JPH11241554A - 自動ドア上枠用交換式レール装置 - Google Patents

自動ドア上枠用交換式レール装置

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JPH11241554A
JPH11241554A JP6051498A JP6051498A JPH11241554A JP H11241554 A JPH11241554 A JP H11241554A JP 6051498 A JP6051498 A JP 6051498A JP 6051498 A JP6051498 A JP 6051498A JP H11241554 A JPH11241554 A JP H11241554A
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engaging
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Kenji Yoshida
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SORIKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動ドアの開閉ドアに上設したハンガーロー
ラが走行する上部レールを、上枠に固設したベースに交
換自在に取着するレール装置で、交換操作の作業性を飛
躍的に向上し、上部レールの取着状態の弛緩と、ベース
からの離脱をも防止する。 【解決手段】 上枠10に取着のベース11に形成した
係嵌用凹溝条11dに、その上部レール装脱用口11c
から装入の上部レール14におけるレール部14aの縦
設板部14cを、装脱自在として縦設板部14cの上位
係当部14dと下位係当部14eとを、夫々係嵌用凹溝
条11dの上位係嵌部11aと下位係嵌部11bに係嵌
する。次に縦設板部14cの固着用螺孔14fに螺合し
た固定用ビス15の螺杆端部15aを、ベース11の縦
装受承壁面11gに押当することで、上位係当部14d
を上位係嵌部11aに、下位係当部14eを下位係嵌部
11bに夫々押当係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動ドアにあって、
その開閉ドアにおける上位に取着されたハンガーローラ
を、走行自在なるよう懸垂するためのレール装置に係
り、特に自動ドア上枠に固設されるベースと上部レール
とを一体に形成してしまうのでなく、上部レールが損耗
した際には、適時当該上部レールを交換できるように構
成されている自動ドア上枠用交換式レール装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】既知の通り、自動ドアにあっては、開閉
ドアに設けたハンガーローラを、所要箇所に固設したベ
ースと一体形成の上部レールに懸垂して、当該開閉ドア
を走行させるようにしていたが、使用に際し開閉ドアの
重量とか、一回の開閉動作による走行距離、さらには開
閉頻度等により、上部レールの耐久性が大きく左右され
ることから、上記従前の自動ドアによるときは、当該上
部レールが損耗した場合、上記のベース全体を交換しな
ければならず、このため費用が嵩むだけでなく、その交
換作業にも可成りの労力を要することになる。そこで最
近では、ベースと上部レールとを別体に形成し、当該両
者をビスなどにより固定しておき、上部レールの損耗に
際しては、ベースから上部レールだけを取り外した後、
新規な上部レールを随時交換して取着することが、実施
されている。
【0003】上記のようにベースと上部レールとの分割
構成による自動ドアとしては、以下の如きものが知られ
ている。すなわち、図6の第1従来例にあっては自動ド
ア取付枠としての上枠Aに固設したベースaに対し、開
閉ドアbに取着したハンガーローラcが、転動により走
行自在なるよう載装される上部レールdを取着すること
になるが、この際、ベースaにおける係嵌用凹溝条eに
は、上部レールdのレール部d1に連設された取着用部
d2を嵌合し、当該取着用部d2に穿設した通孔d3
に、固定用ビスfを挿通すると共に、ベースaに刻設し
た螺孔a1に、当該固定用ビスfを螺着して、ベースa
に上部レールdを固定するように構成している。そし
て、この際ベースaと上部レールdには、同材質として
のアルミニウムが採択されている。
【0004】さらに、第2の従来例として図7に示され
ているものにあっては、その基本的構成は上記の第1従
来例と同様で、上部レールdが固定用ビスにより、ベー
スaに対し当該状態にて着脱自在なるよう固着されてい
るが、ここではベースaにアルミニウムを採択し、上部
レールdには、異部材としてのステンレススチールと
か、鋼材などによる対摩耗性の良好な材料を用いるよう
にしている。
【0005】そして図8に開示した第3の従来例では、
これまたベースaにアルミニウムを用い、上部レールd
には異部材であるステンレススチールを選定している
が、ここでは前記従来例の如く固定用ビスfを使用する
ことなく、丸棒条の上部レールdを、ベースaの取着用
部d2に形成された凹弧状溝条に対し、接着材により固
着するよう構成されている。
【0006】さらに、第4の従来例を図9により説示す
ると、この場合にはベースaに形成した係嵌用凹溝条e
に対して細長いナットgを、手前側への抜け止め状態に
て係嵌しておくが、これには、その左右にレール保持用
螺孔h1、h2と、当該両者の中間にナット支持用螺孔
iを螺設しておく。そして上部レールdにおける取着用
部d2には、その左右にレール用通孔j1、j2と、そ
の中間にナット用通孔kを、ばか孔として貫設してお
き、別途レール固定螺子m1、m2を2個と、ナット固
定螺子nを1個用意しておく。
【0007】そして、係嵌用凹溝条eに係装したナット
gのナット支持用螺孔iに、上部レールdのナット用通
孔kを介してナット固定螺子nを螺合し、これをベース
aに押当することで、先ず当該ナットgを係嵌用凹溝条
eの所定箇所に固定し、次いでレール固定螺子m1、m
2を取着用部d2のレール用通孔j1、j2を介して、
既に固定されたナットgのレール保持用螺孔h1、h2
に螺着し、かくして上部レールdをベースaに対して固
定するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説示した従来技術
にあっては、第1の従来例の場合上部レールdの取着用
部d2にあって、その横向きである長手方向へ、所定の
間隔だけ離間して複数の通孔d3を穿設加工しなければ
ならず、さらに、その後これと同ピッチにてベースaに
対して、固定用ビスfが螺合する螺孔a1を刻設加工し
なければならない。このため、その作業に可成りの労力
と時間を費やさねばならず、しかも当然、通孔d3と螺
孔a1のピッチを高い精度によって整合させなければな
らないので、当該作業工程が多いだけでなく、精度上の
要請からしても、効率的な製造が困難となる。
【0009】また、第2の従来例によるときは、ベース
aと上部レールdにつき異部材を用いて高い硬度のもの
が使用されることとなるため、第1の従来例が有する欠
陥だけでなく、実際上アルミニウム用の切断によって鋼
材やステンレススチールを切断することになってしまう
ため、切断機が刃こぼれしてしまい大幅に作業効率が低
下してしまうことになり、また、図8に示す第3の従来
例によるときは、上部レールdを接着材によりベースa
に固設することになるから、これまた作業性の悪いもの
となっている。
【0010】そして、第4の従来例にしても、ナットg
にレール保持用螺孔h1、h2を加工するので、ベース
aに加工するよりも作業性がよくなるが、当該螺孔h
1、h2そしてナット支持用螺孔iと、レール用通孔j
1、j2そしてナット用通孔kとのピッチが整合してい
ないときには、上部レールdを取り外して再加工しなけ
ればならず、不良品となった部材は処分しなければなら
ないので、コスト面でも満足すべき結果が得られていな
い。またナットgは、係嵌用凹溝条e内で任意に移動さ
せて固定するので、一つでもナットgの固定位置が不正
確であると、上部レールdを取り外すことにより、位置
の再確認を行って是正しなければならないと言った作業
上の難点をも有している。
【0011】本発明は上記従来の欠陥に鑑み検討された
もので、請求項1によるときは、ベースの係嵌用凹溝条
に、その上部レール装脱用口から上部レールにおけるレ
ール部の取着用部における縦設板部を装脱自在に係嵌
し、この状態にて、当該縦設板部の固着用螺孔に螺合し
た固定用ビスを、ベースに対して螺進押圧するよう構成
し、このことによって、上記の取着用部に形成の上位係
当部と下位係当部とを、夫々前記したベースにおける係
嵌用凹溝条に形成の上位係嵌部と下位係嵌部とに押当す
るよう構成するのである。
【0012】これにより当該請求項1においては、ベー
ス側には螺孔を設ける必要がなく、上部レール側にあっ
て単に前記固定用ビスを螺合する固着用螺孔を刻設する
だけですみ、所謂共締め孔を全く不要とし、これにより
作業性を向上すると共に、前記の従来例のように螺孔a
1と通孔d3とのピッチを高精度に合致させるといった
要請を完全に解消しようとするのが第1の目的である。
【0013】さらに、上記した固定用ビスを適切に螺合
することで、上部レールに対して懸垂状態にある開閉ド
アの重量を、当該固定用ビスのベースに対する押圧力と
して作用させ、このことで固定用ビスが不本意に緩んで
しまうといったことをも解消して、ベースと上部レール
との連着状態に関し、その長期にわたる信頼性の保持を
向上しようとするのが第2の目的である。
【0014】次に請求項2にあっては、上記請求項1の
構成に対し、そのベース適所にあって、長手方向へ上下
一対の突条を形成し、これらに対して固定用ビスの螺杆
端部を回り止め状態にて螺進自在なるよう構成すること
で、当該固定用ビスの不本意な緩みを阻止、上部レール
のベースに対する固定につき、より高い信頼性を保持し
ようとしている。
【0015】さらに、請求項3の場合には請求項1およ
び請求項2において、ベースに設けた上位係嵌部につ
き、上部レールの上位係当部と押当する上位抜け止め壁
だけか、これと上位係当部の上動を阻止する上位踊り止
め壁とにより形成することにより、上部レールが不本意
にベースより脱落したり、また開閉ドアが反転走行した
り減速走行するような場合に、所謂踊り現象が発生し、
このことでハンガローラが不本意に上部レールから外れ
てしまうといったことを防止しようとしている。
【0016】また、請求項4によるときは、これまた請
求項1および請求項2において、ベースに設けた下位係
嵌部につき、上部レールの下位係当部と押当する下位抜
け止め壁と、これに連設された下位踊り止め壁の一方か
双方を形成することにより、上部レールの脱出と踊り防
止効果につき、よりその信頼性を向上しようとしてい
る。
【0017】そして、請求項5によるときは、前記の請
求項1および請求項2の目的と実質的に同じであるが、
当該目的を達成するために、ベースに設けた下位係嵌部
に上部レールの下位係当部を係嵌し、当該上部レールの
上位係当溝とベースに設けた上位係嵌溝とに、固定用部
材の係止板を嵌入回動して、その長幅側端縁部を抜け止
め状態にて係止する。さらにこの係止板に立設の螺杆に
は、押止板を介し締着ナットを螺着し、このことで、押
止板と係止板とによりベース前面側突条と、上部レール
の取着用部に形成された取着前面側突条とを挟着するよ
うに構成し、さらに簡潔な構成により、請求項1の目的
を作業性よく達成し得るようにしている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1によるときは、自動ドア取付枠
としての上枠に固設されるベースに、開閉ドアに上設し
たハンガーローラが転動自在なるよう載装された上部レ
ールを取着してなる自動ドア上枠用交換式レール装置に
おいて、上記のベースには、上位係嵌部と下位係嵌部と
を備えて、上部レール装脱用口を開成した係嵌用凹溝条
を手前向きに横設し、前記の上部レールは、レール部と
これに連設された取着用部とによって形成され、当該取
着用部の縦設板部には、上位係当部と下位係当部そし
て、これらの間にあって長手方向に離間した複数の固着
用螺孔が設けられ、ベースの前記係嵌用凹溝条には、そ
の上部レール装脱用口から装入した上記レール部の取着
用部における縦設板部を、装脱自在とすることにより、
当該縦設板部の上位係当部と下位係当部とを、夫々ベー
スの係嵌用凹溝条における上位係嵌部と下位係嵌部に係
嵌し、縦設板部の前記した固着用螺孔に、別途用意した
固定用ビスを手前側より螺合して、その螺杆端部をベー
スにおける前記上部レール装脱用口奥側に形成の縦装受
承壁面に押圧することにより、上記の上位係当部と下位
係当部とを、夫々上位係嵌部と下位係嵌部とに押当する
ようにしたことを特徴とする自動ドア上枠用交換式レー
ル装置を提供しようとしている。
【0019】次に請求項2によるときは、上記請求項1
の構成に付して、固定用ビスの螺杆端部を、ベースの上
部装脱用口奥側に形成した縦装受承壁面に押圧するに際
し、当該縦装受承壁面には長手方向へ突設した上下一対
の突条を形成しておき、前記螺杆端部を当該一対の突条
間に、回り止め状態にて螺進自在として、上位係当部と
下位係当部とを、夫々上位係嵌部と下位係嵌部とに押当
するようにしたことを、その内容としている。
【0020】請求項3は、前記請求項1または請求項2
において、ベースにおける係嵌用凹溝条の上位係嵌部
が、上部レールにおける取着用部の上位係当部と押当し
て、その手前側への離脱を阻止する上位抜け止め壁か、
当該上位抜け止め壁と、これに連設されて上位係当部の
上動を阻止する上位踊り止め壁とにより形成されている
ことを、その内容とし、請求項4にあっては同じく請求
項1または請求項2においてベースにおける係嵌用凹溝
条の下位係嵌部が、上部レールにおける取着用部の下位
係当部と押当して、その手前側への離脱を阻止する下位
抜け止め壁と、これに連設されて下位係当部の上動を阻
止する下位踊り止め壁の一方または双方により形成され
ているのが内容である。
【0021】さらに、請求項5は、同上自動ドア上枠用
交換式レール装置において、上記のベースには、上位係
嵌溝と下位係嵌部とを備えて、上部レール装脱用口を開
成した係嵌用凹溝条を手前向きに横設し、前記の上部レ
ールは、レール部とこれに連設された取着用部とによっ
て形成され、当該取着用部の縦設板部には、上位係当溝
と下位係当部とが設けられ、ベースの前記下位係嵌部に
は抜け止め状態にて上部レールにおける取着用部の下位
係当部を係嵌すると共に、当該取着用部の上位係当溝
と、ベースにおける上位係嵌溝との間には、別途用意し
た固着用部材の係止板を手前側より嵌入回動すること
で、その長幅側端縁部を受け止め状態にて係止し、当該
固着用部材における係止板より手前側へ立設された螺杆
には、押止板を介して締着ナットを螺着することによ
り、当該押止板と上記係止板とによって、上位係嵌溝側
におけるベース前面側突条と、上位係当溝側における上
部レールの取着用部に形成された取着前面側突条とが挟
着されることをことを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明につき図面を参照して詳細
に説示すると、請求項1にあっては図1、図2に開示の
通り、自動ドア取付枠としての上枠10に固設されるベ
ース11に対して、開閉ドア12の上位に連設したハン
ガーローラ13が、転動自在なるよう載装される上部レ
ール14を取着してなる自動ドア上枠用交換式レール装
置である点で、前掲従来例と同様である。さらに当該発
明にあっては、上記したベース11の開閉ドア12側
に、上位係嵌部11aと下位係嵌部11bとを備え、こ
れらの間に上部レール装脱用口11cを開成するように
した係嵌用凹溝条11dが、開閉ドア12側である手前
向きにて、横長に所定長さだけ形成されている。
【0023】さらに、前記の上部レール14は、ハンガ
ーローラ13側であるレール部14aと、そのベース1
1側へ連設された取着用部14bとによって、端面が図
示例ではコ字状に形成され、当該取着用部14bの縦設
板部14cには、その上位係当部14dと下位係当部1
4e、さらに当該係当部14d、14e間にあって、長
手方向に所定間隔だけ離間して刻設された複数の固着用
螺孔14fが設けられており、当該固着用螺孔14fに
手前側から螺合する固定用ビス15が、別途用意されて
いる。
【0024】そして本発明では、ベース11の係嵌用凹
溝条11dに、その上部レール装脱用口11cから装入
したレール部14aの取着用部14bにおける縦設板部
14cが、装脱自在なるよう係嵌できるよう構成されて
いる。すなわち、上記の装入操作により縦設板部14c
の上位係当部14dと下位係当部14eとを、夫々ベー
ス11の係嵌用凹溝条11dに形成した前掲上位係嵌部
11aと下位係嵌部11bとに係嵌可能なるよう構成さ
れている。
【0025】さらに図示例によって詳記すると、図2
(A)に示す如く上部レール14を前傾姿勢にて係嵌用
凹溝条11d内に装入することで、上位係当部14dを
上位係嵌部11aにおける上位装入凹奥溝11eに係入
させた後、図2(B)のように下位係当部14eを下位
係嵌部11bにおける下位装入凹奥溝11fの直上まで
押入し、次いで上部レール14を図1(B)のように落
とし込むことで、その下位係当部14eを下位係嵌部1
1bに係嵌させるのである。
【0026】次に、本発明では前記の固定用ビス15
を、固定用螺孔14fに螺合して、その螺杆端部15a
をベース11における前記上部レール装脱用口11cの
奥底に形成された縦装受承壁面11gに螺進押圧するの
であり、この結果上記の上位係当部14dと下位係当部
14eとが、夫々ベース11の上位係嵌部11aと下位
係嵌部11bとに、強固な状態で押当係止されることと
なる。しかも、この際懸垂状態にある開閉ドア12によ
る荷重が、上部レール14の下位側に印加されることか
ら、固定用ビス15を縦装受承壁面11gに押圧しよう
とするので、当該固定用ビスの緩みを阻止し得ることに
なる。
【0027】次に請求項2に係る発明につき説示する
と、上記の請求項1の内容に対し以下の構成が付加され
ている点で相違している。すなわち図3によって明示さ
れている通り、前記の如く固定用ビス15を固定用螺孔
14fに螺合して、螺杆端部15aを縦装受承壁面11
gに押圧する際、この縦装受承壁面11gには、長手方
向へ横向きに突設した上下一対の突条11hを設けてお
くのであり、このことで螺進する螺杆端部15aが、当
該突条11h間に挟持状態で圧入して行き、固定用ビス
15を回り止め状態に固定することとなる。従って、螺
杆端部15aの不本意な回動が阻止されることにより、
自動ドアとしての稼動を続けても、固定用ビス15に緩
みが生ぜず、不本意に上部レール14の連設状態に、が
たつきが発生することを阻止できることになる。
【0028】請求項3では、上記の請求項1および請求
項2において、前記したベース11における係嵌用凹溝
条11dの上位係嵌部11aに関し、これが上部レート
14における取着用部14bの上位係当部14dと押当
することで、手前側への離脱を阻止することになる上位
抜け止め壁11iのみによって形成するか、当該上位抜
け止め壁11iだけでなく、これと連設されて上位係当
部14dの上動を阻止することとなる上位踊り止め壁1
1jをも具備させるよう構成するのである。
【0029】上記のようにして上位係嵌部11aを構成
するときは、上位抜け止め壁11iを備えることで、仮
に固定用ビス15が弛緩したとしても、上部レート14
がベース11から離脱せず、さらに上位踊り止め壁11
jをも形成しておけば、開閉ドア12が、その開閉動に
際して反転動作や減速動作に伴って跳ね上がることとな
る所謂踊り現象が生じ、このことにより、ハンガーロー
ラ13がレール部14aにおけるレール上延部14gに
衝当するような場合でも、上部レール14がベース11
から外れることを、より確実に防止することができる。
【0030】請求項4にあっては、これまた請求項1お
よび請求項2において、ベース11における係嵌用凹溝
条11dの下位係嵌部11bに関し、上部レート14に
おける取着用部14bの下位係当部14eと押当するこ
とで、その手前側への離脱を阻止する下位抜け止め壁1
1kだけを図1〜図3のように形成するか、これと連設
されて下位係当部14eの上動を阻止する下位踊り止め
壁11mだけを図4の如く形成するか、上説の下位抜け
止め壁11kと下位踊り止め壁11mとの両方を形成す
ることもできる。
【0031】このようにすることで、前記した請求項3
の構成と相俟って、下位係当部14eの抜け止めを、下
位抜け止め壁11kにより阻止したり、下位係当部14
eの踊り止めを下位踊り止め壁11mによって防止させ
ることができる。ここで、図1ないし図3の図示例では
ベース11の上位係嵌部11aには、上位抜け止め壁1
1iと上位踊り止め壁11jの双方が形成され、下位係
嵌部11bには下位抜け止め壁11kだけが設けられて
いる。これに対し、図4の図示例では、ベース11の上
位係嵌部11aには上記と同じく上位抜け止め壁11i
および上位踊り止め壁11jが設けられているが、下位
係嵌部11bには下位踊り止め壁11mが形成されてお
り、下位抜け止め壁11kは前記の通りレール部14a
が開閉ドア12の荷重によりベース11側に向けての力
を受けることから、省略されている。
【0032】次に請求項5に係る発明について以下詳説
すると、上説と同じ自動ドア上枠用交換式レール装置に
おいて、ベース11には上位係嵌溝11nと下位係嵌部
11bとを備えており、かつ請求項1、2と同じく、上
部レール装脱用口11cを開成した係嵌用凹溝条11d
が、手前向きに横設されている。さらに、上部レール1
4は、レール部14aとこれに連設の取着用部14bと
によって、ここではL字状に形成され、当該取着用部1
4bの縦設部14hには、上位係当溝14iと下位係当
部14eとが設けられている。
【0033】そして、請求項1、2と同じく下位係嵌部
11bに抜け止め状態で取着用部14bの下位係当部1
4eが係嵌されているが、本発明では取着用部14bに
形成の上位係当溝14iと、ベース11の上位係嵌溝1
1nとの間にあって、別途用意した固着用部材16にお
ける係止板16aを、先ずその一対である短幅側端縁部
16b、16bが横向きとなるようにして、手前側より
嵌入させた後、これを90゜だけ回転することで、その
長幅側端縁部16c、16cを抜け止め状態となるよう
にして係止するのである。
【0034】上記固着用部材16は、上記の係止板16
aより、手前側に螺杆16dが立設されており、当該螺
杆16dには押止板16eを介して締着ナット16fを
螺着するのであって、このことにより、押止板16eと
上記の係止板16aとによって、ベース11を挟着する
のである。すなわち、上記の挟着すべきベース11と
は、上位係嵌溝11n側におけるベース前面側突条11
pと、上位係当溝14i側における上部レール14の取
着用部14bに形成された取着前面側突条14jとを指
称しており、従って当然のことながら、上記の押止板1
6eには螺子孔を貫設する必要はなく、単なる挿通孔1
6gを穿設するだけでよいことになる。
【0035】従って、当該請求項5によるときは上記の
説示によって理解される通り、ベース11の下位係当部
14eに、上部レール14の下位係当部14eが抜け止
め状態で係嵌され、当該上部レール14の上位係当溝1
4iに、固着用部材16の下位である長幅側端縁部16
cを係止し、上位である長幅側端縁部16cを、ベース
11の上位係嵌溝11nに係嵌して螺杆16dの締着ナ
ット16fを締め付ければよく、簡易迅速な連着作業
で、充分強固に上部レール14をベース11に固定する
ことができ、前記の如く螺孔を設ける必要がないので、
作業性の点でも満足すべき結果が得られる。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のようにして構成されるも
のであるから、請求項1によるときは、ベース側には螺
孔が不要で、上部レール側のみに固着用螺孔を設ければ
よいので、共締め孔の穿設に作業能力を費やしたり、こ
れと固定用螺孔とのピッチを整合させることもなくなる
ので、その作業性を格段に向上することができる。また
開閉ドアの重量を、固定用ビスの緩み止めに活用するこ
とができ、ベースと上部レールとの連着状態に高い信頼
性をもたせることが可能となる。
【0037】次に請求項2によるときは、ベースに固定
用ビスの径に整合するような一対の突条を、請求項1の
構成に付加するようにしたので、上部レールのベースに
対する固定状態の保持に、高い信頼性を保有させ得るこ
ととなる。
【0038】そして請求項3によるときは、上部レール
が不本意にベースより脱落したり、開閉ドアの踊り現象
によって、ハンガーローラが上部レールから外れてしま
うといったことを防止できることになる。そして請求項
4によるときは、ベースの下位係嵌部について、上部レ
ールの下位係当部に押当する下位抜け止め壁と、下位踊
り止め壁の一方または双方を形成し、上部レールの脱出
と踊り防止について、ここでも、その信頼性を高め得る
こととなる。
【0039】さらに請求項5にあっても、その構成は上
記の場合と多少相違するものの、請求項1と同等の効果
を発揮し得るだけでなく、螺孔を刻設する必要がなく、
単なる通孔の貫設のみで構成でき、しかもベースに対す
る上部レールと固着用部材とによる組み立て作業も簡易
迅速に行い得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願請求項1に係る自動ドア上枠用交換式レー
ル装置を示し、(A)はその完成状態を示す縦断側面略
示図で、(B)はベースに対する上部レールの係嵌状態
を示した縦断側面略示図である。
【図2】(A)は図1の同上交換式レール装置につき、
ベースに対する上部レールの係嵌初期状態を示した縦断
側面略示図で、(B)は図1(B)の状態に至る直前の
様子を示した縦断側面略示図である。
【図3】本願請求項2に係る同上交換式レール装置を示
した縦断側面略示図である。
【図4】前記請求項1にあって、請求項3に係る同上交
換式レール装置を示した縦断側面略示図である。
【図5】請求項5に係る前同交換式レール装置を示し、
(A)は縦断側面略示図で、(B)はその固定用部材を
示した右側面図である。
【図6】自動ドア上枠用交換式レール装置を示す第1の
従来例による縦断側面略示図である。
【図7】同上第2の従来例を示した縦断側面略示図であ
る。
【図8】同上第3の従来例を示した縦断側面略示図であ
る。
【図9】同上第4の従来例を示した分解斜視図である。
【符号の説明】
10 上枠 11 ベース 11a 上位係嵌部 11b 下位係嵌部 11c 上部レール装脱用口 11d 係嵌用凹溝条 11g 縦装受承壁面 11h 突条 11i 上位抜け止め壁 11j 上位踊り止め壁 11k 下位抜け止め壁 11m 下位踊り止め壁 11n 上位係嵌溝 11p ベース前面側突条 12 開閉ドア 13 ハンガーローラ 14 上部レール 14a レール部 14b 取着用部 14e 下位係当部 14d 上位係当部 14e 下位係当部 14f 固着用螺孔 14h 縦設部 14i 上位係当溝 14j 取着前面側突条 15 固定用ビス 15a 螺杆端部 16 固着用部材 16a 係止板 16c 長幅側端縁部 16d 螺杆 16e 押止板 16f 締着ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動ドア取付枠としての上枠に固設され
    るベースに、開閉ドアに上設したハンガーローラが転動
    自在なるよう載装された上部レールを取着してなる自動
    ドア上枠用交換式レール装置において、上記のベースに
    は、上位係嵌部と下位係嵌部とを備えて、上部レール装
    脱用口を開成した係嵌用凹溝条を手前向きに横設し、前
    記の上部レールは、レール部とこれに連設された取着用
    部とによって形成され、当該取着用部の縦設板部には、
    上位係当部と下位係当部そして、これらの間にあって長
    手方向に離間した複数の固着用螺孔が設けられ、ベース
    の前記係嵌用凹溝条には、その上部レール装脱用口から
    装入した上記レール部の取着用部における縦設板部を、
    装脱自在とすることにより、当該縦設板部の上位係当部
    と下位係当部とを、夫々ベースの係嵌用凹溝条における
    上位係嵌部と下位係嵌部に係嵌し、縦設板部の前記した
    固着用螺孔に、別途用意した固定用ビスを手前側より螺
    合して、その螺杆端部をベースにおける前記上部レール
    装脱用口奥側に形成の縦装受承壁面に押圧することによ
    り、上記の上位係当部と下位係当部とを、夫々上位係嵌
    部と下位係嵌部とに押当するようにしたことを特徴とす
    る自動ドア上枠用交換式レール装置。
  2. 【請求項2】 自動ドア取付枠としての上枠に固設され
    るベースに、開閉ドアに上設したハンガーローラが転動
    自在なるよう載装された上部レールを取着してなる自動
    ドア上枠用交換式レール装置において、上記のベースに
    は、上位係嵌部と下位係嵌部とを備えて、上部レール装
    脱用口を開成した係嵌用凹溝条を手前向きに横設し、前
    記の上部レールは、レール部とこれに連設された取着用
    部とによって形成され、当該取着用部の縦設板部には、
    上位係当部と下位係当部そして、これらの間にあって長
    手方向に離間した複数の固着用螺孔が設けられ、ベース
    の前記係嵌用凹溝条には、その上部レール装脱用口から
    装入した上記レール部の取着用部における縦設板部を、
    装脱自在とすることにより、当該縦設板部の上位係当部
    と下位係当部とを、夫々ベースの係嵌用凹溝条における
    上位係嵌部と下位係嵌部に係嵌し、縦設板部の前記した
    固着用螺孔に、別途用意した固定用ビスを手前側より螺
    合して、その螺杆端部をベースにおける前記上部レール
    装脱用口奥側に形成の縦装受承壁面に押圧するに際し、
    当該縦装受承壁面には長手方向へ突設した上下一対の突
    条を形成しておき、前記螺杆端部を当該一対の突条間
    に、回り止め状態にて螺進自在として、上記の上位係当
    部と下位係当部とを、夫々上位係嵌部と下位係嵌部とに
    押当するようにしたことを特徴とする自動ドア上枠用交
    換式レール装置。
  3. 【請求項3】 ベースにおける係嵌用凹溝条の上位係嵌
    部が、上部レールにおける取着用部の上位係当部と押当
    して、その手前側への離脱を阻止する上位抜け止め壁
    か、当該上位抜け止め壁と、これに連設されて上位係当
    部の上動を阻止する上位踊り止め壁とにより形成されて
    いる請求項1または請求項2に記載の自動ドア上枠用交
    換式レール装置。
  4. 【請求項4】 ベースにおける係嵌用凹溝条の下位係嵌
    部が、上部レールにおける取着用部の下位係当部と押当
    して、その手前側への離脱を阻止する下位抜け止め壁
    と、これに連設されて下位係当部の上動を阻止する下位
    踊り止め壁の一方または双方により形成されている請求
    項1または請求項2に記載の自動ドア上枠用交換式レー
    ル装置。
  5. 【請求項5】 自動ドア取付枠としての上枠に固設され
    るベースに、開閉ドアに上設したハンガーローラが転動
    自在なるよう載装された上部レールを取着してなる自動
    ドア上枠用交換式レール装置において、上記のベースに
    は、上位係嵌溝と下位係嵌部とを備えて、上部レール装
    脱用口を開成した係嵌用凹溝条を手前向きに横設し、前
    記の上部レールは、レール部とこれに連設された取着用
    部とによって形成され、当該取着用部の縦設板部には、
    上位係当溝と下位係当部とが設けられ、ベースの前記下
    位係嵌部には抜け止め状態にて上部レールにおける取着
    用部の下位係当部を係嵌すると共に、当該取着用部の上
    位係当溝と、ベースにおける上位係嵌溝との間には、別
    途用意した固着用部材の係止板を手前側より嵌入回動す
    ることで、その長幅側端縁部を受け止め状態にて係止
    し、当該固着用部材における係止板より手前側へ立設さ
    れた螺杆には、押止板を介して締着ナットを螺着するこ
    とにより、当該押止板と上記係止板とによって、上位係
    嵌溝側におけるベース前面側突条と、上位係当溝側にお
    ける上部レールの取着用部に形成された取着前面側突条
    とが挟着されることを特徴とする自動ドア上枠用交換式
    レール装置。
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