JPH11260184A - 照光式スイッチ - Google Patents

照光式スイッチ

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JPH11260184A
JPH11260184A JP10069222A JP6922298A JPH11260184A JP H11260184 A JPH11260184 A JP H11260184A JP 10069222 A JP10069222 A JP 10069222A JP 6922298 A JP6922298 A JP 6922298A JP H11260184 A JPH11260184 A JP H11260184A
Authority
JP
Japan
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film
light
layer
display
conductive portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP10069222A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Motomatsu
松 良 文 本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PORIMATEC KK
Original Assignee
PORIMATEC KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近年の小型化、軽量化、薄型化といった要求
に対応できる照光式スイッチ。 【解決手段】 透光性熱可塑性樹脂フィルムの表面また
は裏面に表示用の文字や図形などを印刷、塗布した表示
部を、半球状にエンボス成形したクリックタイプのバネ
部に積層した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信機器、
計測機器、医療機器、車載用電子機器などの操作パネル
に使用される照光式のスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】表示文字や図形が暗所においても視認で
きる照光式のスイッチとしては、特開平9−50728
号に開示されたものがある。この従来例における照光式
スイッチは、図3に示すようにエレクトロルミネッセン
ス(以下、EL)等の弾性の面状発光体層1の裏面に絶
縁層2を介して導電部3を設け、上面には透光性熱可塑
性樹脂フィルムにて半球状にエンボス成形されたクリッ
クタイプの透明である樹脂ドームを有するバネ部4を配
し、この樹脂ドーム部4aが前記導電部3の真上に整合
するように配置し、前記バネ部4の上面に部分的に透明
であるゴム、もしくは透光性樹脂からなる表示部5を配
置してなる照光式スイッチであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年の移動体
通信機器分野等の発展においては、小型化、軽量化、薄
型化といった要求が高まっており、前記した従来の照光
式スイッチの構造では、表示部がかさ張ってしまい、こ
れらの要求に対応仕切れない。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は透光性熱可塑性樹脂フィルムの表面または
裏面に、表示用の文字や図形などを印刷、塗布をした表
示部を半球状にエンボス成形し、クリックタイプのバネ
部に配した。なお、表示部の文字や図形を表面に形成す
る場合は、インキの摩耗による剥がれを考慮し、必要に
応じて保護層を設けるようにする。
【0005】さらに、表示用の文字や図形を遮光性イン
キにて形成した抜き文字層の下に、透光性有色層を設
け、ELが樹脂ドームに整合する部分のみ発光するよう
に配置した。
【0006】さらに、前記透光性熱可塑性樹脂フィルム
は、透光性が有れば特に限定されるものではないが、ポ
リエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフ
タレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィル
ム、ポリウレタンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
プロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、フッ素フ
ィルム、アイオノマーフィルム、ポリカーボネートフィ
ルム、ポリ塩化ビニルフィルムより選ばれる少なくとも
一つのフィルムが好ましく、かつ、前記透光性熱可塑性
樹脂フィルムに表示用の文字や図形を形成するインキ
は、密着性を考慮すれば特に限定はされないが、アクリ
ル系、塩ビ系、ウレタン系、エステル系、エポキシ系よ
り選ばれる少なくとも一つのインキであることが好まし
い。
【0007】前記透光性熱可塑性樹脂フィルムの厚みは
75μm〜250μmが好ましく、75μm未満では反
発力が減少するため、反転現象が起こりやすく,250
μmを超えるとエンボス成形性が悪くなる。
【0008】本発明の構成より表示部とバネ部を一体化
することによって更なる薄型化、軽量化を可能とした。
さらに、部品点数を削減できるため、作業行程の短縮、
コストの低減を図ることが出来る。
【0009】また、薄型化により表示部とELとの距離
が小さくなり、ELの照光輝度を低くすることができ、
さらに、前記抜き文字層を有する場合は、ELの照光面
積が減少されることによって、消費電力を10%程度低
減することができる。さらにまた、前記抜き文字層を有
する場合は、ELを形成する高価な燐光層材料も節約で
きるため、コストの低減を図ることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、図1に示すように、裏
面に絶縁層2を介して導電部3を設けたEL等の曲げ弾
性変形可能な面状発光体1の上面側に、透光性熱可塑性
樹脂フィルムを半球状にエンボス成形したクリックタイ
プの樹脂ドーム4aが導電部3の真上になるように整合
されたスイッチにおいて、前記樹脂ドーム4aの表面ま
たは裏面に表示用の文字や図形の抜き文字層10が形成
されていることを特徴とする照光式スイッチ。
【0011】これにより本発明は、抜き文字層10と樹
脂ドーム4aを有するバネ部4を一体化することによっ
て薄型化、軽量化でき、この一体化によって部品点数を
削減できることで、作業行程の短縮、コストの低減が図
れる。さらに薄型化により表示部と面状発光体1との距
離が小さくなることで、面状発光体の照光輝度を低くす
ることができ、消費電力の低減ができ、ELの長寿命化
につながる。
【0012】
【実施例1】図2に本発明の実施例1を示す。
【0013】ポリエチレンテレフタレートフィルムの表
面に文字や図形などを表示するための表示部6をアクリ
ル系インキを用いてスクリーン印刷によって形成し、こ
の表示部を有するポリエチレンテレフタレートフィルム
を半球状にエンボス成形した樹脂ドーム4aを有するバ
ネ部4の下部に、スペーサ8を介して弾性であるELの
面状発光体層1を配置してある。前記面状発光体層1の
裏面には絶縁層2を介して導電部3、スペーサ9及び基
板7を配してあり、バネ部4の樹脂ドーム4aを下部の
導電部3の真上に整合するように配置してある。表示部
6はポリエチレンテレフタレートフィルムの表面に印刷
しているため、表示部6のインキの摩耗による剥がれを
考慮し、表示部6の真上に保護層13を設けるのが好ま
しい。
【0014】
【実施例2】図1に本発明の別の実施例を示す。
【0015】ポリエチレンナフタレートフィルムの裏面
に文字や図形などを表示するための表示部として、エポ
キシ系インキを用いてスクリーン印刷によって遮光性の
抜き文字層10とこの抜き文字層の下に透光性有色層1
1を形成してある。この表示部を有するポリエチレンナ
フタレートフィルムをエンボス成形したバネ部4にスペ
ーサ8を介してELの面状発光体層1を配置し、前記E
Lの裏面には絶縁層2を介して導電部3、スペーサ9お
よび基板7を配してあり、樹脂ドームからなるバネ部4
を下部の導電部3の真上に整合するように配置してあ
る。
【0016】面状発光体層1のELの構成は、透明電
極、発光層、誘電体層、裏面電極、絶縁層を順次印刷ま
たは蒸着することで形成される。ELは発光層、裏面電
極を部分的に印刷することで、部分的に発光することが
出来るため、部分発光部12を透光性有色層11の真下
にのみ配置し、高価な燐光層材料の節約をしてある。
【0017】[比較例1]図3に比較例を示す。
【0018】EL等の弾性の面状発光体層1の裏面に絶
縁層2を介して導電部3を設け、上面には透光性熱可塑
性樹脂フィルムにて半球状にエンボス成形されたクリッ
クタイプの透明である樹脂ドーム4aを有するバネ部4
を配し、この樹脂ドーム部が前記導電部3の真上に整合
するように配置し、前記バネ部4の上面に部分的に透明
であるゴムからなる表示部5を配置してある。
【0019】上記実施例の構成により、薄型化について
は、比較例の照光式スイッチの厚さ1.55mmに対して、実
施例1、2の場合は、0.85mm、軽量化については、比較
例の照光式スイッチが重量 5gであるのにに対して、実
施例1、2の場合は 2.4gとなり、訳半分の薄型化、軽
量化ができた。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、表示部
とバネ部を一体化することによって薄型化、軽量化がで
き、この一体化によって部品点数を削減できるため、作
業行程の短縮、コストの低減が出来る。さらに薄型化に
より表示部と面状発光体層との距離が小さくなり、前記
面状発光体層の照光輝度を低くすることができるため、
消費電力の低減ができ、ELの長寿命化になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す図である。
【図2】 本発明の別の実施例を示す図である。
【図3】 従来技術の形態の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 面状発光体層 2 絶縁層 3 導電部 4 バネ部 5、6 表示部 7 基板 8、9 スペーサ 10 抜き文字層 11 透光性有色層 12 部分発光部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏面に絶縁層を介して導電部を設けた曲
    げ弾性変形可能な面状発光体の上面側に、透光性熱可塑
    性樹脂フィルムを半球状にエンボス成形して形成したク
    リックタイプの樹脂ドームが導電部の真上になるように
    整合して配置されたスイッチにおいて、前記樹脂ドーム
    の表面または裏面に表示用の文字や図形が形成されてな
    ることを特徴とする照光式スイッチ。
  2. 【請求項2】 表示用の文字や図形が、遮光性インキに
    て抜き文字層が形成され、そしてこの抜き文字層の下に
    透光性有色層が設けられていることを特徴とする、樹脂
    ドームに整合する部分のみを発光するようにした請求項
    1に記載の照光式スイッチ。
  3. 【請求項3】 透光性熱可塑性樹脂フィルムが、ポリエ
    チレンテレフタレートフィルム、ポリエチイレンナフタ
    レートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィル
    ム、ポリウレタンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリ
    プロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、フッ素フ
    ィルム、アイオノマーフィルム、ポリカーボネートフィ
    ルム、ポリ塩化ビニルフィルムより選ばれる少なくとも
    一つのフィルムであって、かつ、透光性熱可塑性樹脂フ
    ィルムに表示用の文字や図形を印刷するインキが、アク
    リル系、塩ビ系、ウレタン系、エステル系、エポキシ系
    より選ばれる少なくとも一つのインキからなることを特
    徴とする請求項1または2に記載の照光式スイッチ。
JP10069222A 1998-03-05 1998-03-05 照光式スイッチ Pending JPH11260184A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006062374A1 (en) * 2004-12-10 2006-06-15 Doo-Hee Choe Film type switch
KR100849990B1 (ko) 2005-07-14 2008-08-04 (주)금영 슬림형 키패드 패널 및 그 제조 방법
WO2008133158A1 (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Sunarrow Limited 押圧突起を備えたメタルドームシート及び押し釦スイッチとその製造方法

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