JPH11283660A - 固体電解質型燃料電池 - Google Patents
固体電解質型燃料電池Info
- Publication number
- JPH11283660A JPH11283660A JP10100606A JP10060698A JPH11283660A JP H11283660 A JPH11283660 A JP H11283660A JP 10100606 A JP10100606 A JP 10100606A JP 10060698 A JP10060698 A JP 10060698A JP H11283660 A JPH11283660 A JP H11283660A
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- JP
- Japan
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- unit cells
- collecting member
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 単セルと集電部材の線膨張係数の違いによる
熱応力を低減し、単セルや集電部材の破損、導電性フェ
ルトと単セルあるいは導電性フェルトと集電部材のはく
離などの問題を解決できる集電部材を提供する。 【解決手段】 集電部材を中空とし、内部に熱媒体を流
すことで、集電部材の温度を制御し、単セルと集電部材
の線膨張係数の違いによる熱応力を低減できるようにし
た。
熱応力を低減し、単セルや集電部材の破損、導電性フェ
ルトと単セルあるいは導電性フェルトと集電部材のはく
離などの問題を解決できる集電部材を提供する。 【解決手段】 集電部材を中空とし、内部に熱媒体を流
すことで、集電部材の温度を制御し、単セルと集電部材
の線膨張係数の違いによる熱応力を低減できるようにし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は固体電解質を使用し
た燃料電池に関し、特に単セルが接続されている固体電
解質型燃料電池の集電部材に関するものである。
た燃料電池に関し、特に単セルが接続されている固体電
解質型燃料電池の集電部材に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は図４に示すように、単セル１は導
電性フェルト２を介して板状の集電板１０接続されてお
り、さらに単セル１と導電性フェルト２の接続部、およ
び導電性フェルト２と集電板１０の接続部の接触状態が
悪くなり、この間の電気抵抗が大きくならないように、
接続部を固着していた。
電性フェルト２を介して板状の集電板１０接続されてお
り、さらに単セル１と導電性フェルト２の接続部、およ
び導電性フェルト２と集電板１０の接続部の接触状態が
悪くなり、この間の電気抵抗が大きくならないように、
接続部を固着していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
にあるような接続をした場合、起動、運転、停止の運転
サイクルにおいて、単セルと集電部材の線膨張係数の違
いにより熱応力が発生し、単セルや集電部材の破損、導
電性フェルトと単セルあるいは導電性フェルトと集電部
材のはく離を生じるといった問題が発生する可能性があ
った。
にあるような接続をした場合、起動、運転、停止の運転
サイクルにおいて、単セルと集電部材の線膨張係数の違
いにより熱応力が発生し、単セルや集電部材の破損、導
電性フェルトと単セルあるいは導電性フェルトと集電部
材のはく離を生じるといった問題が発生する可能性があ
った。
【０００４】本発明は、単セルと集電部材の線膨張係数
の違いによる熱応力を低減し、単セルや集電部材の破
損、導電性フェルトと単セルあるいは導電性フェルトと
集電部材のはく離などの問題を解決できる集電部材を提
供することにある。
の違いによる熱応力を低減し、単セルや集電部材の破
損、導電性フェルトと単セルあるいは導電性フェルトと
集電部材のはく離などの問題を解決できる集電部材を提
供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記目的を達成するために、集電部材を中空とし、この中
空とした部分に熱媒体を流すことで、集電部材の温度を
制御し、単セルと集電部材の線膨張係数の違いによる熱
応力を低減できるようにした。
記目的を達成するために、集電部材を中空とし、この中
空とした部分に熱媒体を流すことで、集電部材の温度を
制御し、単セルと集電部材の線膨張係数の違いによる熱
応力を低減できるようにした。
【０００６】図１は、単セル１と集電部材４を導電性フ
ェルト２を介して接続したモデル図であり、単セルの接
続部の線膨張係数をαC、集電部材の接続部の線膨張係
数をαE、熱応力が発生しない温度ｔ0と単セルの接続部
の温度ｔCとの温度差をΔｔC、熱応力が発生しない温度
ｔ0と集電部材の接続部の温度ｔEとの温度差をΔｔEと
すると、単位長さ当たりの熱による変位量はそれぞれα
CΔｔC、αEΔｔEとなり、この差に相当する熱応力が発
生する。ここで、それぞれの変位量が等しくなる、すな
わちαCΔｔC＝αEΔｔEとなるように、集電部材内部に
熱媒体を流し集電部材の温度をΔｔEと制御すること
で、熱応力が低減できる。なお、αCΔｔCとαEΔｔEが
完全に等しくない場合であっても、熱応力の低減に対す
る効果を十分発揮することが可能である。
ェルト２を介して接続したモデル図であり、単セルの接
続部の線膨張係数をαC、集電部材の接続部の線膨張係
数をαE、熱応力が発生しない温度ｔ0と単セルの接続部
の温度ｔCとの温度差をΔｔC、熱応力が発生しない温度
ｔ0と集電部材の接続部の温度ｔEとの温度差をΔｔEと
すると、単位長さ当たりの熱による変位量はそれぞれα
CΔｔC、αEΔｔEとなり、この差に相当する熱応力が発
生する。ここで、それぞれの変位量が等しくなる、すな
わちαCΔｔC＝αEΔｔEとなるように、集電部材内部に
熱媒体を流し集電部材の温度をΔｔEと制御すること
で、熱応力が低減できる。なお、αCΔｔCとαEΔｔEが
完全に等しくない場合であっても、熱応力の低減に対す
る効果を十分発揮することが可能である。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の内容をより明確にするた
め、以下に実施例を用いて説明する。図２は、本発明の
一実施例を略示する断面図であり、単セル１は同じ向き
に並べられており、図の上下に隣接する単セル１はイン
ターコネクター３の位置で導電性フェルト２を介して接
続されるとともに、図の左右に隣接する単セル１も導電
性フェルト２を介して接続されている。図の最上段の単
セル１は集電部材４ａと導電性フェルト２を介して接続
されているとともに、図の最下段の単セル１はインター
コネクター３の位置で集電部材４ｂと導電性フェルト２
を介して接続されている。さらに、接続部の接触状態が
悪くなり、この間の電気抵抗が大きくならないように、
接続部は固着されている。電力は対向する１対の集電部
材４ａおよび集電部材４ｂにより取り出される。集電部
材４ａおよび集電部材４ｂに中空部７を設け、中空部７
に熱媒体を流し、集電部材４ａまたは集電部材４ｂの温
度を制御できるようにしている。
め、以下に実施例を用いて説明する。図２は、本発明の
一実施例を略示する断面図であり、単セル１は同じ向き
に並べられており、図の上下に隣接する単セル１はイン
ターコネクター３の位置で導電性フェルト２を介して接
続されるとともに、図の左右に隣接する単セル１も導電
性フェルト２を介して接続されている。図の最上段の単
セル１は集電部材４ａと導電性フェルト２を介して接続
されているとともに、図の最下段の単セル１はインター
コネクター３の位置で集電部材４ｂと導電性フェルト２
を介して接続されている。さらに、接続部の接触状態が
悪くなり、この間の電気抵抗が大きくならないように、
接続部は固着されている。電力は対向する１対の集電部
材４ａおよび集電部材４ｂにより取り出される。集電部
材４ａおよび集電部材４ｂに中空部７を設け、中空部７
に熱媒体を流し、集電部材４ａまたは集電部材４ｂの温
度を制御できるようにしている。
【０００８】なお、本発明の方法は上記実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を超えない範囲で他の
様々な態様を採用することができる。他の実施例の一例
を図３に示す。
れるものではなく、本発明の要旨を超えない範囲で他の
様々な態様を採用することができる。他の実施例の一例
を図３に示す。
【０００９】以上のように、本発明は上記構成により次
の効果を発揮する。請求項１のような集電部材とするこ
とで、集電部材の中空部に熱媒体を流し、単セルと集電
部材を導電性フェルトを介して固着した接続部の、単セ
ルと集電部材の熱による変位量が等しくなるように、集
電部材の温度を制御することで、熱応力が低減でき、単
セルや集電部材の破損、導電性フェルトと単セルあるい
は導電性フェルトと集電部材のはく離などの問題が解決
できる。
の効果を発揮する。請求項１のような集電部材とするこ
とで、集電部材の中空部に熱媒体を流し、単セルと集電
部材を導電性フェルトを介して固着した接続部の、単セ
ルと集電部材の熱による変位量が等しくなるように、集
電部材の温度を制御することで、熱応力が低減でき、単
セルや集電部材の破損、導電性フェルトと単セルあるい
は導電性フェルトと集電部材のはく離などの問題が解決
できる。
【００１０】また単セルと集電部材の接続部の線膨張係
数を等しくした傾斜材を使用するのに比べ、中空部を設
けた集電部材を使用することで製造が容易となる。
数を等しくした傾斜材を使用するのに比べ、中空部を設
けた集電部材を使用することで製造が容易となる。
【００１１】さらに、熱媒体により集電部材の温度を下
げるように制御した場合は、集電部材の比抵抗を低減す
ることが可能となり、集電部材の電気抵抗によるロスを
低減し、発電効率が向上するという効果も得られる。
げるように制御した場合は、集電部材の比抵抗を低減す
ることが可能となり、集電部材の電気抵抗によるロスを
低減し、発電効率が向上するという効果も得られる。
【図１】接続部のモデルを略示する図である。
【図２】本発明の一実施例を略示する断面図である。
【図３】本発明の他の実施例を略示する断面図である。
【図４】従来の固体電解質型燃料電池の集電部材を略示
する断面図である。
する断面図である。
１…単セル ２…導電性フェルト ３…インターコネクター ４…集電部材 ４ａ…集電部材 ４ｂ…集電部材 ７…中空部 １０…集電板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 貴晴 福岡県福岡市南区塩原２丁目１番47号 九 州電力株式会社総合研究所内 (72)発明者 田尻 浩昭 福岡県福岡市南区塩原２丁目１番47号 九 州電力株式会社総合研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】 集電部材を中空とし、前記中空部分に熱
媒体を流すことにより、前記集電部材の温度を制御する
ことを特徴とする固体電解質型燃料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10100606A JPH11283660A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 固体電解質型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10100606A JPH11283660A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 固体電解質型燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11283660A true JPH11283660A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=14278528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10100606A Pending JPH11283660A (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 固体電解質型燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11283660A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007066758A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toyota Motor Corp | 燃料電池 |
| CN113348035A (zh) * | 2019-02-14 | 2021-09-03 | 优美科股份公司及两合公司 | 用于制备机动车辆废气催化剂的方法 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP10100606A patent/JPH11283660A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007066758A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toyota Motor Corp | 燃料電池 |
| CN113348035A (zh) * | 2019-02-14 | 2021-09-03 | 优美科股份公司及两合公司 | 用于制备机动车辆废气催化剂的方法 |
| CN113348035B (zh) * | 2019-02-14 | 2023-12-05 | 优美科股份公司及两合公司 | 用于制备机动车辆废气催化剂的方法 |
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