターの管理者等の指紋登録モー
ド操作者に表示される。次いで、ステップ202へ進み
指紋登録モード後に所定時間が経過しなければステップ
203へ進み、所定時間が経過すればステップ207へ
進む。
【0025】そして、ステップ203において指紋登録
が手順のとおり行われなければステップ204へ進み、
スピーカ14から異常アナウンス報知が行われてステッ
プ202へ戻る。また、ステップ203において指紋登
録が手順のとおり行われたときにはステップ205へ進
んで指紋登録装置12により指紋登録が行われる。次い
で、登録された指紋に対するIDコードがかご1内の行
先釦、すなわち一階行先釦91〜九階行先釦99の操作
によって設定される。
【0026】なお、登録指紋に対するIDコードの設定
を誤った場合は、例えば戸閉釦75又は戸開釦76を押
圧して誤設定が取り消される。次いで、登録指紋に対す
るIDコードが設定されたときにはステップ206へ進
み、指紋登録の正常終了がスピーカ14からアナウンス
報知される。そして、ステップ207へ進んでかご1内
の方向灯5のUP点滅が終息して指紋登録モードの終了
がエレベーターの管理者等の指紋登録モード操作者に表
示される。
【0027】なお、ステップ206において指紋登録の
正常終了をアナウンス報知するものとしたが、かご操作
盤9の階床表示灯6を点滅させた後に指紋登録の正常終
了を示す「マル」として、階床表示灯6に「0(ゼ
ロ)」を短時間表示して指紋登録の正常終了を表示する
ことも可能である
【0028】また、前述のステップ105による指紋抹
消モードとなったときには、図5に示す第三動作が行わ
れる。すなわち、フローチャートのステップ301へ移
行し、かご1内の方向灯5がDWWN点滅して指紋抹消
モードであることがエレベーターの管理者等の指紋抹消
モード操作者に表示される。次いで、ステップ302へ
進み指紋抹消モード後に所定時間が経過しなければステ
ップ303へ進み、所定時間が経過すればステップ30
7へ進む。
【0029】そして、ステップ303において指紋抹消
が後述する手順のように行われなければステップ304
へ進み、スピーカ14から異常アナウンス報知が行われ
てステップ302へ戻る。また、ステップ303におい
て抹消される指紋に対するIDコードがかご1内の行先
釦、すなわち一階行先釦91〜九階行先釦99の操作に
よって入力される。そして、指紋抹消が手順のとおり行
われたときにはステップ305へ進んで指紋登録装置1
2により指紋抹消が行われる。
【0030】なお、抹消指紋に対するIDコードの入力
を誤った場合は、例えば戸閉釦75又は戸開釦76を押
圧して誤入力が取り消される。次いで、IDコードに対
するが登録指紋が抹消されたときにはステップ306へ
進み、指紋抹消の正常終了がスピーカ14からアナウン
ス報知される。そして、ステップ307へ進んで、かご
1内の方向灯5のDOWN点滅が終息して指紋抹消モー
ドの終了がエレベーターの管理者等の指紋抹消モード操
作者に表示される。
【0031】なお、以上の説明では、指紋登録モードの
暗証コードをよる入力を特定の行先釦が所定時間内に例
えば1→1→1と三回押圧された場合とし、指紋抹消モ
ードの暗証コードによる入力を特定の行先釦が所定時間
内に例えば2→2→2と三回押圧された場合として説明
した。
【0032】しかし、これらの暗証コード、すなわち登
録指紋データの加除モードの設定は、かご操作盤9の行
先釦、戸閉釦75、戸開釦76を含めた複数の操作釦の
内、特定の複数の操作釦を特定の押圧要領によって押圧
して設定する。例えば、戸閉釦75、一階行先釦91、
戸開釦76を順次押圧して指紋登録モードの暗証コード
とし、又は戸開釦76、九階行先釦99、戸閉釦75を
順次押圧して指紋抹消モードの暗証コードとする。この
ように、エレベーターの管理者等の登録指紋データの加
除モード操作者において独自に設定することも可能であ
る。
【0033】また、指紋登録モード、指紋抹消モードで
あることをエレベーターの管理者等の登録指紋データの
加除モード操作者に報知する手段として、かご1内の方
向灯5の点滅の他に、階床表示灯6、戸閉釦75の内蔵
表示灯及び戸開釦76の内蔵表示灯、すなわちかご1内
に設けられた表示灯類を用いることも可能である。さら
に、指紋登録モード、指紋抹消モードであることをスピ
ーカ14、すなわち音声的報知手段によって音声報知す
ることも可能である。
【0034】実施の形態2.前述の図1〜図5の実施の
形態を応用して、次に述べるようなエレベーターの操作
装置を容易に構成することができる。すなわち、指紋検
出器81により乗客の指紋を検出し、指紋検出器81の
検出指紋データと指紋登録装置12の登録指紋データが
一致したときに、上記乗客に対して予め設定された呼び
登録指令を発する操作管制手段19を構成する。
【0035】これによって、特定の乗客はかご1に乗り
込んで指紋検出器81により指紋を検出する操作を行う
ことによって、予め設定された呼びが登録される。これ
により、かご操作盤9の行先釦を操作せずにかご1が呼
び登録された階床にかご1が運転される。したがって、
特定の乗客にとって少ない操作によって便利にエレベー
ターを使用することができる。
【0036】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、行先釦
を含む複数個の操作釦と、複数の人の指紋データが登録
された指紋登録装置と、指紋検出器と、この指紋検出器
の検出指紋データと指紋登録装置の登録指紋データとを
照合する指紋照合装置と、操作釦の特定要領による操作
を介して指紋登録装置の登録指紋データが加除される登
録指紋データ更新手段と、指紋照合装置の一致出力を介
して行先釦の操作に対応した呼び登録指令を発する操作
管制手段とを設けたものである。
【0037】これによって、かご内に設けられたかご操
作盤の外面に指紋検出器が設けられ、またかご操作盤に
指紋登録装置等が内蔵されるので、エレベーターの呼び
を指紋登録装置を介して登録する場合の装置の費用を低
減することができる。また、かご操作盤とは別個に指紋
照合装置が設けられる場合に、物珍しさから悪戯を誘発
して悪戯による破損の頻度が高くなったり、寿命が低下
したりして維持費が嵩む不具合を防ぐ効果がある。
【0038】また、この発明は以上説明したように、指
紋検出器により乗客の指紋を検出し、指紋検出器の検出
指紋データと指紋登録装置の登録指紋データが一致した
ときに、上記乗客に対して予め設定された呼び登録指令
を発する操作管制手段を設けたものである。
【0039】これによって、指紋が登録されている乗客
はかごに乗り込んで指紋検出器により指紋を検出する操
作を行うことのみによって、予め設定された目的階にか
ごが運転される。したがって、特定の乗客にとってエレ
ベーターを使用を容易化する効果がある。
【0040】また、この発明は以上説明したように、か
ご操作盤を設けて、このかご操作盤に操作釦、指紋登録
装置、指紋検出器、指紋照合装置、登録指紋データ更新
手段及び操作管制手段を設けたものである。
【0041】これによって、かご内にかご操作盤と一体
的に指紋検出器等が設けられるので、エレベーターの呼
びを指紋登録装置を介して登録する場合の装置の費用を
低減することができる。また、かご操作盤とは別個に指
紋照合装置が設けられる場合に、物珍しさから悪戯を誘
発して悪戯による破損の頻度が高くなったり、寿命が低
下したりして維持費が嵩む不具合を防ぐ効果がある。
【0042】また、この発明は以上説明したように、特
定の操作釦の所定時間内における所定複数回操作を介し
て登録指紋データが加除される登録指紋データ更新手段
としたものである。
【0043】これによって、かご内に設けられたかご操
作盤の外面に指紋検出器が設けられ、また指紋登録装置
等が内蔵されるので、エレベーターの呼びを指紋登録装
置を介して登録する場合の装置の費用を低減することが
できる。また、かご操作盤の特定の操作釦の所定時間内
における所定複数回操作を介して登録指紋データが加除
されるので、登録指紋データの加除のための装置の構成
を簡略化でき費用を低減することができる。
【0044】また、この発明は以上説明したように、複
数の特定操作釦を特定要領によって操作することを介し
て登録指紋データが加除される登録指紋データ更新手段
としたものである。
【0045】これによって、かご内にかご操作盤の外面
に指紋検出器が設けられ、また指紋登録装置等が内蔵さ
れるので、エレベーターの呼びを指紋登録装置を介して
登録する場合の装置の費用を低減することができる。ま
た、かご操作盤の特定操作釦を特定要領によって操作す
ることを介して登録指紋データが加除されるので、登録
指紋データの加除のための装置の構成を簡略化でき費用
を低減することができる。
【0046】また、この発明は以上説明したように、登
録指紋データの加除モード設定の暗証コード操作時に、
指紋検出器の検出指紋データと指紋登録装置の登録指紋
データが一致したときに、加除モード設定が可能になる
登録指紋データ更新手段としたものである。
【0047】これによって、かご内にかご操作盤の外面
に指紋検出器が設けられ、また指紋登録装置等が内蔵さ
れるので、エレベーターの呼びを指紋登録装置を介して
登録する場合の装置の費用を低減することができる。ま
た、登録指紋データの加除が指紋登録装置に指紋が登録
された操作者のみに限定されるので、登録指紋データの
加除が乱用されることによって生じる不具合を未然に防
止する効果がある。
【0048】また、この発明は以上説明したように、か
ご内表示器を備え、このかご内表示器の特殊付勢によっ
て登録指紋データの加除モード設定を表示する操作管制
手段を設けたものである。
【0049】これによって、かご内にかご操作盤の外面
に指紋検出器が設けられ、また指紋登録装置等が内蔵さ
れるので、エレベーターの呼びを指紋登録装置を介して
登録する場合の装置の費用を低減することができる。ま
た、登録指紋データの加除モード設定表示が、かご内表
示器の特殊付勢によって兼用されるので、加除モード設
定表示の専用表示器を要せず費用を節減する効果があ
る。
【0050】また、この発明は以上説明したように、か
ご内に音声的報知手段を備え、音声的報知手段の特殊付
勢によって、登録指紋データの加除モード設定を表示す
る操作管制手段を設けたものである。
【0051】これによって、かご内にかご操作盤の外面
に指紋検出器が設けられ、また指紋登録装置等が内蔵さ
れるので、エレベーターの呼びを指紋登録装置を介して
登録する場合の装置の費用を低減することができる。ま
た、登録指紋データの加除モード設定表示が、かご内の
音声的報知手段の特殊付勢により兼用されるので、加除
モード設定表示の専用表示器を要せず費用を節減する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、かご操
作盤を形成するエレベーターの操作装置の斜視図。
【図2】 図1のエレベーターの操作装置に関連する機
器の配置及び接続を示す構成図。
【図3】 図1のエレベーターの操作装置の第一動作を
説明するフローチャート。
【図4】 図1のエレベーターの操作装置の第二動作を
説明するフローチャート。
【図5】 図1のエレベーターの操作装置の第三動作を
説明するフローチャート。
【図6】 従来のエレベーターの操作装置を示す図で、
エレベーターのかご内の出入口側正面図。
【図7】 図6の指紋照合装置の拡大斜視図。
【符号の説明】
5 方向灯(表示灯)、6 階床表示灯(表示灯)、9
かご操作盤、11指紋照合装置、12 指紋登録装
置、14 スピーカ(音声的報知手段)、19操作管制
手段、20 登録指紋データ更新手段、75、76、9
1〜99 操作釦(75 戸閉釦、76 戸開釦、81
指紋検出器、91 一階行先釦、92 二階行先釦、
93 三階行先釦、94 四階行先釦、95 五階行先
釦、96 六階行先釦、97 七階行先釦、98 八階
行先釦、99 九階行先釦)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行先釦を含む複数個の操作釦と、複数の
    人の指紋データが登録された指紋登録装置と、指紋検出
    器と、この指紋検出器の検出指紋データと上記指紋登録
    装置の登録指紋データとを照合する指紋照合装置と、上
    記操作釦の特定要領による操作を介して上記指紋登録装
    置の登録指紋データが加除される登録指紋データ更新手
    段と、上記指紋照合装置の一致出力を介して上記行先釦
    の操作に対応した呼び登録指令を発する操作管制手段と
    を備えたエレベーターの操作装置。
  2. 【請求項2】 指紋検出器により乗客の指紋を検出し、
    上記指紋検出器の検出指紋データと指紋登録装置の登録
    指紋データが一致したときに、上記乗客に対して予め設
    定された呼び登録指令を発する操作管制手段としたこと
    特徴する請求項1記載のエレベーターの操作装置。
  3. 【請求項3】 かご操作盤が設けられて、このかご操作
    盤に操作釦、指紋登録装置、指紋検出器、指紋照合装
    置、登録指紋データ更新手段及び操作管制手段とを装備
    したこと特徴する請求項1記載のエレベーターの操作装
    置。
  4. 【請求項4】 特定の操作釦の所定時間内における所定
    複数回操作を介して登録指紋データが加除される登録指
    紋データ更新手段としたことを特徴とする請求項1記載
    のエレベーターの操作装置。
  5. 【請求項5】 複数の特定操作釦を特定要領によって操
    作することを介して登録指紋データが加除される登録指
    紋データ更新手段としたことを特徴とする請求項1記載
    のエレベーターの操作装置。
  6. 【請求項6】 登録指紋データの加除モード設定の暗証
    コード操作時に、指紋検出器の検出指紋データと指紋登
    録装置の登録指紋データが一致したときに、上記加除モ
    ード設定が可能になる登録指紋データ更新手段としたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記
    載のエレベーターの操作装置。
  7. 【請求項7】 かご内表示器を備え、このかご内表示器
    の特殊付勢によって登録指紋データの加除モード設定を
    表示する操作管制手段としたことを特徴とする請求項1
    〜請求項5のいずれか一つに記載のエレベーターの操作
    装置。
  8. 【請求項8】 かご内に音声的報知手段を備え、この音
    声的報知手段の特殊付勢によって登録指紋データの加除
    モード設定を表示する操作管制手段としたことを特徴と
    する請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載のエレベ
    ーターの操作装置。
JP10085794A 1998-03-31 1998-03-31 エレベーターの操作装置 Pending JPH11286378A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085794A JPH11286378A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 エレベーターの操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085794A JPH11286378A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 エレベーターの操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11286378A true JPH11286378A (ja) 1999-10-19

Family

ID=13868805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10085794A Pending JPH11286378A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 エレベーターの操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11286378A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030628A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha エレベータセキュリティシステム
WO2005040023A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha エレベータのセキュリティシステム
KR100747446B1 (ko) 2005-03-07 2007-08-09 엘지전자 주식회사 휴대단말기의 지문인식 장치 및 방법
WO2008046173A1 (en) * 2006-10-20 2008-04-24 Thyssenkrupp Elevadores S.A. Elevators users access and tracking control system
JP2011020780A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Hitachi Ltd エレベーター呼び登録装置及びそれを用いたエレベーターシステム
CN106946107A (zh) * 2017-05-06 2017-07-14 佛山捷思科电梯部件有限公司 保密楼层的楼层登记方法
JP2018083668A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 日本オーチス・エレベータ株式会社 エレベータの運転制御方法
CN108131304A (zh) * 2017-12-30 2018-06-08 奉化市光亚计数器制造有限公司 一种电梯式横流式风扇

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005030628A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha エレベータセキュリティシステム
JP2005096981A (ja) * 2003-09-26 2005-04-14 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータセキュリティシステム
WO2005040023A1 (ja) * 2003-10-24 2005-05-06 Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha エレベータのセキュリティシステム
KR100760226B1 (ko) * 2003-10-24 2007-09-20 도시바 엘리베이터 가부시키가이샤 엘리베이터의 시큐리티 시스템
KR100747446B1 (ko) 2005-03-07 2007-08-09 엘지전자 주식회사 휴대단말기의 지문인식 장치 및 방법
WO2008046173A1 (en) * 2006-10-20 2008-04-24 Thyssenkrupp Elevadores S.A. Elevators users access and tracking control system
JP2011020780A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Hitachi Ltd エレベーター呼び登録装置及びそれを用いたエレベーターシステム
JP2018083668A (ja) * 2016-11-21 2018-05-31 日本オーチス・エレベータ株式会社 エレベータの運転制御方法
CN106946107A (zh) * 2017-05-06 2017-07-14 佛山捷思科电梯部件有限公司 保密楼层的楼层登记方法
CN108131304A (zh) * 2017-12-30 2018-06-08 奉化市光亚计数器制造有限公司 一种电梯式横流式风扇
CN108131304B (zh) * 2017-12-30 2019-06-14 宁波奉化光亚计数器制造有限公司 一种电梯式横流式风扇

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101331691B1 (ko) 엘리베이터의 조작반
KR20120061957A (ko) 엘리베이터 시스템
JP2008120549A (ja) エレベータの呼び登録装置
JP2008050112A (ja) エレベータのセキュリティ登録装置
JPH11286378A (ja) エレベーターの操作装置
AU2015219884A1 (en) Electric lock control device
JPH10167596A (ja) エレベータの操作盤
JP2003040535A (ja) 特定者専用エレベーター及びその運行システム
JP2018145714A (ja) 機械式駐車設備
JP3522071B2 (ja) エレベーターの管理装置
KR100682485B1 (ko) 생체인증 출입통제 시스템 및 그 제어방법
CN109835784B (zh) 电梯***
JP2005263363A (ja) エレベータの防犯システム
JP2002220167A (ja) エレベータの制御装置
JP2981785B2 (ja) エレベーターの呼び登録装置
WO2023161981A1 (ja) エレベーターシステム及びエレベーター制御方法
JP7435872B1 (ja) エレベータシステム
JPH05139641A (ja) エレベータの呼び登録装置
JP6510597B2 (ja) タッチパネル式かご操作盤システム
JPH0672648A (ja) エレベーターの案内装置
JPH0720811B2 (ja) エレベータ制御装置
JPH0426664B2 (ja)
JP2001273577A (ja) 警備状態設定装置
JP2023127395A (ja) エレベーターシステム及びエレベーター制御方法
JPH07285749A (ja) エレベータの乗場呼び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815