JPH112473A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
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- JPH112473A JPH112473A JP9353678A JP35367897A JPH112473A JP H112473 A JPH112473 A JP H112473A JP 9353678 A JP9353678 A JP 9353678A JP 35367897 A JP35367897 A JP 35367897A JP H112473 A JPH112473 A JP H112473A
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- Japan
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- cooling device
- absorber
- channel
- condenser
- line
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- Pending
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F3/00—Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
- F28F3/12—Elements constructed in the shape of a hollow panel, e.g. with channels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B37/00—Absorbers; Adsorbers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F13/00—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing
- F28F13/18—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by applying coatings, e.g. radiation-absorbing, radiation-reflecting; by surface treatment, e.g. polishing
- F28F13/182—Arrangements for modifying heat-transfer, e.g. increasing, decreasing by applying coatings, e.g. radiation-absorbing, radiation-reflecting; by surface treatment, e.g. polishing especially adapted for evaporator or condenser surfaces
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
- Cookers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 傾斜した場所でも使用できる冷却装置を提供
する。 【解決手段】 吸収器１、クッカー１９、凝縮器２及び
蒸発器２２を備え、吸収器１は相互に連結された少なく
とも２枚の輪郭板によって形成され、板はクッカー１９
を蒸発器２２に接続するための複数ライン及びポート１
０、１１、１２、１５、１６を形成し、ラインは曲がり
くねったパターンで案内されまた２つの隣接ラインが少
なくとも１つの開口によって相互に接続されるように成
される。吸収器１は中立位置から、板面に対して垂直に
延在する軸線回りに、３゜以上、好ましくは６゜以上回
転自在であって、冷却装置の動作が板の回転によって妨
げられない。
する。 【解決手段】 吸収器１、クッカー１９、凝縮器２及び
蒸発器２２を備え、吸収器１は相互に連結された少なく
とも２枚の輪郭板によって形成され、板はクッカー１９
を蒸発器２２に接続するための複数ライン及びポート１
０、１１、１２、１５、１６を形成し、ラインは曲がり
くねったパターンで案内されまた２つの隣接ラインが少
なくとも１つの開口によって相互に接続されるように成
される。吸収器１は中立位置から、板面に対して垂直に
延在する軸線回りに、３゜以上、好ましくは６゜以上回
転自在であって、冷却装置の動作が板の回転によって妨
げられない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項１の前文によ
る冷却装置に関するものである。この種の冷却装置は、
特にノイズを伴なわずに運転され、また熱源を駆動エネ
ルギーとして使用する冷却器に使用される。
る冷却装置に関するものである。この種の冷却装置は、
特にノイズを伴なわずに運転され、また熱源を駆動エネ
ルギーとして使用する冷却器に使用される。
【０００２】
【従来の技術】ＵＳ３，７８２，１３４から、ほとんど
すべての部品が上下に重ね合された２枚の板の中に造り
付けられ、これらの板の中に吸収器、クッカー、凝縮器
および蒸発器のラインが備えられるように成された吸収
冷却システムが知られている。その結果、吸収冷却シス
テムの製造が容易になる。
すべての部品が上下に重ね合された２枚の板の中に造り
付けられ、これらの板の中に吸収器、クッカー、凝縮器
および蒸発器のラインが備えられるように成された吸収
冷却システムが知られている。その結果、吸収冷却シス
テムの製造が容易になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸収冷却シ
ステムの製造が容易になるものの、冷却回路の効率が低
下するという欠点を伴なう。特に回路の温暖側におい
て、熱損が生じる。これは、板の中において各部品間の
伝熱が生じ、クッカーが効率的な二重パイプクッカーと
して造り付けられず、クッカーと吸収器との間に低効率
の熱交換器しか備えられないからである。
ステムの製造が容易になるものの、冷却回路の効率が低
下するという欠点を伴なう。特に回路の温暖側におい
て、熱損が生じる。これは、板の中において各部品間の
伝熱が生じ、クッカーが効率的な二重パイプクッカーと
して造り付けられず、クッカーと吸収器との間に低効率
の熱交換器しか備えられないからである。
【０００４】さらに剛性的に組立てられた吸収冷却シス
テムは、ラインの１つの中の液体のバンキングを防止す
るために与えられた運転位置に保持されなければならな
い。従ってこのようなシステムを傾斜区域に停車した自
動車の中でまたは傾斜の生じる可能性のある船舶の中で
使用する事は不適切である。
テムは、ラインの１つの中の液体のバンキングを防止す
るために与えられた運転位置に保持されなければならな
い。従ってこのようなシステムを傾斜区域に停車した自
動車の中でまたは傾斜の生じる可能性のある船舶の中で
使用する事は不適切である。
【０００５】さらにＥＰ ０，６４２，７６２から、ラ
インの形成された２枚の平行に配置された板から成る吸
収器を含む吸収回路を使用して冷却装置を操作する事が
知られている。
インの形成された２枚の平行に配置された板から成る吸
収器を含む吸収回路を使用して冷却装置を操作する事が
知られている。
【０００６】前記吸収回路において、富化溶液がまず吸
収器の底部の熱交換器に、次にクッカーに加えられる。
二重パイプとして形成されたクッカーからＮＨ3蒸気が
排出されて凝縮器に供給される。次に凝縮物が蒸発器の
中で蒸発させられ、この蒸発器から冷却のために熱が環
境から吸収される。次に蒸気媒体が吸収器に供給され、
そこで再びクッカーから供給された液体によって吸収さ
れる。
収器の底部の熱交換器に、次にクッカーに加えられる。
二重パイプとして形成されたクッカーからＮＨ3蒸気が
排出されて凝縮器に供給される。次に凝縮物が蒸発器の
中で蒸発させられ、この蒸発器から冷却のために熱が環
境から吸収される。次に蒸気媒体が吸収器に供給され、
そこで再びクッカーから供給された液体によって吸収さ
れる。
【０００７】実際に標準の運転のための前記システムは
比較的良好なエネルギー効率を有するが、冷却装置が傾
斜させられるやいなや吸収器の中に収容された液体が集
合して、水平に配置されたラインの中にせき止められ、
サイフォンが形成される危険性がある。このような液体
のバンキング現象は冷却装置の動作を著しく妨害し、従
ってシステムの効率を低減させる。
比較的良好なエネルギー効率を有するが、冷却装置が傾
斜させられるやいなや吸収器の中に収容された液体が集
合して、水平に配置されたラインの中にせき止められ、
サイフォンが形成される危険性がある。このような液体
のバンキング現象は冷却装置の動作を著しく妨害し、従
ってシステムの効率を低減させる。
【０００８】また、ＥＰ ０，６４２，７６２に記載の
システムは、その吸収器、クッカー、凝縮器および蒸発
器がそれぞれ別個に製造され、従って複雑な設置プロセ
スで組立てられなければならないので設置費用が高い。
システムは、その吸収器、クッカー、凝縮器および蒸発
器がそれぞれ別個に製造され、従って複雑な設置プロセ
スで組立てられなければならないので設置費用が高い。
【０００９】従って、本発明の主たる目的は、少し傾斜
した位置に配置されていても著しく効率を低減させる事
なく運転する事のできる冷却装置を提供するにある。さ
らにこの冷却装置は構造が簡単であって、できるだけ高
い効率を示す。
した位置に配置されていても著しく効率を低減させる事
なく運転する事のできる冷却装置を提供するにある。さ
らにこの冷却装置は構造が簡単であって、できるだけ高
い効率を示す。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的は請求項１の特
徴を有する冷却装置を使用する事によって解決される。
吸収器、吸収容器および凝縮器をそれぞれ相互に連接さ
れた少なくとも２枚の輪郭板（プロファイルドプレー
ト）によって形成する事により、これらの２つの部品を
迅速簡単に製造する事ができ、輪郭ラインを板面に対し
て垂直に延びる軸線回りに３゜以上、好ましくは６゜以
上回転させて部分的に傾斜させる事により、吸収器また
は凝縮器中の液体が滞留して冷却装置の操作を妨げる事
がない。
徴を有する冷却装置を使用する事によって解決される。
吸収器、吸収容器および凝縮器をそれぞれ相互に連接さ
れた少なくとも２枚の輪郭板（プロファイルドプレー
ト）によって形成する事により、これらの２つの部品を
迅速簡単に製造する事ができ、輪郭ラインを板面に対し
て垂直に延びる軸線回りに３゜以上、好ましくは６゜以
上回転させて部分的に傾斜させる事により、吸収器また
は凝縮器中の液体が滞留して冷却装置の操作を妨げる事
がない。
【００１１】このように冷却システムの傾斜に対する不
感性の故に、このシステムは自動車または船舶などの移
動目的に使用できる利点を示す。さらに冷却装置はその
前面に接続された熱交換器を有する別個のクッカーが凝
縮器および吸収器に接続されているので、高効率で作動
する事ができる。吸収器、吸収容器および凝縮器の板状
の実施態様の故に、装置の奥行きを低くする事ができ
る。
感性の故に、このシステムは自動車または船舶などの移
動目的に使用できる利点を示す。さらに冷却装置はその
前面に接続された熱交換器を有する別個のクッカーが凝
縮器および吸収器に接続されているので、高効率で作動
する事ができる。吸収器、吸収容器および凝縮器の板状
の実施態様の故に、装置の奥行きを低くする事ができ
る。
【００１２】本発明の好ましい実施態様において、吸収
器の傾斜に対する不感性は、ラインがＶ形断面を有し、
特に吸収器の表面がラインの曲がりくねった実施態様の
故にきわめて大となる事によって達成される。吸収器の
ラインがそれぞれの最も深い部分で隣接ラインへの開口
を有すれば、吸収器の傾斜が水平に対するＶ形脚の傾斜
を超えて片寄らない限り、液体のバンキングは生じな
い。しかしこのように吸収器の傾斜の片寄りに際しても
ライン間の開口によって液体バンキングによる障害が低
減される。
器の傾斜に対する不感性は、ラインがＶ形断面を有し、
特に吸収器の表面がラインの曲がりくねった実施態様の
故にきわめて大となる事によって達成される。吸収器の
ラインがそれぞれの最も深い部分で隣接ラインへの開口
を有すれば、吸収器の傾斜が水平に対するＶ形脚の傾斜
を超えて片寄らない限り、液体のバンキングは生じな
い。しかしこのように吸収器の傾斜の片寄りに際しても
ライン間の開口によって液体バンキングによる障害が低
減される。
【００１３】好ましい実施態様によれば、吸収器のライ
ンの壁体面が溝を備え、毛管現象が溝壁体面上の液体の
特にすぐれた分布を生じて、良好な伝熱作用と高効率と
を生じる。好ましくは、これらの溝はそれ自体知られて
いるように、傾斜角度を有する相異なる方向に配置され
る。
ンの壁体面が溝を備え、毛管現象が溝壁体面上の液体の
特にすぐれた分布を生じて、良好な伝熱作用と高効率と
を生じる。好ましくは、これらの溝はそれ自体知られて
いるように、傾斜角度を有する相異なる方向に配置され
る。
【００１４】好ましくは、冷却装置を特に簡単にコンパ
クトに製造できるように、吸収器、吸収容器および凝縮
器は２枚の板によって一体的に形成される。この場合、
吸収器と凝縮器とが近似的に同一温度水準に保持される
ので、伝熱による追加的熱損が生じない。
クトに製造できるように、吸収器、吸収容器および凝縮
器は２枚の板によって一体的に形成される。この場合、
吸収器と凝縮器とが近似的に同一温度水準に保持される
ので、伝熱による追加的熱損が生じない。
【００１５】本発明の好ましい実施態様において、凝縮
器中に形成される凝縮物が蒸気への伝熱を妨げないよう
に、凝縮器は液体セパレータを備えた蛇管凝縮器として
形成される。伝熱面をできるだけ大にするため、凝縮器
は本質的に垂直な湾曲部を有する曲がりくねったパター
ンの第１チャンネルと、前記第１チャンネルの下方に配
置された第２チャンネルとを含み、前記第１チャンネル
と第２チャンネルとの間の液体分離のために複数の接続
部分が備えられる。凝縮器が傾斜した場合でも、第２チ
ャンネル中に捕集された液体は第１チャンネル中の伝熱
を妨げない。
器中に形成される凝縮物が蒸気への伝熱を妨げないよう
に、凝縮器は液体セパレータを備えた蛇管凝縮器として
形成される。伝熱面をできるだけ大にするため、凝縮器
は本質的に垂直な湾曲部を有する曲がりくねったパター
ンの第１チャンネルと、前記第１チャンネルの下方に配
置された第２チャンネルとを含み、前記第１チャンネル
と第２チャンネルとの間の液体分離のために複数の接続
部分が備えられる。凝縮器が傾斜した場合でも、第２チ
ャンネル中に捕集された液体は第１チャンネル中の伝熱
を妨げない。
【００１６】好ましくは前記第１チャンネルの一端にガ
ス媒体のポートが形成され、前記第１チャンネルの湾曲
部の垂直延長が他端にむかって増大し、この他端におい
て前記第２チャンネルはポートを有する末端から水平に
対して斜め下方に延在するように形成される。その結
果、第２チャンネル中に捕集された凝縮物が下方に流出
する事ができる。
ス媒体のポートが形成され、前記第１チャンネルの湾曲
部の垂直延長が他端にむかって増大し、この他端におい
て前記第２チャンネルはポートを有する末端から水平に
対して斜め下方に延在するように形成される。その結
果、第２チャンネル中に捕集された凝縮物が下方に流出
する事ができる。
【００１７】凝縮器と吸収器との間において吸収器の板
面に対して本質的に平行に延在するラインを有する蒸発
器を備える事により、冷却装置の特にコンパクトな構造
が得られる。この場合、蒸発器のラインの大部分は冷却
装置の温暖部分から断熱された冷却チャンバ中を案内さ
れる。冷却装置の熱損をできるだけ低いレベルに保持す
るため、吸収器と凝縮器との間にクッカーが備えられ、
また前記クッカーと蒸発器は吸収器の両側に配置され
る。
面に対して本質的に平行に延在するラインを有する蒸発
器を備える事により、冷却装置の特にコンパクトな構造
が得られる。この場合、蒸発器のラインの大部分は冷却
装置の温暖部分から断熱された冷却チャンバ中を案内さ
れる。冷却装置の熱損をできるだけ低いレベルに保持す
るため、吸収器と凝縮器との間にクッカーが備えられ、
また前記クッカーと蒸発器は吸収器の両側に配置され
る。
【００１８】本発明の冷却装置は、吸収器と凝縮器の板
を互いに溶接する事によりきわめて簡単に製造する事が
できる。
を互いに溶接する事によりきわめて簡単に製造する事が
できる。
【００１９】以下、本発明を図面に示す実施形態につい
て詳細に説明するが本発明はこれに限定されない。
て詳細に説明するが本発明はこれに限定されない。
【００２０】
【発明の実施の形態】図１乃至図３に示した冷却装置は
吸収器１と凝縮器２とを含む。前記の吸収器１と凝縮器
２は、上下に配置され相互にレーザビーム溶接によって
溶接された２枚の板から成る。また前記凝縮器と吸収器
はそれぞれ別個に２枚の重ね合された板から成る事がで
きる。
吸収器１と凝縮器２とを含む。前記の吸収器１と凝縮器
２は、上下に配置され相互にレーザビーム溶接によって
溶接された２枚の板から成る。また前記凝縮器と吸収器
はそれぞれ別個に２枚の重ね合された板から成る事がで
きる。
【００２１】前記吸収器１は複数のＶ形ラインを含み、
これらのラインは上下に配置され曲がりくねったパター
ンで案内されている。各Ｖ形ライン２の最下部に開口４
が備えられ、この開口が隣接ライン３に達する。前記ラ
イン３の壁体はこの壁体上の毛管効果を増大するために
溝（グルーブ）５と６を備える。
これらのラインは上下に配置され曲がりくねったパター
ンで案内されている。各Ｖ形ライン２の最下部に開口４
が備えられ、この開口が隣接ライン３に達する。前記ラ
イン３の壁体はこの壁体上の毛管効果を増大するために
溝（グルーブ）５と６を備える。
【００２２】これらの溝はラインの壁体に対して６０゜
の角度αを成すクサビ状に形成され、また０．３ｍｍの
深さを有する。相互に平行に走る２溝間の距離は約１．
５ｍｍである。ライン壁体は相異なる２方向に延在する
溝を備える。図２に見られるように、溝５は５゜の角度
βをもって上方に延在し、溝６は５゜の角度βをもって
下方に延在する。
の角度αを成すクサビ状に形成され、また０．３ｍｍの
深さを有する。相互に平行に走る２溝間の距離は約１．
５ｍｍである。ライン壁体は相異なる２方向に延在する
溝を備える。図２に見られるように、溝５は５゜の角度
βをもって上方に延在し、溝６は５゜の角度βをもって
下方に延在する。
【００２３】凝縮器２は曲がりくねったパターンで延在
する第１チャンネル７とその下方の第２チャンネル８と
を含み、これらのチャンネルが前記吸収器１の上方に配
置されている。前記第１チャンネル７と前記第２チャン
ネル８との間に、液体セパレータとして役立つ接続部９
が配置されている。前記第１チャンネル７の一端にガス
媒体ポート１０が備えられ、このガス媒体は曲がりくね
った通路を通して案内される。
する第１チャンネル７とその下方の第２チャンネル８と
を含み、これらのチャンネルが前記吸収器１の上方に配
置されている。前記第１チャンネル７と前記第２チャン
ネル８との間に、液体セパレータとして役立つ接続部９
が配置されている。前記第１チャンネル７の一端にガス
媒体ポート１０が備えられ、このガス媒体は曲がりくね
った通路を通して案内される。
【００２４】前記湾曲部の長さが前記凝縮器２の通路に
そって増大する。これに対応して、前記第２チャンネル
８は水平に対して下方斜めに延在するように形成されて
いるので、分類された液体が重力によって下方に排出さ
れる。
そって増大する。これに対応して、前記第２チャンネル
８は水平に対して下方斜めに延在するように形成されて
いるので、分類された液体が重力によって下方に排出さ
れる。
【００２５】前記凝縮器２の他端には、液体コレクタが
備えられ、このコレクタの下端に蒸発器に達するポート
１１が備えられ、上端区域には圧力補償パイプのポート
１１２が備えられている。
備えられ、このコレクタの下端に蒸発器に達するポート
１１が備えられ、上端区域には圧力補償パイプのポート
１１２が備えられている。
【００２６】前記の蒸発器の中で生産された蒸気がポー
ト１２を通して前記吸収器１の中に案内される。蒸気は
前記曲がりくねったライン３を通り、前記吸収器１中に
収容された液体によって吸収される。前記吸収器１の前
記ライン３の末端に冷媒から精製された補助ガスの予冷
器１３が備えられ、この予冷器１３の底部には蒸発器に
達するポート１４が備えられている。前記のポート１１
２は前記の圧力補償パイプを通して前記ポート１２と連
通している。
ト１２を通して前記吸収器１の中に案内される。蒸気は
前記曲がりくねったライン３を通り、前記吸収器１中に
収容された液体によって吸収される。前記吸収器１の前
記ライン３の末端に冷媒から精製された補助ガスの予冷
器１３が備えられ、この予冷器１３の底部には蒸発器に
達するポート１４が備えられている。前記のポート１１
２は前記の圧力補償パイプを通して前記ポート１２と連
通している。
【００２７】前記吸収器１はその下方区域の中にリザー
バ１７を含み、このリザーバの中において２枚の板を相
互に離間するためにスペーサ１８が備えられている。前
記リザーバ１７の底面に富化溶液の排出口１６が備えら
れている。前記吸収器１の上方区域の中に、導入される
貧化溶液のポート１５が備えられている。
バ１７を含み、このリザーバの中において２枚の板を相
互に離間するためにスペーサ１８が備えられている。前
記リザーバ１７の底面に富化溶液の排出口１６が備えら
れている。前記吸収器１の上方区域の中に、導入される
貧化溶液のポート１５が備えられている。
【００２８】図４乃至図６には組立てられた状態の冷却
装置が図示され、この冷却装置は部屋を冷却するために
使用される。前記吸収器１の前記リザーバ１７の前記排
出口１６が二重パイプ熱交換器２０に達し、この熱交換
器の中で熱が富化溶液に供給される。
装置が図示され、この冷却装置は部屋を冷却するために
使用される。前記吸収器１の前記リザーバ１７の前記排
出口１６が二重パイプ熱交換器２０に達し、この熱交換
器の中で熱が富化溶液に供給される。
【００２９】このように加熱された富化溶液がクッカー
１９に案内され、このクッカーの中で冷媒が排除されラ
イン２１を通して前記ポート１０から前記凝縮器１の中
に供給される。前記クッカー１９の中で生産された貧化
溶液が前記二重熱交換器２０を通して前記ポート１５か
ら前記吸収器１の上方区域に案内される。
１９に案内され、このクッカーの中で冷媒が排除されラ
イン２１を通して前記ポート１０から前記凝縮器１の中
に供給される。前記クッカー１９の中で生産された貧化
溶液が前記二重熱交換器２０を通して前記ポート１５か
ら前記吸収器１の上方区域に案内される。
【００３０】前記凝縮器２の中で凝縮された蒸気が前記
ポート１１を通して蒸発器２２に供給される。この蒸発
器２２は前記吸収器１と前記凝縮器２の板面に対して垂
直に造り付けられ、後側壁体を通して冷却チャンバ２３
の中に入る。このようにして前記蒸発器２２は前記冷却
チャンバ２３を冷却し、生産された蒸気が前記ポート１
２を通して前記吸収器１に案内される。
ポート１１を通して蒸発器２２に供給される。この蒸発
器２２は前記吸収器１と前記凝縮器２の板面に対して垂
直に造り付けられ、後側壁体を通して冷却チャンバ２３
の中に入る。このようにして前記蒸発器２２は前記冷却
チャンバ２３を冷却し、生産された蒸気が前記ポート１
２を通して前記吸収器１に案内される。
【００３１】図６から明かなように、前記吸収器１と前
記凝縮器２とによって形成される板状ユニットが前記冷
却チャンバ２３の後側壁体に対して連接部材２４を使用
して固着される。前述の実施態様において、この冷却装
置は水性アンモニアを使用し、補助ガスとして水素を使
用して運転される。
記凝縮器２とによって形成される板状ユニットが前記冷
却チャンバ２３の後側壁体に対して連接部材２４を使用
して固着される。前述の実施態様において、この冷却装
置は水性アンモニアを使用し、補助ガスとして水素を使
用して運転される。
【図１】冷却装置の吸収器と凝縮器との部分的断面図。
【図２】図１の冷却装置の円形内部の詳細断面図。
【図３】図２のＡ−Ａ線にそった断面図。
【図４】冷却装置の概略断面図。
【図５】図４の冷却装置の蒸発器と冷却チャンバとを示
す断面図。
す断面図。
【図６】図４と図５の冷却装置の平面図。
１ 吸収器 ２ 凝縮器 ３ ライン ４ 開口 ５、６ ラインの壁体の溝 ７ 第１チャンネル ８ 第２チャンネル ９ 接続部 １０、１１、１２、１５、１６ ポート １７ リザーバ １９ クッカー ２２ 蒸発器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート、サグリン スウェーデン国サルショー、ボー、エリン シルスベーゲン、３ (72)発明者 フランク、ゲー．シャーパー ドイツ連邦共和国ジーゲン、リュスベルク シュトラーセ、３
Claims (14)
- 【請求項１】吸収器（１）、クッカー（１９）、凝縮器
（２）および蒸発器（２２）を含み、前記吸収器（１）
は相互に連結された少なくとも２つの輪郭板によって形
成され、前記輪郭板は前記クッカー（１９）と前記蒸発
器（２２）とに接続するためのラインおよびポート（１
０、１１、１２、１５、１６）を形成し、前記ラインは
曲がりくねったパターンで案内され、また２つの隣接ラ
インが少なくとも１つの開口によって相互に接続される
ように成された吸収回路の冷却装置において、前記ライ
ンが少なくとも部分的に水平に対して傾斜を有し、この
ため、前記吸収器（１）は中立位置から、板面に対して
垂直に延びる軸線回りに、３゜よりも大きく回転可能で
あって、前記冷却装置の動作が前記板の回転によって妨
げられない事を特徴とする吸収回路の冷却装置。 - 【請求項２】前記吸収器（１）の前記ライン（３）は少
なくとも１つのＶ形部分を含み、前記吸収器中の各ライ
ン（３）が互いに上下に配置される事を特徴とする請求
項１に記載の冷却装置。 - 【請求項３】前記吸収器（１）の前記ライン（３）の中
のＶ形断面の最深部分に、隣接ライン（３）への開口
（４）が設けられた事を特徴とする請求項１または２に
記載の冷却装置。 - 【請求項４】前記吸収器（１）の前記ライン（３）の壁
体に溝（５、６）が設けられた事を特徴とする請求項１
乃至３のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 【請求項５】前記溝（５、６）が相異なる２方向に延在
してそれぞれ交差する事を特徴とする請求項４に記載の
冷却装置。 - 【請求項６】前記吸収器の下部に一体的にリザーバ（１
７）が形成されている事を特徴とする請求項１乃至５の
いずれか一項に記載の冷却装置。 - 【請求項７】前記吸収器（１）と前記凝縮器（２）とが
一緒に少なくとも２つの板から一体的に形成されている
事を特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載の
冷却装置。 - 【請求項８】前記凝縮器（２）は液体セパレータ（９）
を備えた蛇管凝縮器として形成されている事を特徴とす
る請求項１乃至７のいずれか一項に記載の冷却装置。 - 【請求項９】前記凝縮器（２）は、本質的に垂直に形成
された湾曲部を有して曲がりくねったパターンで案内さ
れる第１チャンネル（７）と、前記第１チャンネル
（７）の下方に配置された第２チャンネル（８）とを含
み、前記第１チャンネルと前記第２チャンネルとの間に
複数の接続部（９）が設けられた事を特徴とする請求項
８に記載の冷却装置。 - 【請求項１０】前記第１チャンネルの一端にガス媒体用
ポート（１０）が設けられ、また前記第１チャンネルの
各湾曲部の垂直延長が第１チャンネルの他端にむかって
増大する事を特徴とする請求項８または９のいずれか一
項に記載の冷却装置。 - 【請求項１１】前記第２チャンネル（８）は、前記ガス
媒体用ポート（１０）が設けられた前記第１チャンネル
（７）の端部から、水平に対して斜め下方に延在するよ
うに形成されている事を特徴とする請求項８乃至１０の
いずれか一項に記載の冷却装置。 - 【請求項１２】前記凝縮器（２）と前記吸収器（１）と
の間に、前記吸収器（１）の板面に対して本質的に垂直
に接続されたラインを有する前記蒸発器（２２）が設け
られた事を特徴とする請求項１乃至１１のいずれか一項
に記載の冷却装置。 - 【請求項１３】前記吸収器（１）と前記凝縮器（２）と
の間に前記クッカー（１９）が設けられ、前記クッカー
（１９）と前記蒸発器（２２）とが前記吸収器（１）の
両側に配置された事を特徴とする請求項１乃至１２のい
ずれか一項に記載の冷却装置。 - 【請求項１４】前記吸収器（１）及び前記凝縮器（２）
の前記２つの板が互いに溶接されている事を特徴とする
請求項１乃至１３のいずれか一項に記載の冷却装置。
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