JPH11266449A - 映像構造化装置及び映像化のためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

映像構造化装置及び映像化のためのプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JPH11266449A
JPH11266449A JP10067225A JP6722598A JPH11266449A JP H11266449 A JPH11266449 A JP H11266449A JP 10067225 A JP10067225 A JP 10067225A JP 6722598 A JP6722598 A JP 6722598A JP H11266449 A JPH11266449 A JP H11266449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
structuring
processing
procedure
video image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10067225A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kubota
田 進 窪
Osamu Hori
修 堀
Toshimitsu Kaneko
子 敏 充 金
Hisashi Aoki
木 恒 青
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10067225A priority Critical patent/JPH11266449A/ja
Publication of JPH11266449A publication Critical patent/JPH11266449A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像の構造化を行う上で必要とされる基本的
な処理群により、これらの持っている基本的な処理系を
組み合わせることにより、映像の構造化を実現するよう
な一連の処理系を構築し、処理の組み合わせの手続きの
みを入れ替えることにより、種々の映像の構造化を同じ
処理系で行うことを可能とする。 【解決手段】 映像の種類を指定する映像種別判定部7
と、映像の種類ごとに対応する映像の構造化手続を蓄積
する映像構造化手続き蓄積部3と、映像種別判定部7に
より指定された映像の種類に対応する構造化手続を、映
像構造化手続き蓄積部3より呼びだし、映像構造化を実
施する映像構造化処理9と、映像構造化処理9からの情
報を蓄積する映像構造化情報蓄積部4とを備え、映像の
種類ごとに最適な構造化手続を映像構造化手続き蓄積部
3から呼びだし、映像構造化処理9においてこれを実施
することにより、最適な構造化情報を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像構造化装置及
びそのためのプログラム記録媒体に係り、特に、衛星放
送やCATVなどの放送において、視聴者が、大量の映
像の中から所望の映像を選択的に視聴したり、または全
体の内容を短時間に把握したりすることを可能にする、
映像の構造化を行うための装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、衛星放送や、CATVなどによ
り、家庭に配信される放送のチャンネル数は、増加の一
途をたどっている。また、今後、マルチメディアの基盤
が整備されて来るのに伴い、今後は、様々な場所に蓄積
される大量の映像情報に容易にアクセスできるような環
境が整ってくることが期待されている。
【0003】さて、大量の映像情報が、視聴できるよう
な環境が整ってきた場合、これらの映像情報の内容を、
短時間に把握し、所望の映像を選択的に視聴することに
対する要求の高まりが予想される。
【0004】以上のような要求に応えるためには、映像
情報へのアクセスを簡略化する必要があるが、この場
合、映像を何らかの形で、構造化し、これをもとにし
て、映像を縮約化して提示したり、または映像の一部を
選択的に提示するような機構が必要になってくる。
【0005】映像を縮約化し、表示するための技術とし
ては、特開平03−214364号公報や特開平04−
219878号公報などに開示されるような、カット検
出手法が提案されている。カット検出は、映像の変わり
目を自動的に検出する技術である。
【0006】しかしながら、映像を縮約化するための、
カット検出では、映像をショットに分割することはでき
るが、ショットとショットを関連付けて、映像を構造化
することができないという問題点がある。
【0007】したがって、大量の映像情報のアクセスの
ためには、映像の種類や、番組ごとに、ユーザの目的に
沿った構造化の手続きを作る必要がある。
【0008】しかし、映像の構造化は、映像の種類や、
ユーザの目的によって大きく異なり、あらゆる映像に一
律的に適用できる構造化のルールを構築するには、非常
な困難が予想される。そして、種類も目的も異なる、ま
た様々なユーザニーズにも適合した構造化を行うための
決定的な手法は今のところ確立されていないというのが
現実である。
【0009】これまでにも、例えば、ニュース番組や、
スポーツ番組など、対象を限定した個別の事例研究はな
されているが、これらを統合しても、対象ごとにまった
く異なる処理系を必要とするので、これを更に幅広く展
開しようとすると、膨大な設備や、処理手順が必要にな
ってくる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の映像構造化装置では、異なる映像ごとに、異なる構
造化を必要とするため、膨大な設備や処理を考えると、
現実的な解決手法とは言えない。特に、それぞれの構造
化が、まったく異なる処理系で行われるというのでは、
簡単にユーザニーズに適合させるという観点から見ても
現実的でなく、現在、種々の映像の構造化を扱えるよう
な、より汎用性の高い処理系を構築することが強く望ま
れている。
【0011】したがって、本発明は、上記のような従来
技術の問題点を解消し、映像の構造化を行う上で必要と
される基本的な処理群を備え、これらの基本的な処理を
組み合わせにより、映像の構造化を実現するような処理
系を構築し、処理の組み合わせの手続きのみを入れ替え
るだけで、種々の映像の構造化を同じ処理系で行うこと
を可能とした映像構造化装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、映像の種類を指定する指定手段と、映像
の種類ごとに対応する映像の構造化手続を蓄積する手続
蓄積手段と、前記指定手段により指定された映像の種類
に対応する構造化手続を、前記手続蓄積手段より呼びだ
し、映像構造化を実施する構造化手段と、前記構造化手
段からの情報を蓄積する構造化情報蓄積手段と、を備え
る映像構造化装置を提供するものである。
【0013】さらに、映像の構造化を行うプログラムを
コンピュータで実行可能なように記録した記録媒体であ
って、前記プログラムは、指定された映像の種類に対応
する予め記憶された構造化手続を呼び出し、呼び出した
構造化手続きのものに映像の構造化も行い、この構造化
した情報を蓄積させる手順を含むことを特徴とする記録
媒体を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形を説明する。
【0015】図1は、本発明の実施系の映像構造化装置
のブロック図である。
【0016】図において、各構成要素の働きは以下の通
りである。
【0017】映像データ蓄積部1は、各種の映像データ
が蓄積される。
【0018】入力装置5と、表示装置11は、対話的に
情報を入出力するための端末を構成している。
【0019】映像モデルスクリプト蓄積部2は、映像デ
ータ蓄積部1に蓄積されている映像の種別ごとに対応す
るような映像モデルスクリプトを蓄積する。
【0020】映像モデルスクリプト加工編集部6は、表
示装置11と入力装置5を介して、対話的に映像モデル
スクリプトの加工編集を行い、これを映像モデルスクリ
プト蓄積部2に蓄積しておく。
【0021】映像種別判定部7は、映像データ蓄積部1
に蓄積されている映像データの種別を判定し、映像デー
タに対応する映像構造化手続きを特定する。
【0022】映像構造化手続き生成部8は、映像の種別
ごとに、映像モデルスクリプト蓄積部2に蓄積された映
像モデルスクリプトに基づいて、映像構造化手続きを生
成し、映像構造化手続き蓄積部3に蓄積しておく。
【0023】映像構造化処理部9は、映像種別判定部7
により特定された映像構造化手続きを、映像構造化手続
き蓄積部3から呼びだし、映像を構造化し、獲得された
映像構造化情報を、映像構造化情報蓄積部4に蓄積す
る。なお、映像構造化情報は、表示装置11に表示する
ことができる。
【0024】なお、映像構造化情報加工編集部10は、
映像構造化情報蓄積部4に蓄積された映像構造化情報に
基づいて、映像を表示装置11に表示させながら、入力
装置5を介して、対話的に映像構造化情報の加工編集を
行う。
【0025】なお、上記の、映像データ蓄積部1、映像
モデルスクリプト蓄積部2、映像構造化手続き蓄積部
3、映像構造化情報蓄積部4、入力装置5、映像モデル
スクリプト加工編集部6、映像種別判定部7、映像構造
化手続き生成部8、映像構造化処理部9、映像構造化情
報加工編集部10、表示装置11は、これらのすべてを
統合するバス12に接続される。
【0026】さて、上記のような構成における動作を説
明する。
【0027】なお、本実施形においては、以下のような
定義を適用する。
【0028】映像の変わり目をカットと呼び、カットと
カットの間に挟まれた区間の映像をショットと呼ぶこと
とする。
【0029】映像構造は、ノードにより表される。そし
て、ノードは、構成要素と属性情報を持つ。
【0030】ノードの構成要素は、ノードと一連の映像
区間からなる。
【0031】ノードの属性情報は、ノードの名称、代表
フレームまたは代表フレーム群から構成される。
【0032】なお、本実施形では、構造化は、必ずしも
厳密なツリー構造を採るものではなく、下位のノードが
構成要素として、より上位のノードを含むことも許容す
るが、表示の便宜上、ひとつの構造化された映像は、ひ
とつ上位のノードを持つものとする。
【0033】また、映像モデルスクリプトは、映像構造
モデルを記述するものである。そして、映像モデルスク
リプトから映像構造化手続きが生成される。また、映像
モデルスクリプトは、インデックスの記述と、ノードの
記述からなる。
【0034】インデックスは、映像をノードに文節化す
るための手がかりとなるフレームまたはショットであ
る。インデックスの記述は、例えば、画像の全体または
一部を、そのまま用いたり、ショットの繰り返しパター
ンにより記述するなど、抽象度の異なる様々な表現が用
いられる。本実施形では、画像の全体または一部と、情
報や画像に現れる文字情報などを用いることも可能にし
ている。
【0035】ノードは、映像に付与されたインデックス
を基に特定される一連の映像区間や、ノードの組み合わ
せにより記述される。
【0036】さて、映像の構造化は、図2のフローチャ
ートに示すような手順により実施される。
【0037】前処理ルーティン13においては、映像デ
ータ蓄積部1に蓄積された映像データに対する、カット
検出処理S1とショットクラスタリング処理S2が行わ
れる。これらの処理は、映像モデルスクリプト加工編集
部6において実施される。
【0038】まず、カット検出処理S1により、映像の
変わり目を検出することにより、映像をショットに分割
する。
【0039】続いて、画像の類似度にしたがって、ショ
ットクラスタリング処理S2を行う。この処理は、例え
ば、本件出願人が、特開平9−270006号公報にお
いて説明した方法を適用する。ショットのクラスタリン
グにより、類似ショットには同一のラベルが付与され
る。
【0040】前処理ルーティン13の処理に続いて、映
像構造化処理ルーティン14の処理に入るが、ここで
は、映像構造化手続き生成処理S3、インデックス付与
処理S4、ノード作成処理S5、構造化情報記録処理S
6の処理が行われる。
【0041】まず、映像構造化手続き生成処理S3にお
いては、自動または手動により、映像種別判定部7での
処理を通じて、映像の種別を決定し、その映像用の映像
モデルスクリプトを映像モデルスクリプト蓄積部2から
読み出し、この映像モデルスクリプトから、映像構造化
手続き生成部8を通じて、映像構造化手続きを生成す
る。ここで生成した映像構造化手続きは、映像構造化手
続き蓄積部3に蓄積される。
【0042】続くインデックス付与処理S4において、
映像構造化手続きにより指定される画像やショットの繰
り返しパターンに合致するフレームまたはショットに、
インデックスを付与する。
【0043】そして、ノード作成処理S5において、イ
ンデックスの付与に続いて、映像構造化手続きに従い、
映像からノードを抽出し、ノードごとに代表フレームま
たは代表フレーム群を選択する。
【0044】以上の、インデックス付与処理S4および
ノード作成処理S5は、映像構造化処理9における処理
を通じて実行される。
【0045】最後に、構造化情報記録処理S6におい
て、以上のようにして獲得された構造化情報を、映像構
造化情報蓄積部4に蓄積記録する。
【0046】表示装置11は、映像を、その構造化情報
に基づき、構造化表示し、入力装置5と共に対話的に、
順次ユーザの所望の映像を提示する。
【0047】続いて、表示装置11における処理の流れ
を説明する。
【0048】表示は、最上位ノードから始められ、画面
には、最上位ノードの名称と、代表フレーム(群)が表
示される。ユーザは、代表フレームを選択し、そのノー
ドの映像の再生を行ったり、そのノードを展開したり、
展開されたノードを元に戻したりすることができる。ノ
ードが展開されると、そのノードに含まれる全てのノー
ドが名前と代表フレーム、または代表フレーム群により
一覧表示される。
【0049】以下、同様の手続を繰り返すことにより、
ユーザは、映像内容を短時間に把握し、所望の映像のみ
を選択的に視聴することが可能となる。
【0050】なお、映像構造化処理部9による構造化処
理だけでは、映像の構造化結果が、ユーザの希望する形
になっていないような場合も発生し得る。そこで、本実
施形では、ユーザが入力装置を介して、画面上で対話的
に、ノードの変更、追加、削除などの処理を行うための
映像構造化情報加工編集部10を備えており、学習的
に、ユーザの要望を反映できるような構造となってい
る。
【0051】以下、ニュース番組の映像を例にとって、
具体的な構造化手順について説明する。
【0052】一連の映像に対しては、まず、カット検出
処理と、ショットのクラスタリングが施される。
【0053】図3は、ニュースの映像にカット検出処理
を施し、ショットごとに1こまのフレームを並べたもの
である。フレームの左上の記号は、ショットのクラスタ
リングの結果を表すものであり、アルファベットa、
b、c・・・はショットのクラス、数字1、2、3・・
・は出現順序を表す。
【0054】ニュース映像において、最も出現頻度の高
いショットは、キャスターのショットであると考えられ
る。そこで、最も多く繰り返されているショットをキャ
スターのショットとしてインデックシング(b1、b
2、b3・・・)する。
【0055】キャスターのショットから、次のキャスタ
ーのショットの直前のショットまでをノード(b1、c
1、d1、e1の群、他)にまとめる。こうしてできた
ノードのなかで、他のノード内のショットと類似するシ
ョットを最も多く含むノードをヘッドラインとして、そ
の他のノードをトピックとする。
【0056】トピックスのノードの中で、ヘッドライン
のノード内のショットと類似のショットを持つノード
を、ヘッドラインのノードにつけ加える。
【0057】次に、最初に出現するキャスターのショッ
トまでをオープンニング、最後に出現するキャスターの
ショット以降をエンディングとする。
【0058】続いて、以上の処理でできたノードを全て
まとめて、ひとつのノードにし、これを最上位ノードと
する。
【0059】最後に、各ノードに含まれるショットまた
は、ショット群から、代表フレームを、一枚または複数
枚、選び、ノードの代表フレームまたは代表フレーム群
とする。
【0060】図4は、以上で説明したニュース映像の構
造を表す映像モデルスクリプトの例である。図1の映像
構造化手続き生成部8は、図4の記述にしたがって、以
下のような処理を行う。
【0061】インデクシング処理S41において、ま
ず、インデックス定義S42の記述において、最も頻繁
に現れるショットとして、キャスターの映像をインデッ
クス定義する。
【0062】続くノード処理S43において、まず、ノ
ード定義S44の記述で、最初のショットから最初のキ
ャスターのショットまでを代表フレームとして、オープ
ンニングとして定義する。
【0063】続いて、ノード定義S45の記述で、各キ
ャスターのショットから、次のキャスターのショットま
でのノードを、各ショットの第1フレームを代表フレー
ムとして、トピックスとして定義する。
【0064】次に、ノード定義S46の記述で、最後の
キャスターのショットから、最後のショットまでのノー
ドを、最後のショットの最後のフレームを代表フレーム
として、エンディングとして定義する。
【0065】続いて、ノード名称変更S47の記述で、
他のショットへのリンクを有するショットの数が最大で
あるトピックスを、ヘッドラインとする。
【0066】次に、追加処理S48の記述で、ヘッドラ
インとされたノードを、ヘッドラインに追加する。
【0067】最後に、ノード定義S49で、トップノー
ドをニュースとして定義するが、これはオープンニング
を代表フレームとし、ヘッドライン、トピックス、エン
ディングとして定義されることになる。
【0068】以上のような記述にしたがって、図5に示
すような映像構造化手続を実施し、映像構造化処理9に
より映像の構造化情報が獲得される。ちなみに、図5の
情報は、キャスターのインデクシングS51、オープン
ニングのノード定義S52、トピックスのノード定義S
53、エンディングのノード定義S54、ヘッドライン
のノード定義S55で構成される。
【0069】以上のような処理の結果、例えば、最上位
ノードは、図6の説明図に示すように展開される。図6
では、オープンニングに続き、ヘッドライン、5個のト
ピックス、エンディングと展開される例を示している。
【0070】以上の処理は、ショットのインデクシング
に繰り返しパターンを用いた場合を例示したが、画像の
全体または一部を用いてインデクシングを行う場合を、
天気予報の映像を例にとって、以下に説明する。
【0071】天気予報の場合は、同一の番組において、
例えば、「明日の天気」や「週間天気予報」など、トピ
ックスごとに、毎回同じ構図の画像が使われる。したが
って、トピックスごとに、そのトピックスを同定できる
ような画像の全体または一部を格納し、これを用いて、
インデクシングを行うことにより、容易に構造化を行う
ことができる。
【0072】図7は、天気予報の映像の構造を表す映像
モデルスクリプトの例である。図1の映像構造化手続き
生成部8は、図7の記述にしたがって、以下のような処
理を行う。
【0073】まず、インデクシング処理S71におい
て、まず、インデックス定義S72の記述において、今
日の天気予報のイメージを含むショットを、今日の天気
としてインデックス定義する。
【0074】続いて、同様に、例えば、週間天気のイメ
ージや、明日の天気のイメージや、などを続けてインデ
ックス定義し、インデックス定義S73の記述におい
て、世界の天気予報のイメージを含むショットを、世界
の天気としてインデックス定義するまで、同様の処理を
繰り返す。
【0075】次のノード処理S74において、ノード定
義S75の記述で、インデックスを有するあらゆるショ
ットから、インデックスを有する次のショットまでを、
無題として定義する。
【0076】続いて、ノード定義S76の記述で、各キ
ャスターのショットから、次のキャスターのショットま
でのノードを、各ショットの第1フレームを代表フレー
ムとして、トピックスとして定義する。
【0077】次に、ノード名称変更S77の記述で、最
初のショットのインデックスを、あらゆるノードのノー
ド名とする。
【0078】以上のような記述にしたがって、図8に示
すような映像構造化手続を実施し、映像構造化処理9に
より映像の構造化情報が獲得される。ちなみに、図8の
情報は、インデクシング処理S81、ノード処理S82
で構成される。
【0079】以上のような映像構造化においては、映像
ごとに、その映像モデルスクリプトを適切に作成するこ
とが必要である。しかしながら、映像を希望する形に構
造化するような映像モデルスクリプトを作るのは、そう
容易なことではない。
【0080】これに対して、本実施形では、映像構造化
情報加工編集部10を用いることにより、まず、ひな形
となる映像モデルスクリプトを作成し、これに基づい
て、映像を構造化し、その結果を参考にして、映像モデ
ルスクリプトの修正を行うという手順を繰り返すことに
より、比較的容易に、所望の構造化を実現するために必
要な構造モデルスクリプトを作ることを可能としてい
る。
【0081】以上の述べたうちの各手順は、コンピュー
タが実行可能なプログラムとして各種の記録媒体、例え
ばCDROMのような光ディスク、フロッピーディスク
のような磁気ディスク/媒体、あるいはMDのような光
磁気ディスク等に記録することもできる。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の映像構造化
装置は、映像の種別ごとに、映像構造化手続を準備する
ことにより、種々の映像の構造化を同じ処理系で実現で
き、ユーザが映像の内容を短時間で把握し、所望の映像
のみを選択的に視聴するような環境を容易に構築できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施系の映像構造化装置のブロック図
である。
【図2】図1の構成の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】ニュースの映像にカット検出処理を施し、ショ
ットごとに1こまのフレームを並べた説明図である。
【図4】ニュース映像の構造を表す映像モデルスクリプ
トの例を示す説明図である。
【図5】図4の記述に基づく映像構造化手続の情報の例
を示す説明図である。
【図6】図4、図5のような処理の結果得られる最上位
ノードの展開例を示す説明図である。
【図7】天気予報映像の構造を表す映像モデルスクリプ
トの例を示す説明図である。
【図8】図7の記述に基づく映像構造化手続の情報の例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 映像データ蓄積部 2 映像モデルスクリプト蓄積部 3 映像構造化手続き蓄積部 4 映像構造化情報蓄積部 5 入力装置 6 映像モデルスクリプト加工編集部 7 映像種別判定部 8 映像構造化手続き生成部 9 映像構造化処理 10 映像構造化情報加工編集部 11 表示装置 12 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/91 N (72)発明者 青 木 恒 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1 株式会 社東芝研究開発センター内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像の種類を指定する指定手段と、 映像の種類ごとに対応する映像の構造化手続を蓄積する
    手続蓄積手段と、 前記指定手段により指定された映像の種類に対応する構
    造化手続を、前記手続蓄積手段より呼びだし、映像構造
    化を実施する構造化手段と、 前記構造化手段からの情報を蓄積する構造化情報蓄積手
    段と、 を備えることを特徴とする映像構造化装置。
  2. 【請求項2】前記構造化情報蓄積手段により蓄積された
    映像構造化情報に基づき、映像を表示させる表示手段、
    を備える請求項1の映像構造化装置。
  3. 【請求項3】映像の構造モデルを記述する映像モデルス
    クリプトを蓄積する手段と、前記映像モデルスクリプト
    に基づいて映像構造化手段を生成する手続生成部とを備
    える、請求項2の映像構造化装置。
  4. 【請求項4】前記映像モデルスクリプトの加工編集を行
    う映像モデルスクリプト加工編集手段、を備える請求項
    3の映像構造化装置。
  5. 【請求項5】前記構造化手段により得られた構造化情報
    を、前記表示手段に表示させながら、対話的にこれを加
    工編集する映像構造化情報加工編集手段、を備える請求
    項2の映像構造化装置。
  6. 【請求項6】映像の構造化を行うプログラムをコンピュ
    ータで実行可能なように記録した記録媒体であって、 前記プログラムは、 指定された映像の種類に対応する予め記憶された構造化
    手続を呼び出し、 呼び出した構造化手続きのものに映像の構造化も行い、 この構造化した情報を蓄積させる手順を含むことを特徴
    とする記録媒体。
JP10067225A 1998-03-17 1998-03-17 映像構造化装置及び映像化のためのプログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11266449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10067225A JPH11266449A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 映像構造化装置及び映像化のためのプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10067225A JPH11266449A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 映像構造化装置及び映像化のためのプログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11266449A true JPH11266449A (ja) 1999-09-28

Family

ID=13338767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10067225A Pending JPH11266449A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 映像構造化装置及び映像化のためのプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11266449A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006157688A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像シーンに対する意味ラベル付与方法及び装置及びプログラム
US7778470B2 (en) 2003-09-30 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Moving picture processor, method, and computer program product to generate metashots
US8200061B2 (en) 2007-09-12 2012-06-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Signal processing apparatus and method thereof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7778470B2 (en) 2003-09-30 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Moving picture processor, method, and computer program product to generate metashots
JP2006157688A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像シーンに対する意味ラベル付与方法及び装置及びプログラム
US8200061B2 (en) 2007-09-12 2012-06-12 Kabushiki Kaisha Toshiba Signal processing apparatus and method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111582241B (zh) 视频字幕识别方法、装置、设备及存储介质
CN102256049B (zh) 自动化故事生成
US11270123B2 (en) System and method for generating localized contextual video annotation
US7181757B1 (en) Video summary description scheme and method and system of video summary description data generation for efficient overview and browsing
KR102028198B1 (ko) 동영상 장면과 메타데이터 저작 방법
JP4370387B2 (ja) ビデオシーケンスのラベルオブジェクト映像生成装置及びその方法
CN103052953A (zh) 信息处理设备、信息处理方法和程序
EP1006459A2 (en) Content-based video story browsing system
CN103069414A (zh) 信息处理设备、信息处理方法和程序
US20030126603A1 (en) Multimedia data searching and browsing system
WO2001027876A1 (en) Video summary description scheme and method and system of video summary description data generation for efficient overview and browsing
JP4370792B2 (ja) ビデオシーケンスの階層形成方法及びプログラム
CN101553814A (zh) 用于产生视频数据流摘要的方法和设备
US20180143741A1 (en) Intelligent graphical feature generation for user content
Jing et al. Content-aware video2comics with manga-style layout
CN115580758A (zh) 视频内容生成方法及装置、电子设备、存储介质
CN110119501A (zh) 一种基于教学课件的线上编辑过程提取编辑数据的方法
CN115376033A (zh) 信息生成方法及装置
JPH11266449A (ja) 映像構造化装置及び映像化のためのプログラムを記録した記録媒体
CN113411517B (zh) 视频模板的生成方法、装置、电子设备及存储介质
CN113747258B (zh) 一种在线课程视频摘要生成***和方法
Caliani et al. Commercial video retrieval by induced semantics
JP2004015523A (ja) 映像関連コンテンツ生成装置、映像関連コンテンツ生成方法及び映像関連コンテンツ生成プログラム
Goëau et al. Interactive visualization tool with graphic table of video contents
CN109005470B (zh) 一种在线合成字幕的方法、***与装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050222