JPH11278161A - 回転防止取付けクリップ - Google Patents

回転防止取付けクリップ

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JPH11278161A
JPH11278161A JP37280098A JP37280098A JPH11278161A JP H11278161 A JPH11278161 A JP H11278161A JP 37280098 A JP37280098 A JP 37280098A JP 37280098 A JP37280098 A JP 37280098A JP H11278161 A JPH11278161 A JP H11278161A
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JP
Japan
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clip
leg
opening
bezel
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP37280098A
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English (en)
Inventor
Douglas A Fischer
エー.フィッシャー ダグラス
Douglas C Miller
シー.ミラー ダグラス
Dean T Miller
ティー.ミラー ディーン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lear Donnelly Overhead Systems LLC
Original Assignee
Lear Donnelly Overhead Systems LLC
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Filing date
Publication date
Application filed by Lear Donnelly Overhead Systems LLC filed Critical Lear Donnelly Overhead Systems LLC
Publication of JPH11278161A publication Critical patent/JPH11278161A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B2/00Friction-grip releasable fastenings
    • F16B2/20Clips, i.e. with gripping action effected solely by the inherent resistance to deformation of the material of the fastening
    • F16B2/22Clips, i.e. with gripping action effected solely by the inherent resistance to deformation of the material of the fastening of resilient material, e.g. rubbery material

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラブ・ハンドルなどの車両の付属品を車両
のワーク・ブラケットに取り付ける回転防止取付けクリ
ップを提供すること。 【解決手段】 この取付けクリップは、ノッチを含む固
定脚部と可撓性脚部とを有するベゼルを備える。ノッチ
は、開口部の縁部をルーフ・ブラケットで受容するよう
に構成され、可撓性脚部は、ルーフ・ブラケットの開口
部の縁部に当接するように構成される。固定脚部および
可撓性脚部がルーフ・ブラケットの側縁部と接触するこ
とによって、取付けクリップのルーフ・ブラケット開口
部内での回転がほぼ防止されるように、固定脚部と可撓
性脚部が配向される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】関連特許出願 本願は、1998年2月3日出願の米国仮特許出願第6
0/073542号の利益を請求する。本発明は、取付
けクリップに関し、詳細には、車両付属品を自動車構造
に取付ける回転防止取付けクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】今日の自動車の客室は、ヘッドライナが
取り付けられた薄板ルーフを有する。ヘッドライナは通
常、装飾面と共に成形され、あるいは外側装飾層で覆わ
れた繊維状バッティング層である。ヘッドライナは、ヘ
ッドライナおよびルーフの整列するスロットまたは孔を
通過するクリップによって車両ルーフに取り付けること
ができる。ヘッドライナをルーフに取り付けるだけでな
く、クリップによって付属品を車両に取り付けるのが一
般的である。このような付属品には、たとえばプル・グ
リップ、ガーメント・フック、ライト・アセンブリ、ミ
ラー・アセンブリ、バイザ、バイザ・マウントが含まれ
る。
【0003】車両サン・バイザまたはその他の付属品を
車両室内ルーフ構造に取り付けるためのいくつかの異な
るクリップ装置が提案されている。1つのそのような構
成は、1994年5月24日にWeiland等に発行
された米国特許第5314227号で開示されている。
この特許は、車両の薄板ルーフの上面を把持する一対の
弾性離間脚部を含む取付け部材を有するロッキング・バ
イザ・マウントを開示している。スナップイン・ベゼル
は、脚部をロック位置でルーフに押し付け、取付け部材
にロックされる。
【0004】車両ヘッダの開口部に取り付けられるサン
・バイザ・リテーナ・アセンブリは、1992年1月2
1日にGuteに発行された米国特許第5560669
号で開示されている。バイザ・リテーナ・アセンブリは
ハウジングとリテーナ・ピンとを含む。ハウジングは、
ピン開口部と、リビング・ヒンジ部によって本体に旋回
可能に接続された4つのフラップとを含む本体を有す
る。保持ピンをピン開口部に挿入して、フラップをヘッ
ダ開口部の縁部の方へ旋回させ、ヘッダをフラップとフ
ラップに隣接する本体の部分との間にクランプ止めする
ことができる。
【0005】1997年9月2日にAdams等に発行
された米国特許第5662375号は、一体に形成され
た取付けクリップを含むグリップ・ハンドルなどの車両
付属品を開示する。取付けクリップは、一端をアペック
ス即ち頂点で互いに接合された一対の分岐脚部を有し、
一方の脚部は他端で付属品に接合される。他方の脚部は
その他端においては取り付けはなされず弾性機能を有す
る。脚部の他端上のリテーナは、ルーフ薄板金属上に設
置され、取付けクリップをルーフ内に保持する。ロッキ
ング・ベゼルは、ベゼル自体が薄板スロットに挿入され
クリップを薄板にロックした後に脚部同士の間に受容さ
れる一対のラグ即ち突出部とロッキング・フィンガとを
有する。フィンガは、一方の脚部のスロットに受容さ
れ、ベゼルを解放可能にクリップに締結する。
【0006】
【発明の概要】本発明は、各辺が縁部を有する多辺開口
部を有するルーフ・ブラケットで使用される回転防止取
付けクリップを提供することによって、取付けクリップ
が車両ルーフ・ブラケットの開口部内で回転する傾向が
ある問題に対処する。この回転防止取付けクリップは、
この取付けクリップが設置されたときに多辺ルーフ開口
部を覆うような寸法にされたほぼ平坦なベゼルを備え
る。ベゼルは、対向する上面および下面を有し、上面お
よび下面を通って延びるロッキング・フラップ開口部を
確定する。ベゼルの一部は車両付属品を取付けるように
構成される。回転防止取付けクリップはさらに、ベゼル
の上面から上向きに延び、アペックスで終端する下端を
有する固定脚部を含む。固定脚部の側面にノッチが設け
られ、このノッチは、ルーフ・ブラケットにクリップを
保持するために多辺開口部の側縁部を受容するように構
成される。少なくとも2つの可撓性脚部が設けられ、こ
れらの脚部は、アペックスで固定脚部に接続された第1
の端部と、リップで終端する第2の端部とを有する。リ
ップは、ルーフの上面に重なるように構成された第1の
表面と、ルーフ・ブラケットにクリップが取付けられた
ときに多辺開口部の側縁部に当接するように構成された
第2の表面とを有する。各可撓性脚部は、固定脚部と共
に、ロッキング・フラップ開口部に重なるギャップを形
成する。各可撓性脚部は、固定脚部から間隔を置いて配
置されると共に互いに間隔を置いて配置され、そのた
め、各リップの第1の表面の少なくとも一部は、固定脚
部および他の可撓性脚部とは異なる多辺開口部の側縁部
に当接するように構成される。ロッキング・フラップ
は、下面と上面とを有し、ロック位置とロック解除位置
との間で移動できるようにベゼルに旋回可能に取り付け
られる。ロッキング・フラップの上面上にロッキング・
タブが設けられ、このタブは、ロッキング・フラップが
ロック解除位置にあるときにはロッキング・フラップ開
口部から離れ、ロッキング・フラップがロック位置にあ
るときにはロッキング・フラップ開口部を通って延びて
ギャップに入り、クリップが設置されるときに可撓性脚
部の内側への移動を防止し、それによって各可撓性脚部
の第1の表面をルーフの上面に当接した状態に保持し、
さらに各第2の表面の少なくとも一部を多辺開口部のそ
れぞれの異なる側縁部に当接した状態に保持する。多辺
開口部は、多辺開口部の他の側縁部を保持するノッチと
共に、多辺開口部内のクリップが、ベゼル上面にほぼ直
交する回転軸の周りで回転するのを防止する。
【0007】好ましくは、各リップの第2の表面は2つ
の面を有し、各面は、ルーフ・ブラケットにクリップが
取り付けられたときにそれぞれの異なる側縁部に当接す
るように構成される。また、2つの可撓性脚部があると
きは、各脚部の一方の面が同じ側縁部に当接し、各脚部
の他方の面が反対側の側縁部に当接することが好まし
い。さらに、各脚部の側面は好ましくは、互いに交差し
て隅部を形成し、この隅部は、2つの側縁部が交差する
ことによって形成される多辺開口部の隅部に対して相補
的に構成され、そのため、各脚部は2つの隣接する側縁
部にそれらの隅部で当接する。
【0008】ロッキング・タブは、それがロック位置に
あるときに、2つの可撓性脚部の間に受容され、各脚部
の他方の面を対応する反対側の縁部に押し付ける第1の
部分を備えることもできる。ロッキング・タブはさら
に、ロッキング・フラップがロック位置にあるときに、
固定脚部と2つの可撓性脚部のそれぞれとの内部に受容
され、2つの可撓性脚部のそれぞれの一方の面を同じ側
縁部に押し付ける第2の部分を含むことができる。固定
脚部の対向する2つの側面が、ロッキング・フラップが
ロック位置にあるときに多辺開口部の側縁部に隣接し、
取付けクリップが軸の周りで回転するのを防止するよう
に構成されるような寸法に、固定脚部を構成することが
できる。
【0009】回転防止取付けクリップは好ましくは、固
定脚部に対して配向された3つの可撓性脚部を含むこと
ができ、したがって、各リップは、ロッキング・タブが
ロック位置にあるときに他のリップおよびノッチとは異
なる矩形形状の多辺開口部の側縁部に当接するように構
成される。好ましくは、各脚部が2つの隣接する脚部に
ほぼ直交し、反対側の脚部にほぼ平行になり、対向する
第1および第2の可撓性脚部と、対向する第3の可撓性
脚部および固定脚部を形成するように、3つの可撓性脚
部および固定脚部はクロス・パターンに配向される。3
可撓性脚部構成では、ロッキング・タブは好ましくは、
対向するテーパ付き端部を有する横壁を含み、各テーパ
付き端部は、ロッキング・タブがロック位置にあるとき
に、第1および第2の可撓性脚部のうちの一方に当接し
て、第1および第2の脚部の第2の面を多辺開口部の側
縁部に押し付ける。ロッキング・タブはさらに、横壁に
ほぼ直交し、固定脚部内の第3の可撓性脚部に当接し
て、第3の脚部の第2の表面を多辺開口部の側縁部に押
し付けるスペーサを備えることができる。
【0010】本発明の代替実施形態は、取付けクリップ
が設置されたときに多辺ルーフ開口部を覆うような寸法
にされたほぼ平坦なベゼルを備える回転防止取付けクリ
ップによって達成することができる。このベゼルは、対
向する上面および下面と、上面および下面を通って延び
るロッキング・フラップ開口部とを有する。ベゼルの一
部は、車両付属品を取り付けるように構成される。ベゼ
ル上にフック部材が設けられ、このフック部材は、ベゼ
ル上面に接続されたベースを有する。フック部材に結合
されたフィンガは、ベースから延び、ベゼル上面に重な
り、それによってフィンガとベースは、ルーフにクリッ
プが取り付けられたときに多辺開口部の側縁部を受容す
るように構成されたノッチを画定する。固定脚部は、ベ
ゼル上面から上向きに延び、アペックスで終端する下端
を有する。弾性可撓性脚部は、固定脚部・アペックスに
接続された第1の端部を有し、アペックスから下向きに
延び、そのため、可撓性脚部と固定脚部との間のギャッ
プはロッキング・フラップ開口部に重なる。可撓性脚部
はリップで終端し、このリップは、ルーフ・ブラケット
にクリップが取り付けられたときに、ルーフの上面に重
なるように構成された第1の面と、ノッチとは異なる多
辺開口部の側縁部に当接するように構成された第2の表
面とを有する。ロッキング・フラップは、ロック位置と
ロック解除位置との間で移動できるようにベゼルに旋回
可能に取り付けられる。ロッキング・フラップの上面上
にロッキング・タブが設けられ、このタブは、ロッキン
グ・フラップがロック位置にあるときにロッキング・フ
ラップ開口部から取り外され、ロッキング・フラップが
ロック位置にあるときには開口部のギャップに入りこ
む。ロッキング・フラップがロック位置にあるとき、ロ
ッキング・タブはギャップ内に位置決めされ、実質上、
可撓性脚部が内側へ移動するのを防止する。ノッチは、
ルーフにクリップが取り付けられたときに、多辺開口部
の1つの側縁部にクリップを保持し、リップ内のノッチ
の部分が多辺開口部の異なる側縁部に当接し、ノッチの
一部とリップの第2の表面が多辺開口部の異なる側縁部
に当接するように構成される。
【0011】好ましくは、フック・ベースは、対向する
側面を含み、これらの側面は、そのそれぞれが、ルーフ
にクリップが取り付けられたときに多辺開口部の反対側
の側縁部に当接するように、間隔を置いて配置される。
対向する側面は好ましくは面取りされる。回転防止取付
けクリップは好ましくは、ベゼルの開口部と同心の中空
のスナップエンド・コネクタを備える。スナップエンド
・コネクタは、バイザ・サポート・アームを受容し保持
するように構成される。次に、本発明について図面を参
照して説明する。
【0012】
【好適な実施例の詳細な説明】次に、図1ないし図5を
参照するとわかるように、車両付属品取付けクリップま
たはブラケットは、4つの脚部12、14、16、18
を有する回転防止スナップイン取付けクリップ10を含
む。脚部14は、固定され、ベゼル26から上向きに延
び、アペックス(頂部)20で終端する。脚部12、1
6、18は、中央アペックス20と一体に形成され、中
央アペックスから下向きに延びる。脚部は、パネル24
の多辺開口部25にはまるように構成される。一応用例
では、パネル24は車両の車内ルーフ・ブラケットであ
り、薄板で構成することができ、クリップ10は、付属
品および/またはヘッドライナ29を車内ルーフ・ブラ
ケットに取り付けるための開口部25に取付けられるよ
うに構成される。脚部14は、開口部にクリップ10が
設置されたときに薄板開口部25の内側縁部27を受容
するような寸法にされたノッチ22を有する。脚部1
2、16、18はそれぞれ、可撓性であり、開口部25
に隣接するパネル上面部において着座係合するように、
脚部の下部に形成されたリップ43、44、46を夫々
有する。各リップは、ルーフにクリップが取り付けられ
たときに、パネルの上面に載置される第1の表面43
a、44a、46aと、多辺開口部25の側縁部に当接
する第2の表面43b、44b、46bとを有する。
【0013】ベゼル26は、脚部14と一体に形成さ
れ、脚部のベースを形成し、クリップ開口部42を画定
する。ロッキング・フラップ28は、一体に形成された
リビング・ヒンジ30を通じてベゼル26に旋回可能に
接続される。スタンドオフ・リブ32は、ベゼル・ベー
ス26から上向きに延び、パネル24の下面に接触し、
ベゼル26を、ヘッドライナを設けるのに十分な距離だ
けパネルから離隔させる。
【0014】ロッキング・フラップ28は、可撓性の脚
部の相対位置を多辺開口部に固定するロッキング・タブ
を含む。ロッキング・タブは、壁の両端に形成された横
方向へ延びる一対の領域リブ34、36を含む直立壁3
7と、好ましくは壁にほぼ垂直に延び、壁37と共に形
成され間隔を置いて配置された一対のリブ38、40と
を有するくさび部材35を備える。車両付属品などの付
属品(図示せず)は、取付けクリップが設置されたとき
に車両に装着できるように取付けクリップ10と一体に
形成するか、あるいはその他の方法で取付けクリップに
取り付けることができる。一体に形成された取付けクリ
ップを含む車両付属品は、1997年9月2日に発行さ
れ引用によって組み込まれた米国特許第5662375
号で開示されている。
【0015】設置時にはまず、図2に示したように、脚
部14のノッチ22が開口部25の内側縁部を受容し、
脚部16、18のリップ44、46の第1の表面43
a、44a、46aがパネル24の上面27上の開口部
に隣接する位置に設置されるまで、脚部12、14、1
6、18をパネル24の開口部25に挿入する。脚部が
その性質上、設置前には外方に付勢されていて、設置時
には内側にたわみ、それによってフラップの下面43
b、44b、46bが開口部25の縁部にしっかり当接
するように、いくらかの弾性を示すプラスチック材料の
如き材料で脚部および中央アペックス20を形成するこ
とが好ましい。
【0016】脚部をパネルに係合させた状態で、ロッキ
ング・フラップ28をリビング・ヒンジ30の周りで、
図5に示した矢印48で示した方向へ回転させる。フラ
ップ28をベゼル開口部に挿入すると、リブ34、36
が脚部16、18に接触し、同時にリブ38、40が脚
部12、14に接触し、ロッキング・クリップ10を脚
部とパネルとの間の4つの接触点でパネル24に固定す
る。したがって、ロッキング・フラップ28が完全に装
着またはロックされた位置にあるときには、クリップ1
0が薄板開口部にロックされ、ロッキング・フラップ2
8の下面47がベゼル26の下面49と同一平面に配置
される。この構成を用いた場合、クリップは、ハンド・
グリップ、バイザなど、クリップに接続された車両付属
品からのねじり力による回転に抵抗する。さもなけれ
ば、このねじり力は、互いにほぼ直交する、矢印A、
B、C(図2ないし図4)で示した回転方向に沿ってク
リップを回転させる傾向がある。開口部25の側縁部2
7をノッチ22で受容することにより、B方向への回転
に対し抵抗することになる。リップの下面43aも、B
方向への回転に抵抗するのに貢献し、程度はずっと低い
が、リップの第1の表面44aおよび46aについても
同様である。しかし、リップの第1の表面44aおよび
46aはノッチと共に、A方向へのクリップの回転に強
く抵抗する。第2の表面43b、44b、46bと開口
部の側縁部との当接は、クリップのC方向への回転また
は開口部25内の回転に抵抗するように働く。
【0017】次に図5および図6を参照すると、本発明
の第2の実施形態による回転防止取付けクリップ50が
示されている。この場合、前の実施形態と同様な部分
は、同様な参照符号で表わされている。回転防止取付け
クリップ50は、ベゼル54から延びるフック52を含
む。車両サン・バイザから旋回ロッド(図示せず)を受
容する管状ブラケット56が、ベゼル54のフック52
に隣接する位置から延びる。管状ブラケット56の特定
の構成は、良く知られており、したがってこれについて
は詳しくは説明しない。フック52は、前壁57と共に
管状ブラケット56を部分的に囲む、間隔を置いて配置
された側壁55を含む。前壁57は底壁59に接続さ
れ、前壁および底壁は側壁55の間に延在する。補強リ
ブ61は、前壁57および底壁59に接続され、側壁5
5にほぼ平行に延びる。側壁55および前壁57の下方
部分にフック・ベース63が接続される。各側壁55と
前壁57との間の交差部は65で面取りされる。フック
・ベース63と底壁59は共に、第1の実施形態のノッ
チと同様に働く。
【0018】ロッキング部材58も、ベゼル54から上
向きに延び、このロッキング部材58は、アペックス6
4で可撓性の脚部62に取付けられた固定脚部60を含
む。脚部62のリップ66および突起68は、フック底
壁59の前部と共にパネル開口部25の縁部を受容する
ように構成され、フック底壁は、パネル24の上面上に
配置され、設置位置でのクリップ50の整合状態を維持
し、回転を防止する。リップは、パネル24の上面に重
なる第1の表面66aと、開口部25の側縁部に当接す
る第2の表面66bとを有する。
【0019】ロッキング・フラップ70は、一体に形成
されたリビング・ヒンジ72を介してベゼル54に旋回
可能に接続される。ロッキング・フラップ上にロッキン
グ・タブが設けられ、このロッキング・タブはロッキン
グ・リブ74、76とリテーナ・フランジ77とを備え
る。間隔を置いて配置されたロッキング・リブ74およ
び76はロッキング・フラップ70の底壁75から延び
る。弾性性質を有するリテーナ・フランジ77は、ロッ
キング・リブ74および76と離間した関係で底壁75
から上向きに延び、面取りショルダ78を有する。面取
りショルダ78は、側壁79の上縁部の上方にスナップ
止めされる。
【0020】パネル24上にクリップ50を設置すると
きはまず、フック52をパネル24の開口部25に挿入
する。次いで、脚部60および62が該開口部内に配置
され、脚部62のリップ66が、パネル24の上面27
上の開口部に隣接する位置に設置されるまで、クリップ
50を図6で示すように時計回りに回転させる。この位
置では、突起68もパネル24のノッチ29に入り、ク
リップを開口部25に対して位置合わせする。
【0021】前の実施形態と同様に、脚部62がその性
質上、設置前には脚部60から離れる方向に偏り即ち付
勢されており、設置時には内側に脚部60の方へたわ
み、それによって第2の表面66bがパネル24の開口
部25の縁部27にしっかり当接するように、いくらか
の弾性を示すプラスチック材料のような材料で脚部6
0、62および中央アペックス64を形成することが好
ましい。脚部62がパネル内にしっかり設置された状態
で、フック部材52の面取り交差部65を開口部25の
内側縁部にくさび止めする。次いで、ロッキング・フラ
ップ70をリビング・ヒンジ72の周りで、矢印80で
示した方向へ回転させる。ロッキング・フラップ70を
ベゼル開口部81内へ向けて回転させると、リブ74お
よび76が、脚部60および62に接触して脚部同士を
押し離し、フック52および脚部62をパネル開口部に
緊密に係合させる。弾性ロッキング・フランジ77上の
ショルダ78が側壁79の上縁部にスナップ止めされる
までロッキング・フラップ70を上向きに押す。ロッキ
ング・フラップ70が、完全に装着された位置にあると
きは、クリップ50が薄板開口部にロックされ、ロッキ
ング・フラップ70の底壁75がベゼル54の下面82
と同一平面に配置される。
【0022】この構成を用いた場合、第1の実施形態で
説明したのと同様に、クリップ50とパネル24との間
の接触点のために、クリップ50を回転させる傾向のあ
る車両サン・バイザからのねじり力に対する抵抗が付与
される。ベース63と下面59との間にパネル縁部27
を受容することは、第1の表面66aと共に、クリップ
のA方向およびB方向の回転を防止するように働く。対
向する面取り表面63、65と、第2の表面66bおよ
び突起68は、すべて単独で、あるいはその組み合わせ
において、クリップのC方向への回転を防止する。
【0023】図8に示した代替構成では、フック部材5
2をスナップイン・コネクタ90に置き代えることがで
きる。コネクタ90は、管状ブラケット56から前方へ
延び、ベゼル54から上向きに突き出る互いに間隔を置
いて配置された直立フランジ92を含む。各フランジ
は、開口部25の内側縁部95を受容するために、面取
りされた案内部94と、案内部94の下方の保持ノッチ
96とを有する。
【0024】前述の構成を用いた場合、脚部60、62
およびスナップイン・コネクタ90をパネル開口部25
に同時に挿入することによってクリップ50の設置を行
うことができる。スナップイン・コネクタ90の面取り
された案内部94は、内側縁部27がノッチ96に受容
されるまで開口部25の内側縁部95に沿って移動す
る。次いで、ロッキング・フラップ70をベゼル開口部
81内で回転させ、クリップ50をパネル24にロック
することができる。
【0025】次に、図9ないし図11を参照すると、本
発明の他の実施形態による回転防止取付けクリップ11
0が示されている。この場合、前の実施形態の同じ部材
は同じ参照符号で表わされている。回転防止取付けクリ
ップ110は、中央アペックス115と一体に形成され
中央アペックス115から下向きに延びる背部脚部11
2および一対の前部脚部118、120を含む。前部脚
部118、120は横方向に互いに離れる方向へ偏り即
ち付勢されており、パネル24の開口部25の内側縁部
95に接触するように構成される。背部脚部112も、
たとえば図1および図2に示したベゼル・ベース26の
ようなプラスチックのような材料のビーズ(図示せず)
と一体に形成される。前の実施形態と同様に、パネル2
4は車両の薄板金属内側ルーフでよく、クリップ110
は、それと共に一体的に形成された車両付属品を、ある
いはその他の方法で該クリップに取り付けることができ
る車両付属品即ちアクセサリーを有することができる。
各前部脚部118および120の下部は、125で示さ
れた3つの表面で面取りされ、それより前方が互いに隣
接する面127a、127bを有する先端となる。互い
に隣接する面127a、127bは開口部25の隅部で
隣接する縁部95に当接する。
【0026】ロッキング・フラップ122(図10)
は、前の実施形態と同様に、リビング・ヒンジ(図示せ
ず)を通して背部脚部112に旋回可能に取り付けられ
る。ロッキング・フラップ122は、ベース123と、
ベースから上向きに延び互いに間隔を置いて配置された
ロッキング・リブ124とを含む。くさび形リブ126
もベース123から上向きに延び、このリブ126は、
間隔を置いて配置されたリブ124同士の間に配置され
る。
【0027】前部脚部114と背部脚部112の間にロ
ッキング・フラップ122を挿入すると、ロッキング・
リブ124は脚部118および120を押し付け、矢印
130で表された方向へ前部脚部を偏らせ付勢する。同
時に、くさび形リブ126は前部脚部を横方向に、矢印
132および134で表された方向へ、互いに離れるよ
うに押す。ロッキング・フラップ122は、装着される
と、クリップ110をパネル開口部25内にロックし、
ロッキング・フラップに取り付けられたハンド・グリッ
プやサン・バイザなどの付属品によって生じる回転に抵
抗する。詳細には、背部脚部の側面および各前部脚部先
端の面127a、127bは開口部25の複数の内側縁
部95に当接し、C方向への回転を防止する。背部脚部
の背面上のノッチに1つの縁部95が受容され、前部脚
部面取り表面がパネル上面に重なり、A方向およびB方
向への回転を防止する。
【0028】本発明の趣旨から逸脱せずに上記の明細書
および図面の趣旨内で合理的な変形および修正が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロック位置で示されたロッキング・フラップを
有する本発明による回転防止クリップの斜視図である。
【図2】図1の取付けクリップが設置された車両のルー
フの部分断面図である。
【図3】図2の回転防止取付けクリップの上平面図であ
る。
【図4】図2の線4−4に沿った回転防止取付けクリッ
プの断面図である。
【図5】ロッキング・フラップがロック解除位置にある
回転防止取付けクリップの底面斜視図である。
【図6】本発明の第2の実施形態による回転防止取付け
クリップの平面斜視図である。
【図7】装着位置にある図6の回転防止取付けクリップ
の縦側面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態による回転防止取付け
クリップの一部の平面斜視図である。
【図9】本発明の第4の実施形態による回転防止取付け
クリップの一部の平面斜視図である。
【図10】図9の回転防止取付けクリップの一部を形成
するロッキング・フラップの平面斜視図である。
【図11】ロッキング・フラップのロック位置への移動
を示す、図9の回転防止取付けクリップの縦側面図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダグラス シー.ミラー アメリカ合衆国.49639 ミシガン,ハー シイ,コディ トレイル 1421 (72)発明者 ディーン ティー.ミラー アメリカ合衆国.49509 ミシガン,ワイ オミング,サウス ウエスト,ピン スロ ープ ドライヴ 5324

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップの一部を受容するために、各辺
    が縁部を有する多辺開口部を有する、車両のルーフ・ブ
    ラケットを備える車両の客室内に車両の付属品を取り付
    ける回転防止取付けクリップであって、 取付けクリップが装着されたときに多辺ブラケット開口
    部を覆うような大きさとされていて、対向する上面およ
    び下面と、該上面および下面を貫通して延在するロッキ
    ング・フラップ開口部とを有し、その一部が車両の付属
    品を取り付けるように構成された、ほぼ平坦なベゼル
    と、 該ベゼルの上面から上向きに延在する下端部を有し、多
    辺開口部の側縁部を受容しルーフ・ブラケットに当該ク
    リップを保持するように構成されたノッチをその側面に
    有し、アペックスまで延在する固定脚部と、 該アペックスで固定脚部に接続される第1の端部とリッ
    プで終端する第2の脚部とを有する少なくとも2つの可
    撓性脚部であって、ルーフ・ブラケットに該クリップが
    取付けられたときに、ルーフの上面に重なるように構成
    された第1の表面と、ルーフ・ブラケットの多辺開口部
    の側縁部に当接するように構成された第2の表面とを該
    リップが有し、各可撓性脚部が、ロッキング・フラップ
    開口部に重なるギャップを固定脚部と共に形成し、各可
    撓性脚部が、固定脚部から間隔を置いて配置されると共
    に互いに間隔を置いて配置され、それによって各リップ
    の第1の表面の少なくとも一部が、固定脚部および他の
    可撓性脚部とは異なる多辺開口部の側縁部に当接するよ
    うに構成される、少なくとも2つの可撓性脚部と、 下面と、ロッキング・タブを備えた上面とを有するロッ
    キング・フラップとを有し、該ロッキング・タブがロッ
    キング・フラップ開口部から解放されるロック解除位置
    とロック位置との間で移動できるようにベゼルに旋回可
    能に該ロッキング・フラップが取付けられており、ロッ
    ク位置では、該ロッキング・フラップが該ロッキング・
    フラップ開口部を閉じ、かつ該ロッキング・タブが該ロ
    ッキング・フラップ開口部を通って固定脚部と少なくと
    も2つの可撓性脚部とのギャップ内に入り込むように延
    在し、該クリップが装着されたときに可撓性脚部の内方
    への移動を実質的に防止し、それによって各可撓性脚部
    の第1の表面をルーフ上面に当接させ、さらに各可撓性
    脚部の第2の表面の少なくとも一部を多辺開口部のそれ
    ぞれの異なる側縁部に当接させ、多辺開口部が、多辺開
    口部の他の側縁部を保持するノッチと共に、該クリップ
    が多辺開口部内で、ベゼル上面にほぼ直交する回転軸の
    周りで回転するのを防止する、回転防止取付けクリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 各リップ部の第2の表面が2つの面を有
    し、各面が、ルーフ・ブラケットにクリップが取付けら
    れたときにそれぞれの異なる側縁部に当接するように構
    成される、請求項1に記載の回転防止取付けクリップ。
  3. 【請求項3】 2つの可撓性脚部があり、各脚部の一方
    の面が同じ側縁部に当接し、各脚部の他方の面が、対向
    する側縁部に当接する、請求項2に記載の回転防止取付
    けリップ。
  4. 【請求項4】 各脚部の各側面が交差して隅部を形成
    し、この隅部が、2つの側縁部が交差することによって
    形成された多辺開口部の隅部に対して相補的に構成さ
    れ、それによって各脚部がその隅部で2つの隣接する側
    縁部に当接する、請求項3に記載の回転防止取付けクリ
    ップ。
  5. 【請求項5】 ロッキング・タブが第1の部分を備え、
    第1の部分が、2つの可撓性脚部の間に受容され、ロッ
    キング・タブがロック位置にあるときに各脚部の他方の
    面を対応する対向する側縁部に押し付ける、請求項3に
    記載の回転防止取付けクリップ。
  6. 【請求項6】 ロッキング・タブがさらに第1の部分を
    備え、第1の部分が、固定脚部と2つの可撓性脚部のそ
    れぞれとの間に受容され、ロッキング・フラップがロッ
    ク位置にあるときに2つの可撓性脚部のそれぞれの一方
    の面を同じ側縁部に押し付ける、請求項5に記載の回転
    防止取付けクリップ。
  7. 【請求項7】 固定脚部が、2つの対向する側面を有
    し、ロッキング・フラップがロック位置にあるときに矩
    形形状を有する多辺開口部の対向する側縁部に隣接する
    ように前記対向する側面が構成されるような寸法にされ
    る、請求項6に記載の回転防止取付けクリップ。
  8. 【請求項8】 ロッキング・タブがロック位置にあると
    きに、他のリップおよび固定脚部のノッチとは異なる、
    矩形形状を有する多辺開口部の異なる側縁部に当接する
    ように各リップが構成されるように、固定脚部に対して
    配向された3つの可撓性脚部がある、請求項1に記載の
    回転防止取付けクリップ。
  9. 【請求項9】 各脚部が、2つの隣接する脚部にほぼ直
    交し、かつ対向する脚部にほぼ平行になり、対向する第
    1および第2の可撓性脚部と、対向する第3の可撓性脚
    部および固定脚部を形成するように、3つの可撓性脚部
    および固定脚部がクロス・パターンに配向される、請求
    項8に記載の回転防止取付けクリップ。
  10. 【請求項10】 ロッキング・タブが、対向するテーパ
    付き端部を有する横壁を備え、各テーパ付き端部が、ロ
    ッキング・フラップがロック位置にあるときに、第1お
    よび第2の可撓性脚部のうちの一方に当接し、第1およ
    び第2の脚部の第2の面を多辺開口部の側縁部に押し付
    ける、請求項10に記載の回転防止取付けクリップ。
  11. 【請求項11】 ロッキング・タブがさらにスペーサを
    備え、スペーサが、横壁にほぼ直行し、ロッキング・フ
    ラップがロック位置にあるときに第3の可撓性脚部およ
    び固定脚部に当接して第3の可撓性脚部の第2の表面を
    多辺開口部の側縁部に押し付ける、請求項10に記載の
    回転防止取付けクリップ。
  12. 【請求項12】 ロッキング・タブがさらに第1の部分
    を備え、第1の部分が、可撓性脚部同士の間に受容さ
    れ、ロッキング・フラップがロック位置にあるときに各
    脚部の第2の表面を多辺開口部の対応する側縁部に押し
    付けるように構成される、請求項1に記載の回転防止取
    付けクリップ。
  13. 【請求項13】 ロッキング・タブがさらに第2の部分
    を備え、第2の部分が、固定脚部と少なくとも1つの可
    撓性脚部との間に受容され、ロッキング・タブが固定位
    置にあるときに少なくとも1つの可撓性脚部の第2の表
    面を多辺開口部の対応する側縁部に押し付けるように構
    成される、請求項12に記載の回転防止取付けクリッ
    プ。
  14. 【請求項14】 さらに、ベゼルの上面から上向きに延
    び、ルーフ・ブラケットにクリップが取り付けられたと
    きにルーフ・ブラケット下面からベゼル上面を離隔させ
    るように構成されたスペーサを備える、請求項13に記
    載の回転防止取付けクリップ。
  15. 【請求項15】 さらに、ベゼルとロッキング・フラン
    ジとの間で延び、ロッキング・フランジをベゼルに旋回
    可能に接続するリビング・ヒンジを備える、請求項14
    に記載の回転防止取付けクリップ。
  16. 【請求項16】 各リップの第1の表面が、面取りさ
    れ、ルーフにクリップが取り付けられたときにルーフの
    上面の少なくとも一部に重なるように構成される、請求
    項15に記載の回転防止取付けクリップ。
  17. 【請求項17】 クリップの一部を受容するために各辺
    が縁部を有する多辺開口部を有する車両のルーフを備え
    る車両の客室内に車両の付属品を取り付ける回転防止取
    付けクリップであって、 クリップが装着されたときに多辺ルーフ開口部を覆うよ
    うな寸法にされ、対向する上面および下面と、対向する
    該上面および下面を貫通して延在するロッキング・フラ
    ップ開口部とを有し、その一部が車両の付属品を取り付
    けるように構成された、ほぼ平坦なベゼルと、 該ベゼルの上面に接続されたベースと、該ベースから離
    れる方向へ延びベゼル上面に重なるフィンガとを有し、
    該フィンガとベースが、ルーフに該クリップが取り付け
    られたときに多辺開口部の側縁部を受容するように構成
    されたノッチを画定する、フック部材と、 ベゼル上面から上向きに延びる下端を有し、アペックス
    で終端する固定脚部と、 該アペックスで該固定脚部と接続されている第1の端部
    を有する弾性性質を有する可撓性脚部であって、該可撓
    性脚部と固定脚部との間のギャップがロッキング・フラ
    ップ開口部に重なるように該アペックスから下向きに延
    び、リップで終端し、リップが、ルーフに該クリップが
    取り付けられたときに、ルーフの上面に重なるように構
    成された第1の表面と、ノッチのところとは異なる多辺
    開口部の側縁部に当接するように構成された第2の表面
    とを有する、弾性可撓性脚部と、 下面と、上部にロッキング・タブを備えた上面とを有す
    るロッキング・フラップとを備え、該ロッキング・タブ
    がロッキング・フラップ開口部から解放されるロック解
    除位置とロック位置との間で移動できるようにベゼルに
    旋回可能に該ロッキング・フラップが取り付けられてお
    り、ロック位置では、該ロッキング・フラップがロッキ
    ング・フラップ開口部を閉じ、該ロッキング・タブが開
    口部に入ると共に、固定脚部と可撓性脚部との間のギャ
    ップに入り込んで延在し、ルーフ・ブラケットにクリッ
    プが取り付けられたときに可撓性脚部の内方への移動を
    実質的に防止するようにされており、 ルーフに該クリップが取り付けられたときに、該ノッチ
    がクリップを多辺開口部の1つの側縁部に保持するよう
    に構成されており、該ノッチの一部と該リップの第1の
    表面が多辺開口部の異なる側縁部に当接し、該ノッチの
    一部と該リップの第2の表面が多辺開口部の異なる側部
    に当接するように構成される、回転防止取付けクリッ
    プ。
  18. 【請求項18】 フック・ベースが対向する側面を含
    み、対向する側面が、それぞれ、ルーフにクリップが取
    り付けられたときに多辺開口部の対向する側縁部に当接
    するように、互いに間隔を置いて配置される、請求項1
    7に記載の回転防止取付けクリップ。
  19. 【請求項19】 対向する側面が、面取りされ、した
    がって、車両のルーフにクリップが取り付けられたとき
    に多辺開口部の対向する側縁部に当接して第3の軸の周
    りの回転をさらに防止するように構成される、請求項1
    8に記載の回転防止取付けクリップ。
  20. 【請求項20】 ベゼルが第2の開口部を備え、車両の
    構成要素に接続されるように構成されたベゼルの部分
    が、第2の開口部と同心であり、ベゼルから上向きに延
    びる中空のスナップイン・コネクタであり、かつバイザ
    ・サポート・アームを受容し保持するように構成され
    る、請求項19に記載の回転防止取付けクリップ。
  21. 【請求項21】 スナップイン・コネクタが固定脚部と
    フックとの間に位置決めされる、請求項20に記載の回
    転防止取付けクリップ。
  22. 【請求項22】 ロッキング・フラップがロッキング・
    タブを備え、ロッキング・タブが、ロッキング・フラッ
    プがロック位置にあるときに固定脚部と可撓性脚部との
    間に受容され、可撓性脚部が固定脚部の方へ移動するの
    をほぼ防止するような寸法にされる、請求項21に記載
    の回転防止取付けクリップ。
  23. 【請求項23】 ロッキング・タブがリブを含み、リブ
    が、ロッキング・フラップが固定位置にあるときに、可
    撓性脚部と固定脚部との間のギャップを充填し、可撓性
    脚部が固定脚部の方へ移動するのを防止するような寸法
    にされる、請求項22に記載の回転防止取付けクリッ
    プ。
  24. 【請求項24】 ロッキング・タブが一対の弾性フィン
    ガを含み、各ロッキング・タブが、ロッキング・フラッ
    プ上面のロッキング・タブの対向する側面から上向きに
    延び、かつ平坦な底部と面取りされた頂部とを有し、面
    取りされた頂部が、ロッキング・タブの対応する側面を
    越えて延び、そのため、ロッキング・フラップがロック
    解除位置からロック位置へ移動するときに、面取りされ
    た頂部が、第1のベゼル開口部を囲むベゼルの下面に接
    触するために内側にたわみ、次いで元に戻り、したがっ
    て、ロッキング・フラップがロック位置にあるときに、
    平坦な底部が、第1のベゼル開口部を囲むベゼルの上面
    に重なる、請求項23に記載の回転防止取付けクリッ
    プ。
  25. 【請求項25】 ベゼルが、少なくとも部分的に第1の
    ベゼル開口部の周りで延びる対向する側壁を上面上に含
    み、平坦な底部が、対応するベゼル側壁に重なる、請求
    項24に記載の回転防止取付けクリップ。
  26. 【請求項26】 リップ下面が突起を含み、突起が、ル
    ーフ・ブラケットにクリップが取り付けられたときに多
    辺開口部のキー・スロットに受容され、クリップの第3
    の回転軸の周りでの回転を防止するうえで助けとなるよ
    うに構成される、請求項23に記載の回転防止取付けク
    リップ。
JP37280098A 1998-02-03 1998-12-28 回転防止取付けクリップ Pending JPH11278161A (ja)

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US60/073542 1998-02-03

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