JPH11267871A - Yagレーザ加工方法及びその装置 - Google Patents

Yagレーザ加工方法及びその装置

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JPH11267871A
JPH11267871A JP10070635A JP7063598A JPH11267871A JP H11267871 A JPH11267871 A JP H11267871A JP 10070635 A JP10070635 A JP 10070635A JP 7063598 A JP7063598 A JP 7063598A JP H11267871 A JPH11267871 A JP H11267871A
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JP
Japan
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laser processing
laser beam
work
contact
yag laser
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JP10070635A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Onodera
宏 小野寺
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルの高さ方向の移動位置決めを容易に且
つ正確に行なうことにより、レーザ加工の安定性と精度
と作業効率の向上を図る。 【解決手段】 レーザ加工ヘッド9に備えられた撮像手
段13によりワークWの表面上におけるレーザビーム軸
心位置LFに対するワーク加工位置WPを検出する。焦
点位置検出装置21又は23により高さ方向におけるレ
ーザビーム焦点位置LFに対するワーク加工位置WPを
検出する。撮像手段13と焦点位置検出装置21又は2
3で検出された検出信号に基づいて表示手段19により
表示されるので、どんな作業者でもレーザビーム焦点位
置LFをワーク加工位置WPに容易にかつ正確に一致さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、YAGレーザ加工
方法及びその装置に関し、特にノズルとワークの距離を
定量的に検出して、ティーチング時にレーザビーム焦点
位置をワーク加工位置に位置決めするYAGレーザ加工
方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、YAGレーザロボットはワークを
レーザ加工する前に、YAGレーザ加工ヘッドの内部に
設けられたCCDカメラ等の撮像手段を使用して、作業
者によりCCDカメラからの画像(モニタ)を見なが
ら、X−Y平面(ワークの表面上)でレーザビーム焦点
位置をワーク加工位置に合わせるティーチング作業が行
われる。
【0003】モニタ上のクロスターゲットとレーザビー
ム焦点位置は予め一致するように調整されているので、
モニタ上のクロスターゲットをワーク加工位置例えばワ
ークの突き合わせ部に合わせることにより、ティーチン
グポイントが決定され、このティーチングポイントが基
準となってティーチングプログラムが作成される。以上
の作業により、ワークのX−Y平面での位置決めが可能
となる。
【0004】ノズルとワークの高さ方向においてレーザ
ビーム焦点位置をワーク加工位置に位置決めするには、
上記のようにCCDカメラによりX−Y平面のピントが
合った位置で、作業者がレーザビームを見ながらYAG
レーザ加工ヘッドを昇降することによりティーチングポ
イントを探して合わせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のティ
ーチング作業においては、高さ方向においてレーザビー
ム焦点位置をワーク加工位置に合わせるのにモニタだけ
では判断できないので、実際には作業者がYAGレーザ
ビームを覗き見ながらYAGレーザ加工ヘッドを昇降し
て合わせている。したがって、定量的な位置決めが困難
であると共に、ノズル近傍を覗く作業が発生することに
なるため危険を伴う可能性があるという問題点があっ
た。
【0006】また、レーザビーム焦点位置がワーク加工
位置に合う位置(ピント)は、作業者の感覚で決まるの
で、そのピント範囲は2〜3mmと個人差が出てくると
いう問題点があった。
【0007】また、作業者は、ピントのある範囲の中心
を探すためにYAGレーザ加工ヘッドの上昇、下降を何
度も繰り返すので、作業性が悪いという問題点があっ
た。
【0008】また、上記のピント範囲が2〜3mmであ
るために、位置決め精度も同レベルとなってしまうとい
う問題点があった。
【0009】YAGレーザの溶接加工における焦点深度
の許容範囲は約1mm程度であるので、この許容範囲か
ら外れてしまうと加工不良(例えば溶け込み不足や貫通
など)が生じる可能性があるという問題点があった。
【0010】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ノズルとワークの距離を定量
的に検出して、ティーチング時の位置決め精度を向上す
ることにより、加工不良を低減し、作業の簡略化を実現
させるYAGレーザ加工方法及びその装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工方法は、YAG
レーザビームをYAGレーザ加工ヘッド内に備えた集光
レンズにより集光せしめて前記レーザ加工ヘッドの先端
に備えたノズルからワークに照射してレーザ加工を行う
YAGレーザ加工方法において、前記YAGレーザ加工
ヘッドに備えた撮像手段によりワークの表面上における
YAGレーザビームの位置に対するワーク加工位置を検
出すると共に、焦点位置検出装置により高さ方向におけ
るレーザビーム焦点位置に対するワーク加工位置を検出
し、前記撮像手段で検出された検出信号と前記焦点位置
検出装置で検出された検出信号に基づいて表示手段によ
り表示し、この表示に基づいてレーザビーム焦点位置を
ワーク加工位置に合わせるべく前記レーザ加工ヘッドを
三次元に移動調整することを特徴とするものである。
【0012】したがって、撮像手段により検出されたワ
ークの表面上におけるYAGレーザビームの軸心位置と
ワーク加工位置が、表示装置の画面に表示されるので、
作業者は画像を見ながら、YAGレーザ加工ヘッドを移
動調整して容易にYAGレーザビームの軸心位置をワー
ク加工位置に合わせる。また、焦点位置検出装置により
ノズルとワークとの距離がレーザビーム焦点位置に合っ
たか否かを表示されるので、YAGレーザ加工ヘッドを
高さ方向にも容易に正確に移動位置決めされる。作業者
による個人差がなくなり、レーザビーム焦点位置がワー
ク加工位置に定量的に正確に位置決めされる。
【0013】以上のことから、焦点ズレがなくなるの
で、精度の高いレーザ加工が安定して実施される。レー
ザ加工の作業効率が向上する。
【0014】請求項2によるこの発明のYAGレーザ加
工方法は、請求項1記載のYAGレーザ加工方法におい
て、焦点位置検出装置をYAGレーザビームに対してオ
フセットした位置に配置することにより、焦点位置検出
装置で検出された検出信号に基づいてリアルタイムにフ
ィードバック制御することを特徴とするものである。
【0015】したがって、焦点位置検出装置がオフセッ
トした位置に配置されているので、レーザ加工中であっ
ても、レーザビーム焦点とワーク加工位置との位置関係
がリアルタイムにフィードバックされるので、自動的に
安定した高精度のレーザ加工が実施される。
【0016】請求項3によるこの発明のYAGレーザ加
工装置は、YAGレーザビームをYAGレーザ加工ヘッ
ド内に備えた集光レンズにより集光せしめて前記レーザ
加工ヘッドの先端に備えたノズルからワークに照射して
レーザ加工を行うYAGレーザ加工装置において、三次
元に移動可能なYAGレーザ加工ヘッド内にワークの表
面上におけるYAGレーザビームの位置に対するワーク
加工位置を検出する撮像手段を設け、前記レーザ加工ヘ
ッドに備えられて高さ方向におけるレーザビーム焦点位
置に対するワーク加工位置を検出する焦点位置検出装置
を設け、前記撮像手段で検出された検出信号と前記焦点
位置検出装置で検出された検出信号に基づいてレーザビ
ーム焦点位置に対するワーク加工位置を表示する表示手
段を設けてなることを特徴とするものである。
【0017】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、撮像手段により検出されたワークの表面上におけ
るYAGレーザビームの軸心位置とワーク加工位置が、
表示装置の画面に表示されるので、作業者は画像を見な
がら、YAGレーザ加工ヘッドを移動調整して容易にY
AGレーザビームの軸心位置をワーク加工位置に合わせ
る。また、焦点位置検出装置によりノズルとワークとの
距離がレーザビーム焦点位置に合ったか否かを表示され
るので、YAGレーザ加工ヘッドを高さ方向にも容易に
正確に移動位置決めされる。作業者による個人差がなく
なり、レーザビーム焦点位置がワーク加工位置に定量的
に正確に位置決めされる。
【0018】以上のことから、焦点ズレがなくなるの
で、精度の高いレーザ加工が安定して実施される。レー
ザ加工の作業効率が向上する。
【0019】請求項5によるこの発明のYAGレーザ加
工装置は、請求項4のYAGレーザ加工位置において、
前記接触子を退避位置に移動可能であることを特徴とす
るものである。
【0020】したがって、レーザ加工を行っていないと
きには、接触子は退避位置に移動されているので、邪魔
にならない。
【0021】請求項5によるこの発明のレーザ加工装置
は、請求項3記載のYAGレーザ加工装置において、前
記焦点位置検出装置が、ワークの表面に接触する接触子
をYAGレーザ加工ヘッドの側面にワークに接近、離反
する方向に移動自在に設けると共に前記接触子をワーク
に接近する方向に常時付勢する付勢手段を設け、前記接
触子の先端が高さ方向におけるレーザビーム焦点位置に
位置したことを検出する接触位置検出器を設けてなる接
触式アクチュエータであることを特徴とするものであ
る。
【0022】したがって、YAGレーザ加工ヘッドがワ
ークに接近すると、ワークにより接触子がノズルに接近
する方向に押圧されて、接触子の先端が高さ方向におけ
るレーザビーム焦点位置に位置したときに接触位置検出
器が検出する。
【0023】請求項6によるこの発明のレーザ加工装置
は、請求項3記載のYAGレーザ加工装置において、前
記焦点位置検出装置が、ワーク加工位置よりオフセット
した位置に配置したレーザ変位センサであることを特徴
とするものである。
【0024】したがって、レーザ変位センサがオフセッ
トした位置に配置であるので、レーザ加工中であって
も、レーザビーム焦点とワーク加工位置との位置関係が
リアルタイムにフィードバックされるので、自動的に安
定した高精度のレーザ加工が実施される。
【0025】請求項7によるこの発明のレーザ加工装置
は、請求項3記載のレーザ加工装置において、前記焦点
位置検出装置が、ノズルとワークのギャップを検出する
静電容量センサであることを特徴とするものである。
【0026】したがって、静電容量センサは非常にコン
パクトになり、レーザ加工中であっても、レーザビーム
焦点とワーク加工位置との位置関係がリアルタイムにフ
ィードバックされるので、自動的に安定した高精度のレ
ーザ加工が実施される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレーザ加工方法お
よびその装置の実施の形態について、図面を参照して説
明する。
【0028】図1を参照するに、本実施の形態に係わる
YAGレーザ発振器1から出力されたYAGレーザビー
ムLBは光ファイバ3を経て、例えばX,Y,Z方向の
三次元方向に移動可能なロボットのアームの先端に設け
られたYAGレーザ加工ヘッド5へ送られる。このYA
GレーザビームLBはレーザ加工ヘッド5の内部に設け
られた焦光レンズ7で集光される。前記レーザ加工ヘッ
ド5の先端部には、図1に示されるようにノズル9が設
けられ、集光されたYAGレーザビームLBがノズル9
の先端のノズル穴11からワークWに向けて出射され、
所望の形状に切断や溶接加工などのレーザ加工が行なわ
れる。
【0029】YAGレーザ加工ヘッド5内にはノズル穴
11、換言すればYAGレーザビームLBのX−Y平面
の位置を検出するための画像を取得する撮像手段の一例
としての例えばCCDカメラ13と照度確保のための光
源体(図示省略)が設置されている。前記CCDカメラ
13は当該CCDカメラ13にて取得した画像を処理す
る画像処理装置15に電気的に接続され、この画像処理
装置15はセンサコントローラ17に接続されている。
【0030】CCDカメラ13にて取得した画像は表示
装置としての例えばモニタ19に表示されるように構成
されており、モニタ19上のクロスターゲットとYAG
レーザビームLBの軸心とは一致するよう調整されてい
る。
【0031】また、YAGレーザ加工ヘッド5にはノズ
ル9先端からワーク加工位置WPまでの高さ方向の距離
とノズル9からのレーザビーム焦点位置LFとの合わせ
状態を検出するための焦点位置検出装置21が設けられ
ている。
【0032】本実施の形態においては、上記の焦点位置
検出装置21でノズル9とワークWの距離を検出する場
合、次の仕様を満たす必要がある。すなわち、(1) ±
0.1mm程度の精度があること、(2) レーザロボット
により三次元ワークWのレーザ加工を対象とするので、
実際の加工ポイントを測定する必要があること、(3) C
CDカメラ13の撮像手段で同軸上を見ているので、焦
点位置検出装置21は同軸上に配置できないため、レー
ザ加工ヘッド5の外側から角度を付けて測定できるこ
と、(4) ワークWが軟鋼板、ステンレス、アルミニウム
等の異種材料であっても検出特性が変化しないこと、で
ある。
【0033】なお、ノズル9とワークWの距離を測定す
るセンサには、近接スイッチ(渦電流式等)、レーザ式
変位センサ、超音波式センサ、接触式センサなどがある
が、以上の理由から、本発明の実施の形態の焦点位置検
出装置21としては、接触式アクチュエータ、レーザ変
位センサ、静電容量センサ等が特に好ましい。
【0034】ちなみに、近接スイッチは、精度に関して
難しさがあり、異種材質に関しても難しさがあり、角度
に影響される。
【0035】レーザ式変位センサは、通常PSD素子
(アナログ)であるために受光したレーザ光の平均値の
中心値を検出するので、ワークWの材質の違いによって
は反射の状態が変化して検出測定に誤差が生じる。
【0036】超音波センサは、ワークWの材質の違いに
よる変化は殆どないが、角度の許容範囲が±1〜3°で
あるので角度特性が弱い。
【0037】以下、焦点位置検出装置21の代表例とし
ての接触式センサ23について、図1ないし図5に基づ
いて説明する。
【0038】図1ないし図3を参照するに、YAGレー
ザ加工ヘッド5の側部には固定ブラケット25が固定さ
れている。この固定ブラケット25の側面には、略く字
状をなす接触ブラケット27がその一端側を前記固定ブ
ラケット25に固定された支持ピン29を支軸としてほ
ぼ垂直面で上下に回動自在に設けられている。
【0039】なお、接触ブラケット27の側面には貫通
する位置検出穴31が設けられており、この位置検出穴
31を検出して接触ブラケット27が所定の位置にある
かどうかを検出するための接触式位置検出器としての例
えば近接スイッチ33が前記固定ブラケット25にホロ
セットで固定されている。前記近接スイッチ33は、Y
AGレーザ加工ヘッド5の側部に設けられた表示装置の
一例としての例えば確認用LED等の近接スイッチ中継
アンプ35を経てセンサコントローラ17に電気的に接
続されている。なお、センサコントローラ17はロボッ
トのアームの三次元動作を制御するロボットコントロー
ラ37に接続されている。
【0040】前記接触ブラケット27の先端にはワーク
Wに接触するための接触子39が突出して設けられてい
る。したがって、この接触子39の先端がワークWに接
触して押圧されると前記接触ブラケット27と共に回動
可能に構成されている。なお、前記接触子39は接触ブ
ラケット27の先端に着脱可能な継手形状で装着されて
いるので、種々の形状の接触子39に交換可能である。
【0041】接触ブラケット27は下方位置に回動して
いる状態では固定ブラケット25に固定されたスプリン
グプランジャ41により先端の接触子39が常時ノズル
9から離反する方向へ付勢されている。
【0042】また、固定ブラケット25の上部には接触
ブラケット27を退避状態にするために上方位置に回動
された接触ブラケット27を両側面から挟み込んで半固
定状態に保持するためのボールプランジャ43が固定ブ
ラケット25の上部に設けられている。
【0043】上記構成により、ノズル9がワークWから
離れているときには、接触子39と共に接触ブラケット
27がスプリングプランジャ41によりノズル9から離
反する方向に付勢されて図1における下方側の二点鎖線
で示されているように傾いている。このときの接触ブラ
ケット27の位置検出穴31は近接スイッチ33の検出
部45からずれているので、近接スイッチ33は接触ブ
ラケット27の金属部材を検出することになりONし
て、近接スイッチ中継アンプ35が点灯する。
【0044】ノズル9がワークWに接近すると、接触子
39と共に接触ブラケット27がノズル9に接近する方
向に押圧されて、所定の位置で接触ブラケット27の位
置検出穴31が近接スイッチ33の検出部45に位置す
ることになり、近接スイッチ33がOFFして近接スイ
ッチ中継アンプ35が消灯する。
【0045】接触子39と共に接触ブラケット27がノ
ズル9にさらに接近すると、前記位置検出穴31が再び
近接スイッチ33からずれるために近接スイッチ33が
ONして近接スイッチ中継アンプ35が点灯する。
【0046】したがって、近接スイッチ33がOFFす
る位置とレーザビーム焦点位置LFとを予め合わせてお
くことによって、ノズル9とワークWの距離が高さ方向
におけるレーザビーム焦点位置LFに位置したことが検
出される。
【0047】実際のレーザ加工中では接触子39が邪魔
になるので、このときは接触ブラケット27が上方へ1
80°回動されてボールプランジャ43で待避状態に半
固定される。
【0048】なお、上記の接触子39としては、板状で
あってもよく、同心上で見ているCCDカメラ13に与
える影響を考慮して、例えば図4(A),(B)に示さ
れている接触子39Aは先端部に穴が設けられており、
図5(A),(B)に示されている接触子39Bは先端
部が半円状に形成されており、あるいはその他の種々の
形状にすることも効果があるので限定されない。
【0049】また、上記の接触ブラケット27を検出す
るための接触式位置検出器としては、近接スイッチ33
に限定されることなく、高精度なリミットスイッチ、光
電センサなどでも実施できる。
【0050】また、上記の接触子39の機構としては、
リンク機構を用いた回転のみに限定されるものではな
く、例えば上下方向にスライドするアクチュエータとし
ても実施することができる。
【0051】以上のことから、撮像手段としてのCCD
カメラ13によりワークWの表面上(X−Y平面)にお
けるYAGレーザビームLBの位置とワーク加工位置W
Pの位置が検出され、この検出信号はセンサコントロー
ラ17に電気的に送られる。CCDカメラ13からの検
出信号に基づいて表示装置としての例えばモニタ19の
画面に表示される。作業者は、この表示された画像を見
ながらロボットのアームを移動して、X−Y平面におい
てレーザビームLBの位置をワーク加工位置WPに合わ
せるべくレーザ加工ヘッド5をX−Y平面方向に移動調
整する。さらに、近接スイッチ中継アンプ35が消灯す
る位置に合わせるべくYAGレーザ加工ヘッド5を高さ
方向にも移動調整する。
【0052】例えば、ノズル9の位置がワークWの表面
より離れているときは図1において下方の二点鎖線の接
触子39の位置にあるので、YAGレーザ加工ヘッド5
をさらにワークWの方へ接近させる。接触子39の先端
がワークWで押されて図1において実線の接触子39の
位置に達することになり、このとき近接スイッチ中継ア
ンプ35が消灯する。YAGレーザ加工ヘッド5がワー
クWの方へさらに接近しすぎると、接触子39の先端が
ワークWで押されて図1において上方の二点鎖線の接触
子39の位置になり、近接スイッチ中継アンプ35が点
灯する。
【0053】これにより、レーザビーム焦点位置LFを
ワーク加工位置WPの所望の位置に合わせるべく容易に
且つ正確に三次元的に移動調整されるので、適正なティ
ーチングポイントが決定される。このティーチングポイ
ントに基づいて正確なティーチングプログラムが作成さ
れるので、このティーチングプログラムに従って精度の
高いレーザ加工が行われる。
【0054】なお、上述した例ではノズル9とワークW
の高さ(距離)を検出後に近接スイッチ中継アンプ35
に表示するよう構成されているが、他の例としては前記
接触式センサ23によりレーザビーム焦点位置LFとワ
ーク加工位置WPとの高さ方向の距離を定量的に検出
し、この検出信号をモニタ19に送電し、作業者がX−
Y平面をティーチングするときに見ているモニタ19の
CCDカメラ13からの画面上に、上記のノズル9とワ
ークWの距離を表示することができる。これにより、作
業者は効率よくレーザビーム焦点位置LFをワーク加工
位置WPに合わせることができる。
【0055】なお、上述した例では接触子39の先端が
ワーク加工位置WP(ノズル中心の下方位置)に位置す
るように構成されているが、他の例として接触子39の
先端がワーク加工位置WPよりオフセットして配置され
ることにより、レーザ加工中であっても接触子39が邪
魔にならずに接触子39により常時高さ方向におけるレ
ーザビーム焦点位置LFに対するワーク加工位置WPを
検出できる。したがって、レーザ加工時にノズル9の高
さ方向の位置をリアルタイムに検出して、センサコント
ローラ17にフィードバックしてレーザ加工を制御する
ことができる。
【0056】次に、本発明の実施の形態を示す焦点位置
検出装置21としてのレーザ変位センサ47について図
面を参照して説明する。
【0057】図6を参照するに、レーザ変位センサ47
はレーザ加工ヘッド5の外側に取り付けられており、レ
ーザ変位センサ47は電気的にセンサコントローラ49
から表示装置の一例としての例えばモニタ51に接続さ
れており、YAGレーザビームLBに対して角度を付け
てノズル9とワークWとの距離を測定している。
【0058】レーザ変位センサ47は角度の許容範囲が
±30°程度検出可能である。しかも、最近ではレーザ
変位センサ47の検出素子にCCD素子(デジタル)を
使用することにより、受光したレーザビームLBのピー
ク位置が出力されるので、ワークWが異種材料であるた
めに生じる誤差が殆どない。レーザビーム焦点位置LF
でモニタ51をプリセットし、レーザ加工ヘッド5を上
昇・下降させて、モニタ51が0(ゼロ)になるところ
に合わせる。
【0059】したがって、前述した接触式センサ23と
同様に、レーザ変位センサ47とCCDカメラ13とか
らの検出信号に基づいてモニタ51に表示されるので、
容易にしかも正確にレーザビーム焦点位置LFをワーク
加工位置WPに合わせることができる。適正なティーチ
ングポイントが決定され、正確なティーチングプログラ
ムが作成されるので、精度の高いレーザ加工が行われ
る。
【0060】また、レーザ変位センサ47はワーク加工
位置WPよりオフセットした位置に配置されることによ
り、レーザ変位センサ47で検出された検出信号に基づ
いてリアルタイムにフィードバック制御可能となる。
【0061】次に、本発明の実施の形態を示す焦点位置
検出装置21としての静電容量センサについて図面を参
照して説明する。
【0062】図7を参照するに、静電容量センサ53は
YAGレーザ加工ヘッド5の先端のノズル9に組み込ま
れており、静電容量でノズル9とワークWのギャップが
検出される。
【0063】この静電容量センサ53を用いることによ
り非常にコンパクトにできる。静電容量センサ53は前
述したレーザ変位センサ47と同様にセンサコントロー
ラ55から表示装置の一例としての例えばモニタ57に
接続されてティーチング時に使用される。また、静電容
量センサ53は電気的にセンサコントローラ55からロ
ボットコントローラ59に接続され、レーザ加工時に静
電容量センサ53で検出された検出信号に基づいてリア
ルタイムにフィードバック制御可能となる。
【0064】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0065】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、撮像手段によ
り検出されたワークの表面上におけるYAGレーザビー
ムの軸心位置とワーク加工位置を表示装置の画面に表示
でき、また焦点位置検出装置によりノズルとワークとの
距離がレーザビーム焦点位置に合ったか否かを表示でき
るので、作業者は表示を見ながら、YAGレーザ加工ヘ
ッドを移動調整してレーザビーム焦点位置をワーク加工
位置に定量的に容易に正確に位置決めできる。作業者に
よる個人差がなくなり、焦点ズレがなくなるので精度の
高いレーザ加工を安定して実施できる。レーザ加工の作
業効率を向上できる。
【0066】請求項2の発明によれば、焦点位置検出装
置がオフセットした位置に配置されているので、レーザ
加工中に、レーザビーム焦点とワーク加工位置との位置
関係をリアルタイムにフィードバックできる。自動的に
安定した高精度のレーザ加工を実施できる。
【0067】請求項3の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、撮像手段により検出されたワークの
表面上におけるYAGレーザビームの軸心位置とワーク
加工位置を表示装置の画面に表示でき、また焦点位置検
出装置によりノズルとワークとの距離がレーザビーム焦
点位置に合ったか否かを表示できるので、作業者は表示
を見ながら、YAGレーザ加工ヘッドを移動調整してレ
ーザビーム焦点位置をワーク加工位置に定量的に容易に
正確に位置決めできる。作業者による個人差がなくな
り、焦点ズレがなくなるので精度の高いレーザ加工を安
定して実施できる。レーザ加工の作業効率を向上でき
る。
【0068】請求項4の発明によれば、YAGレーザ加
工ヘッドがワークに接近すると、ワークにより接触子が
ノズルに接近する方向に押圧され移動するので、予め設
定した接触位置検出器により接触子の先端が高さ方向に
おけるレーザビーム焦点位置に位置したときに検出でき
る。
【0069】請求項5の発明によれば、レーザ加工を行
っていないときには、接触子は退避位置に移動されてい
るので他の機器などに干渉せず邪魔にならない。
【0070】請求項6の発明によれば、レーザ変位セン
サがオフセットした位置に配置されているので、レーザ
ビーム焦点とワーク加工位置との位置関係をリアルタイ
ムにフィードバックできるため、自動的に安定した高精
度のレーザ加工を実施できる。
【0071】請求項7の発明によれば、静電容量センサ
は非常にコンパクトにできる。レーザ加工中に、レーザ
ビーム焦点とワーク加工位置との位置関係をリアルタイ
ムにフィードバックできるので、自動的に安定した高精
度のレーザ加工を実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、YAGレー
ザ加工ヘッドに設けた焦点位置検出装置としての接触式
センサの側面図である。
【図2】図1における焦点位置検出装置としての接触式
センサの正面図である。
【図3】図1における焦点位置検出装置としての接触式
センサの背面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示すもので、(A)
は接触子の側面図で、(B)は接触子の平面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すもので、(A)
は接触子の側面図で、(B)は接触子の平面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すもので、YAG
レーザ加工ヘッドに設けた焦点位置検出装置としてのレ
ーザ変位センサの正面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すもので、YAG
レーザ加工ヘッドに設けた焦点位置検出装置としての静
電容量センサの正面図である。
【符号の説明】
1 YAGレーザ発振器 5 YAGレーザ加工ヘッド 7 焦光レンズ 9 ノズル 13 CCDカメラ(撮像手段) 17 センサコントローラ 19 モニタ(表示装置) 21 焦点位置検出装置 23 接触式センサ(焦点位置検出装置) 31 位置検出穴 33 近接スイッチ(接触位置検出器) 35 近接スイッチ中継アンプ(表示装置) 37 ロボットコントローラ 41 スプリングプランジャ 47 レーザ変位センサ(焦点位置検出装置) 49 センサコントローラ 51 モニタ(表示装置) 53 静電容量センサ(焦点位置検出装置) 55 センサコントローラ 57 モニタ(表示装置) 59 ロボットコントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 YAGレーザビームをYAGレーザ加工
    ヘッド内に備えた集光レンズにより集光せしめて前記Y
    AGレーザ加工ヘッドの先端に備えたノズルからYAG
    レーザビームをワークに照射してレーザ加工を行うYA
    Gレーザ加工方法において、 前記YAGレーザ加工ヘッドに備えた撮像手段によりワ
    ークの表面上におけるレーザビームの位置に対するワー
    ク加工位置を検出すると共に、焦点位置検出装置により
    高さ方向におけるレーザビーム焦点位置に対するワーク
    加工位置を検出し、前記撮像手段で検出された検出信号
    と前記焦点位置検出装置で検出された検出信号に基づい
    て表示手段により表示し、この表示に基づいてレーザビ
    ーム焦点位置をワーク加工位置に合わせるべく前記YA
    Gレーザ加工ヘッドを三次元に移動調整することを特徴
    とするYAGレーザ加工方法。
  2. 【請求項2】 焦点位置検出装置をYAGレーザビーム
    に対してオフセットした位置に配置することにより、焦
    点位置検出装置で検出された検出信号に基づいてリアル
    タイムにフィードバック制御することを特徴とする請求
    項1記載のレーザ加工方法。
  3. 【請求項3】 YAGレーザビームをYAGレーザ加工
    ヘッド内に備えた集光レンズにより集光せしめて前記Y
    AGレーザ加工ヘッドの先端に備えたノズルからYAG
    レーザビームをワークに照射してレーザ加工を行うYA
    Gレーザ加工装置において、 三次元に移動可能なYAGレーザ加工ヘッド内にワーク
    の表面上におけるYAGレーザビームの位置に対するワ
    ーク加工位置を検出する撮像手段を設け、前記レーザ加
    工ヘッドに備えられて高さ方向におけるレーザビーム焦
    点位置に対するワーク加工位置を検出する焦点位置検出
    装置を設け、前記撮像手段で検出された検出信号と前記
    焦点位置検出装置で検出された検出信号に基づいてレー
    ザビーム焦点位置に対するワーク加工位置を表示する表
    示手段を設けてなることを特徴とするYAGレーザ加工
    装置。
  4. 【請求項4】 前記焦点位置検出装置が、ワークの表面
    に接触する接触子をYAGレーザ加工ヘッドの側面にワ
    ークに接近、離反する方向に移動自在に設けると共に前
    記接触子をワークに接近する方向に常時付勢する付勢手
    段を設け、前記接触子の先端が高さ方向におけるレーザ
    ビーム焦点位置に位置したことを検出する接触位置検出
    器を設けてなる接触式アクチュエータであることを特徴
    とする請求項3記載のレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 前記接触子を退避位置に移動可能である
    ことを特徴とする請求項4記載のレーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 前記焦点位置検出装置が、ワーク加工位
    置よりオフセットした位置に配置したレーザ変位センサ
    であることを特徴とする請求項3記載のレーザ加工装
    置。
  7. 【請求項7】 前記焦点位置検出装置が、ノズルとワー
    クのギャップを検出する静電容量センサであることを特
    徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。
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