JPH11281514A - ガス漏れ警報器 - Google Patents

ガス漏れ警報器

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JPH11281514A
JPH11281514A JP8754498A JP8754498A JPH11281514A JP H11281514 A JPH11281514 A JP H11281514A JP 8754498 A JP8754498 A JP 8754498A JP 8754498 A JP8754498 A JP 8754498A JP H11281514 A JPH11281514 A JP H11281514A
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和男 豊田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外的な要因によって形成されるショート回路
などを原因とする温度上昇異常を検出し警報することに
より、故障を未然に発見できるようにしたガス漏れ警報
器を提供する。 【解決手段】 ガス漏れ検出手段15a−1は、ガスセ
ンサ11からの検知ガスの濃度に応じた大きさの検知信
号と、補正用温度センサ12からの雰囲気温度に応じた
温度信号とを入力して、検知したガスの濃度が警報レベ
ルを越えているとき警報部2に対してガス漏れ警報信号
を出力し、警報発生手段27a−1がガス漏れ警報信号
の入力に応じてガス漏れ警報を発する。異常検出手段2
7a−2は、補正用温度センサが検知した温度が予め定
めた判定値以上となったとき、温度上昇異常が生じてい
ると判断して異常検出信号を発生する。警報部の警報発
生手段が異常検出信号の入力に応じて、ガス漏れ警報と
識別可能な異常警報を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス漏れ警報器に係
り、特に、ガス漏れしたガスを検知して警報信号を出力
するガス検知ユニットと、このガス検知ユニットの警報
信号を入力して警報を発する警報部とによって構成され
たガス漏れ警報器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えば図7
に示される構成のものが考えられている。同図におい
て、ガス漏れ警報器はガス漏れしたガスを検知して警報
信号を出力するガス検知ユニット1と、このガス検知ユ
ニットの警報信号を入力して警報を発する警報部2とか
らなり、警報部2が警報器ケースに固定的に設けられ、
ガス検知ユニット1が警報器ケースに着脱自在に装着さ
れると共に警報部2に接離自在に電気接続されるように
なっている。
【0003】ガス検知ユニット1は、検知ガスの濃度に
応じた大きさの検知信号を発生する例えば半導体式ガス
センサからなるガスセンサ1aと、例えばサーミスタか
らなり雰囲気温度を検知して温度に応じた信号を発生す
る温度センサ1bと、コード付コネクタ1cを介して警
報部2と接続される電源入力回路1d及び信号出力回路
1eと、両センサ1a、1bと信号出力回路1eが接続
されたμCOMからなる信号処理部1fとによって構成
されている。信号処理部1fは両センサからの信号を入
力して処理しガスセンサ1aによって検知したガスの濃
度が警報レベルを越えているとき信号出力回路1eを介
して警報部2に対して警報信号を出力する。半導体式ガ
スセンサ1aは出力電圧−雰囲気温度の特性が正特性で
あって、ガスの濃度が同じでも雰囲気温度によりセンサ
出力が異なるので、信号処理部1fはサーミスタからな
る温度センサ1bで検知した雰囲気温度によりセンサ出
力を補正し、出力電圧−雰囲気温度の特性がフラットに
なるようにしている。
【0004】警報部2は、コンセント2aを介して受け
た商用電源を整流平滑した上で安定化し、自身の各部や
ガス検知ユニット1に供給する電源回路2bと、コネク
タ2cを介してガス検知ユニット1と接続される電源出
力回路2d及び信号入力回路2eと、各種の状態を表示
するインジケータ表示部2fと、警報音を発生する警報
音発生部2gと、信号入力回路2e、インジケータ表示
部2f及び警報音発生部2gが接続されたμCOMから
なる信号処理部2hとによって構成されている。信号処
理部2hはガス検知ユニット1からの警報信号を信号入
力回路2eを介して入力すると、この入力した警報信号
に基づいてインジケータ表示部2fにその旨の点灯表示
を行わせると共に警報音発生部2gに警報音を発生させ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガス漏れ警
報器は安全機器であるので、必要とされるときに確実に
その本来の機能が発揮されないといけない。ところが、
まれにではあるが、点検検査時に故障と診断されるもの
がある。故障と診断されたガス漏れ警報器についてその
原因を調査したところ、警報器内部の電源回路2bの回
りにゴキブリが侵入して回路配線の+Bラインとアース
ライン間に糞を付着させ、これが高抵抗のショート回路
を形成して故障の一因になっていることが分かった。こ
のようなショート回路の形成はゴキブリの糞だけでな
く、他の外的要因によりショート回路が形成されること
が考えられるが、何れにしても、ショート回路が形成さ
れたときには電源電圧に異常を来して警報器は正常に機
能しなくなり、ガス漏れを正常に検出して警報すること
ができない。
【0006】よって本発明は、上述した状況に鑑み、外
的な要因によって形成されるショート回路などを原因と
する温度上昇異常を検出し警報することにより、故障を
未然に発見できるようにしたガス漏れ警報器を提供する
ことを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
成された請求項1記載の発明は、図1(a)の基本構成
図に示すように、各部に電源を供給する電源回路22を
有する警報部2と、該警報部に対して電気的に接離自在
となるように前記警報部と別体に形成されたガス検知ユ
ニット1とを備え、前記ガス検知ユニットが、検知ガス
の濃度に応じた大きさの検知信号を発生するガスセンサ
11と、該ガスセンサの温度特性を補正するため雰囲気
温度を検知して温度信号を発生する補正用温度センサ1
2と、両センサからの信号を入力して処理し前記ガスセ
ンサによって検知したガスの濃度が警報レベルを越えて
いるとき前記警報部に対してガス漏れ警報信号を出力す
るガス漏れ検出手段15a−1とを有し、前記警報部2
が前記ガス検知ユニットからのガス漏れ警報信号の入力
に応じてガス漏れ警報を発する警報発生手段27a−1
を有するガス漏れ警報器において、前記補正用温度セン
サが検知した温度が予め定めた判定値以上となったと
き、温度上昇異常が生じていると判断して異常検出信号
を発生する異常検出手段27a−2とを備え、前記警報
発生手段が、前記異常検出手段からの前記異常検出信号
の入力に応じて、前記ガス漏れ警報と識別可能な異常警
報を発することを特徴とするガス漏れ警報器に存する。
【0008】請求項1記載のガス漏れ警報器によれば、
ガス漏れ検出手段15a−1は、ガスセンサ11が発生
する検知ガスの濃度に応じた大きさの検知信号と、ガス
センサの温度特性を補正するため補正用温度センサ12
が雰囲気温度を検知して発生する温度信号とを入力して
処理し、ガスセンサによって検知したガスの濃度が警報
レベルを越えているとき警報部2に対してガス漏れ警報
信号を出力し、警報部2の警報発生手段27a−1がガ
ス検知ユニット1からのガス漏れ警報信号の入力に応じ
てガス漏れ警報を発する。異常検出手段27a−2は、
補正用温度センサが検知した温度が予め定めた判定値以
上となったとき、温度上昇異常が生じていると判断して
異常検出信号を発生する。警報部の警報発生手段が、異
常検出手段からの異常検出信号の入力に応じて、ガス漏
れ警報と識別可能な異常警報を発する。よって、警報発
生手段の発生するガス漏れ警報と識別可能な異常警報に
よって、警報器内に予め定めた判定値以上の温度上昇が
生じたことを知らせることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、図2(b)の基本
構成図に示すように、各部に電源を供給する電源回路2
2を有する警報部2と、該警報部に対して電気的に接離
自在となるように前記警報部と別体に形成されたガス検
知ユニット1とを備え、前記ガス検知ユニットが、検知
ガスの濃度に応じた大きさの検知信号を発生するガスセ
ンサ11と、該ガスセンサの温度特性を補正するため雰
囲気温度を検知して温度信号を発生する補正用温度セン
サ12と、両センサからの信号を入力して処理し前記ガ
スセンサによって検知したガスの濃度が警報レベルを越
えているとき前記警報部に対してガス洩れ警報信号を出
力するガス漏れ検出手段15a−1とを有し、前記警報
部が前記ガス検知ユニットからのガス漏れ警報信号の入
力に応じてガス漏れ警報を発する警報発生手段27a−
1を有するガス漏れ警報器において、前記警報部が、周
囲の温度を検知する第2の温度センサ28と、前記補正
用温度センサが検知した雰囲気温度と前記第2の温度セ
ンサが検知した温度との差をとり、該温度差が予め定め
た差判定値以上となったとき、温度上昇異常が発生して
いると判断して異常検出信号を発生する異常検出手段2
7a−2とを有し、前記警報発生手段が、前記異常検出
手段の発生する前記異常検出信号により、前記ガス漏れ
警報と識別可能な異常警報を発することを特徴とするガ
ス漏れ警報器に存する。
【0010】請求項2記載のガス漏れ警報器によれば、
ガス漏れ検出手段15a−1は、ガスセンサ11によっ
て検知したガスの濃度が警報レベルを越えているとき警
報部2に対してガス漏れ警報信号を出力し、警報部2の
警報発生手段27a−1がガス検知ユニット1からのガ
ス漏れ警報信号の入力に応じてガス漏れ警報を発する。
異常検出手段27a−2は、補正用温度センサが検知し
た雰囲気温度と第2の温度センサ28が検知した周囲温
度との差をとり、この温度差が予め定めた差判定値以上
となったとき、温度上昇異常が発生していると判断して
異常検出信号を発生し、この異常検出信号を警報部に対
して出力する。警報部の警報発生手段27a−1が、異
常検出手段からの異常検出信号の入力に応じて、ガス漏
れ警報と識別可能な異常警報を発する。よって、警報発
生手段27a−1の発生するガス漏れ警報と識別可能な
異常警報を、雰囲気温度によって左右されることなく、
警報器内に周囲温度よりも予め定めた差判定値以上の温
度上昇が生じたことで知らせることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載のガ
ス漏れ警報器において、前記異常検出手段は、前記予め
定めた差判定値として前記差判定値よりも所定値大きい
第2の差判定値を有し、前記警報部がガス漏れ警報を発
している場合、前記温度差が前記第2の差判定値以上に
なったとき前記異常検出信号を発生することを特徴とす
るガス漏れ警報器に存する。
【0012】請求項3記載のガス漏れ警報器によれば、
請求項2記載の発明の作用に加え、異常検出手段27a
−2が、予め定めた差判定値として、より大きい第2の
差判定値を有し、警報部がガス漏れ警報を発している場
合、温度差が第2の差判定値以上になったとき異常検出
信号を発生するようにしているので、発熱を伴う濃度の
高いガス漏れを検出しているときでも、ガスセンサの発
生する熱により誤動作することを防ぐことができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載のガス漏れ警報器において、前記警報部が、前記第2
の温度センサが検知した温度の上昇率に基づいて火災の
発生を検出し、火災検出信号を発生する火災検出手段2
7a−3を更に有し、前記警報発生手段が、前記火災検
出手段の発生する前記火災検出信号により、前記ガス漏
れ警報及び前記異常警報と識別可能な火災警報を発する
ことを特徴とするガス漏れ警報器に存する。
【0014】請求項4記載のガス漏れ警報器によれば、
請求項2又は3記載の発明の作用に加え、警報部2の火
災検出手段27a−3が第2の温度センサ28が検知し
た温度の上昇率に基づいて火災の発生を検出して火災検
出信号を発生し、この火災検出信号により警報発生手段
27a−1がガス漏れ警報及び異常警報と識別可能な火
災警報を発するので、別個に温度センサを設けることな
く、1つの第2の温度センサ28で検知した温度にて、
異常警報の他に火災警報も発することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は本発明のガス漏れ警報器の
一実施の形態を示すブロック図であり、同図において、
図7について上述した従来の警報器と同一部分には同一
の符号を付してその詳細を省略している。ガス漏れ警報
器は図7について上述したものと同様にガス検知ユニッ
ト1と警報部2とからなり、警報部2が警報器ケースに
固定的に設けられ、ガス検知ユニット1が警報器ケース
に着脱自在に装着されると共に警報部2にコネクタC1
及びC2を介して接離自在に電気接続されるようになっ
ている。この構成は、ガス検知ユニット1内の後述する
ガスセンサが経年劣化するので、ガス検知ユニット全体
を定期的に交換する際に簡単に行えるようにするための
ものである。
【0016】ガス検知ユニット1は、検知ガスの濃度に
応じた大きさの検知信号を発生する例えば半導体式ガス
センサからなるガスセンサ11と、例えばサーミスタか
らなりガスセンサ11の周囲の温度を検知して温度に応
じた信号を発生する補正用温度センサとしての温度セン
サ12と、コード付コネクタC11を介して警報部2と
接続される電源入力回路13と、警報部2に対して信号
を出力する信号出力回路14と、ガスセンサ11、温度
センサ12及び信号出力回路14が接続されたマイクロ
コンピュータ(μCOM)からなる信号処理部15とを
有する。
【0017】信号処理部15を構成しているμCOM
は、中央処理ユニット(CPU)15a、プログラムや
固定データを格納した読み出し専用のメモリであるRO
M15bと、信号処理の過程データ生成されるデータを
格納するデータエリアの他、信号処理の過程で使用する
ワークエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリで
あるRAM15cとを有する。信号処理部15は両セン
サ11、12からの信号を入力して処理しガスセンサ1
1によって検知したガスの濃度が警報レベルを越えてい
るとき信号出力回路14を介して警報部2に対してガス
漏れ警報信号を出力する。信号処理部15はガスセンサ
11の出力電圧−雰囲気温度の正特性に基因する、温度
によるセンサ出力の変化を、温度センサ12で検知した
温度により補正すると共に、温度センサ12によって検
知した温度を示す温度データをコネクタC2を介して警
報部2に対して出力するようにしている。
【0018】警報部2は、コンセント21を介して受け
た商用電源を整流平滑した上で安定化し、自身の各部や
ガス検知ユニット1に供給する電源回路22と、コネク
タC1を介してガス検知ユニット1と接続される電源出
力回路23と、ガス検知ユニット1からの信号を入力す
る信号入力回路24と、各種の状態や警報内容を表示す
るインジケータ表示部25と、警報音を発生する警報音
発生部を構成する例えばスピーカ26と、信号入力回路
24、例えば発光ダイオードからなるインジケータ表示
部25、及びスピーカ26が接続されたμCOMからな
る信号処理部27とを有する。
【0019】信号処理部27を構成しているμCOM
は、中央処理ユニット(CPU)27a、プログラムや
固定データを格納した読み出し専用のメモリであるRO
M27bと、信号処理の過程データ生成されるデータな
どを格納するデータエリアの他、信号処理の過程で使用
するワークエリアを有する読み出し書き込み自在のメモ
リであるRAM27cとを有する。信号処理部27は、
ガス検知ユニット1からのガス漏れ警報信号を信号入力
回路24を介して入力すると、この入力したガス漏れ警
報信号に基づいてインジケータ表示部25にその旨の警
報点灯表示を行わせると共にスピーカ26にガス漏れを
示すガス漏れ警報音を発生させる。
【0020】信号処理部27はまた、コネクタC2を介
して入力した温度データによりガス検知ユニット1の温
度センサ12によって検知しているガスセンサ11の周
囲の温度を知り、この温度が予め定めた判定値を越えて
いるとき警報器内の温度を上昇させる異常、例えばショ
ート回路での発熱が存在すると判断し、この判断に基づ
いてインジケータ表示部25にその旨の警報点灯表示を
行わせると共にスピーカ26に、ガス漏れ警報音と識別
可能な異常を示す異常警報音を発生させる。以上の説明
から明らかなように、インジケータ表示部25及びスピ
ーカ26は警報発生手段を構成している。
【0021】以上の構成により、警報器内の回路配線の
+Bラインとアースラインとの間に、例えばゴキブリの
糞が付着して高抵抗のショート回路が形成され、このシ
ョート回路を通じて電流が流れると発熱し、これが原因
でショート回路の周囲の温度を徐々に上昇させる。この
ような温度上昇が生じると、補正用温度センサ12が検
知する温度も上昇する。よって、温度センサ12によっ
て検知した温度が通常の雰囲気温度ではありえない温度
に相当する判定値を越えて上昇したときには、警報器内
において発熱が生じて温度上昇していると判断して表示
或いは音によって異常警報を発するようになる。よっ
て、この異常警報を見聞きすることによって、ガス漏れ
警報器が異常状態にあることを知らせることができる。
【0022】なお、補正用温度センサ12が検知する温
度は、雰囲気温度に応じて上下するので、この温度を一
定の判定値と対比したのでは、異常と判断する温度レベ
ルが一定とならないという不都合が生じる。
【0023】因みに、警報器内の温度は内部で消費され
た熱が周囲温度と平衡する温度となる。いま、警報器内
での消費電力をP、周囲温度をTa、警報器内の温度を
T、警報器の周囲までの全熱抵抗をRとすると、 P(Ta)=[(T−Ta)/R] の関係が成立する。この式中、P(Ta)、Rが変化し
ないとしたとき、警報器の周囲温度の上昇分がそのまま
警報器内の温度に加算される。よって、警報器の周囲温
度が上昇した場合、その分だけ警報器内の温度が上昇す
ることになるので、この周囲温度の上昇分を差し引いて
判定値との比較を行うことによって、常に一定の温度レ
ベルで判定することができる。
【0024】そこで、警報部2内の内部温度の上昇にで
きるだけ影響されず、できるだけ正確に警報器の周囲温
度を検知することのできる警報部2側の部位に温度セン
サ28を設け、この温度センサ28によって検知した温
度信号を警報部2の信号処理部27に入力する。信号処
理部27は、ガス検知ユニット1に補正用に設けられて
いる温度センサ12が検知している温度と、温度センサ
28によって検知した温度との差をとると、温度センサ
12によって検知する温度の上昇によって温度差も徐々
に大きくなり、その値が予め定めた差判定値以上になる
と、警報器内に温度を上昇させる異常状態が存在すると
判断して表示或いは音によって異常警報を発するように
なる。よって、この異常警報を見聞きすることによっ
て、ガス漏れ警報器が異常状態にあることを知らせるこ
とができる。
【0025】上記温度センサ28は、警報器の周囲温度
を比較的良好に検知できるように配置されるので、火災
の発生によって警報器の周囲温度が上昇したとき、これ
を検知して火災の発生を検出するための温度センサとし
ても使用することができる。この火災検出のために、信
号処理部27のRAM27cの所定エリアには、上記異
常検出のための判定値よりも高い火災中期の温度に相当
する火災判定値と、この判定値に対応する温度まで上昇
するに要した時間とによって定められた温度上昇率判定
値とが格納される。
【0026】そして、信号処理部27は、温度センサ2
8からの温度信号により、周囲温度がその上昇率が上昇
率判定値以上を保って火災判定値以上となったかどうか
を判断し、この判断の結果、周囲温度が上昇率判定値以
上の上昇率で火災判定値以上となった場合には、火災が
発生していると判断して、表示或いは音によって火災警
報を発するようになる。よって、この異常警報を見聞き
することによって、ガス漏れ警報器が異常状態にあるこ
とを知らせることができる。
【0027】ところで、ガス検知ユニット1のガスセン
サ11が検知しているガス濃度が高くガス漏れ警報状態
になると、ガスセンサ11が発熱することがある。この
ような場合、補正用温度センサ12が検知した温度は、
このようなガス漏れ警報状態にない発熱のないときの温
度よりも高い温度を検知することになり、この検知温度
と、温度センサ28で検知した警報器の周囲温度との差
をとると、この温度差はガス漏れ警報状態にないときよ
りも大きくなる。よって、ガス漏れ警報状態では、温度
差が大きくなり、結果として、ショート回路の形成がな
くても、発熱異常があると誤検出することがある。
【0028】そこで、上記差判定値として、信号処理部
27のRAM27c内に、上記差判定値の他にこれより
も大きい値の第2の差判定値を設定して格納しておく。
この第2の差判定値は、ガス漏れ警報状態となる濃度の
ガスを検知してガスセンサ11が発する熱による温度上
昇分大きくされている。この第2の差判定値は、同一周
囲温度の下で、温度センサ12がそれぞれ検知する、検
知ガス無しの状態での温度すなわち待機状態の温度と、
警報状態での温度との差に相当する値を元の差判定値に
加算することによって求めることができる。
【0029】そして、信号処理部27はガス検知ユニッ
ト1の温度センサ12によって検知している温度と温度
センサ28によって検知した温度との差をとり、この温
度差が予め定めた差判定値を越えているかどうかを判定
するとき、警報部2がガス漏れ警報状態にあるかどうか
を判断し、ガス漏れ警報状態にないときには元の判定値
をそのまま使用し、警報状態にあるときいは元の判定値
よりも大きい第2の判定値を使用するようにする。この
ようにすることによって、ガス漏れ検知動作に伴う発熱
の影響を受けにくくなって、誤りなくより正確に異常の
検出を行うことができるようになる。
【0030】以上概略動作を説明したが、CPU15a
が行う処理を示す図3〜図6のフローチャートを参照し
て、以下その詳細を説明する。まず、補正用温度センサ
12によって検知した温度によって、異常を検出するよ
うにした第1の実施の形態では、ガス検知ユニット1の
信号処理部15内のCPU15aは、図3フローチャー
トに示すように例えば電源の投入によって動作を開始
し、最初のステップS1において、ガス検知ユニット1
のガスセンサ11によって検知しているガス濃度を読み
込み、この読み込んだガス濃度をRAM15c内のワー
クエリアに形成されたガス濃度エリアに格納する。その
後ステップS2に進んでガス検知ユニット1の温度セン
サ12によって検知している警報器内部の温度を読み込
み、この読み込んだ温度をRAM15c内のワークエリ
アに形成されたガス濃度エリアに格納する。上記ステッ
プS2において読み込み格納した温度は、続くステップ
S3において、ステップS1で読み込み格納したガス濃
度の温度による変化分を補正する温度補正処理を行うた
めに利用される。
【0031】ステップS3における検知ガス濃度につい
ての温度補正処理が終了した後、ステップS4に進んで
補正後の検知ガス濃度が予め定めた警報レベルを越えて
いるか否かを判定し、この判定がYESのとき、すなわ
ち補正後の検知ガス濃度が警報レベルを越えているとき
にはステップS5に進んでガス漏れ警報信号を信号出力
回路14を介して警報部2に対して出力する処理を行っ
てからステップS6に進む。ステップS4の判定がNO
のとき、すなわち補正後の検知ガス濃度が警報レベルを
越えていないときにはステップS5を飛ばしてステップ
S6に進み、ここで上記ステップS2において読み込み
格納した温度をコネクタC2を介して警報部2に対して
出力する処理を行ってから上記ステップS1に戻って上
述の動作を繰り返す。
【0032】一方、警報部2の信号処理部27内のCP
U27aは、図4のフローチャートに示すように例えば
電源の投入によって動作を開始し、最初のステップS1
1において、ガス検知ユニット1からのガス漏れ警報信
号を入力したか否かを判定し、判定がYESのときには
ステップS12に進んでガス漏れ警報音をスピーカ26
に発生させると共に、警報表示をインジケータ表示部2
5に点灯させる警報処理を行ってから次のステップS1
3に進む。ステップS11の判定がNOのとき、すなわ
ちガス漏れ警報信号をガス検知ユニット1から入力して
いないときにはステップS13に進んでコネクタC2を
介して入力した検知温度が予め定めた判定値以上である
か否かを判定し、この判定がYESのときにはステップ
S14に進んで異常警報音をスピーカ26に発生させる
と共に、警報表示をインジケータ表示部25に点灯させ
る警報処理を行ってから上記ステップS11に戻る。な
お、ステップS13の判定がNOのときにはステップS
11に戻ってステップS11又はS13の何れかがYE
Sとなるのを待つ。ガス漏れ警報音と異常警報音は、互
いに識別可能なようなように互いに異なった音色、回数
などによって発生される。
【0033】次に、異常検出のために補正用温度センサ
12とは別個に警報部2に設けた温度センサ28によっ
て検知した温度によって、異常の誤検出を防ぐようにし
た第2の実施の形態について説明する。この第2の実施
形態では、ガス検知ユニット1の信号処理部15内のC
PU15aは、図3フローチャートと同じ処理を行って
いるが、警報部2の信号処理部27内のCPU27a
は、図5のフローチャートに示すように例えば電源の投
入によって動作を開始し、最初のステップS11aにお
いて、ガス検知ユニット1からのガス漏れ警報信号を入
力したか否かを判定し、判定がYESのときにはステッ
プS12aに進んでガス漏れ警報音をスピーカ26に発
生させると共に、警報表示をインジケータ表示部25に
点灯させる警報処理を行ってから次のステップS13a
に進む。ステップS11aの判定がNOのときにはステ
ップS13aに進んでコネクタC2を介して入力した検
知温度をRAM27c内の検知温度格納エリアに格納し
た後ステップS14aに進む。ステップS14aにおい
ては温度センサ28によって検知した周囲温度を読み込
みRAM27c内の周囲温度格納エリアに格納する。
【0034】その後ステップS15aに進み、ここで上
記ステップS13a及び14aにおいてそれぞれ格納し
た温度の差を求め、続くステップS16aにおいてこの
温度差が予め定めた差判定値以上であるか否かを判定
し、この判定がYESのときにはステップS17aに進
んで異常警報音をスピーカ26に発生させると共に、警
報表示をインジケータ表示部25に点灯させる警報処理
を行ってから上記ステップS11aに戻る。なお、ステ
ップS16aの判定がNOのときにはステップS11a
に戻ってステップS11a又はS16aの何れかがYE
Sとなるのを待つ。この場合も、ガス漏れ警報音と異常
警報音は、互いに識別可能なようなように互いに異なっ
た音色、回数などによって発生される。
【0035】なお、警報部2に設けた温度センサ28が
火災検知用をかねているときには、ステップS13aに
おいて格納する温度について一定時間相前後するものを
保持しておき、その一定時間の間の温度上昇率が予め定
めた上昇率以上に大きいときに火災発生による温度上昇
であると判断するステップを追加し、火災と判断したと
きに、ガス漏れ警報音及び異常警報音と互いに識別可能
なような火災警報音を発生されるように、図5のフロー
チャートを変更すればよい。
【0036】更に、ガス漏れ警報時の温度上昇によって
生じる可能性のある、異常の誤検出を防ぐようにした第
3の実施の形態について説明する。この第3の実施形態
では、ガス検知ユニット1の信号処理部15内のCPU
15aは、図3フローチャートと同じ処理を行っている
が、警報部2の信号処理部27内のCPU27aは、図
6のフローチャートに示すように、ステップS15aの
後にガス漏れ警報中であるか否かを判定するステップS
18aを挿入し、判定がNOのときにはステップS16
aに進み、判定がYESのときにはステップS19aに
おいてステップS15aで求めた温度差が第2の差判定
値以上であるか否かを判定し、判定がYESのときには
ステップS17aにNOのときには上記ステップS11
aに戻るように、図5のフローチャートを変更するよう
にすればよい。
【0037】図3〜図6のフローチャートに基づいて行
った説明から明らかなように、ガス検知ユニット1のC
PU15aがガスセンサ11と補正用温度センサ12と
の両センサからの信号を入力して処理しガスセンサによ
って検知したガスの濃度が警報レベルを越えているとき
警報部2に対してガス漏れ警報信号を出力するガス漏れ
検出手段15a−1として働き、警報部2のCPU27
aが、ガス検知ユニット1からの警報信号の入力に応じ
てガス漏れ警報を発する警報発生手段27a−1と、補
正用温度センサ12が検知した温度が予め定めた判定値
以上となったとき、温度上昇異常が生じていると判断し
て異常検出信号を発生する異常検出手段27a−2と、
第2の温度センサ28が検知した温度の上昇率に基づい
て火災の発生を検出し、火災検出信号を発生する火災検
出手段27a−3としてそれぞれ働いている。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、警報発生手段の発生するガス漏れ警報と識別
可能な異常警報によって、警報器内に予め定めた判定値
以上の温度上昇が生じたことを知らせるので、温度上昇
の一因となるショート回路の生じていることをいち早く
知らせ、警報器が故障する前に、事前に点検などの対応
を取らせることができる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、ガス漏れ警
報と識別可能な異常警報を、雰囲気温度によって左右さ
れることなく、警報器内に周囲温度よりも予め定めた差
判定値以上の温度上昇が生じたことで知らせることがで
きるので、雰囲気温度によって異常警報を発する温度レ
ベルが変わることがなく、温度上昇の一因となるショー
ト回路の生じていることをいち早く知らせるタイミング
を画一的なものとして、警報器が故障する前に、事前に
点検などの対応を安定的に取らせることができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、発熱を伴う
濃度の高いガス漏れを検出しているときでも、ガスセン
サの発生する熱により誤動作することを防ぐことができ
るので、より確実に警報器が故障する前に、事前に点検
などの対応を安定的に取らせることができる。
【0041】請求項4記載の発明によれば、別個に温度
センサを設けることなく、異常警報の他に火災警報も発
することができる。また、火災検出用温度センサを有す
るガス漏れ警報器では、何等の温度センサも追加するこ
となく、異常警報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)は本発明によるガス漏れ警報
器の基本構成をそれぞれ示すブロック図である。
【図2】本発明によるガス漏れ警報器の一実施の形態を
示す図である。
【図3】図2中のガス検知ユニット内のCPUが行う処
理を示すフローチャートである。
【図4】図2中の警報部内のCPUが行う処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】図2中の警報部内のCPUが行う処理の他の実
施の形態を示すフローチャートである。
【図6】図2中の警報部内のCPUが行う処理の別の実
施の形態を示すフローチャートである。
【図7】従来のガス漏れ警報器の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ガス検知ユニット 11 ガスセンサ 12 補正用温度センサ 15a−1 ガス漏れ検出手段(CPU) 2 警報部 22 電源回路 27a−1 警報発生手段(CPU) 27a−2 異常検出手段(CPU) 27a−3 火災検出手段(CPU) 28 第2の温度センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各部に電源を供給する電源回路を有する
    警報部と、該警報部に対して電気的に接離自在となるよ
    うに前記警報部と別体に形成されたガス検知ユニットと
    を備え、前記ガス検知ユニットが、検知ガスの濃度に応
    じた大きさの検知信号を発生するガスセンサと、該ガス
    センサの温度特性を補正するため雰囲気温度を検知して
    温度信号を発生する補正用温度センサと、両センサから
    の信号を入力して処理し前記ガスセンサによって検知し
    たガスの濃度が警報レベルを越えているとき前記警報部
    に対して警報信号を出力するガス漏れ検出手段とを有
    し、前記警報部が前記ガス検知ユニットからの警報信号
    の入力に応じてガス漏れ警報を発する警報発生手段を有
    するガス漏れ警報器において、 前記補正用温度センサが検知した温度が予め定めた判定
    値以上となったとき、温度上昇異常が生じていると判断
    して異常検出信号を発生し、該異常検出信号を前記警報
    部に対して出力する異常検出手段とを備え、 前記警報発生手段が、前記異常検出手段からの前記異常
    検出信号の入力に応じて、前記ガス漏れ警報と識別可能
    な異常警報を発することを特徴とするガス漏れ警報器。
  2. 【請求項2】 各部に電源を供給する電源回路を有する
    警報部と、該警報部に対して電気的に接離自在となるよ
    うに前記警報部と別体に形成されたガス検知ユニットと
    を備え、前記ガス検知ユニットが、検知ガスの濃度に応
    じた大きさの検知信号を発生するガスセンサと、該ガス
    センサの温度特性を補正するため雰囲気温度を検知して
    温度信号を発生する補正用温度センサと、両センサから
    の信号を入力して処理し前記ガスセンサによって検知し
    たガスの濃度が警報レベルを越えているとき前記警報部
    に対してガス漏れ警報信号を出力するガス漏れ検出手段
    とを有し、前記警報部が前記ガス検知ユニットからのガ
    ス漏れ警報信号の入力に応じてガス漏れ警報を発する警
    報発生手段を有するガス漏れ警報器において、前記警報
    部が、 周囲の温度を検知する第2の温度センサと、 前記補正用温度センサが検知した雰囲気温度と前記第2
    の温度センサが検知した温度との差をとり、該温度差が
    予め定めた差判定値以上となったとき、温度上昇異常が
    発生していると判断して異常検出信号を発生する異常検
    出手段とを有し、 前記警報発生手段が、前記異常検出手段の発生する前記
    異常検出信号により、前記ガス漏れ警報と識別可能な異
    常警報を発することを特徴とするガス漏れ警報器。
  3. 【請求項3】 前記異常検出手段は、前記予め定めた差
    判定値として前記差判定値よりも所定値大きい第2の差
    判定値を更に有し、前記警報部がガス漏れ警報を発して
    いる場合、前記温度差が前記第2の差判定値以上になっ
    たとき前記異常検出信号を発生することを特徴とする請
    求項2記載のガス漏れ警報器。
  4. 【請求項4】 前記警報部が、 前記第2の温度センサが検知した温度の上昇率に基づい
    て火災の発生を検出し、火災検出信号を発生する火災検
    出手段を更に有し、 前記警報発生手段が、前記火災検出手段の発生する前記
    火災検出信号により、前記ガス漏れ警報及び前記異常警
    報と識別可能な火災警報を発することを特徴とする請求
    項2又は3記載のガス漏れ警報器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001324463A (ja) * 2000-05-12 2001-11-22 Hioki Ee Corp ガス濃度検出センサおよびガス濃度測定装置
CN108534956A (zh) * 2018-03-14 2018-09-14 合肥光万信息科技有限公司 一种用于危化品泄露检测装置的智能化气体检测传感器
CN110230777A (zh) * 2019-05-26 2019-09-13 北京航星网讯技术股份有限公司 基于阀井检测和北斗通信的城市可燃气管网测控***
JP2020077156A (ja) * 2018-11-07 2020-05-21 矢崎エナジーシステム株式会社 警報器

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