JPH11245372A - 印刷用マスク及びセンサ製造方法並びにセンサ - Google Patents

印刷用マスク及びセンサ製造方法並びにセンサ

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JPH11245372A
JPH11245372A JP4930798A JP4930798A JPH11245372A JP H11245372 A JPH11245372 A JP H11245372A JP 4930798 A JP4930798 A JP 4930798A JP 4930798 A JP4930798 A JP 4930798A JP H11245372 A JPH11245372 A JP H11245372A
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printing mask
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mask
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JP4930798A
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Mamoru Nakano
守 中野
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Taiheiyo Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶着部の厚さや、ヒーター部、センサ部や電
極部の寸法に関係なく、印刷ダレが起き難く、高性能
で、かつ、小型化が図れ、更には低廉なセンサを提供す
ることである。 【解決手段】 所定のパターンが形成された印刷用マス
クにおいて、前記パターン以外に、印刷しようとする基
板上の凹部及び/又は凸部に対応して、印刷用マスクに
凸部及び/又は凹部が構成されてなり、印刷しようとす
る基板上に印刷用マスクを配置した際、基板上の凹部及
び/又は凸部に対向して印刷用マスクの凸部及び/又は
凹部が位置するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば構成物が形
成されて凹凸の有る基板上に精度良く印刷パターンを印
刷する技術、特に厚膜印刷によって製造されるセンサに
関する。
【0002】
【従来の技術】厚膜印刷技術を用いてガスセンサや湿度
センサ等が製造されている。この印刷には、簡便性や量
産性の観点から、スクリーン印刷法が用いられている。
ところで、ガスセンサや湿度センサは、使用時に連続加
熱或いは加熱リフレッシュが行われる為、センサチップ
を中空に吊るした構造となっている。この中空に吊るす
為、センサチップにはリードワイヤを溶接する為の溶着
部が設けられている。この溶着部は、基板に印刷した
後、焼き付けによって設けられている。そして、この焼
き付け工程では、ヒーター部やセンサ部を焼き付ける時
の温度よりも高温で行われる為、ヒーター部や感ガス部
を印刷する前に行う必要がある。
【0003】すなわち、上記したガスセンサや湿度セン
サ等のセンサは図6〜図9のような工程を経て製造され
ている。つまり、図6に示す如く、アルミナ基板21上
の所定位置に凸状の溶着部22を印刷・焼成プロセスに
より設ける。この後、図7に示す如く、溶着部22が焼
き付けられたアルミナ基板21上に所定パターンの印刷
用マスク23を配置し、そして印刷用マスク23上に印
刷ペースト24を置き、スキージ25を用いて印刷ペー
スト24を印刷し、図8や図9に示す如く、ヒーター部
26を設けている。又、同様にして、ヒーター部26形
成面側とは反対側の面に対して所定パターンの印刷用マ
スクを配置し、そして印刷用マスク上に印刷ペーストを
置き、スキージを用いて印刷ペーストを印刷し、感ガス
部などのセンサ部を設けている。尚、ヒーター部とセン
サ部とのうち、どちらを先に形成するかは各々のペース
トの焼き付け温度によって決まることであり、焼き付け
温度が高い方を先にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記溶着部は、充分な
溶接強度を得る為、2〜100μm、好ましくは5〜5
0μm程度の厚さが必要である。すなわち、2〜100
μm、好ましくは5〜50μm程度の厚さの凸状の溶着
部を基板の所定位置に設けた後、センサ部を加熱する為
のヒーター部や、目的のガスを検知するセンサ部を構成
するペーストをスクリーン印刷法により印刷し、乾燥し
てから焼き付けることによってヒーター部やセンサ部が
設けられる。
【0005】ところで、ガスセンサや湿度センサにおい
て、センサ部を加熱する為のヒーター部の抵抗値の大き
さはセンサの動作温度やリフレッシュ温度に影響するこ
とから、ヒーター部の印刷精度は極めて重要である。
又、センサ部の膜厚や形状はセンサ特性に大きな影響を
与えることから、センサ部の印刷精度も極めて重要であ
る。
【0006】従って、センサを高性能なものとする為に
は、印刷精度の向上は避けられない。しかし、従来法で
は、この印刷精度が余り高くなかった。この印刷精度の
問題についての検討を鋭意押し進めて行くうちに、アル
ミナ基板21上に印刷用マスク23を配置し、スキージ
25を押し付けてアルミナ基板21に印刷用マスク23
を密着させても、アルミナ基板21と印刷用マスク23
との間に溶着部22の高さの分だけ隙間が出来ており、
このため印刷ペースト24がマスクのパターンからはみ
出して印刷ダレが出来ていることに気付いた。この印刷
ダレは凸状の溶着部22の厚さと溶着部間の距離に大き
く影響されており、溶着部22の厚さが薄い場合や溶着
部間の距離が長い場合には印刷ダレが少なく、溶着部2
2の厚さが厚い場合や溶着部間の距離が短い場合には印
刷ダレが顕著になる。又、ヒーター部26の線幅や線間
距離にも影響を受けており、ヒーター部26の線幅や線
間距離が狭くなる程、印刷ダレが顕著になることが判っ
た。
【0007】前記知見における溶着部間の距離やヒータ
ーパターンの寸法については、センサの小型化が進む一
方であるから、溶着部間距離やヒーター部26の線幅や
線間距離を大きくすることは不可能である。すなわち、
センサの消費電力の低減、装置の小型化から、センサの
小型化は進む一方であり、ヒーター部26、センサ部や
電極部の寸法を更に小さくすることが要請されているの
である。
【0008】溶着部22の厚さについては、リード線の
溶接強度の関係上、2μm以上、好ましくは5μm以上
が必要である。この為、溶着部22の厚さを薄くするこ
とによって、印刷ダレの改善を図るには限界がある。従
って、本発明が解決しようとする課題は、溶着部の厚さ
や、ヒーター部、センサ部や電極部の寸法に関係なく、
印刷ダレが起き難く、高性能で、かつ、小型化が図れ、
更には低廉なセンサを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、所定のパ
ターンが形成された印刷用マスクにおいて、前記パター
ン以外に、印刷しようとする基板上の凹部及び/又は凸
部に対応して、印刷用マスクに凸部及び/又は凹部が構
成されてなり、印刷しようとする基板上に印刷用マスク
を配置した際、基板上の凹部及び/又は凸部に対向して
印刷用マスクの凸部及び/又は凹部が位置するようにし
たことを特徴とする印刷用マスクによって解決される。
【0010】又、基板上に所定厚さの凸状溶着部を設け
るA工程と、前記A工程の後、ヒーター部構成用の印刷
用マスク並びに印刷ペーストを用いて所定パターンのヒ
ーター部を設けるB工程と、前記A工程の後、センサ部
構成用の印刷用マスク並びに印刷ペーストを用いて所定
パターンのセンサ部を設けるC工程とを具備したセンサ
製造方法において、前記B工程及び/又はC工程に用い
る印刷用マスクとして、基板上に設けた所定厚さの凸状
溶着部に対応して凹部が、及び/又は基板上に設けた所
定厚さの凸状溶着部間の凹部に対応して凸部が構成され
てなる印刷用マスクを用いることを特徴とするセンサ製
造方法によって解決される。
【0011】又、基板上に所定厚さの凸状溶着部を設け
るA工程と、前記A工程の後、ヒーター部構成用の印刷
用マスク並びに印刷ペーストを用いて所定パターンのヒ
ーター部を設けるB工程と、前記A工程の後、センサ部
構成用の印刷用マスク並びに印刷ペーストを用いて所定
パターンのセンサ部を設けるC工程とを経て製造された
センサにおいて、前記B工程及び/又はC工程に用いる
印刷用マスクとして、基板上に設けた所定厚さの凸状溶
着部に対応して凹部が、及び/又は基板上に設けた所定
厚さの凸状溶着部間の凹部に対応して凸部が構成されて
なる印刷用マスクを用いて製造されてなることを特徴と
するセンサによって解決される。
【0012】すなわち、上記のように構成させた印刷用
マスクを用いたならば、印刷用マスクを配置した際、印
刷用マスクの凸凹によって基板の凹凸が補償され、印刷
用マスクの印刷面は基板の印刷面に密着する(マスクと
基板との間に隙間が出来ない)ようになり、例えば2〜
100μm、特に5〜50μm程度の厚さの溶着部が基
板上に形成されていても、溶着部が形成されていない場
合と同様な印刷が行われるようになり、印刷ダレが出来
にくい。 特に、ヒーター部の線幅や線間距離が狭く、
又、センサ部や電極間の寸法が小さい場合でも、印刷ダ
レは大幅に改善されており、高性能なセンサが得られ
た。 そして、印刷ダレを改善する為、印刷ペーストの
粘度の微妙な調整、或いは印刷用マスクのメッシュの微
妙な調整とか、スキージの押し付け力の微妙な調整と言
った煩雑な手間を掛ける必要がなくなり、高性能なセン
サを低廉なコストで得ることが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明になる印刷用マスクは、所
定のパターンが形成された印刷用マスクにおいて、前記
パターン以外に、印刷しようとする基板上の凹部及び/
又は凸部に対応して、印刷用マスクに凸部及び/又は凹
部が構成されてなり、印刷しようとする基板上に印刷用
マスクを配置した際、基板上の凹部及び/又は凸部に対
向して印刷用マスクの凸部及び/又は凹部が位置するよ
うにしたものである。
【0014】本発明になるセンサ製造方法は、基板上に
所定厚さの凸状溶着部を設けるA工程と、前記A工程の
後、ヒーター部構成用の印刷用マスク並びに印刷ペース
トを用いて所定パターンのヒーター部を設けるB工程
と、前記A工程の後、センサ部構成用の印刷用マスク並
びに印刷ペーストを用いて所定パターンのセンサ部を設
けるC工程とを具備したセンサ製造方法において、前記
B工程及び/又はC工程に用いる印刷用マスクとして、
基板上に設けた所定厚さの凸状溶着部に対応して凹部
が、及び/又は基板上に設けた所定厚さの凸状溶着部間
の凹部に対応して凸部が構成されてなる印刷用マスクを
用いるものである。
【0015】本発明になるセンサは、基板上に所定厚さ
の凸状溶着部を設けるA工程と、前記A工程の後、ヒー
ター部構成用の印刷用マスク並びに印刷ペーストを用い
て所定パターンのヒーター部を設けるB工程と、前記A
工程の後、センサ部構成用の印刷用マスク並びに印刷ペ
ーストを用いて所定パターンのセンサ部を設けるC工程
とを経て製造されたセンサにおいて、前記B工程及び/
又はC工程に用いる印刷用マスクとして、基板上に設け
た所定厚さの凸状溶着部に対応して凹部が、及び/又は
基板上に設けた所定厚さの凸状溶着部間の凹部に対応し
て凸部が構成されてなる印刷用マスクを用いて製造され
たものである。
【0016】以下、更に説明する。本発明になるセンサ
は、厚膜印刷技術が用いられて製造されるセンサであれ
ば、如何なるタイプのものでも良い。例えば、湿度セン
サ、温度センサ、ガスセンサなど各種のものが挙げられ
る。そして、これらのセンサの基板としても目的に合致
した材料のものを適宜選択すれば良い。例えば、アルミ
ナ等の金属酸化物からなる耐熱絶縁性基板が代表的なも
のとして挙げられる。そして、必要に応じて、例えば酸
化鉄と白金からなる下地層が印刷されている。
【0017】このような基板1に、図1に示す如く、高
さ(厚さ)が2〜100μm、特に5〜50μmの凸状
の溶着部2が所定のパターンで設けられる。尚、この溶
着部2は、例えば金−パラジウム合金のペーストを所定
のパターンで基板1上に印刷し、乾燥後、1000〜1
500℃、特に1200〜1400℃で焼き付けること
によって設けられたものである。
【0018】従って、基板1上には2〜100μm、特
に5〜50μmの溶着部2による凹凸が形成されている
ことになる。本発明では、基板1の凹凸形状に対応して
凸凹が形成された印刷用マスク3を用いる。すなわち、
図2に示す如く、形成しようとするパターン4の他に、
基板1上の溶着部2に対向した位置では凹部5が表面に
形成されており、溶着部2間に対向した位置では凸部6
が表面に形成された印刷用マスク3を用いる。
【0019】尚、凸部6の出っ張り寸法a1 は溶着部2
の高さa2 と同じか大きなもの(a 1 ≧a2 )としてい
るのが好ましい。又、凸部6の幅寸法b1 ,縦寸法c1
は、各々、溶着部2間の寸法b2 ,c2 と同じか小さな
もの(b1 ≦b2 ,c1 ≦c 2 )としているのが好まし
い。これにより、印刷用マスク3を基板1上に配置した
時、印刷用マスク3の凸部6が基板1上の溶着部2に引
っ掛かり、印刷用マスク3の印刷パターン面が基板1表
面に密着せず、隙間が出来てしまうようになると言った
ことがない。尚、印刷用マスクが多少の柔軟性を有する
場合、a1 がa 2 より多少小さい場合でも、印刷用マス
クの柔軟性により、印刷用マスク3の印刷パターン面を
基板1表面に密着させることが出来る。従って、a1
2 との寸法関係、b1 とb2 との寸法関係、c1 とc
2 との寸法関係は、上記の式から多少のズレが有っても
大きな支障はない。
【0020】本発明の印刷用マスク3は、印刷用パター
ンが形成された通常の印刷用マスクを形成した後、所定
の乳剤を全面的に塗布し、これを所定のパターンにエッ
チングすることによって、凹部5や凸部6が表面に形成
された印刷用マスク3が得られる。このパターン形成を
2段階に分けて行う場合、1段目のパターンと2段目の
パターンとが位置ズレする恐れがあるから、1段目のパ
ターンを2段目のパターンより少し大きく設計してお
き、位置ズレ分をキャンセル出来るようにすることが好
ましい。
【0021】上記した印刷用マスク3は、凸状の溶着部
2間の凹部に対向した位置において凸部6を設けたもの
である。これによって、結果的には、凸状の溶着部2に
対向した位置では凹部5が表面に形成されたものであ
る。しかし、凸状の溶着部2に対向した位置において、
凹部5を表面に形成したものでも良い。これによって、
結果的には、溶着部2間の凹部に対向した位置では凸部
6が表面に形成されたものになる。
【0022】又、凹凸の双方を形成するようにしても差
し支えない。上記印刷用マスク3を基板1上に配置す
る。すなわち、マスクの凹部5が基板1上の溶着部2の
凸部に対向するよう、又、マスクの凸部6が溶着部2間
の凹部に対向するよう配置し、そしてパターン4面を基
板1面に密着させる。この後、図3に示す如く、スキー
ジ7を用いてヒーター部構成用印刷ペースト9を印刷
し、図4及び図5に示す如くのヒーター部8を設けた。
【0023】尚、図示していないが、基板1の裏面側に
もセンサ部に対応して溶着部が設けられている。そし
て、この溶着部に対応して上記と同様な凹部や凸部を形
成したセンサ部構成用の印刷用マスクを基板上に配置
し、スキージを用いてセンサ部構成用印刷ペーストを印
刷し、センサ部を設ける。この工程は、ヒーター部8を
設けるのと基本的に同じであるから、詳細な説明は省略
する。
【0024】以下、具体的実施例を挙げて本発明を説明
する。
【0025】
【実施例】150μm×225μmの大きさで、高さ
(厚さ)20μmの溶着部2を、図1に示す如く、25
0μm(c2 )の間隔をあけて設けた1mm×1.25
mmの大きさのチップが15×20個繰り返し配置され
た1インチ角のアルミナ基板1を用意した。
【0026】又、乳剤層の厚さが10μmでステンレス
の250メッシュのマスク(従来のマスク)に、図2に
示す如く、溶着部2間にa1 が15μmの凸部6が形成
された印刷用マスク3を用意した。尚、印刷用マスク3
に形成されているヒーター部を形成する為のパターン4
の線幅は100μm、線間距離は100μmである。こ
の印刷用マスク3の凸部6が溶着部2間の凹部に位置す
るよう印刷用マスク3をアルミナ基板1上に配置し、パ
ターン4面を基板1面に密着させた。
【0027】この後、図3に示す如く、スキージ7を用
いてヒーター部構成用印刷ペースト9を印刷し、乾燥後
に600℃で1時間焼成し、ヒーター部8を設けた。比
較の為、凸部6を設けなかった以外は同じ印刷用マスク
を用意し、この印刷用マスクをアルミナ基板1上に配置
し、そしてスキージを用いてヒーター部構成用印刷ペー
ストを印刷し、乾燥後に600℃で1時間焼成し、ヒー
ター部を設けた。
【0028】その結果、本発明のものでは、印刷ダレが
少なく、ヒーター部が精密に構成されていたのに対し
て、比較例のものでは、印刷ダレが起き、ヒーター部の
線幅がほぼ2倍に拡がっていた。すなわち、本発明の印
刷用マスクを用いたならば、精度良くヒーター部が形成
できる。
【0029】又、このことから、センサ部も精度良く形
成できることが判る。そして、このようにして得られた
センサは、センサ部やヒーター部が精度良く形成されて
いるから、高性能なものである。しかも、その際、凹凸
を設けた印刷用マスクを使用するのみであって、印刷ペ
ーストの粘度の微妙な調整、印刷用マスクのメッシュの
微妙な調整、スキージの押し付け力の微妙な調整と言っ
た煩雑な手間を掛ける必要がなく、高性能なセンサを低
廉なコストで得ることが出来る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、センサ部やヒーター部
が精度良く形成された高性能なセンサが得られる。しか
も、その際、凹凸を設けた印刷用マスクを使用するのみ
であって、印刷ペーストの粘度の微妙な調整、印刷用マ
スクのメッシュの微妙な調整、スキージの押し付け力の
微妙な調整と言った煩雑な手間を掛ける必要がなく、高
性能なセンサを低廉なコストで得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】溶着部が形成された基板の平面図と断面図
【図2】印刷用マスクの平面図と断面図
【図3】印刷工程の説明図
【図4】ヒーター部が設けられた基板の平面図
【図5】図4におけるA−A線断面図
【図6】従来のセンサ製造工程におけるアルミナ基板の
断面図
【図7】従来のセンサ製造工程における印刷工程の説明
【図8】従来のセンサにおけるヒーター部が設けられた
段階での平面図
【図9】図8におけるB−B線断面図
【符号の説明】
1 基板 2 溶着部 3 印刷用マスク 5 凹部 6 凸部 7 スキージ 8 ヒーター部 9 印刷ペースト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のパターンが形成された印刷用マス
    クにおいて、 前記パターン以外に、印刷しようとする基板上の凹部及
    び/又は凸部に対応して、印刷用マスクに凸部及び/又
    は凹部が構成されてなり、 印刷しようとする基板上に印刷用マスクを配置した際、
    基板上の凹部及び/又は凸部に対向して印刷用マスクの
    凸部及び/又は凹部が位置するようにしたことを特徴と
    する印刷用マスク。
  2. 【請求項2】 基板上に所定厚さの凸状溶着部を設ける
    A工程と、 前記A工程の後、ヒーター部構成用の印刷用マスク並び
    に印刷ペーストを用いて所定パターンのヒーター部を設
    けるB工程と、 前記A工程の後、センサ部構成用の印刷用マスク並びに
    印刷ペーストを用いて所定パターンのセンサ部を設ける
    C工程とを具備したセンサ製造方法において、 前記B工程及び/又はC工程に用いる印刷用マスクとし
    て、基板上に設けた所定厚さの凸状溶着部に対応して凹
    部が、及び/又は基板上に設けた所定厚さの凸状溶着部
    間の凹部に対応して凸部が構成されてなる印刷用マスク
    を用いることを特徴とするセンサ製造方法。
  3. 【請求項3】 基板上に所定厚さの凸状溶着部を設ける
    A工程と、前記A工程の後、ヒーター部構成用の印刷用
    マスク並びに印刷ペーストを用いて所定パターンのヒー
    ター部を設けるB工程と、前記A工程の後、センサ部構
    成用の印刷用マスク並びに印刷ペーストを用いて所定パ
    ターンのセンサ部を設けるC工程とを経て製造されたセ
    ンサにおいて、 前記B工程及び/又はC工程に用いる印刷用マスクとし
    て、基板上に設けた所定厚さの凸状溶着部に対応して凹
    部が、及び/又は基板上に設けた所定厚さの凸状溶着部
    間の凹部に対応して凸部が構成されてなる印刷用マスク
    を用いて製造されてなることを特徴とするセンサ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145937A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Bridgestone Corp 情報表示用パネル、表示媒体充填用マスクおよび情報表示用パネルの製造方法

Cited By (2)

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