JPH11270115A - 床材の施工方法 - Google Patents

床材の施工方法

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JPH11270115A
JPH11270115A JP11407898A JP11407898A JPH11270115A JP H11270115 A JPH11270115 A JP H11270115A JP 11407898 A JP11407898 A JP 11407898A JP 11407898 A JP11407898 A JP 11407898A JP H11270115 A JPH11270115 A JP H11270115A
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JP
Japan
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adhesive
laid
floor material
tiles
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP11407898A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Ogawara
義明 大河原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konishi Co Ltd
Original Assignee
Konishi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 下地上に表した基準線に一辺を沿わせて敷設
する床材を、一時固定のための両面粘着テープと永久固
定のための接着剤とで下地に固定する床材の施工方法に
おいて、施工時の床材の移動を防止すると共に床材の継
ぎ目における固着力に耐久性を持たせること。 【解決手段】 基準線2,3との間に接着剤塗布スペー
ス4を設けて下地上に両面粘着テープ5,6,7,8を
貼着し、床材を敷設する下地上への接着剤の塗布と両面
粘着テープの剥離紙の除去を行った後、床材を敷設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、下地上に表した基準線に一辺を
沿わせて敷設する床材を、一時固定のための両面粘着テ
ープと永久固定のための接着剤とで下地に固定する床材
の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、Pタイルやタイルカー
ペット等の床材を下地に敷設するに際しては、下地上に
基準線(下地の中央付近に描いた十字状の敷設開始線)
を表すと共に接着剤をクシ目コテ等を利用して塗布させ
た後、線の交差部から基準線に沿って床材を敷設し、次
いでその外側へ順次床材を敷設する施工方法が行われて
いる。この施工方法では、作業者はすでに敷設した床材
の上で次列の敷設作業を行うことになるが、敷設された
ばかりの床材の接着剤は未だ硬化していないため、作業
者の体重移動、ひねり、歩行等に伴って床材が動いてし
まい、基準となるべき床材の位置にずれが発生するおそ
れがあった。
【0003】床材を動きを防止するために、両面粘着テ
ープやこれと接着剤を併用する施工方法が採用され、基
準線に沿った床材を作業中は粘着テープによって固定さ
せることによって、床材材の敷設作業を円滑に行えるよ
うにしている。この公知技術として、特開平5−163
825号公報や特開平7−133662号公報に開示の
ものが知られている。前者はタイルカーペットの敷設に
関するもので、下地上に設定した基準線の中心と単位カ
ーペットの継ぎ目の位置に接着テープを設置し、基準線
にカーペットの一辺が沿うようにクロス状に単位カーペ
ットを敷設し、敷設したカーペットに沿って正確にカー
ペットを順次敷き詰めていくのである。後者の公知技術
はステンレスシートの敷設に関するもので、シート裏面
の周縁に粘着テープを貼着すると共にその内側に接着剤
を塗布し、その状態で被接着面に押しつけて貼付ける施
工方法である。
【0004】しかしながら、粘着テープはその使用の初
期の段階においては十分な固着力を発揮できるものの、
固着力に耐久性を期待することができない。テープの粘
着力が小さくなると、使用中に床材が下地から剥離して
隙間にホコリ等が侵入したりすることになる。いずれの
公知技術においても粘着テープは床材の周縁に沿う位置
に貼着されているため、床材の剥離は周縁から発生する
ことになる。そうすると、継ぎ目が浮き上がって歩行者
がつまづいたり、掃除中に端縁が捲れたりして、床材に
永久的な曲がり癖を付けてしまう不都合がある。
【0005】
【技術的課題】本発明は、下地上に表した基準線に一辺
を沿わせて敷設する床材を、一時固定のための両面粘着
テープと永久固定のための接着剤とで下地に固定する床
材の施工方法において、施工時の床材の移動を防止する
と共に床材の継ぎ目における固着力に耐久性を持たせる
ことを課題としたものである。
【0004】
【技術的手段】この技術的課題を解決するための技術的
手段は、(イ)基準線との間に接着剤塗布スペースを設
けて下地上に両面粘着テープを貼着し、(ロ)床材を敷
設する下地上への接着剤の塗布と両面粘着テープの剥離
紙の除去を行った後、(ハ)床材を敷設すること、であ
る。
【0005】両面粘着テープは、基準線に直接沿って貼
着されるのではなく、基準線との間に接着剤塗布スペー
スを設けて下地上に貼着されている。そのため基準線に
床材の一辺を沿わせて敷設すると粘着テープは床材の中
心部側、すなわち基準線に沿う一辺とこれに対向する一
辺との間に位置することになる。両面粘着テープは、い
わゆるテープの他シート状のものを含むものであるが、
これを基準線に沿って連続又は断続して下地上に貼着す
ることになる。
【0006】床材を敷設する下地上への接着剤の塗布と
両面粘着テープの剥離紙の除去が行なわれると、下地上
には基準線に沿って接着剤塗布部と粘着剤部とが区分け
されて現れることになる。接着剤は、貼着されている粘
着テープを避けて塗布するようにしても良いが、一旦剥
離紙の上面を含む全体に塗布した後剥離紙を除去すれ
ば、簡単に両者の境界を明確にすることができる。
【0007】基準線に一辺を沿わせて床材を下地上に敷
設すると、床材は中心部側が粘着テープによって一時固
定され、他の部分が接着剤によって永久固定されること
になる。したがって、床材は基準線側とその反対側の辺
が接着剤で固定される。他の二辺は、粘着テープの貼り
方によって若干相違するが、辺上の中間に粘着テープが
臨んだ場合であっても、その部分を除いては接着剤で固
定されるため、床材の四辺の継ぎ目における固着力に耐
久性を持たせることができる。
【0008】床材の材質は特に限定されるものではな
く、一般に使用されている樹脂系やゴム系のタイル、コ
ルクや合板等の木質系タイル、織物その他の繊維系タイ
ルの他、金属、石材、陶磁器等からなるタイルを敷設す
る場合においても本発明を使用することができる。両面
粘着テープは市販のものを使用することができる。下地
の表面に凹凸がある場合には、ゴム弾性を備えた支持体
に粘着剤層を形成したテープを使用することが望まし
い。弾性を備えた支持体としては、発泡体、ゴムや樹脂
内に中空体粒子を混入させた疑似発泡体等からなるシー
ト、織物、不織布等を好適に使用することができる。床
材を固定するための接着剤は、アクリル系、ゴム系、エ
ポキシ系、ウレタン系等の公知の接着剤を使用すること
ができる。なお、これらの接着剤のうち一液型の無溶剤
湿気硬化型接着剤を使用すると、環境の汚染もなく、時
間の経過と共に接着力が大きくなる利点がある。
【0009】
【発明の効果】施工時に床材の移動を防止できるできる
ため、円滑且つ正確な作業を行うことができる。また、
床材の四辺の固着力に耐久性を持たせられる結果、使用
中にその端縁が下地から剥離しなくなり、床材のきれい
な継ぎ目を長期にわたって維持することができる利点が
ある。
【0010】
【実施の形態】図1は、下地1上にタイルカーペット1
0を敷設施工する一例を説明するためのものである。最
初に、下地1とタイル10の大きさや配列具合を勘案し
て、鉛筆等を使用して下地1上に基準線2、3を十字に
クロスさせて表す。この基準線2、3によってタイル1
0の敷設部がa、b、c、dの四つに区分される区分a
において、基準線2、3から接着剤を塗布するスペース
4、4を設けて両面粘着テープ5、6を剥離紙を表面に
つけたまま下地1に貼着し、基準線2、3に沿って敷設
する予定のタイルスペース上に接着剤を塗布し、両面粘
着テープ5、6の剥離紙を除去し、タイル10を基準線
2、3の交差点から順次基準線2、3に沿って敷設す
る。区分aにおいて、基準線2、3に沿って敷設したタ
イル10で囲まれた部分は、従来通り下地1に接着剤を
と塗布してタイル10を敷設するが、基準線2、3に沿
ってすでに敷設されているタイル10は、粘着テープ
5、6によって固定されているため、作業者がその上に
載って作業をしてもタイル10が動くおそれはない。
【0011】次いで区分cにおいて、区分aと同様に両
面粘着テープ7、8を貼着してタイル10を貼着し、残
った区分b、dは既に敷設されているタイル10に沿っ
た位置から順次敷設していくことになる。
【0012】上記の敷設手順では、区分ごとにタイル1
0を敷設しているが、基準線2、3に沿った部分を先に
敷設し、後で接着剤だけでタイル10を敷設部分全体を
敷設するようにしても良い。なお、両面粘着テープの貼
着位置は、区分a、cだけに貼着するのではなく、テー
プ6を区分dの符号16の位置に、テープ8を区分bの
符号18の位置に貼着するようにしても良い。基準線に
沿って接着剤の塗布スペースを確保できる限り貼着位置
はとわない。上記の実施形態では、テープ状の粘着剤を
使用しているが、基準線2、3から導かれるタイル10
の貼着位置の中央に両面粘着シートを貼着させ、同様の
手順でタイル10を敷設させても良い。この場合には、
タイル10の中央部が粘着剤で周縁部が接着剤で下地1
に固着されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイルを敷設施工する下地の平面図
【符号の説明】
1下地、 2、3基準線,、 4基準線側の接着剤塗布
スペース、5、6、7、8両面粘着テープ、 10タイ
ルカーペット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地上に表した基準線に一辺を沿わせて
    敷設する床材を、一時固定のための両面粘着テープと永
    久固定のための接着剤とで下地に固定する床材の施工方
    法において、基準線との間に接着剤塗布スペースを設け
    て下地上に両面粘着テープを貼着し、床材を敷設する下
    地上への接着剤の塗布と両面粘着テープの剥離紙の除去
    を行った後、床材を敷設する床材の施工方法。
JP11407898A 1998-03-20 1998-03-20 床材の施工方法 Pending JPH11270115A (ja)

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