JPH11276170A - アスペルギルス属由来の新規なプロモーター - Google Patents

アスペルギルス属由来の新規なプロモーター

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JPH11276170A
JPH11276170A JP10105712A JP10571298A JPH11276170A JP H11276170 A JPH11276170 A JP H11276170A JP 10105712 A JP10105712 A JP 10105712A JP 10571298 A JP10571298 A JP 10571298A JP H11276170 A JPH11276170 A JP H11276170A
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JP
Japan
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promoter
gene
sequence
dna
aspergillus oryzae
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Application number
JP10105712A
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English (en)
Inventor
Masayuki Machida
雅之 町田
Shotaro Yamaguchi
庄太郎 山口
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Amano Enzyme Inc
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
Amano Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、アスペルギルス(Aspergillus)属
糸状菌の新規プロモーターを提供する。 【構成】アスペルギルス・オリゼのアルコール・デヒド
ロゲナーゼI(alcoholdehydrogenase I)遺伝子、コプ
ロポルヒィリノーゲンIIIオキシダーゼ(coproporphyri
nogen III oxidase)遺伝子、ヘキソース・トランスポ
ーター(hexosetransporter)遺伝子、ヒストンH4.1(h
iston H4.1)遺伝子、40Sリボゾーム蛋白質S17(40S ri
bosomal protein S17)遺伝子又は40Sリボゾーム蛋白質S
28(40Sribosomal protein S28)遺伝子のプロモータ
ー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、アスペルギルス(Aspe
rgillus)属糸状菌の新規プロモーターに関する。更に
詳細には、本発明はアスペルギルス・オリゼ由来の新規
プロモーター配列をクローニングし、アスペルギルス属
糸状菌を宿主として有用蛋白質およびペプチドを発現さ
せるために必要なDNA断片を有するプラスミドと、そ
れを用いた有用蛋白質およびペプチドの製造法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】糸状菌は、デンプン、蛋白質、脂質、セ
ルロース等を加水分解する各種加水分解酵素をはじめ多
くの有用酵素を菌体外に多量に分泌するため、古くより
これら有用酵素の給源として利用されてきた。従って、
糸状菌に関する培養法、生成物蛋白質の分離精製法など
の発酵技術の古い歴史と研究成果の裏付けがあり、多く
の菌株の安全性が広く認知されている。また、真核生物
であるが故に哺乳動物などの高等生物と同様に蛋白質の
糖鎖付加機構を有している。
【0003】これらの理由により、糸状菌を異種蛋白質
の高生産用宿主として利用することが期待されていた。
遺伝子工学技術においては、目的とする蛋白質の生産量
は、プロモーター、ターミネーターなどの転写に関わる
因子、アミノ酸コドンの種類など翻訳に関わる因子、蛋
白質への糖鎖付加、発現した蛋白質の細胞内での存在様
式(分泌過程における移動も含む)などの翻訳後に関わ
る因子、遺伝子のコピー数の因子、宿主由来のプロテア
ーゼなど発現蛋白質の安定性に関わる因子など多くの因
子により影響を受ける。これらのうちもっとも重要であ
り制御しやすい因子は、プロモーターの選択である。
【0004】この見地から、糸状菌における強力なプロ
モーターを利用した例は、たとえばアスペルギルス・ニ
ガー由来のグルコアミラーゼ遺伝子のプロモーター[Bi
otechnology, 5, 368(1987)]、トリコデルマ・リー
セイ由来のセロビオハイドロラーゼI遺伝子のプロモー
ター[Biotechnology, 7, 596(1989)]、アスペルギ
ルス・オリゼ由来のα-アミラーゼ遺伝子のプロモータ
ー[Biotechnology, 6,1419(1988)](特開昭62-2729
88)、アスペルギルス・ニドランス由来のアルコールデ
ヒドロゲナーゼI遺伝子のプロモーター[Biotechnolog
y, 5, 713(1987)]、アスペルギルス・オリゼ、アス
ペルギルス・ニガーのグリセルアルデヒド−3−ホスフ
ェイト デヒドロゲナーゼ(GAP-DH)のプロモーターを
利用して異種蛋白質の製造(特開平3-187392)の場合な
どがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はアスペルギル
ス・オリゼ由来の新規なプロモーターを得、この発現系
を使用して異種蛋白質を製造する方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記目的を
達成するために鋭意研究し、アスペルギルス・オリゼか
ら新規なプロモーター配列をクローニングすることに成
功し、本発明を完成した。即ち、本発明によりアスペル
ギルス・オリゼ由来の新規なプロモーターが提供され、
それを使用する点で新規なものである。
【0007】本発明においては、以下のようにして上記
の目的を達することが出来た。例えば、グルコース存在
下で強く発現する遺伝子の同定と単離は、以下のように
してできる。
【0008】糸状菌をグルコースを唯一の炭素源とした
培地で培養し、得られた菌体からポリA付加RNAを取
得する。このポリA付加RNAを用いてcDNAを合成
し、適当なベクターを用いてcDNAライブラリーを構
築する。
【0009】このライブラリーの中から独立したクロー
ンを無作為に多数、例えば500個選別(約8,000遺伝子で
構成されている麹菌であれば約500個で推定できると考
えられる。)し、プラスミドDNAを抽出して約800bp
の塩基配列を解析する。
【0010】こうして得られた塩基配列は、各cDNA
のコード領域を5’末端領域の塩基配列を含み、DNA
塩基配列データベースに対して相同性解析を行うことに
より、含まれる遺伝子を推定する。さらに、全ての塩基
配列間で総当たりで相同性検索を行うことにより、それ
ぞれのcDNAの頻度解析を行い、培地中のグルコース
存在下で強く発現している遺伝子を同定することができ
る。
【0011】次に、この様にして同定したグルコース存
在下で強く発現している遺伝子のプロモーターの単離
は、通常よく用いられる方法、即ち上記で得られた各c
DNAをプローブにして遺伝子ライブラリーからスクリ
ーニングすること等により成し遂げられるし、或いはP
CR(Polymerase chain reaction)を用いる方法によ
っても成し遂げられる。
【0012】PCRを用いる方法の一例として、以下の
方法を用いることが出来る。糸状菌からゲノムDNAを
抽出してEcoRV、ScaI、DraI、PvuII
あるいはSspI等の6bpを認識して平滑末端に切断
するそれぞれの制限酵素で完全消化し、そのゲノムDN
A断片の両端に適当なアダプターを連結する。
【0013】この両端にアダプターが連結されたゲノム
DNA断片を鋳型として、cDNAの塩基配列から合成
したプライマーおよびアダプターの一本鎖部分の配列を
有するプライマーを用いてPCRを行う。増幅産物を電
気泳動で確認して1〜2kbp程度の長さを有するDN
A断片を電気泳動によって単離・精製し、適当なクロー
ニングベクターに連結して大腸菌にクローニングする。
【0014】数個の独立したクローンからプラスミドを
調製してクローニングしたDNA断片の両末端の塩基配
列を解析し、cDNAと相同な塩基配列を有しcDNA
の上流に位置するDNA断片をこのcDNA由来の遺伝
子のプロモーターと判断する。
【0015】プロモーター領域を有するDNA断片のう
ち、翻訳開始コドンより上流1kbp程度以上を有する
DNA断片を選別し、全塩基配列を決定し、グルコース
存在下で強く発現している遺伝子のプロモーターの単離
を行うことが出来る。上述した工程を図1に示す。
【0016】本発明のプロモーターは上述のようにして
決定された塩基配列に対してストリンジェントな条件、
例えば、0.1% SDS(60℃、0.3mol NaCl、0.03M クエ
ン酸ソーダ)でハイブリダイズする塩基配列をも包含す
る。
【0017】本発明のプロモーターは、その下流に、所
望の有用タンパク質遺伝子を連結してベクターを構築
し、該ベクターで宿主を形質転換し、それを培養するこ
とにより、有用タンパク質を著量生産させることができ
る。
【0018】宿主としては、アスペルギルス・オリゼを
はじめ、その他のアスペルギルス属、ノイロスポラ属、
ペニシリウム属、トリコデルマ属などの微生物が使用で
きる。特に、発現効率の点から、宿主として、アスペル
ギルス・オリゼを用いることが好ましい。
【0019】得られたプロモーターへの有用タンパク質
遺伝子の連結、ベクターへの挿入は、それ自体公知の方
法で行うことができる。有用タンパク質遺伝子として
は、特に限定するものではない。また、ベクターとして
は、アルギニン要求性などの栄養要求性相補遺伝子、ア
セトアミド資化などの炭素、窒素源資化遺伝子、オリゴ
マイシン耐性などの薬剤耐性遺伝子などが挙げられる。
【0020】宿主の形質転換も自体公知の方法で行うこ
とができる。また、該形質転換体の培養も常法に従っ
て、所望のタンパク質に適した培地、培養条件を適宜選
択することにより行うことができ、得られたタンパク質
の採取、精製も公知の方法で行うことができる。
【0021】以下、実施例を参照しながら本発明を詳細
に説明するが、実施例に使用したプラスミドなどは一例
として挙げたものであり、本発明に使用できるものであ
ればこれらに限定されるものではない。
【0022】
【実施例】実施例1 グルコース存在下で高発現する遺
伝子の同定 (1) 菌体の取得 アスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)ATCC 4
2149を以下の培養条件で培養した。YPD培地(酵母エ
キス1%、ポリペプトン2%及びグルコース2%よりな
る培地(pH6.0)に本菌株を接種し、30℃において22時
間通気攪拌培養し、菌体をろ過して得た。得られた湿菌
体4gを液体窒素中で凍結し、そのまま、液体窒素及び
海砂を入れた乳鉢に移し、乳棒で微細な粉末とした。
【0023】(2) cDNAライブラリーの作製 シグイン(Chigwin)等の方法〔バイオケミストリー(B
iochemistry)、18巻、5294頁(1979)〕に従って4.6mg
の全RNAを得た。その後、オリゴ(dT)セルロース・
カラム(ファルマシア社)に供し、1.4mgの全RNAか
ら30μgのポリA付加RNA画分を得た。
【0024】このポリA付加RNAを用いて、NotI
制限酵素切断部位を含むプライマー(5'-TTCTAGAATTCAG
CGGCCGCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTVN-3':ここで
VはA,C,Gの混合、NはA,C,G,Tの混合を表す)及びMMLVリ
バーストランスクリプターゼ(RNaseH-)(クロンテッ
ク)[逆転写酵素]を用いて一本鎖cDNAを合成し、さ
らにE.coli DNA polymerase I(クロンテック)、E.col
i DNA ligase(クロンテック)およびE.coli RNase H
(クロンテック)により、両端が平滑化された二本鎖の
cDNAとした。
【0025】cDNA分離用カラム(クロンテック)を
用いたゲル濾過により短鎖cDNAを除去した後、Ec
oRI制限酵素切断部位を含むアダプター(5'-AATTCGG
CACGAGG-3'及び5'-CCTCGTGCCG-3')を連結した。
【0026】こうして得られたcDNA断片は、Not
I制限酵素で完全消化した後、EcoRIおよびNot
I制限酵素で消化したプラスミドベクターpUC19に
連結した。このプラスミドを大腸菌に形質転換すること
により、ほぼ完全長のcDNAを含む大腸菌cDNAラ
イブラリーを構築した。
【0027】(3) 高発現する遺伝子の探索 このライブラリーの中から独立したクローンを無作為に
500個選別し、プラスミドDNAを抽出して、M13
ユニバーサルプライマー(5'-CACGACGTTGTAAAACGAC-
3')、Taq DNAポリメラーゼ(パーキン・エルマー
社)、DNAサーマル・サイクラー(パーキン・エルマ
ー社)及びDNAシークエンサー(LI−COR社、モ
デル4000L)を用いたサイクル・シークエンス法により
約800bpの塩基配列を解析した。
【0028】こうして得られた塩基配列は、各cDNA
の5’末端領域の塩基配列を含んでいる。GenBank D
NA塩基配列データベースに対して、BLASTXを用いて相
同性解析を行うことにより、含まれる遺伝子を推定し
た。
【0029】さらに、Sequencher(GeneCodes社)を用
いて全ての塩基配列間で総当たりで相同性検索を行うこ
とにより、それぞれのcDNAの頻度解析を行い、培地
中のグルコース存在下で強く発現している遺伝子のリス
トを作製した。
【0030】
【表1】
【0031】表中においては、以下のように示す。 Score :ランダムに選んだ600のcDNA配列解析での出現
頻度 Source :GenBankデータベースに対するホモロジーサー
チでヒットしたもの Sc=Saccharomyces cerevisiae Af=Aspergillus flavus An=Aspergillus nidulans
【0032】その結果、グルコース存在下で強く発現し
ている遺伝子としてアルコール・デヒドロゲナーゼI(a
lcohol dehydrogenase I)遺伝子、コプロポルヒィリノ
ーゲンIIIオキシダーゼ (coproporphyrinogen III oxi
dase)遺伝子、ヘキソース・トランスポーター(hexose
transporter)遺伝子、ヒストンH4.1(histon H4.1)
遺伝子、40Sリボゾーム蛋白質S17(40S ribosomal prot
ein S17)遺伝子、40Sリボゾーム蛋白質S28(40S ribos
omal protein S28)遺伝子を新たに発見した。
【0033】実施例2 アルコール・デヒドロゲナーゼ
IのcDNAに対応するのプロモーター領域の取得 Aspergillus oryzae RIB-40株(ATCC 42149)からティ
ンバレークとバーナード(Timberlake and Bernard)の
方法に従って得たゲノムDNAを、6bpを認識して平
滑末端に切断するEcoRVで完全消化し、(P)5'-ACCTGCCC-
3'(NH2)および5'-CTAATACGACTCACTATAGGGCTCGAGCGGCCGC
CCGGGCAGGT-3'からなるアダプターを連結した。
【0034】このゲノムDNA断片を鋳型とし、センス
プラーマーとしてアダプターの一本鎖部分の配列を有す
るプライマーAD(5'-CTAATACGACTCACTATAGGGC-3')
を、アンチセンスプライマーとしてアルコール・デヒド
ロゲナーゼI cDNAの塩基配列から合成したプライ
マー#1(5'-ACGAGGGGCATCTTCACTGGGAGG-3')を用いて
PCRを行った。PCR反応は、Expand HF(ベーリン
ガー・マンハイム社)を用い、DNAサーマル・サイク
ラー(パーキン・エルマー社)により行った。反応溶液
の組成は以下の通りである。
【0035】 (終濃度) H2O 20.25 μl [10×]Reaction buffer 2.5 μl [1×] dNTPs, Mix 10 mM 0.5 μl 200 μM センスプライマー(フ゜ライマーAD) 0.25 μl 5 μM アンチセンスプライマー(フ゜ライマー#1) 0.25 μl 5 μM *template(DNA 0.2μg) 1 μl Expand HF DNAポリメラーゼミックス 0.25 μl 1.25u/TEST 25 μl *EcoRV分解したDNAを0.2μg/10μlになるようにTEでとかしたもの
【0036】上記の反応液25μlを0.2ml反応チュー
ブ中で混合してDNA Thermal Cyclerにセットし、以
下のような温度設定によりステップダウンPCRを行っ
た。
【0037】 95℃、1分 1サイクル 95℃、30秒 74℃、15秒 70℃、3分 3サイクル 95℃、30秒 70℃、15秒 70℃、3分 3サイクル 95℃、30秒 66℃、15秒 70℃、3分 3サイクル 95℃、30秒 62℃、15秒 70℃、3分 3サイクル 95℃、30秒 58℃、15秒 70℃、3分 3サイクル 95℃、30秒 54℃、15秒 70℃、3分 20サイクル
【0038】増幅産物を1.5%アガロース・ゲル電気泳
動で確認して2.0kbのDNA断片を得た。このDNA
断片をアガロース・ゲル中より単離・精製し、TAクロ
ーニングベクターpCRII(インビトロジェン社)に
連結して大腸菌にクローニングした。
【0039】そのクローンからプラスミドを調製してク
ローニングしたDNA断片の両末端の塩基配列を解析
し、本DNA断片がアルコール・デヒドロゲナーゼIと
相同な塩基配列及びその上流に翻訳開始コドンより上流
1829bpのDNA領域を含むことを確認した。
【0040】この様にして、1829bpのアルコール・デヒ
ドロゲナーゼI遺伝子のプロモーターを取得した。その
全塩基配列を決定し、配列番号:1に示す。
【0041】実施例3 コプロポルヒィリノーゲンIII
オキシダーゼのcDNAに対応するのプロモーター領域
の取得 実施例2と同様にして、コプロポルヒィリノーゲンIII
オキシダーゼ遺伝子のプロモーターを取得した。この場
合、アスペルギルスオリゼのゲノムDNAを完全消化す
る際に、6bpを認識して平滑末端に切断する制限酵素
としてDraIを用いた。
【0042】また、アンチセンスプライマーとして、コ
プロポルヒィリノーゲンIIIオキシダーゼcDNAの塩
基配列から合成したプライマー#2(5'-GATCGCTTTTCCG
CTGAGTATCTG-3')を用いた。こうして得られた1887bpの
コプロポルヒィリノーゲンIIIオキシダーゼ遺伝子のプ
ロモーターの全塩基配列を配列番号:2に示す。
【0043】実施例4 ヘキソース・トランスポーター
のcDNAに対応するのプロモーター領域の取得 実施例2と同様にして、ヘキソース・トランスポーター
遺伝子のプロモーターを取得した。この場合、アスペル
ギルスオリゼのゲノムDNAを完全消化する際に、6b
pを認識して平滑末端に切断する制限酵素としてEco
RVを用いた。
【0044】また、アンチセンスプライマーとして、ヘ
キソース・トランスポーターcDNAの塩基配列から合
成したプライマー#3(5'-CTGGGGTAGGAGTATCGGAGTGCT-
3')を用いた。こうして得られた2091bpのヘキソース・
トランスポーター遺伝子のプロモーターの全塩基配列を
配列番号:3に示す。
【0045】実施例5 ヒストンH4.1のcDNAに対するプ
ロモーター領域の取得 実施例2と同様にして、ヒストンH4.1遺伝子のプロモー
ターを取得した。この場合、アスペルギルスオリゼのゲ
ノムDNAを完全消化する際に、6bpを認識して平滑
末端に切断する制限酵素としてSspIを用いた。
【0046】また、アンチセンスプライマーとして、ヒ
ストンH4.1cDNAの塩基配列から合成したプライマー
#4(5'-AGGTTGAGTGGGAAAATGTGGAGA-3')を用いた。こ
うして得られた1915bpのヒストンH4.1遺伝子のプロモー
ターの全塩基配列を配列番号:4に示す。
【0047】実施例6 40Sリボゾーム蛋白質S17のcDNA
に対するプロモーター領域の取得 実施例2と同様にして、40Sリボゾーム蛋白質S17遺伝子
のプロモーターを取得した。この場合、アスペルギルス
オリゼのゲノムDNAを完全消化する際に、6bpを認
識して平滑末端に切断する制限酵素としてEcoRVを
用いた。
【0048】また、アンチセンスプライマーとして、40
Sリボゾーム蛋白質S17 cDNAの塩基配列から合成し
たプライマー#5(5'-GCTTGGGGTAGTAACGCTCAATGA-3')
を用いた。こうして得られた1569bpの40Sリボゾーム蛋
白質S17遺伝子のプロモーターの全塩基配列を配列番
号:5に示す。
【0049】実施例7 40Sリボゾーム蛋白質S28のcDNA
に対するプロモーター領域の取得 実施例2と同様にして、40Sリボゾーム蛋白質S28遺伝子
のプロモーターを取得した。この場合、アスペルギルス
オリゼのゲノムDNAを完全消化する際に、6bpを認
識して平滑末端に切断する制限酵素としてSspIを用
いた。
【0050】また、アンチセンスプライマーとして、40
Sリボゾーム蛋白質S28 cDNAの塩基配列から合成し
たプライマー#6(5'-AAGCACCACCGAAGGGAGAGGACT-3')
を用いた。こうして得られた1631bpの40Sリボゾーム蛋
白質S28遺伝子のプロモーターの全塩基配列を配列番
号:6に示す。
【0051】実施例8 アルコール・デヒドロゲナーゼ
I遺伝子プロモーターによる大腸菌由来β-グルクロニダ
ーゼのアスペルギルス・オリゼでの発現 (1) 大腸菌由来β-グルクロニダーゼ遺伝子発現カセッ
トの構築 実施例2で取得した約2.0 kbのDNA断片を鋳型にして、P
CRによりアルコール・デヒドロゲナーゼI遺伝子プロモ
ーターを含む1.0 kbのDNA断片を得た。PCR反応に用いた
プライマーは、 センスプライマー:5'-GTCGACGAACTATTACGGAGTACATAGC-
3' アンチセンスプライーマー:5'-GTCGACTTTGACTTTGGGATC
TTGTGTT-3' であった。
【0052】この断片を制限酵素SalI消化後、大腸菌
由来β-グルクロニダーゼ遺伝子を有するプラスミドpBR
J275(4.5 kb、クロンテック社)のSalI部位に挿入し、
転写方向が順方向に挿入されたプラスミドpBRJAP(5.5
kb)を得た。
【0053】次に、アスペルギルス・オリゼのエノラー
ゼ遺伝子を含む2.9-kb BglII断片(Biosci. Biotech. B
iochem., 60巻161-163頁,1996)からエノラーゼ遺伝子
のターミネーター領域0.6-kb EcoRV-HindIII断片をpBlu
escript(ストラタジーン社)のEcoRV-HindIII部位にサ
ブクローニングし、プラスミドpBET(3.6 kb)を得た。
【0054】プラスミドpBRJAPからアルコール・デヒド
ロゲナーゼI遺伝子プロモーターとそれに続く大腸菌由
来β-グルクロニダーゼ遺伝子を含む2.8-kb PstI-EcoRI
断片を取得し、これをプラスミドpBETのPstI-EcoRI部位
に挿入して、大腸菌由来β-グルクロニダーゼ遺伝子発
現カセットを含むプラスミドpBAPETG(6.4 kb)を得
た。
【0055】(2) 大腸菌由来β-グルクロニダーゼ遺伝
子発現カセットをアスペルギルス・オリゼへ導入するた
めのプラスミドの構築 プラスミドpBAPETGから制限酵素PstI及びHindIII消化に
より、3.4-kbの大腸菌由来β-グルクロニダーゼ遺伝子
発現カセットを取得して、アスペルギルス・オリゼの形
質転換マーカーとしてniaD遺伝子を有するプラスミドpN
3(特開平6-245777)のPstI-HindIII部位に挿入し、本
発現カセットをアスペルギルス・オリゼへ導入するため
のプラスミドpNAPETG(11.6 kb)を構築した。
【0056】(3) 大腸菌由来β-グルクロニダーゼ遺伝
子のアスペルギルス・オリゼでの発現 プラスミドpNAPETGをUnkels らの方法(Mol. Gen. Gene
t., 218巻 99-104頁,1989)に従ってアスペルギルス・
オリゼniaD欠損株AO1.1に導入した。得られた形質転換
体を3%グルコース及び50 μg/ml 5-ブロモ-4-クロロ-3-
インドール-β-D-グルクロニドを含むCzapek-Doxプレー
ト上で30Cで10日間培養したところ、コロニーが青色を
呈した。対照として得た形質転換マーカーのみを有する
プラスミドpN3由来の形質転換体は青色を呈しなかっ
た。このことは大腸菌由来β-グルクロニダーゼ遺伝子
がアスペルギルス・オリゼで発現し、発現したβ-グル
クロニダーゼ酵素が基質5-ブロモ-4-クロロ-3-インドー
ル-β-D-グルクロニドに作用したことを示す。
【0057】青色を示した形質転換体の1つを栄養培地
で生育させ集めた菌体を洗浄後、3%グルコースを含むCz
apek-Dox培地で8時間培養し、得られた菌体の無細胞抽
出液中のβ-グルクロニダーゼ活性をJeffersonらの方法
(Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A., 83巻、8447-8451,
1986年)で測定したところ、比活性は78 nmol p-ニトロ
フェノール/min/mg-蛋白質であった。これに対し、pN3
由来形質転換体は、<1nmol p-ニトロフェノール/min/m
g-蛋白質であった。
【0058】
【発明の効果】本発明により、アスペルギルス・オリゼ
由来の新規なプロモーターが提供され、当該プロモータ
ー配列を含むベクターにより形質転換されたアスペルギ
ルス属糸状菌における外来蛋白質の生産が可能である。
【0059】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:1829 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:アスペルギルス・オリゼ 配列の特徴 特徴を示す記号:promoter 配列 ATCAATTTAA AGGCTATAGA TGGCTAAGAC TTTGGGGGCG ATACAGATCG GAGTGTTGGA 60 AAGGGGCTTG CTTTCGTTTG ACAGCATAAG CTATCGTGGT GTTACAGCGG TAGCAAACAC 120 GTGGAACAGG AATCCTTATA TTGTCTAGAT CATAGACATG TCAAACATTT CAGACAATCC 180 CCTTCACTAG CAGACTACAC ACCCAAATGC TATCAATGAA GAAACGGACA GAATTATATG 240 TACTTCTACA GAGGGTGGAG GTCAGGTGGC TTCCGAAAGG TCCTTCGCCC GTAAGGTACT 300 CCTGCTAGGC TTTGAAAGTT TTAAAAACCC CGCTATCTGC CCTCAAAAAC TCTTTTGTCT 360 TTCTCAATTG ACAGGAGGGT CTGCGCGGAG GATGTTATTG TCTCCGTATC CATGAGTGCG 420 ATGAGAGAAG ACAGTAATGA TGACGACGAG AACAGAATCA CAAACAAGGT GATCCTACAG 480 ATGTTACTGA AGACACCATC TGCTCTGGGT CGTAAAATTG TCGCTGACTT TCAGGGAGAA 540 GTTCAAGTCT TTCTTTTATA GCAGGAACTG AACCGAATCA CCGACCTCAT GTTCCATACG 600 GCTCGCTGGT TAGTCGTCCG GATATGGGGA AGCTGCCGCT GTTAGGTATC AGGATTATAC 660 ATTAATTTGC GGTGCCTTCC ATATGTTGAG CTCCGTACGT CCGGGGTCAG CATGGGAAGA 720 ATTAGATGAA AGCGCAGCCA TCCCGCATCT CAGCAAATCC CGAGAAAAAG CAAGCAAGAA 780 GGAAGGGAGG GGGTTTAACG GAGTAGATGG GGCGAAGTGG CTGCCATGCT GAACTATTAC 840 GGAGTACATA GCGAGAAGTA CGAACATCCA CCAACACAGA AACGGAACTA GCGGCTCACA 900 ATTCCGCCTG AGGCATCCAT GCCATCCTTA AAACTGACTA GGGTTGCCAC TTCCATTGGC 960 CATCAGTCGA TCGAAATCAT CTGATTTGAA GGGTCTCGGT TGAAACGACA CTACAGTATC 1020 GAACGGGATT TGCTTCTGGA GTCTCCCAGC TTGAGGTCGA GTCTATCTTA TTCGGTGGTC 1080 TATCCCGAAA TTAAAAGCTT GACGTTTGAC AGGGAACCTT TAAAAAAAAA GAAAAGAAGA 1140 TCCTTTCTTC TTTCCCCGCA TGAGATACGG CCAATTTTGC TATATTTGGA AAGGCTTGGC 1200 CCAGGATCTG GACTCACTTG ACAGGGAAGC CTTTTCGGGG GAAGGGAAAG TCTGTGACTC 1260 TGTACGGGAG TACTACTTCG TACTTACCAC TTACTACTTA CTACTGACTT GTTAGTTTAA 1320 AATCGAAGGA AGTGCTTATG CGCCATCGTA CCGATCGGGC AATGAGCCTA ACCCCGATGA 1380 CGTCGGCCCA TGGATCTCCT GTTGTTGCCG TTCATTCGGT GGGCTGATAA TCTTCCAATG 1440 ATCCAAAAAT CGTTTGATCG TCTTGGAATA GCTTCGGTGT GTCTCACAGA TTCTCTTTCA 1500 TGGTTTTTTG ACCTTTCCTT TCCCTCTCTC CGGTGACTCG TTTTCCATAT GTCCGTCTAG 1560 ATGTGCGTGT GTATCACTAC AACACCATTC ACCTTCATTC ACCACTATTA TTCCCACCCT 1620 ATAATACGAC GTCATGCCTA TGAGATTCCC GGGTTGGATG ACCGTCACCC CACCCATTGC 1680 TTGGATTCTA GACTTCTATA AGAACTGTCC AGCGTCTCAC CATCAGCTTA CTTCACTTTC 1740 TCATCACTTC TCTCATCGTG TAAATCAACC CTAACTCCAC CGCAACCTCC TTTCTTCCCT 1800 TTCTTTCAAC ACAAGATCCC AAAGTCAAA 1829
【0060】配列番号:2 配列の長さ:1887 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:アスペルギルス・オリゼ 配列の特徴 特徴を示す記号:promoter 配列 TAAAGGGAAT ACGGAAAACC TGATATAAAC GCCTGCACAC ATGAAGAATC GCCGCAAGTC 60 TAACCAGCTC ATTCGCCTCA TACCGGAGTG GCTGGTCACA CACCCGGCCC TAAAACAAAA 120 CACATACTGA CGGCGAMGAG TTACATATCT TGGGAGAACT GCTTATCAGA GCTTAAAGAT 180 CGCCGAAGTG TTTTCCCCGG AATACCTAGA GACTATGTCA ATATGTGCCG AAAACCGCCT 240 TTGAAGAATA AAGCATACGT GATATAAAGA AAGCCATCTT CATCCTTGTG TTCTTCGTAG 300 ATGCTGCTCA TAAGTGCAGC TGTTGGTGGT AGCACCTCGT CGACGAAGAT GAAGATAGCC 360 TTCTCGGGAG ACAGTTTGAT GCGCTTGCGG ATAACATAGA CGAACTGCCC GACGGTAAGG 420 TCTGCAGGAA CAAGATACTT CTTCTTATCA ATAGTGGCGA TGTCCGACTT CTCGACTTTC 480 TCACAGATTA CCTACAAGTG AAACTCGAGT TAGCATTCTA AACAAGCGGT GAGTAGACAT 540 CTTGCTTCCC TGAGGAAGAA CAGCTCAAGG GCAAGAATCA TCTACCAAAG TACGGATCAG 600 ATAGAGTTGT GCGTACTGGA ATGCGATCAG CGTATTTCTG ACGGATACGC TCGGCTTCTG 660 CCTTGCGCTT CTCAAAGGGG TGCTCGTCCT TGAACTTGGA GCGCATATTG ATGGATCGAA 720 TCAGTTAATG GATACAACTA GGTCGGTTTA CTATGAGTAC TAGGTACATC AACGAGATAG 780 ACGTAGATGG TGTGAGGTGC AGAGTGATGT AAATGAGATG GTTGGTGTAA TAGGTGAACA 840 GTAGGAAGAA GGTGGATGAT GACAAAAGGG AGAGCAAAGC CCCGCGTCAT GGGTAGTACC 900 ACGGCTGATA AGGTCGTCAG GCAAGAGCGG ATCACGGGGT GGAGGCGGTG AGCAGCCCCA 960 CACGTGAGTC ACGATCAGCC TTGAGCCTTC AGGTGCCCCA AGTCATCCAT TTAATTTGAT 1020 TTGATTTATG TCATCTTCAT TAAACAGATA GCTCATGGAC ACACGTCATA TTCTCACGTG 1080 GGGAGCCTGG GTGATGTCCC GGTGATATCG GGTCTATAGT GCCCTACAAA GATGTACTAC 1140 TGAACTGAGT AGCTGTGGGT AGATGCGGTG TCCGCCTCCA CCTGATCAGC GGCTAGACTA 1200 CTGGTGCGCG CTGTCTCCAT AGAGGGCTCT TGATAGGCTC TGTTCCTGGA ACTTGTAGTC 1260 GGTATTACAA TCATAGTCAA GTTCCAAGAG TATATATAAT CCCAATTCTG TGATGACTCT 1320 CACTCAACTT AATCTCATTA CAAGCTGCAT TATGACAAGC CAACAACTTT ACATGCATGA 1380 TCAACTCGAT GGCCAATCCT CAACGCAATG CAAACCAGGC AAACTACTTA TCACAGCGTC 1440 ATCTGACTAA GCAGGAACTG GGACATGTGC CAAACAATGC AAACAGCGTA TATCCCGGAT 1500 ATTCTGACGA CGAGTGGTCC CATACAGTTC CAGTCCAGAG AAGGTAACCT CACGATTAGG 1560 CTACCTCTAT TTCTTGAGAT AGGTGGAGCC GTTTGAGAGA GCGTGCACCC ACTCATATCG 1620 TTCCGGTACC ACCTGATCAT TCCATCTATC AGCCAATTTT CAATTCCATC TTATAAAACT 1680 ATGACCTTGT CCCGGCAATA TATGCCTCTT CGGAGGTCAC TCTGCCACTT CTCAGCGCAG 1740 ACCAGACGCG CACCTTGCAA CTTTCAGAAT ACATTTCGCA GATACTCAGC GGAAAAGCGA 1800 TCCAGCGAAC CGAAATCTTT TGTCGTGTGG AGGCCATACC TCCGGCTGGC CATTGGTGTC 1860 CCATTCATCG GAGCTCTGAT ATATTCC 1887
【0061】配列番号:3 配列の長さ:2091 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:アスペルギルス・オリゼ 配列の特徴 特徴を示す記号:promoter 配列 GCARGTAGAH TAGAACACAT TTGCCATCCC GTAGAACCGC CAATAGTAAA AWTTGCGGTG 60 CCATAAGGTC GTCGAGGAAC GTCGGTTGGT TTCCATGAGA TTGCCGCCGA GCAACAATGC 120 ACGACCCGGA TTTTGATTTA CTGATTATAG GATCGTTATT ATAGACAGGG AAGGAAAAAG 180 AAGCAAAAGA CAAGCAAAGA CTATCAAGAG ACATGAAGGC AAAAAAGCTA TACAAACACA 240 TGATTTAGGT TGCATGATGA CTTCCGTGAC TGTCATACCA CCGTGCAGTG GACCACGAAG 300 AGAGTCGCCT AGATGCTCGA CTTACTARAC GGGTTAACCG CTTCTGTTGA TCTGCATGCA 360 GACTTTTCCC GACTAGACTC AATCCAATAA GGCCGGCGTC CGTACGGCAT GCCGAKATAT 420 CCCGTGTAGG GTAACGCCGT GGTTGTCACC GGRGGCSGAA ATGGTCGAGT CTGAGAGATT 480 TTGCGTCGGC AAGTCTGCCG AGTGGGACCA CGGCCAACGC AGGAGAATAG GAAATCTCAG 540 CCGTTGTTTG TTGAGACTAA AGTTGCACCA KTCAACATCG GCTCTGCTGA AGTCTGCACC 600 TCTCAACAGT GGTTGGATGA AAATCCGACA GTGGGTCGGA CGCCAAGTGC CTTGATGCGA 660 CGATCCACCA GTCGAACGCA CCAGCAGAAA TTTTTCTCCT AAGTTAGGGC GAASTATTKC 720 GTATGTGACG TCGAGTTGAC CGAATCGGCA CACCGAGTCA CAAACGGATC ACGNTGCCGA 780 CTTCTCGGAC GGCCGATAGC TTCGGAACGN TTCCAATGAC ATACATACAC AGCAGAAGAC 840 ATGCATGGGA CATTCTTGTA GGTATTGTAG TCAGATGATG TTACCTTCCA CCCAATATTG 900 ATTTGTAACC TTCGTATCCA TATTATTTTT TGAACCAAGA CTACAGGGTA TTGGCACAGA 960 GTTCGGATGC TGCATGAGTT GACTTTATCG GCATCATTAT TACCTTTCAC TACCCGACTC 1020 GGGATCGCCC AGAAATTTTT TTTCTTAGGG TGGATCCATT TAGATCTGCC ATGACTCTTG 1080 GTACCAGCTC GGAACCAGAA AACTTTACTG TGTGTCTTCA GGGGAGCTAT AATTAAATTT 1140 AGGGCAAGGG GGAAAAAAAA TGAGTGAGGC AGATTTGAAT GGGCCTCGTT AACATCGTTA 1200 AAACAACTCT GTTGAGAAAG GAGTCAAGGG ATGTAGTGGA TCGTCAAATG TAAACAATTG 1260 TCCGTAAATA CCCCCGTACA CACACCAACA GAGTAATTGT GCGTGTGAAT CCTGAGAAGT 1320 ATGTGGCAAA GGAATTAAGC GTGTAAACAG AGTCAGTGAA CTAACTATTA CTACCACCGT 1380 GAGACAACAC GGGAAAACAA ACTACGTAGT ATCTACAGTG TGGAATGGAA TAATCGAGAT 1440 ACTACCATAG GTACTACAAA CTTGAATTTA GAGGATTGGG TAATAAAAAA TAAAATAAAT 1500 AAAAATAAAA AATAAAAACC AAACCAGACC ATCATGAGAC GCACATGACG TCCCCGTGAC 1560 TACTTTGGTA GAATTCCAGA CTCTCTCAAG TTCGCTTTTC ACGATAGCAA GACGGCGAGC 1620 CCGGCAACGA ACCTCAACCC ATCCATGCCA ACGATAACTT TACTCTTTTG GTCGTCTCCA 1680 GGCACATCCC CACTGTCTCC CCACTCCAAG AGACTCTGTC GAAGCATCCA AGAACACACT 1740 CCGCCCCCCT AGCATGCGAC TATCCTTCCT GGTTCGGCCC TTGAGATCTG GGCCCCCGTT 1800 TTTCTTGCCA TGGTCCCTAC CCCGAGAATG GGGTGTCCTC CAATCCCTGG GATGGAGGCG 1860 ACGTTTTGTC TTGCCGACGT ATGGACCGTT CATGTAAAAC CTTTCATTTA ATTTTCAATT 1920 AAGCGCACTA AATAATTCCA CGATGCGGTT ATTAAGTTCC GACTCTGGGT TATATATCTC 1980 CGCGCTTCCC ACGTTGCCTC CCCGGTTTCC TTCTCTTTCT CATCCCATCT TTCATCCCTT 2040 CACCAATCTG TCTAAGGATT CGTTCGACCA TTGAGGAATC CATCCATCAT T 2091
【0062】配列番号:4 配列の長さ:1915 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:アスペルギルス・オリゼ 配列の特徴 特徴を示す記号:promoter 配列 ATTCTATAGA CTTGGTAGAA GTAGAACCTT CCCTGGTCGT ATATGGAGTA CCGAACGCGG 60 TGGGCAGTAC ACCAGCAACA CCACCAGCGT ACACACGCTC AACAGTTCGC GTCGCTAAAG 120 GCGCGCGACC GCGATAGTGG CATACTTCTT ACAAGAGAAA ACAGCGCGAG ATTAAGTCAC 180 GACAGTAATG AATTGGATTA TTCGTCATAG AATCTGCATT TCGAATCTAT GCCATCCGGT 240 GGCAATTCAT AGAGAATACC ACTTGGTCAA GTAAAATTTC TTAATGTACA TGCTCGGATG 300 CATCCCATGA GATCCAATCC ACTCAGCCGC GTCGTCGGCA GCCTACTATT TATTGCGCAG 360 CAAAACGAAA ACTAATCCCA GTGCCGAAAC CCATTGATAT TCGCAAATGA AAAAAAAGAA 420 CCCATCATGT ATCGCCAGTC GTGAAAAAGA AATAAAACCC CTAATCGCCT ACCCAGAGAC 480 AACCAGAAAA ACCGGACTCA TTAGAGAATA ATCTAAGAGC GCTCACCACG GAGACGGCGG 540 GCGAGCTGGA TGTCCTTGGA CTGGATGGTA ACACGCTTGG CGTGGATGGC GCAGAGGTTG 600 GTGTCCTCGA AAAGAGAGAC GAGGTAGGCC TCAACGGACT CCTGGAGAGC ACCGATGGCG 660 GAGGACTGGA AACGGAGGTC GGACTTGAAA TCCTGGGCGA TTTCACGGAC CAGACGCTGG 720 AAGGGGAGCT TGCGGATCAG AAGCTCGGTG GACTTCTGGT AGCGACGGAT CTCACGGAGA 780 GCGACGGTAC CTTTTCATGA CTGTTAGTGA TGACGCGATG ATGGTTTGCC ACATCATAAG 840 ATAACTTACC AGGCTTGTAA CGGTGAGGCT TCTTGACACC TCCGGTAGAG GGAGCAGCCT 900 TACGGGCGGC CTTGGAGGCG AGCTGCTTAC GAGGGGCCTT GCCACCAGTG GACTTACCTG 960 GATGGATGTT AGTGATGATG ATTCAAGACG CGATGTATCA CTCATGGGGA CGCGACCCTG 1020 ACGCGGGGCG ACGACACCAC AAGAGAAAGG ATAGTAAGGT TAAGACTTAC GGGCAGTCTG 1080 CTTAGTTCTG GCCATCTTTA GAGATAAGGT TTGATGGATT TAGTCGACTT TGAGATGAAA 1140 ATAGATAAAA GTCGATGGTT GTCGATGATA ATGTGTTGGC GGATGAGGAG ATGAAAGAAG 1200 GATGGAGGAG GCGGGTGGGG GAAGGTATTT GTAGTAAGCG AAGGGTGGGT GGTGATCTGA 1260 TGGCGTTGCC AGCAATTTGG GTGGCCTTAG CGTCGTTTCC CTTTGATCAA AAAAGCGCTC 1320 GGAAAGCAGC ACACCATAAG CCGTGATTTC GGGGGTCACT TTTGGCTGCA GAATCAAAGG 1380 GTTACCTTGC GGGCGGTCAA GGAATCCGCG CCCAAGGCAG GAATGAAGTG TGGTCTGTGC 1440 GTTAAGCGAG TGACGGACCA ATAGAATCGT AGGATCACTG ATCTAGCCTG TCTCCCTACC 1500 ACGTCTTGAT CCCAACCACC GGTAAGGTAT GTGAAGTAAT TCAGTAGATC AAAATGAAAG 1560 TTGGTATGCT CAGGAATATC TCTGGTCAAT TTTGATCCCT GATCTCGGTG GTTCAGAGGC 1620 ATTCCGTGAG GATCAAAGTT GATCGTAGCG GAATCATCAC TTCTCGGTCA CGTTGCCGAC 1680 AGATCAAACC CGCCGGGAGG ATCCTCGTCT CTCATTGGTC GATCCTCTTG TAGCGCGTGA 1740 TTCCAACGCC CTCCCCGCGC TCTTCCTTTT CCTATACAAA TATCACCCGT CCCATGGCAG 1800 CTGTCCCAAT CTTTCCCTTC CCATCTCTCT CACATCTGTC ATCCAATTAA CCACCTATCT 1860 CTCCACATTT TCCCACTCAA CCTTAAACAA GTTAACTCTT TAATCAACCA TCAAT 1915
【0063】配列番号:5 配列の長さ:1569 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:アスペルギルス・オリゼ 配列の特徴 特徴を示す記号:promoter 配列 ATCGGAGGTC TTGGGCTCAA TGAAGTGAAT ATATAGTGGA GGGCTCTCCG CACTACTTTG 60 TTGAAAGAYA ATCGATACTT GCTCGATTTA GTAGTCAAAG CGCCGAACTG AGCCTTTCCA 120 TGGCAATAGT CAAATGAAAT AACTACTGGA CTAGATCTCA TCATCAAACC ATTGTATGTT 180 TAGCTCACGG GGATGTTGTT CCTCGGTTAC TACCCGCTTT GTAGAGTCAT GGAGCAGAAT 240 TCCGAAATGA GTTATAGTGG GCAAAAAACA TTATTCTTAT GTTGCCAGAA AAAAATACTA 300 CGTTTTTCTC CTTCAACCAT TGTCTTGCGA GTCAACTAGC AGCATATCAG ACTGTGACAG 360 TAGTCCGTTG CCCTCACCGG CCTATCGGAC GAGGTGTTTT TGTGTTGCTA CCCTTCTGGG 420 TTTAGTGAGT TGGACCAGAT TTTGGTAAAT GTTGCACGTG ACTCGGGTCA CATGAGGAGC 480 TCTTCAAAGA GTGCGCTATT CCTGAACAGG TACTCTTGAC GCTAGGCAAT TTCAGGCACA 540 ACTCAAGGCG CCCGCAAGTG CCCGCTCAGT GGCCTACTCG AAAATACCAA CTCTTTGGGT 600 GTGGTTCGCT ATAAGGGCTT TCGCCTTTAC ATAGTGACAT GAATAACCAC GGAGTATATA 660 GGTCCTTGGC TAATCGTGCG AAATCCAAGT ATCGATTCAA CTGCATGATT GTGATAGCTT 720 GGTAGAGTAG CATAGCGGCA AGAGCAATCT CCGAGATGGC TAATATGAAG AATTTTACAA 780 GATACTCGGA CATAAGTCTG CAGAGGTGAC TTCTCAAAGT TCTTTCCTGG AGGCTGTTCA 840 ACGCGATGCC ATTCTCTTGA CCCCACATTG ATTGAATACG TCCCCCACAG CTTCACTGGA 900 ACATGTTGGC TTGTGCCAAG TGAGAGCAAT CGTACCTCAT CTCATCATAT ATGGATATAT 960 GTCGTATACC TGCTTCCGAA GGTTGAAAGT CAAGGATGGA AAAGAAAAAG GAGGAGAGTT 1020 CTAGATTCAT GCGGGGGAGT GGTTGTGGTG TTACTAACTT ACTCCGTACT GATCCTACGA 1080 CTGCCAGGTG ATATTGATAT GAATATCGAA TGATGATTGG GTGGATGGGG TTTGTTCCGA 1140 AAGAGGGTTA GTTCGTTGTG GAAGGGTAGA TTTTACGATT GGAAGATAAT GTGGGATAGG 1200 GCTAACGCGG CCTGCCTGAA CCCTCAGGCC GGAGCCGGGT GTTACATACT GACCGCCCAG 1260 CGGCTGAGTT AATGAGAACA TACACATGAT TCGAAGTTTC AGGTCGATGG TGGAGGGGAT 1320 ACATTCAAAA TTAGTACTTA AGAGAATTAA ATACGAGGCT AATGAGGTTA ACTGCTCTAC 1380 TTACCCCACG AGAGGAGGAA AAACTGCACC ATCATCGTTT GGTGGTGTTG GTCATGTGAT 1440 CTTCAATCAC CTGACTCTGA ACCCGTTAAG CGAGACTTGG CAGAAATCGG AATGCACACC 1500 AAAATTGCCC ATCCTCACAA CCACCCGAAC AACATCGCAG CTTTCGAGGT CGACAACTAA 1560 TACGCCAAA 1569
【0064】配列番号:6 配列の長さ:1631 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic DNA 起源 生物名:アスペルギルス・オリゼ 配列の特徴 特徴を示す記号:promoter 配列 CAGGTATTTC CTTTAGTCGG TCCAGCCTTA CCATTTCCCT GCATTGAATG ACAACACTGT 60 CGCATTTTTT ATACGCCAAT AATAGCCATG GCCATTCTCT CACAACATCA CAGGTCAAGC 120 AGACTGCAAG TGGTTTCTTG TGGTGGCTGT ACTATCAAAA CGATAGAATT CCCATTTGCT 180 TCGTTGGCGG TAGTAACCCC CACCAATGCT TTGTGGACTT GATGAAGTGT ACACGTCCAC 240 TGCCTGTCAA AATGGCACGT AATACATTCC AATCCACAGG CTAGAAGGCT TGTGCGGTGT 300 CCACAGACGA TCAATCCTCA TAGGTTTCTG ACAGTCTCAC CCAGTGTTAG CCGTCGATGC 360 GGTCTCCGTG GTTATGCTTT CATTATCACT CCATATGTCT CTGCTCTCCC TCTCCACTGC 420 GCGCATAGCT TGAGCAACCT CCTCAAGCTT AGCTACCACA TCCAATACGC CGTTGTTGAC 480 CCTATCGAAA TAGCGATCAT TCGCTTCACG CCTCTCGCGT GCCAGAAGAA TGTCCTTTTC 540 TGTTTCCTCA TCTAGATTCC TCTGGGAGGC ATCATCCGTT GCGGTTTGTT CTCCCGTGTG 600 ACTAGTGGCA GGAGAGGATG CTCTTGGTCT TGATTGACTC TTGGTAGCTG CATTCTTCGG 660 ATCAACTACC TCATCAGCTT CGCTTCGAGC CCAGGCCTGG GCAAGCCTCA GCTGCTTTGT 720 TCGCAGGTCT TCAAGGGCCT CAGAGTGCTT TTCGCCAAAG ACATGTTCAC TAGCTACCGC 780 ACTCAGCTCG ACCTCTGACA AGGCATTCTG CATTTCTTGC CAGATGGCGT CCGAGCGATC 840 AAGTTCGCCT TTTGATTGTG TACGAGATAG AAAGGGGGAG AGAGAGCCTG GGGTCTCAAG 900 GCCGCCTTGC TGGCGCGAGG AACGATTCCG CTGCAGCGCA GGACGCTGAA CCCCTCCACC 960 GGGAGAAACC GAGGGCACCG GAGGTGTGAG AGATATGTTA GATCCATTAT GGGAAGTGGG 1020 TGGACCTTGA AAAAGAACAG GGGGAGGGAG ACGCGCAGAG GGAATTTTCC TCAGATTCTC 1080 TAATTTTGGA GCCGCATCCA TGGTGTTCGC GAAGTATACG TTGTTGGCAG GCGAACTAAA 1140 ACAGAACAAG CTCCAATTGA CAGCCGTAAA TAAAGGGAGC TTAATCTCCG CATACAATCA 1200 ATGCTGACGG TCACTGATAA GGGGCTTATC GATATCGGAG AACGGCGGAA GTTGTTCCGA 1260 TCCCGTGCCT CGCTTAGCGG CCGATTAGGG CGGAGCGCGC ACAGCAGAAC ATTTTGGTGA 1320 GCCTTCAGCG ACACCGCCGG CCGTGAAAGG AACCCTTCGA CTCTCGACAA CCATCCCCAT 1380 CAGGCCTTTC GGCAATCTAT ATCAGTCGGT ATGTATATTG TTGCTGCTAT TTTTTGATGA 1440 AATATATTCG TGTCTAGGGA CTCCCGTTCA ACATCGAATC TTTTGATTTT TGATTTTCCA 1500 CCGCCCCGGC CATGTACTTC TGAAATCCAC GTCCCCTCCA CAAATCACGA AATCACCAAG 1560 CATCAGATTG CCACAGCAAG ATCTAACGCA TTCTTCTTCT ACAGACCGTC CTTCGAACAT 1620 AATCCGCCAA G 1631
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグルコース存在下で発現するプロモー
ターの単離法を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配列番号:1乃至配列番号:6に示した塩
    基配列で示されるDNA。
  2. 【請求項2】請求項1記載のDNAとストリンジェント
    な条件下でハイブリダイズするDNA。
  3. 【請求項3】アスペルギルス属由来である請求項1又は
    請求項2記載のプロモーター。
  4. 【請求項4】アスペルギルス・オリゼ由来である請求項
    1又は請求項2記載のプロモーター。
  5. 【請求項5】アスペルギルス・オリゼのアルコール・デ
    ヒドロゲナーゼI(alcohol dehydrogenase I)遺伝
    子、コプロポルヒィリノーゲンIIIオキシダーゼ(copro
    porphyrinogen III oxidase)遺伝子、ヘキソース・ト
    ランスポーター(hexose transporter)遺伝子、ヒスト
    ンH4.1(histon H4.1)遺伝子、40Sリボゾーム蛋白質S1
    7(40S ribosomal protein S17)遺伝子、40Sリボゾー
    ム蛋白質S28(40S ribosomal protein S28)遺伝子の何
    れかより選ばれた請求項4記載のプロモーター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001018219A1 (fr) * 1999-09-07 2001-03-15 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Sequences regulatrices fonctionnant dans des champignons filamenteux
KR100676183B1 (ko) 2004-05-14 2007-01-30 채건상 아스퍼질러스 오리재 유래의 프로모터의 활성을 나타내는엠에이취에이 유전자

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