JPH1124487A - 発熱体の駆動制御方法 - Google Patents
発熱体の駆動制御方法Info
- Publication number
- JPH1124487A JPH1124487A JP9172042A JP17204297A JPH1124487A JP H1124487 A JPH1124487 A JP H1124487A JP 9172042 A JP9172042 A JP 9172042A JP 17204297 A JP17204297 A JP 17204297A JP H1124487 A JPH1124487 A JP H1124487A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- phase control
- time
- driving
- rush current
- Prior art date
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- Pending
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、発熱体の駆動状況に応じて突入
電流抑制用位相制御を行なう時間長さを適切な時間長さ
に制御することができる発熱体の駆動制御方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 発熱体の温度が所定値となるように発熱体が
オンオフ駆動制御され、発熱体の駆動がオフからオンに
切り替わる毎に突入電流抑制用位相制御が行なわれる発
熱体の駆動制御方法において、発熱体のオンオフ駆動制
御信号によって規定される直前の発熱体駆動停止期間の
長さに基づいて、突入電流抑制用位相制御を行なう時間
長さを制御する。
電流抑制用位相制御を行なう時間長さを適切な時間長さ
に制御することができる発熱体の駆動制御方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 発熱体の温度が所定値となるように発熱体が
オンオフ駆動制御され、発熱体の駆動がオフからオンに
切り替わる毎に突入電流抑制用位相制御が行なわれる発
熱体の駆動制御方法において、発熱体のオンオフ駆動制
御信号によって規定される直前の発熱体駆動停止期間の
長さに基づいて、突入電流抑制用位相制御を行なう時間
長さを制御する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、ファク
シミリ装置、プリンタ等の画像形成装置の定着ヒータ、
露光用ハロゲンランプ等の発熱体の駆動制御方法に関す
る。
シミリ装置、プリンタ等の画像形成装置の定着ヒータ、
露光用ハロゲンランプ等の発熱体の駆動制御方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】複写機の定着ローラを加熱するための定
着ヒータは、定着ローラの温度が常に一定温度となるよ
うに、温度センサによって検出された定着ローラの温度
に基づいてオンオフ制御されている。ところで、このよ
うな定着ヒータでは、その温度が低いときには、その抵
抗値が非常に小さい。このため、定着ヒータの温度が低
い状態で、通電を行なうと、非常に大きな電流（突入電
流）が流れるという問題がある。
着ヒータは、定着ローラの温度が常に一定温度となるよ
うに、温度センサによって検出された定着ローラの温度
に基づいてオンオフ制御されている。ところで、このよ
うな定着ヒータでは、その温度が低いときには、その抵
抗値が非常に小さい。このため、定着ヒータの温度が低
い状態で、通電を行なうと、非常に大きな電流（突入電
流）が流れるという問題がある。
【０００３】そこで、従来では、定着ヒータの駆動がオ
ンにされたときに、定着ヒータへの供給電力が徐々に大
きくなるように位相制御を行なうことにより、突入電流
を抑制してている。定着ヒータへの供給電力を制限して
いる期間を、突入電流抑制用位相制御期間ということに
する。突入電流抑制用位相制御期間は、複写機の主電源
が入れられたときには３０秒間程度であり、温度センサ
に基づくオンオフ制御期間中において定着ヒータがオン
とされた際には２秒間程度である。
ンにされたときに、定着ヒータへの供給電力が徐々に大
きくなるように位相制御を行なうことにより、突入電流
を抑制してている。定着ヒータへの供給電力を制限して
いる期間を、突入電流抑制用位相制御期間ということに
する。突入電流抑制用位相制御期間は、複写機の主電源
が入れられたときには３０秒間程度であり、温度センサ
に基づくオンオフ制御期間中において定着ヒータがオン
とされた際には２秒間程度である。
【０００４】ところで、位相制御期間を短く設定しすぎ
ると、突入電流を低く抑えることができなくなる。逆
に、位相制御期間を長く設定しすぎると、突入電流を低
く抑えることはできるが、定着ヒータの駆動電力が低下
し、定着ローラがオンされてから定着ローラの温度が所
定温度まで上昇するのに時間がかかる。
ると、突入電流を低く抑えることができなくなる。逆
に、位相制御期間を長く設定しすぎると、突入電流を低
く抑えることはできるが、定着ヒータの駆動電力が低下
し、定着ローラがオンされてから定着ローラの温度が所
定温度まで上昇するのに時間がかかる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、発熱体の
駆動状況に応じて突入電流抑制用位相制御を行なう時間
長さを適切な時間長さに制御することができる発熱体の
駆動制御方法を提供することを目的とする。
駆動状況に応じて突入電流抑制用位相制御を行なう時間
長さを適切な時間長さに制御することができる発熱体の
駆動制御方法を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明による発熱体の
駆動制御方法は、発熱体の温度が所定値となるように発
熱体がオンオフ駆動制御され、発熱体の駆動がオフから
オンに切り替わる毎に突入電流抑制用位相制御が行なわ
れる発熱体の駆動制御方法において、発熱体のオンオフ
駆動制御信号によって規定される直前の発熱体駆動停止
期間の長さに基づいて、突入電流抑制用位相制御を行な
う時間長さを制御することを特徴とする。
駆動制御方法は、発熱体の温度が所定値となるように発
熱体がオンオフ駆動制御され、発熱体の駆動がオフから
オンに切り替わる毎に突入電流抑制用位相制御が行なわ
れる発熱体の駆動制御方法において、発熱体のオンオフ
駆動制御信号によって規定される直前の発熱体駆動停止
期間の長さに基づいて、突入電流抑制用位相制御を行な
う時間長さを制御することを特徴とする。
【０００７】発熱体駆動停止期間が長いほど、突入電流
抑制用位相制御を行なう時間が長くなるように、突入電
流抑制用位相制御を行なう時間長さが制御される。
抑制用位相制御を行なう時間が長くなるように、突入電
流抑制用位相制御を行なう時間長さが制御される。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を複写機の定着ローラを加熱するための定着ヒータに適
用した場合の実施の形態について説明する。
を複写機の定着ローラを加熱するための定着ヒータに適
用した場合の実施の形態について説明する。
【０００９】図１は、定着ヒータの駆動制御回路を示し
ている。
ている。
【００１０】図１において、１は電源、２は定着ヒー
タ、３はＳＣＲ、トライアック等の位相制御素子であ
る。
タ、３はＳＣＲ、トライアック等の位相制御素子であ
る。
【００１１】図２は、定着ローラの温度を検出する温度
センサに基づいて生成される定着ヒータ２のオンオフ制
御信号を示している。一般に、温度センサの検出温度が
第１の所定値Ｔ１以上になると、オンオフ制御信号はオ
フを表すＨレベルとなり、温度センサの検出温度が第２
の所定値Ｔ２（＜Ｔ１）以下になると、オンオフ制御信
号はオンを表すＬレベルとなる。オンオフ制御信号がＨ
レベル（オフ）となってからＬレベル（オン）となるま
での時間（以下、ヒータ駆動停止期間Ｘという）は、外
部環境の変化等によって変化する。
センサに基づいて生成される定着ヒータ２のオンオフ制
御信号を示している。一般に、温度センサの検出温度が
第１の所定値Ｔ１以上になると、オンオフ制御信号はオ
フを表すＨレベルとなり、温度センサの検出温度が第２
の所定値Ｔ２（＜Ｔ１）以下になると、オンオフ制御信
号はオンを表すＬレベルとなる。オンオフ制御信号がＨ
レベル（オフ）となってからＬレベル（オン）となるま
での時間（以下、ヒータ駆動停止期間Ｘという）は、外
部環境の変化等によって変化する。
【００１２】図３に示すように、オンオフ制御信号がオ
ンを示すＬレベルとなると、後述するようにして決定さ
れる突入電流抑制用位相制御時間Ｙの間、定着ヒータ２
への供給電力が徐々に大きくなるように位相制御素子３
が制御される。この実施の形態では、直前のヒータ駆動
停止期間Ｘに基づいて、突入電流抑制用位相制御時間Ｙ
が決定される。
ンを示すＬレベルとなると、後述するようにして決定さ
れる突入電流抑制用位相制御時間Ｙの間、定着ヒータ２
への供給電力が徐々に大きくなるように位相制御素子３
が制御される。この実施の形態では、直前のヒータ駆動
停止期間Ｘに基づいて、突入電流抑制用位相制御時間Ｙ
が決定される。
【００１３】図４は、予め作成されたヒータ駆動停止期
間Ｘと突入電流抑制用位相制御時間Ｙとの関係を記憶し
たテーブルを示している。ヒータ駆動停止期間Ｘが長く
なるほど定着ヒータ２の温度が低くなると考えられるの
で、ヒータ駆動停止期間Ｘが長くなるほど突入電流抑制
用位相制御時間Ｙが長くなるように、ヒータ駆動停止期
間Ｘと突入電流抑制用位相制御時間Ｙとの関係が決めら
れている。図４のテーブルに基づいて、直前のヒータ駆
動停止期間Ｘに応じた突入電流抑制用位相制御時間Ｙが
決定される。
間Ｘと突入電流抑制用位相制御時間Ｙとの関係を記憶し
たテーブルを示している。ヒータ駆動停止期間Ｘが長く
なるほど定着ヒータ２の温度が低くなると考えられるの
で、ヒータ駆動停止期間Ｘが長くなるほど突入電流抑制
用位相制御時間Ｙが長くなるように、ヒータ駆動停止期
間Ｘと突入電流抑制用位相制御時間Ｙとの関係が決めら
れている。図４のテーブルに基づいて、直前のヒータ駆
動停止期間Ｘに応じた突入電流抑制用位相制御時間Ｙが
決定される。
【００１４】上記実施の形態によれば、ヒータ駆動停止
期間Ｘが長いほど突入電流抑制用位相制御時間Ｙが長く
なるように、突入電流抑制用位相制御時間Ｙが制御され
ている。したがって、突入電流を低く抑えることができ
るとともに定着ヒータ２がオンされたときに定着ローラ
の温度を速やかに上昇させることができるようになる。
期間Ｘが長いほど突入電流抑制用位相制御時間Ｙが長く
なるように、突入電流抑制用位相制御時間Ｙが制御され
ている。したがって、突入電流を低く抑えることができ
るとともに定着ヒータ２がオンされたときに定着ローラ
の温度を速やかに上昇させることができるようになる。
【００１５】
【発明の効果】この発明によれば、発熱体の駆動状況に
応じて突入電流抑制用位相制御の時間長さを適切な時間
長さに制御することができるようになる。
応じて突入電流抑制用位相制御の時間長さを適切な時間
長さに制御することができるようになる。
【図１】定着ヒータの駆動制御回路を示す回路図であ
る。
る。
【図２】定着ヒータのオンオフ制御信号を示すタイムチ
ャートである。
ャートである。
【図３】突入電流抑制用位相制御を示すタイムチャート
である。
である。
【図４】ヒータ駆動停止期間Ｘと突入電流抑制用位相制
御時間Ｙとの関係を記憶したテーブルを示す模式図であ
る。
御時間Ｙとの関係を記憶したテーブルを示す模式図であ
る。
１ 電源 ２ 定着ヒータ ３ 位相制御素子
Claims (2)
- 【請求項１】 発熱体の温度が所定値となるように発熱
体がオンオフ駆動制御され、発熱体の駆動がオフからオ
ンに切り替わる毎に突入電流抑制用位相制御が行なわれ
る発熱体の駆動制御方法において、発熱体のオンオフ駆
動制御信号によって規定される直前の発熱体駆動停止期
間の長さに基づいて、突入電流抑制用位相制御を行なう
時間長さを制御することを特徴とする発熱体の駆動制御
方法。 - 【請求項２】 発熱体駆動停止期間が長いほど、突入電
流抑制用位相制御を行なう時間が長くなるように、突入
電流抑制用位相制御を行なう時間長さが制御される請求
項１に記載の発熱体の駆動制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9172042A JPH1124487A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 発熱体の駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9172042A JPH1124487A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 発熱体の駆動制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1124487A true JPH1124487A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15934463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9172042A Pending JPH1124487A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 発熱体の駆動制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1124487A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008305226A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Omron Corp | 電力制御方法および電力制御装置 |
| JP2011002782A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、ヒータ制御方法およびプログラム |
| JP2011186389A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
| JP2012037804A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Ricoh Co Ltd | ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム |
| JP2014085430A (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-12 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| JP2016039131A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社リコー | ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法及びプログラム |
| JP2017107129A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP9172042A patent/JPH1124487A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008305226A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Omron Corp | 電力制御方法および電力制御装置 |
| JP2011002782A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、ヒータ制御方法およびプログラム |
| JP2011186389A (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 |
| JP2012037804A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Ricoh Co Ltd | ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法、およびコンピュータが実行可能なプログラム |
| JP2014085430A (ja) * | 2012-10-22 | 2014-05-12 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
| JP2016039131A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | 株式会社リコー | ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法及びプログラム |
| US10555373B2 (en) | 2014-08-07 | 2020-02-04 | Ricoh Company, Ltd. | Heater control device and image forming apparatus |
| JP2017107129A (ja) * | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
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