JPH11261599A - 通信方法及び通信ステーション - Google Patents

通信方法及び通信ステーション

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JPH11261599A
JPH11261599A JP31363498A JP31363498A JPH11261599A JP H11261599 A JPH11261599 A JP H11261599A JP 31363498 A JP31363498 A JP 31363498A JP 31363498 A JP31363498 A JP 31363498A JP H11261599 A JPH11261599 A JP H11261599A
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JP
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message
station
identifier
stations
destination station
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JP31363498A
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Jean-Michel Mahe
ミッシェル マエ ジャン
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 分散ネットワーク内の経路を検出し、ルーテ
ィング情報を伝送する方法を提供する。 【解決手段】 ステーションはメッセージを受信する
と、メッセージ識別子、中間送信ステーションの識別
子、中間宛先ステーションの識別子、最終宛先ステーシ
ョンの識別子、及びメッセージ再送信回数を含むデータ
を、ログに保存しE402、E405、メッセージ再送
回数が所定の値に達し、ルーティング・テーブルに中間
送信ステーションの識別子と異なる中間宛先ステーショ
ンの識別子に関連した最終宛先ステーションの識別子を
有する場合、ステーションと最終宛先ステーション間の
経路を中間送信ステーションに指示するため、特定のル
ーティング・メッセージを送信するE413。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散型ネットワー
クのステーション間でルーティングする通信方法及び通
信ステーションに関する。
【0002】このネットワークは、例えばネットワーク
のステーションが、無線チャネルを共有することによっ
て相互に通信を行うローカル無線ネットワークである。
【0003】
【従来の技術】分散型ネットワークは、ステーション間
の通信を管理する基地局を持たない。ルーティング機能
は、ネットワーク内の通信経路を決定することによって
ネットワークのステーション間の通信を可能にするもの
である。この機能は、ローカル無線ネットワークの制
約、特に通過帯域の制限、及びステーションの移動性又
はネットワーク・トポロジーに変化を生じさせるステー
ション環境の変更に適合される。
【0004】周知のルーティング方法は、ネットワーク
・トポロジーの変化を検出するためにルーティング・メ
ッセージの定期的な交換に基づくものである。ルーティ
ング機能は、ネットワーク内の通信経路をできるだけ速
やかに修正し、周知の経路をネットワークに存在する実
際の経路と一致させるようにするものでなければならな
い。さもなければ、不良なルーティング及びメッセージ
損失の危険が大きくなる。従って、ルーティング・メッ
セージは頻繁に発せられる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ルーティング
・メッセージは無線チャネルを占有し、有用なデータを
損なう原因になる。従って、ルーティング機能は、ルー
ティング・メッセージの生成をできるだけ少なくし、占
有する通過帯域を小さくしなければならない。
【0006】これらの制約は相反するものであり、ルー
ティング機能の動作を複雑なものにしている。
【0007】本発明の目的は、分散ネットワーク内の経
路を検出し、ルーティング情報を伝送する方法を提供す
ることにより、従来技術の欠点を改善することにある。
この方法は、リンクの破断を検出し、対応する情報をル
ーティング・アルゴリズムの実行とは独立に迅速に伝送
することを可能にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、メッセージの中間宛先ステーションの識
別子にそれぞれ関連付けられたメッセージの最終宛先ス
テーションの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルを
各ステーションがメモリ内に有し、ネットワークのステ
ーション間でメッセージをルーティングする通信方法で
あって、任意のステーションがデータ・メッセージを受
信すると、メッセージ識別子、中間送信ステーションの
識別子、中間宛先ステーションの識別子、最終宛先ステ
ーションの識別子、及びメッセージ再送回数の少なくと
も1つを含み、前記メッセージに関係するデータを、そ
れぞれの第2のテーブルに格納し、メッセージ再送回数
が所定の値に達し、ステーションが中間宛先ステーショ
ンでなく、ステーションが第1のテーブルに、中間送信
ステーションの識別子とは異なる中間宛先ステーション
の識別子に関連付けられた最終宛先ステーションの識別
子を有している場合に、ステーションと最終宛先ステー
ションとの間に経路が存在することを中間送信ステーシ
ョンに指示するために、中間送信ステーションに特定の
ルーティング・メッセージを送信することを特徴とする
通信方法を提案する。
【0009】本発明に係る方法は、2つのステーション
間のリンクに破断があることを推定し、リンク破断の被
害を被ったステーション又はステーションの組にルーテ
ィング情報アイテムを伝送するためにネットワーク内で
移送されるデータ・メッセージを使用することによって
上述の問題を解決する。
【0010】この方法は、ネットワークのステーション
のルーティング・テーブルをルーティング・アルゴリズ
ムの実行周期とは独立に非常に迅速に修正することがで
きる。
【0011】本発明に係る方法により、移動ステーショ
ンは、ネットワークの経路の変更を知ることができる。
これらの修正を考慮してステーションのルーティング・
テーブルを修正することにより、消失するメッセージの
数は相当に減少する。従って、通信ルーティングの信頼
性が高まる。
【0012】この方法は、本発明に基づく方法とは独立
に実行される一切の周知のルーティング機能に適合す
る。本発明によって得られる信頼性によって、ルーティ
ング・アルゴリズムをより大きな周期で実行することが
でき、従って、生成されるルーティング・メッセージの
数が少なくなる。本発明に基づく特定のルーティング・
メッセージによるルーティング・トラフィックの増大
は、より長い周期のルーティング・アルゴリズムによる
ルーティング・トラフィックの低減に比べれば無視する
ことができる。
【0013】従って、ネットワークの性能は向上し、ネ
ットワークはリンクの破断から成る妨害によく耐え、従
って全体的に頑丈となる。
【0014】好ましい特徴によれば、特定のルーティン
グ・メッセージは、ステーションのアドレス、前記メッ
セージの最終宛先ステーション、及びステーションと前
記メッセージの最終宛先ステーションとの間の伝送コス
トを少なくとも含み、最大ではステーションの第1のテ
ーブル全体を含む。
【0015】これらのデータにより、特定のルーティン
グ・メッセージの宛先ステーションのルーティング・テ
ーブルを修正することが可能になる。
【0016】好ましい特徴によれば、メッセージ識別子
は、前記メッセージと同じメッセージ識別子を有する以
前のメッセージの組のうちの最初のメッセージの最初の
送信ステーションのアドレスを含む。その結果、メッセ
ージは簡単、かつ確実に識別される。
【0017】他の態様では、本発明は、メッセージの中
間宛先ステーションの識別子にそれぞれ関連付けられた
メッセージの最終宛先ステーションの識別子を含むそれ
ぞれの第1のテーブルを各ステーションがメモリ内に有
し、ネットワークのステーション間でメッセージをルー
ティングする通信方法であって、任意のステーションが
2つのステーション間に経路が存在することを指示する
特定のルーティング・メッセージを受信すると、ステー
ションが特定のルーティング・メッセージの宛先ステー
ションであるかどうかを確認し、応答が肯定応答である
場合に、前記特定のルーティング・メッセージに従って
ステーションの第1のテーブルを修正することを特徴と
する通信方法を提案する。
【0018】その結果、ルーティング・テーブルが迅速
に修正され、次のメッセージをルーティングするときか
ら新しい経路を使用することができるようになる。
【0019】本発明は更に、メッセージの中間宛先ステ
ーションの識別子にそれぞれ関連付けられたメッセージ
の最終宛先ステーションの識別子を含むそれぞれの第1
のテーブルを記憶するメモリを有するネットワークの通
信ステーションであって、メッセージ識別子、中間送信
ステーションの識別子、中間宛先ステーションの識別
子、最終宛先ステーションの識別子、及びメッセージ再
送回数の少なくとも1つを含み、受信した各データ・メ
ッセージに関係するデータを、それぞれの第2のテーブ
ルに記憶する手段と、メッセージ再送回数が所定の値に
達し、ステーションが中間宛先ステーションでなく、ス
テーションが第1のテーブルに、中間送信ステーション
の識別子とは異なる中間宛先ステーションの識別子に関
連付けられた最終宛先ステーションの識別子を有してい
ることをチェックする手段と、ステーションと最終宛先
ステーションとの間に経路が存在することを中間送信ス
テーションに指示するために、中間送信ステーションに
特定のルーティング・メッセージを送信する手段とを協
働するように適合されることを特徴とする通信ステーシ
ョンに関する。
【0020】他の態様では、本発明は、メッセージの中
間宛先ステーションの識別子にそれぞれ関連付けられた
メッセージの最終宛先ステーションの識別子を含むそれ
ぞれの第1のテーブルをメモリに有するネットワークの
通信ステーションであって、2つのステーション間に経
路が存在することを指示する特定のルーティング・メッ
セージを受信する手段と、ステーションが特定のルーテ
ィング・メッセージの宛先ステーションであるかどうか
を確認する手段と、ステーションの第1のテーブルを特
定のルーティング・メッセージの機能として修正する手
段とを協働するように適合されることを特徴とする通信
ステーションを提案する。
【0021】本発明に係る通信ステーションは、上述し
た本発明に係る方法と同様な利点を有する。
【0022】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1に選択し
て示した実施形態によれば、ローカル無線ネットワーク
は、そのうちの5つをSMa〜SMeの符号で示したス
テーションを含む。この図では、これらのステーション
が移動ステーションである。移動ステーションの接続性
はステーションの移動及びステーションの環境の変更に
従って連続的に変化する。更に、ネットワークに実際に
接続された移動ステーションの数を変えることもでき
る。ステーションは、無線伝送又はその変形である赤外
線伝送によって相互に通信する。ネットワークのノード
であるそれぞれのステーションは、固有のアドレスによ
って位置づけられる。実施形態では、ポイント・ツー・
ポイント・モードの通信がより具体的な関心である。
【0023】このネットワークは分散型ネットワークで
ある。即ち、ステーション間通信を管理する基地局を持
たない。ステーション間通信は、ルーティング機能によ
って可能となる。2つのステーション、例えばステーシ
ョンSMaとSMbが直接通信状態にある場合、即ち、
これらの2つのステーションが互いに十分に近くにあ
り、無線伝送に対する障害が一切ない場合、これらの2
つのステーションはセグメント「ab」上で直接に通信
することができる。ステーションSMaはメッセージを
ステーションSMbに送ることができる。このメッセー
ジについては後に詳細に述べる。ステーションSMaを
最初の送信ステーションと呼び、ステーションSMbを
最終宛先ステーションと呼ぶ。
【0024】一方、2つのステーション、例えばステー
ションSMaとSMdが直接通信できない状態にある場
合、通信は、2つのステーションSMaとSMdの間の
中継点の働きをするその他の中間ステーション、この図
ではステーションSMb及びSMcを介して実施され
る。その結果、メッセージはセグメント「ab」、続い
てセグメント「bc」、最後にセグメント「cd」を介
して順々に伝送される。これらの3つのセグメントがス
テーションSMaとSMdの間の経路を形成する。
【0025】ルーティング機能は、伝送チャネルの共有
を可能にするCSMA/CA(Carrier Sense Multiple
Access/Collision Avoidance;搬送波感知多重アクセ
ス/衝突防止)型のMAC(Medium Access Control;
媒体アクセス制御)アクセス機構の制御の下に実行され
る。実施形態で考えるような、ポイント・ツー・ポイン
ト通信の場合、データ通信の信頼性は従来からの受領機
構、即ち、受信通知機構の使用、及び受信通知を受け取
らなかった場合のデータの再送信によって保証される。
【0026】ルーティング機能自体は周知であり、更に
説明することはしない。
【0027】例えば、ステーションSMcを例に、実施
形態の任意のステーションの構成を図2に示す。本発明
を実現する手段は、従来のユーザ・インタフェースを有
するコンピュータに組み込まれる。このコンピュータに
ついては、実施形態では説明しない。変形として、本発
明を実現する手段は移動ステーションそのものに組み込
まれるのではなく、これらの手段及び移動ステーション
が相互に通信し、協働するように適合されても良い。
【0028】ステーションSMcには、プロセッサ10
の形態の中央処理装置が組み込まれ、この中央処理装置
には、一方で、プロセッサが実行するプログラムを記憶
するリード・オンリー・メモリ(ROM)30が、他方
で、作業領域、データ・レジスタ、及び受信メッセージ
又は送信待ちメッセージを記憶するための予約領域を有
するランダム・アクセス・メモリ(RAM)20がバス
によって接続される。ランダム・アクセス・メモリ20
は特に、移動ステーションSMcが受信し聴取した最近
のメッセージのテーブルに対応するログを記憶する。こ
のログについては後述する。
【0029】移動ステーションSMcは、移動ステーシ
ョンSMcがその他の移動ステーションとデータを送受
信できるようにするそれ自体が周知の無線周波通信モジ
ュール50を含む。
【0030】無線周波通信モジュール50とプロセッサ
10の間のインタフェースは、以下によって実現され
る。
【0031】−制御ポート15。このポートの2値が、
所与の瞬間における無線伝送媒体の占有状態を表す。
【0032】−読取りポート16。移動ステーションS
Mcが受け取ったデータをこのポートからプロセッサ1
0が読み取る。
【0033】−書込みポート17。移動ステーションS
Mcはこのポートで、無線周波伝送媒体を介して送信し
たいデータを書き込むことができる。
【0034】プロセッサ10に接続されたクロック40
は、プロセッサが、例えばポート15、16、17での
読取り/書込み動作などの動作を規則的な間隔で実行で
きるようにする。
【0035】ローカル無線ネットワークの使用者は、移
動ステーションSMcによって経路づたいにデータを交
換することができる。この経路は、経時的に変化し、い
くつかの中間ステーションを利用しても良い。これらの
経路は、ネットワークの移動ステーションのルーティン
グ・テーブルから確立される。
【0036】ルーティング機能を実現するために各移動
ステーションは、図3に示すルーティング・テーブルを
メモリ内に有している。ステーションSMcのルーティ
ング・テーブルTRcは、考慮中のステーションからア
クセス可能なステーション(最終宛先ステーション)、
アクセス可能なそれぞれのステーションに到達するため
に到達しなければならない次のステーション(中間宛先
ステーション)、及び各アクセス可能なそれぞれのステ
ーションに到達するためのコストのリストを含む。この
コストは、例えばアクセス可能なそれぞれのステーショ
ンに到達するために必要なジャンプの回数であり、言い
換えれば、カバーしなければならないセグメントの数で
ある。変形例として、このコストに、例えば信号対雑音
比、メッセージ受信レベル、ルーティング時間、注目ス
テーションの近隣ステーションの数、又はこれらのパラ
メータの組合せを考慮してもよい。
【0037】このように、ステーションSMcからは例
えば、ステーションSMeに到達することができ、この
とき、次のステーションはSMd、ここではジャンプの
回数であるコストは2となる。
【0038】ステーションのルーティング・テーブル
は、所与の瞬間に有効であり、経時的に変更することが
できる。
【0039】更に、ステーションのルーティング・テー
ブルが、例えばシーケンス番号、フラグなどの実施形態
には無用の他の情報を含んでもよい。
【0040】図4に示すように、少なくとも以下のフィ
ールドを含むメッセージ60の形態のデータがステーシ
ョン間で交換される。
【0041】−メッセージの最初の送信ステーションの
アドレスISSを含むフィールド61。
【0042】−メッセージの最終宛先ステーションのア
ドレスFDSを含むフィールド62。
【0043】−中間送信ステーションのアドレスTSS
を含むフィールド63。
【0044】−中間宛先ステーションのアドレスTDS
を含むフィールド64。
【0045】−最初の送信ステーションが生成したメッ
セージ識別子IDを含むフィールド65。
【0046】−各中間ステーションと最終宛先ステーシ
ョンによって更新されたメッセージのコストCTを含む
フィールド66。
【0047】−データそのもののフィールド67。
【0048】−メッセージの種類TIを含むフィールド
68。ここでは、データ・メッセージである。
【0049】最初の送信ステーション及び最終宛先ステ
ーションは、メッセージによりカバーされる経路の両端
である。中間送信ステーション及び中間宛先ステーショ
ンは、経路セグメントの両端である。
【0050】それぞれのステーションは、そのステーシ
ョンに宛てられたものでなくとも、聴取したそれぞれの
データ・メッセージ上のデータを記憶する。これらのデ
ータは、特定のテーブル、即ち、ログに記憶される。時
間ウィンドウに対応するログの所定の大きさは、ネット
ワークの最大メッセージ・ルーティング時間に従って選
択される。図5に示すように、ステーションSMdは、
聴取したそれぞれのデータ・メッセージについて以下の
データを記憶する。
【0051】−メッセージの最初の送信ステーションの
アドレスISSを含むフィールド71。
【0052】−メッセージの最終宛先ステーションのア
ドレスFDSを含むフィールド72。
【0053】−中間送信ステーションのアドレスTSS
を含むフィールド73。
【0054】−中間宛先ステーションのアドレスTDS
を含むフィールド74。
【0055】−最初の送信ステーションが生成した識別
子IDを含むフィールド75。
【0056】−メッセージを聴取したそれぞれのステー
ションによって更新されたメッセージのコストCTを含
むフィールド76。
【0057】−メッセージの聴取時刻TMを含むフィー
ルド77。
【0058】−再送信回数NRを含むフィールド78。
【0059】最初の6つのフィールドの値は、聴取した
メッセージに由来するものであり、最後の2つのフィー
ルドはステーションSMdによって更新されたものであ
る。聴取時刻TMは、実施形態では使用されないが、特
に、ルーティング時間をチェックするのに使用すること
ができる。ここでのコストCTは、注目メッセージと同
じ識別子を有する全てのメッセージの数の累積に等し
い。
【0060】図6は、データ・メッセージを受け取った
ときに、このメッセージを処理し、リンクの破断を検出
するためにネットワークの各移動ステーションで使用さ
れるアルゴリズムを示す図である。このアルゴリズム
は、リード・オンリー・メモリ30に記憶されたステッ
プE400〜ステップE423を含む。
【0061】ステップE400は、移動ステーションに
よるメッセージの受信ステップである。そのために、プ
ロセッサ10は、定期的にポート16を読み、無線モジ
ュール50がデータを受け取っていないかどうかをチェ
ックする。メッセージを受け取っていたときには、プロ
セッサ10はデータ・メッセージの事例であることを指
示するフィールド68のメッセージの種類を読む。
【0062】メッセージを受け取ると、ステップE40
0に続いてステップE401が実施される。このステッ
プは、メッセージが、ステーションのログに既に記憶さ
れているメッセージと一致するかどうかをチェックする
検査のステップである。この検査は、受け取ったメッセ
ージの識別子ID及び受け取ったメッセージの最初の送
信ステーションのアドレスISSから構成された対を、
考慮中のステーションのログに記憶されたメッセージ識
別子及びメッセージの最初の送信ステーションのアドレ
スから構成された対と比較することから成る。
【0063】応答が否定応答である場合は、ステップE
401からステップE402に進み、処理中のメッセー
ジに関係したデータをステーションのログに記憶する。
記憶されるデータは図5に示したものである。ステップ
E402には、コストの更新が含まれる。コストが、ジ
ャンプの回数、即ちカバーされたセグメントの数である
場合、記憶されるコストは、受け取ったメッセージのフ
ィールド66から読み出したコストに1単位を増分した
ものに等しい。ステップE402に続き、後述するステ
ップE407が実施される。
【0064】ステップE401での応答が肯定応答であ
る場合、これは処理中のメッセージと以前に受け取って
記憶したメッセージとが一致したことを意味する。次い
で、ステップE401に続いてステップE403が実施
される。このステップは、処理中のメッセージと、これ
と一致した既に記憶されていたメッセージとが同じ中間
送信ステーションから送信されたものであるかどうかを
チェックするテストのステップである。このテストは、
2つのメッセージに関係し、それぞれのフィールド73
に記憶された中間送信ステーションのアドレスを比較す
ることから成る。応答が肯定応答である場合、この処理
中のメッセージが、同じ中間送信ステーションと中間宛
先ステーションの間で以前に送信されたメッセージの再
送信であることを意味する。この再送信は、中間送信ス
テーションが受信通知を受信しなかったために生じたも
のである。従って、現在処理中のメッセージに関係した
データは記憶されない。ステップE403に続いてステ
ップE404が実施され、対応するメッセージの再送信
回数NRが1単位だけ増分され、聴取時刻が更新され
る。ステップE404に続いてステップE407が実施
される。このステップについては後述する。
【0065】ステップE403での応答が否定応答であ
る場合は、処理中のメッセージとこれに一致する既に記
憶されているメッセージとが、2つの別個の中間送信ス
テーションによって送信されたものであることを意味す
る。このステップに続いてステップE405が実施さ
れ、処理中のメッセージに関係したデータが、ステーシ
ョンのログに図5に示すように記憶される。ステップE
404はコストの更新を含む。コストが、ジャンプの回
数、即ちカバーされたセグメントの数である場合、記憶
されるコストは、処理中のメッセージのフィールド66
から読み出されたコストに1単位を増分したものに等し
い。
【0066】ステップE405に続いてステップE40
7が実施される。このステップは、考慮中のステーショ
ンが、処理中のメッセージの中間宛先ステーションであ
るかどうかを判定するテストのステップである。このテ
ストは、このステーションのアドレスと、メッセージの
中間宛先ステーションのアドレスTDSを比較すること
から成る。
【0067】考慮中のステーションが、処理中のメッセ
ージの中間宛先ステーションでない場合には、ステップ
E407に続いてステップE410が実施される。この
ステップは、再送信回数NRが所定の最大値に達したか
どうかをチェックするテストのステップである。応答が
否定応答である場合、アルゴリズムの実行は終了とな
る。
【0068】ステップE410での応答が肯定応答であ
る場合には、中間送信ステーションと中間宛先ステーシ
ョンの間のリンクが破断していることを意味する。ステ
ップE410に続いてステップE411が実施される。
このステップは、考慮中のステーションとメッセージの
最終宛先ステーションの間に経路が存在するかどうか、
考慮中のステーションの中間宛先ステーションがどのス
テーションであるかをメッセージの最終宛先ステーショ
ンに基づき決定するために、考慮中のステーションのル
ーティング・テーブルにコンサルテーションを行うステ
ップである。
【0069】続くステップE412は、前ステップで決
定された中間宛先ステーションが、現在処理中のメッセ
ージの中間送信ステーションであるかどうかをチェック
するテストのステップである。応答が肯定応答である場
合、アルゴリズムの実行は終了となる。これは、ルーテ
ィング・テーブルによって決定された次のジャンプがリ
ンク破断の被害を被ったステーションである場合、特定
のルーティング・メッセージを送信する必要がないため
である。
【0070】応答が否定応答である場合、考慮中のステ
ーションは、考慮中のステーションと現在処理中のメッ
セージの最終宛先ステーションとの間に経路があること
を指示するための特定のルーティング・メッセージを送
信する。
【0071】特定のルーティング・メッセージは、その
メッセージの種類の指示を含み、そのデータ・フィール
ドに例えば、考慮中のステーションのルーティング・テ
ーブル全体、又は変形として、考慮中のステーションと
処理中のメッセージの最終宛先ステーションの間の経路
(次のジャンプ)のみの指示、及び関連するコストを含
む。
【0072】特定のルーティング・メッセージは、現在
処理中のメッセージの中間送信ステーションに向けて、
ホライゾン1又はポイント・ツー・ポイント・モード
で、これらの2つのモードの従来の利点を維持して同報
通信することができる。
【0073】ステップE407で、考慮中のステーショ
ンが、現在処理中のメッセージの中間宛先ステーション
である場合には、ステップE407に続いてステップE
420が実施される。このステップは、考慮中のステー
ションが、現在処理中のメッセージの最終宛先ステーシ
ョンであるかどうかを判定するテストのステップであ
る。テストは、このステーションのアドレスとメッセー
ジの最終宛先ステーションのアドレスFDSを比較する
ことから成る。
【0074】応答が肯定応答である場合、メッセージの
ルーティングは終了となり、ステップE420に続いて
ステップE421が実施される。このステップは、受け
取った情報、即ちメッセージのデータ・フィールド67
に含まれている情報を処理するために、ステーションの
アプリケーション層にメッセージを送信するステップで
ある。
【0075】ステップE420での応答が否定応答であ
る場合、このステップに続いてステップE422が実施
される。このステップは、移送すべきデータを含むメッ
セージを考慮中のステーションが送信する中間宛先ステ
ーションがどのステーションであるかをメッセージの最
終宛先ステーションの機能として決定するため、考慮中
のステーションのルーティング・テーブルにコンサルテ
ーションを行うステップである。
【0076】続くステップE423は、メッセージを生
成し、予め決定された中間宛先ステーションにこのメッ
セージを送信するステップである。この中間宛先ステー
ションのアドレスは、この新しいメッセージのフィール
ド64に書き込まれている。最初の送信ステーションの
アドレスISS、最終宛先ステーションのアドレスFD
S、メッセージ識別子ID、及びこの新しいメッセージ
のデータそのものが、現在処理中のメッセージの対応す
るフィールドにコピーされる。コストCTは、考慮中の
ステーションによって更新される。この新しいメッセー
ジの中間送信ステーションのアドレスTSSは、考慮中
のステーションのアドレスである。
【0077】図7は、特定のルーティング・メッセージ
を受け取ったときにこのメッセージを処理するため、ネ
ットワークのそれぞれの移動ステーションで使用される
アルゴリズムを示す図である。このアルゴリズムは、リ
ード・オンリー・メモリ30に記憶されるたステップE
500〜E503を含む。
【0078】ステップE500は、移動ステーションに
よるメッセージの受信ステップである。そのために、プ
ロセッサ10は定期的にポート16を読み、無線モジュ
ール50がデータを受け取っていないかどうかをチェッ
クする。
【0079】メッセージを受け取ると、ステップE50
0に続いてステップE501が実施される。このステッ
プは、メッセージが特定のルーティング・メッセージで
あるかどうかをチェックするテストのステップである。
このテストは、メッセージの種類を解析することから成
る。応答が否定応答である場合、アルゴリズムの実行は
終了となる。
【0080】応答が肯定応答である場合、ステップE5
01に続いてステップE502が実施される。このステ
ップは、考慮中のステーションが、特定のルーティング
・メッセージの宛先ステーションであるかどうかを判定
するテストのステップである。この情報は、特定のルー
ティング・メッセージがポイント・ツー・ポイント・モ
ードで送信されたときにこのメッセージの中に含まれて
いる。同報通信モードで送信されたときには、この特定
のルーティング・メッセージが同報通信アドレスを含
む。この場合、考慮中のステーションは、特定のルーテ
ィング・メッセージの宛先ステーションである。考慮中
のステーションから見れば、これら2つのケースは等価
である。
【0081】ステップE502での応答が否定応答であ
る場合、アルゴリズムの実行は終了となる。
【0082】応答が肯定応答である場合には、ステップ
E502に続いてステップE503が実施され、ステー
ションが特定のルーティング・メッセージを解析し、そ
れに応じてそのルーティング・テーブルを修正する。ル
ーティング・テーブルを修正すると、次のメッセージの
移送に使用される経路が修正される。
【0083】ステーションがいくつかの移動ステーショ
ンからいくつかの特定のルーティング・メッセージを受
け取った場合、移動ステーションは、これらのメッセー
ジを比較して、どの中間ステーションが、最終宛先ステ
ーションに最も低いコストで経路を提供するか、又は変
形として、どの中間ステーションが、最も多くの隣接ス
テーションを有するかを判定する。これらの基準の組み
合わせも考慮することができる。隣接ステーションの数
を考慮するためには、ルーティング・テーブル全体を伝
送する必要がある。次いで、考慮中のステーションは1
つのステーションを選択し、これに従ってそのルーティ
ング・テーブルを修正する。
【0084】当然ながら、本発明は、記載及び図示した
実施形態に限定されるものでは決してなく、当業者の能
力の範囲内の一切の変形を含むものである。
【0085】本発明は特に、移動ステーションを有する
あらゆる種類の分散ネットワークに適用される。例え
ば、低軌道の(非静止)衛星群でこのようなネットワー
クを構成することができる。これらの衛星間の通信のル
ーティングを本発明によって解析することにより、破断
を検出し対応する情報を伝送することができる。
【0086】[第2の実施形態]次に、本発明に係る第
2の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0087】分散型のローカル無線ネットワーク用のM
AC(Medium Access Control;媒体アクセス制御)ア
クセス・プロトコルに用いられる周知の同報通信メカニ
ズムによれば、ネットワークの各ステーションは、受け
取ったメッセージを再び同報通信するように構成されて
いる。
【0088】このメッセージは、例えば再同報通信の最
大回数で表すことができる限定された回数同報通信され
る。メッセージがその最大再同報通信回数に達していな
ければ、そのメッセージは再び同報通信される。
【0089】メッセージを再同報通信するということ
は、ステーションが複製メッセージ、即ち、同じ有用デ
ータを含むメッセージを、いくつかの異なるステーショ
ンから受け取ることがあるということを意味する。考慮
中のステーションは、これらのそれぞれのメッセージを
再同報通信する。言い換えると、考慮中のステーション
は、「同じ」メッセージを何度も受け取り、それをその
度ごとに再同報通信する。次いで、複製されたデータが
MAC層の最上部の層によって分類され、排除される。
このシステムは、多量のトラフィックを生み出し、従っ
て、無線チャネルを高度に占有し、新しいデータ・メッ
セージを損なう原因となる。更にこれは、メッセージの
衝突の危険、従ってメッセージの損失の危険を増大させ
ている。
【0090】メッセージ同報通信を改善するために、ネ
ットワーク内に分散したステーションのサブ・セットを
選択し、これらのステーションのみに同報通信で受け取
ったメッセージの再同報通信を許可することができる。
つまり、再同報通信の回数は制限されるが、ステーショ
ンは常に、メッセージを少なくとも一度は再同報通信す
る。更に、ステーションが「同じ」メッセージを何度も
再同報通信することも起こりうる。
【0091】第2の実施形態は、再同報通信前にMAC
層でメッセージを監視するメッセージ同報通信方法を提
供することにより、従来技術の欠点を改善することを目
的とする。
【0092】第2の実施形態におけるローカル無線ネッ
トワークの構成、そのネットワークの任意のステーショ
ンの構成、各ステーションのルーティング・テーブルの
構成及びステーション間で交換されるメッセージの形態
は、前述した第1の実施形態で参照した図1乃至図4に
示すものと同様であり、その説明は省略する。
【0093】第2の実施形態で考えるメッセージの同報
通信の特定の事例では、メッセージを送信したステーシ
ョンを除くネットワークの全てのステーションがメッセ
ージの宛先ステーションとなる。メッセージが、同報通
信モードで送信されたことを指示するために、中間宛先
ステーション及び最終宛先ステーションのアドレスが特
定の値IFDになる。
【0094】コストCTを使用して、ジャンプの回数、
従ってメッセージの再同報通信回数を制限することがで
きる。
【0095】各ステーションは、受け取ったそれぞれの
メッセージ上のデータを記憶する。これらのデータは、
特定のテーブル、即ちログに記憶される。時間ウィンド
ウに対応するログの所定の大きさは、ネットワークの最
大メッセージ移送時間に従って選択される。図8に示す
ように、ステーションSMdは、受け取ったそれぞれの
メッセージについて以下のデータを記憶する。
【0096】−メッセージの最初の送信ステーションの
アドレスISSを含むフィールド81。
【0097】−メッセージの最終宛先ステーションのア
ドレスFDSを含むフィールド82。
【0098】−中間送信ステーションのアドレスTSS
を含むフィールド83。
【0099】−中間宛先ステーションのアドレスTDS
を含むフィールド84。
【0100】−最初の送信ステーションが生成したメッ
セージ識別子IDを含むフィールド85。
【0101】−メッセージを聴取したそれぞれのステー
ションによって更新されたメッセージのコストCTを含
むフィールド86。
【0102】−メッセージが聴取された日付DTを含む
フィールド87。
【0103】最初の6つのフィールドの値は、受け取っ
たメッセージに由来するものであり、最後の1つのフィ
ールドはステーションSMdによって更新されたもので
ある。メッセージが聴取された日付DTは本実施形態で
は使用されないが、特に、移送時間の監視、又はメッセ
ージの寿命の制限に役立てることができる。
【0104】図9は、メッセージを受け取ったときにこ
のメッセージを処理するため、ネットワークの各移動ス
テーションで使用されるアルゴリズムを示す図である。
このアルゴリズムは、リード・オンリー・メモリ30に
記憶されたステップE600〜E607を含む。
【0105】ステップE600は、移動ステーションに
よる別の移動ステーションによって同報通信されたメッ
セージの受信ステップである。そのために、プロセッサ
10は、定期的にポート16を読み、無線モジュール5
0がデータを受け取っていないかどうかをチェックす
る。データ・メッセージを受け取ったときには、プロセ
ッサ10は同報通信アドレスIFDを含むかどうかを判
定するためにメッセージのフィールド64を読み、更に
フィールド68のメッセージの種類を読む。
【0106】同報通信されたメッセージを受け取ると、
ステップE600に続いてステップE601が実施され
る。このステップは、現在処理中のメッセージのフィー
ルド61に含まれる最初の送信ステーションのアドレス
ISSが、考慮中のステーションのアドレスと等しいか
どうかをチェックするテストのステップである。
【0107】応答が肯定応答である場合、これは、現在
処理中のメッセージが、考慮中のステーションが最初に
送信したものであることを意味する。考慮中のステーシ
ョンはこのメッセージをログに記憶せず、このメッセー
ジに関して他の処理も行わない。そして、アルゴリズム
の機能は終了となる。
【0108】ステップE601での応答が否定応答であ
る場合は、現在処理中のメッセージが別の移動ステーシ
ョンによって最初に送信されたものであることを意味す
る。次いで、ステップE601に続いてステップE60
2が実施され、このステーションのログが更新される。
更新は、現在処理中のメッセージに関係するデータを図
8に示すステーションジャーナルに導入することから成
る。ステップE602はコストの更新を含む。コストが
ジャンプの回数、即ち移動したセグメントの数である場
合、記憶されるコストはメッセージのフィールド66で
読んだコストに1単位を増分したものに等しい。
【0109】ステップE602に続いてステップE60
3が実施される。このステップは、そのメッセージが、
ステーションのログに既に記憶されているメッセージに
対応するかどうかをチェックするテストのステップであ
る。このテストは、メッセージの識別子IDとメッセー
ジの最初の送信ステーションのアドレスISSから形成
された対を、考慮中のステーションのログに記憶された
メッセージ識別子とメッセージの最初の送信ステーショ
ンのアドレスから形成された対と比較することから成
る。
【0110】応答が肯定応答である場合は、現在処理中
のメッセージと以前に受け取り記憶したメッセージが一
致することを意味する。従って、対応するメッセージが
既に同報通信されているため、考慮中のステーションは
このメッセージを同報通信しない。これによって、同じ
データを含むメッセージを何度も同報通信することを回
避している。そして、アルゴリズムの実行は終了とな
る。
【0111】ステップE603での応答が否定応答であ
る場合は、このステップに続いてステップE604が実
施される。このステップは、受け取った情報、即ちメッ
セージのデータ・フィールド67に含まれる情報を処理
するために、ステーションのアプリケーション層にメッ
セージを伝送するステップである。
【0112】次のステップE605は、考慮中のステー
ションに隣接したステーションがどのステーションであ
るかを判定するためにルーティング・テーブルにコンサ
ルテーションを行うステップである。考慮中のステーシ
ョンに隣接したステーションは、考慮中のステーション
と双方向に通信できるステーションである。言い換える
と、隣接するステーションには1回のジャンプで到達す
ることができる。隣接するステーションは、考慮中のス
テーションのルーティング・テーブルの中で、最終宛先
ステーションであり、かつ中間宛先ステーションでもあ
るステーションである。
【0113】ステップE605に続いてステップE60
6が実施される。このステップは、考慮中のステーショ
ンが、現在処理中のメッセージの中間送信ステーション
以外の隣接するステーションを有するかどうかを判定す
るためのテストのステップである。このテストは、隣接
するステーションのアドレスを、現在処理中のメッセー
ジのフィールド63に含まれるアドレスTSSと比較す
ることから成る。
【0114】応答が否定応答である場合、考慮中のステ
ーションは現在処理中のメッセージのデータを含むメッ
セージを同報通信する必要はない。現在処理中のメッセ
ージを送信したステーションならこの新しいメッセージ
を受け取っているはずだからである。そして、アルゴリ
ズムの実行は終了となる。
【0115】ステップE606での応答が肯定応答であ
る場合は、このステップに続いてステップE607が実
施され、メッセージが形成され、同報通信される。この
ステップは、現在処理中のメッセージの「再同報通信」
ステップである。即ち、この新しいメッセージは、現在
処理中のメッセージに対応し、同じ方法で形成されたも
のである。
【0116】このメッセージのデータ・フィールド67
には、現在処理中のメッセージのデータ・フィールドに
存在する情報が含まれる。最初の送信ステーションのア
ドレスISS、最終宛先ステーションのアドレスFDS
(本実施形態では値IFD)、及びメッセージ識別子I
Dが、現在処理中のメッセージの対応するフィールドに
コピーされる。この新しいメッセージのコストCTは、
考慮中のステーションによって更新される。この新しい
メッセージの中間送信ステーションのアドレスTSS
は、考慮中のステーションのアドレスとなる。
【0117】再び図1を参照して、ステーションSMa
がメッセージを同報通信すると仮定する。このメッセー
ジは、ステーションSMbによって聴取され、ステーシ
ョンSMbは、このメッセージに関係するデータを記憶
することで、そのログを更新する。
【0118】このメッセージは、ステーションSMbの
ログに既に記憶されている別のメッセージと対応しない
こと、及びステーションSMbが、ステーションSMa
以外の隣接ステーション、この例では、ステーションS
Mc及びSMdを有することをチェックした後、ステー
ションSMbは、第2のメッセージを同報通信する。こ
の新しいメッセージは、第1のメッセージと同じメッセ
ージ識別子及び同じ最初の送信ステーションのアドレス
を有する。
【0119】このメッセージは、ステーションSMa、
SMc及びSMdによって聴取される。
【0120】ステーションSMaは、自体が、この第2
のメッセージの最初の送信ステーションであることに気
付く。従って、このステーションは、このメッセージに
関して追加の処理を実行しない。
【0121】ステーションSMc及びSMdは、第2の
メッセージに関係するデータをそれぞれのログに記憶す
る。
【0122】ステーションSMcは、第2のメッセージ
が、既にログに記憶されている別のメッセージと対応し
ないこと、及びステーションSMcが、ステーションS
Mb以外の隣接するステーション、ここではステーショ
ンSMdを有することをチェックする。ステーションS
Mcは、第3のメッセージを生成し、これを同報通信す
る。
【0123】この第3のメッセージを、ステーションS
Mb及びSMdが聴取し、第3のメッセージに関係する
データをそれぞれのログに記憶する。ステーションSM
b及びSMdは、第3のメッセージが、それぞれのログ
に既に記憶されているメッセージと対応することに気付
く。従って、これらのステーションはメッセージを再同
報通信しない。
【0124】再び第2のメッセージに関して、ステーシ
ョンSMdが、既にログに記憶されている別のメッセー
ジと第2のメッセージが対応しないこと、及びステーシ
ョンSMdが、ステーションSMb以外の隣接ステーシ
ョン、ここではステーションSMc及びSMeを有する
ことをチェックする。ステーションSMdは、第4のメ
ッセージを生成し、これを同報通信する。
【0125】この第4のメッセージを、ステーションS
Mc及びSMeが聴取し、第4のメッセージに関係する
データをそれぞれのログに記憶する。
【0126】ステーションSMcは、第4のメッセージ
が、そのログに既に記憶されているメッセージと対応す
ることに気付き、従ってメッセージを再同報通信しな
い。
【0127】ステーションSMeは、そのルーティング
・テーブルを参照することにより、ステーションSMd
が唯一の隣接ステーションであり、このステーション
が、第4のメッセージの中間送信ステーションとなって
いることに気付く。従って、ステーションSMeはメッ
セージを再同報通信しない。
【0128】このように、限定された回数の再同報通信
で、ネットワークの全てのステーションにメッセージが
同報通信される。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リンクの破断を検出し、対応する情報をルーティング・
アルゴリズムの実行とは独立に迅速に伝送することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステーションの分散ネットワークを示す図であ
る。
【図2】図1に示すネットワークの移動ステーションの
構成を示す図である。
【図3】図1に示すネットワークの一移動ステーション
のルーティング・テーブルを示す図である。
【図4】1つの移動ステーションから他の移動ステーシ
ョンに伝送されるデータ・メッセージを示す図である。
【図5】第1の実施形態のネットワークの移動ステーシ
ョンの1つが聴取したメッセージのテーブルの抜粋であ
る。
【図6】データ・メッセージを処理し、リンクの破断を
検出するアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図7】特定のルーティング・メッセージを処理するア
ルゴリズムを示すフローチャートである。
【図8】第2の実施形態のネットワークの移動ステーシ
ョンの1つが聴取したメッセージのテーブルの抜粋であ
る。
【図9】第2の実施形態のデータ・メッセージ処理アル
ゴリズムを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 プロセッサ 15 制御ポート 16 読取りポート16 17 書込みポート 20 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 30 リード・オンリー・メモリ(ROM) 40 クロック 50 無線周波通信モジュール

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッセージの中間宛先ステーションの識
    別子にそれぞれ関連付けられたメッセージの最終宛先ス
    テーションの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルを
    各ステーションがメモリ内に有し、ネットワークのステ
    ーション間でメッセージをルーティングする通信方法で
    あって、 任意のステーションがデータ・メッセージを受信する
    と、 メッセージ識別子、中間送信ステーションの識別子、中
    間宛先ステーションの識別子、最終宛先ステーションの
    識別子、及びメッセージ再送回数の少なくとも1つを含
    み、前記メッセージに関係するデータを、それぞれの第
    2のテーブルに格納し、 メッセージ再送回数が所定の値に達し、ステーションが
    中間宛先ステーションでなく、ステーションが第1のテ
    ーブルに、中間送信ステーションの識別子とは異なる中
    間宛先ステーションの識別子に関連付けられた最終宛先
    ステーションの識別子を有している場合に、 ステーションと最終宛先ステーションとの間に経路が存
    在することを中間送信ステーションに指示するために、
    中間送信ステーションに特定のルーティング・メッセー
    ジを送信することを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 前記特定のルーティング・メッセージ
    は、少なくともステーションのアドレス、前記メッセー
    ジの最終宛先ステーションのアドレス、及びステーショ
    ンと前記メッセージの最終宛先ステーションとの間の伝
    送コストを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信
    方法。
  3. 【請求項3】 前記特定のメッセージは、ステーション
    の第1のテーブルを含むことを特徴とする請求項1に記
    載の通信方法。
  4. 【請求項4】 前記メッセージ識別子は、前記メッセー
    ジと同じメッセージ識別子を有する以前のメッセージの
    組のうちの最初のメッセージに対して最初の送信ステー
    ションのアドレスを含むことを特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 メッセージの中間宛先ステーションの識
    別子にそれぞれ関連付けられたメッセージの最終宛先ス
    テーションの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルを
    各ステーションがメモリ内に有し、ネットワークのステ
    ーション間でメッセージをルーティングする通信方法で
    あって、 任意のステーションが2つのステーション間に経路が存
    在することを指示する特定のルーティング・メッセージ
    を受信すると、 ステーションが特定のルーティング・メッセージの宛先
    ステーションであるかどうかを確認し、 応答が肯定応答である場合に、前記特定のルーティング
    ・メッセージに従ってステーションの第1のテーブルを
    修正することを特徴とする通信方法。
  6. 【請求項6】 メッセージの中間宛先ステーションの識
    別子にそれぞれ関連付けられたメッセージの最終宛先ス
    テーションの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルを
    記憶するメモリを有するネットワークの通信ステーショ
    ンであって、 メッセージ識別子、中間送信ステーションの識別子、中
    間宛先ステーションの識別子、最終宛先ステーションの
    識別子、及びメッセージ再送回数の少なくとも1つを含
    み、受信した各データ・メッセージに関係するデータ
    を、それぞれの第2のテーブルに記憶する手段と、 メッセージ再送回数が所定の値に達し、ステーションが
    中間宛先ステーションでなく、ステーションが第1のテ
    ーブルに、中間送信ステーションの識別子とは異なる中
    間宛先ステーションの識別子に関連付けられた最終宛先
    ステーションの識別子を有していることをチェックする
    手段と、 ステーションと最終宛先ステーションとの間に経路が存
    在することを中間送信ステーションに指示するために、
    中間送信ステーションに特定のルーティング・メッセー
    ジを送信する手段とを有することを特徴とする通信ステ
    ーション。
  7. 【請求項7】 メッセージの中間宛先ステーションの識
    別子にそれぞれ関連付けられたメッセージの最終宛先ス
    テーションの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルを
    記憶するメモリを有するネットワークの通信ステーショ
    ンであって、メッセージ識別子、中間送信ステーション
    の識別子、中間宛先ステーションの識別子、最終宛先ス
    テーションの識別子、及びメッセージ再送回数の少なく
    とも1つを含み、受信した各データ・メッセージに関係
    するデータを、それぞれの第2のテーブルに記憶する手
    段と、 メッセージ再送回数が所定の値に達し、ステーションが
    中間宛先ステーションでなく、ステーションが第1のテ
    ーブルに、中間送信ステーションの識別子とは異なる中
    間宛先ステーションの識別子に関連付けられた最終宛先
    ステーションの識別子を有していることをチェックする
    手段と、 ステーションと最終宛先ステーションとの間に経路が存
    在することを中間送信ステーションに指示するために、
    中間送信ステーションに特定のルーティング・メッセー
    ジを送信する手段とを協働するように適合されることを
    特徴とする通信ステーション。
  8. 【請求項8】 前記送信する手段は、特定のルーティン
    グ・メッセージが少なくともステーションのアドレス、
    前記メッセージの最終宛先ステーションのアドレス、及
    びステーションと前記メッセージの最終宛先ステーショ
    ンとの間の伝送コストを含むように、特定のルーティン
    グ・メッセージを生成することを特徴とする請求項6又
    は7に記載の通信ステーション。
  9. 【請求項9】 前記送信する手段は、特定のルーティン
    グ・メッセージがステーションの第1のテーブルを含む
    ように、特定のルーティング・メッセージを生成するこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載の通信ステーショ
    ン。
  10. 【請求項10】 メッセージの中間宛先ステーションの
    識別子にそれぞれ関連付けられたメッセージの最終宛先
    ステーションの識別子を含むそれぞれの第1のテーブル
    をメモリに有するネットワークの通信ステーションであ
    って、 2つのステーション間に経路が存在することを指示する
    特定のルーティング・メッセージを受信する手段と、 ステーションが特定のルーティング・メッセージの宛先
    ステーションであるかどうかを確認する手段と、 ステーションの第1のテーブルを特定のルーティング・
    メッセージの機能として修正する手段とを有することを
    特徴とする通信ステーション。
  11. 【請求項11】 メッセージの中間宛先ステーションの
    識別子にそれぞれ関連付けられたメッセージの最終宛先
    ステーションの識別子を含むそれぞれの第1のテーブル
    をメモリに有するネットワークの通信ステーションであ
    って、 2つのステーション間に経路が存在することを指示する
    特定のルーティング・メッセージを受信する手段と、 ステーションが特定のルーティング・メッセージの宛先
    ステーションであるかどうかを確認する手段と、 ステーションの第1のテーブルを特定のルーティング・
    メッセージの機能として修正する手段とを協働するよう
    に適合されることを特徴とする通信ステーション。
  12. 【請求項12】 メッセージの中間宛先ステーションの
    識別子と関連付けられたメッセージの最終宛先ステーシ
    ョンの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルを各ステ
    ーションがメモリ内に有し、ネットワークのステーショ
    ン間でメッセージを同報通信する通信方法であって、 任意のステーションがメッセージを受信すると、 メッセージ識別子と前記メッセージを送信したステーシ
    ョンの識別子の少なくとも1つを含み、前記メッセージ
    に関係するデータを第2のテーブルに記憶し、 メッセージ識別子を第2のテーブルに予め記憶されてい
    るメッセージ識別子と比較し、 ステーションの第1のテーブル内で、最終宛先ステーシ
    ョンであり、かつ中間宛先ステーションでもある一群の
    ステーションを探索し、 前記メッセージの識別子が、第2のテーブルに記憶され
    ている識別子と異なる場合、及び前記一群のステーショ
    ンが、前記メッセージを送信したステーションと異なる
    少なくとも1つのステーションを含む場合に、第2のメ
    ッセージを同報通信することを特徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】 前記第2のメッセージは、前記メッセ
    ージの識別子であるメッセージ識別子、及び考慮中のス
    テーションのアドレスである中間送信ステーションのア
    ドレスを有することを特徴とする請求項12に記載の通
    信方法。
  14. 【請求項14】 メッセージ識別子は、前記メッセージ
    と同じメッセージ識別子を有する以前のメッセージの組
    の最初のメッセージの最初の送信ステーションのアドレ
    スを含むことを特徴とする請求項12又は13に記載の
    通信方法。
  15. 【請求項15】 メッセージの中間宛先ステーションの
    識別子と関連付けられたメッセージの最終宛先ステーシ
    ョンの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルをメモリ
    内に有するネットワークの通信ステーションであって、 メッセージ識別子と前記メッセージを送信したステーシ
    ョンの識別子の少なくとも1つを含み、受信したメッセ
    ージに関係するデータを第2のテーブルに記憶する手段
    と、 メッセージ識別子を第2のテーブルに予め記憶されてい
    るメッセージ識別子と比較する手段と、 ステーションの第1のテーブル内で、最終宛先ステーシ
    ョンであり、かつ中間宛先ステーションでもある一群の
    ステーションを探索する手段と、 前記メッセージの識別子が、第2のテーブルに記憶され
    ている識別子と異なる場合、及び前記一群のステーショ
    ンが、前記メッセージを送信したステーションと異なる
    少なくとも1つのステーションを含む場合に、第2のメ
    ッセージを同報通信する手段とを有することを特徴とす
    る通信ステーション。
  16. 【請求項16】 メッセージの中間宛先ステーションの
    識別子と関連付けられたメッセージの最終宛先ステーシ
    ョンの識別子を含むそれぞれの第1のテーブルをメモリ
    内に有するネットワークの通信ステーションであって、 メッセージ識別子と前記メッセージを送信したステーシ
    ョンの識別子の少なくとも1つを含み、受信したメッセ
    ージに関係するデータを第2のテーブルに記憶する手段
    と、 メッセージ識別子を第2のテーブルに予め記憶されてい
    るメッセージ識別子と比較する手段と、 ステーションの第1のテーブル内で、最終宛先ステーシ
    ョンであり、かつ中間宛先ステーションでもある一群の
    ステーションを探索する手段と、 前記メッセージの識別子が、第2のテーブルに記憶され
    ている識別子と異なる場合、及び前記一群のステーショ
    ンが、前記メッセージを送信したステーションと異なる
    少なくとも1つのステーションを含む場合に、第2のメ
    ッセージを同報通信する手段とを協働するように適合さ
    れることを特徴とする通信ステーション。
  17. 【請求項17】 前記メッセージの識別子であるメッセ
    ージ識別子、及び考慮中のステーションのアドレスであ
    る中間送信ステーションのアドレスを有するように第2
    のメッセージを形成することを特徴とする請求項15又
    は16に記載の通信ステーション。
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