JPH11276611A - 消火ロボット設備及び複数火源の消火方法 - Google Patents

消火ロボット設備及び複数火源の消火方法

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JPH11276611A
JPH11276611A JP10105440A JP10544098A JPH11276611A JP H11276611 A JPH11276611 A JP H11276611A JP 10105440 A JP10105440 A JP 10105440A JP 10544098 A JP10544098 A JP 10544098A JP H11276611 A JPH11276611 A JP H11276611A
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Hiroyuki Yokota
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優先的に消火をすべき火源を適切に決定すると
共に、迅速に、かつ、最適な消火位置で消火する。 【解決手段】火災監視域を優先度の異なる複数の消火区
域に区画し、前記火災監視域全域の監視により複数の火
源を検出した時に該火源が優先消火区域内にあるときは
該火源を優先消火火源とし、いずれの火源も優先消火区
域内にない時は火勢の大きい火源を優先消火火源と判断
し、該優先消火火源の消火を開始する。。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、展示場や大ホー
ル等において複数の火源が発生した場合の消火方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】展示場等では、同時に複数箇所で火災が
発生することがある。従来、放水砲、消火ロボット等の
消火活動において複数の火源を確認した場合には、その
火源の温度、燃焼面積、等の火勢に基いて消火活動の優
先順位を決定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】展示場等では、非常口
や危険物の展示しているブース、など火災発生時には最
優先して消火しなければならない場所がある。しかし、
従来例では、これを考慮せず火勢に基いて消火優先順序
を決定しているので、円滑に避難できなかったり、危険
物が爆発したりして大惨事になることがある。
【0004】又、従来の消火ロボットは指定された消火
位置に到達してから火源位置を確認し、モニタノズルを
火源に指向させた後、放水を開始している。そのため、
消火開始が遅れ初期消火は困難となることがある。
【0005】この発明は、上記事情に鑑み、優先的に消
火をすべき火源を適切に決定し効果的な消火活動を行う
ことを目的とする。他の目的は、迅速に、かつ、最適な
消火位置で消火することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、火災監視域
を優先度の異なる複数の消火区域に区画する行程と;火
源センサにより前記火災監視域全域を監視し、複数の火
源を検出した時に該火源が優先消火区域内にあるか否か
を判断する行程と;該火源のいずれかが優先消火区域内
にある時は該火源を優先消火火源とし、いずれの火源も
優先消火区域内にない時は火勢の大きい火源を優先消火
火源と判断する行程と;該優先消火火源に対して消火活
動を開始する行程と;を備えていることを特徴とする複
数火源の消火方法、である。
【0007】この発明は、火災監視域内の移動経路に消
火タンクと火源センサとを備えた消火ロボットを配設
し、該消火ロボットにより消火する方法であって;該火
災監視域を優先度の異なる複数の消火区域に区画する行
程と; 該消火ロボットを走行させながら同一火源に対
する第1の火源検出点と第2の火源検出点とを求め、前
記両火源検出点間の離間距離と前記各火源検出点におけ
る火源角度に基づいて該火源位置を演算し記憶する行程
と;前記火災監視域全域の監視により複数の火源を検出
した時に該火源が優先消火区域内にあるか否かを判断す
る行程と;該火源のいずれかが優先消火区域内にある時
は該火源を優先消火火源とし、いずれの火源も優先消火
区域内にない時は火勢の大きい火源を優先消火火源と判
断する行程と;該優先消火火源位置に最も近い消火位置
を演算し、該消火位置に該消火ロボットを移動させる行
程と;を備えていることを特徴とする複数火源の消火方
法、である。
【0008】この発明は、給水管が並設されている火災
監視域内の移動経路に火源センサを備えた消火ロボット
を配設し、該消火ロボットにより消火する方法におい
て;火災監視域を優先度の異なる複数の消火区域に区画
する行程と; 該消火ロボットを走行させながら同一火
源に対する第1の火源検出点と第2の火源検出点とを求
め、前記両火源検出点間の離間距離と前記各火源検出点
における火源角度に基づいて該火源位置を演算し記憶す
る行程と;前記火災監視域全域の監視により複数の火源
を検出した時に該火源が優先消火区域内にあるか否かを
判断する行程と;該火源のいずれかが優先消火区域内に
ある時は該火源を優先消火火源とし、いずれの火源も優
先消火区域内にない時は火勢の大きい火源を優先消火火
源と判断する行程と;該優先消火火源位置に最も近い消
火位置を演算するとともに、該消火位置に最も近い給水
栓の接続位置に該消火ロボットを移動させる行程と;を
備えていることを特徴とする複数火源の消火方法、であ
る。
【0009】この発明は、火災監視域を優先度の異なる
複数の消火区域に区画された監視領域と; 火源センサ
により前記火災監視域全域を監視し、複数の火源を検出
した時に該火源が優先消火区域内にあるか否かを判断す
る火源位置判断手段と、該火源のいずれかが優先消火区
域内にある時は該火源を優先消火火源とし、いずれの火
源も優先消火区域内にない時は火勢の大きい火源を優先
消火火源と判断する優先消火火源判断手段と、火源に対
し消火活動を行う消火手段を備えている消火ロボット
と;を備えていることを特徴とする消火ロボット設備、
である。
【0010】火災監視域内の移動経路に、消火タンクと
火源センサとを備えた消火ロボットを配設した消火ロボ
ット設備であって;前記火災監視域を優先度の異なる複
数の消火区域に区画された監視領域と;該ロボットを走
行させながら同一火源に対する第1の火源検出点と第2
の火源検出点とを求める火原検出点計測手段と、前記両
火源検出点間の離間距離と前記各火源検出点における火
源角度に基いて該火源位置を演算する火源位置演算手段
と、前記火災監視域全域の監視により複数の火源を検出
した時に該火源が優先消火区域内にないときは火勢の大
きい火源を優先消火火源と判断する優先消火火源判断手
段と、該優先消火火源位置に最も近い消火位置を演算
し、該消火位置に該消火ロボットを移動させる移動制御
手段とを備えている消火ロボットと;を備えていること
を特徴とする消火ロボット設備、である。
【0011】この発明は、給水管が並設されている火災
監視域内の移動経路に火源センサを備えた消火ロボット
を配設し、該消火ロボットにより消火する消火ロボット
設備であって;前記火災監視域を優先度の異なる複数の
消火区域に区画された監視領域と; 前記消火ロボット
を走行させながら同一火源に対する第1の火源検出点と
第2の火源検出点とを求め、前記両火源検出点間の離間
距離と前記各火源検出点における火源角度に基づいて該
火源位置を演算する火源位置演算手段と、前記火災監視
域全域の監視により複数の火源を検出した時に該火源が
優先消火区域内にないときは、火勢の大きい火源を優先
消火火源と判断する優先消火火源判断手段と、該優先消
火火源位置に最も近い消火位置を演算するとともに、該
消火位置に最も近い給水栓の接続位置に該消火ロボット
を移動制御手段とを備えている消火ロボットと;を備え
ていることを特徴とする消火ロボット設備、である。
【0012】
【発明の実施の形態】火災監視域を優先度の異なる複数
の消火区域に区画する。例えば、非常口や危険物のある
消火区域は最も優先すべき消火区域、即ち、優先消火区
域とする。
【0013】火源センサにより火災監視域全域を監視
し、複数の火源を検出した時に該火源の位置する消火区
域が優先消火区域か否か判断する。
【0014】該火源のいずれかが優先消火区域内にあれ
ば、その火源を優先消火火源とし、そうでない場合は、
火勢の大きい火源を優先消火火源とする。この優先消火
火源に対して消火活動を開始する。
【0015】移動経路上を走行する火源センサ付消火ロ
ボットにより火源の検出及び消火を行う場合には、同一
火源に対する第1の火源検出点と第2の火源検出点とを
求め、この両火源検出点間の離間距離と前記各火源検出
点における火源角度に基いて、該火源位置を演算し、記
憶する。
【0016】前記火災監視域全域の監視により複数の火
源を検出した時に、前記と同様の要領で優先消火火源を
決定するとともに、優先消火火源に最も近い消火位置を
演算し、該消火位置に該消火ロボットを移動させる。
【0017】消火ロボットが、給水栓から給水を受ける
場合には、前記要領で消火位置を演算した後、更に、該
消火位置に最も近い消火栓の接続位置に消火ロボットを
移動させる。
【0018】
【実施例】この発明の実施例を図1、図2により説明す
る。大ホールHの火災監視域HFは、消火優先度の異な
る複数の消火区域a1〜a15に区画されている。この消
火区域a1、8は優先消火区域で、消火区域a1には非常
口が設けられ、又、消火区域a8には危険物が置かれて
いる。消火区域a2、a3、a12、a14は、優先消火区域
1、a8より優先度は低いが、消火区域a4、a5
6、a10〜a15より優先度が高い。
【0019】消火ロボット2は、コンピュータ(図示し
ない)と火源センサ2aとを備えている。このコンピュ
ータには優先消火火源を求めるためのプログラムがイン
ストールされている。又、このコンピュータがロボット
の火源探査、走行、放水などの制御を行っている。
【0020】該消火ロボット2は火源センサ2aを水平
方向に所定角度回転させながら、矢印A2方向に移動経
路1上を走行し、火災監視域HFを監視している
(S1)。火源センサ2aが消火区域a2の火源7aを検
出すると、その消火区域a2の位置を記憶する。
【0021】更に、該消火ロボット2を同方向に走行さ
せ優先消火区域a8で火源7bを検出すると、その区域
8を記憶する(S2 )。この様にして、探査開始点P0
から終了点Pnまでの一回の走行、所謂ワンスキャンが
完了した時点で、火源が複数であるか否かを判断する
(S3 )。火源が複数であると判断されるとともに、火
源のあった消火区域a2、a8が優先消火区域であるか否
かが判断される(S4)。
【0022】火源7bのある消火区域a8が優先消火区
域なので、この火源7bを優先消火火源に決めるととも
に(S5)、該消火ロボット2は該消火区域8aの近傍
に戻り、火源7bに対する消火活動を開始する
(S6)。なお、火源のある消火区域が互いに優先消火
区域でない場合(S4)には、火勢の大きさ、即ち、火
源の温度燃焼面積などが比較され、火勢の大きい方が優
先消火火源に選ばれる(S7)。
【0023】火源センサ2aが鎮火を確認したら
(S8)、消火活動を停止し(S9)、消火ロボット2は
探査開始点Poに戻り、再び火源探査を開始する。
【0024】なお、ワンスキャンしても火源が単数しか
発見できなかった場合には、消火ロボット2は、該火源
のある消火区域の近傍まで戻り消火活動を開始するとと
もに、(S10)鎮火が確認され次第消火活動を停止し
(S11 ,S12 )消火ロボット2は探査開始点Poに戻
り、再び火源探査を開始する。
【0025】この発明の第2実施例を図3、図4により
説明する。この実施例と第1実施例との相違点は、火源
センサ付消火ロボット2が三角法による火源検出プログ
ラムがインストールされたコンピュータを有し、火源探
査しながら火源位置及び消火位置を演算して求めること
である。
【0026】該ロボット2は火源センサ2aが探査開始
点P0から出発し火源センサ2aを水平方向に回動しな
がら移動経路1上を走行する。火源センサ2aが火源7
Cを検出すると、その位置を第1の火源検出点P1
し、該火源検出点P1と出発点P0との距離S0を記憶す
るとともに、監視線L1と移動経路1との交角、即ち、
火源角度θ1を求め記憶する。
【0027】該ロボット2は、所定速度Vで走行し火源
7Cを検出し、この位置を第2の火源検出点P2とし、
この検出点P2における監視線L2と移動経路1との交
角、即ち、火源角度θ2を求めるとともに、該検出点P
1、P2間の離間距離bを消火ロボット2に内蔵されてい
るコンピューータにより求める。
【0028】この火源角度θ1、θ2、離間距離bに基い
て火源7Cから最も近い火源距離a、即ち、火源7から
移動経路1に対する垂線の長さと、該垂線と移動経路1
との交点P3と、該火源検出点P2から交点P3までの空
走距離dと、を演算する。この演算の方法は、次の要領
で行う。 b(m)=V(m/s)S(sec) 監視線L1と監視線L2との交角θ3=θ2−θ1 正弦定理より、 L2の長さC/sinθ1=b/sinθ3 C=bsinθ1/sinθ3 a=Csinθ2 d=Ccosθ2
【0029】上記演算が終了し火源位置が求まったら、
そのデータを記憶した後、更に、探査終了点Pnに向か
って走行し、第2の火源7dを検出し、その位置を第1
の火源検出点P11とするとともに、前記要領で火源角
度、離間距離、空走距離、火源距離を求めるとともにそ
れらを記憶する。
【0030】消火ロボット2が探査終了点Pnに到達
し、ワンスキャン完了した後、火源が複数か否か判断さ
れるが、火源7C、7dは2個なので複数と判断され、
次に火源7C、7dが優先消火区域内か否か判断され
る。両火源7C、7dは優先消火区域内にないので、次
に、火勢の大きさが比較される。
【0031】ここでは、火源7dより火源の温度、燃焼
面積などが大きい火源7Cが優先消火火源に選ばれる。
例えば、温度にしき値を設け、このしきい値を超えた場
合は優先順位が高くなる。同じ温度の火源が複数存在す
る場合は火源の面積で優先順位を決定する。
【0032】しきい値は監視区域内の可燃物の燃焼温度
と可燃物の量より設定しても良い。例えば、高温で燃焼
する危険物が収納してある場合、紙や布などが燃える温
度を判別できる値とする。これによって、危険物と他の
燃焼物との識別が可能となり、同じ物が燃焼していると
き、燃焼面積により優先判別できる。
【0033】消火ロボット2は、優先消火火源7Cに向
かって移動し、その消火位置P3に移動するとともに、
火源距離aに基づきモニタノズル5を火源7Cに指向さ
せ、放水を開始する。
【0034】火源センサ2aが鎮火を確認したら、放水
は停止され、該消火ロボット2は火源探査を開始する。
【0035】この発明の第3実施例を図5により説明す
るが、その実施例と第2実施例との相違点は、消火ロボ
ットが消火液タンクを搭載しておらず、移動経路に沿っ
て配設された給水管30から給水を受けること、及び図
示しないコンピュータのメモリに予め給水栓の接続位置
が記憶されてこと、である。
【0036】従って、この実施例では、優先消火火源7
C及び消火位置P3が決まった後、更に消火ロボット2
の図示しないメモリに予め記憶されている消火位置P3
に最も近い給水栓31の接続位置を消火ロボット2の消
火位置P4とするとともに、該給水栓31と消火ロボッ
ト2の給水部とを接続した後、放水が開始される。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上の様に構成したので、
複数火源が発生した場合に消火を優先すべき火源がわか
るので、最適な消火活動を行うことができる。
【0038】又、走行中に火源検出点、火源角度、離間
距離、走行距離、火源距離を求め消火位置を演算するの
で、迅速に、しかも正確に火源の消火を行うことができ
る。
【0039】更に、消火ロボットが給水栓から給水を受
けながら放水する場合には、演算により求めた消火位置
に最も近い給水栓の接続位置に消火ロボットを停止させ
ることができるので、消火活動を円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例のフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す平面図である。
【図4】火源検出状況を示す平面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す図で、図4に対応す
る図である。
【符号の説明】
2 火源センサ付消火ロボット 2a 火源センサ HF 火災監視域 a1〜a15 消火区域 a1 優先消火区域 a8 優先消火区域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災監視域を優先度の異なる複数の消火区
    域に区画する行程と;火源センサにより前記火災監視域
    全域を監視し、複数の火源を検出した時に該火源が優先
    消火区域内にあるか否かを判断する行程と;該火源のい
    ずれかが優先消火区域内にある時は該火源を優先消火火
    源とし、いずれの火源も優先消火区域内にない時は火勢
    の大きい火源を優先消火火源と判断する行程と;該優先
    消火火源に対して消火活動を開始する行程と;を備えて
    いることを特徴とする複数火源の消火方法。
  2. 【請求項2】火災監視域内の移動経路に消火タンクと火
    源センサとを備えた消火ロボットを配設し、該消火ロボ
    ットにより消火する方法であって;前記火災監視域を優
    先度の異なる複数の消火区域に区画する行程と;該ロボ
    ットを走行させながら同一火源に対する第1の火源検出
    点と第2の火源検出点とを求め、前記両火源検出点間の
    離間距離と前記各火源検出点における火源角度に基づい
    て該火源位置を演算し記憶する行程と;前記火災監視域
    全域の監視により複数の火源を検出した時に該火源が優
    先消火区域内にあるか否かを判断する行程と;該火源の
    いずれかが優先消火区域内にある時は該火源を優先消火
    火源とし、いずれの火源も優先消火区域内にない時は火
    勢の大きい火源を優先消火火源と判断する行程と;該優
    先消火火源位置に最も近い消火位置を演算し、該消火位
    置に該消火ロボットを移動させる行程と;を備えている
    ことを特徴とする複数火源の消火方法。
  3. 【請求項3】給水管が並設されている火災監視域内の移
    動経路に火源センサを備えた消火ロボットを配設し、該
    消火ロボットにより消火する方法であって;前記火災監
    視域を優先度の異なる複数の消火区域に区画する行程
    と;前記消火ロボットを走行させながら同一火源に対す
    る第1の火源検出点と第2の火源検出点とを求め、前記
    両火源検出点間の離間距離と前記各火源検出点における
    火源角度に基づいて該火源位置を演算し記憶する行程
    と;前記火災監視域全域の監視により複数の火源を検出
    した時に該火源が優先消火区域内にあるか否かを判断す
    る行程と;該火源のいずれかが優先消火区域内にある時
    は該火源を優先消火火源とし、いずれの火源も優先消火
    区域内にない時は火勢の大きい火源を優先消火火源と判
    断する行程と;該優先消火火源位置に最も近い消火位置
    を演算するとともに、該消火位置に最も近い給水栓の接
    続位置に該消火ロボットを移動させる行程と;を備えて
    いることを特徴とする複数火源の消火方法。
  4. 【請求項4】火災監視域を優先度の異なる複数の消火区
    域に区画された監視領域と;火源センサにより前記火災
    監視域全域を監視し、複数の火源を検出した時に該火源
    が優先消火区域内にあるか否かを判断する火源位置判断
    手段と、該火源のいずれかが優先消火区域内にある時は
    該火源を優先消火火源とし、いずれの火源も優先消火区
    域内にない時は火勢の大きい火源を優先消火火源と判断
    する優先消火火源判断手段と、火源に対し消火活動を行
    う消火手段と、を備えている消火ロボットと;を備えて
    いることを特徴とする消火ロボット設備。
  5. 【請求項5】火災監視域内の移動経路に、消火タンクと
    火源センサとを備えた消火ロボットを配設した消火ロボ
    ット設備であって;前記火災監視域を優先度の異なる複
    数の消火区域に区画された監視領域と;該ロボットを走
    行させながら同一火源に対する第1の火源検出点と第2
    の火源検出点とを求める火原検出点計測手段と、前記両
    火源検出点間の離間距離と前記各火源検出点における火
    源角度に基づいて該火源位置を演算する火源位置演算手
    段と、前記火災監視域全域の監視により複数の火源を検
    出した時に該火源が優先消火区域内にないときは火勢の
    大きい火源を優先消火火源と判断する優先消火火源判断
    手段と、該優先消火火源位置に最も近い消火位置を演算
    し、該消火位置に該消火ロボットを移動させる移動制御
    手段と、を備えている消火ロボットと;を備えているこ
    とを特徴とする消火ロボット設備。
  6. 【請求項6】給水管が並設されている火災監視域内の移
    動経路に、火源センサを備えた消火ロボットを配設し、
    該消火ロボットにより消火する消火ロボット設備であっ
    て;前記火災監視域を優先度の異なる複数の消火区域に
    区画された監視領域と;前記消火ロボットを走行させな
    がら同一火源に対する第1の火源検出点と第2の火源検
    出点とを求め、前記両火源検出点間の離間距離と前記各
    火源検出点における火源角度に基づいて該火源位置を演
    算する火源位置演算手段と、前記火災監視域全域の監視
    により複数の火源を検出した時に該火源が優先消火区域
    内にないときは、火勢の大きい火源を優先消火火源と判
    断する優先消火火源判断手段と、該優先消火火源位置に
    最も近い消火位置を演算するとともに、該消火位置に最
    も近い給水栓の接続位置に該消火ロボットを移動制御手
    段と、を備えている消火ロボットと;を備えていること
    を特徴とする消火ロボット設備。
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