JPH1125553A - 媒体搬送装置の位置決め方法及び媒体搬送装置 - Google Patents

媒体搬送装置の位置決め方法及び媒体搬送装置

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JPH1125553A
JPH1125553A JP9174564A JP17456497A JPH1125553A JP H1125553 A JPH1125553 A JP H1125553A JP 9174564 A JP9174564 A JP 9174564A JP 17456497 A JP17456497 A JP 17456497A JP H1125553 A JPH1125553 A JP H1125553A
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JP9174564A
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Kenki Chiba
健喜 千葉
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NEC Yonezawa Ltd
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体搬送装置の設置時等における媒体処理装
置に関する誤差量の測定を簡易化し、測定に要する時間
を大幅に削減して作業を簡略化できる媒体搬送装置の位
置決め方法を提供する。 【解決手段】 媒体搬送装置の位置決め方法は、格納室
Cを含む複数の媒体処理装置を所定の配置関係でハニカ
ムフレーム16に配列し、媒体処理装置の夫々に対して
記録媒体を搬送する。媒体搬送装置の位置決め方法は、
ハニカムフレーム16の複数の基準位置からの各媒体処
理装置の距離を予め検出し、各基準位置と、各基準位置
に対応する夫々の正規位置との間の誤差量を検出し、媒
体処理装置の各基準位置からの前記距離と前記誤差量と
から制御補正値を算出し、制御補正値に基づいて媒体搬
送装置を位置決め制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体搬送装置の位
置決め方法及び媒体搬送装置に関し、更に詳しくは、複
数の媒体処理装置の夫々に対して記録媒体を搬送する媒
体搬送装置の位置決め方法及び媒体搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジ磁気テープ自動処理装置等
の媒体搬送装置が、特開平5-325355号公報に記載されて
いる。該公報に記載の従来の媒体搬送装置は、計算機か
らの指令に従って、磁気テープ等の記録媒体に情報を記
録し、又は記録媒体に記録された情報を読み出す機能を
有する。媒体搬送装置の筐体内では、カートリッジ化さ
れた記録媒体を格納する複数の格納室を有する保管棚が
相互に対向して配設されている。相互に対向する保管棚
の間には、記録媒体を把持した媒体把持部を搬送するア
クセス機構が配設される。保管棚の近傍には、記録媒体
に対して情報を記録又は再生する記録再生装置と、記録
媒体を装置外部から投入し、又は装置内部から排出する
ための投入排出口とが配設される。
【0003】上記のような従来の媒体搬送装置では、一
般に、アクセス機構によって記録再生装置、格納室及び
投入排出口等の媒体処理装置に媒体把持部を搬送する際
の位置決め手段を備える。位置決め手段は、各保管棚等
に一体的に固定された位置決め用フラグと、アクセス機
構側に配設されたフラグ検出センサとを有し、フラグ検
出センサによって位置決め用フラグを検出しつつ媒体把
持部を所望の媒体処理装置に向かって搬送する。
【0004】しかし、媒体把持部を位置決めするアクセ
ス機構、格納室等の媒体処理装置、及び位置検出センサ
が相互に離れて配設されるため、各構成部の組み立て時
の精度上のばらつき等が、位置決め時の誤差を発生させ
る。この問題に対処する手法には、組立て精度等による
誤差量を各媒体処理装置に関し予め測定して補正値とし
て記憶しておき、アクセス機構の動作を補正値に基づい
て補正しつつ、媒体把持部を媒体処理装置に適切に位置
決めする補正方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の位
置決め補正方法では、同様の媒体処理装置を有する他の
筐体が連結されて記録媒体の保管量が増大した場合に
は、誤差量を予め測定すべきポイントが増大する。この
ため、媒体搬送装置の設置時、或いは、装置のメンテナ
ンス時等には、増大した全ての媒体処理装置に関して誤
差量の測定を実施しなければならない。これにより、測
定に要する時間が大幅に増大して作業が煩雑になる等の
不都合が生じる。
【0006】本発明は、上記に鑑み、媒体搬送装置の設
置時やメンテナンス時等における媒体処理装置に関する
誤差量の測定を簡易化し、測定に要する時間を大幅に削
減して作業を簡略化できる媒体搬送装置の位置決め方法
及び媒体搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の媒体搬送装置の位置決め方法は、格納室を
含む複数の媒体処理装置を所定の配置関係でフレームに
配列し、前記媒体処理装置の夫々に対して記録媒体を搬
送する媒体搬送装置の位置決め方法において、前記フレ
ームの複数の基準位置からの各媒体処理装置の距離を予
め検出し、前記各基準位置と、各基準位置に対応する夫
々の正規位置との間の誤差量を検出し、前記媒体処理装
置の各基準位置からの距離と前記誤差量とから制御補正
値を算出し、前記制御補正値に基づいて前記媒体搬送装
置を位置決め制御することを特徴とする。
【0008】また、本発明は、別の態様によると、格納
室を含む複数の媒体処理装置を所定の配置関係でフレー
ムに配列し、前記媒体処理装置の夫々に対して記録媒体
を搬送する媒体搬送装置において、前記フレームの複数
の基準位置と、各基準位置に対応する夫々の正規位置と
の間の誤差量を検出する誤差量検出手段誤差量検出手段
と、予め検出された前記複数の基準位置からの各媒体処
理装置の距離と前記誤差量とから制御補正値を算出する
補正値算出手段とを備え、前記制御補正値に基づいて記
録媒体の搬送制御を行うことを特徴とする。
【0009】本発明では、格納室等の各媒体処理装置が
フレームに所定の配置関係で固定され、各媒体処理装置
の相互間の距離がフレームの部品精度で保証されること
を利用する。従って、予め検出したフレームの複数の基
準位置からの各媒体処理装置の距離と、各基準位置に対
応する夫々の正規位置との間の誤差量とから制御補正値
を検出することができる。このため、例えば、媒体搬送
装置の設置時やメンテナンス時に、全ての媒体処理装置
に対していちいち測定しなくも良く、測定に要する時間
が大幅に削減される。
【0010】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明を更に詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施形態例のカートリ
ッジ磁気テープ自動処理装置(媒体搬送装置)を示す斜
視図である。この自動処理装置は、矢印X方向に順次に
連結された筐体15a、15b及び15cと、各筐体1
5a、15b及び15c内のZ方向に相互に対向して配
設された保管棚12と、各筐体15a、15b及び15
cの相互間で媒体把持部19をX方向及びY方向に搬送
するアクセス機構14とを備える。筐体15a、15b
及び15cは何れも同様の構成を有するので、本実施形
態例では、筐体15aを中心に説明する。
【0011】筐体15aの内部には、装置の前後方向
(Z方向)に所定の間隔をあけて相互に対向して筐体1
5aに固定された一対のハニカムフレーム16が配設さ
れる。後方側のハニカムフレーム16には、中央部に記
録再生装置11、記録再生装置11の左右に保管棚12
が相互に所定の配置関係で固定されている。
【0012】一方、前方側のハニカムフレーム16に
は、後方側のハニカムフレーム16の記録再生装置11
及び左右の保管棚12に夫々対向する3つの保管棚12
が相互に所定の配置関係で固定される。また、ハニカム
フレーム16の装置前側部には、投入排出口13が各保
管棚12と相互に所定の配置関係を保持して配設され
る。投入排出口13は、記録媒体である1/2インチカ
ートリッジ磁気テープを装置内部に投入し、装置外部に
排出するためのもので、筐体15a内の所定の位置に連
通する。装置前後に夫々配設された各保管棚12は、ハ
ニカムフレーム16に相互に所定の配置関係で固定され
た複数の格納室Cを夫々備える。
【0013】図2は、アクセス機構14を装置前方側か
ら見た状態で示す正面図である。アクセス機構14は、
格納室C、記録再生装置11及び投入排出口13等の媒
体処理装置の夫々に対して媒体把持部19を搬送する。
筐体15aの下部には、装置前後のハニカムフレーム1
6に共通に固定され且つX方向に水平に延在するX方向
レール38が配設される。X方向レール38には、長手
方向にわたってラックギヤ38aが形成されている。ま
た、筐体15aの上部には、前後のハニカムフレーム1
6に共通に固定され且つX方向レール38と平行に延在
するトップレール39が配設される。
【0014】アクセス機構14は、上部ベース21aと
下部ベース21bと、上部ベース21aと下部ベース2
1bとの間に渡された支持バー44、45と、媒体把持
部19をY方向に案内するガイドバー25とを備える。
下部ベース21bは下方に突出するガイド部46を有
し、ガイド部46には、所定の回転伝達機構を介して媒
体把持部19をY方向に昇降動作させるY方向駆動モー
タ33が配設される。媒体把持部19は、反射型のレー
ザセンサ等から成る補正センサ20を備える。
【0015】図3は、アクセス機構14を図1の右側か
ら見た状態で示す側面図である。下部ベース21bに
は、回転軸30aを下方に貫通させたX方向駆動モータ
30と、回転軸30aと平行に下方に突出する駆動軸4
2とが配設される。回転軸30aの先端にはプーリ40
が固定され、駆動軸42の先端にはX方向レール38の
ラックギヤ38aに噛み合うピニオン43が固定され、
プーリ40と駆動軸42との間にはベルト41が巻き回
されている。ガイド部46には、X方向レール38側に
突出する一対のガイドローラ23a、23bが軸24で
回転自在に支持されている。ガイドローラ23a、23
bは夫々、X方向レール38の外面の曲り形状に対応す
る形状の溝部を備え、X方向レール38を上下から挟ん
でいる。この挟み状態は、各軸24の軸間距離を適宜変
更することによって調整される。
【0016】図4は、アクセス機構14を図1の上方か
ら見た状態で示す平面図である。上部ベース21aは、
トップレール39を挟んで上方に突出する一対の軸26
を備え、各軸26の先端にはトップレール39を挟むロ
ーラ27が夫々回転自在に支持される。この一対のロー
ラ27によって、アクセス機構14の装置前後方向への
倒れが防止される。
【0017】上記構成のアクセス機構14では、X方向
駆動モータ30が回転すると、この回転がベルト41を
介して駆動軸42に伝達され、ピニオン43がラックギ
ヤ38aに対して回転することにより、アクセス機構1
4の全体がX方向に移動する。このX方向の動作に加え
てY方向駆動モータ33が回転することにより、媒体把
持部19はX−Y方向に自在に搬送される。
【0018】図5は、保管棚12の一例を示す正面図で
ある。保管棚12は、X方向及びY方向に順次に並列さ
れた格納室C1〜C20を備える。各格納室C1〜C20は全
て、X方向における長さ(幅)が相互に等しく、また、
Y方向における長さ(高さ)が相互に等しい。筐体15
a内には、各格納室のX方向での位置を検出するための
X方向フラグ17と、各格納室のY方向での位置を検出
するためのY方向フラグ18とが配設される。X方向及
びY方向フラグ17、18は夫々、筐体15a内の前後
のハニカムフレーム16に共通に固定され、各格納室C
1〜C20に対する相対位置が確定されている。X方向及
びY方向フラグ17、18は夫々、記録再生装置11や
投入排出口13等のX方向での位置を検出するためのX
方向フラグと、Y方向での位置を検出するためのY方向
フラグとを含んでいる。
【0019】アクセス機構14には、媒体把持部19の
搬送に対応してX方向フラグ17及びY方向フラグ18
に沿って移動し、格納室C1〜C20、記録再生装置11
及び投入排出口13等の媒体処理装置の位置を検出する
フラグ検出センサ(図示せず)が配設される。アクセス
機構14は、X方向フラグ17及びY方向フラグ18を
フラグ検出センサによって検出しつつ、媒体把持部19
を所望の媒体処理装置に向かって搬送する。
【0020】図6は、本媒体搬送装置における位置決め
補正を実行する制御系を示すブロック図である。この制
御系は制御部31を備え、制御部31は、誤差量検出手
段28と補正値算出手段37とを備える。制御部31に
は、位置信号生成手段50と、補正センサ20と、記憶
手段36と、アクセス機構14に接続された駆動回路3
2とが接続される。
【0021】補正センサ20は、媒体把持部19の搬送
時に、格納室C等の媒体処理装置の周囲の壁部等で反射
したレーザ光を受光し、その受光状態に基づいて媒体処
理装置に関する実測データを送出する。位置信号生成手
段50は、フラグ検出センサ、X方向フラグ17及びY
方向フラグ18から構成され、媒体把持部19の移動に
対応して変化する位置信号を制御部31に送出する。
【0022】駆動回路32は、制御部31からの制御信
号に基づいてX方向駆動モータ30及びY方向駆動モー
タ33を回転させる。制御部31は、駆動回路32を介
してアクセス機構14を駆動し、このとき変化する位置
信号生成手段50からの位置信号に従って媒体把持部1
9を所望の媒体処理装置に向かって搬送する。
【0023】誤差量検出手段28は、ハニカムフレーム
16における複数の基準位置(図5の3箇所の斜線部)
と、各基準位置に対応する夫々の正規位置との間の誤差
量を検出する。この正規位置とは、基準となる媒体処理
装置に対して設計値に従って搬送された媒体把持部19
の位置である。誤差量検出手段28は、実際には、補正
センサ20の実測データに基づいて、正規位置にある媒
体把持部19を基準位置の媒体処理装置に正確に対向す
るように微移動させ、このときの位置信号生成手段50
の位置信号から、基準位置とこの基準位置に対応する正
規位置との間の誤差量を検出する。
【0024】補正値算出手段37は、予め検出された複
数の基準位置からの各媒体処理装置の距離と、各基準位
置と各基準位置に対応する夫々の正規位置との間の誤差
量とから制御補正値を検出する。記憶手段36は、補正
値算出手段37で算出された制御補正値を記憶する。
【0025】図7は、位置決め補正時の動作を示すフロ
ーチャートである。ここで、本媒体搬送装置における位
置決め補正時の動作の一例を、媒体処理装置が格納室で
ある場合を中心に、図5及び図7を参照して説明する。
【0026】例えば、カートリッジ磁気テープ自動処理
装置を設置する場合に、所定のスイッチ操作が実行され
ると、制御部31が駆動回路32を介してアクセス機構
14を駆動し、基準位置に対応する格納室C17に向かっ
て媒体把持部19を搬送する(ステップS1)。制御部
31は、位置信号生成手段50からの位置信号が格納室
17を示した時点でアクセス機構14を停止する。これ
により、媒体把持部19は、設計値に従って、格納室C
17に対応する正規位置に位置決めされる(ステップS
2)。
【0027】この状態で、誤差量検出手段28は、アク
セス機構14を補正センサ20の実測データに基づいて
駆動し、媒体把持部19を格納室C17に対し正確に対向
するように微移動させる。誤差量検出手段28は、この
ときの位置信号生成手段50からの位置信号に基づい
て、格納室C17と格納室C17に対応する正規位置との間
の誤差量を検出する(ステップS3)。次いで、他の基
準位置に対応する格納室C20、及び格納室C4対しても
上記と同様の測定を実行し、格納室C20、C4と格納室
20、C4に夫々対応する正規位置との間の誤差量を検
出する。
【0028】格納室C17、C20及びC4に関する誤差量
の測定が終了すると(ステップS4)、補正値算出手段
37は、予め検出された各媒体処理装置の各基準位置
(C17、C20、C4)からの距離と、各基準位置と各基
準位置に対応する夫々の正規位置との間の誤差量とか
ら、格納室C1〜C20に対する制御補正値を算出し、記
憶手段36に記憶する(ステップS5)。
【0029】ここで、ステップS5における制御補正値
の具体的算出手法の一例を以下に示す。各格納室C1
20は同一のハニカムフレーム16上に所定の配置関係
で固定され、各格納室C1〜C20の相互間の距離がハニ
カムフレーム16の部品精度で保証される。このため、
格納室C17、C20及びC4に対応する各誤差量の測定結
果から、同一のフレーム16上の他の各格納室に対応す
る各正規位置からのズレ方向が確定する。セルC17の誤
差量を(x17,y17)とし、セルC20の誤差量を(x20,
20)とするとき、例えばセルC18の制御補正値
(x18,y18)は、次式(1)、(2)で求まる。 x18=x17+(x20−x17)/3 ……(1) y18=y17+(y20−y17)/3 ……(2)
【0030】例えば、筐体15a内における装置前後の
各格納室に関する誤差量を求め終わった場合に、制御部
31は、アクセス機構14を駆動して媒体把持部19を
次の筐体15b内に搬送する。次いで、誤差量検出手段
28及び補正値算出手段37によって上記と同様に、筐
体15b内における装置前後の各媒体処理装置に関する
制御補正値を求め、記憶手段36に記憶する。更に、制
御部31は、アクセス機構14を駆動して媒体把持部1
9を続く筐体15c内に搬送し、上記と同様にして、筐
体15c内における装置前後の各媒体処理装置に関する
制御補正値を求め、記憶手段36に記憶する(ステップ
S6)。
【0031】記憶手段36に制御補正値を記憶した本媒
体搬送装置では、通常時の動作が次のように実行され
る。即ち、制御部31が駆動回路32を介してアクセス
機構14を駆動すると、媒体把持部19が所望の媒体処
理装置に向かって搬送される。この際に、制御部31
は、所望の媒体処理装置に関する制御補正値を、位置信
号生成手段50からの位置信号に加味しつつアクセス機
構14を駆動する。これにより、媒体把持部19は、所
望の媒体処理装置に対応して正確に位置決めされる。
【0032】以上のように、本媒体搬送装置では、格納
室C、記録再生装置11及び投入排出口13等の各媒体
処理装置がハニカムフレーム16に所定の配置関係で固
定され、各媒体処理装置の相互間の距離がフレーム16
の部品精度で保証されることを利用する。従って、複数
の基準位置を実測することによって制御補正値を検出で
きるので、媒体搬送装置の設置時等に、全ての媒体処理
装置に対する測定をいちいち行わなくも良く、測定に要
する時間が大幅に削減される。
【0033】なお、例えばX方向駆動モータ30及びY
方向駆動モータ33夫々の出力軸にロータリエンコーダ
を配設し、位置信号生成手段50をロータリエンコーダ
から構成することもできる。
【0034】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の媒体搬送装置は、上記実施
形態例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
形態例の構成から種々の修正及び変更を施した媒体搬送
装置も、本発明の範囲に含まれる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
媒体搬送装置の設置時やメンテナンス時等における媒体
処理装置に関する誤差量の測定を簡易化し、測定に要す
る時間を大幅に削減して作業を簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例のカートリッジ磁気テー
プ自動処理装置を示す斜視図である。
【図2】アクセス機構を装置前方側から見た状態で示す
正面図である。
【図3】アクセス機構を図1の右側から見た状態で示す
側面図である。
【図4】アクセス機構を図1の上方から見た状態で示す
平面図である。
【図5】保管棚の一例を示す正面図である。
【図6】本媒体搬送装置における位置決め補正を実行す
る制御系を示すブロック図である。
【図7】位置決め補正時の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
14 アクセス機構 16 ハニカムフレーム 19 媒体把持部 20 補正センサ 28 誤差量検出手段 31 制御部 32 駆動回路 36 記憶手段 37 補正値算出手段 50 位置信号生成手段 C1〜C20 格納室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納室を含む複数の媒体処理装置を所定
    の配置関係でフレームに配列し、前記媒体処理装置の夫
    々に対して記録媒体を搬送する媒体搬送装置の位置決め
    方法において、 前記フレームの複数の基準位置からの各媒体処理装置の
    距離を予め検出し、 前記各基準位置と、各基準位置に対応する夫々の正規位
    置との間の誤差量を検出し、 前記媒体処理装置の各基準位置からの距離と前記誤差量
    とから制御補正値を算出し、 前記制御補正値に基づいて前記媒体搬送装置を位置決め
    制御することを特徴とする媒体搬送装置の位置決め方
    法。
  2. 【請求項2】 格納室を含む複数の媒体処理装置を所定
    の配置関係でフレームに配列し、前記媒体処理装置の夫
    々に対して記録媒体を搬送する媒体搬送装置において、 前記フレームの複数の基準位置と、各基準位置に対応す
    る夫々の正規位置との間の誤差量を検出する誤差量検出
    手段誤差量検出手段と、 予め検出された前記複数の基準位置からの各媒体処理装
    置の距離と前記誤差量とから制御補正値を算出する補正
    値算出手段とを備え、 前記制御補正値に基づいて記録媒体の搬送制御を行うこ
    とを特徴とする媒体搬送装置。
JP9174564A 1997-06-30 1997-06-30 媒体搬送装置の位置決め方法及び媒体搬送装置 Pending JPH1125553A (ja)

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