JPH11284963A - 放送波に関する情報供給方法と放送波を受信する受信装置 - Google Patents

放送波に関する情報供給方法と放送波を受信する受信装置

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JPH11284963A
JPH11284963A JP10081733A JP8173398A JPH11284963A JP H11284963 A JPH11284963 A JP H11284963A JP 10081733 A JP10081733 A JP 10081733A JP 8173398 A JP8173398 A JP 8173398A JP H11284963 A JPH11284963 A JP H11284963A
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broadcast wave
wave
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Takashi Tsurumoto
隆志 弦本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送波に関する電子番組ガイドを、放送内容
供給源から放送内容受信側に送る際に、放送波が送られ
てくる関連情報を確実に得て、その地域に合った電子番
組ガイドを得ることができる放送波に関する情報供給方
法と、放送波を受信する受信装置を提供すること。 【解決手段】 放送波に関する電子番組ガイドを、放送
内容供給源A,B,Cから放送内容受信側に送る際に、
放送波の中継器7,8を含む放送波の送出施設T,T
1,T2と放送内容供給源との関係を記述したテーブル
20,21,28を、放送波に関する電子番組ガイドに
含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送波に関する情
報供給方法と放送波を受信する受信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、放送衛星、通信衛星などの人工衛
星を介してテレビジョン放送信号(放送波)をデジタル
化して伝送し、各家庭において、これを受信するシステ
ムが運用されている。このシステムにおいては、例え
ば、多数のチャンネルを確保する事が可能であるため、
極めて多くの種類の番組を放送することができる。この
ようなシステムにおいては、伝送可能な番組の数が増え
るため、所望の番組を選択するための電子番組ガイド
(EPG:Electronic Program G
uide)を番組とともに伝送し、これをモニタ装置に
おいて表示し、ユーザ(視聴者)は表示された電子番組
ガイドを用いて、所望の番組を選択することが可能であ
る。ユーザが、ディスプレイ上でGUI(Graphi
calUser Interface)を用いて、表示
された電子番組ガイドに従って、所望の番組を迅速かつ
適格に把握し、選択できるようにすることが出来る。
【0003】このような放送波を伝送する方式として
は、たとえば放送衛星や通信衛星を用いた衛星放送波
や、CATV(ケーブルテレビジョン)放送波等の供給
形態がある。ところで、たとえばDVB−SI(Dig
ital Video Broadcasting S
evice Information)等と呼ばれる電
子番組表(EPG)が提案されている。このようなEP
Gは、ネットワーク情報として、ネットワークの種類、
衛星の中継器(トランスポンダ)、サービス野情報しか
載っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、地上波のEPG
は、ネットワーク情報として、ネットワークの種類、系
列、サービス、中継器というルートになっている。この
ように前者の衛星放送波を用いたEPGのネットワーク
情報と、地上波を用いたEPGのネットワーク情報と
は、記述の仕方が全く合っていない。
【0005】DVB−SI等のEPGは、デジタル衛星
放送を想定したもので、地上波は現在アナログ放送であ
る。しかし、アナログ放送においても、EPGの需要は
高まることが予想される。なぜならば、放送番組数の増
加や送信チャンネル数の増加あるいはその系列数あるい
はネットワーク数の増加等が予想されるからである。将
来このようなアナログ放送で放送しているネットワーク
が、デジタル化された場合であっても、そのネットワー
ク形態はそのまま残る可能性がある。そこで本発明は上
記課題を解消し、放送波に関する電子番組ガイドを、放
送内容供給源から放送内容受信側に送る際に、放送波が
送られてくる関連情報を確実に得て、その地域に合った
電子番組ガイドを得ることができる放送波に関する情報
供給方法と、放送波を受信する受信装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にあ
っては、放送波に関する電子番組ガイドを、放送内容供
給源から放送内容受信側に送る際に、放送波の中継器を
含む放送波の送出施設と放送内容供給源との関係を記述
したテーブルを、放送波に関する電子番組ガイドに含む
ことを特徴とする放送波に関する情報供給方法により、
達成される。
【0007】本発明では、放送波に関する電子番組ガイ
ドを、放送内容供給源から放送内容受信側に送る際に、
放送波の中継器を含む放送波の送出施設と放送内容供給
源との関係を記述したテーブルを、放送波に関する電子
番組ガイドに含ませている。これにより、電子番組ガイ
ドでは、放送内容受信側は放送波の中継器を含む放送波
の送出施設と放送内容供給源との関係をテーブルによっ
て明確に知ることができる。
【0008】本発明において、好ましくはテーブルに
は、放送内容供給源の送信周波数と送信チャンネル番号
の内の少なくとも一方をさらに含ませるようにしている
ので、放送波が送られてくる関連情報をテーブルにおい
て放送内容受信側に明らかにすることができる。本発明
において、好ましくはテーブルには、放送波の中継器を
含む放送波の送出施設の場所を表わす情報をさらに含む
もので、テーブルを見れば放送内容受信側はさらに多く
の放送波に関する情報を得ることができる。
【0009】上記目的は、本発明にあっては、放送波に
関する電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容
受信側に送る際に、放送内容供給源の送信周波数と送信
チャンネル番号の少なくも一方を含むテーブルを、放送
波に関する電子番組ガイドに含むことを特徴とする放送
波に関する情報供給方法により、達成される。本発明で
は、放送波に関する電子番組ガイドを、放送内容供給源
から放送内容受信側に送る際に、放送内容供給源の送信
周波数と送信チャンネル番号の内の少なくとも一方を含
むテーブルを、放送波に関する電子番組ガイドに含む。
これにより、放送内容供給源の送信周波数と送信チャン
ネル番号の内の少なくとも一方を放送内容受信側がテー
ブルで確認できるので、放送波に関する情報をより確実
に得ることができる。
【0010】上記目的は、本発明にあっては、放送波に
関する電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容
受信側に送る際に、放送波の中継器を含む放送波の送出
施設と放送内容受信側が視聴可能な地域との関係を含む
テーブルを、放送波に関する電子番組ガイドに含むこと
を特徴とする放送波に関する情報供給方法により、達成
される。
【0011】本発明では、放送波に関する電子番組ガイ
ドを、放送内容供給源から放送内容受信側に送る際に、
放送波の中継器を含む放送波の送出施設と放送内容受信
側が視聴可能な地域との関係を含むテーブルを、放送波
に関する電子番組ガイドに含む。これにより、放送波の
中継器を含む放送波の送出施設と、放送内容受信側が視
聴可能な地域との関係の情報を確実に得ることができ
る。本発明において、好ましくはテーブルには放送波の
中継器を含む放送波の送出施設の場所を表わす情報をさ
らに含むもので、放送波に関する情報はさらに詳しく知
ることができる。
【0012】上記目的は、本発明にあっては、放送波に
関する電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容
受信側に送る場合に、放送波の中継器を含む放送波の送
出施設と放送内容供給源との関係を記述したテーブル
を、放送波に関する電子番組ガイドを受信する際に、放
送内容供給源から判明する送信チャンネル番号を設定す
ることを特徴とする放送波を受信する受信装置により、
達成される。
【0013】本発明では、放送波に関する電子番組ガイ
ドを放送内容供給源から放送内容受信側に送る場合に、
放送波の中継器を含む放送波の送出施設と放送内容供給
源との関係を記述したテーブルを、放送波に関する電子
番組ガイドを受信する際に、放送内容供給源から判明す
る受信チャンネル番号を受信装置において設定する。こ
れにより、受信装置において、放送内容供給源に合った
送信チャンネル番号を自動的に設定することができる。
本発明において、好ましくは、視聴可能な地域にあった
電子番組ガイドを表示するようにすれば、放送内容受信
側はその視聴可能な地域にあった正確な電子番組ガイド
を利用することができる。
【0014】本発明では、放送波に関する電子番組ガイ
ドを、放送内容供給源から放送内容受信側に送る場合
に、放送内容供給源の送信周波数と送信チャンネル番号
の内の少なくとも一方を含むテーブルを、放送波に関す
る電子番組ガイドを含み、その電子番組ガイドを受信す
る際に、送信チャンネル番号を受信装置に設定する。こ
れにより、受信装置は、送信チャンネル番号を自動的に
設定することができる。本発明において、好ましくは、
視聴可能な地域にあった電子番組ガイドを表示すること
ができるので、放送内容受信側は、視聴可能な地域にあ
った正確な電子番組ガイドを見ることができる。
【0015】上記目的は、本発明にあっては、放送波に
関する電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容
受信側に送る場合に、放送波の中継器を含む放送波の送
出施設と放送内容受信側が視聴可能な地域との関係を含
むテーブルを、放送波に関する電子番組ガイドに含み、
その電子番組ガイドを受信する際に、放送波の中継器を
含む放送波の送出施設から判明する送信チャンネル番号
を設定することを特徴とする放送波を受信する受信装置
により、達成される。
【0016】本発明において、放送波に関する電子番組
ガイドを放送内容供給源から放送内容受信側に送る場合
に、放送波の中継器を含む放送波の送出施設と放送内容
受信側が視聴可能な地域との関係を含むテーブルを、放
送波に関する電子番組ガイドに含みその電子番組ガイド
を受信する際に、放送波の中継器を含む放送波の送出施
設から判明する送信チャンネル番号を受信装置に設定す
る。これにより、送信チャンネル番号を自動的に設定す
ることができる。本発明において、好ましくは、視聴可
能な地域にあった電子番組ガイドを表示するようにすれ
ば、放送内容受信側は、視聴可能な地域にあった正確な
電子番組ガイドを見ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0018】図1は、本発明の放送波に関する情報供給
方法と、放送波を受信する受信装置を適応しようとする
放送波の放送形態の一例を示している。図2は、図1の
放送形態をブロック図化したものである。図1は地上波
放送の形態例を示しているが、地上波放送では、一箇所
から電波を出しどこに居ても受信できるといったことは
できない。これは電波の直進性によるもので、途中に山
等の障害物がある場合には電波が届かない。地表は球面
であり、距離が離れれば離れるほど、大地に邪魔され
て、電波は届かなくなる。電波が届かなくなる別の理由
としては、距離が離れると電波が減衰することも原因の
1つである。このために、地域毎に放送塔を設けて電波
を送出している。それでも電波の届かない地域に対して
は、見晴らしの良いところに中継器を置いて補完してい
る。このために受信できる放送局や周波数は、地域毎に
異なっている。
【0019】図1においては、放送塔Tに対して、たと
えば3つの放送局(放送内容供給源)A,B,Cが放送
内容を供給できるようになっている。山M1,M2に
は、それぞれ中継器7,8が設定されている。放送塔T
に関しては、視聴地域AR1,AR2,AR3,AR4
が一例として表示されている。1つの放送塔Tは、上述
した複数の放送局A,B,Cの放送波BW(電波)を、
視聴地域AR1に対しては直接、そして中継器7,8に
対して送信する。視聴地域AR1は、放送塔Tが見える
場所であるので、視聴地域AR1のアンテナATは放送
塔Tからの放送波BW(電波)を受けることができる。
【0020】これに対して視聴地域AR2,AR3,A
R4は、放送塔Tに対して山M1,M2で遮られている
ので、放送塔Tは直接見えない。そこで、視聴地域AR
2のアンテナATは、中継器7を介して放送塔Tの放送
波BWを受信する。視聴地域AR3,AR4は、中継器
8を介して放送波BWを受信する。視聴地域AR3は、
中継器7あるいは中継器8のいずれからも受信すること
ができる。いずれにしても各視聴地域AR2〜AR4
は、最も近い中継器を介して放送波を受けることができ
る。視聴地域AR3の場合には、ほぼ中継器7,8に対
して同じ距離にあるので、いずれかの中継器から放送波
を受信すればよい。
【0021】図3は、放送塔Tが複数になった場合の例
を示しており、一方の放送塔Tには複数の放送局A,
B,Cの放送波を受信でき、別の放送塔Tは放送局D,
E,Fの放送波を受信する。一方の放送塔Tは中継器
7,8及び視聴地域AR1の視聴者1に対して直接放送
波BWを送信する。もう1つの放送塔Tは、中継器9,
10に放送波BWを送信する。中継器7は、視聴地域A
R2の視聴者2,3と視聴地域AR3の視聴者4に放送
波BWを送信する。中継器8は視聴地域AR3の視聴者
4と、視聴地域AR4の視聴者5,6に放送波BWを送
信する。中継器9は、視聴者5,6と視聴地域AR5の
視聴者6Aに放送波BWを送信する。中継器10は、視
聴者6Aと視聴地域AR6の視聴者6B,6Cに放送波
BWを送信するようになっている。
【0022】図4は、放送塔と、中継器及び放送局の関
係等を記述したテーブルの一例である。図4に例示する
放送塔T1,T2は、放送波の送出施設であり、放送局
番号の放送局は、放送内容供給源である。放送波の送出
施設である放送塔T1とT2にはそれぞれ対応する別の
放送塔T3あるいは複数の中継器7,8等を対応して示
している。そして放送塔T3や中継器7,8にはそれぞ
れの設置場所12,13,14が記述されている。
【0023】放送塔T1に対応している放送塔T3ある
いは中継器7,8に対応して、それぞれ放送局(放送内
容供給源)の番号が記述されている。たとえば放送塔T
3に対しては放送局A,B,Cが対応し、中継器7には
放送局A,B,Cが対応する等といった要領である。そ
して各放送局A,B,Cには、対応する送信チャンネル
番号の覧15が設けられている。たとえば放送局Aには
放送チャンネル番号“30”が対応し、放送局Bは放送
チャンネル番号“32”、そして放送局Cは放送チャン
ネル番号“34”が対応している。このことは、放送塔
T2においても同様に記述されている。
【0024】このような記述方式で形成されているテー
ブル20においては、各放送局の送信周波数の覧16を
各放送局に対応して記述している。このテーブル20
は、放送波に関する電子番組ガイド(EPG)に含まれ
ており、テーブル20には図1あるいは図3に示すよう
な放送局A,B,C(放送内容供給源)から、図1に示
す視聴者(放送内容受信側)に送る際に、好ましくは放
送波の送出施設である放送塔T1やT2・・・と放送内
容供給源である放送局A,B,C・・・等の関係が記述
されている。しかも、このテーブル20においては、好
ましくはさらに放送内容供給源である放送局A,B,C
・・・の送信周波数の覧16に記載された送信周波数
と、送信チャンネル番号の覧15に記載された送信チャ
ンネル番号の内の少なくとも一方をさらに含んでいる。
【0025】またEPGのテーブル20には、放送波の
中継器を含む放送波の送出施設の場所12,13,14
等を表わす情報をさらに含むことが好ましい。テーブル
20は、図6に示すように放送波の中継器を含む放送波
の送出施設である放送塔と、放送内容受信側が視聴可能
な地域(図1に示すたとえば視聴地域AR1,AR2・
・・)との関係を含むようにしてもよい。いずれにして
も図4のテーブル20は、電子番組ガイドEPGに含ま
れており、放送塔の放送拠点番号、中継器番号、中継器
場所、放送局番号、送信チャンネル番号、送信周波数等
といった項目から少なくとも2つを組み合わせることが
可能である。
【0026】ところで、たとえば図4において放送局番
号がかなり多い場合であって、図4のテーブル20で
は、同じ放送局が何度も記述されている。たとえば放送
局A,B,Cが何度も情報として載っている。このよう
に直接電子番組ガイドEPGにこのテーブル20を記述
してしまうとかなり情報量が増えてしまい、あるいはテ
ーブル20の構造が複雑になってしまう。
【0027】そこで、図5に示すように、放送局の詳細
情報については図5のテーブル21を電子番組ガイドE
PGに含ませるようにして送ることが望ましい。図5に
おいて、テーブル21には、放送局番号の覧22、放送
局名称の覧23、系列の覧24、所在地の覧25、種類
の覧26、その他の覧27等を有している。放送局番号
の覧22には、放送局A,B,C,D・・・が順に配列
されており、放送局名称の覧23には対応する名称が記
載されている。そして放送局A,B・・・がどのネット
ワーク放送系列に所属するかを系列の覧24に書き込む
ようになっている。また所在地の覧25には、各放送局
の所在地を記載し、種類の覧26には、電波の偏波面や
電波形式(変調方法)等周波数以外に受信に必要な情報
を記載する。
【0028】このようにすれば、各放送局に関する名称
やネットワーク放送系列やあるいは所在地等の情報を図
2や図3の視聴者、放送局の数が多くてもが確実に知る
ことができる。また図4と図5から、視聴者が放送局や
送信チャンネル番号等の情報を得るには、あらかじめそ
の視聴者が使用している受信機において中継器の番号
(放送塔や中継器)が受けられるかどうかを知っておく
必要がある。つまりその視聴者の居る図2や図3に示す
視聴地域が、どの中継器や放送塔に対応しているのかを
知っておく必要がある。それを助けるのが図6のテーブ
ル28である。このテーブル28は、やはり電子番組ガ
イドEPGに含まれており、視聴地域番号の覧29、中
継器番号の覧30、地域名称の覧31、郵便番号の覧3
2を備えている。この郵便番号の覧32に代えて、電話
番号の覧33を備えるようにしても構わない。
【0029】視聴地域番号の覧29には、視聴地域AR
1・・・が並べて記載されている。中継器番号の覧30
には、放送塔や中継器7,8等が配列されている。地域
名称の覧31には、各視聴地域の住所が記載されてい
る。郵便番号の覧32には、地域名称の覧31に記載さ
れた住所に対応する郵便番号が記載されている。郵便番
号の覧32と同時あるいはそれに代えて記載する電話番
号の覧には、やはり地域名称に対応する電話番号であっ
て、しかも視聴者の電話番号を記載することができる。
これにより、視聴者(ユーザ)は、地域名称や郵便番号
あるいは電話番号を確認することで、その視聴者の属す
る視聴地域の選択を容易に行なうことができ、視聴者
(ユーザ)の居る視聴地域にはどの放送塔あるいは中継
器が対応しているのかも、簡単に中継器番号の覧30を
見ることで知ることができる。
【0030】図4に示すテーブル20と図5に示すテー
ブル21及び図6に示すテーブル28を、視聴者が電子
番組ガイドEPGの中から見ることで、視聴者は各種の
放送に関する情報を簡単に知ることができる。
【0031】次に、図4〜図6で示したテーブル20,
21,28を地上波放送に載せる場合には、たとえば図
1の地上波放送のシステムを用いることができる。放送
内容供給源である放送局A,B,C等は、画像や音とと
もにテーブル20,21,28を同じ伝搬路で送出する
ことになる。つまり放送局A,B,Cからは、放送塔T
を用いて放送波BWを、視聴地域AR1、中継器7、中
継器8に送出する。この放送波BWには、放送番組の内
容情報と、電子番組ガイドEPGを含んでおり、この電
子番組ガイドEPGにはテーブル20,21,28をた
とえば含んでいる。このように同じ伝搬路で送る場合に
は、放送波BWにおいて、画像や音の情報とは異なった
周波数で電子番組ガイドEPGを送出する。あるいは電
子番組ガイドEPGは、画像の凹マットの帰線区間に入
れ込むか、あるいはFM(周波数変調)多重や音声多重
で使われるサブキャリアに載せることもできる。デジタ
ル放送波で映像や音声を送る場合には、図4、図5、図
6に示す電子番組ガイドEPG(テーブル20,21,
28を含む)をストリームの中に入れ込む。
【0032】図7と図8は、放送波の送出装置の具体例
を示している。図7の放送波の送出装置40は、たとえ
ば図1の放送局A,B,C等に設置されているものであ
る。放送波の送出装置40は、デジタルで映像や音声を
送る際に、違った周波数で図4、5、図6の電子番組ガ
イドEPG(テーブル20,21,28を含む)を送る
場合の構成例である。図7において入力装置41では、
必要なデータが入力されてデータベース42に蓄えられ
る。送出テーブル生成部43は、データベース42から
送られてくるデータを読み込み、電子番組ガイドEPG
を作るとともに、この電子番組ガイドEPGの中に図4
のテーブル20、図5のテーブル21、図6のテーブル
28等に合うような送出用のフォーマットに合ったテー
ブルを作る。作成されたテーブル20,21,28は、
変調器44に入り、高周波電力増幅部45で高周波電力
増幅されて、放送に足りる送信出力に増幅されてアンテ
ナ46に送られる。一方、映像・音声変調済高周波は、
やはりアンテナ46に送られて、アンテナ46からは、
高周波電力増幅されたテーブルを含むEPG情報と、映
像や音声の情報が送出される。
【0033】図8は、図7の放送波の送出装置40とは
異なり図8の放送波の送出装置50は、デジタル化した
映像や音声とともに、テーブルを含むEPG情報を送る
ようになっている。図8の入力装置51からは、データ
が入力されて、データベース52に蓄えられる。送出テ
ーブル生成部53は、データベース52からのデータを
読み取り、電子番組ガイドEPGを作るとともに、送出
のフォーマットに合ったテーブル、たとえば図4のテー
ブル20、図5のテーブル21、図6のテーブル28等
を生成する。生成された各テーブルは、パケット化部5
3Aでパケット化されて、マルチプレクサ53Bに送ら
れる。一方、パケット化されたデジタル映像・音声信号
は、マルチプレクサ53Bに入力されるので、マルチプ
レクサ53Bは、パケット化されたテーブルを含むEP
G情報と、デジタル映像・音声信号を、変調器54に送
って変調後に高周波電力増幅部55で放送に足りる送信
出力に増幅された後に、アンテナ46から送出されるこ
とになる。
【0034】図9と図10は放送波の受信装置の例を示
している。図9は、たとえば図1の地上波放送システム
において、図2の視聴者が使用する放送波の受信装置の
一例を示している。この放送波の受信装置60は、たと
えばアナログ放送の場合に用いることができる。受信装
置60は次のような構造になっている。アンテナ61で
受信した放送波BW(電波)は、チューナ62に送られ
る。アンテナ61から入った放送波BWは、このチュー
ナ62でホストプロセッサ63からの指示による特定の
周波数の電波が選択される。図4〜図6のテーブル2
0,21,28を取得する場合には、チューナ62が放
送波BWの中からテーブルの存在する周波数を選択す
る。チューナ62からの選択された電波が復調部64に
入り復調後に選択済みの信号は、映像信号抽出部65に
おいて映像信号66が抽出されてスクリーン表示の重畳
(スーパーインポーズ)部67を通り映像信号VSとな
る。復調部64からの信号は、音声復調部68によって
音声信号ASになる。映像信号VSと音声信号ASはた
とえばテレビジョン受像機69に送られる。また音声信
号ASは、ラジオのような音声信号再生器70に送られ
る。
【0035】一方、復調部64から出る選択された信号
の中の図4、図5、図6のテーブル20,21,28に
関する信号は、デスクランブラ部71において、受信制
限解除のためのデスクランブル処理が行なわれて、デジ
タル信号になる。その後テーブルに関するデジタル信号
はデマルチプレクサ72により、その時必要なテーブル
の信号が復調されて、ホストプロセッサ63とEPG処
理プロセッサ73に送られる。ホストプロセッサ63は
チューナ62、デスクランブラ部71、デマルチプレク
サ72及びEPG処理プロセッサ73に処理信号を送る
ことができる。また、ホストプロセッサ63は郵便番号
あるいは電話番号を入力する入力部74に接続されてい
る。デマルチプレクサ72から出力されるテーブルに関
するデジタル信号は、コンピュータ74Aに送ること
で、コンピュータ74Aはプリンタ75を用いて図4、
図5、図6に示すようなテーブル20,21,28をプ
リントアウトすることができるし、これらのテーブルを
モニタ76に表示することもできる。
【0036】テーブルに関するデジタル信号は、ホスト
プロセッサ63によりその内容が解析されて、選曲、E
PG表示等に使われる表示用のデジタル信号を作る。こ
の表示用のデジタル信号は、ホストプロセッサ63から
EPG処理プロセッサ73を介してスクリーン表示重畳
部67に送られる。スクリーン表示重畳部67は、映像
信号抽出部からの映像信号66と、その選曲やEPG表
示に使われるデジタル信号とをスーパーインポーズする
ことで、たとえば映像信号VSを形成してテレビジョン
受像機69に送る。テレビジョン受像機の画面では、こ
の映像信号VSに基づいて、たとえば現在受信している
映像の上に図4のテーブル20や、図5のテーブル21
あるいは図6のテーブル28をスーパーインポーズして
表示することができる。
【0037】図10は、図9の場合と異なり、別のデジ
タル放送波の受信装置80を示している。このデジタル
放送波の受信装置80は、アンテナ81に受信した放送
波BWを、フロントエンド部82のチューナ83におい
て、ホストプロセッサ63からの指令による特定の周波
数の電波を選択する。チューナ83で選択された電波
は、復調部84で復調される。テーブルを取得する場合
には、テーブルの存在する周波数をチューナ83が選択
することになる。映像信号、音声信号及びテーブルの信
号が復調部84で復調された後に、トランスポート部8
5のデスクランブラ部86に入ってデジタル信号にな
り、デマルチプレクサ87に入る。チューナ83とデス
クランブラ部86とデマルチプレクサ87は、ホストプ
ロセッサ63の指令により動作する。
【0038】デマルチプレクサ87からの映像に関する
デジタル信号は、MPEG(Moving Pictu
re Experts Group)デコード部88の
ビデオデコーダ89でデコードされた後に、NTSC
(National Television Syst
em Committee:テレビジョンの標準方式の
1つ)エンコーダ90でエンコードされて映像信号VS
となりテレビジョン受像機に供給される。デマルチプレ
クサ87からの音声に関するデジタル信号は、オーディ
オデコーダ91でデコードされた後、D/A変換器92
においてデジタル/アナログ変換されて音声出力ASと
なってテレビジョン受像機69に供給される。テーブル
に関するデジタル信号は、コンピュータ74Aに供給さ
れ、コンピュータ74Aはプリンタ75を用いてテーブ
ル20,21,28等をプリントアウトすることができ
るとともにモニタ76に表示することもできる。ホスト
プロセッサ63は、郵便番号あるいは電話番号の入力部
74を有している。
【0039】またテーブルに関するデジタル信号は、M
PEGデコード部88のEPG処理プロセッサ93に入
り、ホストプロセッサ63でその内容が解析されて、選
曲やEPG表示等に使われるデジタル信号になって、N
TSCエンコーダ90に送られる。NTSCエンコーダ
90は、ビデオデコーダ89側の映像に関するデジタル
信号と、EPG処理プロセッサ93からのテーブルに関
するデジタル信号をスーパーインポーズして映像出力V
Sとして出力することができる。
【0040】図9と図10において、ホストプロセッサ
93には郵便番号あるいは電話番号入力部74が設定さ
れている。視聴者(ユーザ)は、この郵便番号あるいは
電話番号入力部74から、たとえば図5に示すテーブル
28を参照しながら、視聴者の住んでいる場所の郵便番
号を入力したりあるいは視聴者の自宅の電話番号を入力
することで、ホストプロセッサ63は、放送波の受信装
置60あるいは80が、どの視聴地域に設置されている
かを受信装置60あるいは80自体に認識させる。たと
えば視聴者が図5のテーブル28における視聴地域AR
1に対応する郵便番号あるいは電話番号を入力部74で
入力するだけで、ホストプロセッサ63は、どの視聴地
域ARにこの受信装置60あるいは80が設置されてい
るのかを自動的に認識することができる。あるいはIC
カード79を挿入してホストプロセッサ63にある種の
番号等を入力することで、受信装置に対してどの場所に
設定しているかを指示してもよい。つまり、受信装置6
0あるいは80では、図6の視聴地域に合ったテーブル
28からどの放送塔あるいは中継器を使うのかなどを知
ることができるので、図5のテーブル21と図4のテー
ブル20を参照しながら、視聴者の現在用いている受信
装置が受信できる放送局の名称、送信チャンネル番号が
いくつで、送信周波数がいくつで、放送塔や中継器の住
所等を受信装置に自動的に設定する。
【0041】図11は、図1とは異なり、地上波の放送
だけではなく、放送局A,B,Cは、放送塔Tとパラボ
ラアンテナPAに放送内容を含む放送波BWを供給す
る。放送塔TあるいはパラボラアンテナPAは、放送波
BWを送出するが、パラボラアンテナPAが送出した放
送波BWは、放送衛星101のトランスポンダ102で
中継して、たとえば視聴地域AR10のパラボラアンテ
ナPA1と、視聴地域AR11のパラボラアンテナPA
1に、放送波BWを送ることができる。これに対して、
放送塔Tから送出された放送波BWは、視聴地域AR1
0とAR11のアンテナ61,81に受信させることが
できる。このように、パラボラアンテナPAから送出さ
れた放送波BWはトランスポンダ101を中継して、各
家庭のパラボラアンテナPA1に受信できる。放送塔T
から送出された放送波BWは、直接視聴地域AR10の
アンテナ61,81に送出するかあるいは山M1の中継
器8を介して、視聴地域AR11の各アンテナ61,8
1に送ることができる。この場合の送出装置は、図7と
図8の送出装置40,50を用いることができる。
【0042】図1に示す地上波で送る場合には、中継器
を通っても、情報が確実に伝搬されなければならない。
しかしアナログ用の中継器で伝送する場合には、中継器
を何段も通ると、徐々に歪が増えて、情報が失われてし
まうことがある。またテレビジョン受像機のプリセット
を行なう場合であっても、電波が受信できている必要が
あるが、最寄りの電波の送出場所(放送塔や中継器)が
判明するまでは、これを受信することができない。この
点放送衛星等を用いる場合どこの地点に居ても、同じ放
送波(電波)が確実に受信できるので、このようなこと
がなくなる。
【0043】図12は、図11のデジタル化した放送の
受信システムに用いられる受信装置160の例を示して
いる。受信装置160は、図9に示した放送波の受信装
置60に加えて、放送衛星101のトランスポンダ10
2からの放送波BWを受けるための受信用のパラボラア
ンテナPA1と、周波数コンバータ111及びフロント
エンド部112が、追加されている。つまりトランスポ
ンダ102を中継されてきた放送波BWは、パラボラア
ンテナPA1で受信して、周波数コンバータ111で周
波数変換が行なわれて、フロントエンド部112のキャ
リア選択部113に入る。キャリア選択部113では、
必要なキャリアの選択が行なわれて、復調部114に送
られる。そして復調部114から復調信号が、デスクラ
ンブラ部71とチューナ62に送られる。この後の処理
は、チューナ62で受信した放送波についての図9の処
理とほぼ同じであるのでその説明を援用する。
【0044】以上のようにして、地上波あるいは放送衛
星による衛星放送波を用いたりあるいはCATVの放送
波等を利用しても、本発明は適用できる。
【0045】たとえば図9や図10あるいは図12と図
13において、ホストプロセッサ63に対して入力部7
4から電話番号あるいは郵便番号を視聴者が入力するこ
とにより、その視聴地域に合った電子番組ガイドEPG
におけるテーブル21,20を作ることができる。この
場合に電話番号あるいは郵便番号を入力することで、図
6を参照すれば、視聴地域やどの中継器を使っているか
が簡単に分かり、しかもその視聴地域の名称も確認する
ことができる。また郵便番号や電話番号を入力すること
により、受信装置の初期化が自動的に行なえる。すなわ
ち、受信装置に対して、その受信装置がどこに設置され
ているかを自動初期設定できる。もともとテレビジョン
受信機では、ユーザが見ることができる周波数とポジシ
ョン番号を合せる操作が必要であるが、これを自動で初
期することができる。これに加えて、EPGが入った場
合どのポジション番号がどの放送局のEPGかを合せる
必要があるが、これらが自動で行えるようになる。
【0046】本発明の実施の形態では、放送波に関する
電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容受信側
に送る際に、放送波の中継器を含む放送波の送出施設と
放送内容供給源との関係を記述したテーブルを、放送波
に関する電子番組ガイドに含ませている。これにより、
電子番組ガイドでは、放送内容受信側は放送波の中継器
を含む放送波の送出施設と放送内容供給源との関係をテ
ーブルによって明確に知ることができる。
【0047】本発明の実施の形態において、好ましくは
テーブルには、放送内容供給源の送信周波数と送信チャ
ンネル番号の内の少なくとも一方をさらに含ませるよう
にしているので、放送波が送られてくる関連情報をテー
ブルにおいて放送内容受信側に明らかにすることができ
る。本発明の実施の形態において、好ましくはテーブル
には、放送波の中継器を含む放送波の送出施設の場所を
表わす情報をさらに含むもので、テーブルを見れば放送
内容受信側はさらに多くの放送波に関する情報を得るこ
とができる。
【0048】本発明の実施の形態では、放送波に関する
電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容受信側
に送る際に、放送内容供給源の送信周波数と送信チャン
ネル番号の内の少なくとも一方を含むテーブルを、放送
波に関する電子番組ガイドに含む。これにより、放送内
容供給源の送信周波数と送信チャンネル番号の内の少な
くとも一方を放送内容受信側がテーブルで確認できるの
で、放送波に関する情報をより確実に得ることができ
る。
【0049】本発明の実施の形態では、放送波に関する
電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容受信側
に送る際に、放送波の中継器を含む放送波の送出施設と
放送内容受信側が視聴可能な地域との関係を含むテーブ
ルを、放送波に関する電子番組ガイドに含む。これによ
り、放送波の中継器を含む放送波の送出施設と、放送内
容受信側が視聴可能な地域との関係の情報を確実に得る
ことができる。本発明の実施の形態において、好ましく
はテーブルには放送波の中継器を含む放送波の送出施設
の場所を表わす情報をさらに含むもので、放送波に関す
る情報はさらに詳しく知ることができる。
【0050】本発明の実施の形態では、放送波に関する
電子番組ガイドを放送内容供給源から放送内容受信側に
送る場合に、放送波の中継器を含む放送波の送出施設と
放送内容供給源との関係を記述したテーブルを、放送波
に関する電子番組ガイドを受信する際に、放送内容供給
源から判明する受信チャンネル番号を受信装置において
設定する。これにより、受信装置において、放送内容供
給源に合った送信チャンネル番号を自動的に設定するこ
とができる。本発明の実施の形態において、好ましく
は、視聴可能な地域にあった電子番組ガイドを表示する
ようにすれば、放送内容受信側はその視聴可能な地域に
あった正確な電子番組ガイドを利用することができる。
【0051】本発明の実施の形態では、放送波に関する
電子番組ガイドを、放送内容供給源から放送内容受信側
に送る場合に、放送内容供給源の送信周波数と送信チャ
ンネル番号の内の少なくとも一方を含むテーブルを、放
送波に関する電子番組ガイドを含み、その電子番組ガイ
ドを受信する際に、送信チャンネル番号を受信装置に設
定する。これにより、受信装置は、送信チャンネル番号
を自動的に設定することができる。本発明の実施の形態
において、好ましくは、視聴可能な地域にあった電子番
組ガイドを表示することができるので、放送内容受信側
は、視聴可能な地域にあった正確な電子番組ガイドを見
ることができる。
【0052】本発明の実施の形態において、放送波に関
する電子番組ガイドを放送内容供給源から放送内容受信
側に送る場合に、放送波の中継器を含む放送波の送出施
設と放送内容受信側が視聴可能な地域との関係を含むテ
ーブルを、放送波に関する電子番組ガイドに含みその電
子番組ガイドを受信する際に、放送波の中継器を含む放
送波の送出施設から判明する送信チャンネル番号を受信
装置に設定する。これにより、送信チャンネル番号を自
動的に設定することができる。本発明の実施の形態にお
いて、好ましくは、視聴可能な地域にあった電子番組ガ
イドを表示するようにすれば、放送内容受信側は、視聴
可能な地域にあった正確な電子番組ガイドを見ることが
できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放送波に関する電子番組ガイドを、放送内容供給源から
放送内容受信側に送る際に、放送波が送られてくる関連
情報を確実に得て、その地域に合った電子番組ガイドを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放送波に関する情報供給方法と放送波
を受信する受信装置が適用できる地上波放送のシステム
の一例を示す図。
【図2】図1のシステムのブロック図。
【図3】地上波放送の他の例を示すブロック図。
【図4】電子番組ガイドに含まれている放送波の送出施
設、中継器番号、中継器場所、放送内容供給源である放
送局番号や送信チャンネル番号の覧や送信周波数の覧等
を含むテーブルの一例を示す図。
【図5】電子番組ガイドに含まれる放送局番号、放送局
名称、系列等を有するテーブルの一例を示す図。
【図6】電子番組ガイドに含まれる視聴地域番号、中継
器番号、地域名称、郵便番号、電話番号等を含むテーブ
ルの一例を示す図。
【図7】放送波の送出装置の一例を示す図。
【図8】放送波の送出装置の別の例を示す図。
【図9】放送波の受信装置の例を示す図。
【図10】放送波の受信装置の別の例を示す図。
【図11】地上波放送と衛星放送の併用した例を示すシ
ステム図。
【図12】図11のシステムに適用される放送波の受信
装置の例を示す図。
【符号の説明】
7,8・・・中継器、20,21,28・・・テーブ
ル、40,50・・・放送波の送出装置、60,16
0,80,180・・・放送波の受信装置、61,81
・・・アンテナ、AR1,AR2,AR3,AR4・・
・視聴地域、PA,PA1・・・パラボラアンテナ、
T,T1,T2・・・放送塔(放送波の送出施設)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波に関する電子番組ガイドを、放送
    内容供給源から放送内容受信側に送る際に、 放送波の中継器を含む放送波の送出施設と放送内容供給
    源との関係を記述したテーブルを、放送波に関する電子
    番組ガイドに含むことを特徴とする放送波に関する情報
    供給方法。
  2. 【請求項2】 テーブルには、放送内容供給源の送信周
    波数と送信チャンネル番号の少なくも一方をさらに含む
    請求項1に記載の放送波に関する情報供給方法。
  3. 【請求項3】 テーブルには、放送波の中継器を含む放
    送波の送出施設の場所を表す情報をさらに含む請求項1
    に記載の放送波に関する情報供給方法。
  4. 【請求項4】 放送波に関する電子番組ガイドを、放送
    内容供給源から放送内容受信側に送る際に、 放送内容供給源の送信周波数と送信チャンネル番号の少
    なくも一方を含むテーブルを、放送波に関する電子番組
    ガイドに含むことを特徴とする放送波に関する情報供給
    方法。
  5. 【請求項5】 放送波に関する電子番組ガイドを、放送
    内容供給源から放送内容受信側に送る際に、 放送波の中継器を含む放送波の送出施設と放送内容受信
    側が視聴可能な地域との関係を含むテーブルを、放送波
    に関する電子番組ガイドに含むことを特徴とする放送波
    に関する情報供給方法。
  6. 【請求項6】 テーブルには、放送波の中継器を含む放
    送波の送出施設の場所を表す情報をさらに含む請求項5
    に記載の放送波に関する情報供給方法。
  7. 【請求項7】 放送波に関する電子番組ガイドを、放送
    内容供給源から放送内容受信側に送る場合に、放送波の
    中継器を含む放送波の送出施設と放送内容供給源との関
    係を記述したテーブルを、放送波に関する電子番組ガイ
    ドを受信する際に、放送内容供給源から判明する送信チ
    ャンネル番号を設定することを特徴とする放送波を受信
    する受信装置。
  8. 【請求項8】 視聴可能な地域に合った電子番組ガイド
    を表示する請求項7に記載の放送波を受信する受信装
    置。
  9. 【請求項9】 放送波に関する電子番組ガイドを、放送
    内容供給源から放送内容受信側に送る場合に、放送内容
    供給源の送信周波数と送信チャンネル番号の少なくも一
    方を含むテーブルを、放送波に関する電子番組ガイドに
    含み、その電子番組ガイドを受信する際に、送信チャン
    ネル番号を設定することを特徴とする放送波を受信する
    受信装置。
  10. 【請求項10】 視聴可能な地域に合った電子番組ガイ
    ドを表示する請求項9に記載の放送波を受信する受信装
    置。
  11. 【請求項11】 放送波に関する電子番組ガイドを、放
    送内容供給源から放送内容受信側に送る場合に、放送波
    の中継器を含む放送波の送出施設と放送内容受信側が視
    聴可能な地域との関係を含むテーブルを、放送波に関す
    る電子番組ガイドに含み、その電子番組ガイドを受信す
    る際に、放送波の中継器を含む放送波の送出施設から判
    明する送信チャンネル番号を設定することを特徴とする
    放送波を受信する受信装置。
  12. 【請求項12】 視聴可能な地域に合った電子番組ガイ
    ドを表示する請求項11に記載の放送波を受信する受信
    装置。
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