JPH11257586A - 可動式オイル交換装置 - Google Patents

可動式オイル交換装置

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JPH11257586A
JPH11257586A JP6089498A JP6089498A JPH11257586A JP H11257586 A JPH11257586 A JP H11257586A JP 6089498 A JP6089498 A JP 6089498A JP 6089498 A JP6089498 A JP 6089498A JP H11257586 A JPH11257586 A JP H11257586A
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JP
Japan
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oil
compressor
refueling
pump
hose
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JP6089498A
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Inventor
Tsutomu Yoshida
勉 吉田
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Fuji Manufacturing Co Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
Fuji Manufacturing Co Ltd
East Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道車両に搭載されているコンプレッサ
ーのシリンダーオイルを短時間で容易に交換することが
できるオイル交換装置を提供すること。 車両検修庫
内を移動することができる可動式オイル交換装置を提供
すること。 【解決手段】 鉄道車両に搭載されているコンプレッサ
ーのシリンダーオイルを交換するときに用いるオイル交
換装置であって、コンプレッサー内のオイルを強制的に
抜き取るための排油手段10と、この排油手段10によ
って抜き取られたオイルを収容するための廃油缶20
と、新しいオイルを収容するための新油缶30と、この
新油缶30内のオイルをコンプレッサー内へ供給するた
めの給油手段40と、前記排油手段10および前記給油
手段40の駆動源となるバッテリー50と、前記排油手
段10および前記給油手段40の動作を制御するための
コントロールボックス60とが、台車70の台座71に
載置されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動式オイル交換
装置に関し、更に詳しくは、鉄道車両に搭載されている
コンプレッサーのシリンダーオイルを交換するときに用
いる可動式オイル交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両検修庫における鉄道車両の整備作業
の一つとして、当該鉄道車両に搭載されているコンプレ
ッサーのシリンダーオイルを交換することが行われてい
る。ここで、鉄道車両に搭載されているコンプレッサー
の台数は、一編成あたり、例えば3台とされ、各々のコ
ンプレッサー内において、オイルタンクの容量(交換す
べきオイルの量)は、例えば6リットルとされる。従来
において、コンプレッサーのシリンダーオイルの交換操
作としては、コンプレッサーの下部に設けられている排
油口の下にバケツ等を配置し、当該排油口の栓を外して
オイルを流下させて排出し、次いで、コンプレッサーの
上部に設けられている給油口から新しいオイルを注入す
る、という操作が行われていた。しかして、このような
操作によりオイル交換を行う場合において、コンプレッ
サー1台あたりに要する時間を測定したところ、約14
分間(排油操作:10分間,給油操作4分間)であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近において、整備作
業の効率化を図る観点から、オイル交換操作における時
間の短縮化の要請がある。また、従来のオイル交換操作
においては、排油口からたれたオイルが車両検修庫の床
面などを汚すことがあり、環境衛生上の観点からもオイ
ル交換操作の改善が望まれていた。
【0004】オイル交換操作における時間の短縮化およ
び作業環境の改善の要請に応えるために、自動車等のオ
イル交換操作に用いられている自動オイル交換装置を採
用することも考えられる。然るに、この場合において、
一編成の車両に複数台搭載されているコンプレッサーの
各々についてオイル交換を実施するためには、複数のコ
ンプレッサー間において当該自動オイル交換装置を移動
させる必要がある。しかしながら、従来公知の自動オイ
ル交換装置は大型な装置であり、車両検修庫という限ら
れたスペース内を移動させるのは実質的に不可能であ
る。
【0005】本発明は、以上のような事情に基づいてな
されたものである。本発明の第1の目的は、鉄道車両に
搭載されているコンプレッサーのシリンダーオイルを短
時間で容易に交換することができるオイル交換装置を提
供することにある。本発明の第2の目的は、車両検修庫
内を移動することができる可動式のオイル交換装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の可動式オイル交
換装置は、鉄道車両に搭載されているコンプレッサーの
シリンダーオイルを交換するときに用いるオイル交換装
置であって、コンプレッサー内のオイルを強制的に抜き
取るための排油手段(10)と、この排油手段(10)
によって抜き取られたオイルを収容するための廃油缶
(20)と、新しいオイルを収容するための新油缶(3
0)と、この新油缶(30)内のオイルをコンプレッサ
ー内へ供給するための給油手段(40)と、前記排油手
段(10)および前記給油手段(40)の駆動源となる
バッテリー(50)と、前記排油手段(10)および前
記給油手段(40)の動作を制御するためのコントロー
ルボックス(60)とが、台車(70)の台座(71)
に載置されてなることを特徴とする。
【0007】本発明の可動式オイル交換装置において
は、前記排油手段(10)が、コンプレッサーの排油口
に接続するためのカプラー(12C)を先端に備えた排
油用ホース(12)と、この排油用ホース(12)の後
端が接続されている排油用ポンプ(11)と、この排油
用ポンプ(11)から廃油缶(20)に至る排油流路
(14)とを有してなり、前記給油手段(40)が、給
油用ポンプ(41)と、この給油用ポンプ(41)から
新油缶(30)に至る給油流路(42)と、前記給油用
ポンプ(41)に接続された電磁弁(43)と、この電
磁弁(43)に接続され、コンプレッサー内に供給され
るオイルの積算流量を測定し、この測定データをコント
ロールボックス(60)に出力する流量センサー(4
4)と、この流量センサー(44)に接続された給油用
ホース(46)と、この給油用ホース(46)の先端に
取り付けられ、当該給油用ホース(46)をコンプレッ
サーの給油口に接続するためのカプラー(46C)とを
有してなることが好ましい。また、前記台車(70)を
構成するキャスター(72)が、空気入りのタイヤから
なることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の可
動式オイル交換装置の構成の概略を示す説明図である。
この可動式オイル交換装置は、オイルの交換操作に必要
なすべてのユニット、すなわち、コンプレッサー90内
のオイルを強制的に抜き取るための排油手段10と、こ
の排油手段10によって抜き取られたオイルを収容する
ための廃油缶20と、新しいオイルを収容するための新
油缶30と、この新油缶30内のオイルをコンプレッサ
ー内へ供給するための給油手段40と、排油手段10お
よび給油手段40の駆動源となるバッテリー50と、排
油手段10および給油手段40の動作を制御するための
コントロールボックス60とが、台車70の台座71に
載置されることにより構成されている。
【0009】可動式オイル交換装置を構成する排油手段
10は、コンプレッサー90内におけるオイル(排出さ
れるべき古いオイル)を強制的に抜き取るための手段で
ある。この排油手段10は、その先端にカプラー12C
が取り付けられた排油用ホース12と、この排油用ホー
ス12の後端が接続されている排油用ポンプ11と、こ
の排油用ポンプ11から廃油缶20に至る排油流路14
とを有してなる。
【0010】排油用ポンプ11は、コンプレッサー90
内のオイルを廃油缶20へ移送するためのポンプであ
る。この排油用ポンプ11には、排油用ホース12(吸
引側)および排油流路14(吐出側)がそれぞれ接続さ
れていると共に、バッテリー50およびコントロールボ
ックス60に電気的に接続され、コントロールボックス
60からの信号を受けて作動・停止する。排油用ホース
12は、コンプレッサー90から排油用ポンプ11に至
る流路を形成するホースであり、この排油用ホース12
の先端に取り付けられたカプラー12Cは、当該排油用
ホース12をコンプレッサー90の排油口91に装着す
るための手段である。また、排油流路14は、排油用ポ
ンプ11から廃油缶20に至る流路である。
【0011】可動式オイル交換装置を構成する給油手段
40は、新油缶30内に収容されているオイル(未使用
のオイル)をコンプレッサー90内へ供給するための手
段である。この給油手段40は、給油用ポンプ41と、
この給油用ポンプ41から新油缶30に至る給油流路4
2と、給油用ポンプ41に接続された電磁弁43と、ス
トレーナー45を介して電磁弁43に接続されている流
量センサー44と、この流量センサー44に接続された
給油用ホース46と、この給油用ホース46の先端に取
り付けられたカプラー46Cとを有してなる。
【0012】給油用ポンプ41は、新油缶30に収容さ
れているオイルをコンプレッサー90内へ移送するため
のポンプである。この給油用ポンプ41には、給油流路
42(吸引側)および電磁弁43(吐出側)がそれぞれ
接続されていると共に、バッテリー50およびコントロ
ールボックス60に電気的に接続され、コントロールボ
ックス60からの信号を受けて作動・停止する。給油流
路42は、新油缶30から給油用ポンプ41に至る流路
である。給油用ポンプ41に接続された電磁弁43は、
バッテリー50およびコントロールボックス60に電気
的に接続され、コントロールボックス60からの信号を
受けて開閉する。流量センサー44は、コンプレッサー
90内に供給されるオイルの積算流量を測定し、このデ
ータをコントロールボックス60に出力するセンサーで
ある。電磁弁43と流量センサー44との間に介在する
ストレーナー45は、オイル中に含まれることのある固
形物を濾別するためのものである。給油用ホース46
は、流量センサー44からコンプレッサー90に至る流
路を形成するホースであり、この給油用ホース46の先
端に取り付けられたカプラー46Cは、当該給油用ホー
ス46をコンプレッサー90の給油口92に装着するた
めの手段である。
【0013】バッテリー50は、排油手段10(排油用
ポンプ11)並びに給油手段40(給油用ポンプ41、
電磁弁43および流動センサー44)の駆動源である。
【0014】コントロールボックス60は、排油手段1
0(排油用ポンプ11)並びに給油手段40(給油用ポ
ンプ41、電磁弁43および流動センサー44)の各動
作を制御するための手段である。コントロールボックス
60は、流量センサー44からの積算流量(コンプレッ
サー90内への給油量)の測定データと、予め記憶され
た適正給油量とを比較し、積算流量の測定データの値が
適正給油量に達したところで、給油用ポンプ41に対し
て停止信号を出力するとともに、電磁弁43に対して閉
信号を出力する。
【0015】
【実施例】図2乃至図4は、本発明のオイル交換装置の
具体的構成を示す説明図であり、図2は側面図、図3は
平面図、図4は、図2におけるA−A線断面図である。
【0016】本発明のオイル交換装置を構成する台車7
0は、オイル交換操作に必要な全てのユニットを載置す
る台座71を有している。台座71の一端側には、支持
部材73によってハンドル74が支持され、台座71の
四隅には、空気入りのタイヤからなるキャスター72が
配置されている。このように、キャスター72が空気入
りのタイヤから構成されていることにより、移動の際に
ユニットが受ける振動(例えば、障害物を乗り越えたと
きのショックなど)を軽減することができる。台座71
の大きさとしては、例えば全長が1125mm、幅が6
00mmとされ、このようなコンパクトなサイズである
ことから、車両検修庫のような狭い場所でも移動するこ
とが可能となる。なお、この台車70には、これを移動
させるための電動モータが搭載されていてもよい。かか
る電動モータの駆動源(バッテリー)としては、排油手
段および給油手段の駆動源を使用してもよいし、別個の
駆動源を設けてもよい。
【0017】図2および図3に示すように、排油用ホー
ス12はホースリール15に巻かれた状態で収納するこ
とができ、給油用ホース46はホースリール48に巻か
れた状態で収納することができる。同図において、82
は、ホースリール15およびホースリール48を支持す
る支持部材である。このように、排油用ホース12およ
び給油用ホース46が、それぞれ、ホースリール15,
48に巻かれた状態で収納されることにより、移動の際
において、ホースの一部が台座71から脱落するような
ことはなく、また、装置のコンパクト化を図ることがで
きる。ここに、排油用ホース12、給油用ホース46の
長さは、例えば1〜3mとされる。なお、図2において
は、排油用ホース12および給油用ホース46の一部の
み(ホースリールに巻かれている部分)を図示してい
る。
【0018】排油用ホース12の先端に取り付けられて
いるカプラー12Cは、当該排油用ホース12をコンプ
レッサーの排油口にワンタッチで装着し、液密にシール
することができるよう構成されている。また、給油用ホ
ース46の先端に取り付けられているカプラー46C
は、当該給油用ホース46をコンプレッサーの給油口に
ワンタッチで装着し、液密にシールすることができるよ
う構成されている。
【0019】図4に示すように、排油用ポンプ11は架
台81の下段に取り付けられ、給油用ポンプ41は架台
81の上段に取付けられている。このように、排油用ポ
ンプ11および給油用ポンプ41が、2段式の架台81
に取り付けられていることにより、これらによる占有面
積を小さくすることができる。ここに、排油用ポンプ1
1および給油用ポンプ41は、それぞれ、トロコイドポ
ンプから構成されている。
【0020】回収されたオイルを収容する廃油缶20お
よび未使用のオイルを収容する新油缶30は、それぞ
れ、積替え可能なペール缶からなる。ここに、ペール缶
の容量は、一編成の車両に搭載されているコンプレッサ
ーのオイル交換操作に必要十分な容量であることが好ま
しく、例えば20リットル(>6リットル×3台分)と
される。廃油缶20および新油缶30は、それぞれ、脱
落防止部材83によって保持されている。
【0021】図3に示すバッテリー50は、電圧が12
Vであり、コントロールボックス60を介して、排油用
ポンプ(11)、給油用ポンプ(41)、電磁弁(4
3)および流量センサ(44)のそれぞれに対して電気
的に接続(同図において、接続状態の図示は省略)され
ている。このように、排油手段10および給油手段40
の駆動源となるバッテリー50が搭載されていることに
より、電源(コンセント)の位置によって移動範囲が制
限されることはなく、車両検修庫を移動することができ
る。
【0022】排油手段10および給油手段40の動作を
制御するコントロールボックス60には、操作用ボタン
および表示メータが設けられている。図5は、本発明の
オイル交換装置を構成するコントロールボックス60の
正面図である。同図において、61は排油手段の運転ボ
タン、62は排油手段の停止ボタン、63は給油手段の
自動運転ボタン、64は給油手段の手動運転ボタン、6
5は給油手段の緊急停止ボタン、66は、流量センサー
によって測定された積算流量の表示メータ、67は、表
示メータのリセットボタンである。
【0023】運転ボタン61を押すと、排油用ポンプが
作動して排油が開始される。そして、コンプレッサー内
のオイルが排出されたところで、停止ボタン62を押す
と、排油用ポンプが停止する。自動運転ボタン63を押
すと、電磁弁が開いた状態で給油用ポンプが作動して給
油が開始される。そして、流量センサーにより測定され
た積算流量(給油量)が、予め記憶されている適正給油
量に達したところで、給油用ポンプが停止し、電磁弁が
閉じる。このように、オペレーターが自動運転ボタン6
3を押すだけで、コンプレッサー内に適正量のオイルが
供給される。
【0024】上記のような構成を有する可動式オイル交
換装置によれば、以下のような簡単な操作によってオイ
ル交換(排油および給油)が行われる。
【0025】(1)コンプレッサー90の排油口91に
排油用ホース12を装着する。ここに、排油用ホース1
2の装着は、先端に取付けられたカプラー12Cによ
り、ワンタッチで行うことができる。
【0026】(2)コントロールボックス60の運転ボ
タン61を押す。これにより、排油用ポンプ11が作動
し、コンプレッサー90内のオイルは、排油用ホース1
2、排油用ポンプ11および排油流路14を通って廃油
缶20に収容される。そして、コンプレッサー90内の
オイルが排出されたところで、停止ボタン62を押すと
排油用ポンプ11が停止して排油操作が完了する。この
ように、排油用ポンプ11により、コンプレッサー90
内のオイルを強制的に抜き取るので、排油操作に要する
時間は、自然流下させる場合に比べてきわめて短いもの
となる。しかも、コンプレッサー90内のスラッジなど
も回収することができる。また、運転ボタン61および
停止ボタン62を押すという簡単な操作を行うだけで、
コンプレッサー90内オイルを排出することができる。
【0027】(3)コンプレッサー90の給油口92に
給油用ホース46を装着する。ここに、給油用ホース4
6の装着は、先端に取付けられたカプラー46Cによ
り、ワンタッチで行うことができる。
【0028】(4)コントロールボックス60の自動運
転ボタン63を押す。これにより、電磁弁43が開いた
状態で給油用ポンプ41が作動し、新油缶30内のオイ
ルは、給油流路42、給油用ポンプ41、電磁弁43、
ストレーナー45、流量センサー44および給油用ホー
ス46を通ってコンプレッサー90内に供給される。コ
ンプレッサー90内への給油量(積算流量)は、流量セ
ンサー44によって検知され、その測定データは、逐
次、コントロールボックス60に出力され、表示メータ
66に表示される。さらに、積算流量の測定データが入
力されたコントロールボックス60は、当該測定データ
(コンプレッサー90内への給油量)と、予め記憶され
た適正給油量とを比較し、積算流量の測定データの値が
適正給油量に達したところで、給油用ポンプ41に対し
て停止信号を出力するとともに、電磁弁43に対して閉
信号を出力する。これにより、給油用ポンプ41が停止
し、電磁弁が閉じ、給油操作が完了する。このように、
新油缶30内のオイルを、給油用ポンプ41によって強
制的にコンプレッサー90内に供給するので、給油操作
に要する時間もきわめて短いものとなる。また、自動運
転ボタン63を押すという簡単な操作を行うだけで、適
正量のオイルをコンプレッサー90内に供給することが
できる。
【0029】上記のような構成を有する本発明の可動式
オイル交換装置を用い、オイル交換を行い、コンプレッ
サー1台あたりに要する時間を測定したところ、約6分
間(排油操作:3分間,給油操作3分間)であり、従来
の交換操作と比べて8分間程することができた。
【0030】
【発明の効果】本発明のオイル交換装置は、オイルの交
換操作に必要な全てのユニットが台車の台座に載置され
てなるので、車両検修庫のような狭い場所においても、
自由に移動することができる。本発明のオイル交換装置
によれば、鉄道車両に搭載されているコンプレッサーの
シリンダーオイルを短時間で交換することができる。し
かも、交換操作を行うオペレータの負担はきわめて軽い
ものである。また、本発明のオイル交換装置によれば、
排油手段と給油手段がそれぞれ別々のラインで行われる
ので、古いオイルと新しいオイルとが混入することを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可動式オイル交換装置の構成の概略を
示す説明図である。
【図2】本発明のオイル交換装置の具体的構成を示す側
面図である。
【図3】本発明のオイル交換装置の具体的構成を示す平
面図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】本発明のオイル交換装置を構成するコントロー
ルボックスの正面図である。
【符号の説明】
10 排油手段 11 排油用ポンプ 12 排油用
ホース 12C カプラー 14 排油流
路 15 排油用ホースリール 20 廃油缶 30 給油缶 40 給油手段 41 給油用ポンプ 42 給油流
路 43 電磁弁 44 流量セ
ンサー 45 ストレーナー 46 給油用
ホース 46C カプラー 48 給油用
ホースリール 50 バッテリー 60 コントロールボックス 61 運転ボタン 62 停止ボ
タン 63 自動運転ボタン 64 手動運
転ボタン 65 緊急停止ボタン 66 表示メ
ータ 70 台車 71 台座 72 キャス
ター 73 支持部材 74 ハンド
ル 81 架台 82 支持部
材 83 脱落防止部材 90 コンプレッサー 91 排油口 92 給油口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄道車両に搭載されているコンプレッサ
    ーのシリンダーオイルを交換するときに用いるオイル交
    換装置であって、 コンプレッサー内のオイルを強制的に抜き取るための排
    油手段(10)と、 この排油手段(10)によって抜き取られたオイルを収
    容するための廃油缶(20)と、 新しいオイルを収容するための新油缶(30)と、 この新油缶(30)内のオイルをコンプレッサー内へ供
    給するための給油手段(40)と、 前記排油手段(10)および前記給油手段(40)の駆
    動源となるバッテリー(50)と、 前記排油手段(10)および前記給油手段(40)の動
    作を制御するためのコントロールボックス(60)と
    が、 台車(70)の台座(71)に載置されてなることを特
    徴とする可動式オイル交換装置。
  2. 【請求項2】 排油手段(10)が、コンプレッサーの
    排油口に接続するためのカプラー(12C)を先端に備
    えた排油用ホース(12)と、この排油用ホース(1
    2)の後端が接続されている排油用ポンプ(11)と、
    この排油用ポンプ(11)から廃油缶(20)に至る排
    油流路(14)とを有してなり、 給油手段(40)が、給油用ポンプ(41)と、この給
    油用ポンプ(41)から新油缶(30)に至る給油流路
    (42)と、前記給油用ポンプ(41)に接続された電
    磁弁(43)と、この電磁弁(43)に接続され、コン
    プレッサー内に供給されるオイルの積算流量を測定し、
    この測定データをコントロールボックス(60)に出力
    する流量センサー(44)と、この流量センサー(4
    4)に接続された給油用ホース(46)と、この給油用
    ホース(46)の先端に取り付けられ、当該給油用ホー
    ス(46)をコンプレッサーの給油口に接続するための
    カプラー(46C)とを有してなることを特徴とする請
    求項1に記載の可動式オイル交換装置。
  3. 【請求項3】 台車(70)を構成するキャスター(7
    2)が、空気入りのタイヤからなることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の可動式オイル交換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109050547A (zh) * 2018-08-21 2018-12-21 中车洛阳机车有限公司 铁路特种车辆辅助供油装置
JP2019027093A (ja) * 2017-07-28 2019-02-21 日本信号株式会社 転てつ機、及び転てつ機の給油方法

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