JPH1125597A - 情報提供装置と情報記録再生装置 - Google Patents

情報提供装置と情報記録再生装置

Info

Publication number
JPH1125597A
JPH1125597A JP9175452A JP17545297A JPH1125597A JP H1125597 A JPH1125597 A JP H1125597A JP 9175452 A JP9175452 A JP 9175452A JP 17545297 A JP17545297 A JP 17545297A JP H1125597 A JPH1125597 A JP H1125597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
reproducing
recording
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9175452A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Itani
哲也 井谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9175452A priority Critical patent/JPH1125597A/ja
Publication of JPH1125597A publication Critical patent/JPH1125597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CATVや衛星放送等の映像音声情報を送信
する情報提供装置及びその情報を記録再生するための情
報記録再生装置で、放送局側で再生可能な期間や品位を
任意に制限できることにより、容易に著作権が保護でき
ることを目的とする。 【解決手段】 受信映像音声ビットストリーム抽出回路
2の出力と制限信号抽出回路22の出力とを録再ディス
ク5に記録し、再生時に制限信号再生回路24は、録再
ディスク5より再生された制限信号を抽出し、再生制御
回路25は、時刻信号抽出回路21からの信号と、制限
信号再生回路24からの信号を比較し、再生映像音声ビ
ットストリーム抽出回路7の出力を第1のスイッチ8の
a入力に出力するかしないかを決定する。よって現在時
刻が期限内でない場合には、映像及び音声信号が、出力
端子10に出力されなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCATVや衛星放送
などの映像、音声情報を送信する情報提供装置およびそ
れにより提供された情報を記録再生するための情報記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報提供装置としてはCATVや
衛星放送等の送信装置が知られており、またそれら情報
提供装置の出力を記録再生する情報記録再生装置はビデ
オテープレコーダ(以下、VTRと略す)や録再型光デ
ィスク装置等が知られている。特に近年では、放送のデ
ィジタル化に伴って、ディジタル化された映像音声デー
タ放送するための情報提供装置およびその出力を記録再
生するための情報記録再生装置が導入されつつある。
【0003】図7は従来の情報記録再生装置の構成を示
すブロック図である。図7において、1は受信アンテナ
で、情報提供装置より放送される信号を受信する。2は
受信映像音声ビットストリーム抽出回路で、受信アンテ
ナ1の出力より目的とするディジタル化された映像音声
信号を抽出する。3は記録信号変調回路で、ディジタル
化された映像音声信号に録再ディスクに記録するに適し
た信号変調を加える。4は録再ヘッドで、録再ディスク
5への記録再生を行う。5は録再ディスクで、ディスク
回転装置6によって記録再生に適した回転数で回転し、
録再ヘッド4により情報の記録および再生が行われる。
6はディスク回転装置で、録再ディスク5を記録再生に
適した回転数で回転させる。7は再生映像音声ビットス
トリーム抽出回路で、録再ヘッド4から出力される録再
ディスク5より再生された電気的信号から記録されてい
た映像音声ビットストリームを抽出する。8は第1のス
イッチで、受信映像音声ビットストリーム抽出回路2の
出力と再生映像音声ビットストリーム抽出回路7の出力
とを切り替えて出力する。9は映像音声信号再生回路
で、第1のスイッチ8の出力より映像及び音声信号を再
生し出力端子10に出力する。10は出力端子で、これ
より図示されない映像表示装置、音響装置等に映像及び
音声信号が出力される。
【0004】以上の様に構成された従来の情報記録再生
装置についてさらにその動作を説明する。図7におい
て、受信アンテナ1で受信される信号は複数のディジタ
ル化された映像信号と音声信号が多重化され、放送に適
した変調を受けた信号である。受信映像音声ビットスト
リーム抽出回路2は受信アンテナ1で受信された信号よ
り、目的とする映像と音声のディジタル化された信号、
即ちビットストリームを抽出する。受信映像音声ビット
ストリーム抽出回路2の出力は、第1のスイッチ8のb
入力と記録信号変調回路3に入力される。
【0005】受信アンテナ1で受信された映像及び音声
情報を録再ディスク5に記録する時には、記録信号変調
回路3は受信映像音声ビットストリーム抽出回路2の出
力を録再ディスクに記録するに適した信号で変調し、録
再ヘッド4に入力する。一方録再ディスク5はディスク
回転装置6によって記録再生に適した回転数で回転して
おり、録再ヘッド4はその電気的入力に応じて、録再デ
ィスク5上の反射率を変化させるべく光の照射を行う。
これにより、録再ディスク5上に映像及び音声信号を記
録する。
【0006】また、録再ディスク5に記録された映像及
び音声信号の再生をする時には録再ヘッド4は、録再デ
ィスク5に記録された反射率の変化を電気的信号に変換
し再生映像音声ビットストリーム抽出回路7に入力す
る。再生映像音声ビットストリーム抽出回路7は、録再
ヘッド4から出力される録再ディスク5より再生された
電気的信号から記録されていた映像音声ビットストリー
ムを抽出し第1のスイッチ8のa入力に入力する。第1
のスイッチ8は図示されない指示手段により、使用者が
受信信号の再生を設定した時にはb側に、録再ディスク
5の再生を指示した場合にはa側に設定される。第1の
スイッチ8の出力は映像音声信号再生回路9に入力され
る。映像音声信号再生回路9では入力された映像音声ビ
ットストリームより映像及び音声信号が再生され出力端
子10に出力される。出力端子10から出力された映像
音声信号は図示されない映像表示装置、音響装置等に出
力され、使用者はそれらを鑑賞することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この情報記録再生装置
においては、受信される全ての映像及び音声情報に対し
て記録再生が可能なため、一度記録媒体に記録されてし
まうといつまでも再生ができてしまい、著作権保護が十
分出来ないという問題点を持っている。今後は受信内容
に応じて情報提供装置側で容易に著作権が保護できる様
な情報提供装置及び情報記録再生装置の導入が要求され
ている。
【0008】本発明は、受信内容に応じて情報提供装置
側で再生可能な期間や品位を任意に制限できることによ
り、容易に著作権が保護できる情報提供装置及び情報記
録再生装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、情報提供装置側で、映像音声信号を含む主
情報と共に記録媒体への記録再生の制限を示す制限情報
が多重で送信される送信信号を受信し、主信号と共に制
限情報を記録媒体に記録し、再生時には制限情報で再生
動作に制限を加えるように構成したものである。
【0010】これにより、受信内容に応じて情報提供装
置側で再生可能な期間や品位を任意に制限できることに
より、容易に著作権が保護できる情報提供装置及び情報
記録再生装置が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、主情報と、該主情報が記録媒体へ記録された後の再
生の制限を示す制限情報とが多重化され送信される情報
提供装置であって、主情報が記録媒体へ記録された後の
再生動作を制限信号より制限することにより受信内容に
応じて情報提供装置側で再生可能な期間や品位を任意に
制限できることにより、容易に著作権が保護できる情報
提供装置を提供する。
【0012】請求項2に記載の発明は、制限情報は、再
生可能期限を示す時刻情報を含むことを特徴とする請求
項1記載の情報提供装置であり、主情報が記録媒体へ記
録された後の再生動作を再生可能期限情報により制御す
ることにより、情報提供装置側で再生可能な期間を制限
できることにより、容易に著作権が保護できる情報提供
装置を提供する。
【0013】請求項3に記載の発明は、制限情報は、現
在時刻と再生可能時間を示す時間情報を含むことを特徴
とする請求項1記載の情報提供装置であり、主情報が記
録媒体へ記録された後の再生動作を現在時刻情報と再生
可能時間情報とにより制御することにより、情報提供装
置側で再生可能な期間を制限できることにより、容易に
著作権が保護できる情報提供装置を提供する。
【0014】請求項4に記載の発明は、制限情報は、主
情報の再生制限を受ける時間部分を示す情報を含むこと
を特徴とする請求項1記載の情報提供装置であり、主情
報が記録媒体へ記録された後の再生動作を、主情報の再
生制限を受ける時間部分を示す情報を現在時刻情報によ
り制御することにより、情報提供装置側で再生可能な時
間部分を制限できることにより、容易に著作権が保護で
きる情報提供装置を提供する。
【0015】請求項5に記載の発明は、主情報は、映像
情報と音声情報のどちらか一方もしくは両方を含むこと
を特徴とする請求項1記載の情報提供装置であり、映像
情報や音声情報を含む情報において、情報提供装置側で
再生可能な期間や品位を任意に制限できることにより、
容易に著作権が保護できる情報提供装置を提供する。
【0016】本発明の請求項6に記載の発明は、主情報
と、該主情報が記録媒体へ記録された後の再生の制限を
示す制限情報とが多重で送信される送信信号を受信し、
記録媒体に記録しあるいは再生する情報記録再生装置で
あって、受信情報より主情報を抽出する主情報抽出手段
と、受信情報より制限情報を抽出する制限情報抽出手段
と、主情報抽出手段出力と制限情報手段出力とを共に記
録媒体に記録する記録手段と、記録媒体に記録された主
情報抽出手段出力を再生する主情報再生手段と、記録媒
体に記録された制限情報手段出力を再生する制限情報再
生手段と、現在時刻を得る時計手段と、制限情報再生手
段出力と時計手段出力とにより主情報再生手段の再生動
作を制限する再生制限手段を具備することを特徴とする
情報記録再生装置であり、主情報再生手段の再生動作を
制限信号に制限することにより受信内容に応じて情報提
供装置側で再生可能な期間や品位を任意に制限できるこ
とにより、容易に著作権が保護できる情報記録再生装置
を提供する。
【0017】請求項7に記載の発明は、再生制限手段
は、主情報再生手段に再生動作の禁止と許可を指示する
ことを特徴とする請求項6記載の情報記録再生装置であ
り、主情報再生手段の再生動作を再生制限手段により再
生の禁止と許可をすることによって、受信内容に応じて
情報提供装置側で再生可能な期間を任意に制限できるこ
とにより、容易に著作権が保護できる情報記録再生装置
を提供する。
【0018】請求項8に記載の発明は、再生制限手段
は、主情報再生手段に再生動作の出力情報の品位を制御
することを特徴とする請求項6記載の情報記録再生装置
であり、主情報再生手段の再生動作を再生制限手段によ
り再生の品位を制御することによって、受信内容に応じ
て情報提供装置側で再生可能な品位を任意に制限できる
ことにより、容易に著作権が保護できる情報記録再生装
置を提供する。
【0019】請求項9に記載の発明は、主情報再生手段
は、映像情報と音声情報のどちらか一方もしくは両方を
出力することを特徴とする請求項6記載の情報記録再生
装置であり、映像情報や音声情報を含む情報において、
情報提供装置側で再生可能な期間や品位を任意に制限で
きることにより、容易に著作権が保護できる情報記録再
生装置を提供する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図6を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1の情報記
録再生装置の構成を示すブロック図である。図1におい
て、1は受信アンテナで、情報提供装置より放送される
信号を受信する。2は受信映像音声ビットストリーム抽
出回路で、受信アンテナ1の出力より目的とするディジ
タル化された映像音声信号を抽出する。4は録再ヘッド
で、録再ディスク5への記録再生を行う。5は録再ディ
スクで、ディスク回転装置6によって記録再生に適した
回転数で回転し、録再ヘッド4により情報の記録および
再生が行われる。6はディスク回転装置で、録再ディス
ク5を記録再生に適した回転数で回転させる。7は再生
映像音声ビットストリーム抽出回路で、録再ヘッド4か
ら出力される録再ディスク5より再生された電気的信号
から記録されていた映像音声ビットストリームを抽出す
る。8は第1のスイッチで、受信映像音声ビットストリ
ーム抽出回路2の出力と再生制御回路25の出力とを切
り替えて出力する。9は映像音声信号再生回路で、第1
のスイッチ8の出力より映像及び音声信号を再生し出力
端子10に出力する。10は出力端子で、これより図示
されない映像表示装置、音響装置等に映像及び音声信号
が出力される。21は時刻信号抽出回路で、受信アンテ
ナ1の出力よりディジタル化された現在時刻信号を抽出
する。22は制限信号抽出回路で、受信アンテナ1の出
力よりディジタル化された制限信号を抽出する。23は
記録信号変調回路で、受信映像音声ビットストリーム抽
出回路2の出力及び制限信号抽出回路22の出力を多重
化し、録再ディスク5に記録するに適した信号変調を加
える。24は制限信号再生回路で、録再ヘッド4から出
力される録再ディスク5より再生された電気的信号から
記録されていた制限信号を再生する。25は再生制御回
路で、制限信号再生回路24の出力および時刻信号抽出
回路21の出力によって再生映像音声ビットストリーム
抽出回路7の第1のスイッチ8への出力を断続させる働
きをする。
【0021】図2は本発明の実施の形態1における情報
提供装置より放送される信号構造を示す図である。図2
に示されるように情報提供装置より放送される信号は、
100チャンネル分のチャンネルを持ち、各チャンネル
ではそれぞれいくつかのプログラムが順に放送される。
各プログラムはその主情報である映像音声ビットストリ
ームと制限信号とからなる。それらのチャンネル群とは
別に現在時刻情報が存在する。
【0022】現在時刻情報は、例えば、”1997年5
月1日10時15分”等の様に、現在時刻を示す数値情
報であり、時刻の推移と共に変化していく情報である。
【0023】制限信号は、映像音声信号が記録された時
に、その再生が許可される時限を示す数値情報であり、
これは、送信されるプログラム毎に設定される。
【0024】例えば、”1997年5月10日0時00
分”が制限情報である場合には、記録された映像音声信
号は1997年5月10日0時00分以前であれば再生
が許可され、それ以降は再生が許可されないことを示す
ものである。
【0025】図1において、受信アンテナ1で受信され
る信号は図2に示された情報提供装置から放送される信
号内容が放送に適した変調を受けた信号である。受信映
像音声ビットストリーム抽出回路2は受信アンテナ1で
受信された信号より、目的とするプログラムの映像と音
声のディジタル化された信号即ちビットストリームを抽
出する。受信映像音声ビットストリーム抽出回路2の出
力は、第1のスイッチ8のb入力と記録信号変調回路2
3に入力される。同時に、時刻信号抽出回路21は、受
信アンテナ1で受信された信号より現在時刻信号を抽出
し、再生制御回路25に出力する。また、制限信号抽出
回路22は、受信アンテナ1で受信された信号より、目
的とするプログラムの再生期限を示す制限信号を抽出
し、記録信号変調回路23に入力する。
【0026】受信アンテナ1で受信された映像及び音声
情報を録再ディスク5に記録する時には、記録信号変調
回路23は受信映像音声ビットストリーム抽出回路2の
出力と制限信号抽出回路22の出力とを多重化し録再デ
ィスク5に記録するに適した信号で変調し、録再ヘッド
4に入力する。一方録再ディスク5はディスク回転装置
6によって記録再生に適した回転数で回転しており、録
再ヘッド4はその電気的入力に応じて、録再ディスク5
上の反射率を変化させるべく光の照射を行う。これによ
り、録再ディスク5上に映像及び音声信号を記録する。
【0027】また、録再ディスク5に記録された映像及
び音声信号再生時には録再ヘッド4は、録再ディスク5
に記録された反射率の変化を電気的信号に変換し再生映
像音声ビットストリーム抽出回路7と制限信号再生回路
24とに入力する。再生映像音声ビットストリーム抽出
回路7は、録再ヘッド4から出力される録再ディスク5
より再生された電気的信号から記録されていた映像音声
ビットストリームを抽出し再生制御回路25に出力す
る。
【0028】同時に、制限信号再生回路24は、録再ヘ
ッド4の出力から出力される録再ディスク5より再生さ
れた再生期限を示す制限信号を抽出し、再生制御回路2
5に出力する。
【0029】再生制御回路25は、時刻信号抽出回路2
1からの入力信号と、制限信号再生回路24からの入力
信号を比較し、その比較結果に応じて再生映像音声ビッ
トストリーム抽出回路7の出力を第1のスイッチ8のa
入力に出力するかしないかを決定する。例えば時刻信号
抽出回路21からの入力信号が 1997年5月1日10時15分 で、制限信号再生回路24からの入力信号が 1997年5月10日0時00分 であったとすると現在時刻が期限内であるので、再生制
御回路25は、再生映像音声ビットストリーム抽出回路
7の出力を第1のスイッチ8のa入力に出力する。
【0030】一方、時刻信号抽出回路21からの入力信
号が 1997年5月11日10時15分 で、制限信号再生回路24からの入力信号が 1997年5月10日0時00分 であったとすると現在時刻が期限内でないので、再生制
御回路25は、再生映像音声ビットストリーム抽出回路
7の出力を第1のスイッチ8のa入力に出力しない。
【0031】第1のスイッチ8は図示されない指示手段
により、使用者が受信信号の再生を設定した時にはb側
に、録再ディスク5の再生を指示した場合にはa側に設
定される。第1のスイッチ8の出力は映像音声信号再生
回路9に入力される。映像音声信号再生回路9では入力
される映像音声ビットストリームより映像及び音声信号
が再生され出力端子10に出力される。出力端子10か
ら出力された映像音声信号は図示されない映像表示装
置、音響装置等に出力され、使用者はそれらを鑑賞する
ことができる。
【0032】使用者が受信信号の再生を設定した時に
は、無条件に映像及び音声信号が再生され出力端子10
に出力されるが、使用者が録再ディスク5の再生を指示
した場合には前述した様に再生制御回路25によって現
在時刻が期限内でない場合には、再生映像音声ビットス
トリーム抽出回路7の出力が第1のスイッチ8のa入力
に出力されないので、この時には、映像及び音声信号が
再生されず、出力端子10に映像音声信号が出力されな
くなる。従って、現在時刻が期限内でない場合には、使
用者は録再ディスク5に記録された映像及び音声情報を
鑑賞することができない。これにより、受信内容に応じ
て情報提供装置側で再生可能な期間を限定することがで
きる。
【0033】(実施の形態2)図3は本発明の実施の形
態2の情報記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。図3において、1は受信アンテナで、情報提供装置
より放送される信号を受信する。2は受信映像音声ビッ
トストリーム抽出回路で、受信アンテナ1の出力より目
的とするディジタル化された映像音声信号を抽出する。
4は録再ヘッドで、録再ディスク5への記録再生を行
う。5は録再ディスクで、ディスク回転装置6によって
記録再生に適した回転数で回転し、録再ヘッド4により
情報の記録および再生が行われる。6はディスク回転装
置で、録再ディスク5を記録再生に適した回転数で回転
させる。7は再生映像音声ビットストリーム抽出回路
で、録再ヘッド4から出力される録再ディスク5より再
生された電気的信号から記録されていた映像音声ビット
ストリームを抽出する。8は第1のスイッチで、受信映
像音声ビットストリーム抽出回路2の出力と第2のスイ
ッチ34の出力とを切り替えて出力する。9は映像音声
信号再生回路で、第1のスイッチ8の出力より映像及び
音声信号を再生し出力端子10に出力する。10は出力
端子で、これより図示されない映像表示装置、音響装置
等に映像及び音声信号が出力される。21は時刻信号抽
出回路で、受信アンテナ1の出力よりディジタル化され
た現在時刻信号を抽出する。22は制限信号抽出回路
で、受信アンテナ1の出力よりディジタル化された制限
信号を抽出する。23は記録信号変調回路で、受信映像
音声ビットストリーム抽出回路2の出力及び制限信号修
正回路31の出力を多重化し、録再ディスク5に記録す
るに適した信号変調を加える。24は制限信号再生回路
で、録再ヘッド4から出力される録再ディスク5より再
生された電気的信号から記録されていた制限信号を再生
する。31は制限信号修正回路で、制限信号抽出回路2
2の出力と時刻信号抽出回路21の出力を加算して制限
信号とし出力する。32は品位制限回路で、再生映像音
声ビットストリーム抽出回路7の出力より映像音声信号
の品位を低下させた信号を生成する。33は再生制御回
路で、時刻信号抽出回路21の出力と制限信号再生回路
24の出力によって第2のスイッチ34を制御する。3
4は第2のスイッチで、再生映像音声ビットストリーム
抽出回路7と品位制限回路32との出力を切り替えて第
1のスイッチ8のa入力に出力する。
【0034】図4は本発明の実施の形態2における情報
提供装置より放送される信号構造を示す図である。図に
示されるように情報提供装置より放送される信号は、1
00チャンネル分のチャンネルを持ち、各チャンネルで
はそれぞれいくつかのプログラムが順に放送される。各
プログラムはその主情報である映像音声ビットストリー
ムと制限信号とからなる。それらのチャンネル群とは別
に現在時刻情報が存在する。
【0035】現在時刻情報は、例えば”1997年5月
1日10時15分”等の様に、現在時刻を示す数値情報
であり、時刻の推移と共に変化していく情報である。
【0036】制限信号は、映像音声信号が記録された時
に、その再生を許可する期間を示す数値情報であり、こ
れは、送信されるプログラム単位で設定される。例え
ば”10日0時間00分”が制限信号である場合には、
記録された映像音声信号は記録後10日間は再生が許可
され、それ以降は再生が許可されない。
【0037】図3において、受信アンテナ1で受信され
た信号は、図4に示された情報提供装置から放送される
信号内容が放送に適した変調を受けた信号である。
【0038】受信映像音声ビットストリーム抽出回路2
は受信アンテナ1で受信された信号より、目的とするプ
ログラムの映像と音声のディジタル化された信号即ちビ
ットストリームを抽出する。受信映像音声ビットストリ
ーム抽出回路2の出力は、第1のスイッチ8のb入力と
記録信号変調回路23に入力される。
【0039】同時に、時刻信号抽出回路21は、受信ア
ンテナ1で受信された信号より現在時刻信号を抽出し、
再生制御回路33と、制限信号修正回路31に出力す
る。また、制限信号抽出回路22は、受信アンテナ1で
受信された信号より、目的とするプログラムの再生を許
可する期間を示す制限信号を抽出し、制限信号修正回路
31に入力する。制限信号修正回路31は時刻信号抽出
回路21の出力と制限信号抽出回路22の出力を加算
し、制限信号を修正し出力する。
【0040】例えば、現在時刻情報が”1997年5月
1日10時15分”であり、制限信号が”10日6時間
30分”であれば、その加算結果即ち”1997年5月
11日16時45分”が修正された制限信号となり出力
される。
【0041】受信アンテナ1で受信された映像及び音声
情報を録再ディスク5に記録する時には、記録信号変調
回路23は受信映像音声ビットストリーム抽出回路2の
出力と再生制限を示す制限信号修正回路31の出力とを
多重化し録再ディスク5に記録するに適した信号で変調
し、録再ヘッド4に入力する。一方録再ディスク5はデ
ィスク回転装置6によって記録、再生に適した回転数で
回転しており、録再ヘッド4はその電気的入力に応じ
て、録再ディスク5上の反射率を変化させるべく光の照
射を行う。これにより、録再ディスク5上に映像及び音
声信号を記録する。従って、映像及び音声情報が録再デ
ィスク5に記録される時には同時に制限信号修正回路3
1の出力即ち制限信号が同時に記録されることになる。
【0042】また、録再ディスク5に記録された映像及
び音声情報の再生時には、録再ヘッド4は、録再ディス
ク5に記録された反射率の変化を電気的信号に変換し、
再生映像音声ビットストリーム抽出回路7と制限信号再
生回路24とに入力する。再生映像音声ビットストリー
ム抽出回路7は、録再ヘッド4から出力される録再ディ
スク5より再生された電気的信号から記録されていた映
像音声ビットストリームを抽出し第2のスイッチ34の
c入力と品位制限回路32とに出力する。
【0043】同時に、制限信号再生回路24は、録再ヘ
ッド4の出力から出力される録再ディスク5より再生さ
れた再生期限を示す制限信号を抽出し、再生制御回路3
3に出力する。
【0044】再生制御回路33は、時刻信号抽出回路2
1からの入力信号と、制限信号再生回路24からの入力
信号を比較し、その比較結果に応じて第2のスイッチ3
4を制御する。
【0045】例えば時刻信号抽出回路21からの入力信
号が 1997年5月1日10時15分 で、制限信号再生回路24からの入力信号が 1997年5月10日0時00分 であったとすると現在時刻が期限内であるので、再生制
御回路33は、第2のスイッチ34をc側に設定する。
【0046】一方、時刻信号抽出回路21からの入力信
号が 1997年5月11日10時15分 で、制限信号再生回路24からの入力信号が 1997年5月10日0時00分 であったとすると現在時刻が期限内でないので、再生制
御回路33は、第2のスイッチ34をd側に設定する。
【0047】品位制限回路32は再生映像音声ビットス
トリーム抽出回路7の出力から、再生される映像と音声
の品位を劣化させた映像音声ビットストリームを出力す
る。
【0048】第1のスイッチ8は図示されない指示手段
により、使用者が受信信号の再生を設定した場合にはb
側に、録再ディスク5の再生を指示した場合にはa側に
設定される。第1のスイッチ8の出力は映像音声信号再
生回路9に入力される。映像音声信号再生回路9では入
力ビットストリームより映像及び音声信号が再生され出
力端子10に出力される。出力端子10から出力された
映像音声信号は図示されない映像表示装置、音響装置等
に出力され、使用者はそれらを鑑賞することができる。
【0049】使用者が受信信号の再生を設定した時に
は、無条件に映像及び音声信号が再生され出力端子10
に出力される。使用者が録再ディスク5の再生を指示し
た場合には前述した様に再生制御回路33によって現在
時刻が期限内である場合には第2のスイッチがc側に設
定される。この場合には、再生映像音声ビットストリー
ム抽出回路7の出力が第2のスイッチ34と第1のスイ
ッチ8を経由して映像音声信号再生回路9に入力される
ので、録再ディスク5に記録されていた映像音声信号が
映像音声信号再生回路9で再生され、出力端子10に出
力される。一方現在時刻が期限内でない場合には再生制
御回路33により第2のスイッチがd側に設定される。
この場合には、再生映像音声ビットストリーム抽出回路
7の出力が品位制限回路32と第2のスイッチ34と第
1のスイッチ8を経由して映像音声信号再生回路9に入
力されるので、録再ディスク5に記録されていた映像音
声信号が品位制限回路32で、品位を低下させられて映
像音声信号再生回路9で再生され、出力端子10に出力
される。従って、使用者は現在時刻が期限内でない場合
には録再ディスク5に記録された映像及び音声情報の品
位が低下した映像及び音声信号のみ鑑賞することができ
る。これにより、受信内容に応じて情報提供装置側で再
生可能な期間と期間後の再生品位を限定することができ
る。
【0050】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3の情報記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。図5において、1は受信アンテナで、情報提供装置
より放送される信号を受信する。2は受信映像音声ビッ
トストリーム抽出回路で、受信アンテナ1の出力より目
的とするディジタル化された映像音声信号を抽出する。
4は録再ヘッドで、録再ディスク5への記録再生を行
う。5は録再ディスクで、ディスク回転装置6によって
記録再生に適した回転数で回転し、録再ヘッド4により
情報の記録および再生が行われる。6はディスク回転装
置で、録再ディスク5を記録再生に適した回転数で回転
させる。7は再生映像音声ビットストリーム抽出回路
で、録再ヘッド4から出力される録再ディスク5より再
生された電気的信号から記録されていた映像音声ビット
ストリームを抽出する。8は第1のスイッチで、受信映
像音声ビットストリーム抽出回路2の出力と再生制御回
路44の出力とを切り替えて出力する。9は映像音声信
号再生回路で、第1のスイッチ8の出力より映像及び音
声信号を再生し出力端子10に出力する。10は出力端
子で、これより図示されない映像表示装置、音響装置等
に映像および音声信号が出力される。21は時刻信号抽
出回路で、受信アンテナ1の出力よりディジタル化され
た現在時刻信号を抽出する。22は制限信号抽出回路
で、受信アンテナ1の出力よりディジタル化された制限
信号を抽出する。24は制限信号再生回路で、録再ヘッ
ド4から出力される録再ディスク5より再生された電気
的信号から記録されていた制限信号を再生する。41は
制限フラグ抽出回路で、受信アンテナ1の出力より制限
フラグを抽出する。42は記録信号変調回路で、受信映
像音声ビットストリーム抽出回路2の出力と制限信号抽
出回路22の出力と制限フラグ抽出回路41の出力を多
重化し録再ディスク5に記録するに適した信号変調を加
える。43は制限フラグ再生回路で、録再ヘッド4から
出力される録再ディスク5より再生された電気的信号か
ら記録されていた制限フラグを再生する。44は再生制
御回路で、時刻信号抽出回路21の出力と制限信号再生
回路24の出力と制限フラグ再生回路43の出力によっ
て再生映像音声ビットストリーム抽出回路7の第1のス
イッチ8への出力を断続させる働きをする。
【0051】図6は本発明の実施の形態3における情報
提供装置より放送される信号構造を示す図である。図に
示されるように情報提供装置より放送される信号は、1
00チャンネル分のチャンネルを持ち、各チャンネルで
はそれぞれいくつかのプログラムが順に放送される。各
プログラムはその主情報である映像音声ビットストリー
ムと制限信号と制限フラグとからなる。それらのチャン
ネル群とは別に現在時刻情報が存在する。
【0052】現在時刻情報は、例えば”1997年5月
1日10時15分”等の様に、現在時刻を示す数値情報
であり、時刻の推移と共に変化していく情報である。
【0053】制限信号は、映像音声信号が記録された時
に、その再生を許可する時限を示す数値情報であり、こ
れは、送信されるプログラム単位で設定される。
【0054】例えば、”1997年5月10日0時00
分”が制限情報である場合には、記録された映像音声信
号は1997年5月10日0時00分以前であれば再生
が許可され、それ以降は再生が許可されない。
【0055】制限フラグは、現在受信されている映像音
声信号が再生の制御が適応される時間部分であるか否か
を示すフラグである。このフラグが正の部分には再生の
制御が適応され、このフラグが負の部分には再生の制御
が適応されない。制限フラグはプログラム内の単位時間
毎に設定される情報である。即ち単一のプログラム内で
このフラグによって制御情報によって再生が許可されな
い時にもその一部のみは再生を許可することが可能にな
る。
【0056】図5において、受信アンテナ1で受信され
た信号は、図6に示された情報提供装置から放送される
信号内容が放送に適した変調を受けた信号である。受信
映像音声ビットストリーム抽出回路2は受信アンテナ1
で受信された信号より、目的とするプログラムの映像と
音声のディジタル化された信号即ちビットストリームを
抽出する。受信映像音声ビットストリーム抽出回路2の
出力は、第1のスイッチ8のb入力と記録信号変調回路
42に入力される。同時に、時刻信号抽出回路21は、
受信アンテナ1で受信された信号より現在時刻信号を抽
出し、再生制御回路44に出力する。また、制限信号抽
出回路22は、受信アンテナ1で受信された信号より、
目的とするプログラムの再生期限を示す制限信号を抽出
し、記録信号変調回路42に入力する。制限フラグ抽出
回路41は、受信アンテナ1で受信された信号より、目
的とするプログラムの制限フラグを抽出し、記録信号変
調回路42に入力する。
【0057】受信アンテナ1で受信された映像及び音声
情報を録再ディスク5に記録する時には、記録信号変調
回路42は受信映像音声ビットストリーム抽出回路2の
出力と再生期限を示す制限信号抽出回路22の出力と制
限フラグ抽出回路41の出力とを多重化し録再ディスク
5に記録するに適した信号で変調し、録再ヘッド4に入
力する。一方録再ディスク5はディスク回転装置6によ
って記録、再生に適した回転数で回転しており、録再ヘ
ッド4はその電気的入力に応じて、録再ディスク5上の
反射率を変化させるべく光の照射を行う。これにより、
録再ディスク5上に映像及び音声信号を記録する。従っ
て、映像及び音声情報が録再ディスク5に記録される時
には同時に制限信号抽出回路22の出力即ち制限信号と
制限フラグ抽出回路41の出力即ち制限フラグとが同時
に記録されることになる。
【0058】また、録再ディスク5に記録された映像及
び音声信号の再生時には録再ヘッド4は、録再ディスク
5に記録された反射率の変化を電気的信号に変換し再生
映像音声ビットストリーム抽出回路7と制限信号再生回
路24と制限フラグ再生回路43に入力する。再生映像
音声ビットストリーム抽出回路7は、録再ヘッド4から
出力される録再ディスク5より再生された電気的信号か
ら記録されていた映像音声ビットストリームを抽出し再
生制御回路44に出力する。
【0059】同時に、制限信号再生回路24は、録再ヘ
ッド4の出力から出力される録再ディスク5より再生さ
れた電気的信号から記録されていた再生期限を示す制限
信号を抽出し、再生制御回路44に出力する。また、制
限フラグ再生回路43は録再ヘッド4から出力される録
再ディスク5より再生された電気的信号から記録されて
いた制限フラグを抽出し、再生制御回路44に出力す
る。
【0060】再生制御回路44は、時刻信号抽出回路2
1からの入力信号と、制限信号再生回路24からの入力
信号を比較し、その比較結果と制限フラグ再生回路43
により入力される制限フラグに応じて再生映像音声ビッ
トストリーム抽出回路7の出力を第1のスイッチ8のa
入力に出力するかしないかを決定する。例えば時刻信号
抽出回路21からの入力信号が 1997年5月1日10時15分 で、制限信号再生回路24からの入力信号が 1997年5月10日0時00分 であったとすると現在時刻が期限内であるので、再生制
御回路44は、制限フラグの論理いかんに拘らず再生映
像音声ビットストリーム抽出回路7の出力を第1のスイ
ッチ8のa入力に出力する。
【0061】一方、時刻信号抽出回路21からの入力信
号が 1997年5月11日10時15分 で、制限信号再生回路24からの入力信号が 1997年5月10日0時00分 であったとすると現在時刻が期限内でないので、再生制
御回路44は、制御フラグが正の時には再生映像音声ビ
ットストリーム抽出回路7の出力を第1のスイッチ8の
a入力に出力せず、制御フラグが負のときのみ再生映像
音声ビットストリーム抽出回路7の出力を第1のスイッ
チ8のa入力に出力する。
【0062】第1のスイッチ8は図示されない指示手段
により、使用者が受信信号の再生を設定した場合にはb
側に、録再ディスク5の再生を指示した場合にはa側に
設定される。第1のスイッチ8の出力は映像音声信号再
生回路9に入力される。映像音声信号再生回路9では入
力ビットストリームより映像及び音声信号が再生され出
力端子10に出力される。出力端子10から出力された
映像音声信号は図示されない映像表示装置、音響装置等
に出力され、使用者はそれらを鑑賞することができる。
【0063】使用者が受信信号の再生を設定した時に
は、無条件に映像及び音声信号が再生され出力端子10
に出力されるが、使用者が録再ディスク5の再生を指示
した場合には前述した様に再生制御回路44によって現
在時刻が期限内でない場合には、制御フラグが正の部分
では再生映像音声ビットストリーム抽出回路7の出力を
第1のスイッチ8のa入力に出力されないので、この時
には、映像及び音声信号が出力端子10に出力されなく
なる。従って、使用者は現在時刻が期限内でない場合に
は録再ディスク5に記録された映像及び音声情報の一部
分のみ鑑賞することができる。これにより、例えば映画
プログラムで、CM部分のみの再生を許可する等が可能
となり、受信内容に応じて情報提供装置側で再生可能な
期間と期間後の再生可能箇所を限定することができる。
【0064】なお、以上の説明では、情報記録再生装置
を録再型ディスク装置で構成した例で説明したが、その
他の記録再生装置、例えばVTRについても同様に実施
可能である。すなわち、記録媒体として録再型光ディス
ク、磁気テープに限らず、光磁気ディスク、磁気ディス
ク(フロッピィディスクやハードディスク)、キャッシ
ュメモリー等の半導体メモリーでも構わない。
【0065】また、上述した実施の形態において、情報
記録再生装置は、図1、3、5で図示したようなパラボ
ラアンテナの受信アンテナにて映像・音声情報を受信し
ているが、必ずしもBS放送、CS放送の衛星放送に限
らず地上波放送あるいはCATV等でディジタル放送さ
れたものでも全く問題なく、同様な効果を得ることがで
きる。
【0066】さらに、送信されるディジタル情報は、送
信容量をできるだけ少なくするためにいわゆる情報圧縮
されることがあり、また暗号化やいわゆるスクランブル
等の処理がなされていることもあるが、このようなディ
ジタル情報に対しても、情報解凍や暗号のデコード、デ
・スクランブル等の処理後、上述した実施の形態を適用
することで同様の効果を得ることができる。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受信内容
に応じて情報提供装置側で再生可能な期間や品位を任意
に制限できることにより、容易に著作権が保護できる情
報提供装置及び情報記録再生装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の情報記録再生装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1の情報提供装置より放送
される信号の構造図
【図3】本発明の実施の形態2の情報記録再生装置の構
成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2の情報提供装置より放送
される信号の構造図
【図5】本発明の実施の形態3の情報記録再生装置の構
成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3の情報提供装置より放送
される信号の構造図
【図7】従来の情報記録再生装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 受信映像音声ビットストリーム抽出回路 3 記録信号変調回路 4 録再ヘッド 5 録再ディスク 6 ディスク回転装置 7 再生映像音声ビットストリーム抽出回路 8 第1のスイッチ 9 映像音声信号再生回路 10 出力端子 21 時刻信号抽出回路 22 制限信号抽出回路 23 記録信号変調回路 24 制限信号再生回路 31 制限信号修正回路 32 品位制限回路 33 再生制御回路 34 第2のスイッチ 41 制限フラグ抽出回路 42 記録信号変調回路 43 制限フラグ再生回路 44 再生制御回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主情報と、該主情報が記録媒体へ記録さ
    れた後の再生の制限を示す制限情報とが多重化され送信
    されることを特徴とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 制限情報は、再生可能期限を示す時刻情
    報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報提供装
    置。
  3. 【請求項3】 制限情報は、現在時刻と再生可能時間を
    示す時間情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情
    報提供装置。
  4. 【請求項4】 制限情報は、主情報の再生制限を受ける
    時間部分を示す情報を含むことを特徴とする請求項1記
    載の情報提供装置。
  5. 【請求項5】 主情報は、映像情報と音声情報のどちら
    か一方もしくは両方を含むことを特徴とする請求項1記
    載の情報提供装置。
  6. 【請求項6】 主情報と、該主情報が記録媒体へ記録さ
    れた後の再生の制限を示す制限情報とが多重で送信され
    る送信信号を受信し、記録媒体に記録しあるいは再生す
    る情報記録再生装置であって、受信情報より前記主情報
    を抽出する主情報抽出手段と、前記受信情報より前記制
    限情報を抽出する制限情報抽出手段と、前記主情報抽出
    手段出力と前記制限情報手段出力とを共に前記記録媒体
    に記録する記録手段と、前記記録媒体に記録された前記
    主情報抽出手段出力を再生する主情報再生手段と、前記
    記録媒体に記録された前記制限情報手段出力を再生する
    制限情報再生手段と、現在時刻を得る時計手段と、前記
    制限情報再生手段出力と前記時計手段出力とにより前記
    主情報再生手段の再生動作を制限する再生制限手段を具
    備することを特徴とする情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 再生制限手段は、主情報再生手段に再生
    動作の禁止と許可を指示することを特徴とする請求項6
    記載の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 再生制限手段は、主情報再生手段に再生
    動作の出力情報の品位を制御することを特徴とする請求
    項6記載の情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 主情報再生手段は、映像情報と音声情報
    のどちらか一方もしくは両方を出力することを特徴とす
    る請求項6記載の情報記録再生装置。
JP9175452A 1997-07-01 1997-07-01 情報提供装置と情報記録再生装置 Pending JPH1125597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9175452A JPH1125597A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 情報提供装置と情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9175452A JPH1125597A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 情報提供装置と情報記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125597A true JPH1125597A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15996328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9175452A Pending JPH1125597A (ja) 1997-07-01 1997-07-01 情報提供装置と情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1125597A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002006885A (ja) * 2000-06-19 2002-01-11 Sharp Corp 条件付きデジタル情報の記録再生装置と再生方法とそれに用いられる記録媒体
JP2002175090A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Sony Corp 再生装置および再生方法
JP2002218362A (ja) * 2001-01-22 2002-08-02 Hitachi Ltd デジタル放送信号記録再生装置
WO2005020234A1 (ja) * 2003-08-26 2005-03-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理装置システム、情報処理方法及び情報処理システムにおいて実行されるコンピュータープログラム
CN100380942C (zh) * 2004-09-28 2008-04-09 株式会社卡西欧日立移动通信 广播数据接收器及相关的广播数据接收方法
US8311389B2 (en) 2000-12-13 2012-11-13 Hitachi, Ltd. Digital information recording apparatus, reproducing apparatus and transmitting apparatus

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002006885A (ja) * 2000-06-19 2002-01-11 Sharp Corp 条件付きデジタル情報の記録再生装置と再生方法とそれに用いられる記録媒体
JP2002175090A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Sony Corp 再生装置および再生方法
US8755671B2 (en) 2000-12-07 2014-06-17 Sony Corporation Reproducing apparatus and reproducing method
US8311389B2 (en) 2000-12-13 2012-11-13 Hitachi, Ltd. Digital information recording apparatus, reproducing apparatus and transmitting apparatus
US9083942B2 (en) 2000-12-13 2015-07-14 Hitachi Maxell, Ltd. Digital information recording apparatus, reproducing apparatus and transmitting apparatus
US9773522B2 (en) 2000-12-13 2017-09-26 Hitachi Maxell, Ltd. Digital information recording apparatus, reproducing apparatus and transmitting apparatus
US10529372B2 (en) 2000-12-13 2020-01-07 Maxell, Ltd. Digital information recording apparatus, reproducing apparatus and transmitting apparatus
US10854237B2 (en) 2000-12-13 2020-12-01 Maxell, Ltd. Digital information recording apparatus, reproducing apparatus and transmitting apparatus
JP2002218362A (ja) * 2001-01-22 2002-08-02 Hitachi Ltd デジタル放送信号記録再生装置
JP4547097B2 (ja) * 2001-01-22 2010-09-22 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 デジタル信号記録再生装置およびデジタル信号記録再生方法
WO2005020234A1 (ja) * 2003-08-26 2005-03-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報処理装置システム、情報処理方法及び情報処理システムにおいて実行されるコンピュータープログラム
CN100380942C (zh) * 2004-09-28 2008-04-09 株式会社卡西欧日立移动通信 广播数据接收器及相关的广播数据接收方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5912969A (en) Information receiving and recording/reproducing apparatus/method having function for limiting/delimiting for protecting copyright of recording information
JP5041036B2 (ja) 放送データ処理装置及び放送データ処理方法
JP3474510B2 (ja) ディジタル放送送信装置、その受信方法および受信装置
US7689100B2 (en) Digital signal recording/reproducing apparatus
JPH11243534A (ja) デジタル放送受信再生装置
JP3435398B2 (ja) コンテンツ配信方法及びコンテンツデータ記録再生方法及び装置
US6650659B1 (en) Data transmitting method
JP4299976B2 (ja) ディジタル情報記録装置
US20020141580A1 (en) Reproducing device, reproducing method, and receiving device
JP2000100067A (ja) ディジタル信号の伝送装置、ディジタル信号の伝送方法、ディジタル信号の記録媒体
JPH1125597A (ja) 情報提供装置と情報記録再生装置
US6452952B1 (en) Digital information processing system with copy protection subsystem
KR20020031085A (ko) 정보 출력 장치 및 정보 출력 방법, 정보 기록 장치 및정보 기록 방법, 정보 출력 기록 시스템 및 정보 출력기록 방법, 및 정보 기록 매체
US20030121043A1 (en) Method and system for broadcasting digital audio and video to an analog wireless device
JP4310669B2 (ja) 番組受信装置及び番組説明画面の表示処理方法
JP3149627B2 (ja) ディジタル情報記録再生装置
JP3405336B2 (ja) ディジタル情報記録再生装置、記録再生方法及び送信方法
JP2002290905A (ja) ディジタル放送受信装置及び情報記録再生装置
JP4051689B2 (ja) 放送データ処理装置及び放送データ処理方法
JP3945029B2 (ja) データ伝送方法及びデータ伝送装置
JP4051688B2 (ja) 放送データ処理装置及び放送データ処理方法
JP3780924B2 (ja) ディジタル情報伝送方法および記録再生方法
JP3637905B2 (ja) ディジタル情報記録再生装置、記録再生方法及び送信方法
JP2003234710A (ja) ディジタル放送送信装置、その受信方法および受信装置
JP2001143381A (ja) 情報記録方法、記録装置、再生装置及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040203