JPH1127761A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JPH1127761A
JPH1127761A JP9189232A JP18923297A JPH1127761A JP H1127761 A JPH1127761 A JP H1127761A JP 9189232 A JP9189232 A JP 9189232A JP 18923297 A JP18923297 A JP 18923297A JP H1127761 A JPH1127761 A JP H1127761A
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JP
Japan
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remote control
information
control device
card
control information
Prior art date
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Pending
Application number
JP9189232A
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English (en)
Inventor
Kenichi Saito
憲一 斎藤
Tsunehiko Imamoto
恒彦 今本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication of JPH1127761A publication Critical patent/JPH1127761A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット用URLコードを、容易かつ
正確に、インターネット端末機器に入力する。 【解決手段】 ホームページ広告主は、磁気カード30
に広告を掲載するとともに、磁気記録層にURLコード
を記録し、一般ユーザに配布する。ユーザは、インター
ネット端末機器200を起動し、WWWブラウザソフト
ウエアを動作させる。一方、キーボード装置に磁気カー
ドリーダを内蔵させたリモートコントロール装置250
が用意される。ユーザが磁気カード30をカード挿入口
251から挿入すると、内部でURLコードが自動的に
読み込まれ、URLコードは赤外線通信手段を介して、
端末機器200側の赤外線受光窓201へと伝送され
る。ブラウザソフトウエアは、伝送されたURLコード
に基づいて、該当するホームページを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリモートコントロー
ル装置に関し、特に、ビデオ録画機器やインターネット
端末機器に対して与えるべき制御情報を、外部から取り
込む機能をもったリモートコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外部から与えられる制御情報に基づいて
動作する機器を利用する場合、制御情報の入力操作に、
リモートコントロール装置を用いると便利である。たと
えば、テレビジョンの放送番組などを予約録画する機能
をもったビデオ機器を利用する場合、録画の開始日時や
終了日時、チャンネル指定といった制御情報を入力する
必要がある。この場合、これらの制御情報をビデオ機器
本体に対して直接入力する操作を行うよりは、リモート
コントロール装置に対して入力操作を行った後、このリ
モートコントロール装置からビデオ機器本体に対して、
入力した制御情報を伝送させるようにした方が、操作性
が向上する。このため、現在市販されている一般的なビ
デオ機器には、専用のリモートコントロール装置が添付
されていることが多い。ユーザは、まず、このリモート
コントロール装置上に設けられたボタンを操作して、予
約録画を行うために必要な制御情報をリモートコントロ
ール装置に対して入力する。そして、所定の転送ボタン
を操作すれば、入力した制御情報をリモートコントロー
ル装置からビデオ機器本体へと転送することができる。
【0003】また、いわゆるパーソナルコンピュータな
どのインターネット端末機器に対しても、リモートコン
トロール装置を介した制御情報の入力が行われている。
たとえば、ユーザは、リモートコントロール装置上のボ
タンを操作することにより、インターネット端末機器上
で動作しているWWWブラウザーソフトウエアに対し
て、簡単なコマンドを送信することができる。
【0004】最近は、赤外線を用いた信号伝送方式の普
及により、このようなリモートコントロール装置のコス
トダウンが図られてきており、今後も種々の機器に対し
て、リモートコントロール装置の利用が益々促進される
ものと期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】リモートコントロール
装置の利用対象となる機器としては、単純な制御情報を
与えるだけで大部分の操作が可能になる機器もあれば、
かなり複雑な制御情報を与える必要がある機器もある。
たとえば、テレビジョン受像機や、エアーコンディショ
ン装置などは、電源のオン/オフ制御をはじめとするい
くつかの基本的な制御情報を与えるだけで、ほぼすべて
の必要な操作を行うことができる。しかしながら、ビデ
オ録画機器やインターネット端末機器などを操作するた
めには、ある程度複雑な制御情報を与える必要がある。
【0006】たとえば、ビデオ録画機器に対して録画予
約の操作を行うには、録画の開始日時、終了日時、チャ
ンネル指定などの制御情報を入力しなければならない。
このような複雑な制御情報をリモートコントロール装置
のボタン操作によって行うことは、一般のユーザにとっ
てはかなり煩雑な操作と言わざるをえない。このような
煩雑な操作を効率化するための手法として、録画の開始
日時、終了日時、チャンネルなどの制御情報を数桁から
なる特殊な数字列に置き換えて入力する方法が普及し始
めているが、ユーザから見れば何の意味もない単なる数
字列を入力する操作になるため、誤入力が発生しやすい
という問題点が指摘されている。また、番組表などに印
刷されたバーコードをリモートコントロール装置によっ
て読み取ることにより、必要な制御情報を入力する手法
も実用化されているが、通常のバーコードでは、単位長
あたりの情報量が少ないため、録画予約に必要な制御情
報を入力するためには、かなり長いバーコードを必要と
するという問題点がある。この問題は、バーコードを高
密度化することによって解決可能ではあるが、高密度の
バーコードを読み取るためには、高価な読取装置が必要
になるため、リモートコントロール装置自体の製造コス
トが高くなるという別な問題が生じることになり実用的
ではない。
【0007】一方、インターネット端末機器を用いて、
WWWのブラウジング操作を行う場合、アクセス対象の
アドレスとなるURLを入力する必要がある。一般に、
このURLには、アルファベット、記号、数字などが含
まれており、かなりの長さの文字列を入力する必要があ
る。このようなURLを効率的に入力することができる
リモートコントロール装置は、現在のところ利用されて
おらず、通常は、ユーザがキーボードを用いて文字列の
入力を行っている。このため、ユーザは煩雑な入力作業
を強いられ、また、誤入力が生じやすいという問題があ
る。
【0008】そこで本発明は、複雑な制御情報であって
も、容易かつ正確に、対象となる機器に与えることがで
きるリモートコントロール装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明の第1の態様は、所定の機器を制御するた
めの制御情報を、この機器に対して遠隔位置から伝送す
る機能をもったリモートコントロール装置において、カ
ード状の情報記録媒体に記録されている制御情報を読み
取って入力する情報入力部と、入力した制御情報をこの
機器に対して伝送する情報伝送部と、を設けるようにし
たものである。
【0010】(2) 本発明の第2の態様は、上述の第1
の態様に係るリモートコントロール装置において、情報
入力部が、カード状の媒体に形成された磁気記録層か
ら、磁気的に記録されている制御情報を読み取る機能を
有するようにしたものである。
【0011】(3) 本発明の第3の態様は、上述の第1
の態様に係るリモートコントロール装置において、情報
入力部が、カード状の媒体に内蔵されたICメモリか
ら、電子的に記録されている制御情報を読み取る機能を
有するようにしたものである。
【0012】(4) 本発明の第4の態様は、上述の第1
〜第3の態様に係るリモートコントロール装置におい
て、情報入力部が、ビデオの予約録画を行うために必要
な制御情報を入力するようにし、情報伝送部が、予約録
画機能をもったビデオ機器に対して制御情報の伝送を行
うようにしたものである。
【0013】(5) 本発明の第5の態様は、上述の第1
〜第3の態様に係るリモートコントロール装置におい
て、情報入力部が、インターネットを介してアクセス可
能な特定のアドレスを示す制御情報を入力するように
し、情報伝送部が、インターネット端末機器に対して制
御情報の伝送を行うようにしたものである。
【0014】(6) 本発明の第6の態様は、上述の第5
の態様に係るリモートコントロール装置において、イン
ターネット端末装置を操作するために用いるキーボード
装置の筐体内に、情報入力部および情報伝送部を組み込
んだ構造としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施形態
に基づいて説明する。
【0016】§1. 基本的な実施形態 図1は、本発明に係るリモートコントロール装置の基本
的な実施形態を示すブロック図である。この実施形態で
は、ビデオ機器やインターネット端末装置などの制御対
象となる機器10を制御するために、リモートコントロ
ール装置20が利用されている。リモートコントロール
装置20は、情報入力部21と情報伝送部22とを備え
ている。情報入力部21は、カード状の情報記録媒体
(携帯可能な薄型の情報記録媒体)に記録されている制
御情報を読み取って入力する機能をもった構成要素であ
り、たとえば、磁気カード30あるいはICカード40
のような媒体から制御情報を読み取る処理を実行する。
一方、情報伝送部22は、情報入力部21が入力した制
御情報を、制御対象となる機器10に対して伝送する機
能をもった構成要素であり、たとえば、赤外線などの通
信手段を用いて、制御対象となる機器10に対して遠隔
位置から制御情報を伝送する。制御対象となる機器10
と情報伝送部22との間の通信手段は、有線、無線を問
わず、どのような手段を用いてもかまわないが、本願発
明者は、赤外線を用いた通信手段が現時点では最も実用
的であると考えている。なお、情報入力部21および情
報伝送部22に対して、それぞれ所定の動作を実行させ
るための操作入力を行うために、リモートコントロール
装置20には、必要に応じて操作ボタンなどの入力手段
を設けておくのが好ましい。
【0017】カード状の情報記録媒体として、磁気カー
ド30を利用する場合には、情報入力部21として、磁
気的な情報読取手段を用いればよい。一般的な磁気カー
ド30には、その表面に磁性材料を印刷することにより
形成された磁気記録層31が設けられており、制御対象
となる機器10に与えるべき制御情報は、この磁気記録
層31に磁気的に記録されていることになる。そこで、
たとえば、リモートコントロール装置20の本体内に、
この磁気カード30を収容する空間を形成しておき、こ
の空間内に、磁気カード30を挿入すれば磁気記録層3
1に記録されている制御情報を読み取ることができる磁
気ヘッドを用意しておけば、この磁気ヘッドにより制御
情報の読み取りを行うことができる。あるいは、リモー
トコントロール装置20の外面部分に、磁気ヘッドを埋
設しておけば、磁気カード30をこの外面部分に接触さ
せるだけで、制御情報の読み取りが可能になる。
【0018】一方、カード状の情報記録媒体として、I
Cカード40を利用する場合には、情報入力部21とし
て、このICカード40に対して電子的にアクセスする
ことができる手段を用いればよい。一般的なICカード
40には、ICメモリ41が埋め込まれており、制御対
象となる機器10に与えるべき制御情報は、このICメ
モリ41に格納されていることになる。外部から直接I
Cメモリ41に対してアクセスが可能な場合には、情報
入力部21として、このICメモリ41に対して直接ア
クセスしてデータを読み出す処理を行う手段を用いれば
よい。また、CPUを内蔵したタイプのICカードで
は、一般に、このCPUを介してICメモリ41をアク
セスすることが要求されるので、情報入力部21として
は、この内蔵CPUに対して所定のコマンドを与え、内
蔵CPUを介してデータを読み出す処理を行う手段を用
いればよい。
【0019】ICメモリ41から制御情報を読み出す際
には、やはりICカード40をリモートコントロール装
置20へ挿入するか、表面に接触させるようにすればよ
い。たとえば、リモートコントロール装置20の本体内
に、ICカード40を収容する空間を形成しておき、こ
の空間内に、ICカード40を挿入すればICメモリ4
1に記録されている制御情報を読み出すことができるア
クセス手段を用意しておけば、このアクセス手段により
制御情報の読み取りを行うことができる。あるいは、リ
モートコントロール装置20の外面部分に、アクセス手
段を埋設しておけば、ICカード40をこの外面部分に
接触させるだけで、制御情報の読み取りが可能になる。
【0020】なお、ICカード40には、外部機器に対
して電気的に接触させるための端子が表面に露出してい
るタイプのものと、電磁波を介して外部からのアクセス
を受け付けるタイプのものとがあるが、情報入力部21
は、利用するタイプに応じたアクセス手段を採用すれば
よい。たとえば、電磁波を介してアクセスを受け付ける
タイプのICカードを利用する場合には、リモートコン
トロール装置20とICカード40とを物理的に非接触
の状態においたまま、制御情報の読み取りが可能にな
る。
【0021】このように、本発明に係るリモートコント
ロール装置を利用すれば、カード状の情報記録媒体に記
録されている制御情報を、自動的に読み取り、これを制
御対象となる機器に伝送することができるため、制御情
報の入力操作が非常に簡単に行えるようになる。したが
って、複雑な制御情報であっても、容易かつ正確に、対
象となる機器に与えることができるようになる。また、
磁気カード30やICカード40などのカード状の情報
記録媒体は、薄型で携帯性に優れており、種々の流通経
路にも適合させやすい。このため、この記録媒体をダイ
レクトメールで送付したり、雑誌などに綴じ込んで配布
したりすることも容易であり、広く一般ユーザに頒布し
やすいというメリットを有している。特に、磁気カード
は、製造コストも非常に安価であり、広告宣伝用の媒体
としての利用価値が高い。以下、このような広告宣伝用
の媒体として磁気カードを用いた本発明の具体的な実施
形態を述べる。
【0022】§2. ビデオ機器に利用した実施形態 図2は、本発明をビデオ機器の制御に利用した実施形態
を示す概念図である。この実施形態では、予約録画を行
う機能をもったビデオ機器100を制御するために、本
発明に係るリモートコントロール装置150が利用され
ている。ビデオ機器100は、赤外線受光窓101を介
して、外部から与えられる赤外線信号を受信する機能を
有しており、リモートコントロール装置150は、この
赤外線受光窓101に向けて、赤外線信号を送信する機
能(図1における情報伝送部22としての機能)を有し
ている。また、リモートコントロール装置150の本体
部分には、図示のように、カード挿入口151が形成さ
れており、ここに磁気カード30を挿入することができ
る。リモートコントロール装置150の内部には、カー
ド挿入口151内に収容された磁気カード30の磁気記
録層31から、制御情報を読み取るための磁気ヘッド
(図1における情報入力部21に相当)が備えられてい
る。
【0023】この実施形態では、ユーザが磁気カード3
0をカード挿入口151内に挿入すると、リモートコン
トロール装置150内部では、自動的に制御情報の読み
取りが行われる構成となっており、読み取り完了時に
は、「ピー」という確認音が提示される。ユーザは、続
いて、このリモートコントロール装置150をビデオ機
器100の赤外線受光窓101に向け、上面に設けられ
た所定の操作ボタン(制御情報の転送ボタン)を押す操
作を行えばよい。リモートコントロール装置150か
ら、赤外線受光窓101に向けて、磁気カード30から
読み取った制御情報が赤外線信号として伝送される。
【0024】このような機能をもったリモートコントロ
ール装置150を用意しておけば、ビデオ機器100に
対する録画予約の操作は、非常に簡単に、かつ正確に行
うことができるようになる。すなわち、予約対象となる
番組についての、録画開始日時、録画終了日時、チャン
ネルなどの複雑な制御情報を記録した磁気カード30を
入手することができれば、ユーザは、この磁気カード3
0をリモートコントロール装置150内に挿入し、所定
の転送ボタンを押すだけの操作で、録画予約の設定を行
うことが可能になる。従来のように、複雑なボタン操作
や、意味のない数字列を入力する操作は一切不要にな
る。また、磁気記録層31の情報記録密度は、一般的な
バーコードによる情報記録密度に比べて大きいため、い
わゆる名刺大の一般的な大きさの磁気カードにより、録
画予約に必要な制御情報を十分に記録することが可能で
ある。
【0025】録画予約に必要な制御情報を記録した磁気
カードは、一般企業の広告用カードとして広く配布する
ことが可能である。たとえば、磁気カードにより、図3
に示すような番組広告用カード160を大量に作成し、
磁気記録層161に、広告対象となる番組についての録
画開始日時、録画終了日時、チャンネルといった制御情
報を記録しておけば、この番組広告用カード160をリ
モートコントロール装置150に挿入するだけの操作
で、当該番組についての録画予約を行うことが可能にな
る。番組広告用カード160は、コストが安価な磁気カ
ードで作成されているので、一般視聴者にダイレクトメ
ールの形で送付してもよいし、店頭や街頭などで不特定
多数の者に配布するような形態を採ってもよい。また、
磁気記録層161に記録しておくべき制御情報として
は、たとえば、「毎週木曜日の8時〜」とか、「平日の
毎日6時〜」といったように、繰り返し録画を指定する
制御情報を用いることも可能であるし、現在普及してい
る特定の数字列からなるコードを用いることも可能であ
る。
【0026】なお、リモートコントロール装置150
は、現在市販されているビデオ機器100に標準で添付
されている一般的なリモートコントロール装置に、新た
に情報入力部21などの部品を組み込むことにより、比
較的低コストで提供することが可能である。すなわち、
リモートコントロール装置150は、従来の一般的なリ
モートコントロール装置としての機能と、本発明に係る
リモートコントロール装置としての機能とを兼ね備えた
装置として利用できる。もちろん、本発明は、このよう
なビデオ機器100に対する制御だけでなく、たとえ
ば、テレビジョン受像機に対する制御にも適用可能であ
る。この場合、番組広告用カード160に記録された制
御信号は、録画予約のための制御信号ではなく、視聴予
約のための制御信号として機能することになる。
【0027】§3. インターネット端末機器に利用し
た実施形態 図4は、本発明をインターネット端末機器の制御に利用
した実施形態を示す概念図である。この実施形態では、
インターネット端末機器200として、WWWブラウザ
ソフトウエアを組み込んだパーソナルコンピュータを用
いた例が示されており、特に、インターネットを介して
アクセス可能な特定のアドレス(URL)を、インター
ネット端末機器200に対して伝送するために、本発明
に係るリモートコントロール装置250が利用されてい
る。インターネット端末機器200は、モデムやターミ
ナルアダプタなどの通信装置を内蔵しており、公衆回線
210に接続されている。したがって、WWWブラウザ
ソフトウエアを起動すれば、公衆回線210を介してイ
ンターネット上のWWWを自由にアクセスすることがで
きる。
【0028】この実施形態では、リモートコントロール
装置250は、インターネット端末機器200としての
パーソナルコンピュータを操作するために用いるキーボ
ード装置を兼ねている。インターネット端末機器200
は、赤外線受光窓201を介して、外部から与えられる
赤外線信号を受信する機能を有しており、リモートコン
トロール装置250は、この赤外線受光窓201に向け
て、赤外線信号を送信する機能(図1における情報伝送
部22としての機能)を有している。また、リモートコ
ントロール装置250の本体部分(キーボード装置とし
ての本体部分)には、図示のように、カード挿入口25
1が形成されており、ここに磁気カード30を挿入する
ことができる。リモートコントロール装置250の内部
には、カード挿入口251内に収容された磁気カード3
0の磁気記録層31から、制御情報を読み取るための磁
気ヘッド(図1における情報入力部21に相当)が備え
られている。
【0029】この実施形態では、ユーザが磁気カード3
0をカード挿入口251内に挿入すると、リモートコン
トロール装置250内部では、自動的に制御情報の読み
取りが行われるとともに、リモートコントロール装置2
50から、赤外線受光窓201に向けて、磁気カード3
0から読み取った制御情報が赤外線信号として自動的に
伝送される。このような機能をもったリモートコントロ
ール装置250を用意しておけば、インターネット端末
機器200に対するURLアドレスの入力操作は、非常
に簡単に、かつ正確に行うことができるようになる。す
なわち、ユーザは、予め特定のURLアドレスを制御情
報として記録した磁気カード30を入手しておけば、こ
の磁気カード30をカード挿入口251に挿入するだけ
で、このURLアドレスをインターネット端末機器20
0に入力することが可能になる。
【0030】URLアドレスに相当する制御情報を記録
した磁気カードは、一般企業の広告用カードとして広く
配布することが可能である。たとえば、磁気カードによ
り、図5に示すようなホームページ広告用カード260
を大量に作成し、磁気記録層261に、広告対象となる
ホームページのアドレスを示すURLコードを制御情報
として記録しておけば(この実施形態では、たとえば、
「http://www.xyz.co.jp」といったコードをそのままA
SCIIコードの形態で、磁気記録層261に記録して
いる)、このホームページ広告用カード260をリモー
トコントロール装置250に挿入するだけの操作で、当
該ホームページへのアクセスが可能になる。ホームペー
ジ広告用カード260は、コストが安価な磁気カードで
作成されているので、一般ユーザにダイレクトメールの
形で送付してもよいし、店頭や街頭などで不特定多数の
者に配布するような形態を採ってもよい。
【0031】なお、リモートコントロール装置250か
ら伝送されてきた制御情報を、インターネット端末機器
200内部でURLコードと認識して処理するために
は、WWWブラウザソフトウエア(および必要に応じ
て、パーソナルコンピュータのOSソフトウエア)に、
赤外線受光窓201から入力された制御情報を、キーボ
ードから入力される通常のURLコードと同等に取り扱
うための処理機能を付加しておく必要があるが、このよ
うな処理機能は、いわゆる「WWWブラウザソフトウエ
ア用のプラグインソフトウエア(機能を拡張するための
付加的なソフトウエア)」の形式で提供するようにすれ
ば便利である。
【0032】図6は、図5に示すようなホームページ広
告用カード260の具体的な利用方法の一例を示す流れ
図である。まず、ユーザは、ステップS1において、ホ
ームページ広告用カード260を入手する。上述したよ
うに、ホームページの広告主は、種々の手段でホームペ
ージ広告用カード260を配布することができる。続い
て、ステップS2において、ユーザは、インターネット
端末機器200を用い、WWWブラウザソフトウエアを
起動する。具体的には、パーソナルコンピュータの電源
を入れ、インストールされている所定のインターネット
用ブラウザソフトウエアを起動させることになる。次
に、ステップS3において、ユーザは入手したホームペ
ージ広告用カード260を、リモートコントロール装置
250(キーボード装置)のカード挿入口251へと挿
入する。すると、ステップS4において、磁気記録層2
61に記録されていたURLコードが自動的に読み取ら
れ、ASCIIコードとして、赤外線受光窓201へ向
けて自動的に伝送される。一方、インターネット端末機
器200側では、ステップS5において、起動中のWW
Wブラウザソフトウエアが、伝送されてきたASCII
コードをURLコードとして認識する処理が行われ、ス
テップS6において、このURLコードによってアドレ
スされる該当ホームページの提示が行われる。
【0033】かくして、ユーザは、煩雑なURLコード
をキーボードから入力する操作を行うことなしに、目的
とするホームページへのアクセスを行うことが可能にな
る。一方、ホームページの広告主側は、比較的安価な投
資でホームページ広告用カード260を配布することが
でき、しかも、この配布によって、当該ホームページへ
のアクセス件数の増加が期待できるため、十分な広告宣
伝効果を得ることができる。
【0034】なお、この実施形態では、図4に示すよう
に、リモートコントロール装置250は、現在市販され
ている一般的なキーボード装置の筐体内に、新たに情報
入力部21などの部品(磁気カードリーダ装置)を組み
込むことにより構成しているので、比較的低コストで提
供することが可能である。すなわち、リモートコントロ
ール装置250は、従来の一般的なキーボード装置とし
ての機能と、本発明に係るリモートコントロール装置と
しての機能とを兼ね備えた装置として利用できる。もち
ろん、本発明を実施する上では、リモートコントロール
装置は必ずしもキーボード装置に組み込む必要はなく、
マウスや他の装置に組み込んでもかまわないし、単独の
装置として用意してもかまわない。また、リモートコン
トロール装置250からインターネット端末機器200
への制御情報の伝送は、必ずしも赤外線通信手段を用い
る必要はなく、キーボード装置とパーソナルコンピュー
タとの間に設けられたケーブルなどを利用した有線伝送
手段を用いてもよい。
【0035】以上、本発明をいくつかの実施形態に基づ
いて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、この他にも種々の形態で実施可能であ
る。要するに、カード状の情報記録媒体に記録されてい
る制御情報を読み取って、これを制御対象となる機器へ
伝送することができれば、情報記録媒体や制御対象とな
る機器としては、どのようなものを用いてもかまわな
い。
【0036】
【発明の効果】以上のとおり本発明に係るリモートコン
トロール装置によれば、カード状の情報記録媒体に記録
された制御情報を読み取って制御対象となる機器へ伝送
するようにしたため、複雑な制御情報であっても、容易
かつ正確に、対象となる機器に入力することができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリモートコントロール装置の基本
的な実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明をビデオ機器の制御に利用した実施形態
を示す概念図である。
【図3】図2に示す実施形態に利用される番組広告用カ
ード160の一例を示す平面図である。
【図4】本発明をインターネット端末機器の制御に利用
した実施形態を示す概念図である。
【図5】図4に示す実施形態に利用されるホームページ
広告用カード260の一例を示す平面図である。
【図6】図5に示すホームページ広告用カード260の
具体的な利用方法の一例を示す流れ図である。
【符号の説明】
10…制御対象となる機器 20…リモートコントロール装置 21…情報入力部 22…情報伝送部 30…磁気カード 31…磁気記録層 40…ICカード 41…ICメモリ 100…ビデオ機器 101…赤外線受光窓 150…リモートコントロール装置(ビデオ機器用) 151…カード挿入口 160…番組広告用カード 161…磁気記録層 200…インターネット端末機器(WWWブラウザソフ
トウエアを組み込んだパーソナルコンピュータ) 201…赤外線受光窓 210…公衆回線 250…リモートコントロール装置(キーボード装置) 251…カード挿入口 260…ホームページ広告用カード 261…磁気記録層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/765 H04N 5/782 K

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機器を制御するための制御情報
    を、前記機器に対して遠隔位置から伝送する機能をもっ
    たリモートコントロール装置において、 カード状の情報記録媒体に記録されている制御情報を読
    み取って入力する情報入力部と、 入力した制御情報を前記機器に対して伝送する情報伝送
    部と、 を設けたことを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリモートコントロール
    装置において、 情報入力部が、カード状の媒体に形成された磁気記録層
    から、磁気的に記録されている制御情報を読み取る機能
    を有することを特徴とするリモートコントロール装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のリモートコントロール
    装置において、 情報入力部が、カード状の媒体に内蔵されたICメモリ
    から、電子的に記録されている制御情報を読み取る機能
    を有することを特徴とするリモートコントロール装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のリモー
    トコントロール装置において、 情報入力部が、ビデオの予約録画を行うために必要な制
    御情報を入力する機能を有し、 情報伝送部が、予約録画機能をもったビデオ機器に対し
    て制御情報の伝送を行うことを特徴とするリモートコン
    トロール装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のリモー
    トコントロール装置において、 情報入力部が、インターネットを介してアクセス可能な
    特定のアドレスを示す制御情報を入力する機能を有し、 情報伝送部が、インターネット端末機器に対して制御情
    報の伝送を行うことを特徴とするリモートコントロール
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のリモートコントロール
    装置において、 インターネット端末装置を操作するために用いるキーボ
    ード装置の筐体内に、情報入力部および情報伝送部を組
    み込んだ構造としたことを特徴とするリモートコントロ
    ール装置。
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