JPH11238277A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH11238277A
JPH11238277A JP10039435A JP3943598A JPH11238277A JP H11238277 A JPH11238277 A JP H11238277A JP 10039435 A JP10039435 A JP 10039435A JP 3943598 A JP3943598 A JP 3943598A JP H11238277 A JPH11238277 A JP H11238277A
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JP
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optical disk
tray
clamper
disk
optical
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JP10039435A
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Tadashi Sato
規 佐藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0288Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by means for moving the turntable or the clamper towards the disk

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外筐の厚さ削減による光ディスク装置の薄型
化に対応することができ、外筐の一側に引き出したディ
スクトレー上への光ディスクの着脱が容易に行えるよう
にする。 【解決手段】 外筐1の一側に引き出したディスクトレ
ー2上に載置され、これと共に外筐1内部の所定位置に
押し込まれた光ディスクDを、スピンドル30とクランパ
40とにより両側から挾持して回転させ、一面に近接して
半径方向に移動する光ヘッド31により光照射する構成と
した光ディスク装置において、スピンドル30及び光ヘッ
ド31を支持する機構支持フレーム3と、クランパ40を支
持するクランパ支持フレーム4とを、ディスクトレー2
と共に引き出し及び押し込み可能に備え、これらの支持
フレーム3,4の夫々をディスクトレー2に対し、押し
込みに応じて接近させ、引き出しに応じて離反させる構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外筐の一側に引き
出したディスクトレー上に光ディスクを載置し、ディス
クトレーと共に外筐内に押し込み、該外筐の内部に設定
された所定位置に装着するようにした光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、外筐内の所定位置に
装着された光ディスクを、モータにより回転駆動される
スピンドルとクランパとにより両側から挾持し、前記ス
ピンドルの回転により所定速度にて回転させつつ、これ
の一面に近接して半径方向に移動する光ヘッドにより光
を照射し、前記一面からの反射光の受光結果に基づいて
前記一面に記録された情報を再生する構成としたもので
ある。また近年においては、光ディスクの他面側にて前
記光ヘッドと連動する磁気ヘッドを備え、該磁気ヘッド
による形成磁界と前記光ヘッドによる光照射とにより、
前記一面への情報の記録をも可能とした光磁気ディスク
装置も実用化されている。
【0003】さて、以上の如き光ディスク装置におい
て、光ディスクは、外筐の一側に引き出されたディスク
トレー上に載置され、これと共に外筐内に押し込むこと
により前記所定位置に位置決めして、該位置にて前記ス
ピンドルとクランパとにより挾持せしめて装着するロー
ディング方式が一般的に採用されている。
【0004】このようなローディング方式を採用した光
ディスク装置においては、ディスクトレーの引き出し及
び押し込みに際し、この動作を阻害しないように、光デ
ィスクを挾持するスピンドル及びクランパを離反させ、
ディスクトレーの移動経路を確保する必要があり、従来
においては、回転駆動用のモータを含むスピンドルの駆
動機構、及び光ヘッドの駆動機構を支持する機構支持フ
レームと、クランパを支持するクランパ支持フレームと
を外筐の内部において接離可能に配し、ディスクトレー
の引き出し及び押し込み時には、両支持フレームを離反
させてディスクトレーの移動経路を確保する構成が採用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成に
おいては、前記機構支持フレーム及びクランパ支持フレ
ームの接離動作に必要なスペースを確保するために、前
記外筐の厚さの削減に限界があり、光ディスク装置の薄
型化要求に対応し難いという問題があった。
【0006】この問題に対応するため、特開平9-7264号
公報には、前記機構支持フレーム及びクランパ支持フレ
ームをディスクトレーと一体化し、これらを外筐からの
引き出し及び外筐への押し込み可能に構成し、外筐から
引き出したディスクトレーの上部をクランパ支持フレー
ムの手動操作によりクランパと共に開放し、この状態で
光ディスクを着脱するようにした光ディスク装置が開示
されている。
【0007】この構成においては、外筐の内部に前記機
構支持フレーム及びクランパ支持フレームの接離スペー
スが不要であることから、外筐の厚さを可及的に削減す
ることができ、装置の薄型化が可能となる。
【0008】ところが一方、クランパ支持フレームを開
放して行われる光ディスクの着脱時にディスクトレーと
機構支持フレームとが一体化されたままであることか
ら、光ディスクの取り出しに際し、ディスクトレー上に
突出するスピンドルから抜き取る操作が、また光ディス
クの取り付けに際し、前記スピンドルに対して正しく嵌
め込む操作が夫々必要であり、ディスクトレー上に載置
された光ディスクに対して行われる一般的な着脱操作に
比較して、煩わしい操作が必要となるという問題があっ
た。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、外筐の厚さ削減による装置の薄型化に対応する
ことができると共に、光ディスクの着脱が容易に行える
光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明に係る
光ディスク装置は、外筐の一側に引き出したディスクト
レー上に載置され、該ディスクトレーと共に前記外筐内
部の所定位置に押し込まれた光ディスクを、スピンドル
とクランパとにより両側から挾持して回転させ、一面に
近接して半径方向に移動する光ヘッドにより光照射する
構成とした光ディスク装置において、前記スピンドル及
び光ヘッドの駆動機構を前記ディスクトレーとの対向側
に支持する機構支持フレームと、前記クランパを前記デ
ィスクトレーとの対向側に支持するクランパ支持フレー
ムとを、前記ディスクトレーと共に引き出し及び押し込
み可能に備え、これらの支持フレームの夫々を前記ディ
スクトレーに対し、前記押し込みに応じて接近させ、前
記引き出しに応じて離反させる接離手段を具備すること
を特徴とする。
【0011】この発明においては、ディスクトレーを外
筐の一側に引き出したとき、スピンドル及びこれの駆動
機構を光ヘッドの駆動機構と共に支持する機構支持フレ
ームと、クランパを支持するクランパ支持フレームと
が、ディスクトレーと共に引き出されつつ該ディスクト
レーから離反して、スピンドルとクランパとによる光デ
ィスクの挾持が解除され、ディスクトレーとこれの一側
に離反したクランパ支持フレームとの間から光ディスク
を容易に着脱することができる。またディスクトレー上
に載置した光ディスクは、ディスクトレーの押し込みに
伴って接近するスピンドル支持フレームとクランパ支持
フレームとにより、外筐内の所定位置にてスピンドルと
クランパとの間に挾持され、スピンドルの回転により回
転せしめられる。
【0012】本発明の第2発明に係る光ディスク装置
は、前記ディスクトレーは、光ディスクを内蔵するカー
トリッジの収納部を備え、該収納部は、前記光ディスク
の記録面を覆うべく前記カートリッジに設けられたシャ
ッタを、該カートリッジの差し込みに応じて開放する開
放手段を備えることを特徴とする。
【0013】この発明においては、ディスクトレーに備
えられた収納部に光ディスクを内蔵するカートリッジを
差し込むとき、この差し込みに応じた開放手段の動作に
より前記カートリッジに設けられたシャッタが開放され
て光ディスクの記録面が露出し、この後のディスクトレ
ーの押し込みにより、これに接近する機構支持フレーム
に備えられた光ヘッドによる光照射が可能な状態とな
る。これにより、ディスクトレーに直接載置された光デ
ィスクと、カートリッジに内蔵された光ディスクとの併
用が可能となる。
【0014】本発明の第3発明に係る光ディスク装置
は、磁界変調による記録が可能な光磁気ディスクを対象
とし、該光磁気ディスクに前記光ヘッドの逆側から対向
し、該光ヘッドと連動する磁界形成用の磁気ヘッドを、
前記クランパ支持フレームの離反に応じて退避させる手
段を備えることを特徴とする。
【0015】この発明においては、光ヘッドの逆側から
光磁気ディスクに対向し、前記光ヘッドと連動する磁気
ヘッドが、外筐からのディスクトレーの引き出しに伴っ
て同側に位置するクランパ支持フレームと共に退避し、
引き出されたディスクトレーに対する光磁気ディスクの
着脱が、磁気ヘッドの存在により支障を来すことなく行
える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1及び図2は、本発明に
係る光ディスク装置の構成を略示する側断面図であり、
本発明に係る光ディスク装置は、図示の如く、一側が開
口する中空の外筐1の内部に、ディスクトレー2、機構
支持フレーム3、及びクランパ支持フレーム4を備えて
なる。
【0017】ディスクトレー2は、その一面(上面)に
光ディスクDを載置するための凹所2aを備える皿形の部
材であり、その一側には、前記外筐1の開口に対応する
サイズのカバー板20が連設されており、該カバー板20を
把持して押し引きすることにより、図1に示す如く、凹
所2a上に載置された光ディスクDと共に外筐1内部の所
定位置に押し込まれた押し込み位置と、図2に示す如
く、外筐1の外部に引き出された引き出し位置との間に
て移動せしめ得るようになしてある。
【0018】なおこの移動は、ディスクトレー2の両側
部と、これら夫々に対向する外筐1の内側面との間に構
成された図示しないリニアガイドの案内作用により、外
筐1の上下面との平行を保って生じる。またディスクト
レー2が押し込み位置にあるとき、図1に示す如く、前
記カバー板20により外筐1の開口が塞がれるようになし
てある。
【0019】また機構支持フレーム3は、光ディスクD
の駆動用のスピンドル30と光ヘッド31とを夫々の駆動機
構と共に、その一面に支持する平板状の部材であり、外
筐1の内奥側となるディスクトレー2の縁部に沿って延
設された支軸21に基端部を枢支され、スピンドル30及び
光ヘッド31の支持面をディスクトレー2の側に向けて、
該ディスクトレー2の下位置に揺動自在に取り付けてあ
る。
【0020】更にクランパ支持フレーム4は、前記スピ
ンドル30との間に光ディスクDを挾持するクランパ40
を、その一面の略中央に支持する平板状の部材であり、
前記支軸21の上位置にこれと平行をなして延設された支
軸22に基端部を枢支され、クランパ40の支持面をディス
クトレー2の側に向けて、該ディスクトレー2の上位置
に揺動自在に取り付けてある。
【0021】機構支持フレーム3は、前記支軸21による
支持部の上側に、該支軸21を中心とする半円形のセクタ
歯車32を一体的に備えている。クランパ支持フレーム4
も同様に、前記支軸22による支持部の下側に、該支軸22
を中心とする半円形のセクタ歯車42を一体的に備えてい
る。これらのセクタ歯車32,42は、夫々との対向部にお
いて互いに噛合せしめられ、支軸21回りの機構支持フレ
ーム3の揺動と、支軸22回りのクランパ支持フレーム4
の揺動とは、セクタ歯車32,42の噛合部を介して伝達さ
れ、互いに連動して生じるようになしてある。
【0022】また機構支持フレーム3とクランパ支持フ
レーム4の側面には、これら夫々に端部を枢支して連結
リンク33,43が取り付けてあり、これらの連結リンク3
3,43の他端部は、ディスクトレー2の側縁に形成され
た長孔23に、これに沿っての移動可能に連結されてい
る。
【0023】以上の如く構成された機構支持フレーム3
は、ディスクトレー2が押し込み位置にあるとき、該デ
ィスクトレー2の下位置に重なり、またクランパ支持フ
レーム4は、前記ディスクトレー2の上位置に重なる。
このとき、機構支持フレーム3の上面とクランパ支持フ
レーム4の下面とには、外筐1の内側面の開口側近傍に
突設された各別のガイドローラ10,11が転接する。
【0024】即ち、機構支持フレーム3は、ガイドロー
ラ10と支軸21とにより前記ディスクトレー2と平行をな
す姿勢に拘束され、これに支持されたスピンドル30は、
前記凹所2aの中央部に形成された開口部を経てディスク
トレー2の上部に突出する。またクランパ支持フレーム
4は、ガイドローラ11と支軸22とにより、ディスクトレ
ー2と平行をなす姿勢に拘束され、これに支持されたク
ランパ40は、前記スピンドル30と近接対向する。
【0025】これにより、ディスクトレー2上面の凹所
2aに載置された光ディスクDは、図1に示す如く、ディ
スクトレー2の上面から所定長離れた位置にてスピンド
ル30とクランパ40との間に挾持される。また機構支持フ
レーム3に支持された光ヘッド31は、ディスクトレー2
の該当位置に半径方向に延設された長孔を経て前記光デ
ィスクDの下面(記録面)に対向し、図示しない駆動機
構の動作により半径方向に移動せしめられつつ前記記録
面に光を照射し、該記録面からの反射光の受光結果に基
づいて再生動作を行う。
【0026】一方、光ディスクDの着脱は、図2に示す
如く、外筐1の一側開口部からディスクトレー2を引き
出して行われる。この引き出しは、前述の如く、外筐1
の開口を塞ぐカバー板20を把持して手動操作により行わ
せ得るが、図示しないモータによりディスクトレー2に
移動力を加え、自動的に行わせることも可能である。
【0027】この引き出し操作により、前記支軸21,22
によりディスクトレー2に支持された機構支持フレーム
3及びクランパ支持フレーム4は、これらに転接する各
別のガイドローラ10,11の案内作用により、ディスクト
レー2との平行状態を保って引き出されるが、ガイドロ
ーラ10,11の転接位置は、両支持フレーム3,4の引き
出しに伴って各別の支軸21,22の支持位置に近付く結
果、夫々による拘束効果は失われる。
【0028】従って、下位置にある機構支持フレーム3
は、その自重により支軸21を枢軸として引き出し側を下
方に開く態様に揺動し、この揺動が、前記セクタ歯車3
2,42の噛合部を介してクランパ支持フレーム4に伝達
され、該クランパ支持フレーム4は、これの支軸22を枢
軸として引き出し側を上方に開く態様に揺動する。なお
機構支持フレーム3及びクランパ支持フレーム4の揺動
は、例えば、夫々の支軸21,22の近傍にこれらを開く向
きに付勢する付勢ばねを介装し、これらの付勢ばねのば
ね力を利用して行わせる構成とすることもできる。
【0029】この結果、図2に示す如く、外筐1から引
き出されたディスクトレー2に対し、これの下方に機構
支持フレーム3が、また上方にクランパ支持フレーム4
が夫々離反し、ディスクトレー2上の光ディスクDは、
スピンドル30とクランパ40とによる挾持を解除され、略
水平を保つディスクトレー2上面の凹所2aの内側に取り
残された状態となり、ディスクトレー2とクランパ支持
フレーム4との間から容易に取り出すことができる。な
おこのとき、機構支持フレーム3とクランパ支持フレー
ム4との開き角度は、これら夫々に一端を連結された連
結リンク33,43の他端部が、図2に示す如く、ディスク
トレー2に形成された長孔23の一側端部に当接すること
により制限される。
【0030】一方、新たな光ディスクDを装着する場
合、該光ディスクDをディスクトレー2上の凹所2aの内
側に大まかに位置決めして載置し、この状態でディスク
トレー2を外筐1内に押し込めばよい。このとき、機構
支持フレーム3及びクランパ支持フレーム4は、夫々の
上下面に転接するガイドローラ10,11の作用により、各
別の支軸21,22回りに揺動し、ディスクトレー2に接近
しつつ外筐1内に押し込まれ、図1に示す押し込み位置
に達し、ディスクトレー2上の光ディスクDは、スピン
ドル30とクランパ40との間に前述の如く挾持される。ま
たこのとき、前記連結リンク33,43は、ディスクトレー
2に形成された長孔23に沿って他側に移動し、図1に示
す如く、両者間の角度を減じて折り畳まれた状態とな
り、両支持フレーム3,4の揺動が阻害されることはな
い。
【0031】このように、図1及び図2に示す光ディス
ク装置においては、機構支持フレーム3とクランパ支持
フレーム4とが、外筐1に対してディスクトレー2と共
に引き出し及び押し込み可能であり、引き出しに応じて
ディスクトレー2から離反するから、この状態での光デ
ィスクDの着脱が容易に行え、また押し込みに応じてデ
ィスクトレー2に接近するから、外筐1内部の所定位置
でのスピンドル30とクランパ40とによる光ディスクDの
挾持が確実になされる。また外筐1には、押し込み状態
でディスクトレー2の上下に重なる機構支持フレーム3
及びクランパ支持フレーム4の収納が可能な厚さが必要
となるのみであり、該外筐1を薄型化することができ
る。
【0032】また図1及び図2に示す実施の形態におい
ては、機構支持フレーム3及びクランパ支持フレーム4
の接離動作が、ディスクトレー2の内奥側の支軸21,22
回りの揺動により生じるから、離反時にディスクトレー
2の上部に十分なスペースが確保され、ディスクトレー
2への光ディスクDの着脱が一層容易に行える。なお前
記接離動作は、前述した揺動に限らず、ディスクトレー
2の上下への平行移動により行わせる構成とする等、他
の動作によるものであってもよい。
【0033】また図1及び図2に示す実施の形態におい
ては、機構支持フレーム3の揺動とクランパ支持フレー
ム4の揺動とが、夫々の間にて噛合するセクタ歯車32,
42の作用により連繋して生じるから、機構支持フレーム
3の自重による揺動を利用してクランパ支持フレーム4
を揺動させることができ、揺動のための専用の手段を必
要とせず、構成の簡素化が図れる。なお前述の如く、夫
々の支軸21,22に介装した付勢ばねのばね力を利用して
前記揺動を行わせる構成により、より確実な接離動作を
行わせることができる。
【0034】更に図1及び図2に示す実施の形態におい
ては、前記外筐1の内側に機構支持フレーム3及びクラ
ンパ支持フレーム4に転接するガイドローラ10,11を配
したから、前記揺動を伴いつつ行われる両支持フレーム
3,4の引き出し及び押し込みを滑らかに行わせること
ができ、また各別の支軸21,22との相乗作用により、押
し込み完了後の両支持フレーム3,4が確実に拘束さ
れ、スピンドル30とクランパ40とによる光ディスクDの
挾持を精度良く行わせることができる。
【0035】以上の如く構成された本発明に係る光ディ
スク装置において、前記光ディスクDは、スピンドル30
とクランパ40との間に、外筐1内に押し込まれたディス
クトレー2上の載置部となる凹所2aから所定長離れた位
置にて挾持される。この離隔長は、情報の記録が可能に
構成された光磁気ディスクに広く採用されているカート
リッジに内蔵された光ディスクの取扱いを併せて可能と
するためであり、カートリッジの一面から内蔵ディスク
までの離隔長に対応させてある。
【0036】図3は、光ディスクを内蔵するカートリッ
ジの使用を可能としたディスクトレーの構成を示す平面
図である。このディスクトレー2は、光ディスクDの直
接的な載置のための凹所2aの上部から基端部までの範囲
に、両側縁を立ち上げて形成された所定高の側板2b,2b
間に天板2cを架設し、カートリッジCの差し込みが可能
な収納部を備えている。
【0037】この収納部に収納されるカートリッジC
は、光ディスクDを内蔵する矩形の筐体であり、その一
縁から中央部までの間には、前記一縁に沿う摺動が可能
であり、この摺動により前記光ディスクDの一部を開放
し、外部に露出させるシャッタSが取り付けてある。デ
ィスクトレー2の前記収納部は、これの高さ、即ち、前
記天板2cの架設高さをカートリッジCの厚さに対応させ
てあり、該カートリッジCは、前記シャッタSの取り付
け側の縁部を先として前記収納部に差し込むことによ
り、ディスクトレー2の上面と天板2cの下面との間に保
持されるようになしてある。
【0038】前記天板2cには、カートリッジCの差し込
みのための開口の側から他側に向けて、その幅方向の中
央に向けて傾斜する長孔形のガイド孔2dが形成してあ
り、該ガイド孔2dには、これに沿って摺動自在に開放ピ
ン2eが取り付けてある。該開放ピン2eの先端は、天板2c
の下部に突出させてあり、また前記ガイド孔2dの開口側
の端部位置は、収納部に差し込まれる前記カートリッジ
CのシャッタSの一部に形成された開放用の凹溝5の幅
方向位置に対応させてある。
【0039】従って、前述の如く、シャッタSの取り付
け側を先として前記収納部にカートリッジCが差し込ま
れるとき、天板2cの下部に突出する開放ピン2eの先端が
前記凹溝5に係合し、更なる差し込みにより、前記開放
ピン2eは、前記凹溝5との係合を保ったまたガイド孔2d
に沿って摺動し、内奥側に至るに従って幅方向の中央に
向けて変位することとなり、この変位に応じて前記シャ
ッタSは、カートリッジCの縁部に沿って幅方向に摺動
し、これに内蔵された光ディスクDの記録面が開放され
る。
【0040】このように、図3に示すディスクトレー2
においては、カートリッジCの差し込みが可能な収納部
を備えており、この収納部は、カートリッジCの差し込
みに伴ってシャッタSを開放する手段を備えている。従
って、カートリッジCに内蔵された光ディスクDの記録
面は、ディスクトレー2への装着の段階において露出し
た状態となり、ディスクトレー2が外筐1内の所定位置
に押し込まれたとき、前記光ディスクDは、ディスクト
レー2に前述の如く接近する機構支持フレーム3とクラ
ンパ支持フレーム4との間に挾持されると共に、該光デ
ィスクDの記録面は、機構支持フレーム3に支持された
光ヘッド31に対向し、該光ヘッド31からの光照射が可能
な状態となる。
【0041】即ち、この実施の形態の構成によれば、外
筐1の内部にシャッタSの開放のための機構を配置する
必要がなく、該外筐1の構成が簡素化されて、光ディス
ク装置の更なる薄型化に寄与することができる。
【0042】なお、ディスクトレー2上にセットされる
光ディスクDが磁界変調による記録が可能に構成された
光磁気ディスクである場合があり、光ヘッド31の対向面
の逆側に、光照射位置の近傍に所定の磁界を形成する磁
気ヘッド6が配される。図4は、光磁気ディスクを対象
として構成された本発明に係る光ディスク装置の要部の
構成を示す側断面図である。
【0043】前記磁気ヘッド6は、機構保持フレーム3
上の光ヘッド31の一部から上方に延設された支持脚60の
上端部に、所定の弾性を有する支持板(ジンバル)61を
介して、光ディスクDの上面に臨ませて取り付けてあ
り、機構保持フレーム3上にて生じる光ヘッド31の移動
に応じて光ディスクDの半径方向に移動するようになし
てある。
【0044】ディスクトレー2の上部を覆うクランパ保
持フレーム4は、前記支軸22による支持部の近傍にて、
図示の如く、磁気ヘッド6の上部に対向しており、この
対向部には、前記磁気ヘッド6の支持板61の下面の中途
部に所定の隙間を有して対向する引上げピン62が取り付
けられている。
【0045】図4(a)には、ディスクトレー2が押し
込み位置にある状態が示してある。このとき機構保持フ
レーム3及びクランパ支持フレーム4は、ディスクトレ
ー2に接近した状態にあり、クランパ支持フレーム4に
取り付けられた引上げピン62は、磁気ヘッド6の支持板
61に接触していない。従って磁気ヘッド6は、支持板61
の弾性により光ディスクDの上面とのわずかな接触状態
を保ち、前記光ヘッド31の移動に追随して光ディスクD
の半径方向に自在に移動することができ、該磁気ヘッド
6が形成する磁界と、光ヘッド31からの光照射とによ
り、光磁気ディスクとして構成された光ディスクDへの
情報の記録が行われる。
【0046】図4(b)には、ディスクトレー2が引き
出し位置にある状態が示してある。このとき機構保持フ
レーム3及びクランパ支持フレーム4は、支軸21,22回
りの揺動によりディスクトレー2から離反し、クランパ
支持フレーム4に取り付けられた引上げピン62は、該ク
ランパ支持フレーム4の揺動により磁気ヘッド6の支持
板61に下方から当接して該支持板61を湾曲させ、前記磁
気ヘッド6は光ディスクDの上面から適長離反した位置
に退避せしめられる。これにより、引き出し状態にある
ディスクトレー2に対して行われる光ディスクDの着脱
が、磁気ヘッド6の存在により支障を来すことなく行え
るようになる。
【0047】以上の如き磁気ヘッド6の退避は、クラン
パ支持フレーム4の揺動動作との機械的な連繋により生
じるから、磁気ヘッド6の退避のための専用の手段を備
える必要がなく、構成を簡素化することができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の第1発明に係
る光ディスク装置においては、光ディスクの着脱のため
にディスクトレーを外筐から引き出すとき、これに伴っ
て機構支持フレームとクランパ支持フレームとが引き出
されつつディスクトレーから離反するから、スピンドル
とクランパとによる挾持が解除された光ディスクが、デ
ィスクトレー上に残り、クランパ支持フレームとの間か
ら容易に着脱することができ、またスピンドル支持フレ
ームとクランパ支持フレームとは、ディスクトレーの外
筐への押し込みに伴って該ディスクトレーに接近し、該
ディスクトレー上の光ディスクをスピンドルとクランパ
との間に挾持するから、光ディスクを確実に駆動するこ
とができ、これらが、外筐の内部に機構支持フレームと
クランパ支持フレームとの接離のためのスペースを要す
ることなく実現されるから、装置の薄型化への対応が可
能となる。
【0049】また本発明の第2発明に係る光ディスク装
置においては、光ディスクを内蔵するカートリッジの収
納部をディスクトレーに設け、この収納部にカートリッ
ジに設けられたシャッタの開放手段を備えたから、前記
カートリッジの収納部への収納操作に応じてシャッタが
開放されて光ディスクの記録面が露出し、この後のディ
スクトレーの押し込みにより機構支持フレームに備えら
れた光ヘッドから前記記録面への光照射が可能となり、
外筐内にシャッタ開放のための専用の手段が不要であ
り、構成の複雑化を招くことなく、前記カートリッジの
内蔵ディスクと、ディスクトレーに直接載置された光デ
ィスクとの併用が可能となる。
【0050】更に磁界変調による記録が可能な光磁気デ
ィスクを対象とする本発明の第3発明に係る光ディスク
装置においては、光ヘッドの逆側から光磁気ディスクに
対向する磁気ヘッドが、外筐からのディスクトレーの引
き出しに伴うクランパ支持フレームの離反動作に応じて
退避するから、この退避を専用の手段を必要とすること
なく行わせることができ、ディスクトレーへの光磁気デ
ィスクの着脱が、磁気ヘッドの存在により支障を来すこ
となく行え、簡素な構成により光磁気ディスクへの対応
が可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ディスク装置の構成を略示する
側断面図である。
【図2】本発明に係る光ディスク装置の構成を略示する
側断面図である。
【図3】カートリッジの使用を可能としたディスクトレ
ーの構成を示す平面図である。
【図4】光磁気ディスクを対象として構成された本発明
に係る光ディスク装置の要部の構成を示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 外筐 2 ディスクトレー 2c 天板 2d ガイド孔 2e 開放ピン 3 機構支持フレーム 4 クランパ支持フレーム 5 凹溝 6 磁気ヘッド 21 支軸 22 支軸 30 スピンドル 31 光ヘッド 32 セクタ歯車 40 クランパ 42 セクタ歯車 61 支持板 C カートリッジ D 光ディスク S シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 17/04 511 G11B 17/04 511F 511A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筐の一側に引き出したディスクトレー
    上に載置され、該ディスクトレーと共に前記外筐内部の
    所定位置に押し込まれた光ディスクを、スピンドルとク
    ランパとにより両側から挾持して回転させ、一面に近接
    して半径方向に移動する光ヘッドにより光照射する構成
    とした光ディスク装置において、 前記スピンドル及び光ヘッドの駆動機構を前記ディスク
    トレーとの対向側に支持する機構支持フレームと、前記
    クランパを前記ディスクトレーとの対向側に支持するク
    ランパ支持フレームとを、前記ディスクトレーと共に引
    き出し及び押し込み可能に備え、これらの支持フレーム
    の夫々を前記ディスクトレーに対し、前記押し込みに応
    じて接近させ、前記引き出しに応じて離反させる接離手
    段を具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記ディスクトレーは、光ディスクを内
    蔵するカートリッジの収納部を備え、該収納部は、前記
    光ディスクの記録面を覆うべく前記カートリッジに設け
    られたシャッタを、該カートリッジの差し込みに応じて
    開放する開放手段を備える請求項1記載の光ディスク装
    置。
  3. 【請求項3】 磁界変調による記録が可能な光磁気ディ
    スクを対象とし、該光磁気ディスクに前記光ヘッドの逆
    側から対向し、該光ヘッドと連動する磁界形成用の磁気
    ヘッドを、前記クランパ支持フレームの離反に応じて退
    避させる手段を備える請求項1又は請求項2記載の光デ
    ィスク装置。
JP10039435A 1998-02-20 1998-02-20 光ディスク装置 Withdrawn JPH11238277A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6650610B1 (en) * 1999-10-18 2003-11-18 Sony Computer Entertainment Inc. Disk device
JP2008159132A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Teac Corp 光ディスク装置

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US6650610B1 (en) * 1999-10-18 2003-11-18 Sony Computer Entertainment Inc. Disk device
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