JPH11260064A - センスアンプ - Google Patents

センスアンプ

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JPH11260064A
JPH11260064A JP5674398A JP5674398A JPH11260064A JP H11260064 A JPH11260064 A JP H11260064A JP 5674398 A JP5674398 A JP 5674398A JP 5674398 A JP5674398 A JP 5674398A JP H11260064 A JPH11260064 A JP H11260064A
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JP
Japan
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sense
pair
sense amplifier
signal lines
sensing
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JP5674398A
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English (en)
Inventor
Koji Sakata
浩司 坂田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低消費電力であるとともにより高速な読み出し
動作を可能とするセンスアンプを提供する。 【解決手段】センスアンプ1は、分離回路10、電流供
給回路20、2個のCMOSインバータ31,32の入
出力がクロスカップル接続されて構成されるセンス回路
30及びラッチ回路40を備えて構成され、同センスア
ンプ1は、メモリセルからのデータ読み出し時を除き、
分離回路10によってデータ線対DL,*DLから分離
される。メモリセルからのデータ読み出し時、センスア
ンプ1は、その電流供給回路20からセンス回路30に
電流を供給して同センス回路30のセンス速度を速め、
そのセンス結果をさらにラッチ回路40にてラッチして
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SRAM(スタテ
ィックRAM)等の半導体メモリに用いられるセンスア
ンプに関し、特に半導体メモリセルからのデータの読み
出しを高速化する上で好適な差動形のセンスアンプに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、SRAM等の半導体メモリに用い
られる差動形センスアンプとしては、MOSFET等で
構成されるカレントミラー型のセンスアンプが主に使用
されている。また、このカレントミラー型のセンスアン
プは、その特性上、直流(DC)電流の消費が多いた
め、同差動形センスアンプとしては、DC電流の消費が
少ないラッチ型のセンスアンプも多く使用されている。
そして、このようなラッチ型センスアンプとしては、例
えば特開平8−77780号公報に掲載された差動型セ
ンスアンプが知られている。同公報に記載されている差
動型(ラッチ型)センスアンプの構成を図5に示す。
【0003】同図5においては、破線にて囲んだ部分が
センスアンプを構成し、同センスアンプによるメモリセ
ルからのデータが読み出しは、次のようにして行われ
る。読み出し時、まずビット線対BL,*BL(*は論
理反転を示す)は、電源電圧VDDにプリチャージされ
る。次に、読み出すメモリセルが接続されているワード
線が選択される。このときYセレクトはまだ全てオフと
なっているため、センスアンプにはDC電流は流れな
い。また、このとき読み出しデータ線対RL,*RL
は、nチャネルMOSトランジスタ(以下、nMOSト
ランジスタと記す)56によりグランドレベルにプルダ
ウンされている。そして、ビット線対BL及び*BLに
ある程度の電位差が生じた時点でセンスアンプのスイッ
チnMOSトランジスタ57をオンにするとともに前記
プルダウンnMOSトランジスタ56をオフにする。こ
のとき、Yセレクトを1つだけオンにすると、ビット線
対BL及び*BLの電位差にしたがって読み出しデータ
線対RL,*RLのいずれかが論理ハイ(H)レベルと
なり読み出しが終了する。こうしてセンスが終了する
と、CMOSインバータ55の特性により、センスアン
プの電流は自動的にカットされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のセンスアンプにおいては、CMOSインバータ55
を構成するpチャネルMOSトランジスタ(以下、pM
OSトランジスタと記す)55aはYセレクトを構成す
るpMOSトランジスタ54を介してメモリセルに接続
されている。このため、同センスアンプの論理Hレベル
電圧の供給源はメモリセルしかない。しかも、その論理
Hレベル電圧は電源電圧VDDよりも低いものとなって
いる。そのため、センスアンプとしての読み出し速度に
も自ずと限界が生じ、ひいてはSRAMのアスセス時間
を長大化する要因ともなっている。
【0005】この発明は、このような実情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、低消費電力
であるとともにより高速な読み出し動作を可能とするセ
ンスアンプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、半導体メモリのメモ
リセルに接続された一対の信号線間に設けられて該信号
線間の電位差を増幅するセンスアンプであって、センス
時、センス部に電流を供給する電流供給手段を備えるこ
とをその要旨とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1記載のセンスアンプにおいて、前記センス部は前記一
対の信号線間の電位差に基づいて同一対の信号線上の信
号を増幅するものであり、前記電流供給手段は同センス
部のセンス開始時これに電流を供給するものであること
をその要旨とする。
【0008】また、請求項3に記載の発明では、請求項
1または2記載のセンスアンプにおいて、前記センス部
は、各々pチャネル電界効果トランジスタ及びnチャネ
ル電界効果トランジスタによって構成されるとともに同
pチャネル電界効果トランジスタのソース側に前記一対
の信号線からの信号を入力し、その入出力がクロスカッ
プル接続される一対のインバータと、該一対のインバー
タとグランド間に接続されてセンス時にオンとされるn
チャネル電界効果トランジスタと、同一対のインバータ
の各々の出力端に接続されて該出力端の電位をセンス開
始前に所定レベルとする一対のプルダウンnチャネル電
界効果トランジスタとを有してなり、前記電流供給手段
は、前記センス部の前段にあって、同センス部のセンス
開始時、前記一対の信号線に電流を供給する4個のpチ
ャネル電界効果トランジスタを有してなることをその要
旨とする。
【0009】また、請求項4に記載のセンスアンプの発
明では、請求項2または3記載のセンスアンプにおい
て、前記センス部の非能動時に同センス部及び前記電流
供給手段を前記メモリセルから分離する分離手段と、前
記センス部の能動時における同センス部の出力をラッチ
するラッチ回路とを更に備えることをその要旨とする。
【0010】また、請求項5に記載の発明では、半導体
メモリのメモリセルに接続された一対の信号線間に設け
られて該信号線間の電位差を増幅するセンスアンプであ
って、各々pチャネルMOSトランジスタのソース側に
前記一対の信号線からの信号を入力し、その入出力がク
ロスカップル接続される一対のCMOSインバータと、
該一対のCMOSインバータとグランド間に接続されて
センス時にオンとされるnチャネルMOSトランジスタ
と、同一対のCMOSインバータの各々の出力端に接続
されて該出力端の電位をセンス開始前に所定レベルとす
る一対のプルダウンnMOSトランジスタとを有してな
るセンス部と、前記センス部の前段にあって、同センス
部のセンス開始時、前記一対の信号線に電流を供給する
4個のpチャネルMOSトランジスタを有してなる電流
供給手段と、前記センス部の非能動時に同センス部及び
前記電流供給手段を前記メモリセルから分離する分離手
段と、前記センス部の能動時における同センス部の出力
をラッチするラッチ回路と、を備えることをその要旨と
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のセンスアンプをス
タティックRAMに適用した一実施の形態を、図1〜図
4に基づき詳細に説明する。
【0012】図2は、スタティックRAMにおいて、メ
モリセルからのデータ読み出しに係る部分の構成を概略
的に示すものである。同図2において、メモリセルMC
は行列状に配列され、その各々のメモリセルMCがビッ
ト線対BL,*BL(*は論理反転を示す)間に接続さ
れるとともに、一本のワード線WLに接続されている。
また、ビット線対BL,*BLの一端間には、同ビット
線対BL,*BLを非センス時において同電位とするた
めのプリチャージ・イコライズ回路PE1が接続されて
いる。一方、ビット線対BL,*BLの他端は、同図2
に示すように、列選択用のnMOSトランジスタQS
1,QS2を介して一対のデータ線DL,*DLに接続
されている。このデータ線対DL,*DLには所定数、
例えば8対の前記ビット線対BL,*BLが接続され、
また同データ線対DL,*DL間には、前記ビット線対
BL,*BL間と同様に、非センス時において同データ
線対DL,*DLを同電位とするためのプリチャージ・
イコライズ回路PE2が接続されている。そして、この
データ線対DL,*DLにはセンスアンプ1が接続され
ている。
【0013】このような構成において、所定メモリセル
MCからデータ線DL,*DLへの接続は、行デコーダ
(図示略)によって所定のワード線WLが選択されると
ともに、列デコーダ(図示略)によって所定の列選択線
SELが選択され前記列選択トランジスタQS1,QS
2がオンすることにより、特定のビット線対BL,*B
Lのみが同データ線DL,*DLに接続されることによ
り行われる。
【0014】次に、前記センスアンプ1の構成を図1に
基づき説明する。同図1に示されるように、センスアン
プ1は、分離回路10、電流供給回路20、センス回路
30及びラッチ回路40等を備えて構成される。
【0015】前記分離回路10は、一対のnMOSトラ
ンジスタ11,12のゲートを互いに結合したもので構
成され、同図1に示されるように、同ゲートにはセンス
アンプ1の活性化を制御する制御信号ENが入力され
る。また、同トランジスタ11,12のドレインは各々
前記データ線DL,*DLに接続され、同トランジスタ
11,12のソースは各々電流供給回路20に接続され
る。そして、この分離回路10により、前記制御信号E
Nが論理ロー(L)レベルのときセンスアンプ1は前記
データ線DL,*DLと電気的に分離される。
【0016】また、前記電流供給回路20は、4個のp
MOSトランジスタ21,22,23,24から構成さ
れ、センス開始時、電源電圧VDDからトランジスタ2
1及び23を介してセンス線*SLに、同じくトランジ
スタ22及び24を介してセンス線SLに電流を供給す
る。その供給の制御は、同1図に示すように、pMOS
トランジスタ23及び同トランジスタ24のゲートに印
加される制御信号*ENにより行われる。なお、トラン
ジスタ23及び24のソース出力をセンス線対SL,*
SLに対してクロスさせるのは、センスロジックの調整
をとるためである。すなわち、pMOSトランジスタ2
1,22のゲート電圧とソース・ドレイン電流の特性に
より、ゲート電圧の低い方(センス線対SL,*SLの
電圧の低い方)が先に「オン」し、そのとき、電源電圧
VDDからの電圧及び電流供給を論理Hレベル側のセン
ス線に行うためである。
【0017】また、センス回路30は、2個のCMOS
インバータ31,32の入出力がクロスカップル接続さ
れるとともに、各インバータ31,32の出力端SA
O,*SAOにプルダウンnMOSトランジスタ35,
36が接続されている。このプルダウンnMOSトラン
ジスタ35,36のゲートには前記制御信号*ENが印
加され、同制御信号*ENが論理Hレベルのときに前記
各インバータ31,32の出力端SAO,*SAOは、
例えばグランド(GND)レベルにイコライズされる。
また、各インバータ31,32のpMOSトランジスタ
31a,32aのソース端子は各々センス線対SL,*
SL(データ線対DL,*DL)と接続し、同インバー
タ31,32のnMOSトランジスタ31b,32bの
ソース端子は各々共通接続されるとともにその共通接続
点にはスイッチnMOSトランジスタ37が接続されて
いる。このスイッチnMOSトランジスタ37のゲート
には前記制御信号ENが印加され、同制御信号ENが論
理Hレベルのときセンス回路30(センスアンプ1)が
活性化され、メモリデータのセンス及びラッチ動作が開
始される。
【0018】このセンス回路30からのデータは出力端
SAO,*SAOからラッチ回路40に送られ、同セン
スデータがラッチされる。このラッチ回路40は、同図
1に示すように、2個のインバータ回路41,42、及
び2個のナンド回路43,44から構成される周知のも
のである。
【0019】次に、上記構成によるセンスアンプ1の動
作を、図3に示すタイムチャートを参照して説明する。
なお、同図3に示す以前の時刻において、ビット線対B
L,*BL及びデータ線対DL,*DLは、各々前記プ
リチャージ・イコライズ回路PE1,PE2により論理
Hレベルにプリチャージされているものとする(図3
(b)、図3(d))。また、図3(h)に示すよう
に、センス回路の出力端SAO,*SAOはグランドレ
ベルにイコライズされているものとする。さらに、デー
タを読み出すメモリセルMCのアドレス指定はすでに終
了しているものとする。
【0020】さて、図3に示す時刻t0において、デー
タを読み出すメモリセルMCを指定するためのワード線
選択パルスWL及びビット線対選択パルスSELがほぼ
同時に立ち上がりを開始し、所定のワード線WL及びビ
ット線対BL,*BLが選択されるものとする(図3
(a)、図3(c))。なお、これらの選択パルスは、
各々図示しない行アドレス信号及び列アドレス信号に基
づき生成される。すると、図3(b)に示すように、論
理Hレベルにプリチャージされたビット線対BL,*B
Lのうち一方が論理Lレベルに向けてゆっくり変化して
いく。そして、図3(d)に示すように、このビット線
対BL,*BLの変化に対応して、データ線対DL,*
DLも同様にそのうち一方が論理Lレベルに向けてゆっ
くり変化していく。
【0021】次に、図3に示す時刻t1において、制御
信号ENが立ち上がりを開始するとともに、制御信号*
ENが立ち下がりを開始すると、図1に示したセンスア
ンプ1が活性化される。すなわち、同図1において分離
回路10の一対のnMOSトランジスタ11,12が
「オン」となり、データ線対DL,*DLとセンス線対
SL,*SLとが結合される。また、センス回路30の
プルダウンnMOSトランジスタ35,36が「オフ」
し、同回路30のスイッチnMOSトランジスタ37が
「オン」するため、センス回路30はセンス動作を開始
する。
【0022】ところで、本実施の形態のセンスアンプ1
においては、上述したように、このセンス回路30の入
力側に電流供給回路20を設けているため同センス回路
30のセンス速度を速めることができる。すなわち、制
御信号*ENが立ち下がると、図1に示す電流供給回路
20のpMOSトランジスタ23,24が「オン」し、
同回路20のpMOSトランジスタ21,22のゲート
電圧に応じた電流が、印加される電源電圧VDDによっ
て、前記トランジスタ23,24を介してセンス回路3
0に供給される。具体的には、センス線対SL,*SL
の内、論理Hレベルのセンス線のみに速く電源電圧VD
Dが印加されるようになる。そのときのセンス線対S
L,*SL及びセンス回路30のセンス出力SAO,*
SAOの電圧変化を、図3(g)及び図3(h)にて示
す。なお、同図3(g)において、VthpはpMOS
トランジスタの閾値電圧を示し、同図3(h)におい
て、VthnはnMOSトランジスタの閾値電圧を示
す。また、図3(h)の破線はセンスアンプ1に電流供
給回路20がない場合を示し、同図3(h)に示すよう
に、同電流供給回路20があると前記出力端SAO,*
SAOの電圧変化は速くなる。これは、上述したよう
に、電流供給回路20により電源電圧VDDから電流を
センス回路30に供給して、センス出力端SAO,*S
AO、すなわち、図1に示すpMOSトランジスタ31
a,32aのいずれかのドレイン端をより速く論理Hレ
ベルに充電することができるからである。なお、図3
(h)において、VthnはnMOSトランジスタの閾
値電圧を示す。
【0023】次に、センス回路30のセンス出力は、図
1に示すラッチ回路40に入力され同ラッチ回路40で
次のメモリデータ読み出し時までラッチされるともに、
読み出しデータDout,*Doutがセンスアンプ出
力端子45a,45bから出力される。この読み出しデ
ータDout,*Doutの推移を図3(i)に示す。
なお、図3(i)の破線は電流供給回路20がない場合
を示し、同図3(i)の矢印は、制御信号EN及び*E
Nによりセンスアンプ1が活性化されてから読み出しデ
ータDout,*Doutが読み出されるまでの時間、
すなわち遅延時間τdを示す。同図3(i)に示される
ように、遅延時間τdは、上述したように電流供給回路
20によってセンス時間が短縮されるため、電流供給回
路20がない場合の遅延時間τd0より短縮される。こ
の遅延時間τd及びτd0とビット線電位差ΔVとの関
係を図4に示す。同図4に示されるように、電流供給回
路20がない場合に比べ、所定値以上のビット線電位差
ΔVにおいて、遅延時間τdが大きく改善される。
【0024】以上説明した実施の形態によって得られる
効果について、以下に記載する。 (1)本実施の形態によれば、センス回路30のセンス
速度が速められ、センスアンプ1が活性化されてから読
み出しデータDout,*Doutが読み出されるまで
の遅延時間τdが大きく改善される。すなわち、本セン
スアンプ1によれば、スタティックRAMのデータ読み
出し時、電流供給回路20及びセンス回路30等を備え
るため低消費電力であるとともに、そのアクセス速度を
高速化することができる。
【0025】(2)本実施の形態によれば、センス回路
30の後段にラッチ回路40を設けているため、スタン
バイ状態時、同センス回路30の出力端子SAO,*S
AOをプルダウンしてグランドレベルにイコライズして
次の動作に備えることができる。また、図3(e)及び
図3(f)に示す制御信号EN及び*ENの論理Hレベ
ル(論理Lレベル)期間等を適宜に設定することができ
る。
【0026】なお、この実施の形態は、次のように変更
して具体化することも可能である。 ・本実施の形態においては、電流供給回路20を、図1
に示されるように、4個のpMOSトランジスタ21,
22,23,24によって構成する例を示したがこれに
限定されない。例えば、同電流供給回路20を、2個の
nMOSトランジスタ等によって構成されるものとして
もよい。
【0027】・本実施の形態においては、センス回路3
0の一対のインバータをCMOSインバータ31,32
によって構成する例を示したがこれに限らず、例えば同
インバータはMNOS(Metal Nitride Oxide S
emiconductor)等他の構造の電界効果トランジスタによ
って構成されものとしてもよい。また同様に、電流供給
回路20を構成するトランジスタもMNOS等によって
構成されものとしてもよい。
【0028】・本実施の形態においては、センスアンプ
1をスタティックRAMに適用する例を示したがこれ限
定されず、例えば同センスアンプ1をダイナミックRA
Mのデータ読み出し回路に適用してもよい。
【0029】その他、前記実施の形態から把握できる請
求項以外の技術的思想について、以下にその効果ととも
に記載する。 (1)前記半導体メモリセルはスタティックRAMを構
成するメモリセルであることを特徴とする請求項1〜5
の何れかに記載のセンスアンプ。
【0030】同構成によれば、スタティックRAMのデ
ータ読み出し動作がより高速化される。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、センス
時、電流供給手段からセンス部に電流を供給するため、
同センス部のセンス速度を速めることができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、センス時、
センス部は低消費電力であるととも、そのセンス速度を
好適に速めることができる。請求項3記載の発明によれ
ば、前記電流供給手段及びセンス部を好適に構成でき
る。
【0033】請求項4記載の発明によれば、センスアン
プの消費電力をさらに低下させることができるととも
に、センス部の制御を好適に行うことができる。請求項
5記載の発明によれば、低消費電力であるとともにより
高速な読み出し動作を可能とするセンスアンプを好適に
構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るセンスアンプの一実施の形態を
示す回路図。
【図2】メモリセルの読み出しに係る構成を示す構成
図。
【図3】同実施の形態のセンスアンプの動作例を示すタ
イムチャート。
【図4】遅延時間とビット電位差の関係を示す線図。
【図5】従来のセンスアンプを示す回路図。
【符号の説明】
1…センスアンプ 10…分離回路 20…電流供給回路 21,22,23,24…pMOSトランジスタ 30…センス回路 31,32…CMOSインバータ 35,36…プルダウンnMOSトランジスタ 37…スイッチnMOSトランジスタ 40…ラッチ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体メモリのメモリセルに接続された一
    対の信号線間に設けられて該信号線間の電位差を増幅す
    るセンスアンプであって、 センス時、センス部に電流を供給する電流供給手段を備
    えることを特徴とするセンスアンプ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のセンスアンプにおいて、 前記センス部は前記一対の信号線間の電位差に基づいて
    同一対の信号線上の信号を増幅するものであり、前記電
    流供給手段は同センス部のセンス開始時これに電流を供
    給するものであることを特徴とするセンスアンプ。
  3. 【請求項3】前記センス部は、各々pチャネル電界効果
    トランジスタ及びnチャネル電界効果トランジスタによ
    って構成されるとともに同pチャネル電界効果トランジ
    スタのソース側に前記一対の信号線からの信号を入力
    し、その入出力がクロスカップル接続される一対のイン
    バータと、該一対のインバータとグランド間に接続され
    てセンス時にオンとされるnチャネル電界効果トランジ
    スタと、同一対のインバータの各々の出力端に接続され
    て該出力端の電位をセンス開始前に所定レベルとする一
    対のプルダウンnチャネル電界効果トランジスタとを有
    してなり、 前記電流供給手段は、前記センス部の前段にあって、同
    センス部のセンス開始時、前記一対の信号線に電流を供
    給する4個のpチャネル電界効果トランジスタを有して
    なることを特徴とする請求項1または2記載のセンスア
    ンプ。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のセンスアンプにお
    いて、 前記センス部の非能動時に同センス部及び前記電流供給
    手段を前記メモリセルから分離する分離手段と、 前記センス部の能動時における同センス部の出力をラッ
    チするラッチ回路とを更に備えることを特徴とするセン
    スアンプ。
  5. 【請求項5】半導体メモリのメモリセルに接続された一
    対の信号線間に設けられて該信号線間の電位差を増幅す
    るセンスアンプであって、 各々pチャネルMOSトランジスタのソース側に前記一
    対の信号線からの信号を入力し、その入出力がクロスカ
    ップル接続される一対のCMOSインバータと、該一対
    のCMOSインバータとグランド間に接続されてセンス
    時にオンとされるnチャネルMOSトランジスタと、同
    一対のCMOSインバータの各々の出力端に接続されて
    該出力端の電位をセンス開始前に所定レベルとする一対
    のプルダウンnチャネルMOSトランジスタとを有して
    なるセンス部と、 前記センス部の前段にあって、同センス部のセンス開始
    時、前記一対の信号線に電流を供給する4個のpチャネ
    ルMOSトランジスタを有してなる電流供給手段と、 前記センス部の非能動時に同センス部及び前記電流供給
    手段を前記メモリセルから分離する分離手段と、 前記センス部の能動時における同センス部の出力をラッ
    チするラッチ回路と、 を備えることを特徴とするセンスアンプ。
JP5674398A 1998-03-09 1998-03-09 センスアンプ Pending JPH11260064A (ja)

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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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