JPH11267121A - 超音波撮像方法および装置 - Google Patents

超音波撮像方法および装置

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JPH11267121A
JPH11267121A JP10071101A JP7110198A JPH11267121A JP H11267121 A JPH11267121 A JP H11267121A JP 10071101 A JP10071101 A JP 10071101A JP 7110198 A JP7110198 A JP 7110198A JP H11267121 A JPH11267121 A JP H11267121A
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JP
Japan
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image
ultrasonic
mode
imaging
echo
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JP10071101A
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English (en)
Inventor
Yasuto Takeuchi
康人 竹内
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トモグラフィ画像とオルソグラフィ画像の識
別が容易な超音波撮像方法および装置を実現する。 【解決手段】 被検体に超音波を送波しエコーに基づい
てトモグラフィおよびオルソグラフィの両様式で撮像を
行なう場合、撮像した画像の表示画面16に撮像様式を
象徴する図形162を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波撮像方法お
よび装置に関し、特に、トモグラフィ(tomography)およ
びオルソグラフィ(orthography) を行なう超音波撮像方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検体の内部を超音波ビーム(beam)で掃
引し、そのエコー(echo)から、超音波ビームで掃引した
2次元領域(断面)の像すなわちトモグラフィ画像を生
成することが行なわれる。トモグラフィ画像はBモード
(mode)画像と呼ばれる。
【0003】また、超音波ビームで掃引した2次元領域
を順次移動させて3次元領域を掃引し、レンジゲート(r
ange gate)により抽出した所望の深さからのエコーか
ら、超音波ビームに垂直な断面の像すなわちオルソグラ
フィ画像を生成することが行なわれる。オルソグラフィ
画像はCモード画像と呼ばれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トモグラフィとオルソ
グラフィのどちらでも行なえる超音波撮像装置において
は、撮像した画像を表示したとき、どちらも断面の画像
なので画像を見ただけでは、トモグラフィ画像(Bモー
ド画像)かオルソグラフィ画像(Cモード画像)かを一
目で識別することは困難であるという問題があった。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、トモグラフィ画像とオルソ
グラフィ画像の識別が容易な超音波撮像方法および装置
を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
する第1の発明は、被検体に超音波を送波しエコーに基
づいてトモグラフィおよびオルソグラフィの両様式の撮
像を行なう超音波撮像方法であって、撮像した画像の表
示画面に撮像様式を象徴する図形を表示する、ことを特
徴とする超音波撮像方法である。
【0007】(2)上記の課題を解決する第2の発明
は、被検体に超音波を送波しエコーに基づいてトモグラ
フィおよびオルソグラフィの両様式の撮像を行なう超音
波撮像装置であって、撮像した画像の表示画面に撮像様
式を象徴する図形を表示する表示手段、を具備すること
を特徴とする超音波撮像装置である。
【0008】第1の発明または第2の発明において、前
記撮像様式を象徴する図形は、超音波プローブと撮像断
面を図案化したものであることが、撮像様式の直観的理
解が容易な点で好ましい。
【0009】その場合、前記撮像様式を象徴する図形
は、さらに被検体との関係を含めて図案化したものであ
ることが、撮像様式の直観的理解が容易な点で好まし
い。 (作用)本発明では、撮像した画像の表示画面に撮像様
式を象徴する図形を表示することにより、トモグラフィ
画像とオルソグラフィ画像の識別を容易にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
【0011】図1に、超音波撮像装置のブロック(bloc
k) 図を示す。本装置は、本発明の実施の形態の一例で
ある。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実
施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本
発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0012】本装置の構成を説明する。図1に示すよう
に、本装置は、超音波プローブ(probe) 2を有する。超
音波プローブ2は、被検体4に当接されて超音波の送波
および受波に使用される。超音波プローブ2は、図2に
示すような超音波トランスデューサ(transducer)530
の2次元アレイ532を備えている。
【0013】2次元アレイ532は例えば128×12
8個の超音波トランスデューサ530のマトリクス(mat
rix)によって構成される。マトリクスの1つの辺の方向
をx、他の辺の方向をyとする。個々の超音波トランス
デューサ530は、例えばPZT(ジルコン(Zr)酸チタ
ン(Ti)酸鉛)セラミックス(ceramics)等の圧電材料によ
って構成される。
【0014】超音波プローブ2は送受信部6に接続され
ている。送受信部6は、超音波プローブ2に駆動信号を
与えて、被検体4内に超音波を送波させるようになって
いる。送受信部6は、また、超音波プローブ2が受波し
た被検体4からのエコーを受信するようになっている。
【0015】送受信部6のブロック図を図3に示す。同
図において、送波タイミング(timing)発生回路602
は、送波タイミング信号を周期的に発生して送波ビーム
フォーマ(beamformer)604に入力するようになってい
る。
【0016】送波ビームフォーマ604は、送波タイミ
ング信号に基づいて、送波ビームフォーミング(beamfor
ming) 信号、すなわち、超音波トランスデューサのアレ
イ中の複数の超音波トランスデューサを時間差をもって
駆動する複数の駆動信号を発生し、送受切換回路606
に入力するようになっている。
【0017】送受切換回路606は、複数の駆動信号を
セレクタ(selector)608に入力するようになってい
る。セレクタ608は、超音波トランスデューサのアレ
イの中から送波アパーチャ(aperture)を形成する複数の
超音波トランスデューサを選択し、それらに複数の駆動
信号をそれぞれ与えるようになっている。
【0018】複数の超音波トランスデューサは、複数の
駆動信号の時間差に対応した位相差を持つ複数の超音波
をぞれぞれ発生する。それら超音波の波面合成によって
超音波ビームが形成される。超音波ビームの送波の方位
は、セレクタ608が選択する送波アパーチャによって
定まる。
【0019】超音波ビームの送波は、送波タイミング発
生回路602が発生する送波タイミング信号により、所
定の時間間隔で繰り返し行われる。超音波ビームの送波
の方位は、セレクタ608で送波アパーチャを切り換え
ることにより順次変更される。それによって、被検体4
の内部が、超音波ビームが形成する音線によって走査さ
れる。すなわち被検体4の内部が音線順次で走査され
る。
【0020】セレクタ608は、また、超音波トランス
デューサのアレイの中から受波アパーチャを形成する複
数の超音波トランスデューサを選択し、それら超音波ト
ランスデューサが受波した複数のエコー信号を送受切換
回路606に入力するようになっている。
【0021】送受切換回路606は、複数のエコー信号
を受波ビームフォーマ610に入力するようになってい
る。受波ビームフォーマ610は、複数のエコー信号に
時間差を付与して位相を調整し、次いでそれら加算して
受波のビームフォーミング、すなわち、受波音線上のエ
コー受信信号を形成するようになっている。セレクタ6
08により、受波の音線も送波に合わせて走査される。
【0022】以上の、送波タイミング発生回路602乃
至受波ビームフォーマ610は、後述の制御部18によ
って制御されるようになっている。超音波プローブ2お
よび送受信部6によって、例えば図4に示すような走査
が行われる。すなわち、同図に示すように、放射点20
0からz方向に発する音線202が直線204上を移動
することにより、矩形状の2次元領域206が、x方向
に走査(x走査)され、いわゆるリニアスキャン(linea
r scan) が行われる。
【0023】x走査は、送受波のアパーチャを2次元ア
レイ532のx方向に順次移動させることにより行なわ
れる。なお、その間、2次元アレイ532のy方向では
送受波のアパーチャは一定に保たれる。1つの2次元領
域206の走査を終えるたびに、送受波のアパーチャを
y方向に1ステップ(step)ずつ移動させて同様なx走査
を繰り返す。これにより、2次元領域206がy方向に
順次移動し、3次元領域の走査が行なわれる。
【0024】送受信部6はデータ(data)処理部10に接
続され、音線毎のエコー受信信号をディジタル信号とし
てデータ処理部10に入力するようになっている。デー
タ処理部10は、図5に示すように、データ処理プロセ
ッサ(processor) 550、エコーメモリ(echo memory)
552、データメモリ554および画像メモリ556を
備えている。データ処理プロセッサ550、エコーメモ
リ552、データメモリ554および画像メモリ556
はバス(bus) 558によって接続されている。送受信部
6から入力されたディジタルデータは、エコーメモリ5
52に記憶される。これによって、エコーメモリ552
にはエコーデータが音線ごとに記憶される。
【0025】データ処理プロセッサ550は、エコーメ
モリ552、データメモリ554および画像メモリ55
6のデータについて所定のデータ処理を行うものであ
る。このデータ処理により、エコーメモリ552に記憶
されたエコーデータに基づいて、Bモード画像およびC
モード画像の生成が行なわれる。なお、これらの画像の
生成については、後にあらためて説明する。
【0026】データ処理部10には表示部16が接続さ
れている。表示部16にはデータ処理部10から表示用
の情報が入力される。表示部16は、それに基づいて可
視像を表示する。データ処理部10および表示部16
は、本発明における表示手段の実施の形態の一例であ
る。表示用の情報には、Bモード画像データ、Cモード
画像データが含まれる。また、Bモード画像と一緒に表
示するBモードマーク(mode mark) 、および、Cモード
画像と一緒に表示するBモードマークに関する画像デー
タも含まれる。BモードマークおよびCモードマーク
は、本発明における撮像様式を象徴する図形の実施の形
態の一例である。
【0027】以上の送受信部6、データ処理部10およ
び表示部16は制御部18に接続されている。制御部1
8は、それら各部に制御信号を与えてその動作を制御す
るようになっている。また、制御部18には、被制御の
各部から各種の報知信号が入力されるようになってい
る。
【0028】制御部18には操作部20が接続されてい
る。操作部20は操作者によって操作され、制御部18
に所望の指令や情報等を入力するようになっている。操
作部20は、例えばキーボード(keyboard)やその他の操
作具を備えた操作パネル(panel) で構成される。
【0029】本装置の動作を説明する。操作者は、超音
波プローブ2を被検体4の所望の個所に当接し、操作部
20を操作して撮像を行なう。撮像は制御部18による
制御の下で遂行される。
【0030】送受信部6は、音線順次で3次元領域につ
いてのリニアスキャンを行ない、各音線上のエコー信号
を受信する。各音線上のエコー信号は、ディジタルデー
タとしてデータ処理部10のエコーメモリ552に記憶
される。データ処理プロセッサ550は、エコーメモリ
552に記憶されたエコーデータに基づいて、3次元領
域内の各2次元領域206についての断層像すなわちト
モグラフィ画像(Bモード画像)をそれぞれ生成し、画
像メモリ556に記憶する。
【0031】それらの画像の中から、操作者は所望の断
面のBモード画像を選び、表示部16に表示させる。こ
れによって、例えば図6に示すようにBモード画像16
0が表示される。このとき、画面の一部にはBモードマ
ーク162が同時に表示されるようになっている。Bモ
ードマーク162は、例えば超音波プローブとそれによ
るスキャン面を図案化したものとなっている。したがっ
て、表示画像の観察者は、このマークに基づいて直観的
に、画面に表示されている画像がBモード画像であるこ
とを理解することができる。
【0032】また、例えば図7に示すように、被検体を
図案化したマーク(被検体マーク)164をBモードマ
ーク162に組み合わせて表示するようにしても良い。
これにより、被検体とスキャン面との関係を示すことが
できる。被検体マーク164は、例えば図8に示すよう
に、被検体のスキャン方向に応じて変更される。また、
スキャン方向に応じて、被検体マーク164の向きは、
それぞれ図7および図8に示したものの逆、あるいは斜
めとする。
【0033】Bモードマークおよび被検体マークは図示
のものに限るものではなく、超音波プローブ、撮像断面
および被検体を適宜に図案化したものであって良い。あ
るいは、「B mode」という文字を特別な色で表示
するようにしても良く、さらには点滅表示を行なうよう
にしても良い。
【0034】操作者がBモード画像160の観察の結
果、所望の深さ位置でのCモード画像を見たいときは、
操作部20を操作して深さを設定し、Cモード画像の表
示を指令する。この指令の従い、データ処理プロセッサ
550は、レンジゲート処理により、エコーメモリ55
2から指定された深さすなわちz方向の距離に対応する
アドレス(address) にあるエコーデータを各音線ごとに
抽出し、それらエコーデータによりCモード画像を生成
する。
【0035】このCモード画像が表示部16により、例
えば図9に示すように表示される。すなわち、表示部1
6の画面にはCモード画像170が表示され、それと同
時にCモードマーク172が表示される。Cモードマー
ク172は、超音波プローブとそれに正対する撮像断面
を図案化したものとなっている。したがって、表示画像
の観察者は、このマークに基づいて直観的に、画面に表
示されている画像がCモード画像であることを認識する
ことができる。
【0036】また、例えば図10に示すように、被検体
を図案化したマーク(被検体マーク)174をCモード
マーク172に組み合わせて表示するようにしても良
い。これにより、被検体とスキャン面との関係を示すこ
とができる。被検体マーク174は、例えば図11に示
すように、被検体のスキャン方向に応じて変更される。
また、スキャン方向に応じて、被検体マーク174の向
きは、それぞれ図10および図11に示したものの逆、
あるいは斜めとする。
【0037】Cモードマークおよび被検体マークは図示
のものに限るものではなく、超音波プローブ、撮像断面
および被検体を適宜に図案化したものであって良い。あ
るいは、「C mode」という文字をBモードの場合
とは別な特別な色で表示するようにしても良く、さらに
は点滅表示と行なうようにしても良い。
【0038】以上は、リニアスキャンによってBモード
撮像およびCモード撮像を行なう例であるが、2次元ア
レイ532を超音波送波方向に張り出した球面に沿って
形成することにより、コンベックススキャン(convex sc
an) によるBモード撮像およびCモード撮像を行なうこ
とができる。
【0039】すなわち、そのような2次元アレイによ
り、リニアスキャンと同様な音線走査を行なうと、例え
ば図12に示すように、音線202の放射点200が円
弧204上を移動することにより、図4におけるx,y
に相当する方向がそれぞれθ,φ方向となり、3次元領
域のコンベックススキャンを行なうことができる。そし
て、このような走査によって得られたエコーデータを上
記と同様に処理することにより、それぞれBモード画像
およびCモード画像を得ることができる。
【0040】さらに、セクタスキャン(sector scan)に
よってBモード撮像およびCモード撮像を行なうことも
できる。セクタスキャンの場合は2次元アレイ532の
面は平面であって良い。そのような2次元アレイ532
を用い、送受信部6の次のような動作によりセクタスキ
ャンが行なわれる。
【0041】送波ビームフォーマ604は、送波タイミ
ング信号に基づいて、送波ビームフォーミング信号、す
なわち、超音波トランスデューサのアレイ中の複数の超
音波トランスデューサを時間差をもって駆動する複数の
駆動信号を発生し、送受切換回路606に入力する。
【0042】送受切換回路606は、複数の駆動信号を
セレクタ608に入力する。セレクタ608は、超音波
トランスデューサのアレイの中から送波アパーチャを形
成する複数の超音波トランスデューサを選択し、それら
に複数の駆動信号をそれぞれ与える。送波アパーチャに
は、2次元アレイ532の全ての超音波トランデューサ
530を参加させて良い。
【0043】複数の超音波トランスデューサは、複数の
駆動信号の時間差に対応した位相差を持つ複数の超音波
をぞれぞれ発生する。それら超音波の波面合成によって
超音波ビームが形成される。超音波ビームの送波方向は
合成波面の進行方向によって定まる。
【0044】超音波ビームの送波は、送波タイミング発
生回路602が発生する送波タイミング信号により、所
定の時間間隔で繰り返し行われる。超音波ビームの送波
方向は、複数の駆動信号の時間差を切り換えることによ
り順次変更される。それによって、被検体4の内部が、
超音波ビームが形成する音線によって走査される。すな
わち被検体4の内部が音線順次で走査される。
【0045】セレクタ608は、超音波トランスデュー
サのアレイの中から受波アパーチャを形成する複数の超
音波トランスデューサを選択し、それら超音波トランス
デューサが受波した複数のエコー信号を送受切換回路6
06に入力する。
【0046】送受切換回路606は、複数のエコー信号
を受波ビームフォーマ610に入力する。受波ビームフ
ォーマ610は、複数のエコー信号に時間差を付与して
位相を調整し、次いでそれら加算して受波のビームフォ
ーミング、すなわち、受波音線上のエコー受信信号を形
成する。複数のエコー信号に付与する時間差を切り換え
ることにより、受波の音線も送波に合わせて走査され
る。
【0047】このような動作によって、例えば図13に
示すような走査が行われる。すなわち、同図に示すよう
に、放射点200からz方向に発する音線202が扇状
の2次元領域206をθ方向に走査し、セクタススキャ
ンが行われる。
【0048】θ方向の走査は、例えば2次元アレイ53
2のx方向におけるビームフォーミングを順次切り換え
ることにより行なわれる。その間、2次元アレイ532
におけるy方向のビームフォーミングは一定に保たれ
る。1つの2次元領域206の走査を終えるたびに、y
方向のビームフォーミングを1ステップずつ変更して同
様なθ走査を繰り返す。これにより、2次元領域206
がφ方向に順次移動し、3次元領域の走査が行なわれ
る。このような走査によって得られたエコーデータを前
述と同様に処理することによりBモード画像およびCモ
ード画像をそれぞれ得ることができる。
【0049】なお、セクタスキャンは、2次元アレイに
代えて1次元アレイを用い、θ走査をビームフォーミン
グによる電子セクタスキャンにより行ない、φ走査を機
械的な首振り運動によるメカニカル・セクタスキャン(m
echanical sector scan)で行なうようにして良い。これ
は、3次元走査のための走査装置を簡素化する点で好ま
しい。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、トモグラフィ画像とオルソグラフィ画像の識別が
容易な超音波撮像方法および装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置における超音
波プローブの超音波トランスデューサアレイの模式図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置における送受
信部のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置による音線走
査の概念図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置におけるデー
タ処理部のブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置における表示
部の表示画像の模式図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置における表示
部の表示画像の模式図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置における表示
部の表示画像の模式図である。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置における表示
部の表示画像の模式図である。
【図10】本発明の実施の形態の一例の装置における表
示部の表示画像の模式図である。
【図11】本発明の実施の形態の一例の装置における表
示部の表示画像の模式図である。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置による音線
走査の概念図である。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置による音線
走査の概念図である。
【符号の説明】
2 超音波プローブ 4 被検体 6 送受信部 10 データ処理部 16 表示部 18 制御部 20 操作部 530 超音波トランスデューサ 532 2次元アレイ 602 送波タイミング発生回路 604 送波ビームフォーマ 606 送受切換回路 608 セレクタ 610 受波ビームフォーマ 550 データ処理プロセッサ 552 エコーメモリ 554 データメモリ 556 画像メモリ 162 Bモードマーク 164 被検体マーク 172 Cモードマーク 174 被検体マーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に超音波を送波しエコーに基づい
    てトモグラフィおよびオルソグラフィの両様式の撮像を
    行なう超音波撮像方法であって、 撮像した画像の表示画面に撮像様式を象徴する図形を表
    示する、ことを特徴とする超音波撮像方法。
  2. 【請求項2】 被検体に超音波を送波しエコーに基づい
    てトモグラフィおよびオルソグラフィの両様式の撮像を
    行なう超音波撮像装置であって、 撮像した画像の表示画面に撮像様式を象徴する図形を表
    示する表示手段、を具備することを特徴とする超音波撮
    像装置。
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