JPH11267527A - 連成チップ - Google Patents

連成チップ

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Publication number
JPH11267527A
JPH11267527A JP2903699A JP2903699A JPH11267527A JP H11267527 A JPH11267527 A JP H11267527A JP 2903699 A JP2903699 A JP 2903699A JP 2903699 A JP2903699 A JP 2903699A JP H11267527 A JPH11267527 A JP H11267527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chips
chip
connecting member
tip
coupled
Prior art date
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Pending
Application number
JP2903699A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Busujima
弘樹 毒島
Yuichi Tamaoki
裕一 玉置
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップラックにチップ11をセットする際の
手間を軽減する。 【解決手段】 頭部11aと液部11bとを備えたチッ
プ11の当該頭部11aを連結部材12で連結して、多
数のチップ11が所定間隔で連なった連成チップ10を
形成する。そして、目的に応じて、当該連結部材12を
ハサミ等の器具で切断して必要な数のチップ11を一度
にチップラックにセットできるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多連ピペッタ等の
ノズルに装着して、液体試料を一度に多数分注する際に
用いるチップを所定間隔で多数連結した連成チップに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、生化学、バイオ、医療、臨床検査
等の分野においては、試薬等の液体試料を数ミリリット
ルから1マイクロリットルのレベルで定量的に分注する
必要があり、このため高精度に定量分注が可能なピスト
ン式ピペッタ等の分注装置が用いられている。
【0003】かかる分注装置のノズルには、液体試料に
直接触れて吸入、吐出するチップが装着され、異なる液
体試料に対してはチップ交換により当該液体試料の混合
を防止するようにしている。
【0004】また、作業効率の向上等の観点から、同一
液体試料を同時に多数分注する必要があり、例えば、液
体試料を96穴マイクロプレートに分注する場合には、
当該96穴マイクロプレートの間隔に合わせて設けられ
た複数のノズルを持つ多連式ピペッタが用いられてい
る。
【0005】図4は、このような多連式ピペッタの構成
を示す側面図である。なお、説明の都合から、プレート
6のみを断面図で示している。ピストン部1の先端に
は、多数のノズル3が設けられたチップ挿着部2が取付
けられている。そしてノズル3には、チップ20が装着
される。
【0006】これにより、ピストン5を上動させて液体
試料をチップ20に吸引し、その後当該多連式ピペッタ
をプレート6上に移動させてピストン5を下動する。こ
れにより、液体試料をプレート6の凹所7に吐出す分注
処理が行われる。
【0007】なお、チップ20のノズル3への装着は、
予めチップ20をチップラックにセットし、その後分注
装置をチップ20の方向に動かしてノズル3をチップ2
0に挿入することにより行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多数の
ノズル3をチップ20に挿入して装着する際には、予め
チップ20をチップラックにセットしなければならない
が、このときチップ20が傾いてチップラックにセット
されると、図5に示すように、当該傾いたチップ20a
の装着が適正に行われず、また例え装着できても、図4
に示すように傾いたチップ20aから吐出される液体試
料が所定の凹所7に吐出されなくなる問題がある。な
お、図5は、チップ20を含むように破断した際の部分
斜視図を示している。
【0009】そこで、本発明は、チップラックにチップ
をセットする際の手間を軽減すると共に、当該チップが
チップラックに傾いてセットされることがないようにし
た連成チップを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかる発明は、一端を先細に形成した液部
と、この液部の他端に設けられた頭部とを備えるチップ
を複数設け、前記チップを連結部材により連結したこと
を特徴とするものである。
【0011】また、前記連成チップは、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート又は耐熱性シリコンゴム等により
一体的に形成されていることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は本実施の形態にかかる連成チップの
側面図を示した図である。
【0013】連成チップ10は、複数のチップ11と当
該チップ11を所定間隔で連結する複数の連結部材12
とから形成され、当該連結部材12はチップ11の頭部
11aを相互に連結している。
【0014】チップ11及び連結部材12はポリプロピ
レン、ポリカーボネート又は耐熱性シリコンゴム等の部
材からなり、これによりオートクレーブ滅菌等の熱処理
することが可能になっている。
【0015】以上の構成により、連成チップ12をチッ
プラックにセットする作業が容易になると共に、ノズル
3をチップ11に挿入しようとしたときの装着ミスが軽
減できる。
【0016】また、液体試料を96穴マイクロプレート
等の凹所に吐出す際に、チップ11が凹所の側壁に接触
したり、また液体試料が凹所からこぼれる等の不都合が
防止できるようになる。
【0017】なお、図1においては、チップ11を1列
に連結した場合について説明したが、分注装置において
は、複数列にチップを装着するものがある。この様な場
合には、図2に示すように、複数列に連結されてなる連
成チップ16が可能である。
【0018】また、実際に用いられるチップ11の数は
状況に応じて異なる。この場合には、連結部材12をハ
サミやカッター等により切断して使用することが可能で
ある。
【0019】その際に、図3に示すように連結部材12
に切込み13を入れた連成チップ17とすることによ
り、ハサミ等の器具を用いずに手で折曲げ切断すること
が可能になる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数のチップを連結部材により連結して一体化たので、チ
ップラックにセットする作業等が容易になると共に、分
注装置のノズルに装着する際の装着ミスを低減すること
が可能になる。
【0021】また、連結部材は、チップと同質のポリプ
ロピレン、ポリカーボネート又は耐熱性シリコンゴム等
により一体的に形成されているので、ハサミやカッター
等により容易に切断可能になり、使用するチップの本数
に合わせて当該連結部材を切離して用いることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用される連成チ
ップの斜視図である。
【図2】連成チップの他の構成を示す斜視図である。
【図3】連成チップの他の構成を示す斜視図である。
【図4】発明の課題の説明に適用される図である。
【図5】発明の課題の説明に適用される図である。
【符号の説明】
10,16,17 連成チップ 11 チップ 11a 頭部 11b 液部 12 連結部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を先細に形成した液部と、この液部
    の他端に設けられた頭部とを備えるチップを複数設け、
    前記チップを連結部材により連結したことを特徴とする
    連成チップ。
  2. 【請求項2】 前記連成チップは、ポリプロピレン、ポ
    リカーボネート又は耐熱性シリコンゴム等により一体的
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の連成
    チップ。
JP2903699A 1999-02-05 1999-02-05 連成チップ Pending JPH11267527A (ja)

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JP2903699A JPH11267527A (ja) 1999-02-05 1999-02-05 連成チップ

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