JPH1124718A - ロボットの制御装置及び制御方法 - Google Patents

ロボットの制御装置及び制御方法

Info

Publication number
JPH1124718A
JPH1124718A JP9180992A JP18099297A JPH1124718A JP H1124718 A JPH1124718 A JP H1124718A JP 9180992 A JP9180992 A JP 9180992A JP 18099297 A JP18099297 A JP 18099297A JP H1124718 A JPH1124718 A JP H1124718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manipulator
target
robot
speed
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9180992A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Fukuda
田 靖 福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9180992A priority Critical patent/JPH1124718A/ja
Publication of JPH1124718A publication Critical patent/JPH1124718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 検出周期の異なる情報を用いても、マニピュ
レータを円滑に動作させることができる宇宙ロボットの
制御装置及び方法を提供する。 【解決手段】 人工衛星に搭載された宇宙ロボットの制
御装置は、当衛星の位置、速度を検出する慣性センサ、
捕捉すべき浮遊ターゲットとの相対位置、速度を検出す
る視覚センサ、マニピュレータに搭載された近接センサ
等のセンサ群と、慣性センサから得られた情報をマニピ
ュレータの制御周期で補間するための本***置・速度補
間手段40と、視覚センサ情報を基に当衛星をターゲッ
トに追尾させるべく、マニピュレータの制御周期で補間
させると共に、近接センサ情報を基に、ターゲットの被
把持部分を把持可能な位置にマニピュレータのグリッパ
を位置させるべきターゲット位置・速度補間手段39と
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中、宇宙等の浮
遊空間での組立作業や保守作業などに使用されるロボッ
トを制御するための制御装置および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人工衛星にマニピュレータを搭載
して構成された宇宙ロボット21は、図1に示すよう
に、人工衛星22とこの人工衛星22に搭載されたマニ
ピュレータ23とを備えている。
【0003】人工衛星22には、人工衛星の位置、速度
を検出するための慣性センサ24と、捕捉対象である図
示しないターゲットと人工衛星22との相対的な位置、
速度を認識するための視覚センサ25と、人工衛星22
の飛行、姿勢制御を行うための推進装置26a,26
b,26cとが搭載されている。
【0004】一方、マニピュレータ23には、その先端
部にグリッパ27が設けられている。このグリッパ27
の近傍には、グリッパ27に加わる力を検出するための
力覚センサ28が搭載されている。また、グリッパ27
の近傍には、グリッパ27と図示しないターゲットの被
把持部分との相対的な位置、姿勢を検出するための近接
センサ29が設けられている。
【0005】宇宙ロボットの制御装置では、人工衛星に
搭載された視覚センサ25で、人工衛星とターゲットの
位置、速度を検出し、この情報を基にしてマニピュレー
タ先端速度生成器34においてマニピュレータ23の動
作に伴う人工衛星22の位置、姿勢の変化を考慮したマ
ニピュレータの先端速度を生成することにより、宇宙空
間においてマニピュレータの飛行ターゲットへの追従動
作を実行する。さらに、近接センサ29で得られたター
ゲットの被把持部分とグリッパとの相対的な位置、姿勢
情報を用いて、マニピュレータ軌道生成器23において
ターゲットーのアプローチ軌道を生成し、さらにまたグ
リッパ把持時に力覚センサ28でマニピュレータ先端の
位置を外力に応じて制御する。
【0006】ここで、マニピュレータ各関節の位置検出
器からの関節角、マニピュレータ先端の力覚センサ28
からの力・トルクは、数msecから十数msec程度の宇宙ロ
ボットのマニピュレータ制御装置の周期で検出される。
一方、人工衛星22に搭載されたセンサからの並進、回
転速度などは、十数msecから数十msec程度の宇宙ロボッ
トの姿勢制御装置の周期で検出される。
【0007】これに対し、人工衛星に搭載された視覚セ
ンサからの視覚情報、及び、マニピュレータ先端の近接
センサからのターゲットの位置、姿勢情報は、検出した
情報に対し、ノイズ除去、フレーム処理、二値化処理な
どの画像処理に時間を要するため、数十msecから数百ms
ecの周期で検出されるのが一般的である。
【0008】このため、マニピュレータ軌道生成器33
に入力されるターゲット位置、速度、マニピュレータ先
端速度生成器34に入力される本体速度A C m 、本体
角速度ωC m 、座標変換器37で生成されたマニピュレ
ータの現在位置A m m 、回転行列生成器38で生成さ
れた回転行列C A は、前記の検出周期にて更新される
こととなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、慣性セン
サ24からの人工衛星本体の速度情報や、視覚センサ2
5や近接センサ29からのターゲットの位置、姿勢情報
を用いてマニピュレータ23の各関節の駆動を行う場
合、上記情報をそのまま用いると、マニピュレータ23
は、上記慣性センサ24、視覚センサ25、近接センサ
29の情報が検出される周期において、間欠的に動作す
ることとなる。
【0010】このようなことから、視覚センサ25、近
接センサ29からの情報を、宇宙ロボットのマニピュレ
ータ制御装置の制御周期にて円滑に補間する制御方法の
出現が望まれていた。
【0011】そこで本発明は、上記した要望を満たすこ
とができ、慣性センサ24、視覚センサ25、近接セン
サ29からの情報を用いてもロボットを円滑に動作させ
ることができるロボットの制御装置および方法を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は、
ロボット本体とこのロボット本体に搭載されたマニピュ
レータとを有するロボットが、空間に浮遊しているター
ゲットを捕捉しうるように前記ロボットを制御するため
のロボットの制御装置であって、ロボット本体の位置、
速度を検出するためにロボット本体に搭載された慣性セ
ンサと、ロボット本体とターゲットとの相対位置、速度
を検出するための視覚センサと、マニピュレータのグリ
ッパとターゲットとの相対的な位置・速度を検出するた
めにマニピュレータに搭載された近接センサと、慣性セ
ンサから得られた情報をマニピュレータの制御周期にて
補間するための本***置・速度補間手段と、視覚センサ
から得られた情報を基にロボット本体をターゲットに追
尾させるべく、視覚センサ情報をマニピュレータの制御
周期にて補間するとともに、近接センサから得られた情
報を基にターゲットの被把持部分の把持可能な位置にグ
リッパを位置させるべく、近接センサ情報をマニピュレ
ータの制御周期にて補間するためのターゲット位置・速
度補間手段とを備えていることである。
【0013】従って、慣性センサ、視覚センサ、近接セ
ンサからの情報をマニピュレータ制御装置の制御周期に
て補間して、マニピュレータを円滑に動作させることが
でき、安定した動作でターゲットを捕捉することができ
る。
【0014】本発明の第2の特徴は、前記ロボット本体
に搭載された視覚センサが、ターゲットの被把持部分と
マニピュレータ先端のグリッパとの相対位置、速度を認
識する近接センサの機能をも有することである。さら
に、本発明の第3の特徴は、マニピュレータに搭載され
た近接センサが、ターゲットとロボット本体との相対位
置、速度を認識する視覚センサの機能をも有することで
ある。
【0015】従って、必要な装置の数を減少させること
ができ、ロボット全体としてコストの低減を図ることが
できる。
【0016】本発明の第4の特徴は、ロボット本体の位
置、速度を検出するためにこのロボット本体に搭載され
た慣性センサと、ロボット本体と捕捉すべきターゲット
との相対位置、速度を検出するために前記ロボット本体
に搭載された視覚センサと、ロボット本体に設けられた
マニピュレータのグリッパと前記ターゲットとの相対的
な位置・速度を検出するためにマニピュレータに搭載さ
れた近接センサと、を有するロボットの制御方法であっ
て、視覚センサから得られた情報を、マニピュレータの
制御周期にて補間し、この補間された情報を基に、マニ
ピュレータの先端をターゲットの被把持部分に一致させ
るようなロボット本体の軌道を生成し、その後駆動指令
を生成し、ターゲットを追尾するようにロボット本体の
推進装置を駆動する段階と、マニピュレータの動作に伴
うロボット本体の位置、姿勢の変化を慣性センサによっ
て検出し、この検出した情報を、マニピュレータの制御
周期にて補間し、この補間された情報を基に、ロボット
本体の位置の変動を考慮してマニピュレータの先端をタ
ーゲットの被把持部分へ位置決めすべくマニピュレータ
を駆動する段階と、近接センサから得られた情報を、マ
ニピュレータ制御周期にて補間し、この補間された情報
を基に、ターゲットの被把持部分との相対的な位置、速
度を生成し、この情報を基にターゲットの被把持部分の
把持可能な位置にグリッパを位置させるべくマニピュレ
ータを駆動し、グリッパによってターゲットを捕捉する
段階とを備えたことである。
【0017】従って、慣性センサ、視覚センサ、近接セ
ンサからの情報をマニピュレータ制御装置の制御周期に
て補間することにより、マニピュレータを円滑に動作さ
せることができ、これによって、安定した動作でターゲ
ットを捕捉することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
について説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例に係るロボット
の制御装置によって制御される宇宙ロボット21の外観
を示している。
【0020】この宇宙ロボット21は、人工衛星22と
これに搭載されたマニピュレータ23とを備えている。
【0021】人工衛星22には、この人工衛星22の位
置、速度を検出するための慣性センサ24と、捕捉対象
である図示しないターゲットと人工衛星22との相対的
な位置、速度を認識するための視覚センサ25と、人工
衛星22の飛行、姿勢制御を行うための推進装置26
a,26b,26cとが搭載されている。
【0022】一方、マニピュレータ23の先端部には、
グリッパ27が取り付けられている。このグリッパ27
の近傍には、グリッパ27に加わる力を検出するための
力覚センサ28と、グリッパ27と図示しないターゲッ
トとの相対的な位置・速度を検出するための近接センサ
29とが搭載されている。
【0023】そして、人工衛星22の内部には、図2に
示すように、外部からの無線信号で動作を開始する制御
系31が設けられており、この制御系31は、人工衛星
とマニピュレータのダイナミクス32に接続されてい
る。
【0024】この制御系31は、視覚センサ25あるい
は近接センサ29で検出されたターゲットの位置、姿勢
をマニピュレータの制御周期にて補間するターゲット位
置・速度補間器39と、ターゲットの位置、姿勢、速度
からマニピュレータ23の先端の軌道を生成するマニピ
ュレータ軌道生成器33と、マニピュレータ23の軌
道、マニピュレータ23に作用する力情報、人工衛星2
2の並進、回転速度などを入力してマニピュレータ23
の先端速度を生成するマニピュレータ先端速度生成器3
4と、マニピュレータ23の先端速度からマニピュレー
タ23の関節速度を生成するマニピュレータ関節速度生
成器35と、マニピュレータ23の関節角からヤコビ行
列を生成してマニピュレータ関節速度生成器35に与え
るヤコビ行列生成器36と、マニピュレータ23の関節
角、人工衛星22の位置、姿勢情報を入力して宇宙空間
に固定された座標系におけるマニピュレータ23の先端
位置を生成する座標変換器37と、人工衛星22の位
置、姿勢情報を入力し人工衛星22の本体の位置、姿勢
を生成する本***置・速度補間器40と、人工衛星の本
体の位置、姿勢とマニピュレータの関節角から宇宙空間
に固定され座標系と人工衛星22に固定され座標系間の
回転行列を生成する回転行列生成器38とを有してい
る。
【0025】宇宙ロボット21で飛行ターゲットを捕捉
する場合、まず人工衛星22に搭載された視覚センサ2
5でターゲットとの相対的な位置、速度を認識させる。
この認識結果に基づき、ターゲットが宇宙ロボット21
に搭載されたマニピュレータ23の動作範囲以内に入る
ように、推進装置26a〜26cを動作させて宇宙ロボ
ットをターゲットに向かって誘導する。
【0026】次に、マニピュレータ23の動作に伴う人
工衛星22の位置、速度の変化を人工衛星22に搭載さ
れた慣性センサ24で検出する。そして、人工衛星22
の位置の変動を考慮しながら、図示しないターゲットの
被把持位置にグリッパ27が位置するようにマニピュレ
ータ23を移動させる。
【0027】このマニピュレータ23の制御は、具体的
には次のようにして行われる。
【0028】すなわち、宇宙空間において、グリッパ2
7の現在位置から図示しないターゲットの被把持部分の
位置までについてターゲット位置・速度補間器39でマ
ニピュレータ22の制御周期に補間された軌道を生成す
る。これに基づいて、マニピュレータ軌道生成器33に
おいて、宇宙空間に固定された座標ΣA における逐次目
標値A m d を生成する。その際、この遂次目標値A
m d と宇宙空間におけるマニピュレータ23の現在位置
A m m から、マニピュレータ先端速度生成器34にお
いて、PID制御により以下の値を算出する。即ち、マ
ニピュレータ23の先端速度指令値A m d を用いると
ともに、慣性センサ24で検出され本***置・速度補間
器40でマニピュレータ23の制御周期に補間された座
標系ΣAにおける人工衛星22の並進速度A C m 及び
回転角速度ωC m を用いて、 Cm d C A ・(A m d A C m )−C・C m m ・ωC m (1) の式によって、人工衛星22に固定して設けた座標系Σ
c におけるマニピュレータ23の先端速度C m d を算
出する。ただし、C A は、人工衛星22に固定された
座標系Σc を宇宙空間に固定された座標系ΣA に変換す
る回転行列である。この回転行列C A は、人工衛星2
2の本体の位置より本***置・速度補間器40でマニピ
ュレータ23の制御周期に補間され、回転行列生成器3
8にて生成される。Cは定数変換行列である。
【0029】そして、マニピュレータ関節速度生成器3
5において、 ωm d =J-1C m d (2) により、マニピュレータ23の各関節の速度指令値ωm
d を求め、マニピュレータ23の各軸モータを駆動す
る。
【0030】ただし、Jはマニピュレータのヤコビ行列
であり、マニピュレータの関節角情報を用いてヤコビ行
列生成器36において算出されたものである。
【0031】ターゲット把持位置に到達した後は、近接
センサ29で検出しターゲット位置・速度補間器39に
おいてマニピュレータの制御周期にて補間したグリッパ
27と図示しないターゲットとの相対的な速度C t m
を用いて、マニピュレータ先端速度生成器34におい
て、マニピュレータ先端速度指令値C m d を生成す
る。即ち、第(k−1)回目と第k回目の制御周期にお
けるアーム先端の逐次目標位置 C m d [k] 、C m
d [k-1] 、そしてアーム先端速度指令値C m d の関
係、 C m d [k] =C m d [k-1] +C m d ・t0 (3) C m d =Gp ・(C t d [k-1] −C m d [k-1])+C t m (4) から、先端速度指令値C m d を生成する。さらに、マ
ニピュレータ関節速度生成器35において、式(2) によ
り、マニピュレータ23の各関節の速度指令値ωm d
生成し、各軸モータを駆動する。
【0032】さらに、グリッパ27で図示しないターゲ
ットの被把持部を把持するときは、マニピュレータ先端
速度生成器34において、マニピュレータ23の先端位
置に不感帯を備えたタンパ(粘性減衰係数C)を想定
し、これにマニピュレータ23に取り付けた力覚センサ
28で検出された力Fが作用した場合の運動と同一とな
るようにマニピュレータ23の先端速度C m d を生成
する。そして、ターゲットの被把持部分のグリッパ27
との接触に伴うターゲットの揺動を低減させる。
【0033】すなわち、力覚センサ28で検出された力
情報Fと、予め設定された力の設定値Fa と、粘性減衰
係数Cを用いて、F>Fa のときには、 C m d =C-1・(F−Fa ) (5) F≦Fa のときには、 C m d =0 (6) により、マニピュレータ23の先端速度 C m d を求
める。次いで、この値を使ってマニピュレータ関節速度
生成器35で、マニピュレータ23の各関節の速度指令
値ωm d を求め、マニピュレータ23の各軸モータを駆
動する。そして、最終的に把持動作へと移行させる。
【0034】このように、視覚センサ25で捕捉対象で
あるターゲットと宇宙ロボット21との相対的な位置、
速度を認識し、視覚センサ25で得られた情報をターゲ
ット位置・速度補間器39にてマニピュレータ23の制
御周期にて補間した情報を基にして宇宙ロボット本体を
ターゲットに追尾させる。その後、近接センサ29でタ
ーゲットの被把持部と宇宙ロボット21のマニピュレー
タ先端との相対位置、速度を検出し、この情報をターゲ
ット位置・速度補間器39にてマニピュレータ23の制
御周期にて補間した情報を基に、近接センサ29で得ら
れたマニピュレータ先端位置をターゲットに追尾させ
る。次いで、マニピュレータ23の動作に伴う人工衛星
22の姿勢変化を考慮してマニピュレータ23の先端の
目標速度を生成し、マニピュレータ23の先端の位置決
めを行うことにより、飛行ターゲットへの追従動作を実
行する。さらに、力覚センサ28で検出されたターゲッ
トの被把持部分とグリッパ27との間に作用する力を検
出し、この情報を使ってマニピュレータ23を制御す
る。このようにして、捕捉に伴うターゲットの揺動を低
減させるようにしているので、飛行ターゲットの捕捉動
作を安定的に行わせることができる。
【0035】なお、上記実施例においては、ロボット本
体として、人工衛星を採用しているが、これに限る必要
はなく、水中を浮遊する潜水ロボットのような潜水体を
採用してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るロボ
ットの制御装置では、ロボット本体の位置、速度を検出
するためにロボット本体に搭載された慣性センサ及び視
覚センサと、マニピュレータのグリッパとターゲットと
の相対的な位置、姿勢を検出するためにマニピュレータ
に搭載された近接センサと、慣性センサから得られた情
報をマニピュレータの制御周期にて補間するための本体
位置・速度補間手段と、視覚センサから得られた情報を
基にロボット本体をターゲットに追尾させるべく、視覚
センサ情報をマニピュレータの制御周期にて補間すると
ともに、近接センサから得られた情報を基にターゲット
の被把持部分の把持可能な位置にグリッパを位置させる
べく、近接センサの情報をマニピュレータの制御周期に
て補間するためのターゲット位置・速度補間手段とを有
しているから、視覚センサ、近接センサからの情報の処
理に時間を要しても、マニピュレータの動きを円滑にす
ることができ、ターゲットを安定に捕捉することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる人工衛星を示す斜視図。
【図2】本発明にかかる人工衛星の制御装置を示すブロ
ック図。
【図3】従来の人工衛星の制御装置を示すブロック図。
【符号の説明】
21 宇宙ロボット 22 人工衛星 23 マニピュレータ 24 慣性センサ 25 視覚センサ 27 グリッパ 28 力覚センサ 29 近接センサ 39 ターゲット位置速度補間器 40 本***置速度補間器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05B 19/4103 G05D 3/12 K G05D 3/12 1/08 A G05B 19/18 D // G05D 1/08 19/415 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボット本体とこのロボット本体に搭載さ
    れたマニピュレータとを有するロボットが、浮遊してい
    るターゲットを捕捉しうるように前記ロボットを制御す
    るためのロボットの制御装置であって、 前記ロボット本体の位置、速度を検出するために前記ロ
    ボット本体に搭載された慣性センサと、 前記ロボット本体と前記ターゲットとの相対位置、速度
    を検出するための視覚センサと、 前記マニピュレータのグリッパと前記ターゲットとの相
    対的な位置・速度を検出するために前記マニピュレータ
    に搭載された近接センサと、 前記慣性センサから得られた情報を前記マニピュレータ
    の制御周期にて補間するための本***置・速度補間手段
    と、 前記視覚センサから得られた情報を基に前記ロボット本
    体を前記ターゲットに追尾させるべく、前記視覚センサ
    情報を前記マニピュレータの制御周期にて補間するとと
    もに、前記近接センサから得られた情報を基に前記ター
    ゲットの被把持部分の把持可能な位置に前記グリッパを
    位置させるべく、前記近接センサ情報を前記マニピュレ
    ータの制御周期にて補間するためのターゲット位置・速
    度補間手段とを備えていることを特徴とするロボットの
    制御装置。
  2. 【請求項2】前記ロボット本体に搭載された前記視覚セ
    ンサが、前記ターゲットの被把持部分と前記マニピュレ
    ータ先端の前記グリッパとの相対位置、速度を認識する
    近接センサの機能をも有することを特徴とする、請求項
    1記載のロボットの制御装置。
  3. 【請求項3】前記マニピュレータに搭載された前記近接
    センサが、前記ターゲットと前記ロボット本体との相対
    位置、速度を認識する視覚センサの機能をも有すること
    を特徴とする、請求項1記載のロボットの制御装置。
  4. 【請求項4】ロボット本体の位置、速度を検出するため
    にこのロボット本体に搭載された慣性センサと、前記ロ
    ボット本体と捕捉すべきターゲットとの相対位置、速度
    を検出するために前記ロボット本体に搭載された視覚セ
    ンサと、前記ロボット本体に設けられたマニピュレータ
    のグリッパと前記ターゲットとの相対的な位置・速度を
    検出するために前記マニピュレータに搭載された近接セ
    ンサとを有するロボットの制御方法であって、 前記視覚センサから得られた情報を、マニピュレータの
    制御周期にて補間し、この補間された情報を基に、前記
    マニピュレータの先端を前記ターゲットの被把持部分に
    一致させるようなロボット本体の軌道を生成し、その後
    駆動指令を生成し、前記ターゲットを追尾するようにロ
    ボット本体の推進装置を駆動する段階と、 前記マニピュレータの動作に伴うロボット本体の位置、
    姿勢の変化を前記慣性センサによって検出し、この検出
    した情報を、前記マニピュレータの制御周期にて補間
    し、この補間された情報を基に、ロボット本体の位置の
    変動を考慮して前記マニピュレータの先端を前記ターゲ
    ットの被把持部分へ位置決めすべく前記マニピュレータ
    を駆動する段階と、 前記近接センサから得られた情報を、前記マニピュレー
    タ制御周期にて補間し、この補間された情報を基に、前
    記ターゲットの被把持部分との相対的な位置、速度を生
    成し、この情報を基に前記ターゲットの被把持部分の把
    持可能な位置に前記グリッパを位置させるべく前記マニ
    ピュレータを駆動し、前記グリッパによって前記ターゲ
    ットを捕捉する段階と、を備えたロボットの制御方法。
JP9180992A 1997-07-07 1997-07-07 ロボットの制御装置及び制御方法 Pending JPH1124718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9180992A JPH1124718A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 ロボットの制御装置及び制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9180992A JPH1124718A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 ロボットの制御装置及び制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1124718A true JPH1124718A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16092852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9180992A Pending JPH1124718A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 ロボットの制御装置及び制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1124718A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012153629A1 (ja) * 2011-05-12 2012-11-15 株式会社Ihi 運動予測制御装置と方法
JP2012236254A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Ihi Corp 移動体把持装置と方法
JP2012247835A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Ihi Corp ロボットの運動予測制御方法と装置
JP2012245568A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Ihi Corp 運動予測制御装置と方法
JP2017136677A (ja) * 2015-07-29 2017-08-10 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、ロボット制御装置及びロボットシステム
WO2019208108A1 (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 オムロン株式会社 制御システム、制御方法、および制御プログラム
WO2024024815A1 (ja) * 2022-07-27 2024-02-01 Thk株式会社 ロボットアーム及び飛行ロボット

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012153629A1 (ja) * 2011-05-12 2012-11-15 株式会社Ihi 運動予測制御装置と方法
JP2012236254A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Ihi Corp 移動体把持装置と方法
US9108321B2 (en) 2011-05-12 2015-08-18 Ihi Corporation Motion prediction control device and method
JP2012247835A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Ihi Corp ロボットの運動予測制御方法と装置
JP2012245568A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Ihi Corp 運動予測制御装置と方法
JP2017136677A (ja) * 2015-07-29 2017-08-10 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、ロボット制御装置及びロボットシステム
WO2019208108A1 (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 オムロン株式会社 制御システム、制御方法、および制御プログラム
JP2019188549A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 オムロン株式会社 制御システム、制御方法、および制御プログラム
CN111886556A (zh) * 2018-04-26 2020-11-03 欧姆龙株式会社 控制***、控制方法以及控制程序
CN111886556B (zh) * 2018-04-26 2024-06-07 欧姆龙株式会社 控制***、控制方法以及计算机可读存储介质
WO2024024815A1 (ja) * 2022-07-27 2024-02-01 Thk株式会社 ロボットアーム及び飛行ロボット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3094091B2 (ja) 宇宙ロボットの制御装置
EP0771621A2 (en) Elbow-position control way of redundant manipulator
WO2008001793A1 (fr) Dispositif de robot et son procédé de commande
CN111496776B (zh) 机器人***、机器人控制方法、机器人控制器及记录介质
Hanebeck et al. Roman: A mobile robotic assistant for indoor service applications
JP6322949B2 (ja) ロボット制御装置、ロボットシステム、ロボット、ロボット制御方法及びロボット制御プログラム
JPH1124718A (ja) ロボットの制御装置及び制御方法
JPH0457688A (ja) 慣性系におけるロボットの制御装置
CN112894827B (zh) 一种机械臂运动控制方法、***、装置及可读存储介质
CN110891741A (zh) 对机器人单元的控制
Pissard-Gibollet et al. Real-time programming of mobile robot actions using advanced control techniques
JPH0732277A (ja) ロボットの制御装置
JP3404681B2 (ja) センサ指向方向逐次制御方法
JP7067435B2 (ja) 軌道生成装置
JPH06155236A (ja) ロボット制御装置
JPH05238493A (ja) 人工衛星の制御装置
CN115082518A (zh) 视觉伺服的在线轨迹生成***及其方法
CN113892848B (zh) 可翻转物体的翻转跟随轨迹规划方法、装置及***
JP2740691B2 (ja) 制御方法
JPS63150183A (ja) ロボツトの運動制御方法
JP2528540B2 (ja) 指令信号発生方法
JP3198467B2 (ja) センサ位置姿勢経路追従制御法
JPH07205068A (ja) ロボットの座標系設定方法
JPH06149328A (ja) ならい制御方式
KR20050088636A (ko) 동기구동형 이동로봇의 오도메트리 오차모델 생성방법