JPH11253709A - 豆乳絞り機 - Google Patents

豆乳絞り機

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JPH11253709A
JPH11253709A JP10073371A JP7337198A JPH11253709A JP H11253709 A JPH11253709 A JP H11253709A JP 10073371 A JP10073371 A JP 10073371A JP 7337198 A JP7337198 A JP 7337198A JP H11253709 A JPH11253709 A JP H11253709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical filter
ring
thin plate
grooved
smooth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10073371A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Nishioka
賢治 西岡
Koichiro Nakagawa
孝一郎 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
Original Assignee
YANAGYA KK
Yanagiya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YANAGYA KK, Yanagiya Co Ltd filed Critical YANAGYA KK
Priority to JP10073371A priority Critical patent/JPH11253709A/ja
Publication of JPH11253709A publication Critical patent/JPH11253709A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/02Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
    • B30B9/12Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
    • B30B9/121Screw constructions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉厚を厚く形成しながら、小さな穴径の***
を高い密度で形成することができるようにした絞り用筒
状フイルタ技術の提供。 【解決手段】 片面が平滑面11に形成されると共に他
面が溝加工面12に形成されている多数枚のリング状薄
板10が、平滑面と溝加工面とを面合した積層状態に接
合されて筒状に形成され、前記溝加工面にはリング状薄
板の内周から外周に至る多数の細溝15が形成されてい
る構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豆腐の製造過程に
おいて、豆汁を絞って豆乳とオカラに分離する際に使用
するほか、酒、油、ジュース等の液体、それに練り物等
の絞りに使用される絞り用筒状フイルタ及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、豆腐の製造に使用される
豆乳絞り機は、絞り用筒状フイルタとしてパンチング加
工や電子ビーム加工で多数の***を形成したメッシュ筒
が用いられていた。そして、このメッシュ筒が先細テー
パ状に形成されると共に、このメッシュ筒の内部に先細
テーパ状に形成されたスクリュウ軸が設けられたものと
なっていた。
【0003】従って、メッシュ筒の基端側から供給され
た豆汁は、スクリュウ軸の回転によってメッシュ筒の内
部を先端方向に送られながらメッシュ筒のフイルタ作用
によって絞られる。この場合、このメッシュ筒及びスク
リュウ軸が先細テーパ状に形成されているため、供給さ
れた豆汁には先端方向に送られるにしたがって次第に圧
力が増加し、***を通過する豆乳と、そのまま先端方向
に送られて排出口に送られる豆粕(オカラ)とに分離さ
れる。
【0004】このメッシュ筒による絞り作業に際し、豆
汁の粒の中にはメッシュ筒の***よりも大きな粒が混ざ
っているため、その粒がどうしても***に詰まってしま
う。このように***に目詰まりが生じると、その後の絞
り作業に支障をきたしてしまうことになる。この***の
目詰まりに関し、従来では、メッシュ筒の肉厚をできる
だけ薄く形成して、可及的に目詰まりの防止に努めてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、メッシュ筒の肉厚を薄く形成すると、その強度
が弱くなるため、耐久性が悪くなる。このため、絞り圧
を高圧にできず、作業能率を向上できないという問題が
生じる。
【0006】尚、絞り圧を高圧にして作業能率を向上さ
せるには、メッシュ筒の肉厚を厚く形成すればよいが、
メッシュ筒の肉厚を厚くする場合、***の穴径を小さく
したり、又、***の密度を高くする加工に技術的な限界
がある。現在の技術では、0.1mmの***を加工する
には、0.5mmの肉厚が限度である。
【0007】又、メッシュ筒の肉厚を薄く形成する場
合、メッシュ筒の加工精度が低下することは否めない。
このため、メッシュ筒の内周面とスクリュウ軸の外周面
との隙にムラが生じ、このムラを解消するにはどうして
も両者間の隙を広く取らざるを得ず、これが目詰まりを
助長するという逆の結果になっている。
【0008】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、肉厚を厚く形成しながら、
小さな穴径の***を高い密度で形成することができるよ
うにした絞り用筒状フイルタ及びその製造方法を提供す
ることを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)の絞り用筒状フイルタは、片面
が平滑面に形成されると共に他面が溝加工面に形成され
ている多数枚のリング状薄板が、平滑面と溝加工面とを
面合した積層状態に接合されて筒状に形成され、前記溝
加工面にはリング状薄板の内周から外周に至る多数の細
溝が形成されている構成とした。
【0010】この絞り用筒状フイルタ(請求項1)で
は、リング状薄板のリング幅(内周から外周までの距
離)が肉厚となる。従って、このリング状薄板のリング
幅によって肉厚が設定される。又、溝加工面と平滑面と
の面合によって細溝が平滑面によって塞がれた状態にな
るため、この細溝が内周から外周に貫通した***とな
る。従って、細溝の溝幅や溝深さによって***の大きさ
が設定される。又、***の密度は、リング状薄板の板厚
及び細溝の配設ピッチによって設定される。
【0011】又、本発明(請求項2)の絞り用筒状フイ
ルタの製造方法は、片面が平滑面に形成されると共に他
面が多数の細溝を放射状に形成した溝加工面に形成され
ている多数枚の薄板材料を用い、この多数枚の薄板材料
を、平滑面と溝加工面とが面合する積層状態に接合して
積層材料を形成し、この積層材料を積層方向を軸方向に
して筒状に加工する構成とした。
【0012】この絞り用筒状フイルタの製造方法(請求
項2)では、積層材料が多数枚の薄板材料を平滑面と溝
加工面とが面合する積層状態に接合して形成されたもの
であるため、この積層材料を筒状に加工すれば、細溝に
よって形成された***が内周から外周に貫通した絞り用
筒状フイルタを形成することができる。
【0013】又、本発明(請求項3)の絞り用筒状フイ
ルタは、両面が平滑面に形成されている多数枚の平滑リ
ング状薄板と、両面が溝加工面に形成されている多数枚
の溝付リング状溝付薄板とが交互に積層状態に接合され
て筒状に形成され、前記溝加工面には溝付リング状薄板
の内周から外周に至る多数の細溝が形成されている構成
とした。
【0014】この絞り用筒状フイルタ(請求項3)で
は、リング状薄板のリング幅(内周から外周までの距
離)が肉厚となる。従って、このリング状薄板のリング
幅によって肉厚が設定される。又、平滑リング状薄板と
溝付リング状溝付薄板とが交互に積層されているため、
溝加工面と平滑面との面合によって細溝が平滑面によっ
て塞がれた状態になり、この細溝が内周から外周に貫通
した***となる。従って、細溝の溝幅や溝深さによって
***の大きさが設定される。又、***の密度は、リング
状薄板の板厚及び細溝の配設ピッチによって設定され
る。
【0015】又、本発明(請求項4)の絞り用筒状フイ
ルタの製造方法は、両面が平滑面に形成されている多数
枚の平滑薄板材料と、両面が多数の細溝を放射状に形成
した溝加工面に形成されている多数枚の溝付薄板材料を
用い、この平滑薄板材料と溝付薄板材料を交互に積層状
態に接合して積層材料を形成し、この積層材料を積層方
向を軸方向にして筒状に加工する構成とした。
【0016】この絞り用筒状フイルタの製造方法(請求
項4)では、積層材料が多数枚の平滑薄板材料と溝付薄
板材料を交互に積層状態に接合して形成されたものであ
るため、この積層材料を筒状に加工すれば、細溝によっ
て形成された***が内周から外周に貫通した絞り用筒状
フイルタを形成することができる。
【0017】又、本発明(請求項5)の絞り用筒状フイ
ルタの製造方法は、両面が平滑面に形成されている多数
枚の平滑薄板材料と、多数のスリット穴が放射状に形成
されている多数枚のスリット付薄板材料を用い、この平
滑薄板材料とスリット付薄板材料を交互に積層状態に接
合して積層材料を形成し、この積層材料を積層方向を軸
方向にすると共に、前記スリット穴が内周及び外周に開
口する状態に筒状に加工する構成とした。
【0018】この絞り用筒状フイルタの製造方法(請求
項5)では、積層材料が多数枚の平滑薄板材料とスリッ
ト付薄板材料を交互に積層状態に接合して形成されたも
のであるため、この積層材料をスリット穴が内周及び外
周に開口する状態に筒状に加工すれば、スリット穴によ
って形成された***が内周から外周に貫通した絞り用筒
状フイルタを形成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は本発明の請求項1に対応した実
施の第1形態である絞り用筒状フイルタの断面図、図2
はこの絞り用筒状フイルタを構成するリング状薄板の溝
加工面を示す正面図である。
【0020】この絞り用筒状フイルタ1は、ステンレス
による多数枚のリング状薄板10が積層状態に接合され
て筒状に形成されたものである。このリング状薄板10
は、片面が平滑面11に形成されると共に他面が溝加工
面12に形成され、この溝加工面12には、リング状薄
板10の内周13から外周14に至る多数の細溝15が
形成されている。そして、この多数枚のリング状薄板1
0は、その積層状態で隣り合うリング状薄板10,10
の平滑面11と溝加工面12とが面合するように接合さ
れている。
【0021】尚、この実施の形態では、リング状薄板1
0の板厚Tは0.2mm、リング幅B(内周13から外
周14までの距離)は5mm、又、細溝15の溝幅t1
及び溝深さt2はそれぞれ0.1mm、溝ピッチPは
0.3mmとなっている。又、絞り用筒状フイルタ1
は、全体としては先細テーパ状に形成され、従って、こ
れを構成する多数のリング状薄板10は、その外径及び
内径が次第に小さくなるように形成されている。
【0022】又、前記リング状薄板10の溝加工面12
に細溝15を形成するための加工としては、エッチング
加工が用いられている。このエッチング加工は、金属板
の表面に感光剤を塗布し、写真製版を応用して耐食性皮
膜を構成したり、或いは耐食性インキでマスキング印刷
したのち、金属を溶解する薬剤で表面を局部的にエッチ
ング(食刻)する加工方法である。
【0023】又、リング状薄板10を積層状態に接合す
るための方法としては、拡散接合が用いられている。こ
の拡散接合は、接合しようとする面を清浄化し、高真空
あるいは不活性雰囲気にて材料を再結晶温度以上に加熱
し、この状態で比較的小さな圧力で加圧し、材料間の原
子相互拡散により接合する方法である。
【0024】次に、本発明の請求項2に対応した絞り用
筒状フイルタの製造方法を図3及び図4により説明す
る。図3は実施の第1形態で示した絞り用筒状フイルタ
の製造方法に用いる薄板材料の正面図、図4はこの製造
方法に用いる積層材料の断面図である。
【0025】この製造方法では、図3に示すように、片
面が多数の細溝15を放射状に形成した溝加工面12に
形成されている多数枚の薄板材料10aを用いる。尚、
この薄板材料10aの他面は平滑面11に形成されてい
る。又、薄板材料10aは、リング状に形成され、その
リング幅B1(内周から外周までの距離)は、製造すべ
き絞り用筒状フイルタ1の肉厚(リング状薄板10のリ
ング幅B)よりも広幅に形成されている。又、前記細溝
15は、内周から外周に向けて次第に溝幅を広くしたテ
ーパ溝に形成されている。尚、溝加工面12に細溝15
を形成する加工としては、エッチング加工が用いられて
いる。
【0026】そして、この多数枚の薄板材料10aを、
平滑面11と溝加工面12とが面合する積層状態に接合
して図4に示すような積層材料10bを形成する。この
リング状薄板10aを積層状態に接合するための方法と
しては、拡散接合が用いられている。
【0027】次に、この積層材料10bを積層方向を軸
方向にして筒状に加工するもので、これにより図1で示
した絞り用筒状フイルタ1を製造することができる。
尚、この筒状加工には、放電加工やワイヤーカット放電
加工又は機械加工を用い、この際に生じるバリは研磨
(電解研磨等)によって除去する。
【0028】従って、この製造方法では、積層材料10
bが多数枚の薄板材料10aを平滑面11と溝加工面1
2とが面合する積層状態に接合して形成されたものであ
るため、この積層材料10bを筒状に加工するだけで、
図1に示すように、細溝15によって形成された***が
内周13から外周14に貫通した絞り用筒状フイルタ1
を形成することができる。
【0029】そして、このようにして製造された絞り用
筒状フイルタ1は、リング状薄板10のリング幅B(内
周から外周までの距離)が肉厚となる。従って、このリ
ング状薄板10のリング幅Bによって絞り用筒状フイル
タ1の肉厚が設定される。又、溝加工面12と平滑面1
1との面合によって細溝15が平滑面11によって塞が
れた状態になるため、この細溝15が内周13から外周
14に貫通した***となる。従って、細溝15の溝幅t
1や溝深さt2によって***の大きさが設定される。
又、***の密度は、リング状薄板10の板厚T及び細溝
15の配設ピッチPによって設定される。この結果、絞
り用筒状フイルタ1の肉厚を厚く形成してその耐圧強度
を高くすることができるため、絞り圧を高圧にでき、作
業能率を向上することができる。
【0030】次に、上述のようにして製造された絞り用
筒状フイルタの使用例を図5により説明する。この図5
は豆乳絞り機を示す断面図である。
【0031】図において、1は絞り用筒状フイルタで、
上述の製造方法によって先細テーパ状に形成され、基端
側が豆汁の供給口50に連通され、胴部には細溝による
***15aが多数形成され、先端部は圧力調整弁51を
有するオカラ排出口52に連通されている。
【0032】又、この絞り用筒状フイルタ1は、その外
周が豆乳排出空間53を保持して外筒54によりカバー
され、この豆乳排出空間53に豆乳排出口55が連通さ
れている。
【0033】又、前記絞り用筒状フイルタ1の内部には
スクリュウ軸56が設けられ、このスクリュウ軸56は
絞り用筒状フイルタ1の内周面に沿って先細テーパ状に
形成されている。
【0034】従って、この豆乳絞り機では、供給口50
を通して絞り用筒状フイルタ1の内部に供給された豆汁
は、スクリュウ軸56の回転によって絞り用筒状フイル
タ1の内部を先端方向に送られる。そして、この絞り用
筒状フイルタ1及びスクリュウ軸56が先細テーパ状に
形成されているため、先端方向に送られるにしたがって
次第に圧力が加えられ、絞り用筒状フイルタ1のフイル
タ作用によって絞られる。よって、豆汁は、***15a
を通過して豆乳排出空間53から豆乳排出口55を経て
排出される豆乳と、そのまま絞り用筒状フイルタ1の先
端方向に送られ、オカラ排出口52で圧力調整弁51と
の隙間から排出される豆粕(オカラ)とに分離される。
【0035】尚、前記絞り用筒状フイルタ1又はスクリ
ュウ軸56は、軸方向に摺動可能に取り付けられてい
る。従って、豆乳絞り機が稼働している絞り作業中に、
定期的に絞り用筒状フイルタ1を基端側にスライドさ
せ、絞り用筒状フイルタ1又はスクリュウ軸56を先端
側にスライドさせると、絞り用筒状フイルタ1の内周面
とスクリュウ軸56の外周面との隙がなくなる。従っ
て、絞り用筒状フイルタ1の***15aに詰まった豆汁
の粒をスクリュウ軸56の回転によって切り取っていく
ことができる。
【0036】そして、この豆乳絞り機では、多数枚のリ
ング状薄板10を積層状態に接合した絞り用筒状フイル
タ1を用いているため、肉厚を厚く形成してその耐圧強
度を高くすることができる。従って、絞り圧を高圧にで
き、作業能率を向上することができる。又、肉厚を厚く
形成できるため、その加工精度を高めることができる。
これにより絞り用筒状フイルタ1の内周面とスクリュウ
軸56の外周面との隙にムラが生じるといったことがな
くなる、このため両者間の隙を狭くでき、目詰まりを防
止することができる。
【0037】次に、本発明の請求項3に対応した絞り用
筒状フイルタを説明する。図6は本発明の実施の第2形
態である絞り用筒状フイルタの断面図である。尚、前記
実施の第1形態と同一部分については、その説明を省略
する。
【0038】この絞り用筒状フイルタ2は、両面が平滑
面20,20に形成されている多数枚の平滑リング状薄
板21と、両面が溝加工面22,22に形成されている
多数枚の溝付リング状薄板23とが交互に積層状態に接
合されて筒状に形成されたものである。そして。前記溝
加工面22には溝付リング状薄板の内周から外周に至る
多数の細溝24が形成されている。
【0039】尚、この実施の第2形態では、絞り用筒状
フイルタ2は、全体としてはストレートに形成され、従
って、これを構成する多数の平滑リング状薄板21及び
溝付リング状薄板23は、その外径及び内径が同一に形
成されている。
【0040】次に、本発明の請求項4に対応した絞り用
筒状フイルタの製造方法を図7〜図9により説明する。
図7は前記実施の第2形態で示した絞り用筒状フイルタ
2の製造方法に用いる溝付薄板材料の正面図、図8はこ
の製造方法に用いる積層材料の断面図、図9はこの積層
材料の分解断面図である。
【0041】この製造方法では、両面が平滑面20,2
0に形成されている多数枚の平滑薄板材料21aと、両
面が多数の細溝24を放射状に形成した溝加工面22に
形成されている多数枚の溝付薄板材料23aを用いる。
この場合、細溝24は、内周から外周に向けて同一幅で
形成されたストレート溝に形成されている。そして、こ
の平滑薄板材料21aと溝付薄板材料23aを交互に積
層状態に接合して積層材料25を形成し、この積層材料
25を積層方向を軸方向にしてストレートな筒状に加工
するものである。尚、その他の構成は前記実施の第2形
態で示した絞り用筒状フイルタの製造方法と同一であ
る。
【0042】従って、この製造方法では、積層材料25
が多数枚の平滑薄板材料21aと溝付薄板材料23aを
交互に積層状態に接合して形成されたものであるため、
この積層材料25を筒状に加工すれば、細溝24によっ
て形成された***が内周から外周に貫通した絞り用筒状
フイルタ2を形成することができる。
【0043】そして、このようにして製造された絞り用
筒状フイルタ2は、平滑リング状薄板21と溝付リング
状薄板23とが交互に積層されているため、溝加工面2
2と平滑面20との面合によって細溝24が平滑面20
によって塞がれた状態になり、この細溝24が内周から
外周に貫通した***となる。
【0044】尚、図10は上述のようにして製造された
絞り用筒状フイルタの使用例を示す断面図である。
【0045】この場合、絞り用筒状フイルタ2は、上述
の製造方法によってストレート状に形成され、その内部
にスクリュウ軸6が設けられている。このスクリュウ軸
6は軸部60が先太テーパ状に形成され、又、その羽根
部61は先端が絞り用筒状フイルタ2の内周面に沿うと
共に、ピッチが先端に向けて次第に小さくなるように形
成されている。
【0046】従って、この使用例では、絞り用筒状フイ
ルタ2の内部に供給された内容物は、スクリュウ軸6の
回転によって絞り用筒状フイルタ2の内部を先端方向に
送られる。そして、スクリュウ軸6の軸部60が先太テ
ーパ状に形成されると共に、羽根部61のピッチが先端
に向けて次第に小さくなるように形成されているため、
先端方向に送られるにしたがって次第に圧力が加えら
れ、絞り用筒状フイルタ2のフイルタ作用によって絞ら
れる。
【0047】次に、本発明の請求項5に対応した絞り用
筒状フイルタの製造方法を図11〜図14により説明す
る。図11はこの絞り用筒状フイルタの製造方法に用い
るスリット付薄板材料の正面図、図12はこの絞り用筒
状フイルタの製造方法に用いる積層材料の断面図、図1
3はこの積層材料の拡大部分断面図、図14はその分解
断面図である。
【0048】この製造方法では、両面が平滑面30に形
成されている多数枚の平滑薄板材料31と、多数のスリ
ット穴32が放射状に形成されている多数枚のスリット
付薄板材料33を用いる。そして、この平滑薄板材料3
1とスリット付薄板材料33を交互に積層状態に接合し
て積層材料34を形成し、この積層材料34を積層方向
を軸方向にすると共に、前記スリット穴32が内周3a
及び外周3bに開口する状態に筒状に加工することによ
り、スリット穴32によって形成された***が内周3a
から外周3bに貫通した絞り用筒状フイルタ3が製造さ
れるものである。即ち、この筒状加工は、スリット穴3
2の範囲内で行われる。尚、この絞り用筒状フイルタ3
は、全体としてはストレートに形成されている。
【0049】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成はこれに限定されることはな
い。例えば、本発明の絞り用筒状フイルタは、豆乳絞り
機以外に、酒、油、ジュース等の液体、それに練り物等
の絞り装置など、固体と液体を分離する場合に幅広く使
用することができる。
【0050】又、絞り用筒状フイルタを構成するリング
状薄板や製造方法に用いる薄板材料や積層材料の各部の
サイズ(板厚、リング幅、細溝の溝幅、溝深さ、溝ピッ
チ、積層枚数等)は、使用する装置に応じて適宜に設定
する。
【0051】又、溝加工面の細溝及びスリット穴を形成
するための加工としては、エッチング加工以外に、電子
ビーム加工、放電加工、ワイヤカット放電加工、レーザ
ー加工、機械加工等を用いることができる。
【0052】又、リング状薄板や薄板材料を積層状態に
接合するための方法としては、拡散接合のほか、溶接、
レーザー溶着、焼結などの溶着を用いることができる。
【0053】又、図3では、細溝15は内周から外周に
向けて次第に溝幅を広くしたテ−パ溝に形成されている
が、内周から外周に向けて同一幅で形成したストレート
溝に形成してもよい。又、図7では、細溝24は内周か
ら外周に向けて同一幅で形成したストレート溝に形成さ
れているが、内周から外周に向けて次第に溝幅を広くし
たテ−パ溝に形成してもよい。又、図11では、スリッ
ト穴32は内周から外周に向けて同一幅で形成したスト
レート穴に形成されているが、内周から外周に向けて次
第に幅を広くしたテ−パ穴に形成してもよい。
【0054】又、図1では、絞り用筒状フイルタ1は先
細テ−パ状に形成されているが、ストレ−トに形成して
もよい。又、図6及び図12では、絞り用筒状フイルタ
2,3はストレ−トに形成されているが、先細テ−パ状
に形成してもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明にあっ
ては、肉厚を厚く形成しながら、小さな穴径の***を高
い密度で形成した絞り用筒状フイルタを得ることができ
る。従って、その耐圧強度を高くすることができるた
め、絞り圧を高圧にでき、作業能率を向上することがで
きる。又、肉厚を厚く形成できるため、その加工精度を
高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に対応した実施の第1形態で
ある絞り用筒状フイルタの断面図である。
【図2】この絞り用筒状フイルタを構成するリング状薄
板の溝加工面を示す正面図である
【図3】本発明の請求項2に対応した絞り用筒状フイル
タの製造方法を説明するためのものであって、前記実施
の第1形態である絞り用筒状フイルタの製造方法に用い
る薄板材料の正面図である。
【図4】この製造方法に用いる積層材料の断面図であ
る。
【図5】実施の第1形態に係る絞り用筒状フイルタの使
用例を示すものであって、豆乳絞り機の断面図である。
【図6】本発明の請求項3に対応した実施の第2形態で
ある絞り用筒状フイルタの断面図である。
【図7】本発明の請求項4に対応した絞り用筒状フイル
タの製造方法を説明するためのものであって、前記実施
の第2形態である絞り用筒状フイルタの製造方法に用い
る溝付薄板材料の正面図である。
【図8】この製造方法に用いる積層材料の断面図であ
る。
【図9】この積層材料の分解断面図
【図10】実施の第2形態に係る絞り用筒状フイルタの
使用例を示す断面図である。
【図11】本発明の請求項5に対応した絞り用筒状フイ
ルタの製造方法を説明するためのものであって、その製
造方法に用いるスリット付薄板材料の正面図である。
【図12】この製造方法に用いる積層材料の断面図であ
る。
【図13】この積層材料の拡大部分断面図である。
【図14】この積層材料の分解断面図である。
【符号の説明】
1 絞り用筒状フイルタ 10 リング状薄板 11 平滑面 12 溝加工面 15 細溝 10a 薄板材料 10b 積層材料
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 豆乳絞り機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、豆腐の製造過程に
おいて、豆汁を絞って豆乳とオカラに分離する際に使用
される豆乳絞り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、豆腐の製造に使用される
豆乳絞り機は、絞り用筒状フイルタとしてパンチング加
工や電子ビーム加工で多数の***を形成したメッシュ筒
が用いられていた。そして、このメッシュ筒が先細テー
パ状に形成されると共に、このメッシュ筒の内部に先細
テーパ状に形成されたスクリュウ軸が設けられたものと
なっていた。
【0003】従って、メッシュ筒の基端側から供給され
た豆汁は、スクリュウ軸の回転によってメッシュ筒の内
部を先端方向に送られながらメッシュ筒のフイルタ作用
によって絞られる。この場合、このメッシュ筒及びスク
リュウ軸が先細テーパ状に形成されているため、供給さ
れた豆汁には先端方向に送られるにしたがって次第に圧
力が増加し、***を通過する豆乳と、そのまま先端方向
に送られて排出口に送られる豆粕(オカラ)とに分離さ
れる。
【0004】このメッシュ筒による絞り作業に際し、豆
汁の粒の中にはメッシュ筒の***よりも大きな粒が混ざ
っているため、その粒がどうしても***に詰まってしま
う。このように***に目詰まりが生じると、その後の絞
り作業に支障をきたしてしまうことになる。この***の
目詰まりに関し、従来では、メッシュ筒の肉厚をできる
だけ薄く形成して、可及的に目詰まりの防止に努めてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、メッシュ筒の肉厚を薄く形成すると、その強度
が弱くなるため、耐圧性が悪くなる。このため、絞り圧
を高圧にできず、作業能率を向上できないという問題が
生じる。
【0006】尚、絞り圧を高圧にして作業能率を向上さ
せるには、メッシュ筒の肉厚を厚く形成すればよいが、
メッシュ筒の肉厚を厚くする場合、***の穴径を小さく
したり、又、***の密度を高くする加工に技術的な限界
がある。現在の技術では、0.1mmの***を加工する
には、0.5mmの肉厚が限度である。
【0007】又、メッシュ筒の肉厚を薄く形成する場
合、メッシュ筒の加工精度が低下することは否めない。
このため、メッシュ筒の内周面とスクリュウ軸の外周面
との隙にムラが生じ、このムラを解消するにはどうして
も両者間の隙を広く取らざるを得ず、これが目詰まりを
助長するという逆の結果になっている。
【0008】本発明は、上述のような従来の問題を解決
するためになされたもので、豆汁の絞り圧を高圧にする
ことにより作業能率を向上させることができる豆乳絞り
機を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明(請求項1)の豆乳絞り機は、先端に向けて
先細テ−パ状に形成された筒状フイルタと、この筒状フ
イルタの外周を豆乳排出空間を保持してカバ−する外筒
と、前記筒状フイルタの内部に設けられ、螺旋羽根が前
記筒状フイルタの内周面に沿って先細テ−パ状に形成さ
れたスクリュウ軸とを備え、筒状フイルタの基端側内部
に豆汁の供給口が連通すると共に、筒状フイルタの先端
口がオカラ排出口に連通されている豆乳絞り機であっ
て、前記筒状フイルタが、片面が平滑面に形成されると
共に他面が溝加工面に形成されている多数枚のリング状
薄板が、平滑面と溝加工面とを面合した積層状態に接合
されて筒状に形成され、前記溝加工面にはリング状薄板
の内周から外周に至る多数の細溝が形成されている構成
とした。
【0010】この豆乳絞り機(請求項1)では、多数枚
のリング状薄板を積層状態に接合した筒状フイルタを用
いているため、肉厚を厚く形成してその耐圧強度を高く
することができる。従って、絞り圧を高圧にでき、作業
能率を向上することができる。又、肉厚を厚く形成でき
るため、その加工精度を高めることができる。これによ
り筒状フイルタの内周面とスクリュウ軸の外周面との隙
にムラが生じるといったことがなくなり、このため両者
間の隙を狭くでき、目詰まりを防止することができる。
尚、この筒状フイルタではリング状薄板のリング幅(内
周から外周までの距離)が肉厚となる。従って、このリ
ング状薄板のリング幅によって肉厚が設定される。又、
溝加工面と平滑面との面合によって細溝が平滑面によっ
て塞がれた状態になるため、この細溝が内周から外周に
貫通した***となる。従って、細溝の溝幅や溝深さによ
って***の大きさが設定される。又、***の密度は、リ
ング状薄板の板厚及び細溝の配設ピッチによって設定さ
れる。
【0011】又、本発明(請求項2)の豆乳絞り機は、
ストレ−ト状に形成された筒状フイルタと、この筒状フ
イルタの外周を豆乳排出空間を保持してカバ−する外筒
と、前記筒状フイルタの内部に設けられ、軸部が先太テ
−パ状に形成され、螺旋羽根が前記筒状フイルタの内周
面に沿うと共に、ピッチが先端に向けて次第に小さくな
るように形成されたスクリュウ軸とを備え、筒状フイル
タの基端側内部に豆汁の供給口が連通すると共に、筒状
フイルタの先端口がオカラ排出口に連通されている豆乳
絞り機であって、前記筒状フイルタが、片面が平滑面に
形成されると共に他面が溝加工面に形成されている多数
枚のリング状薄板が、平滑面と溝加工面とを面合した積
層状態に接合されて筒状に形成され、前記溝加工面には
リング状薄板の内周から外周に至る多数の細溝が形成さ
れている構成とした。
【0012】この豆乳絞り機(請求項2)では、多数枚
のリング状薄板を積層状態に接合した筒状フイルタを用
いているため、肉厚を厚く形成してその耐圧強度を高く
することができる。従って、絞り圧を高圧にでき、作業
能率を向上することができる。又、肉厚を厚く形成でき
るため、その加工精度を高めることができる。これによ
り筒状フイルタの内周面とスクリュウ軸の外周面との隙
にムラが生じるといったことがなくなり、このため両者
間の隙を狭くでき、目詰まりを防止することができる。
尚、この絞り用筒状フイルタでは、リング状薄板のリン
グ幅(内周から外周までの距離)が肉厚となる。従っ
て、このリング状薄板のリング幅によって肉厚が設定さ
れる。又、溝加工面と平滑面との面合によって細溝が平
滑面によって塞がれた状態になるため、この細溝が内周
から外周に貫通した***となる。従って、細溝の溝幅や
溝深さによって***の大きさが設定される。又、***の
密度は、リング状薄板の板厚及び細溝の配設ピッチによ
って設定される。
【0013】この豆乳絞り機(請求項3)では、請求項
1又は請求項2記載の筒状フイルタが、両面が平滑面に
形成されている多数枚の平滑リング状薄板と、両面が溝
加工面に形成されている多数枚の溝付リング状薄板とが
交互に積層状態に接合されて筒状に形成され、前記溝加
工面には溝付リング状薄板の内周から外周に至る多数の
細溝が形成された構成とした。
【0014】この豆乳絞り機(請求項3)では、多数枚
の平滑リング状薄板と溝付リング状薄板とが交互に積層
状態に接合された筒状フイルタを用いているため、肉厚
を厚く形成してその耐圧強度を高くすることができる。
従って、絞り圧を高圧にでき、作業能率を向上すること
ができる。又、肉厚を厚く形成できるため、その加工精
度を高めることができる。これにより筒状フイルタの内
周面とスクリュウ軸の外周面との隙にムラが生じるとい
ったことがなくなり、このため両者間の隙を狭くでき、
目詰まりを防止することができる。尚、この筒状フイル
タではリング状薄板のリング幅(内周から外周までの距
離)が肉厚となる。従って、このリング状薄板のリング
幅によって肉厚が設定される。又、平滑リング状薄板と
溝付リング状溝付薄板とが交互に積層されているため、
溝加工面と平滑面との面合によって細溝が平滑面によっ
て塞がれた状態になり、この細溝が内周から外周に貫通
した***となる。従って、細溝の溝幅や溝深さによって
***の大きさが設定される。又、***の密度は、リング
状薄板の板厚及び細溝の配設ピッチによって設定され
る。
【0015】又、本発明(請求項4)の豆乳絞り機は、
請求項1又は請求項2記載の筒状フイルタが、両面が平
滑面に形成されている多数枚の平滑薄板材料と、多数の
スリット穴が放射状に形成されている多数枚のスリット
付薄板材料を用い、この平滑薄板材料とスリット付薄板
材料を交互に積層状態に接合して積層材料を形成し、こ
の積層材料を積層方向を軸方向にすると共に、前記スリ
ット穴が内周及び外周に開口する状態に筒状に加工され
た構成とした。
【0016】この豆乳絞り機(請求項4)では、積層材
料が多数枚の平滑薄板材料とスリット付薄板材料を交互
に積層状態に接合して形成された筒状フイルタを用いて
いるため、肉厚を厚く形成してその耐圧強度を高くする
ことができる。従って、絞り圧を高圧にでき、作業能率
を向上することができる。又、肉厚を厚く形成できるた
め、その加工精度を高めることができる。これにより筒
状フイルタの内周面とスクリュウ軸の外周面との隙にム
ラが生じるといったことがなくなり、このため両者間の
隙を狭くでき、目詰まりを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図1は実施の第1形態である豆乳絞り
機に使用する筒状フイルタの断面図、図2はこの筒状フ
イルタを構成するリング状薄板の溝加工面を示す正面図
である。
【0018】この筒状フイルタ1は、ステンレスによる
多数枚のリング状薄板10が積層状態に接合されて筒状
に形成されたものである。このリング状薄板10は、片
面が平滑面11に形成されると共に他面が溝加工面12
に形成され、この溝加工面12には、リング状薄板10
の内周13から外周14に至る多数の細溝15が形成さ
れている。そして、この多数枚のリング状薄板10は、
その積層状態で隣り合うリング状薄板10,10の平滑
面11と溝加工面12とが面合するように接合されてい
る。
【0019】尚、この実施の形態では、リング状薄板1
0の板厚Tは0.2mm、リング幅B(内周13から外
周14までの距離)は5mm、又、細溝15の溝幅t1
及び溝深さt2はそれぞれ0.1mm、溝ピッチPは
0.3mmとなっている。又、筒状フイルタ1は、全体
としては先細テーパ状に形成され、従って、これを構成
する多数のリング状薄板10は、その外径及び内径が次
第に小さくなるように形成されている。
【0020】又、前記リング状薄板10の溝加工面12
に細溝15を形成するための加工としては、エッチング
加工が用いられている。このエッチング加工は、金属板
の表面に感光剤を塗布し、写真製版を応用して耐食性皮
膜を構成したり、或いは耐食性インキでマスキング印刷
したのち、金属を溶解する薬剤で表面を局部的にエッチ
ング(食刻)する加工方法である。
【0021】又、リング状薄板10を積層状態に接合す
るための方法としては、拡散接合が用いられている。こ
の拡散接合は、接合しようとする面を清浄化し、高真空
あるいは不活性雰囲気にて材料を再結晶温度以上に加熱
し、この状態で比較的小さな圧力で加圧し、材料間の原
子相互拡散により接合する方法である。
【0022】次に、前記筒状フイルタの製造方法を図3
及び図4により説明する。図3は前記筒状フイルタの製
造方法に用いる薄板材料の正面図、図4はこの製造方法
に用いる積層材料の断面図である。
【0023】この製造方法では、図3に示すように、片
面が多数の細溝15を放射状に形成した溝加工面12に
形成されている多数枚の薄板材料10aを用いる。尚、
この薄板材料10aの他面は平滑面11に形成されてい
る。又、薄板材料10aは、リング状に形成され、その
リング幅B1(内周から外周までの距離)は、製造すべ
き筒状フイルタ1の肉厚(リング状薄板10のリング幅
B)よりも広幅に形成されている。又、前記細溝15
は、内周から外周に向けて次第に溝幅を広くしたテーパ
溝に形成されている。尚、溝加工面12に細溝15を形
成する加工としては、エッチング加工が用いられてい
る。
【0024】そして、この多数枚の薄板材料10aを、
平滑面11と溝加工面12とが面合する積層状態に接合
して図4に示すような積層材料10bを形成する。この
リング状薄板10aを積層状態に接合するための方法と
しては、拡散接合が用いられている。
【0025】次に、この積層材料10bを積層方向を軸
方向にして筒状に加工するもので、これにより図1で示
した筒状フイルタ1を製造することができる。尚、この
筒状加工には、放電加工やワイヤーカット放電加工又は
機械加工を用い、この際に生じるバリは研磨(電解研磨
等)によって除去する。
【0026】従って、この製造方法では、積層材料10
bが多数枚の薄板材料10aを平滑面11と溝加工面1
2とが面合する積層状態に接合して形成されたものであ
るため、この積層材料10bを筒状に加工するだけで、
図1に示すように、細溝15によって形成された***が
内周13から外周14に貫通した筒状フイルタ1を形成
することができる。
【0027】そして、このようにして製造された筒状フ
イルタ1は、リング状薄板10のリング幅B(内周から
外周までの距離)が肉厚となる。従って、このリング状
薄板10のリング幅Bによって筒状フイルタ1の肉厚が
設定される。又、溝加工面12と平滑面11との面合に
よって細溝15が平滑面11によって塞がれた状態にな
るため、この細溝15が内周13から外周14に貫通し
た***となる。従って、細溝15の溝幅t1や溝深さt
2によって***の大きさが設定される。又、***の密度
は、リング状薄板10の板厚T及び細溝15の配設ピッ
チPによって設定される。この結果、筒状フイルタ1の
肉厚を厚く形成してその耐圧強度を高くすることができ
るため、絞り圧を高圧にでき、作業能率を向上すること
ができる。
【0028】次に、上述のようにして製造された筒状フ
イルタを使用した豆乳絞り機を図5により説明する。
【0029】図において、1は筒状フイルタで、上述の
製造方法によって先細テーパ状に形成され、基端側が豆
汁の供給口50に連通され、胴部には細溝による***1
5aが多数形成され、先端部は圧力調整弁51を有する
オカラ排出口52に連通されている。
【0030】又、この筒状フイルタ1は、その外周が豆
乳排出空間53を保持して外筒54によりカバーされ、
この豆乳排出空間53に豆乳排出口55が連通されてい
る。
【0031】又、前記筒状フイルタ1の内部にはスクリ
ュウ軸56が設けられ、このスクリュウ軸56の螺旋羽
根は筒状フイルタ1の内周面に沿って先細テーパ状に形
成されている。
【0032】従って、この豆乳絞り機では、供給口50
を通して筒状フイルタ1の内部に供給された豆汁は、ス
クリュウ軸56の回転によって筒状フイルタ1の内部を
先端方向に送られる。そして、この筒状フイルタ1及び
スクリュウ軸56が先細テーパ状に形成されているた
め、先端方向に送られるにしたがって次第に圧力が加え
られ、筒状フイルタ1のフイルタ作用によって絞られ
る。よって、豆汁は、***15aを通過して豆乳排出空
間53から豆乳排出口55を経て排出される豆乳と、そ
のまま筒状フイルタ1の先端方向に送られ、オカラ排出
口52で圧力調整弁51との隙間から排出される豆粕
(オカラ)とに分離される。
【0033】尚、前記筒状フイルタ1又はスクリュウ軸
56は、軸方向に摺動可能に取り付けられている。従っ
て、豆乳絞り機が稼働している絞り作業中に、定期的に
筒状フイルタ1を基端側にスライドさせ、筒状フイルタ
1又はスクリュウ軸56を先端側にスライドさせると、
筒状フイルタ1の内周面とスクリュウ軸56の外周面と
の隙がなくなる。従って、筒状フイルタ1の***15a
に詰まった豆汁の粒をスクリュウ軸56の回転によって
切り取っていくことができる。
【0034】そして、この豆乳絞り機では、多数枚のリ
ング状薄板10を積層状態に接合した筒状フイルタ1を
用いているため、肉厚を厚く形成してその耐圧強度を高
くすることができる。従って、絞り圧を高圧にでき、作
業能率を向上することができる。又、肉厚を厚く形成で
きるため、その加工精度を高めることができる。これに
より筒状フイルタ1の内周面とスクリュウ軸56の外周
面との隙にムラが生じるといったことがなくなる、この
ため両者間の隙を狭くでき、目詰まりを防止することが
できる。
【0035】次に、他の筒状フイルタを説明する。図6
は本発明の実施の第2形態である豆乳絞り機に使用する
筒状フイルタの断面図である。尚、前記筒状フイルタ1
と同一部分については、その説明を省略する。
【0036】この筒状フイルタ2は、両面が平滑面2
0,20に形成されている多数枚の平滑リング状薄板2
1と、両面が溝加工面22,22に形成されている多数
枚の溝付リング状薄板23とが交互に積層状態に接合さ
れて筒状に形成されたものである。そして。前記溝加工
面22には溝付リング状薄板の内周から外周に至る多数
の細溝24が形成されている。
【0037】尚、この筒状フイルタ2は、全体としては
ストレートに形成され、従って、これを構成する多数の
平滑リング状薄板21及び溝付リング状薄板23は、そ
の外径及び内径が同一に形成されている。
【0038】次に、この筒状フイルタの製造方法を図7
〜図9により説明する。図7は前記筒状フイルタ2の製
造方法に用いる溝付薄板材料の正面図、図8はこの製造
方法に用いる積層材料の断面図、図9はこの積層材料の
分解断面図である。
【0039】この製造方法では、両面が平滑面20,2
0に形成されている多数枚の平滑薄板材料21aと、両
面が多数の細溝24を放射状に形成した溝加工面22に
形成されている多数枚の溝付薄板材料23aを用いる。
この場合、細溝24は、内周から外周に向けて同一幅で
形成されたストレート溝に形成されている。そして、こ
の平滑薄板材料21aと溝付薄板材料23aを交互に積
層状態に接合して積層材料25を形成し、この積層材料
25を積層方向を軸方向にしてストレートな筒状に加工
するものである。尚、その他の構成は前記筒状フイルタ
1の製造方法と同一である。
【0040】従って、この製造方法では、積層材料25
が多数枚の平滑薄板材料21aと溝付薄板材料23aを
交互に積層状態に接合して形成されたものであるため、
この積層材料25を筒状に加工すれば、細溝24によっ
て形成された***が内周から外周に貫通した筒状フイル
タ2を形成することができる。
【0041】そして、このようにして製造された筒状フ
イルタ2は、平滑リング状薄板21と溝付リング状薄板
23とが交互に積層されているため、溝加工面22と平
滑面20との面合によって細溝24が平滑面20によっ
て塞がれた状態になり、この細溝24が内周から外周に
貫通した***となる。
【0042】尚、図10は上述のようにして製造された
筒状フイルタを使用した豆乳絞り機の要部を示す断面図
である。
【0043】この場合、筒状フイルタ2は、上述の製造
方法によってストレート状に形成され、その内部にスク
リュウ軸6が設けられている。このスクリュウ軸6は軸
部60が先太テーパ状に形成され、又、その螺旋羽根6
1は先端が筒状フイルタ2の内周面に沿うと共に、ピッ
チが先端に向けて次第に小さくなるように形成されてい
る。
【0044】従って、この豆乳絞り機では、筒状フイル
タ2の内部に供給された内容物は、スクリュウ軸6の回
転によって筒状フイルタ2の内部を先端方向に送られ
る。そして、スクリュウ軸6の軸部60が先太テーパ状
に形成されると共に、螺旋羽根61のピッチが先端に向
けて次第に小さくなるように形成されているため、先端
方向に送られるにしたがって次第に圧力が加えられ、筒
状フイルタ2のフイルタ作用によって絞られる。
【0045】次に、本発明の請求項4の豆乳絞り機に使
用する筒状フイルタの製造方法を図11〜図14により
説明する。図11はこの筒状フイルタの製造方法に用い
るスリット付薄板材料の正面図、図12はこの筒状フイ
ルタの製造方法に用いる積層材料の断面図、図13はこ
の積層材料の拡大部分断面図、図14はその分解断面図
である。
【0046】この製造方法では、両面が平滑面30に形
成されている多数枚の平滑薄板材料31と、多数のスリ
ット穴32が放射状に形成されている多数枚のスリット
付薄板材料33を用いる。そして、この平滑薄板材料3
1とスリット付薄板材料33を交互に積層状態に接合し
て積層材料34を形成し、この積層材料34を積層方向
を軸方向にすると共に、前記スリット穴32が内周3a
及び外周3bに開口する状態に筒状に加工することによ
り、スリット穴32によって形成された***が内周3a
から外周3bに貫通した筒状フイルタ3が製造されるも
のである。即ち、この筒状加工は、スリット穴32の範
囲内で行われる。尚、この筒状フイルタ3は、全体とし
てはストレートに形成されている。
【0047】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明したが、具体的な構成はこれに限定されることはな
い。例えば、筒状フイルタを構成するリング状薄板や製
造方法に用いる薄板材料や積層材料の各部のサイズ(板
厚、リング幅、細溝の溝幅、溝深さ、溝ピッチ、積層枚
数等)は、使用する装置に応じて適宜に設定する。
【0048】又、溝加工面の細溝及びスリット穴を形成
するための加工としては、エッチング加工以外に、電子
ビーム加工、放電加工、ワイヤカット放電加工、レーザ
ー加工、機械加工等を用いることができる。
【0049】又、リング状薄板や薄板材料を積層状態に
接合するための方法としては、拡散接合のほか、溶接、
レーザー溶着、焼結などの溶着を用いることができる。
【0050】又、図3では、細溝15は内周から外周に
向けて次第に溝幅を広くしたテ−パ溝に形成されている
が、内周から外周に向けて同一幅で形成したストレート
溝に形成してもよい。又、図7では、細溝24は内周か
ら外周に向けて同一幅で形成したストレート溝に形成さ
れているが、内周から外周に向けて次第に溝幅を広くし
たテ−パ溝に形成してもよい。又、図11では、スリッ
ト穴32は内周から外周に向けて同一幅で形成したスト
レート穴に形成されているが、内周から外周に向けて次
第に幅を広くしたテ−パ穴に形成してもよい。
【0051】又、図1では、筒状フイルタ1は先細テ−
パ状に形成されているが、ストレ−トに形成してもよ
い。又、図6及び図12では、筒状フイルタ2,3はス
トレ−トに形成されているが、先細テ−パ状に形成して
もよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明にあっ
ては、肉厚を厚く形成しながら、小さな穴径の***を高
い密度で形成した筒状フイルタを得ることができる。従
って、その耐圧強度を高くすることができるため、絞り
圧を高圧にでき、作業能率を向上することができる。
又、肉厚を厚く形成できるため、その加工精度を高める
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態である豆乳絞り機に使
用する筒状フイルタの断面図である。
【図2】この筒状フイルタを構成するリング状薄板の溝
加工面を示す正面図である
【図3】前記筒状フイルタの製造に用いる薄板材料の正
面図である。
【図4】この製造に用いる積層材料の断面図である。
【図5】実施の第1形態の豆乳絞り機の要部断面図であ
る。
【図6】実施の第2形態である豆乳絞り機に使用する筒
状フイルタの断面図である。
【図7】前記筒状フイルタの製造に用いる溝付薄板材料
の正面図である。
【図8】この製造に用いる積層材料の断面図である。
【図9】この積層材料の分解断面図
【図10】実施の第2形態の豆乳絞り機の要部断面図で
ある。
【図11】他の筒状フイルタの製造に用いるスリット付
薄板材料の正面図である。
【図12】この製造に用いる積層材料の断面図である。
【図13】この積層材料の拡大部分断面図である。
【図14】この積層材料の分解断面図である。
【符号の説明】 1 筒状フイルタ 10 リング状薄板 11 平滑面 12 溝加工面 15 細溝 10a 薄板材料 10b 積層材料

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面が平滑面に形成されると共に他面が
    溝加工面に形成されている多数枚のリング状薄板が、平
    滑面と溝加工面とを面合した積層状態に接合されて筒状
    に形成され、 前記溝加工面にはリング状薄板の内周から外周に至る多
    数の細溝が形成されていることを特徴とした絞り用筒状
    フイルタ。
  2. 【請求項2】 片面が平滑面に形成されると共に他面が
    多数の細溝を放射状に形成した溝加工面に形成されてい
    る多数枚の薄板材料を用い、 この多数枚の薄板材料を、平滑面と溝加工面とが面合す
    る積層状態に接合して積層材料を形成し、 この積層材料を積層方向を軸方向にして筒状に加工する
    ことを特徴とした絞り用筒状フイルタの製造方法。
  3. 【請求項3】 両面が平滑面に形成されている多数枚の
    平滑リング状薄板と、両面が溝加工面に形成されている
    多数枚の溝付リング状薄板とが交互に積層状態に接合さ
    れて筒状に形成され、 前記溝加工面には溝付リング状薄板の内周から外周に至
    る多数の細溝が形成されていることを特徴とした絞り用
    筒状フイルタ。
  4. 【請求項4】 両面が平滑面に形成されている多数枚の
    平滑薄板材料と、両面が多数の細溝を放射状に形成した
    溝加工面に形成されている多数枚の溝付薄板材料を用
    い、 この平滑薄板材料と溝付薄板材料を交互に積層状態に接
    合して積層材料を形成し、 この積層材料を積層方向を軸方向にして筒状に加工する
    ことを特徴とした絞り用筒状フイルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 両面が平滑面に形成されている多数枚の
    平滑薄板材料と、多数のスリット穴が放射状に形成され
    ている多数枚のスリット付薄板材料を用い、この平滑薄
    板材料とスリット付薄板材料を交互に積層状態に接合し
    て積層材料を形成し、 この積層材料を積層方向を軸方向にすると共に、前記ス
    リット穴が内周及び外周に開口する状態に筒状に加工す
    ることを特徴とした絞り用筒状フイルタの製造方法。
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