JPH11247539A - 真空複層ガラス製造装置 - Google Patents

真空複層ガラス製造装置

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JPH11247539A
JPH11247539A JP10045491A JP4549198A JPH11247539A JP H11247539 A JPH11247539 A JP H11247539A JP 10045491 A JP10045491 A JP 10045491A JP 4549198 A JP4549198 A JP 4549198A JP H11247539 A JPH11247539 A JP H11247539A
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JP
Japan
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glass plate
spacer
plate
glass
magnetic material
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JP10045491A
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English (en)
Inventor
Naoki Okino
直毅 沖野
Takeshi Kubo
岳 久保
Yoshihiro Hashimoto
吉弘 橋本
Shinichi Harada
伸一 原田
Takahiro Murakami
隆弘 村上
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/249Glazing, e.g. vacuum glazing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/22Glazing, e.g. vaccum glazing

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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空積層ガラスの生産性の向上と、歩留りの
向上を図る。 【解決手段】 ガラス板に直接スペーサを配置するので
はなく、移動テーブル21上に磁性材スペーサ19を配
置し、移動テーブル21を移動させることにより移動テ
ーブル21上の磁性材スペーサ19を、好ましい姿勢で
採板装置17に吸着されているガラス板5の下面に、採
板装置17に備えられた磁石18により吸着配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスペーサが配置され
た真空複層ガラスの製造装置に関し、特に磁性材料のス
ペーサの配置工程から、スペーサを2枚のガラス板間に
挟み込む積層工程までの一連の工程を実施するための真
空複層ガラス製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】真空複層ガラスは、2枚のガラス板間に
多数のスペーサを整列状態に配置して周縁部を封着する
ことにより製造されるものであり、前記スペーサは、複
層ガラスの中間層を真空吸引した際にガラス板が曲るこ
とによって応力を受けることがないように間隔を保持す
る作用を有している。前記したような真空複層ガラス
は、断熱性、遮音性に優れ、かつガラス板の曇りを防ぐ
ことができる。
【0003】図13〜図16は、真空複層ガラス製造装
置において、2枚のガラス板間にスペーサを配置する方
法として考えられる製造工程の一例を示す概略図であ
る。
【0004】図13〜図16中、1は搬送コンベヤ2,
3,4からなる搬送ラインであり、前記搬送コンベヤ
2,3,4はガラス板5を上面に受けて矢印で示すよう
に上流側から下流側に向けて搬送するものであり、各搬
送コンベヤ2,3,4は同期して或いは個別に運転され
るようになっている。また、前記コンベヤ3の上部には
吸引方式による吸着器6を備えて下面にガラス板5を吸
着し得るようにした採板装置7が昇降可能に備えられて
いる。
【0005】さらに、該採板装置7に対して搬送ライン
1の上流側の上部位置には、コンベヤ2によって搬入さ
れるガラス板5上にスペーサ8を整列状態に供給するた
めのスペーサ配置装置9が設けられている。
【0006】スペーサ配置装置9は、たとえばプレスに
よって構成されており、一例を示すと0.2mm前後の
厚さの金属板を用いて、直径0.6mm程度の円板を前
後左右に15mm程度の間隔を開けて打ち抜き、下部に
搬送されてくるガラス板5上に金属製のスペーサ8を整
列状態に配置するようになっている。
【0007】図13は初期状態を示しており、コンベヤ
3上に搬送された第1のガラス板5を、採板装置7の下
降および吸着器6の吸引作動により吸着器6の下面に吸
着させた後、採板装置7を上昇させた状態を示してい
る。このとき、第2のガラス板5’はコンベヤ2上に搬
入されている。
【0008】図14は、スペーサ配置装置9により第2
のガラス板5’上にスペーサ8を配置している状態を示
している。
【0009】図15は、図14のようにしてスペーサ8
が上面に配置された第2のガラス板5’をコンベヤ3の
位置まで搬送し、採板装置7を下降させて第1のガラス
板5をスペーサ8上に移動させ、積層確認後、直ちに採
板装置7の吸着器6による吸着を解放して、第1のガラ
ス板5をスペーサ8上に載置し、その後採板装置7を上
昇させた状態を示しており、これにより第1のガラス板
5と第2のガラス板5’との間にスペーサ8が配置され
た積層ガラス体10が成形される。
【0010】図16は、第1のガラス板5と第2のガラ
ス板5’との間にスペーサ8が配置された積層ガラス体
10をコンベヤ4上に搬出し、新たな第1のガラス板5
をコンベヤ3上に搬入して、前記図13に示したように
採板装置7により第1のガラス板5の吸着を行おうとし
ていると共に、コンベヤ2上に搬入された第2のガラス
板5’上に図14と同様にスペーサ配置装置9によって
スペーサ8の配置を開始した状態を示している。前記第
1のガラス板5には、後工程において積層ガラス体10
の外周を封着し、その後スペーサ8が配置されている中
間層を吸引して真空にするための吸引口11が形成され
ている。
【0011】真空複層ガラスの製造上、2枚のガラス板
間に多数のスペーサを配置しなければならない事は公知
である。スペーサの数は、たとえば前後左右に15mm
ピッチで配置しようとした場合には総数4,100個/
2以上にもなる。したがって、スペーサの配置に要す
る時間を短縮して生産性の向上を図る観点からは、1枚
のガラス板へのスペーサの配置を完了した後、直ちにつ
ぎのガラス板へのスペーサの配置を開始することが理想
となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
13〜図16に示した方法では、図16に示すようにコ
ンベヤ4上に積層ガラス体10が成形されても、つぎの
第2のガラス板5’上へのスペーサ8の配置を直ちには
開始できないという問題がある。その理由は、この製造
工程では2枚のガラス板5,5’を順に搬送ライン1に
投入しているため、つぎに採板装置7にて吸着しようと
する第1のガラス板5がスペーサ配置装置9の下部に存
在している。このため、スペーサ配置装置9下部の第1
のガラス板5が採板装置7下部のコンベヤ3上に搬入さ
れ、さらにスペーサ配置装置9の下部に第2のガラス板
5’が搬入された後でなければ、スペーサ配置装置9に
よるつぎのスペーサ8の配置を開始することができな
い。
【0013】つまり、図13〜図16の方法では、スペ
ーサ8の配置に要する時間を短縮して、生産性の向上を
図ることが困難である。
【0014】また、この問題を解決する方法として、図
17に示すような設備を考えることができる。図17は
設備の平面図を示している。
【0015】図17の方法では、コンベヤ2の上流側に
さらに搬入コンベヤ12が設けてあり、またコンベヤ2
の下流側位置における上部にはスペーサ配置装置9が設
けられている。また、コンベヤ2の側方には側部コンベ
ヤ13が平行に設けられており、前記コンベヤ2はガラ
ス板5を下流側へ搬送したり、側部コンベヤ13へ搬送
したりできるようになっている。
【0016】さらに、側部コンベヤ13の下流側端部に
は受渡しコンベヤ14が設けられており、該受渡しコン
ベヤ14の上部と、コンベヤ3の上部との間には、たと
えばレール15に沿って移動できかつ昇降を行えるよう
にした移動式採板装置16が設けられている。
【0017】図17の方法では、コンベヤ2から側部コ
ンベヤ13に搬送された第1のガラス板5は、受渡しコ
ンベヤ14に搬入された後、移動式採板装置16に吸着
され、さらに移動式採板装置16の走行によりコンベヤ
3の上部位置に移動されて待機している。
【0018】コンベヤ2によりスペーサ配置装置9の下
部に搬入された第2のガラス板5’上には、スペーサ配
置装置9によって図14に示すようにスペーサ8の配置
が行われ、スペーサ8の配置が終了した第2のガラス板
5’はコンベヤ3上に搬送され、つづいて前記移動式採
板装置16の下降によって、スペーサ8上に第1のガラ
ス板5が載置されることにより積層ガラス体10が成形
され、成形された積層ガラス体10はコンベヤ4に搬出
される。第1のガラス板5をスペーサ8上に載置した移
動式採板装置16は、直ちに上昇し、受渡しコンベヤ1
4の位置に戻ってつぎの第1のガラス板5の吸着を行
い、再びコンベヤ3の上部位置に移動して待機する。
【0019】図17の方法によれば、スペーサ配置装置
9によってスペーサ8が配置された第2のガラス板5’
は、直ちにコンベヤ4上に排出し、続いてスペーサ配置
装置9の下部につぎの第2のガラス板5’を搬入して、
該つぎの第2のガラス板5’上へのスペーサ8の配置を
行うことができる。
【0020】このようにすると、前記図13〜図16に
示したような方法におけるスペーサ配置の待ち時間をな
くすことができる。
【0021】しかしながら、図17の方法は、第1のガ
ラス板5を側部コンベヤ13と、受渡しコンベヤ14
と、移動式採板装置16とにより迂回させるようにした
構成を有しているために、設備コストが大きくなるとい
う問題がある。また、側部コンベヤ13から受渡しコン
ベヤ14上に搬入された第1のガラス板5を、移動式採
板装置16によって吸着し、移動式採板装置16を走行
させ、さらにコンベヤ4上に下降してスペーサ8上に載
置させるという操作を行うために、この操作に時間を要
し、この操作に要する時間がスペーサ配置装置9によっ
てスペーサ8を配置する時間よりも長く掛かってしまう
場合には、やはり作業性が低下してしまうという問題が
ある。
【0022】また、図13〜図16および図17に示し
たように、第2のガラス板5’に直接スペーサ8を配置
するようにしている限り、つぎに述べるような問題もあ
る。すなわち、ガラス板に直接金属スペーサを配置する
場合、仮に一枚のガラス板に配置すべき金属スペーサ個
数が4,100個/m2として、このうち1個でも好ま
しくない方向、たとえばガラス板の面に対してスペーサ
の面すなわち扁平面が立った状態で配置され、積層され
てしまうとガラス板の破損を招く。仮に1日に1000
枚×1m2の真空複層ガラスを生産しようとすれば、配
置すべきスペーサ個数は410万個にもなる。実際の生
産量を想定すればこの数倍以上の数のスペーサを配置し
なければならない。安定生産を考慮すれば、ガラス板上
に直接配置する設備での生産は非常に困難となり製品歩
留まりを著しく低下させるおそれがある。
【0023】したがって前記図13〜図16に示した方
法、あるいはそれに準じた図17に示すような改良案を
もってしても、生産性を向上できない、歩留まりの向上
を期待できない、という問題を避けることができなかっ
た。
【0024】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、ガラス板に直接スペーサを配置するのでは
なく、移動テーブル上にスペーサを配置して、移動テー
ブルを移動させた後、移動テーブル上のスペーサを好ま
しい姿勢でガラス板の下面に配置させるようにして、真
空積層ガラスの生産性の向上と、歩留りの向上を図るこ
とを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の真空度
に排気された中間層内にスペーサが配置されて周辺が封
着された複層ガラスを製造するための真空複層ガラス製
造装置であって、搬送ライン上を搬送されてくる第1の
ガラス板の上面を吸着して該第1のガラス板を持上げ、
さらに持上げた第1のガラス板を搬送ライン上を搬送さ
れてくる第2のガラス板上に載置し得る採板装置と、該
採板装置の搬送ライン上流側の上部に配置されて磁性材
スペーサを供給し得るスペーサ配置装置と、該スペーサ
配置装置から供給される磁性材スペーサを上面の所定位
置に整列させることができかつ前記スペーサ配置装置の
下部と採板装置の下部との間で移動が可能な移動テーブ
ルと、該移動テーブル上に整列された磁性材スペーサを
前記第1のガラス板の下面に吸着し得るよう前記採板装
置に配置した磁石とを備えたことを特徴とする真空複層
ガラス製造装置、に係るものである。
【0026】本発明によれば、採板装置を下降させて第
1のガラス板を第2のガラス板上に載置して1つの積層
ガラス体を成形した時点では、つぎの積層ガラス体の成
形のための磁性材スペーサの配置を完了することがで
き、よって待ち時間をほとんど生じることなしに、つぎ
の第1のガラス板の下面に磁性材スペーサをただちに吸
着させることができる。したがって、1枚の積層ガラス
体の成形に要する磁性材スペーサの配置時間を短縮し
て、生産性を大幅に向上することができる。また、複雑
な設備構成を必要としないので、コストの低減も図るこ
とができる。
【0027】さらに、ドーナツ状の永久磁石、あるいは
導電線による磁石を採板装置に備えて、第1のガラス板
の下面に、磁性材スペーサが立つことなく第1のガラス
板の下面と平行な方向に近付くように傾いた状態で吸着
されるようにしたので、第1のガラス板を第2のガラス
板上に載置して積層ガラス体を成形する際に磁性材スペ
ーサが確実に第1および第2のガラス板と平行に寝た状
態で挾持されることにより、ガラス板を破損させるよう
な問題を生じることがなく、歩留りを向上させることが
できる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の装置の一例を図面
に基づいて説明する。本発明の装置による一連の製造工
程の一例を図1〜図6に概略的に示す。なお、図中図1
3〜図16と同一の構成要素には同一の符号を付して説
明の重複を避ける。
【0029】図1〜図6に示すように、搬送ライン1の
コンベヤ3の上部には、吸着器6を備えた採板装置17
が設けられている。さらに、該採板装置17には、後述
するような磁石18を設けるようにしており、またスペ
ーサとして磁性材料にて成形した磁性材スペーサ19を
用いるようにしている。
【0030】さらに、スペーサ配置装置9の下部には、
たとえばレール20に沿って採板装置17との間で移動
できるようにした移動テーブル21が備えられている。
【0031】つぎに、前記採板装置17に備える磁石1
8について説明する。
【0032】たとえば、図7に示すような円板状の永久
磁石22を用いて磁性材料の細片23の吸着を行うと、
細片23が永久磁石22の面に対して立った状態で吸着
されることが知られている。円板状の永久磁石22は、
中心部分に全周方向から磁力線24が集中して磁力密度
が高くなっており、しかも中心部の磁力線24は永久磁
石22の面に対して鉛直方向に立った状態となっている
ために、細片23は永久磁石22の中心部に磁力線24
に沿って立った状態で吸着され易い。細片23が円板状
であっても同様である。
【0033】これに対して、図8に示すようにドーナツ
状の永久磁石25を用いると、細片23を吸着させた
際、細片23は永久磁石25の面に対して鉛直に立った
状態では吸着されないことが分った。ドーナツ状の永久
磁石25は、中心部に空間を有していることにより、磁
力の強さが周方向に分散されることになり、しかも磁力
線24が全周方向から集中することがないために、細片
23を吸着させると、細片23は磁力線24に沿って傾
く、すなわち永久磁石25の面に平行な状態に近付くよ
うに吸着されることが判明した。
【0034】したがって、前記ドーナツ状の永久磁石2
5を、図9、図10に示すように採板装置17の下面に
配置しておくと、採板装置17の下面に吸着された第1
のガラス板5の下面に対して磁性材スペーサ19が立っ
た状態で吸着されることがなく、しかも図9に示すよう
に各永久磁石25に対して外周の4箇所に吸着させる
と、磁性材スペーサ19の位置が移動しないことが判明
した。
【0035】図11は、前記磁石18の他の例を示した
ものであり、図11の磁石18は、採板装置17の下面
近傍の内部に、採板装置17の下面と平行な方向に延び
る導電線26を備えた場合を示している。
【0036】前記導電線26に、紙面手前から奥に向う
方向に直流電流を流す。これにより導電線26の廻りに
は磁界が発生し、磁性材スペーサ19部分では矢印22
aで示す吸引力と矢印22bで示す接線方向の磁界の力
が働くことにより、磁性材スペーサ19は矢印22aと
22bの合成ベクトル方向22cの方向の力を受けるこ
とになって、磁性材スペーサ19は立たなくなる。
【0037】前記磁性材スペーサ19には、一般的な磁
性材料を用いることができるほか、非磁性材料に強磁性
材料のパウダを混入したもの、あるいはニッケルリッチ
により磁性を生じさせたステンレス材等を用いることが
できる。
【0038】以下に、上記図1〜図6に示した装置の作
用を説明する。
【0039】図1は初期状態を示しており、コンベヤ3
上に搬送された第1のガラス板5を、採板装置17の下
降および吸着器6の吸引作動により吸着器6の下面に吸
着させた後、採板装置17を上昇させた状態を示してい
る。このとき、第2のガラス板5’はコンベヤ2上に搬
入されている。
【0040】図2は、移動テーブル21をスペーサ配置
装置9の下部に位置させ、スペーサ配置装置9によって
移動テーブル21の上面に磁性材スペーサ19を配置し
ている状態を示している。移動テーブル21は、レール
20に沿って下流側に移動することにより、スペーサ配
置装置9から磁性材スペーサ19の供給を受け、その上
面に所要数の磁性材スペーサ19を整列状態に配置する
ことができる。このスペーサ配置装置9は、磁性材スペ
ーサ19を移動テーブル21の上面に整列状態で供給で
きれば、その実施形態は適宜選択される。
【0041】図3は、図2のようにして磁性材スペーサ
19が上面に配置された移動テーブル21を採板装置1
7の下部までレール20に沿って移動させた後、採板装
置17を下降させ、採板装置17に備えた磁石18によ
り移動テーブル21上の磁性材スペーサ19を第1のガ
ラス板5の下面に吸着させて上昇させた状態を示してい
る。この間に、コンベヤ3には第2のガラス板5’が搬
入され、またコンベヤ2にはつぎの第1のガラス板5が
搬入される。
【0042】前記磁性材スペーサ19の吸着時、前記図
10および図11に示したように、ドーナツ状の永久磁
石25または導電線26からなる磁石18の作用によっ
て、磁性材スペーサ19は第1のガラス板5の下面に立
つことなく第1のガラス板5の下面と平行な方向に近付
くように傾いた状態で吸着されるようになる。
【0043】図4は、移動テーブル21をスペーサ配置
装置9の下部に戻して、スペーサ配置装置9により再び
移動テーブル21上に磁性材スペーサ19を配置してい
る状態を示している。
【0044】図5は、採板装置17を下降させて第1の
ガラス板5を第2のガラス板5’上に移動させ、積層確
認後、直ちに採板装置17の吸着器6による吸着を解放
して、第1のガラス板5を第2のガラス板5’上に載置
し、その後採板装置17を上昇させた状態を示してお
り、この操作により第1のガラス板5と第2のガラス板
5’との間に磁性材スペーサ19が配置された積層ガラ
ス体10が成形される。
【0045】この時、前記第1のガラス板5の下面に磁
石18の作用によって吸着されている磁性材スペーサ1
9は、第1のガラス板5の下面に立つことなく第1のガ
ラス板5の下面と平行な方向に近付くように傾いた状態
で吸着されているので、第1のガラス板5を第2のガラ
ス板5’上に載置する際に磁性材スペーサ19は、確実
に第1および第2のガラス板5,5’と平行に寝た状態
に挾持されるようになり、よってガラス板5,5’を破
損させるような問題を生じることがない。
【0046】図6は、第1のガラス板5と第2のガラス
板5’との間に磁性材スペーサ19が配置された積層ガ
ラス体10をコンベヤ4上に搬出した状態であり、この
時にはすでに新たな第1のガラス板5がコンベヤ3上に
搬入されて、前記図1および図2に示したように採板装
置7による吸着が行われ、しかも移動テーブル21上へ
の磁性材スペーサ19の配置が完了しているので、ただ
ちに移動テーブル21を採板装置17の下部に移動させ
て、図3のように移動テーブル21上の磁性材スペーサ
19を採板装置17に吸引することができる。
【0047】図1〜図6に示した装置において特筆すべ
き点は、図5に示すように、採板装置17を下降させて
第1のガラス板5を第2のガラス板5’上に載置して1
つの積層ガラス体10を成形した時点では、つぎの積層
ガラス体10の成形のための磁性材スペーサ19の配置
がすでに完了していることである。したがって、待ち時
間をほとんど生じることなしに、つぎの第1のガラス板
5の下面に磁性材スペーサ19をただちに吸着させるこ
とができる。図12は本発明による方法と図13〜図1
6に示した工程による操作を比較して示したタイミング
チャートの一例であり、本発明によると時間短縮分Hだ
け生産性を高めることができる。
【0048】よって、図1〜図6に示した装置によれ
ば、図13〜図16および図17に示したような方法に
比べると、1枚の積層ガラス体10の成形のために要す
る磁性材スペーサ19の配置時間を短縮して、生産性を
向上することができる。また、複雑な設備構成を必要と
しないので、コストの低減も図ることができる。
【0049】さらに、図8〜図10に示したドーナツ状
の永久磁石25、あるいは図11に示したような導電線
26による磁石18を採板装置17に備えて、前記第1
のガラス板5の下面に磁石18の作用によって磁性材ス
ペーサ19を、第1のガラス板5の下面に立つことなく
第1のガラス板5の下面と平行な方向に近付くように傾
いた状態で吸着させるようにしているので、第1のガラ
ス板5を第2のガラス板5’上に載置して積層ガラス体
10を成形する際に磁性材スペーサ19が確実に第1お
よび第2のガラス板5,5’と平行に寝た状態に挾持さ
れるようになり、よってガラス板を破損させるような問
題を生じることがない。したがって、磁性材スペーサ1
9が好ましくない方向状態で積層されることによって第
1および第2のガラス板5,5’を破損させる可能性を
大きく低減できて歩留まりを向上させることができる。
【0050】なお、こうしてスペーサが配置された後、
中間層の排気および封止は、つぎのように行われる。
【0051】図18に示すように、1対のガラス板5,
5’の間に微小なスペーサ8を挟んでガラス板5,5’
の周囲を封止材44で封止してガラス板5,5’を平行
に保持することにより中間層27が形成された複層ガラ
ス10’を構成しており、一方のガラス板5に段部28
付きの吸引口11が穿設されている。
【0052】この吸引口11には、窯体用ハンダにより
中心に貫通孔29を形成した円筒状の低融点閉塞部材3
0の下端部を段部28まで密に嵌め込むようにしてい
る。円筒状の低融点閉塞部材30は、その下端部をガラ
ス板5の吸引口11に段部28まで密に嵌め込んだと
き、低融点閉塞部材30上方の外方端部がガラス板5の
表面から若干突出するような長さになっている。
【0053】円筒状の低融点閉塞部材30を構成する窯
体用ハンダとしては、亜鉛などの添加剤の添加によって
ガラス板5,5’への接着性を高めた低融点金属ハンダ
(ガラスハンダ)或いは低融点ガラスなどを用いること
ができる。
【0054】31は下方が開放されている円筒状の函体
であって、側面には排気管32が接続されており、上端
外周には蓋体33が固着されて函体31の上部を覆って
いる。また、函体31の中心部には、内部が中空になっ
ているプランジャ34が貫通していて、このプランジャ
34は函体31の上面に固着されているガイドリング3
5に案内されて、矢印36に示すように円筒状の函体3
1の中心軸線に沿って上下に摺動できるようになってい
る。
【0055】プランジャ34の下部外周と函体31の上
部内面とに亘って金属製のベローズ37が取り付けられ
ていて、函体31の内部と蓋体33との間を気密に仕切
っている。プランジャ34下部の内部には加熱器38が
設けられており、プランジャ34の下端には加熱部39
が取り付けられている。
【0056】加熱器38としては、電気ヒータ、超音波
ヒータなどを使用し、加熱部39としては高熱伝導材料
の銅合金などを使用して、加熱部39の下端は円錐形状
の押付凹部39aとするのが好ましい。
【0057】プランジャ34はアクチュエータによって
上下動されるようになっており、図18では、プランジ
ャ34の上端には加圧板40が水平に固着してあって、
加圧板40の上面と蓋体33の内部下面との間には、耐
熱性樹脂などで作った風船状の第1の伸縮体41が設け
られており、加圧板40の下面周辺と函体31の上面と
の間には、同じく耐熱性樹脂などで作ったリング状の第
2の伸縮体42が設けられている。
【0058】第1の伸縮体41および第2の伸縮体42
には、圧縮空気、水、油などの流体を給排することがで
きるようになっていて、第1の伸縮体41に流体を供給
して第2の伸縮体42から流体を排出すると、第1の伸
縮体41が膨脹して第2の伸縮体42が収縮し、プラン
ジャ34を下降させるようになる。また、第1の伸縮体
41から流体を排出して第2の伸縮体42に流体を供給
すると、第1の伸縮体41が収縮して第2の伸縮体42
が膨脹し、プランジャ34を上昇させるようになる。プ
ランジャ34を上下動させるアクチュエータにはシリン
ダ方式などの種々の方式を採用することができる。前述
した円筒状の函体31の下端には、パッキン43が取り
付けられている。
【0059】つぎに、上述した図18に示す装置を使用
してガラス板5,5’の間の中間層27を排気する工程
を説明する。
【0060】まず図18に示すように、一方のガラス板
5に穿設されている吸引口11の上方から円筒状の低融
点閉塞部材30の下端部を段部28位置まで密に嵌め込
む。そして図18に示すように低融点閉塞部材30を中
心にしてガラス板5の表面に函体31をかぶせると、函
体31の下端にはパッキン43が介在するため、ガラス
板5表面の円筒状の低融点閉塞部材30の周囲は、函体
31によって気密に覆われた状態になる。
【0061】この状態で排気管32に真空ポンプを接続
して吸引すると、函体31の内部および円筒状の低融点
閉塞部材30の貫通孔29を通して、ガラス板5,5’
の間の中間層27の内部が減圧される。
【0062】函体31の内部の減圧度が所定圧力に近付
くと加熱器38を加熱し始め、函体31の内部の減圧度
が所定圧力に達して中間層27内部が所定の真空度にな
る状態に排気され、かつ、加熱器38による加熱部39
の温度が所定温度に到達した後、第1の伸縮体41に流
体を供給して第2の伸縮体42から流体を排出してプラ
ンジャ34を下降させ、ガラス板5の表面から若干突出
している低融点閉塞部材30の外方端部に、プランジャ
34下端の加熱部39を押し付ける。
【0063】この操作によって、加熱器38の熱は加熱
部39を介して円筒状の低融点閉塞部材30の外方端部
に伝達され、低融点閉塞部材30は熔融し始める。そし
て円筒状の低融点閉塞部材30の外方端部の貫通孔29
は熔融のために閉塞し、円筒状の低融点閉塞部材30の
外側は吸引口11に溶着し、ガラス板5,5’の間の中
間層27は排気された状態に保持される。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、採
板装置を下降させて第1のガラス板を第2のガラス板上
に載置して1つの積層ガラス体を成形した時点では、つ
ぎの積層ガラス体の成形のための磁性材スペーサの配置
を完了することができ、よって待ち時間をほとんど生じ
ることなしに、つぎの第1のガラス板の下面に磁性材ス
ペーサをただちに吸着させることができる。したがっ
て、1枚の積層ガラス体の成形に要する磁性材スペーサ
の配置時間を短縮して、生産性を大幅に向上することが
できる。
【0065】また、複雑な設備構成を必要としないの
で、コストの低減も図ることができる。
【0066】さらに、ドーナツ状の永久磁石、あるいは
導電線による磁石を採板装置に備えて、第1のガラス板
の下面に、磁性材スペーサが立つことなく第1のガラス
板の下面と平行な方向に近付くように傾いた状態で吸着
されるようにしたので、第1のガラス板を第2のガラス
板上に載置して積層ガラス体を成形する際に磁性材スペ
ーサが確実に第1および第2のガラス板と平行に寝た状
態で挾持されることにより、ガラス板を破損させるよう
な問題を生じることがなく、歩留りを向上させることが
できる。
【0067】さらにまた、第1のガラス板を第2のガラ
ス板上に載置し積層する際、磁性材スペーサは磁石によ
り第1のガラス板の下面に固定されているので、前記積
層時に振動や乗載されるガラス板から風圧を受けても変
動しない。その結果、スペーサを常に整列した状態で配
置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の工程の一例を示す概略側面図で
ある。
【図2】本発明の装置の工程の一例を示す概略側面図で
ある。
【図3】本発明の装置の工程の一例を示す概略側面図で
ある。
【図4】本発明の装置の工程の一例を示す概略側面図で
ある。
【図5】本発明の装置の工程の一例を示す概略側面図で
ある。
【図6】本発明の装置の工程の一例を示す概略側面図で
ある。
【図7】一般的な磁石の一例を示す斜視図である。
【図8】本発明に備える磁石の一例を示す斜視図であ
る。
【図9】本発明の採板装置に磁石を配置した状態の一例
を示す底面図である。
【図10】図9のX−X矢視図である。
【図11】本発明に備える磁石の他の例を示す切断側面
図である。
【図12】本発明の方法と一般に想定される方法との工
程を比較して示したタイミングチャートの一例図であ
る。
【図13】想定される真空複層ガラスの製造工程の一例
を示す側面図である。
【図14】想定される真空複層ガラスの製造工程の一例
を示す側面図である。
【図15】想定される真空複層ガラスの製造工程の一例
を示す側面図である。
【図16】想定される真空複層ガラスの製造工程の一例
を示す側面図である。
【図17】図13〜図16とは別の想定される真空複層
ガラスの製造方法の例を示す平面図である。
【図18】中間層の排気と封止を行う装置の一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 搬送ライン 5 第1のガラス板 5’ 第2のガラス板 9 スペーサ配置装置 17 採板装置 18 磁石 19 磁性材スペーサ 21 移動テーブル 25 ドーナツ状の永久磁石 26 導電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 伸一 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 村上 隆弘 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の真空度に排気された中間層内にス
    ペーサが配置されて周辺が封着された複層ガラスを製造
    するための真空複層ガラス製造装置であって、搬送ライ
    ン上を搬送されてくる第1のガラス板の上面を吸着して
    該第1のガラス板を持上げ、さらに持上げた第1のガラ
    ス板を搬送ライン上を搬送されてくる第2のガラス板上
    に載置し得る採板装置と、該採板装置の搬送ライン上流
    側の上部に配置されて磁性材スペーサを供給し得るスペ
    ーサ配置装置と、該スペーサ配置装置から供給される磁
    性材スペーサを上面の所定位置に整列させることができ
    かつ前記スペーサ配置装置の下部と採板装置の下部との
    間で移動が可能な移動テーブルと、該移動テーブル上に
    整列された磁性材スペーサを前記第1のガラス板の下面
    に吸着し得るよう前記採板装置に配置した磁石とを備え
    たことを特徴とする真空複層ガラス製造装置。
  2. 【請求項2】 採板装置に備える磁石の磁力線の向き
    が、磁性材スペーサの面を第1のガラス板の下面と平行
    な方向に近付けて吸着するように設定されていることを
    特徴とする請求項1記載の真空複層ガラス製造装置。
  3. 【請求項3】 磁石がドーナツ状の永久磁石、または導
    電線であることを特徴とする請求項1または2記載の真
    空複層ガラス製造装置。
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