JPH11270639A - ローディングカム装置 - Google Patents
ローディングカム装置Info
- Publication number
- JPH11270639A JPH11270639A JP9061698A JP9061698A JPH11270639A JP H11270639 A JPH11270639 A JP H11270639A JP 9061698 A JP9061698 A JP 9061698A JP 9061698 A JP9061698 A JP 9061698A JP H11270639 A JPH11270639 A JP H11270639A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- cam roller
- contact portion
- loading
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Friction Gearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カムローラの遠心力により発生する摩擦力の
影響を低減し、ローディングカム装置のローディングカ
ム装置の効率を容易に向上させることができるローディ
ングカム装置を提供する。 【解決手段】トルク入力軸に一体に回転可能に、かつ、
軸方向に係止されて取り付けられる第１部材と、該トル
ク入力軸に相対的に回転可能に、かつ、軸方向に移動可
能に取り付けられる第２部材と、これら第１・第２部材
の対向面にそれぞれ形成されたカム面間に接触して配置
される１つまたは複数重ねのカムローラと、該カムロー
ラを上記トルク入力軸の半径方向の軸を中心として相対
回転可能に嵌合して保持する開口部が形成されたカムロ
ーラ保持部材とを備え、上記第１部材と上記第２部材と
の間のトルク差に応じて上記カムローラがカム面間で転
動し、第２部材の軸方向の押圧力が変化するローディン
グカム装置において、ディスク軸方向荷重を受け持つカ
ムローラと、該カムローラと隣接するカムローラまたは
保持器と接触する当接部を別部品で形成すると共に、上
記当接部に、テフロン加工等の低摩擦処理を施した。
影響を低減し、ローディングカム装置のローディングカ
ム装置の効率を容易に向上させることができるローディ
ングカム装置を提供する。 【解決手段】トルク入力軸に一体に回転可能に、かつ、
軸方向に係止されて取り付けられる第１部材と、該トル
ク入力軸に相対的に回転可能に、かつ、軸方向に移動可
能に取り付けられる第２部材と、これら第１・第２部材
の対向面にそれぞれ形成されたカム面間に接触して配置
される１つまたは複数重ねのカムローラと、該カムロー
ラを上記トルク入力軸の半径方向の軸を中心として相対
回転可能に嵌合して保持する開口部が形成されたカムロ
ーラ保持部材とを備え、上記第１部材と上記第２部材と
の間のトルク差に応じて上記カムローラがカム面間で転
動し、第２部材の軸方向の押圧力が変化するローディン
グカム装置において、ディスク軸方向荷重を受け持つカ
ムローラと、該カムローラと隣接するカムローラまたは
保持器と接触する当接部を別部品で形成すると共に、上
記当接部に、テフロン加工等の低摩擦処理を施した。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ローディングカ
ム装置の効率向上技術に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のこの種のローディングカム装置と
しては、例えば、特開平１−２９９３５８号公報所載の
ものが公知である。 【０００３】この従来のローディングカム装置は、例え
ば、トロイダル型無段変速機に用いられ、図６に示すよ
うに、入力ディスク１と、出力ディスク２と、両ディス
ク１，２によって形成されるトロイダル状の溝内に、両
ディスク１，２と摩擦接触するように配置される一対の
パワーローラ３，３と、このパワーローラ３，３を夫々
ピボットシャフトを介して回転自在に支持する一対のト
ラニオン４，４と、を有して構成されており、また、入
力トルクに応じて動力を伝達するために各ディスク１，
２とパワーローラ３，３の間にディスク軸方向に力を発
生するローディングカム５が配設されて構成されてい
る。 【０００４】そして、リング状のカムローラ保持部材６
の周方向に等間隔に４つの開口部を形成し、各開口部に
夫々３個のカムローラ７，７，７をトルク入力軸９の半
径方向の軸を中心に回転可能に嵌合保持して構成されて
いる。尚、カムローラ７，７，７のカムローラ保持部材
外径方向の側面には、カムローラ端の面積よりも大幅に
小さくなる当接部８が形成されている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来のローディングカム装置にあって
も、より効果を向上させるために、当接部に表面処理等
を行い低摩擦化を図ることは容易に考えられるが、カム
ローラ端面がカムローラ外径よりも小さいため、隣り合
うローラの回転方向が交わることが容易になり、それに
より当接部での接触が角当たりになると低摩擦化の効果
が得られにくく、また、高面圧が低摩擦部にかかること
により低摩擦部の耐久性を損なう、という問題を有して
いた。 【０００６】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、従来のカムロ
ーラを、軸方向荷重を受け持つカムローラと、該カムロ
ーラと隣接するカムローラまたは保持器と接触する当接
部を別体とし、接触部に低摩擦処理を施すことで、効率
の向上を図ることができるローディングカム装置を提供
しようとするものである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、トルク入力軸に一体に回転可
能に、かつ、軸方向に係止されて取り付けられる第１部
材と、該トルク入力軸に相対的に回転可能に、かつ、軸
方向に移動可能に取り付けられる第２部材と、これら第
１・第２部材の対向面にそれぞれ形成されたカム面間に
接触して配置される１つまたは複数重ねのカムローラ
と、該カムローラを上記トルク入力軸の半径方向の軸を
中心として相対回転可能に嵌合して保持する開口部が形
成されたカムローラ保持部材とを備え、上記第１部材と
上記第２部材との間のトルク差に応じて上記カムローラ
がカム面間で転動し、第２部材の軸方向の押圧力が変化
するローディングカム装置を技術的前提とし、ディスク
軸方向荷重を受け持つカムローラと、該カムローラと隣
接するカムローラまたは保持器と接触する当接部を、別
部品で形成したことを特徴とするものである。 【０００８】そして、この発明にあっては、上記当接部
を、テフロン加工等の低摩擦処理を施して形成したこと
を特徴とするものである。 【０００９】また、この発明にあっては、上記当接部
を、球体で形成し、または、円柱と半球または球面とを
合わせて形成し、或は、円柱と円錐台または円錐とを合
わせて形成するのが望ましい。 【００１０】さらに、この発明にあっては、上記カムロ
ーラと当接部を、カムローラの回転中心で弾性体を介し
て結合するのが望ましい。この場合、上記弾性体の一端
を、保持器の軸寄りの位置で保持するのが望ましい。 【００１１】 【発明の実施の形態例】以下、添付図面に基づいて、こ
の発明の実施の一形態例を詳細に説明する。 【００１２】図ｌは、この発明の実施の第ｌ形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、該ローディングカム
装置は、そのカム面を乗り上げることにより発生する軸
方向荷重を受け持つカムローラ１７と、隣接するカムロ
ーラ１７または保持器１８（図５参照）と接触する球状
の当接部１９と、から構成されており、該当接部１９の
表面は、テフロン加工等の低摩擦処理が施されている。
尚、本形態例に係るローディングカム装置のその他の構
成・作用は、前記従来技術で説明したローディングカム
装置と同様であるので、その詳細な説明をここでは省略
する。 【００１３】それ故、この形態例に係るローディングカ
ム装置にあっては、当接部１９の形状が球体であるの
で、隣接するカムローラ１７の回転方向が交わった場合
でも、当接部１９の接触は常に点接触となり、低摩擦部
への条件が安定するので、耐久性を確保しつつカムロー
ラ１７の遠心力による摩擦が発生しにくくなる、という
効果が得られる。 【００１４】図２は、この発明の実施の第２形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、当接
部１９の形状を、円柱部２０と、半球または球状部２１
とを結合させた形状に形成したので、カムローラ１７の
遠心力を受け持つ面積が前記第１形態例の当接部１９よ
りも大きくなるので、面圧を低下させることができるた
め、低摩擦処理の耐久性を第１形態例の当接部１９より
も向上させることができる。 【００１５】図３は、この発明の実施の第３形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、当接
部１９の形状を、円柱部２０と、円錐または円錐台部２
２とを結合させた形状に形成したので、第２形態例と同
様の効果が得られると共に、当接部１９の加工が第２形
態例のものよりも簡易となる、という効果が得られる。 【００１６】図４は、この発明の実施の第４形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、カム
ローラ１７の回転中心に開設された貫通穴２３に弾性体
２４を挿通することで各カムローラ１７を連結したの
で、前記第１乃至第３形態例において部品点数が増加す
ることによる組み立ての煩雑さを改善し、組み立ての簡
略化を図ることができる。但し、この場合には、保持器
１８と接触する当接部１９において、弾性体２４が接触
面に存在しないように配設する。 【００１７】図５は、この発明の実施の第５形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、前記
第４形態例における弾性体２４の軸中心寄りの一端を、
保持器１８と結合させることで、カムローラ１７と保持
器１８間の摩擦力をさらに減少させ、低摩擦処理の耐久
性をより向上させることができる。 【００１８】以上は、この発明をトロイダル型無段変速
機に適用した場合を例にとり説明したが、その他に、ト
ルクに応じた作用を期待するような機構、例えば、ＬＳ
Ｄや自動変速機の前後進切り換え機構、２ＷＤと４Ｗの
切り換え機構等に使用できることは勿論である。 【００１９】 【発明の効果】この発明に係るローディングカム装置
は、以上説明したように、軸方向荷重を受け持つカムロ
ーラを、このカムローラと隣接するカムローラまたは保
持器と接触する当接部と別体に形成すると共に、該接触
部に低摩擦処理を施したので、カムローラの遠心力によ
り発生する摩擦力の影響を低減し、ローディングカム装
置の効率を容易に向上させることができる、という優れ
た効果が得られる。 【００２０】また、この発明にあっては、隣接するカム
ローラ間または保持器との間の摩擦を低減させることが
できるので、カムローラが回転しやすくなり、カムロー
ラとカム面の接触摩擦条件を改善することができる、と
いう効果も得られる。
ム装置の効率向上技術に関する。 【０００２】 【従来の技術】従来のこの種のローディングカム装置と
しては、例えば、特開平１−２９９３５８号公報所載の
ものが公知である。 【０００３】この従来のローディングカム装置は、例え
ば、トロイダル型無段変速機に用いられ、図６に示すよ
うに、入力ディスク１と、出力ディスク２と、両ディス
ク１，２によって形成されるトロイダル状の溝内に、両
ディスク１，２と摩擦接触するように配置される一対の
パワーローラ３，３と、このパワーローラ３，３を夫々
ピボットシャフトを介して回転自在に支持する一対のト
ラニオン４，４と、を有して構成されており、また、入
力トルクに応じて動力を伝達するために各ディスク１，
２とパワーローラ３，３の間にディスク軸方向に力を発
生するローディングカム５が配設されて構成されてい
る。 【０００４】そして、リング状のカムローラ保持部材６
の周方向に等間隔に４つの開口部を形成し、各開口部に
夫々３個のカムローラ７，７，７をトルク入力軸９の半
径方向の軸を中心に回転可能に嵌合保持して構成されて
いる。尚、カムローラ７，７，７のカムローラ保持部材
外径方向の側面には、カムローラ端の面積よりも大幅に
小さくなる当接部８が形成されている。 【０００５】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された従来のローディングカム装置にあって
も、より効果を向上させるために、当接部に表面処理等
を行い低摩擦化を図ることは容易に考えられるが、カム
ローラ端面がカムローラ外径よりも小さいため、隣り合
うローラの回転方向が交わることが容易になり、それに
より当接部での接触が角当たりになると低摩擦化の効果
が得られにくく、また、高面圧が低摩擦部にかかること
により低摩擦部の耐久性を損なう、という問題を有して
いた。 【０００６】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、従来のカムロ
ーラを、軸方向荷重を受け持つカムローラと、該カムロ
ーラと隣接するカムローラまたは保持器と接触する当接
部を別体とし、接触部に低摩擦処理を施すことで、効率
の向上を図ることができるローディングカム装置を提供
しようとするものである。 【０００７】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、トルク入力軸に一体に回転可
能に、かつ、軸方向に係止されて取り付けられる第１部
材と、該トルク入力軸に相対的に回転可能に、かつ、軸
方向に移動可能に取り付けられる第２部材と、これら第
１・第２部材の対向面にそれぞれ形成されたカム面間に
接触して配置される１つまたは複数重ねのカムローラ
と、該カムローラを上記トルク入力軸の半径方向の軸を
中心として相対回転可能に嵌合して保持する開口部が形
成されたカムローラ保持部材とを備え、上記第１部材と
上記第２部材との間のトルク差に応じて上記カムローラ
がカム面間で転動し、第２部材の軸方向の押圧力が変化
するローディングカム装置を技術的前提とし、ディスク
軸方向荷重を受け持つカムローラと、該カムローラと隣
接するカムローラまたは保持器と接触する当接部を、別
部品で形成したことを特徴とするものである。 【０００８】そして、この発明にあっては、上記当接部
を、テフロン加工等の低摩擦処理を施して形成したこと
を特徴とするものである。 【０００９】また、この発明にあっては、上記当接部
を、球体で形成し、または、円柱と半球または球面とを
合わせて形成し、或は、円柱と円錐台または円錐とを合
わせて形成するのが望ましい。 【００１０】さらに、この発明にあっては、上記カムロ
ーラと当接部を、カムローラの回転中心で弾性体を介し
て結合するのが望ましい。この場合、上記弾性体の一端
を、保持器の軸寄りの位置で保持するのが望ましい。 【００１１】 【発明の実施の形態例】以下、添付図面に基づいて、こ
の発明の実施の一形態例を詳細に説明する。 【００１２】図ｌは、この発明の実施の第ｌ形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、該ローディングカム
装置は、そのカム面を乗り上げることにより発生する軸
方向荷重を受け持つカムローラ１７と、隣接するカムロ
ーラ１７または保持器１８（図５参照）と接触する球状
の当接部１９と、から構成されており、該当接部１９の
表面は、テフロン加工等の低摩擦処理が施されている。
尚、本形態例に係るローディングカム装置のその他の構
成・作用は、前記従来技術で説明したローディングカム
装置と同様であるので、その詳細な説明をここでは省略
する。 【００１３】それ故、この形態例に係るローディングカ
ム装置にあっては、当接部１９の形状が球体であるの
で、隣接するカムローラ１７の回転方向が交わった場合
でも、当接部１９の接触は常に点接触となり、低摩擦部
への条件が安定するので、耐久性を確保しつつカムロー
ラ１７の遠心力による摩擦が発生しにくくなる、という
効果が得られる。 【００１４】図２は、この発明の実施の第２形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、当接
部１９の形状を、円柱部２０と、半球または球状部２１
とを結合させた形状に形成したので、カムローラ１７の
遠心力を受け持つ面積が前記第１形態例の当接部１９よ
りも大きくなるので、面圧を低下させることができるた
め、低摩擦処理の耐久性を第１形態例の当接部１９より
も向上させることができる。 【００１５】図３は、この発明の実施の第３形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、当接
部１９の形状を、円柱部２０と、円錐または円錐台部２
２とを結合させた形状に形成したので、第２形態例と同
様の効果が得られると共に、当接部１９の加工が第２形
態例のものよりも簡易となる、という効果が得られる。 【００１６】図４は、この発明の実施の第４形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、カム
ローラ１７の回転中心に開設された貫通穴２３に弾性体
２４を挿通することで各カムローラ１７を連結したの
で、前記第１乃至第３形態例において部品点数が増加す
ることによる組み立ての煩雑さを改善し、組み立ての簡
略化を図ることができる。但し、この場合には、保持器
１８と接触する当接部１９において、弾性体２４が接触
面に存在しないように配設する。 【００１７】図５は、この発明の実施の第５形態例に係
るローディングカム装置に配設されたローディングカム
装置のカムローラ部を示しており、本形態例では、前記
第４形態例における弾性体２４の軸中心寄りの一端を、
保持器１８と結合させることで、カムローラ１７と保持
器１８間の摩擦力をさらに減少させ、低摩擦処理の耐久
性をより向上させることができる。 【００１８】以上は、この発明をトロイダル型無段変速
機に適用した場合を例にとり説明したが、その他に、ト
ルクに応じた作用を期待するような機構、例えば、ＬＳ
Ｄや自動変速機の前後進切り換え機構、２ＷＤと４Ｗの
切り換え機構等に使用できることは勿論である。 【００１９】 【発明の効果】この発明に係るローディングカム装置
は、以上説明したように、軸方向荷重を受け持つカムロ
ーラを、このカムローラと隣接するカムローラまたは保
持器と接触する当接部と別体に形成すると共に、該接触
部に低摩擦処理を施したので、カムローラの遠心力によ
り発生する摩擦力の影響を低減し、ローディングカム装
置の効率を容易に向上させることができる、という優れ
た効果が得られる。 【００２０】また、この発明にあっては、隣接するカム
ローラ間または保持器との間の摩擦を低減させることが
できるので、カムローラが回転しやすくなり、カムロー
ラとカム面の接触摩擦条件を改善することができる、と
いう効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図ｌ】この発明の実施の第１形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図２】この発明の実施の第２形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図３】この発明の実施の第３形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図４】この発明の実施の第４形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図５】この発明の実施の第５形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図６】トロイダル型無段変速機の入力軸部分を示す断
面図である。 【図７】従来のトロイダル型無段変速機に配設されたロ
ーディングカム装置のカムローラ部を示す概略説明図で
ある。 【符号の説明】 １ 入力ディスク ２ 出力ディスク ３ パワーローラ ５ ローディングカム装置 １７ カムローラ １８ 保持器 １９ 当接部 ２０ 円柱部 ２１ 球状部 ２２ 円錐台部 ２４ 弾性体
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図２】この発明の実施の第２形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図３】この発明の実施の第３形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図４】この発明の実施の第４形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図５】この発明の実施の第５形態例に係るトロイダル
型無段変速機に配設されたローディングカム装置のカム
ローラ部を示す概略説明図である。 【図６】トロイダル型無段変速機の入力軸部分を示す断
面図である。 【図７】従来のトロイダル型無段変速機に配設されたロ
ーディングカム装置のカムローラ部を示す概略説明図で
ある。 【符号の説明】 １ 入力ディスク ２ 出力ディスク ３ パワーローラ ５ ローディングカム装置 １７ カムローラ １８ 保持器 １９ 当接部 ２０ 円柱部 ２１ 球状部 ２２ 円錐台部 ２４ 弾性体
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項ｌ】 トルク入力軸に一体に回転可能に、か
つ、軸方向に係止されて取り付けられる第１部材と、該
トルク入力軸に相対的に回転可能に、かつ、軸方向に移
動可能に取り付けられる第２部材と、これら第１・第２
部材の対向面にそれぞれ形成されたカム面間に接触して
配置される１つまたは複数重ねのカムローラと、該カム
ローラを上記トルク入力軸の半径方向の軸を中心として
相対回転可能に嵌合して保持する開口部が形成されたカ
ムローラ保持部材とを備え、上記第１部材と上記第２部
材との間のトルク差に応じて上記カムローラがカム面間
で転動し、第２部材の軸方向の押圧力が変化するローデ
ィングカム装置において、ディスク軸方向荷重を受け持
つカムローラと、該カムローラと隣接するカムローラま
たは保持器と接触する当接部を別部品で形成したことを
特徴とするローディングカム装置。 【請求項２】 前記当接部は、テフロン加工等の低摩擦
処理が施されていることを特徴とする請求項１に記載の
ローディングカム装置。 【請求項３】 前記当接部は、球体で形成されているこ
とを特徴とする請求項１または請求項２のいずれかに記
載のローディングカム装置。 【請求項４】 前記当接部は、円柱と、半球または球面
と、が合わさって形成されていることを特徴とする請求
項１または請求項２のいずれかに記載のローディングカ
ム装置。 【請求項５】 前記当接部は、円柱と、円錐台または円
錐と、が合わさって形成されていることを特徴とする請
求項１または請求項２のいずれかに記載のローディング
カム装置。 【請求項６】 前記カムローラと当接部をカムローラの
回転中心で弾性体を介して結合したことを特徴とする請
求項１または請求項２のいずれかに記載のローディング
カム装置。 【請求項７】 前記カムローラと当接部をカムローラの
回転中心で結合する弾性体の一端を、保持器の軸寄りの
位置で保持することを特徴とする請求項５に記載のロー
ディングカム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061698A JPH11270639A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ローディングカム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9061698A JPH11270639A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ローディングカム装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270639A true JPH11270639A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14003433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9061698A Pending JPH11270639A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | ローディングカム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270639A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001065656A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-16 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機用ローディングカム装置 |
| JP2003307261A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機用ローディングカム装置 |
| CN106545716A (zh) * | 2015-09-18 | 2017-03-29 | 陈旺松 | 安全包覆型的凸轮把手 |
| WO2018174099A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 日本精工株式会社 | トロイダル無段変速機用押圧装置 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP9061698A patent/JPH11270639A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001065656A (ja) * | 1999-08-25 | 2001-03-16 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機用ローディングカム装置 |
| JP2003307261A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機用ローディングカム装置 |
| CN106545716A (zh) * | 2015-09-18 | 2017-03-29 | 陈旺松 | 安全包覆型的凸轮把手 |
| WO2018174099A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 日本精工株式会社 | トロイダル無段変速機用押圧装置 |
| US10948055B2 (en) | 2017-03-21 | 2021-03-16 | Nsk Ltd. | Pressing device for toroidal continuously variable transmission |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2003130159A5 (ja) | ||
| JPH11270639A (ja) | ローディングカム装置 | |
| JP2000205359A5 (ja) | ||
| JPH0256535B2 (ja) | ||
| US5772517A (en) | Transmission joint having a tripod element, the arms of the tripod element having spherical surfaces on axes offset from radii of the tripod element | |
| JPH084869A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP3437155B2 (ja) | トルクリミッタ | |
| JPH11118011A (ja) | トロイダル型無段変速機のパワーローラ軸受 | |
| JP4089085B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP4894178B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2002054661A (ja) | 遠心クラッチ | |
| JP4433377B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2002147461A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| WO2019111314A1 (ja) | ローディングカム装置 | |
| JP2003184976A (ja) | 摩擦ローラ式変速機 | |
| JP4524743B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2005003108A (ja) | スプライン装置およびこれを用いたトロイダル型無段変速機 | |
| JP4156117B2 (ja) | スラスト軸受とスラスト軸受を備えたトロイダル形無段変速装置 | |
| JP2000018354A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP3654425B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP3522522B2 (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2004132454A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2007107628A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JPH10132043A (ja) | トロイダル型無段変速機 | |
| JP2002364722A (ja) | ローディングカム装置およびこれを用いたトロイダル型無段変速機 |