JPH11263908A - アルコキシシラン基を含有するポリウレタン/尿素およびコロイダルシリカの水性分散液 - Google Patents

アルコキシシラン基を含有するポリウレタン/尿素およびコロイダルシリカの水性分散液

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JPH11263908A
JPH11263908A JP10375283A JP37528398A JPH11263908A JP H11263908 A JPH11263908 A JP H11263908A JP 10375283 A JP10375283 A JP 10375283A JP 37528398 A JP37528398 A JP 37528398A JP H11263908 A JPH11263908 A JP H11263908A
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polyurethane
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dispersion
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Richard R Roesler
リチヤード・アール.・ローズラー
Lutz Dr Schmalstieg
ルツツ・シユマールステイーク
Lyuba K Gindin
リユーバ・ケー.・ギンデイン
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Bayer Corp
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Bayer AG
Bayer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐溶剤性の改善を示したコーチングを調製する
のに使用できる水性ポリウレタン/尿素分散液であっ
て、しかも水性ポリウレタン分散液が持つ他の重要な特
性を維持した水性ポリウレタン分散液を提供する。 【解決手段】アルコキシシラン基(MW28のSiとし
て計算)をポリウレンタン/尿素の重量に基づいて0.
5〜6重量%含有するポリウレンタン/尿素A)を、
A)およびB)の固形分に基づいて30〜90重量%、
ならびにコロイダルシリカB)を、A)およびB)の固
形分に基づいて10〜70重量%含有する水性分散液。
これらの分散液から調製されるコーチング。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコキシシラン
基を含有するポリウレタン/尿素およびコロイダルシリ
カの水性分散液、ならびに耐溶剤性および硬度を改善し
たコーチング製造へのそれらの使用に関する。
【0002】
【従来の技術】線状のまたは架橋したポリウレンタン/
尿素の水性分散液の製造は公知である。該水性ポリウレ
ンタン/尿素分散液は、広範囲の商業的用途に使用で
き、例えば編織布、プラスチック、木材、ガラスファイ
バーおよび金属を含む各種支持体のための接着剤または
コーチングに使用される。化学的耐久性、耐磨耗性、靱
性、引張強さ、弾性および耐久性が、これらのコーチン
グに多く望まれる性質の一つである。米国特許第5,0
41,494、第5,354,808および第5,55
4,686において、ならびに同時継続出願(代理人の
明細書No.MD−96−103AおよびMD−96−
103B)には、これらの分散液の特性は、ポリウレタ
ン−尿素にアルコキシシラン基を導入することにより改
善されることが開示されている。しかし、これらのポリ
ウレタン−尿素分散液から調製されたコーチングに得ら
れる特性レベルにもかかわらず、一定の特性、特に耐溶
剤性をさらに増す要望が常にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、耐溶剤性の改善を示すコーチングを調製するの
に使用できる水性ポリウレタン/尿素分散液であって、
しかも水性ポリウレタン分散液が持つ他の重要な特性を
維持した水性ポリウレタン分散液を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に従
って、アルコキシシラン基を含有するポリウレタン/尿
素の水性分散液をコロイダルシリカとブレンドすること
により達成され得る。本発明は、アルコキシシラン基
(MW28のSiとして計算)をポリウレンタン/尿素
の重量に基づいて0.5〜6重量%含有するポリウレン
タン/尿素A)を、A)およびB)の固形分に基づいて
30〜90重量%、ならびにコロイダルシリカB)を、
A)およびB)の固形分に基づいて10〜70重量%含
有する水性分散液に関する。本発明は、これらの水性分
散液から調製されるコーチングに関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明によれば、「ポリウレタン
/尿素」なる用語は、ウレタンおよび/または尿素基を
含有するポリマーを意味する。アルコキシシラン基を含
有する水性ポリウレタン分散液から調製されるコーチン
グの耐溶剤性と硬度を改善するために、本発明では、該
分散液にコロイダルシリカが添加される。この改善は、
コロイダルシリカが、Si−OH基を持ったポリシリコ
ンジオキシド(polysilicon dioxid
e)を各粒子表面に含有することによると考えられる。
該無機変性有機マトリックスと該シリカ粒子との間に化
学結合が存在するように、これらのSi−OH基はシラ
ンと反応することできる。これは、薄膜に一つの特徴を
与え、弾性体と違わず、そこでは硬質領域が柔軟な連続
相で囲まれる。
【0006】コロイダルシリカの好適例は、さまざまな
粒径と表面処理したものを含む。このコロイダルシリカ
は、好ましくは1〜500nm、より好ましくは1〜1
00nm、さらに好ましくは1〜50nmの平均粒径を
有する。該表面処理には、酸洗浄、または水酸化ナトリ
ウムまたは水酸化アンモニウムのような塩基を用いたア
ルカリ洗浄が挙げられる。アルカリ洗浄は、ポリウレタ
ン/尿素が陰イオン基を含有する場合に好ましく、そし
て酸洗浄は、ポリウレタン/尿素が陽イオン基をを含有
する場合に好ましい。コロイダルシリカの例は、デュポ
ンからLudox(商標)という名で手に入る。
【0007】本発明の水性分散液は、ポリウレタン−尿
素A)とコロイダルシリカB)とを、A)およびB)の
固形分に基づいて、90:10〜30:70、好ましく
は80:20〜40:60の量にて含有する。
【0008】本発明に従って使用するのに好適な水性ポ
リウレタン/尿素分散液は、例えば米国特許第5,04
1,494、第5,354,808および第5,55
4,686に、ならびに同時継続出願(代理人の明細書
No.MD−96−103AおよびMD−96−103
B)に記載され、これらの内容を引用によって本明細書
の一部となすものとする。水性分散液の調製方法および
出発材料は、これらの文献に開示されている。ポリウレ
タン−尿素を調製するのに好適な出発材料は、ポリイソ
シアネート(好ましくはジイソシアネート)、高分子量
成分(好ましくはポリオール)、ヒドロキシまたはアミ
ン基を含有する低分子量鎖延長剤、イオンまたは非イオ
ン基を含有する成分、ならびにアルコキシシラン基を含
有する成分を含む。
【0009】ポリウレタン/尿素は、インバース製法ま
たはダイレクト製法のいずれかにより水に分散され得
る。ダイレクト製法では、水をポリマーへ添加して最初
に油中水型分散液を形成する。この液は、粘度極大通過
後、水中油型分散液に転換される。インバース製法で
は、ポリマーを水に添加し、粘度極大を通過する必要の
ないようにする。アルコキシシラン基およびアミノ基を
含有する好適な化合物でポリウレタン−尿素の調製に使
用し得るものには、式I:
【0010】
【化1】 (式中、Xは、同一または異なり、100℃未満ではイ
ソシアネート基に不活性な有機基であって、ただし、こ
れらの基の少なくとも1個は、アルコキシまたはアシロ
キシ基、好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキ
ルまたはアルコキシ基であり、さらに好ましくはアルコ
キシ基であり、R1 は、水素原子、または100℃以下
ではイソシアネート基に不活性な有機基、好ましくは1
〜12個、より好ましくは1〜8個の炭素原子を有する
アルキル、シクロアルキルまたは芳香族基、あるいは
式: −(CH2)n −Si−(X)3 (II) に相当する基であり、nは、1〜8、好ましくは2〜
4、さらに好ましくは3の整数である)に相当するもの
である。式Iの特に好ましい化合物は、Xがメトキシ、
エトキシ基またはプロポキシ基、より好ましくはメトキ
シまたはエトキシ基、さらに好ましくはメトキシ基であ
り、nが3のものである。
【0011】アルコキシシラン基を含有する化合物の特
別な群は、アスパルテート基も含有するもの、例えば式
III:
【化2】 (式中、Xおよびnは、前記に定義したとおりであり、
Zは、COOR5 または芳香族環、好ましくはCOOR
5 であり、R2 およびR5 は、同一または異なり、10
0℃以下ではイソシアネート基に不活性な有機基、好ま
しくは1〜9個の炭素原子を有するアルキル基、より好
ましくはメチル、エチルまたはブチル基を示し、そして
3 およびR4 は、同一または異なり、水素原子、また
は100℃以下ではイソシアネート基に不活性な有機
基、好ましくは水素原子である)に相当するものであ
る。
【0012】式IIIの化合物は公知であり、米国特許
第5,364,955に開示され、これらの内容を引用
によって本明細書の一部となすものとする。それらは、
式IIIに相当するアミノアルキルアルコキシシラン
を、式IV: Z−CR3 =CR4 −COOR2 (IV) (式中、X、R2 、R3 およびR4 は前記に定義したと
おりである)に相当するマレイン酸、フマール酸または
桂皮酸のエステルと反応させることにより調製される。
【0013】アルコキシシランおよびアスパルテート基
を含有する式IIIの化合物は、好ましくは3−アミノ
プロピル−トリメトキシシランまたは3−アミノプロピ
ルトリエトキシシランと、マレイン酸のジメチル、ジエ
チルおよびジブチルエステルとの反応生成物をベースと
する。
【0014】アルコキシシラン基およびアミノ基を含有
する化合物は、ポリウレタン/尿素の重量に基づいて、
0.5〜6重量%、好ましくは0.5〜4重量%、さら
に好ましくは0.5〜3重量%のアルコキシシラン基
(MW28のSiとして計算)を導入するのに十分な量
にて存在する。
【0015】ポリウレンタン/尿素の調製に好適な出発
材料は、公知であり、引用によって本明細書の一部とな
した前記文献に開示されている。これらの出発材料に
は、有機ジイソシアネート、好ましくは(シクロ)脂肪
族ジイソシアネート、さらに好ましくはビス−(4−イ
ソシアナトシクロヘキシル)−メタン、1,6−ヘキサ
メチレンジイソシアネートおよびイソホロンジイソシア
ネート、より好ましくはビス−(4−イソシアナトシク
ロヘキシル)−メタンおよびイソホロンジイソシアネー
トである。
【0016】少なくとも2個のイソシアネート反応性
基、好ましくはヒドロキシ基を含有し、かつ400〜
6,000、好ましくは800〜3,000の分子量を
有する高分子量化合物、ならびに分子量400未満の低
分子量化合物(鎖延長剤)もまた好適である。この分子
量は、数平均分子量(Mn )であり、末端基分析(OH
価)により決定される。好ましい高分子量化合物は、公
知のポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール
およびポリヒドロキシポリカーボネート、さらに好まし
くはポリエステルポリオールである。これらの化合物の
例はまた、米国特許第4,701,480に開示され、
これらの内容を引用によって本明細書の一部となすもの
とする。これらの高分子量ポリオールの存在は任意的で
あるが、ポリウレンタン/尿素の重量に基づいて、好ま
しくは少なくとも5重量%、さらに好ましくは少なくと
も10重量%の量で使用する。これらのポリオールの最
大量は、ポリウレンタン/尿素の重量に基づいて、好ま
しくは85重量%、さらに好ましくは75重量%であ
る。
【0017】数平均分子量が400までの低分子量イソ
シアネート反応性化合物は、公知の多価アコール、好ま
しくは二価アルコール、および公知の低分子量ポリアミ
ン、好ましくはジアミンから選ばれる。多価アルコール
の例は、引用によって本明細書の一部となした前記文献
中に、ポリエステルおよびポリエーテルポリオールの調
製のために記載されたものである。好ましい多価アルコ
ール(好ましくは二価アルコール)には、エチレングリ
コール、プロピレングリコール−(1,2)および
(1,3)、ブチレングリコール−(1,4)および
(1,3)、ヘキサンジオール−(1,6)、オクタン
ジオール−(1,8)、ネオペンチルグリコール、グリ
セリン、ならびにトリメチロールプロパンが挙げられ
る。
【0018】好適なポリアミンの例は、米国特許第4,
408,008に開示のものを含み、これらの内容を引
用によって本明細書の一部となすものとする。米国特許
第5,569,706に開示のアルジミンおよび米国特
許第5,126,170に開示のアスパルテートも好適
であり、両者を引用によって本明細書の一部となすもの
とする。好ましいポリアミンには、1−アミノ−3−ア
ミノメチル−3,5,5−トリメチル−シクロヘキサン
(イソホロンジアミンすなわちIPDA)、ビス−(4
−アミノ−シクロヘキシル)−メタン、ビス(4−アミ
ノ−3−メチルシクロヘキシル)−メタン、1,6−ジ
アミノヘキサン、ヒドラジン、エチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエ
チレンペンタミンおよびペンタエチレンヘキサミンが挙
げられる。
【0019】NCOプレポリマーまたはポリウレンタン
/尿素に若干の枝分れを所望する特別の場合には、イソ
シアネート重付加反応に好ましい二官能性の上記成分に
加えて、一官能性ならびに少量の三官能性およびより高
官能性の成分でポリウレタン化学から公知のもの(例え
ばトリメチロールプロパン)を用いてもよい。
【0020】ポリウレンタン/尿素が水性媒体中に安定
に分散できるためには、分散液を外部乳化剤とブレンド
するか、あるいはイオンまたは潜在的(potenti
al)イオン基、および/または側または末端親水性エ
チレンオキシド単位を、ポリウレンタン/尿素に化学的
に導入する。このイオンまたは潜在的イオン基は、陰イ
オンでも陽イオンでもよく、好ましくは陰イオンであ
る。陰イオンの例には、カルボキシレート基およびスル
ホネート基が挙げられ、一方、陽イオン基の例には、ア
ンモニウムおよびスルホニウム基が挙げられる。該イオ
ン基は、ポリウレンタン/尿素100グラム当たり、0
〜200ミリ当量のイオン基含量を与えるのに十分な量
にて導入される。イオンまたは潜在的イオン基が導入さ
れるときには、それらは、ポリウレンタン/尿素100
グラム当たり好ましくは少なくとも10、さらに好まし
くは少なくとも20ミリ当量のイオン基含量を与えるの
に十分な量にて導入される。イオン基含量の上限は、ポ
リウレンタン/尿素100グラム当たり、好ましくは1
80、さらに好ましくは100ミリ当量である。親水性
エチレンオキシド単位の含量は、ポリウレンタン/尿素
の重量に基づいて約10%まで、好ましくは約8%ま
で、さらに好ましくは約1〜6%、より好ましくは約2
〜6%である。さらに、許容される化学導入エチレンオ
キシド単位の約75%までを、公知のノニオン性外部乳
化剤で置換してもよい。該イオン基は、ポリウレンタン
/尿素の形成の前、間または後に、対応する潜在的イオ
ン基を中和することにより形成される。該潜在的イオン
基がそのポリウレンタン/尿素への導入前に中和される
場合には、該イオン基は直接導入される。中和がポリウ
レンタン/尿素の形成に続いて行われる場合には、潜在
的イオン基が導入される。
【0021】カルボキシレート、スルホネートおよび第
四窒素基を導入するのに好適な化合物は、米国特許第
3,479,310、第4,108,814および第
4,303,774に開示され、これらの開示内容を引
用によって本明細書の一部となすものとする。第三スル
ホニウム基を導入するのに好適な化合物は、米国特許第
3,419,533に記載され、これもここに参照とし
て引用する。NCOプレポリマーへの導入に好適なこれ
らのスルホネート基は、米国特許第4,108,814
に開示されたジオールスルホン酸またはジオールスルホ
ネートである。潜在的イオン基をイオン基に変換する中
和剤は、前述の米国特許に記載されている。この発明と
の関係において、「中和剤」なる用語は、潜在的イオン
基をイオン基に変換するのに有用なすべてのタイプの薬
剤を含む意味である。
【0022】側または末端親水性エチレンオキシド単位
を導入するのに好適な化合物は、公知であり、米国特許
第3,905,929、第3,920,598および第
4,190,566(これらの開示内容を引用によって
本明細書の一部となすものとする)に開示されている。
好ましい親水性成分は、エチレンオキシド単位を含有し
た末端親水性鎖を有するモノヒドロキシポリエーテルで
ある。これらの親水性成分は、前記特許に記載されるよ
うに、エチレンオキシドおよび必要に応じて他のアルキ
レンオキシド、例えばプロピレンオキシドを用いて、一
官能性スターター、例えばメタノールまたはn−ブタノ
ールをアルコキシル化することにより調製される。
【0023】該プレポリマーは、溶媒、好ましくはイソ
シアネート重付加反応に関して実質的に無反応性の溶媒
の存在下で調製され得る。好適な溶媒の例には、ジメチ
ルホルムアミド、エステル、エーテル、ケトエステル、
ケトン(例えばメチルエチルケトンおよびアセトン)、
グリコール−エーテル−エステル、塩素化炭化水素、脂
肪族および脂環式炭化水素−置換ピロリジノン(例え
ば、N−メチル−2−ピロリジノン)、水素化フラン、
芳香族炭化水素、およびこれらの混合物が挙げられる。
【0024】前記有機溶媒の他に、珪素含有反応性希釈
剤を、プレポリマー製造時および得られるコーチング組
成物の溶媒として使用することもできる。これらの反応
性希釈剤には、テトラメトキシシラン、テトラエトキシ
シラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリメトキ
シシラン、エチルトリエトキシシラン、オクチルトリエ
トキシシランおよびジメチルジエトキシシランが挙げら
れる。これらの反応性希釈剤を使用すると、二つの重要
な利益を得ることができる。第一に、該コーチング組成
物は、環境上規制された有機溶媒の含有量がより少な
い。第二に、反応性希釈剤はまた、ポリウレンタン/尿
素分散液の共反応体でもあり、無機特性を増やした組成
物を得ることができる。これらの組成物から調製される
コーチングは、これらの反応性希釈剤を含有しない組成
物と比べたときに、異なる性能特性を有する。
【0025】ポリウレンタン/尿素への導入の前、間ま
たは後のいずれかに、潜在的陰イオン基を陰イオン基に
転換するのに好適な中和剤または4級化剤(quate
rnizing agent)は、第三アミン、アルカ
リ金属陽イオンまたはアンモニアである。これらの中和
剤の例は、米国特許第4,501,852および第4,
701,480に開示され、これらの内容を引用によっ
て本明細書の一部となすものとする。好ましい中和剤
は、トリアルキル置換第三アミンであり、トリエチルア
ミン、N,N−ジメチル−エタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、およびN−メチル−ジエタノールアミン
を含む。潜在的陽イオン基を陽イオン基に変換するのに
好適な中和剤は、米国特許第3,479,310および
第3,419,533に開示され、これらの内容を引用
によって本明細書の一部となすものとする。親水性エチ
レンオキシド単位および必要に応じ外部乳化剤と結合す
る際に、ポリウレンタン/尿素最終生成物が安定な分散
液となるのに充分な量の潜在的イオン基が中和されなけ
れならない。一般に、該潜在的イオン基の少なくとも7
5%、好ましくは少なくとも90%が、対応するイオン
基まで中和される。
【0026】ポリウレンタン/尿素粒子およびコロイダ
ルシリカを含有する水性分散液は、60重量%まで、好
ましくは15〜60重量%、さらに好ましくは30〜4
5重量%の固形分を含有する。しかし、該分散液を希釈
して、いかなる所望の最低固形分にすることも常に可能
である。ポリウレンタン/尿素の平均粒径は、一般に1
000nm以下、好ましくは1〜500nm、さらに好
ましくは1〜300nmである。小さい粒径は、該分散
粒子の安定性を高め、そして表面光沢の高い薄膜を製造
することになる。この分散液は、他の分散液とブレンド
してもよく、また、他の公知の添加剤、例えば充填剤、
顔料、カーボンブラック、シリカゾル、ならびに公知の
均展剤、湿潤剤、消泡剤および安定剤とブレンドするこ
とができる。水性ポリウレンタン/尿素分散液は、織
布、不織布、皮革、紙、木材、金属、セラミックス、
石、コンクリート、ビチューメン、ハードファイバー、
わら、ガラス、磁器、各種タイプのプラスチック、帯電
防止および防しわ仕上げ用ガラスファイバーのコーチン
グおよび含浸;不織布の結合剤、接着剤、接着促進剤、
貼合せ用接着剤、疎水剤、可塑剤として;例えばコルク
粉またはおが屑、ガラスファイバー、アスベスト、紙様
材料、プラスチックまたはゴム廃棄物、セラミック材料
の結合剤として;布地プリントの助剤および紙工業の助
剤として;例えばガラスファイバー用のサイズ剤のよう
なポリマーへの添加剤;ならびに皮革仕上げに好適であ
る。
【0027】各種塗布技術により得られる製品の乾燥
は、室温または高められた温度のいずれかで行うことが
できる。この製品が硬化する際に、水は蒸発し、シラン
基は互いに反応してSi−O−Si結合を形成し、した
がって追加の架橋を作る。このため、製品の分子量は、
従来技術の製品ほど高くはないのに、同様の性能レベル
を保持する。これは、ポリウレンタン/尿素の粘度がよ
り低いことを意味し、それは、より高固形分の製品が得
られるか、または溶媒の必要量が少なくてよいことを意
味する。以下の例において、部および%は、特記しない
限り重量に基づく。
【0028】
【実施例】以下の成分を実施例に用いた。ポリオール1 1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールお
よびアジピン酸から調製され、数平均分子量1700、
グリコール類のモル比が65:35のポリエステルポリ
オール。モノオール1 n−ブタノール、エチレンオキシドおよびプロピレンオ
キシド(エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのモ
ル比は83:17)から調製され、当量2150のモノ
ヒドロキシポリエーテル。シランアスパルテート1 8.27当量の3−アミノプロピルトリメトキシシラン
を、攪拌機、温度計、窒素入口、添加漏斗およびコンデ
ンサー付きの5Lフラスコに添加した。8.27当量の
ジアルキルマレエートを、添加漏斗から2時間にわたり
液滴状に添加した。添加の間、該反応器の温度を25℃
に維持した。該反応器の温度をさらに5時間25℃に維
持し、その時、生成物をガラス容器に流し込み、窒素シ
ール下で封止した。1週間後、不飽和価(unsatu
ration number)は0.6であり、これは
反応が〜99%完了したことを示す。
【0029】シランポリウレンタン分散液(PUD)1
の調製 攪拌機、窒素入口、温度計およびコンデンサーの付いた
三つ口つば付き樹脂フラスコに、113g(0.133
当量)のポリオール1、および2.51g(0.001
2当量)のモノオール1を添加した。この混合物を80
℃で溶かした。この溶融混合物へ6.94g(0.13
3当量)のネオペンチルグリコール、および8.0g
(0.119当量)のジメチロールプロピオン酸を添加
した。該反応混合物の温度を120℃に上げて、該混合
物を溶解および均質化した。この反応混合物を90℃に
冷却し、70g(0.627当量)のイソホロンジイソ
シアネート(IPDI)を一時に添加した。反応を10
0℃2時間維持し、その際、5.05%の理論NCOを
得た。48gのN−メチルピロリジノン(NMP)を添
加し、温度を45℃に下げた後、4.84g(0.48
当量;酸の80%)のトリエチルアミンを添加して酸を
中和した。中和された混合物を45℃で10分攪拌し
た。温度を60℃に上げた。88.11g(0.240
当量)のシランアスパルテート1を添加した。該反応混
合物を60℃で1時間保持した。292gの該プレポリ
マーを高剪断下で樹脂フラスコ内に入った263gの6
0℃の水に添加した。高剪断を30分維持して、少なく
とも4週間安定な分散液を得た。この分散液は45%の
樹脂固形分を有し、7.4%のNMPを含有した。
【0030】シランPUD1から調製されたコーチング 100部のシラン官能性PUD1当たり0.02部のジ
メチル錫ジアセテートを添加することにより、コーテッ
ドパネル(coated panels)を製造した。
該配合樹脂を、〜3.5milの乾燥薄膜を結果として
生じる8milの湿潤薄膜に注型した。該コーチング
を、室温で30分乾燥させた後、110℃のオーブン内
に1時間置いた。この薄膜は、透明、光沢および柔軟
で、100MEKダブルラブをパスし、そして、室温の
水に一晩含浸した後にも、良好な加水分解安定性を示し
た。
【0031】コロイダルシリカを含有するシランPUD
1から調製されたコーチング 前記配合PUD(45%固体)をコロイダルシリカ分散
液(Ludox AM−30コロイダルシリカ、水中3
0%固体)とブレンドした以外は、PUD1からのコー
テッドパネルの製造を繰り返した。PUD1とコロイダ
ルシリカとの比(重量:重量、樹脂固体に基づく)を、
9:1、8:1・・・1:9に段階的に変更した。配合
物を、〜3.5milの乾燥薄膜の得られる8milの
湿潤薄膜に注型した。該コーチングを室温で30分乾燥
させた後、110℃のオーブン内に1時間置いた。PU
D1とコロイダルシリカとの比が9:1または8:2の
薄膜は、光沢かつ透明であり;7:3のものは、光沢は
あるがきわめて若干ヘジーであり;コロイダルシリカの
比がそれより高いものは、きわめてヘジーであった。P
UD1とコロイダルシリカとの比が2:8および1:9
の薄膜は、脆く、薄膜を形成しなかった。良好な薄膜は
すべて、100MEKダブルラブをパスし、そして、周
囲温度の水に一晩含浸した後にも良好な加水分解安定性
を示した。
【0032】シランPUD2の調製 10gのNMPのみを使用し、ジメチルエタノールアミ
ン(4.26g、0.48当量)を中和用アミンとして
使用し、そして201gの60℃の水をプレポリマーに
添加して、2%のNMPを含有する40%固形分の安定
分散液を形成した以外は、シランPUD1を調製するの
に使用した手順に従って、シランPUDを調製した。
【0033】シランPUD2から調製されたコーチング 100部のシラン官能性PUD2当たり0.35部のト
リエチレンジアミン触媒(Air Productsか
らDABCO 33LVとして入手)を添加することに
より、コーテッドパネルを製造した。該樹脂を、〜2m
ilの乾燥薄膜を結果として生じる5milの湿潤薄膜
に注型した。該コーチングを、室温で30分乾燥させた
後、110℃のオーブン内に1時間置いた。別の薄膜を
周囲条件にて2週間乾燥させた。両方の薄膜ともに透
明、光沢および柔軟で、25MEKダブルラブをパス
し、そして、室温の水に一晩含浸した後にも良好な加水
分解安定性を示した。他の特性を表1に示す。
【0034】コロイダルシリカを含有するシランPUD
2から調製されたコーチング 前記配合PUD(40%固体)を上記したコロイダルシ
リカ分散液とブレンドした以外は、PUD2からのコー
テッドパネルの製造を繰り返した。PUD2とコロイダ
ルシリカとの比(重量:重量、樹脂固体に基づく)を、
9:1、8:1・・・4:6に段階的に変更した。配合
物を、〜2milの乾燥薄膜を結果として生じる5mi
lの湿潤薄膜に注型した。該コーチングを室温で30分
乾燥させた後、110℃のオーブン内に1時間置いた。
別のコーチング一式を周囲条件下で硬化させた。PUD
2とコロイダルシリカとの比が9:1または6:4の薄
膜は、光沢かつ透明であり;5:5のものは、光沢はあ
るがきわめて若干ヘジーであり;コロイダルシリカの比
がそれより高いものは、きわめてヘジーであった。PU
D2とコロイダルシリカとの比が4:6および3:7の
薄膜は、脆く、薄膜を形成しなかった。良好な薄膜は、
周囲温度の水に一晩含浸した後にも良好な加水分解安定
性を示した。他の特性を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】光沢は、ASTM D−523−85に従
って測定した。DOIは、像の塗膜明確さを評価するた
めに、GM9101P−試験に従って測定した。鉛筆硬
度は、ASTM D−3363−75に従って測定し
た。MEKダブルラブの数は、目の粗い薄地の綿布をメ
チルエチルケトンで濡らした後、各パネルをこすること
により測定した。1ダブルラブは、塗布されたパネルに
対して前後に一回こすることからなる。
【0037】シランPUD3の調製 シランPUD1を調製するのに使用した手順に従って、
シランPUDを調製した。10gのNMPを10gのテ
トラエトキシシランに代えて添加溶媒の含有しない40
%固形分の安定分散液を形成した以外は、PUD2を手
順を繰り返した。
【0038】シランPUD3から調製されたコーチング 100部のシラン官能性PUD3当たり0.35部のト
リエチレンジアミン触媒を添加することにより、コーテ
ッドパネルを製造した。該樹脂を、〜2milの乾燥薄
膜を結果として生じる5milの湿潤薄膜に注型した。
該コーチングを、室温で30分乾燥させた後、110℃
のオーブン内に1時間置いた。別の薄膜を周囲条件にて
2週間乾燥させた。両方の薄膜ともに透明、光沢および
柔軟で、18MEKダブルラブをパスし、そして、室温
の水に一晩含浸した後にも良好な加水分解安定性を示し
た。他の特性を表2に示す。
【0039】コロイダルシリカを含有するシランPUD
3から調製されたコーチング 前記配合PUD(40%固体)を上記したコロイダルシ
リカ分散液とブレンドした以外は、PUD3からのコー
テッドパネルの製造を繰り返した。PUD3とコロイダ
ルシリカとの比(重量:重量、樹脂固体に基づく)を、
9:1、8:1・・・4:6に段階的に変更した。配合
物を、〜2milの乾燥薄膜を結果として生じる5mi
lの湿潤薄膜に注型した。該コーチングを室温で30分
乾燥させた後、110℃のオーブン内に1時間置いた。
別のコーチング一式を周囲条件下で硬化させた。PUD
3とコロイダルシリカとの比が9:1または6:4の薄
膜は、光沢かつ透明であり;5:5のものは、光沢はあ
るがきわめて若干ヘジーであり;コロイダルシリカの比
がより高いものは、きわめてヘジーであった。良好な薄
膜は、周囲温度の水に一晩含浸した後にも良好な加水分
解安定性を示した。他の特性を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】本発明を上記に説明の目的で詳細に述べた
が、そのような詳細は、単にその目的のためであり、当
業者は、特許請求の範囲に限定されるのを除き、本発明
の発明の範囲および精神を逸脱せずに変更を容易に成し
えることが理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチヤード・アール.・ローズラー アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15090 ウエツクスフオード、ヒルクレスト・サ ークル 863 (72)発明者 ルツツ・シユマールステイーク ドイツ連邦共和国デー50676 ケルン、シ ユヌールガツセ 45 (72)発明者 リユーバ・ケー.・ギンデイン アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15228 ピツツバーグ、ブラツフエントン・ドラ イヴ 788

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルコキシシラン基(MW28のSiとし
    て計算)をポリウレンタン/尿素の重量に基づいて0.
    5〜6重量%含有するポリウレンタン/尿素A)を、
    A)およびB)の固形分に基づいて30〜90重量%、
    ならびにコロイダルシリカB)を、A)およびB)の固
    形分に基づいて10〜70重量%含有する水性分散液。
  2. 【請求項2】前記ポリウレンタン/尿素が、ポリウレン
    タン/尿素100グラム当たり10〜120ミリ当量の
    化学的に導入した陰イオン基を含有し、および、エチレ
    ンオキシド単位を含有する側および/または末端親水性
    鎖を前記ポリウレタン/尿素に基づいて約10%まで含
    有する、請求項1に記載の分散液。
  3. 【請求項3】前記陰イオン基の少なくとも約80%は、
    第三アミンで中和されたカルボキシレート基である、請
    求項2に記載の分散液。
  4. 【請求項4】前記ポリウレンタン/尿素が、ポリウレン
    タン/尿素100グラム当たり10〜120ミリ当量の
    化学的に導入した陽イオン基を含有し、および、エチレ
    ンオキシド単位を含有する側および/または末端親水性
    鎖を前記ポリウレタン/尿素に基づいて約10%まで含
    有する、請求項1に記載の分散液。
  5. 【請求項5】成分A)およびB)の固形分に基づいて、
    成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ成分
    B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項1に
    記載の分散液。
  6. 【請求項6】成分A)およびB)の固形分に基づいて、
    成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ成分
    B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項2に
    記載の分散液。
  7. 【請求項7】成分A)およびB)の固形分に基づいて、
    成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ成分
    B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項3に
    記載の分散液。
  8. 【請求項8】成分A)およびB)の固形分に基づいて、
    成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ成分
    B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項4に
    記載の分散液。
  9. 【請求項9】イソシアネート基と少なくとも一種のアル
    コキシシラン基および少なくとも一種のアスパレート基
    との反応により導入されたアルコキシシラン基(MW2
    8のSiとして計算)を、ポリウレンタン/尿素の重量
    に基づいて0.5〜6重量%含有するポリウレンタン/
    尿素A)を、A)およびB)の固形分に基づいて30〜
    90重量%、ならびにコロイダルシリカB)を、A)お
    よびB)の固形分に基づいて10〜70重量%含有する
    水性分散液。
  10. 【請求項10】前記ポリウレンタン/尿素が、ポリウレ
    ンタン/尿素100グラム当たり10〜120ミリ当量
    の化学的に導入した陰イオン基を含有し、および、エチ
    レンオキシド単位を含有する側および/または末端親水
    性鎖を、前記ポリウレタン/尿素に基づいて約10%ま
    で含有する、請求項9に記載の分散液。
  11. 【請求項11】前記陰イオン基の少なくとも約80%
    は、第三アミンで中和されたカルボキシレート基であ
    る、請求項10に記載の分散液。
  12. 【請求項12】前記ポリウレンタン/尿素が、ポリウレ
    ンタン/尿素100グラム当たり10〜120ミリ当量
    の化学的に導入した陽イオン基を含有し、および、エチ
    レンオキシド単位を含有する側および/または末端親水
    性鎖を、前記ポリウレタン/尿素に基づいて約10%ま
    で含有する、請求項9に記載の分散液。
  13. 【請求項13】成分A)およびB)の固形分に基づい
    て、成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ
    成分B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項
    9に記載の分散液。
  14. 【請求項14】成分A)およびB)の固形分に基づい
    て、成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ
    成分B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項
    10に記載の分散液。
  15. 【請求項15】成分A)およびB)の固形分に基づい
    て、成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ
    成分B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項
    11に記載の分散液。
  16. 【請求項16】成分A)およびB)の固形分に基づい
    て、成分A)が40〜80重量%の量にて存在し、かつ
    成分B)が20〜60重量%の量にて存在する、請求項
    12に記載の分散液。
  17. 【請求項17】請求項1のポリウレンタン/尿素分散液
    から製造されるコーチング。
JP10375283A 1997-12-17 1998-12-15 アルコキシシラン基を含有するポリウレタン/尿素およびコロイダルシリカの水性分散液 Pending JPH11263908A (ja)

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