JPH11239201A - 携帯電話機 - Google Patents
携帯電話機Info
- Publication number
- JPH11239201A JPH11239201A JP10056125A JP5612598A JPH11239201A JP H11239201 A JPH11239201 A JP H11239201A JP 10056125 A JP10056125 A JP 10056125A JP 5612598 A JP5612598 A JP 5612598A JP H11239201 A JPH11239201 A JP H11239201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile phone
- switch
- hooking
- finger
- temperature
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電源スイッチやフッキングスイッチ等が誤動作
することなく、又、信頼性の向上や操作性をも改善した
携帯電話機を提供することを目的とする。 【解決手段】通話先の電話番号や所定の表示を行なう表
示パネル1と、電源スイッチ、フッキングスイッチ、ダ
イヤルスイッチ等からなるスイッチパネル2と、通話時
に使用するマイク3とスピーカ4と、アンテナ5とを備
えた携帯電話機と、携帯電話機を掴んだ時に指がはいる
溝6、6′と、指の圧力を検知する圧力センサ7、7′
と、指の温度を検知する温度センサ、8、8′とにより
構成する。
することなく、又、信頼性の向上や操作性をも改善した
携帯電話機を提供することを目的とする。 【解決手段】通話先の電話番号や所定の表示を行なう表
示パネル1と、電源スイッチ、フッキングスイッチ、ダ
イヤルスイッチ等からなるスイッチパネル2と、通話時
に使用するマイク3とスピーカ4と、アンテナ5とを備
えた携帯電話機と、携帯電話機を掴んだ時に指がはいる
溝6、6′と、指の圧力を検知する圧力センサ7、7′
と、指の温度を検知する温度センサ、8、8′とにより
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
詳しくは電源の投入/切断及びフッキングの操作方法に
係る携帯電話機に関する。
詳しくは電源の投入/切断及びフッキングの操作方法に
係る携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムの利用は益々増大して
いるが、使用される端末機は技術改良が進み、小型、軽
量化がなされている。これは携帯電話機においても同様
であり、操作性がよく扱い易いものが開発され、移動の
際は、持ち歩くバッグの中か、ポケットに収められるこ
とが多い。図4に従来の携帯電話機の構造例を示す。本
図において、1はダイヤル番号等を表示する表示パネル
を、2は複数の押しボタンスイッチからなるスイッチパ
ネルを、3及び4は通話時に使用するマイク及びスピー
カを、5はアンテナを夫々示す。該携帯電話機を操作す
る手順は、先ず電源スイッチが投入されていない場合は
所定の押しボタンスイッチを押して電源を投入し、続い
てフッキングスイッチをオフフック状態とした後、ダイ
ヤルスイッチを操作して所望のダイアル番号を送信す
る。相手先が接続されたら、マイク3とスピーカ4を使
用して通話を行ない、通話終了後フッキングスイッチを
オンフック状態とする。表示パネル1には、通話先のダ
イアル番号、通話時間等が液晶により表示される。又、
携帯電話機を待ち受け状態にする場合は、電源スイッチ
のみを投入しておく。
いるが、使用される端末機は技術改良が進み、小型、軽
量化がなされている。これは携帯電話機においても同様
であり、操作性がよく扱い易いものが開発され、移動の
際は、持ち歩くバッグの中か、ポケットに収められるこ
とが多い。図4に従来の携帯電話機の構造例を示す。本
図において、1はダイヤル番号等を表示する表示パネル
を、2は複数の押しボタンスイッチからなるスイッチパ
ネルを、3及び4は通話時に使用するマイク及びスピー
カを、5はアンテナを夫々示す。該携帯電話機を操作す
る手順は、先ず電源スイッチが投入されていない場合は
所定の押しボタンスイッチを押して電源を投入し、続い
てフッキングスイッチをオフフック状態とした後、ダイ
ヤルスイッチを操作して所望のダイアル番号を送信す
る。相手先が接続されたら、マイク3とスピーカ4を使
用して通話を行ない、通話終了後フッキングスイッチを
オンフック状態とする。表示パネル1には、通話先のダ
イアル番号、通話時間等が液晶により表示される。又、
携帯電話機を待ち受け状態にする場合は、電源スイッチ
のみを投入しておく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の携帯電話機においては、移動時等に携帯
電話機をバッグの中やポケットに収納する場合、電源ス
イッチやフッキングスイッチ等がバッグの内容物や思わ
ぬものに接触し、誤って電源が投入、又は切断された
り、オフフッキングになったりすることがある。不必要
時の電源誤投入は、バッテリーの無駄な消費を、又、必
要時の電源誤切断は、待ち受け状態が不能となり夫々両
者ともに大きな損失を生ずる。フッキングスイッチが不
必要時にオフフック状態となると常時話中となり着信不
能状態を生じ大きな問題となる。又、電源スイッチやフ
ッキングスイッチは、接触式の押しボタンスイッチが通
常使用されるが、頻繁に使用すると接触不良となること
がある。更には、待ち受け状態時に電話の着信がある
と、通話を始める前にオフフッキングの操作を行なう必
要があり煩わしいことが多い。本発明は、上述したよう
な従来の携帯電話機の問題を解決するためになされたも
のであって、電源スイッチやフッキングスイッチ等が誤
動作することなく、又、信頼性の向上や操作性をも改善
した携帯電話機を提供することを目的とする。
たような従来の携帯電話機においては、移動時等に携帯
電話機をバッグの中やポケットに収納する場合、電源ス
イッチやフッキングスイッチ等がバッグの内容物や思わ
ぬものに接触し、誤って電源が投入、又は切断された
り、オフフッキングになったりすることがある。不必要
時の電源誤投入は、バッテリーの無駄な消費を、又、必
要時の電源誤切断は、待ち受け状態が不能となり夫々両
者ともに大きな損失を生ずる。フッキングスイッチが不
必要時にオフフック状態となると常時話中となり着信不
能状態を生じ大きな問題となる。又、電源スイッチやフ
ッキングスイッチは、接触式の押しボタンスイッチが通
常使用されるが、頻繁に使用すると接触不良となること
がある。更には、待ち受け状態時に電話の着信がある
と、通話を始める前にオフフッキングの操作を行なう必
要があり煩わしいことが多い。本発明は、上述したよう
な従来の携帯電話機の問題を解決するためになされたも
のであって、電源スイッチやフッキングスイッチ等が誤
動作することなく、又、信頼性の向上や操作性をも改善
した携帯電話機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る携帯電話機は以下の構成を取る。携帯電
話機における電源の投入/切断及びフッキング操作にお
いて、前記携帯電話機の両側面に前記携帯電話機を握る
指が納まる複数の溝と複数の窪みを設け、前記窪みの中
に圧力センサ及び温度センサを配置し、前記溝に指が納
まっているかどうかを指の接触圧と指の体温により検出
し、該複数の検出結果が多数決論理にのっとった場合に
携帯電話機が握られていると判定し、携帯電話機に設け
られた電源スイッチ及びフッキングスイッチの代りに電
源を投入するかフッキングスイッチをオフフック状態に
するかを携帯電話機の初期状態により決定し、実行する
よう構成する。
に本発明に係る携帯電話機は以下の構成を取る。携帯電
話機における電源の投入/切断及びフッキング操作にお
いて、前記携帯電話機の両側面に前記携帯電話機を握る
指が納まる複数の溝と複数の窪みを設け、前記窪みの中
に圧力センサ及び温度センサを配置し、前記溝に指が納
まっているかどうかを指の接触圧と指の体温により検出
し、該複数の検出結果が多数決論理にのっとった場合に
携帯電話機が握られていると判定し、携帯電話機に設け
られた電源スイッチ及びフッキングスイッチの代りに電
源を投入するかフッキングスイッチをオフフック状態に
するかを携帯電話機の初期状態により決定し、実行する
よう構成する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図1は本発明による携帯電話
機の一実施例を示す構造図である。同図において、
(a)は正面を示す図であり、(b)は左側面を示す
図、及び(c)は右側面を示す図である。1は通話先の
電話番号や所定の表示を行なう表示パネルを、2は電源
スイッチ、フッキングスイッチ、ダイヤルスイッチ等か
らなるスイッチパネルを、3及び4は通話時に使用する
マイクとスピーカを、5はアンテナを、6、6′は携帯
電話機を掴む時に指がはいる溝を、7、7′は指の圧力
を検知する圧力センサを、8、8′は指の体温を検知す
る温度センサを夫々示す。図2に本発明による携帯電話
機に設けた指がはいる溝の部分を拡大した図を示す。
6、6′、7、7′及び8、8′は図1により前述した
溝と圧力センサ及び温度センサである。9は溝6、6′
の中に設けた窪みを示し、該窪みの中に前記7、7′及
び8、8′の圧力センサと温度センサを配置し、指が確
実に前記窪みを捉えると各センサが検知可能となる。
又、前記溝を左側面及び右側面に夫々4箇所設け、左右
何れの手を使っても携帯電話機の使用を可能とした。
本発明を詳細に説明する。図1は本発明による携帯電話
機の一実施例を示す構造図である。同図において、
(a)は正面を示す図であり、(b)は左側面を示す
図、及び(c)は右側面を示す図である。1は通話先の
電話番号や所定の表示を行なう表示パネルを、2は電源
スイッチ、フッキングスイッチ、ダイヤルスイッチ等か
らなるスイッチパネルを、3及び4は通話時に使用する
マイクとスピーカを、5はアンテナを、6、6′は携帯
電話機を掴む時に指がはいる溝を、7、7′は指の圧力
を検知する圧力センサを、8、8′は指の体温を検知す
る温度センサを夫々示す。図2に本発明による携帯電話
機に設けた指がはいる溝の部分を拡大した図を示す。
6、6′、7、7′及び8、8′は図1により前述した
溝と圧力センサ及び温度センサである。9は溝6、6′
の中に設けた窪みを示し、該窪みの中に前記7、7′及
び8、8′の圧力センサと温度センサを配置し、指が確
実に前記窪みを捉えると各センサが検知可能となる。
又、前記溝を左側面及び右側面に夫々4箇所設け、左右
何れの手を使っても携帯電話機の使用を可能とした。
【0006】次に図1及び2を参考にして本発明による
携帯電話機の動作を説明する。本発明による携帯電話機
は、スイッチパネル2に設けた切替スイッチにより電源
スイッチとフッキングスイッチとを手動操作して使用す
るか、又は、圧力センサと温度センサとの検出結果によ
り自動投入及び切断する機能を使用するかの切り替えを
行なうことが出来る。そこで先ず、電源スイッチとフッ
キングスイッチとを手動にて操作する場合は、切替スイ
ッチを手動に切り替えた後、次の手順の通り行なう。最
初に電源スイッチが投入されていない場合は所定の押し
ボタンスイッチを押して電源を投入し、続いてフッキン
グスイッチをオフフック状態とした後、ダイヤルスイッ
チを操作して所望のダイアル番号を送信する。相手先が
接続されたら、マイク3とスピーカ4を使用して通話を
行ない通話終了後フッキングスイッチをオンフック状態
とする。表示パネル1には、通話先のダイアル番号、通
話時間等が液晶により表示される。又、携帯電話機を待
ち受け状態にする場合は、電源スイッチのみ投入してお
く。
携帯電話機の動作を説明する。本発明による携帯電話機
は、スイッチパネル2に設けた切替スイッチにより電源
スイッチとフッキングスイッチとを手動操作して使用す
るか、又は、圧力センサと温度センサとの検出結果によ
り自動投入及び切断する機能を使用するかの切り替えを
行なうことが出来る。そこで先ず、電源スイッチとフッ
キングスイッチとを手動にて操作する場合は、切替スイ
ッチを手動に切り替えた後、次の手順の通り行なう。最
初に電源スイッチが投入されていない場合は所定の押し
ボタンスイッチを押して電源を投入し、続いてフッキン
グスイッチをオフフック状態とした後、ダイヤルスイッ
チを操作して所望のダイアル番号を送信する。相手先が
接続されたら、マイク3とスピーカ4を使用して通話を
行ない通話終了後フッキングスイッチをオンフック状態
とする。表示パネル1には、通話先のダイアル番号、通
話時間等が液晶により表示される。又、携帯電話機を待
ち受け状態にする場合は、電源スイッチのみ投入してお
く。
【0007】次に電源スイッチとフッキングスイッチと
を圧力センサと温度センサの検出結果により自動にて投
入及び切断する場合の動作を説明する。先ず、本携帯電
話機は、携帯電話機を使用する時に生ずる携帯電話機を
握る指による圧力と、携帯電話機に接触している時の指
による体温とを夫々検出し、その結果を携帯電話機のス
イッチ操作の一部として利用するものであり、指圧に対
しては圧力センサ7、7′を、体温に対してはサーミス
タ等の温度センサ8、8′を夫々使用し、電源スイッチ
とフッキングスイッチの代用をさせる。圧力の検出につ
いては、携帯電話機に触れていない時における圧力セン
サのデータを常時検知するか若しくは予め触れていない
状態の圧力データを用意する等してそれらを圧力センサ
の基準データとする。次に携帯電話機に設けられた溝
6、6′の中の窪み9に指が収まり圧力センサ7又は
7′に接触すると圧力センサのデータが基準データに対
して急峻に変化する。そこで、圧力センサのデータが単
位時間当たりに急峻に変化した時は、指圧有りと判定す
る。又、圧力センサは、携帯電話機の両側面に複数取り
付けられており、携帯電話機が握られているか否かを判
定する場合は複数の圧力センサが指圧を検知することを
必要とし、その検知結果から多数決論理により決定して
いる。従って、誤って物が一部の圧力センサに当たって
押された等の場合では、多数決論理の観点から携帯電話
機が握られていると判定しない。
を圧力センサと温度センサの検出結果により自動にて投
入及び切断する場合の動作を説明する。先ず、本携帯電
話機は、携帯電話機を使用する時に生ずる携帯電話機を
握る指による圧力と、携帯電話機に接触している時の指
による体温とを夫々検出し、その結果を携帯電話機のス
イッチ操作の一部として利用するものであり、指圧に対
しては圧力センサ7、7′を、体温に対してはサーミス
タ等の温度センサ8、8′を夫々使用し、電源スイッチ
とフッキングスイッチの代用をさせる。圧力の検出につ
いては、携帯電話機に触れていない時における圧力セン
サのデータを常時検知するか若しくは予め触れていない
状態の圧力データを用意する等してそれらを圧力センサ
の基準データとする。次に携帯電話機に設けられた溝
6、6′の中の窪み9に指が収まり圧力センサ7又は
7′に接触すると圧力センサのデータが基準データに対
して急峻に変化する。そこで、圧力センサのデータが単
位時間当たりに急峻に変化した時は、指圧有りと判定す
る。又、圧力センサは、携帯電話機の両側面に複数取り
付けられており、携帯電話機が握られているか否かを判
定する場合は複数の圧力センサが指圧を検知することを
必要とし、その検知結果から多数決論理により決定して
いる。従って、誤って物が一部の圧力センサに当たって
押された等の場合では、多数決論理の観点から携帯電話
機が握られていると判定しない。
【0008】体温の検出については、携帯電話機に触れ
ていない時における温度センサのデータを常時検知し、
周囲温度として記憶しておく。次に携帯電話機に設けら
れた溝6、6′の中の窪み9に指が収まり温度センサ
8、8′に接触すると、温度センサの検出面は、周囲温
度から指の体温へ変化し、温度センサのデータは単位時
間当たりの温度変化が急峻になる。そこで、温度センサ
のデータが単位時間当たりに急峻に変化した時は、指の
接触有りと判定する。即ち、周囲温度が高い場所や、低
い場所であっても単位時間当たりの温度変化により指の
接触の有無を判定しているので、周囲温度に関係なく判
定することが出来る。又、温度センサは携帯電話機の両
側面に複数取り付けられており、携帯電話機が握られて
いるか否かを判定する場合は複数の温度センサが変化を
検知することを必要とし、その検知結果から多数決論理
により決定している。従って、誤って一部の温度センサ
が接触の有無を検出した場合では、多数決論理の観点か
ら携帯電話機が握られていると判定しない。
ていない時における温度センサのデータを常時検知し、
周囲温度として記憶しておく。次に携帯電話機に設けら
れた溝6、6′の中の窪み9に指が収まり温度センサ
8、8′に接触すると、温度センサの検出面は、周囲温
度から指の体温へ変化し、温度センサのデータは単位時
間当たりの温度変化が急峻になる。そこで、温度センサ
のデータが単位時間当たりに急峻に変化した時は、指の
接触有りと判定する。即ち、周囲温度が高い場所や、低
い場所であっても単位時間当たりの温度変化により指の
接触の有無を判定しているので、周囲温度に関係なく判
定することが出来る。又、温度センサは携帯電話機の両
側面に複数取り付けられており、携帯電話機が握られて
いるか否かを判定する場合は複数の温度センサが変化を
検知することを必要とし、その検知結果から多数決論理
により決定している。従って、誤って一部の温度センサ
が接触の有無を検出した場合では、多数決論理の観点か
ら携帯電話機が握られていると判定しない。
【0009】次に、上述のように動作する圧力センサ及
び温度センサの機能を使用して、下記のように電源スイ
ッチとフッキングスイッチの機能を代用をさせる。先
ず、携帯電話機の電源が投入されていない状態におい
て、圧力センサ及び温度センサにより携帯電話機が握ら
れていると判定した場合、電源が自動で投入される。次
に、携帯電話機が着信待機状態において、圧力センサ及
び温度センサにより携帯電話機が握られていると判定し
た場合、フッキングスイッチを自動でオフフックにし通
話を可能にする。又、圧力センサ及び温度センサにより
携帯電話機が握られていないと判定した場合、上記何れ
の場合も初期状態に復帰する。尚、周囲温度が指の接触
温度と同レベルまで達する程高い場合は、温度センサに
よる判定を中止し、圧力センサのみの判定により行な
う。
び温度センサの機能を使用して、下記のように電源スイ
ッチとフッキングスイッチの機能を代用をさせる。先
ず、携帯電話機の電源が投入されていない状態におい
て、圧力センサ及び温度センサにより携帯電話機が握ら
れていると判定した場合、電源が自動で投入される。次
に、携帯電話機が着信待機状態において、圧力センサ及
び温度センサにより携帯電話機が握られていると判定し
た場合、フッキングスイッチを自動でオフフックにし通
話を可能にする。又、圧力センサ及び温度センサにより
携帯電話機が握られていないと判定した場合、上記何れ
の場合も初期状態に復帰する。尚、周囲温度が指の接触
温度と同レベルまで達する程高い場合は、温度センサに
よる判定を中止し、圧力センサのみの判定により行な
う。
【0010】図3は本発明による携帯電話機の圧力セン
サと温度センサとを使用した電源投入及びフッキングの
手順を示すフローチャートである。同図を説明すると、
ステップa1にてスタートした後、ステップa2におい
て圧力センサによる判定を始める。そこで、ステップa
3では複数設けられた圧力センサのデータが夫々単位当
たりの変化量が急峻となっているかの検出を常時行な
い、検出されるとステップa4において指圧を検出した
圧力センサが所定の数を満たしているかどうかを判定す
る。満たしているとステップa5に進み、温度センサに
よる判定を始める。ステップa6では、複数設けられた
温度センサのデータが夫々単位当たりの変化量が急峻と
なっているかの検出を常時行ない、検出するとステップ
a8に進む。一方、検出していない場合はステップa7
において周囲温度が指の接触温度と同レベルまで達する
程高いかの判定を行ない、高い場合はステップa9に進
み、高くない場合はステップa2に戻る。ステップa8
においては指の体温を検出した温度センサが所定の数を
満たしているかを判定し満たしているとステップa9に
進み、満たしていない時はステップa2に戻る。次にス
テップa9においては、携帯電話機の状態が電源スイッ
チが投入されていて電話着信待ちであれば、ステップ1
0においてフッキングスイッチをオフフック状態にし、
又、電源スイッチが投入されていない状態であると電源
を投入する。以上をもって、圧力センサ及び温度センサ
による判定作業は終了する。
サと温度センサとを使用した電源投入及びフッキングの
手順を示すフローチャートである。同図を説明すると、
ステップa1にてスタートした後、ステップa2におい
て圧力センサによる判定を始める。そこで、ステップa
3では複数設けられた圧力センサのデータが夫々単位当
たりの変化量が急峻となっているかの検出を常時行な
い、検出されるとステップa4において指圧を検出した
圧力センサが所定の数を満たしているかどうかを判定す
る。満たしているとステップa5に進み、温度センサに
よる判定を始める。ステップa6では、複数設けられた
温度センサのデータが夫々単位当たりの変化量が急峻と
なっているかの検出を常時行ない、検出するとステップ
a8に進む。一方、検出していない場合はステップa7
において周囲温度が指の接触温度と同レベルまで達する
程高いかの判定を行ない、高い場合はステップa9に進
み、高くない場合はステップa2に戻る。ステップa8
においては指の体温を検出した温度センサが所定の数を
満たしているかを判定し満たしているとステップa9に
進み、満たしていない時はステップa2に戻る。次にス
テップa9においては、携帯電話機の状態が電源スイッ
チが投入されていて電話着信待ちであれば、ステップ1
0においてフッキングスイッチをオフフック状態にし、
又、電源スイッチが投入されていない状態であると電源
を投入する。以上をもって、圧力センサ及び温度センサ
による判定作業は終了する。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上説明した如く機能するもの
であるから、携帯電話機の電源の投入及び切断、電話着
信時のオフフックの操作が携帯電話機を握ることにより
実現出来るため、取り扱いが容易になり、利便性が向上
することになる。又、携帯電話機をカバンに納める等し
て移動する際に、携帯電話機のスイッチパネルに誤って
物が接触して起こる可能性のある電源の誤投入及び切
断、フッキングスイッチの誤操作等を防ぎ、不必要時の
電源誤投入によるバッテリーの消耗及び着信待機中の誤
切断等の問題が解消出来る。
であるから、携帯電話機の電源の投入及び切断、電話着
信時のオフフックの操作が携帯電話機を握ることにより
実現出来るため、取り扱いが容易になり、利便性が向上
することになる。又、携帯電話機をカバンに納める等し
て移動する際に、携帯電話機のスイッチパネルに誤って
物が接触して起こる可能性のある電源の誤投入及び切
断、フッキングスイッチの誤操作等を防ぎ、不必要時の
電源誤投入によるバッテリーの消耗及び着信待機中の誤
切断等の問題が解消出来る。
【図1】本発明による携帯電話機の一実施例を示す構造
図である。
図である。
【図2】本発明による携帯電話機に設けた指がはいる溝
の部分を拡大した図を示す。
の部分を拡大した図を示す。
【図3】本発明による携帯電話機の圧力センサと温度セ
ンサを使用した電源投入及びフッキングの手順を示すフ
ローチャートである。
ンサを使用した電源投入及びフッキングの手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】従来の携帯電話機の構造例を示す。
1・・表示パネル、 2・・スイッチパネル、 3・・
マイク、 4・・スピーカ、 5・・アンテナ、
6、6′・・溝、 7、7′・・圧力センサ、8、8′
・・温度センサ、 9・・窪み
マイク、 4・・スピーカ、 5・・アンテナ、
6、6′・・溝、 7、7′・・圧力センサ、8、8′
・・温度センサ、 9・・窪み
Claims (1)
- 【請求項1】携帯電話機における電源の投入/切断及び
フッキング操作において、 前記携帯電話機の両側面に前記携帯電話機を握る指が納
まる複数の溝と複数の窪みを設け、前記窪みの中に圧力
センサ及び温度センサを配置し、前記溝に指が納まって
いるかどうかを指の接触圧と指の体温により検出し、該
複数の検出結果が多数決論理にのっとった場合に携帯電
話機が握られていると判定し、携帯電話機に設けられた
電源スイッチ及びフッキングスイッチの代りに電源を投
入するかフッキングスイッチをオフフック状態にするか
を携帯電話機の初期状態により決定し、実行することを
特徴とした携帯電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10056125A JPH11239201A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 携帯電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10056125A JPH11239201A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 携帯電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11239201A true JPH11239201A (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=13018363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10056125A Pending JPH11239201A (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 携帯電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11239201A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001223605A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Kenwood Corp | 移動通信端末 |
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