JPH11239530A - 布団用充填物 - Google Patents
布団用充填物Info
- Publication number
- JPH11239530A JPH11239530A JP6050898A JP6050898A JPH11239530A JP H11239530 A JPH11239530 A JP H11239530A JP 6050898 A JP6050898 A JP 6050898A JP 6050898 A JP6050898 A JP 6050898A JP H11239530 A JPH11239530 A JP H11239530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feathers
- quilt
- silk
- silk noil
- noil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 羽毛100%のものに比べて原料コストを低
下させた新規な布団用充填物を提供する。 【解決手段】 シルクノイル2の綿塊を開繊しながら羽
毛3をミキシングで一体的に混合したことを特徴とす
る。
下させた新規な布団用充填物を提供する。 【解決手段】 シルクノイル2の綿塊を開繊しながら羽
毛3をミキシングで一体的に混合したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シルクノイルと羽
毛とを混合した新規な布団用充填物に関するものであ
る。
毛とを混合した新規な布団用充填物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近は、鳥類の羽毛を100%充填物と
したいわゆる羽毛布団が軽くて保温性に優れるといった
ような特長を持つことで多くの人に愛用されるようにな
っている。
したいわゆる羽毛布団が軽くて保温性に優れるといった
ような特長を持つことで多くの人に愛用されるようにな
っている。
【0003】一方、布団用充填物として使用される素材
の一つとしてシルクノイルが知られている。このシルク
ノイルは絹糸紡績でフリンジを梳綿機で梳綿する際に排
除される短繊維であり、縮みがないために布団用充填物
として使用するにはこれまでポリエステル繊維に混用す
るしか方法がなかった。
の一つとしてシルクノイルが知られている。このシルク
ノイルは絹糸紡績でフリンジを梳綿機で梳綿する際に排
除される短繊維であり、縮みがないために布団用充填物
として使用するにはこれまでポリエステル繊維に混用す
るしか方法がなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な羽毛布団は、原料コストが高くついてどうしても高価
にならざるを得ないという問題が有った。一方、シルク
ノイルは原料コストが安いというメリットがあるものの
単独の素材のままでは布団用充填物として使用しにくい
問題点が有った。
な羽毛布団は、原料コストが高くついてどうしても高価
にならざるを得ないという問題が有った。一方、シルク
ノイルは原料コストが安いというメリットがあるものの
単独の素材のままでは布団用充填物として使用しにくい
問題点が有った。
【0005】本発明は、上記した問題鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、特定の工程を採用する
ことにより羽毛をシルクノイルの分離材として使用する
ことでシルクノイルと羽毛を混合した新規な布団用充填
物を得るようにしたものである。
ので、その目的とするところは、特定の工程を採用する
ことにより羽毛をシルクノイルの分離材として使用する
ことでシルクノイルと羽毛を混合した新規な布団用充填
物を得るようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明に係る布団用充填物は、シルクノイルの綿
塊を開繊すると同時に羽毛をミキシングで一体的に混合
したことを特徴としている。
ために本発明に係る布団用充填物は、シルクノイルの綿
塊を開繊すると同時に羽毛をミキシングで一体的に混合
したことを特徴としている。
【0007】このように、シルクノイルの分離材として
羽毛を使用することにより、羽毛100%の羽毛布団と
何ら遜色のない布団を安価に提供することが可能とな
る。
羽毛を使用することにより、羽毛100%の羽毛布団と
何ら遜色のない布団を安価に提供することが可能とな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る布団用充填物
の実施の形態を図面と共に説明する。本発明に係る布団
用充填物1は、シルクノイル2の綿塊を開繊機により開
繊しながら羽毛3を供給してミキシングさせることによ
り得られる。この場合、羽毛3をシルクノイル2に偏り
のないように分散させ、羽毛3でシルクノイル2どうし
が絡み合わないようにしている。
の実施の形態を図面と共に説明する。本発明に係る布団
用充填物1は、シルクノイル2の綿塊を開繊機により開
繊しながら羽毛3を供給してミキシングさせることによ
り得られる。この場合、羽毛3をシルクノイル2に偏り
のないように分散させ、羽毛3でシルクノイル2どうし
が絡み合わないようにしている。
【0009】図1は上述のような構成からなる布団用充
填物1を充填した布団の斜視図、図2はその布団皮の平
面図、図3は図1の布団の一部拡大断面図を示すもの
で、この布団Aはあらかじめ布団皮の表生地4と裏生地
5とを全体に横縫線6と縦縫線7により格子状にキルテ
ィングし、かつその横縫線6を一部的に開放して各隣接
する区画室8を互いに連通させ、次にその布団皮の内部
にシルクノイル2の綿塊を開繊しながら羽毛3を同時的
にエアーにより夫々の区画室8に均等に充填した後、横
縫線6の開放部を縫合することにより完成品としてい
る。
填物1を充填した布団の斜視図、図2はその布団皮の平
面図、図3は図1の布団の一部拡大断面図を示すもの
で、この布団Aはあらかじめ布団皮の表生地4と裏生地
5とを全体に横縫線6と縦縫線7により格子状にキルテ
ィングし、かつその横縫線6を一部的に開放して各隣接
する区画室8を互いに連通させ、次にその布団皮の内部
にシルクノイル2の綿塊を開繊しながら羽毛3を同時的
にエアーにより夫々の区画室8に均等に充填した後、横
縫線6の開放部を縫合することにより完成品としてい
る。
【0010】このように、シルクノイル2と羽毛3とを
混合させた布団用充填物1を充填して形成された布団A
は、100%羽毛を充填した羽毛布団に遜色のない使用
感が得られる。しかも、シルクノイル2を使用した分羽
毛3の使用量を減少することができて、100%羽毛を
使用したものより原料コストを大幅に低下させることが
できる。さらに、シルクノイル2と羽毛3との相乗効果
によって真綿の布団と同じような保温性を得ることがで
きる。
混合させた布団用充填物1を充填して形成された布団A
は、100%羽毛を充填した羽毛布団に遜色のない使用
感が得られる。しかも、シルクノイル2を使用した分羽
毛3の使用量を減少することができて、100%羽毛を
使用したものより原料コストを大幅に低下させることが
できる。さらに、シルクノイル2と羽毛3との相乗効果
によって真綿の布団と同じような保温性を得ることがで
きる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る布団用
充填物は、シルクノイルの綿塊を開繊と同時に羽毛をミ
キシングさせることで羽毛とシルクノイルを一体的に混
合したものであり、羽毛布団の充填物として使用した場
合羽毛100%のものと遜色のない使用感を持ちなが
ら、シルクノイル使用分の羽毛の使用量を減少して原料
コストを低下させることができる利点が得られる。
充填物は、シルクノイルの綿塊を開繊と同時に羽毛をミ
キシングさせることで羽毛とシルクノイルを一体的に混
合したものであり、羽毛布団の充填物として使用した場
合羽毛100%のものと遜色のない使用感を持ちなが
ら、シルクノイル使用分の羽毛の使用量を減少して原料
コストを低下させることができる利点が得られる。
【0012】また、従来単独の素材のままでは布団用充
填物として使用しにくかったシルクノイルを羽毛布団に
有効に活用することができる。
填物として使用しにくかったシルクノイルを羽毛布団に
有効に活用することができる。
【図1】本発明に係る布団用充填物を充填した布団の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】図1の布団の布団皮の平面図である。
【図3】図1の布団の要部拡大断面図である。
1 布団用充填物 2 シルクノイル 3 羽毛
Claims (1)
- 【請求項1】 シルクノイルの綿塊を開繊しながら羽毛
をミキシングで一体的に混合したことを特徴とする布団
用充填物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6050898A JPH11239530A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 布団用充填物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6050898A JPH11239530A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 布団用充填物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11239530A true JPH11239530A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13144332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6050898A Pending JPH11239530A (ja) | 1998-02-24 | 1998-02-24 | 布団用充填物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11239530A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100456999C (zh) * | 2006-10-10 | 2009-02-04 | 吴道贵 | 蚕砂药物保健蚕丝被 |
CN102206897A (zh) * | 2011-05-23 | 2011-10-05 | 浙江梦波家纺有限公司 | 一种平行束经纬层蚕丝被加工方法 |
CN104337308A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-02-11 | 林伟林 | 一种珠粒保健垫以及采用该珠粒保健垫制作的枕头及该枕头的制作方法 |
JP2017118918A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 西川産業株式会社 | 掛け布団の製造方法 |
CN108425183A (zh) * | 2018-02-12 | 2018-08-21 | 宜州市壮之都丝绸家纺有限公司 | 一种保健蚕丝被的制作方法 |
WO2018196404A1 (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-01 | 江苏斯得福纺织股份有限公司 | 一种水洗枕芯 |
WO2018196405A1 (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-01 | 江苏斯得福纺织股份有限公司 | 一种防变形水洗枕芯 |
-
1998
- 1998-02-24 JP JP6050898A patent/JPH11239530A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100456999C (zh) * | 2006-10-10 | 2009-02-04 | 吴道贵 | 蚕砂药物保健蚕丝被 |
CN102206897A (zh) * | 2011-05-23 | 2011-10-05 | 浙江梦波家纺有限公司 | 一种平行束经纬层蚕丝被加工方法 |
CN104337308A (zh) * | 2014-11-12 | 2015-02-11 | 林伟林 | 一种珠粒保健垫以及采用该珠粒保健垫制作的枕头及该枕头的制作方法 |
JP2017118918A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | 西川産業株式会社 | 掛け布団の製造方法 |
WO2018196404A1 (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-01 | 江苏斯得福纺织股份有限公司 | 一种水洗枕芯 |
WO2018196405A1 (zh) * | 2017-04-25 | 2018-11-01 | 江苏斯得福纺织股份有限公司 | 一种防变形水洗枕芯 |
CN108425183A (zh) * | 2018-02-12 | 2018-08-21 | 宜州市壮之都丝绸家纺有限公司 | 一种保健蚕丝被的制作方法 |
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