JPH11262370A - 健康食品素材としてのハラタケ科キノコの処理法および健康食品 - Google Patents

健康食品素材としてのハラタケ科キノコの処理法および健康食品

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JPH11262370A
JPH11262370A JP10069018A JP6901898A JPH11262370A JP H11262370 A JPH11262370 A JP H11262370A JP 10069018 A JP10069018 A JP 10069018A JP 6901898 A JP6901898 A JP 6901898A JP H11262370 A JPH11262370 A JP H11262370A
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JP
Japan
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treated
agaricaceae
liquid
jet mill
mushrooms
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Application number
JP10069018A
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English (en)
Inventor
Koji Miyabayashi
功二 宮林
Fuminori Miyake
文則 三宅
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GENUS KK
HAKUSUI TEC KK
NIPPON SHOKUKIN KOGYO KK
Original Assignee
GENUS KK
HAKUSUI TEC KK
NIPPON SHOKUKIN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハラタケ科キノコの種類や含有成分の種類の
如何を問わず、それらをより安定な微粒化物や抽出物と
して効率よく活用可能にする処理法を確立すること。 【解決手段】 ハラタケ科キノコを含む懸濁液を湿式ジ
ェットミルで処理し、上記素材を微粒化し、ハラタケ科
キノコの有効物質をより効率よく活用可能にすると共
に、その安定化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハラタケ科キノコ
(即ち、アガリスク・ブラゼイ・ムリル)中に含まれる
有効成分をより有効に活用することのできる処理法、及
びこの方法によって得られたハラタケ科キノコを含む健
康食品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハラタケ科キノコしては従来より様々な
ものがあり、各素材中に含まれる有効成分やその効果も
多くは既に確認されている。そして、それら有効成分を
より有効に活用する為の、粉砕、抽出、乾燥等の処理に
ついても多くの方法が提案されている。
【0003】処理法の代表例としては、粉砕法では、ピ
ンミルやハンマーミルに代表される衝撃式粉砕機、圧縮
空気を利用した乾式ジェットミル、挽臼原理を利用した
摩砕式粉砕機、ボールミル・ビーズミル等のメディア型
粉砕機、超低温を利用した冷凍粉砕機、その他様々な形
式・構造の粉砕機が挙げられる。
【0004】また抽出法では、目的成分の種類に応じた
抽出法として、水による抽出やミセル化抽出、エタノー
ル等の溶媒抽出、液化炭酸ガス等による超臨界抽出等が
利用されている。また乾燥法としては、噴霧乾燥機、気
流乾燥機、ドラム式乾燥機、真空乾燥機、冷凍乾燥機等
が挙げられる。
【0005】しかしながら上記従来の処理法では、処理
媒体からの不純物の混入が避けられなかったり、処理段
階で有効成分の損失や物性変化が起こり、あるいは原料
素材中の有効成分を効率良く活用できない等の問題があ
り、また食感・味覚などの問題から有効成分の一部が未
利用あるいは未摂取状態となることも多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ハラタケ科キノコを破
砕して微粒化する場合、先に列記した様な衝撃式粉砕
機、乾式ジェットミル、磨砕式粉砕機、メディア型粉砕
機、冷凍粉砕機などには、一長一短があり、その機構や
形式・原料素材などによっては、 1)十分な微粒化が行なえない、 2)メディア同士あるいはライニング物質との衝突あるい
は摩擦による不純物の混入が避けられない、 3)発熱により変質を起こす、 4)特に揮発性成分等においては含有成分の損失がおこ
る、 5)動力費が非常に高く且つランニングコストも高い、 6)処理に長時間を要し特に微粒化や細胞破砕を目的とす
る場合は単位時間当たりの処理効率が非常に低くなる、 7)連続処理が困難である、 8)洗浄性が悪い、 9)作業上取り扱いが難しい、 10) 密閉系にできないため異物・雑菌の混入の可能性が
高い、 11) 装置が大きく或は重量が大きいため、設置場所が制
限されるなど、上記各粉砕装置には少なくとも1つ或は
複数の問題を有している。
【0007】また抽出法では、 a)含有成分を十分に抽出できず効率が悪い、 b)抽出に使用する媒体によっては親水性あるいは親油性
の成分があり、抽出される成分が異なる、 c)熱安定性の低い有効成分の場合は成分の損失・変質が
避けられない、 d)有効成分が揮発性である場合は揮発損失が起こる、 e)連続処理が困難である等の問題が指摘されている。
【0008】本発明は上記の様な事情に着目してなされ
たものであって、その目的は、ハラタケ科キノコの種類
や含有成分の種類の如何を問わず、それらを微粒化物や
抽出物として効率よく得ることのできる技術を確立しよ
うとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
のできた本発明の処理法とは、ハラタケ科キノコを含む
懸濁液を湿式ジェットミルで処理して上記素材を微粒化
し、あるいは、ハラタケ科キノコを含む懸濁液を湿式ジ
ェットミルで処理した後、上記素材中の有効成分を抽出
するところに要旨が存在する。
【0010】上記方法を実施する際に用いられる湿式ジ
ェットミルとしては、耐圧容器内に密封状態で配置され
た2以上のノズルから被処理液を高圧で圧送し、該ノズ
ルの下流側で被処理液を衝突・合流させることにより、
被処理液中の分散質を乳化・分散もしくは破砕するタイ
プのものが好ましく用いられる。このとき、上記衝突・
合流部で渦巻状のジェット流が形成される様にし、更に
は被処理液を50m/sec以上の速度で衝突・合流さ
せる様にすれば、被処理液中の分散質の乳化、分散もし
くは破砕が一層促進されるので好ましい。
【0011】そして上記処理法によれば、ハラタケ科キ
ノコを極めて微細で安定なものとして得ることができ、
あるいはハラタケ科キノコ内に含まれる有効成分を極め
て高い効率で抽出することができ、ひいては、人体への
摂取効率の高い健康食品素材を得ることができるので、
この健康食品も本発明の対象に含まれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。ジェットミルには乾式と湿式のものが知られている
が、本発明の目的を達成するには湿式ジェットミルを用
いることが必須であり、乾式ジェットミルを用いたので
は本発明の目的を達成できない。
【0013】即ち乾式ジェットミルとは、気相流内で被
処理物質の粒子同士または粒子と流路壁との衝突によっ
て粒子を微粒化するものであり、一方湿式ジェットミル
とは、液相流内で被処理物質の粒子同士または粒子と流
路壁との衝突により粒子を微粒化するものであるが、湿
式ジェットミルの場合は、上記衝突による微粒化に加え
て液相内で生じるキャビテーションや乱流・剪断等の複
合的物理要因も加わり、微粒化が著しく促進される。な
お微粒化の程度としては、通常0.005〜0.5μm
程度である。
【0014】本発明で用いられる湿式ジェットミルと
は、任意の方法で高速流を発生させ、流体同士または流
体と流路壁との衝突を起こさせると共に、高速流によっ
て生じる乱流・剪断およびキャビテーション効果などを
有効に活用し、被処理物質を微粒化して乳化・分散を促
進する機能を備えた装置を総称するもので、この様な湿
式ジェットミルとしては高圧ホモジナイザーがあり、具
体的には、プランジャーポンプやロータリーポンプ等に
よって被処理液をノズルから噴射させ、固定板に高速で
衝突させる方式と、噴射される被処理液同士を正面から
衝突させる方式がある。そして、被処理液が流路内を高
速で通過し或は衝突しながら通過する際に乱流・剪断を
受け、被処理流体中に含まれる分散質は粉砕されると共
に、衝突直後に減圧解放されるときにキャビテーション
効果が生じ、急激な放圧による衝撃を受けて分散質内部
からの破砕が起こり、被処理液中の分散質は著しく微粒
化される。
【0015】この様な湿式ジェットミルとしては、「高
庄ホモジナイザー」として市販されているバルププレー
トによる高速噴射を利用したタイプ(APVゴーリン社
製、ラニー社製、ソアビ社製、日本精機社製など)、ス
リット状に形成した流路内で高速衝突させるタイプ
(「マイクロフルイダイザー」マイクロフルイディック
ス社製)、90゜位相させて連通せしめた夫々一文字の
流路内で高速衝突を起こさせるタイプ(「ナノマイザ
ー」ナノマイザー製)、同一ノズル内で粒体同士の衝突
回数を複数回発生させるタイプ(「ナノメイカー」エス
ジー・エンジニアリング社製)、偏平流路素子内で流体
同士を衝突させるタイプ(「アクア」アクアテック社
製)、あるいは、対向するオリフィスから非球面構造の
部屋へ噴射させて衝突させるタイプ(「アルティマイザ
ー」スギノマシン社製)などが挙げられる。
【0016】これらの湿式ジェットミルは、それぞれ装
置タイプの特性により、ハラタケ科キノコの粉砕・微粒
化効果や抽出効率などに多少の差を生じるが、前述した
様な従来のメディア型ミルをはじめとする粉砕・微粒化
装置を用いた場合に比べると、飛躍的に高い効率で微粒
化の進んだ安定な微粒化物を得ることができ、あるいは
高い効率で有効成分を抽出することが可能となる。
【0017】従って、本発明で使用する湿式ジェットミ
ルのタイプは特に制限されないが、中でも特に好ましい
のは、本出願人会社によって開発され「ジーナスPY」
として市販されている湿式ジェットミルを挙げることが
できる。
【0018】この「ジーナスPY」は、耐圧容器内に密
封状態で設置されたノズルへ被処理液を高圧で送給し、
該ノズル内で渦巻状のジェット流を形成することによ
り、被処理液中の分散質を乳化、分散もしくは破砕する
タイプの湿式ジェットミルであり、その構成を簡単に説
明すると次の通りである。
【0019】このタイプの湿式ジェットミルには、耐圧
容器内に密封状態で3つのノズルが設置されており、こ
れらのノズルは夫々、液相ジェット流同士が衝突するノ
ズル、衝突後、ジェット流を維持しながら高速螺旋流を
形成するノズル、やや流速を落としながら最終調整を行
うノズルによって構成され、それらのノズルが一連の流
路内で直列に連結されており、それら一連の流路内で被
処理液内に含まれる分散質(ハラタケ科キノコ)の微粒
化が行われる。
【0020】このタイプの湿式ジェットミルを使用すれ
ば、ハラタケ科キノコの種類や有効成分の種類あるいは
CDの種類等に応じて温度や圧力、パス回数を制御する
ことにより、該ハラタケ科キノコをより効率よく微粒化
すると共に、有効成分を効率よく溶出させて成分抽出を
行うことができる。
【0021】該「ジーナスPY」として市販されている
湿式ジェットミルの具体的な構成について、以下、図面
を参照しつつ簡単に説明する。
【0022】図1は、該湿式ジェットミルとその周辺設
備を合む微粒化システムの全体概略構成図であり、図2
は微粒化装置の構成を示す要部説明図であり、微粒化シ
ステム1は、ハラタケ科キノコを含む懸濁液などの被処
理液を貯留するための容器2,3を備えており、これら
の容器2,3内の各被処理液は、弁4,5で夫々流量調
節してから配管6で合流させ、高圧ポンプ7の吸入口へ
供給される様になっている。高圧ポンプ7は、混合液を
例えば10〜150MPa程度に加圧して高速流を形成
した後、微粒化装置8へ導入する様になっている。
【0023】この図において、微粒化装置8が、「ジー
ナスPY」として市販されている湿式ジェットミルの特
徴部分に相当するもので、具体的には、微粒化すべき被
処理液を通過させることのできる貫通孔を形成したブロ
ックを、該貫通孔が前記被処理液の流れ方向に沿う様に
3個実質的に密着して配設されており、貫通孔を流体導
入側ブロックに少なくとも2本、中間ブロックに1本、
流体排出側ブロックに少なくとも2本それぞれ形成し、
前記導入側ブロックと中間ブロックの対向面のいずれか
のブロック表面に、隣接する各ブロックに設けられた貫
通孔と連通し且つ被処理液を対向流に変えると共に旋回
流を与える溝状通路が形成され、また中間ブロックと前
記排出側ブロックの対向面のいずれかのブロック表面に
は、隣接する各ブロックの貫通孔に連通し、前記中間ブ
ロックの貫通孔を通過した被処理液の流れを前記ブロッ
ク表面に沿う方向に変えると共に、被処理液に与えられ
た旋回力を減衰させる溝状通路が形成されている。
【0024】導入側ブロックに形成された溝状通路が、
「液相ジェット流同士が衝突するノズル」に相当し、中
間ブロックに形成された貫通孔が、「衝突後、ジェット
流を維持しながら高速螺旋流となるノズル」に相当し、
上記排出側ブロックに形成された溝状通路が、「やや速
度を落とし、最終調整を行うノズル」に相当する。
【0025】そしてこのタイプの湿式ジェットミルは、
上記3つのノズルヘ被処理液を高圧で送給し、ノズル内
で渦巻状のジェット流を発生させることによって、被処
理液中に含まれる分散質を乳化・分散・破砕する機能を
持っている。
【0026】即ちこの様な微粒化装置8を使用すれば、
微粒化すべき被処理液を、実質的に密着して配設された
3個の各ブロックに設けた貫通孔に通過させる際に、流
体導入側ブロックの前記貫通孔から導入された被処理液
の流れを対向流に変えると共に旋回力を付与して衝突さ
せ、中間ブロックの前記貫通孔で旋回状態を維持しつつ
その流れを前記流路方向に変え、排出側ブロックでは、
前記中間ブロックを通過した被処理液の流れを前記流路
と直交する方向に変えつつ旋回力を減衰させ、貫通孔か
ら排出させる構成となっている。
【0027】即ちこの微粒化装置8は、図2に示す如
く、液体導入側ブロックとしての円盤状のディスク10
と、中間ブロックとしての円盤状のディスク11および
排出側ブロックとしての円盤状のディスク12を、直列
に且つ上記記載順に円筒状容器9内に密着させて配置さ
れている。なお図2では、説明を容易にするためディス
ク10と11を離した状態で示し、ディスク12につい
ては、対向面に形成した溝状通路の形状が分かる様に展
開して示している。また、以下の説明では、各ディスク
における上流側の面を表面、下流側の面を裏面と呼ぶこ
ととする。
【0028】ディスク10は、通常、直径5〜15mm
程度、厚さ1.5〜5mm程度の耐摩耗性部材によって
構成され、このディスク10には、同心円上の2箇所に
導入貫通孔10a,10bが形成されている。このディ
スク10の裏面10cの中心部には、深さ0.05mm
程度の有底筒状凹部からなる渦巻室10dが形成されて
いる。
【0029】上記導入貫通孔10aの出口部10a’と
渦巻室10d及び導入貫通孔10bの出口部10b’
は、溝状導入通路10e,10fによってS字状に連通
されている。すなわち溝状導入通路10eは、渦巻室1
0dの縁部からその接線方向に延びて湾曲する様に形成
されており、溝状導入通路10fも同様に、渦巻室10
dの上記縁部に対し直径方向に対向する位置を始点とし
て湾曲する様に形成されており、この様な構成により、
渦巻室10dに向かって流れる対向流A’,B’が形成
される。
【0030】ディスク11は、上記ディスク10とほぼ
同程度の径と厚さおよび材質からなり、渦巻室10dと
対応する位置に、溝状導入通路10eの断面積より大き
い断面積を有する中間貫通孔11aが形成されている。
【0031】ディスク12は、上記ディスク10とほぼ
同程度の径と厚さおよび材質からなり、同心円上の2箇
所に、排出貫通孔12a,12bが形成され、その中心
部には有底筒状凹部からなる貯留室12dが形成されて
いる。これら排出貫通孔12a,12bの入口部12
a’,12b’と貯留室12dは、溝状排出通路12
e,12fによってS字状に連通されている。この溝状
排出通路12e,12fは、渦巻方向に対して正方向、
すなわち逆S字状(被処理液の流れの下流側から見て)
に形成されており、それにより、渦巻流Cの流れをディ
スク12の外周に向けて変えると共に、旋回力を減衰さ
せる様になっている。
【0032】そして、ディスク11に形成される中間貫
通孔11aの径を調節することにより、ディスク10の
溝状導入通路10e,10f内を流れる被処理液の流速
を所望の値に設定することができる。
【0033】この様な構成を有する微粒化装置8を用い
て、ハラタケ科キノコを含む懸濁液の微粒化や有効成分
の溶出・抽出を行なう場合の作動について説明すると、
高圧ポンプ7によって加圧され、超高速流体とされた被
処理液(ハラタケ科キノコの懸濁液)が、微粒化装置8
内は導入されると、被処理液は先ず円筒状容器9内で流
れAとBに分岐された後、導入貫通孔10a,10bを
通過して、ディスク11の対向面に衝突し、次いで溝状
導入通路10e,10fで流れ方向がディスク10の中
心に強制的に変えられ、流れA’,B’の対向流とな
る。
【0034】また、該溝状導入通路10e,10f内で
被処理液の流速は加速され、渦巻室10dに対しその接
線方向から対向して渦巻室10d内へ進入し、それによ
り、流体A' と流体B' は、渦巻室10d内で合流・衝
突した後渦巻流Cを発生し、該合流・衝突と渦流のエネ
ルギーを受けて被処理液中の分散質は微粒化されると共
に、有効成分の溶出が促進される。
【0035】渦巻室10d内で微粒化処理を受けた被処
理液は、その後渦巻状態を維持したまま中間貫通孔11
aを通過してディスク12方向へ送り出される。このと
き、貫通孔11aの断面積を、溝状導入通路10e,1
0fの断面積よりも大きく形成しておけば、衝突エネル
ギーが貫通孔11aで解放され、ディスク10における
液体衝突部分、すなわち渦巻室10d内周壁の摩耗が抑
えられるので好ましい。
【0036】渦巻状態で送り出された被処理液は、その
後ディスク12の貯留室12dに衝突して再度の微粒化
処理を受けた後、溝状排出通路12e,12fに分流さ
れ、流れが流路と直交する方向に変えられると共に、渦
巻状態が減衰され、排出貫通孔12a,12bから排出
される。
【0037】即ち図示した様な微粒化機構を備えた湿式
ジェットミルを使用すれば、ハラタケ科キノコを懸濁状
態で処理することによって、当該素材自体を著しく微細
化することができ、該ハラタケ科キノコ中に含まれる有
効成分の溶出が促進され、摂取効率が大幅に高められる
ばかりでなく、素材の微粒化によって懸濁液はコロイド
状に近い極めて安定な分散液となる。また微粒化の増進
に伴って当該素材の比表面積は大幅に拡大され、抽出溶
媒との接触率が著しく高められ、また細胞を有する素材
についてはその細胞をも効率良く破砕されるので、ハラ
タケ科キノコ中に含まれる有効成分の溶媒への溶出も加
速され、従来の抽出法に比べて極めて短時間で効率良く
有効成分を抽出することも可能となる。
【0038】即ち湿式ジェットミル、とりわけ図示した
様なタイプの微粒化装置を備えた湿式ジェットミルを使
用すると、従来のメディア型ミルを始めとする粉砕・微
粒化装置によりハラタケ科キノコの微粒化を行った場合
に比べて、粉砕・微粒化の効率が格段に良くなり、短時
間の処理で極めて安定な微粒化分散液が得られると共
に、有効成分の抽出効率も飛躍的に高められる。
【0039】尚上記図示例では、粉砕・微粒化効果を一
層高めるため、衝突・合流後に旋回流を形成する構造の
ものを示したが、上記図示例の他、溝状通路10e,1
0f,12e,12fを直線状通路として形成し、被処
理液を各通路から対向流で正面衝突させて該衝突エネル
ギーによって粉砕・微粒化が行なわれる様にすることも
可能である。また図示例では、溝状通路を中心方向に向
けて2本設けて衝突・合流させ、あるいは更に旋回流を
形成する例を示したが、該溝状通路を3本以上形成し、
3方向以上から衝突・合流させることも有効である。
【0040】こうした湿式ジェットミルによる微粒化効
果や細胞破砕効果、抽出効果をより効果的に発揮させる
上で好ましい処理圧力は、10MPa程度以上、より好
ましくは50MPa程度以上、更に好ましくは100M
Pa程度以上である。また、被処理液同士の衝突・合流
による微細化効果をより確実に発揮させるには、該衝突
・合流時の被処理液の流速を50m/sec以上、より
好ましくは100m/sec以上、更に好ましくは20
0m/sec以上とすることが望ましい。
【0041】本発明においてハラタケ科キノコとは、主
として食用あるいは飲用に用いられるすべての原料・素
材が処理対象となり、各種漢方薬やその他各種健康食品
用原料並びにそれらからのエキス類等あらゆる物質が含
まれ、場合によっては別途精製しあるいは合成されたも
の、更には他の成分が複合添加されたもの等が包含され
る。
【0042】具体的には、ハラタケ科キノコとしては、
ハラタケ、ヒメマツタケ、ツクリタケ、マッシュルーム
などがあげられる。
【0043】上記にあげられたキノコそのものだけでな
く、シャンピニオンエキスなどエキス類あるいはその他
の抽出物等があげられ、その対象物は特に制限されるも
のでは無い。
【0044】また、本発明におけるハラタケ科キノコの
微粒化物や抽出物の利用方法は、健康食品としての利用
に限るものではなく、様々の食品の主原料あるいは添加
物としての利用等その使用方法において特別な制限はな
いが、最も汎用性の高いのは健康食品としての用途であ
り、漢方薬あるいは一般的な健康食品、 健康飲料等とし
て幅広く利用できる。
【0045】更に本発明によって得られる処理物は、液
状(微分散液、乳濁液あるいはこれらから不溶物を除去
し、可溶性のエキスを抽出した溶液など)の健康食品と
して用いることができる他、濃縮物として提供し希釈し
て飲用に供する様にしたり、必要により他の生薬成分や
甘味料、芳香剤、清涼剤などを混合し、健康飲料として
提供することができ、更には液状物を噴霧乾燥、真空乾
燥、気流乾燥、凍結乾燥など任意の手段で粉砕して粉末
生薬としたり、あるいは顆粒状や錠剤、カプセル等とし
て市場に提供することも勿論可能である。
【0046】そして本発明を活用すれば、ヒメマツタケ
等のハラタケ科キノコの有効成分を極めて有効に利用す
ることができ、後記実施例でも明らかにする如く、ヒメ
マツタケが有する抗癌性生薬としての作用を著しく高め
ることが可能となる。
【0047】また本発明の上記作用効果は、被処理物が
著しく微細化されることによってもたらされるものと考
えられ、こうした作用効果は、前述した様な湿式ジェッ
トミルを用いた場合以外にも、先に列記した様な衝撃式
粉砕機、乾式ジェットミル、磨砕式粉砕機、メディア型
粉砕機、冷凍粉砕機などを使用した場合でも、メジアン
系で50μm程度以下、より好ましくは10μm程度以
下にまで微細することができれば、同様の効果が得られ
ると考えられる。
【0048】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をより具体的に説
明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を
受けるものではない。なお、下記において「部」および
「%」とあるのは、特記しない限り「重量部」および
「重量%」を意味する。
【0049】なお、比較例として示した磨砕式粉砕機と
しては増幸産業社製の「マスコロイダー」、高速攪拌型
乳化機としては特殊機化工業社製の「TKオートホモミ
クサー」を使用した。
【0050】湿式ジェットミルとしては、本発明者らが
実験したところでは最も有効であったジーナス社製の
「ジーナスPY PR02−15」を使用した。また、
試料作成に使用した粉砕機としては、東京アトマイザー
社製の「バンタムミル」を使用した。
【0051】得られたハラタケ科キノコの微粒化物ある
いは細胞破砕物の粒径測定とその評価方法は、島津製作
所製「レーザー式粒度分布測定装置 SALD−200
0A」を用い、50%径(メジアン径)および10%径
ならびに90%径を求め行った。
【0052】細胞破砕状態については、ハイロックス製
「マイクロハイスコープシステムKH−2200MD
3 」を用いて250倍の顕微鏡写真を撮影し、視覚的に
破砕状態を評価した。また、 細胞破砕率を顕微鏡視野内
に存在する破砕細胞と未破砕細胞の数を数え総細胞数に
対する破砕細胞数を百分率にて評価した。
【0053】また、 成分評価は、日本食品分析センター
に総脂質分、総タンパク分、糖質分の測定を依頼した。
【0054】実験1[ヒメマツタケ子実体乾燥品の微粒
化実験] (1)使用原料:ヒメマツタケ子実体乾燥品を使用 (2)ジーナスPYおよびマスコロイダー処理用試料: 上記乾燥ヒメマツタケ子実体を粉砕機(バンタムミル) により粉砕した粉末:20% 純 水 :80% (3)予備操作:秤量しておいた純水に粉砕した乾燥ヒ
メマツタケ粉末を所定量秤り取って各々純水へ混合、 攪
拌し乾燥ヒメマツタケ粉末の懸濁液を作成する。 (4)実験操作 (4−1)上記(3)で作成した乾燥ヒメマツタケ粉末
懸濁液(以後ヒメマツタケ懸濁液と称す)を、湿式ジェ
ットミル[ジーナス社製「ジーナスPY PR02−1
5」]を用いて、30MPa(衝突合流部における流
速:140m/sec)で3pass処理を行った後、
更に150MPa(衝突合流部における流速:290m
/sec)で3pass処理を行った。 (4−2)上記(3)で作成したヒメマツタケ懸濁液
を、[増幸産業社製「マスコロイダー」]を用い、E4
6深型グラインダーにてクリアランスを100μm とし
て処理を行った。
【0055】結果は表1に示す通りで有り、湿式ジェッ
トミルを用いて150MPa(衝突合流部における流
速:290m/sec)の条件にて微粒化を行った本発
明の実施例では、アトマイザーを用いたものはもとよ
り、磨砕式粉砕機を用いた比較例に較べ、粒径を粒度分
布測定におけるメジアン径で1/2から1/10以下に
微粒化できることが分かる。
【0056】また、 細胞破砕率についても湿式ジェット
ミルにて処理した場合には100%の細胞を破砕するこ
とが可能であり、比較例に較べて非常に効率の良い微粒
化が行われることが分かる。
【0057】
【表1】
【0058】実験2[ヒメマツタケ中の成分抽出実験] (1)試料:実験1においてマスコロイダーならびジー
ナス150MPa処理(衝突合流部における流速:29
0m/sec)を行ったヒメマツタケの微粒化懸濁液 (2)乾燥操作:上記(1)で得た各懸濁液をそれぞれ
スプレードライヤー(大河原化工機社製の「L−8型ス
プレードライヤー」)で乾燥温度温度200℃で乾燥し
た。 結果を下記表2に示す。
【0059】
【表2】
【0060】上記表2からも明らかである様に、ジーナ
スPYで微粒化した場合、微粒化の効率および細胞破砕
も完全に行えているため抽出率はあらゆる成分において
高く抽出効率が非常に優れている。更に、前記実験1の
粒径評価と併せて考えると、粒子径評価は、磨砕式粉砕
機であるマスコライダーを用いた処理品とジーナスPY
を使用し30MPa(衝突合流部における流速:140
m/sec)で処理したものとほぼ同程度であるにも拘
らず、成分抽出評価を比較すると、その数値は後者の方
が格段に優れており、湿式ジェットミルを用いた処理の
優位性を確認できる。
【0061】実験3:[マウスによるヒメマツタケを用
いた場合の抗癌作用実験] (1)使用検体 子実体全粉品:栽培品である子実体を水洗浄した後2
分割し、棚式乾燥機で70℃×12時間乾燥した後、カ
ッターミルを用い粉砕したもの。 子実体微粉砕品:上記の子実体全粉品を更にカッタ
ーミルで繰り返し粉砕した後、目開き100μm のステ
ンレススクリーンを用いて分級し、スクリーンを通過し
たもの。 子実体細胞破砕品:上記で得た子実体微粉砕品を、
水中に10%濃度となる様に秤量して水中に懸濁させ、
その懸濁液をジーナスPY(PR02−15)を用いて
150MPa(衝突合流部における流速:290m/s
ec)で3pass処理を行った後、スプレードライヤ
ー(大河原化工機社製の「L−8型スプレードライヤ
ー」)により乾燥温度200℃で乾燥したもの。 培養菌糸体微粉砕品:ヒメマツタケ培養菌糸体を棚式
乾燥機により70℃×12時間乾燥した後、カッターミ
ルを用いて繰り返し粉砕した後、目開き100μm のス
テンレススクリーンを用いて分級し、スクリーンを通過
したもの。 培養菌糸体細胞破砕品:上記で得た培養菌糸体微粉
砕品を、水中に10%濃度となる様に秤量して水中に懸
濁させ、その懸濁液をジーナスPY(PR02−15)
を用いて150MPa(衝突合流部における流速:29
0m/sec)で3pass処理を行った後、スプレー
ドライヤー(大河原化工機社製の「L−8型スプレード
ライヤー」)により乾燥温度200℃で乾燥したもの。
【0062】(2)抗癌試験内容:5週令のICR/S
Ic系雌性マウス10匹を1群とした。これに、移植後
7日目のマウスから採取したSarcoma180癌細
胞(5×106 個)を、移植後24時間を経過してか
ら、各検体の一定量(500mg/kg×2回/日)を
朝・夕2回連日20日間、胃ゾンデにて経口投与した。
【0063】移植後21日目に癌の大きさ(cm3 ,4
/3πa2 b/2,a:短径,b:長径)を測定し、対
照群と比較して癌抑制率[%]=(1−T/C)×10
0を算出した。但し、T:検体投与群の癌の大きさ,
C:対照群の癌の大きさを表わす。また、 移植25日目
における癌完全消失率[%]及びマウスの生存率を対照
群と比較した。結果を表3に示す。
【0064】
【表3】
【0065】表3の図3〜7に示した抗癌試験対象群の
解析結果は下記の通りである。 図3:サルコマール180個型癌に対する効果(癌移植
25日後) 上段:(Control) 対照群 成績:10例中1例が生存する。 下段:ヒメマツタケ子実体投与群 成績:10例中10例が生存。癌消失率 40%、癌抑制率
86.9%。 図4:サルコマール180個型癌に対する効果(癌移植
25日後) 上段:(Control) 対照群 成績:10例中1例が生存する。 下段:ヒメマツタケ子実体微粉砕品投与群 成績:10例中10例が生存。癌消失率 50%、癌抑制率
91.0%。 図5:サルコマール180個型癌に対する効果(癌移植
25日後) 上段:(Control) 対照群 成績:10例中1例が生存する。 下段:ヒメマツタケ子実体細胞壁破砕品投与群 成績:10例中10例が生存。癌消失率 70%、癌抑制率
95.2%。 図6:サルコマール180個型癌に対する効果(癌移植
25日後) 上段:(Control) 対照群 成績:10例中1例が生存する。 下段:ヒメマツタケ培養菌糸体微粉砕品投与群 成績:10例中10例が生存。癌消失率 40%、癌抑制率
91.7%。 図7:サルコマール180個型癌に対する効果(癌移植
25日後) 上段:(Control) 対照群 成績:10例中1例が生存する。 下段:ヒメマツタケ培養菌糸体細胞壁破砕品投与群 成績:10例中10例が生存。癌消失率 60%、癌抑制率
96.9%。
【0066】表3からも明らかである様に、マウスSa
rcoma 180固型癌に対する抗癌活性は、ヒメマ
ツタケ子実体全粉品、ヒメマツタケ子実体微粉砕品及び
ヒメマツタケ培養菌糸体微粉砕品の経口投与実験で40
−50%のマウスに癌の完全消失を伴う強い効果が認め
られた。また、ヒメマツタケ子実体細胞破砕品及びヒメ
マツタケ培養菌糸体細胞破砕品の経口投与群は顕著な抗
癌活性を示し、60−70%のマウスに癌の完全消失が
認められた。
【0067】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、湿式
ジェットミルを用いることによりハラタケ科キノコの微
粒化を短時間の処理で極めて効率よく行なうことができ
る。また、微粒化が効率良くまた均質に行なうことがで
き、且つ細胞を有する素材については細胞破砕までも進
めることができ、それに伴って有効成分の抽出率を飛躍
的に高めることが可能となる。更に本発明によれば、ハ
ラタケ科キノコの微粒化により、ハラタケ科キノコが本
来持っていた抗癌活性を更に上げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件出願人の開発した湿式ジェットミルの微粒
化装置とその周辺設備を含む微粒化システムの全体概略
構成図である。
【図2】図1に示した微粒化システムにおける微粒化装
置部分の構成を示す要部説明図である。
【図3】Sarcoma(サルコーマ)固型癌に対する
効果(癌移植25日後)を示す写真(ヒメマツタケ子実
体全粉品投与群)である。
【図4】Sarcoma(サルコーマ)固型癌に対する
効果(癌移植25日後)を示す写真(ヒメマツタケ子実
体微粉砕品投与群)である。
【図5】Sarcoma(サルコーマ)固型癌に対する
効果(癌移植25日後)を示す写真(ヒメマツタケ子実
体細胞壁破砕品投与群)である。
【図6】Sarcoma(サルコーマ)固型癌に対する
効果(癌移植25日後)を示す写真(ヒメマツタケ培養
菌糸体微粉砕品投与群)である。
【図7】Sarcoma(サルコーマ)固型癌に対する
効果(癌移植25日後)を示す写真(ヒメマツタケ培養
菌糸体細胞壁破砕品投与群)である。
【符号の説明】
1 微粒化システム 2,3 容器 4,5 弁 6 配管 7 高圧ポンプ 8 微粒化装置 9 円筒状容器 10 第1のディスク 10c 密着対向面 10d 渦巻室 10e,10f 溝状導入通路 11 第2のディスク 11a 中間貫通孔 12 第3のディスク 12a,12b 排出貫通孔 12e,12f 溝状排出通路 12d 貯留室 10 第1のディスク 10a,10b 導入貫通孔 10c 密着対向面 10d 渦巻室 10e,10f 溝状導入通路 11 第2のディスク 11a 中間貫通孔 12 第3のディスク 12a,12b 排出貫通孔 12e,12f 溝状排出通路 12d 貯留室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 文則 東京都板橋区小豆沢1丁目7番14号 株式 会社ジーナス内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハラタケ科キノコを含む懸濁液を湿式ジ
    ェットミルで処理し、上記素材を微粒化することを特徴
    とするハラタケ科キノコの処理法。
  2. 【請求項2】 ハラタケ科キノコを含む懸濁液を湿式ジ
    ェットミルで処理した後、上記素材中の有効成分を抽出
    することを特徴とするハラタケ科キノコの処理法。
  3. 【請求項3】 湿式ジェットミルとして、耐圧容器内に
    密封状態で配置された少なくとも2つのノズルから被処
    理液を高圧で圧送し、該ノズルの下流側で被処理流体を
    衝突・合流させることにより、被処理液中の分散質を乳
    化、分散もしくは破砕する装置を使用する請求項1また
    は2に記載の処理法。
  4. 【請求項4】 被処理液の衝突・合流部で渦巻き状のジ
    ェット流を形成することにより、被処理液中の分散質を
    乳化、分散もしくは破砕を促進する請求項3に記載の処
    理法。
  5. 【請求項5】 被処理液を50m/sec以上の速度で
    衝突・合流させる請求項3または4に記載の処理法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかの方法によって
    処理されたハラタケ科キノコの有効成分を含有すること
    を特徴とする健康食品。
JP10069018A 1998-03-18 1998-03-18 健康食品素材としてのハラタケ科キノコの処理法および健康食品 Pending JPH11262370A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040142000A1 (en) * 2001-04-27 2004-07-22 Ajinomoto Co., Inc. Immune activator
WO2024019023A1 (ja) * 2022-07-20 2024-01-25 バイオサイエンステクノロジー株式会社 キノコ類を原料としたハイドロコロイドの製造方法、キノコ粉製造方法、キノコ類を原料としたハイドロコロイド、及びキノコ粉

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US20040142000A1 (en) * 2001-04-27 2004-07-22 Ajinomoto Co., Inc. Immune activator
WO2024019023A1 (ja) * 2022-07-20 2024-01-25 バイオサイエンステクノロジー株式会社 キノコ類を原料としたハイドロコロイドの製造方法、キノコ粉製造方法、キノコ類を原料としたハイドロコロイド、及びキノコ粉

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