JPH11235992A - バーハンドル車両用ブレーキ作動装置 - Google Patents

バーハンドル車両用ブレーキ作動装置

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JPH11235992A
JPH11235992A JP10039390A JP3939098A JPH11235992A JP H11235992 A JPH11235992 A JP H11235992A JP 10039390 A JP10039390 A JP 10039390A JP 3939098 A JP3939098 A JP 3939098A JP H11235992 A JPH11235992 A JP H11235992A
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JP
Japan
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lever
knocker
brake
shaft
grip
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JP10039390A
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English (en)
Inventor
Taketoshi Mochizuki
健利 望月
Hiroyuki Chiba
博之 千葉
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62LBRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
    • B62L3/00Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof
    • B62L3/02Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever
    • B62L3/023Brake-actuating mechanisms; Arrangements thereof for control by a hand lever acting on fluid pressure systems

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーハンドル車両のブレーキ作動装置に設け
られるブレーキレバーを、握り代の調整ができるように
し、このブレーキレバーに付設されるストップランプス
イッチを、寒冷地での使用にも確実に作動できるように
する。このようなブレーキ作動装置を、構造が簡単で部
品点数が少なく、極力コンパクトで安価に製作できるよ
うにする。 【解決手段】 ブレーキ作動装置3のブレーキレバー6
を、レバー本体20とノッカー21とに分割する。ノッ
カー21をレバーホルダにノッカー軸22で枢支する。
レバー本体20をノッカー21にレバー軸23にて枢支
する。レバー軸23をカラー28と止めねじとで構成す
る。レバー本体20とノッカー21との間に握り代調整
機構7を介装する。ストップランプスイッチ9をロータ
リ型とする。ストップランプスイッチ9の作動子10を
ノッカー軸22上に枢支する。作動子10の連結ピン1
0bとカラー28の下面開口部とを凹凸係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車を始
め、車体前部に操向用のハンドルバーを備える自動三輪
車や三・四輪バギー車等のバーハンドル車両のブレーキ
を液圧で作動するブレーキ作動装置に係り、詳しくは、
ハンドルバーに取付けられるブレーキレバーが、レバー
本体とノッカーとからなる2ピースタイプであって、レ
バー本体とノッカーとの間に握り代調整機構を備え、該
握り代調整機構によって、ハンドルバーのグリップとブ
レーキレバーとの間の握り代を変更できるようにしたバ
ーハンドル車両用ブレーキ作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等のブレーキやクラッチを液
圧で作動するバーハンドル車両用のレバー装置に握り代
調整機構を備えたものとして、例えば特公平6−811
5号公報に示されるものがある。
【0003】このレバー装置は、液圧マスタシリンダに
組合わせして設けられる操作レバーを、ハンドルバーの
グリップ前方に配設されるレバー本体と、液圧マスタシ
リンダのピストンを押動するノッカーとに分割した2ピ
ースとし、ノッカーを、液圧マスタシリンダのシリンダ
ボディに延設したレバーホルダにノッカー軸を用いて枢
支し、レバー本体をノッカーにレバー軸で枢支して、レ
バー本体を握り操作することによって、レバー本体とノ
ッカーとをノッカー軸回りに一体に回動できるようにし
ている。レバー本体とノッカーとの間には握り代調整機
構があって、この握り代調整機構を調整することによっ
て、ハンドルバーのグリップとブレーキレバーのレバー
本体との間の握り代を、ライダーの体格や好みに合わせ
て変更できるようにしている。
【0004】このようなレバー装置をブレーキ作動装置
として用いる場合には、液圧マスタシリンダのシリンダ
ボディにストップランプスイッチが取付けられ、バーハ
ンドル車両の走行時など、ブレーキレバーが後退限に位
置している非制動時には、ブレーキレバーのノッカー
が、ストップランプスイッチの作動子をスイッチケース
内に押し込んでストップランプスイッチをOFFし、ま
たブレーキレバーを握り操作した制動時には、ノッカー
が作動方向へ回動して作動子から離れることにより、ス
イッチケース内のスプリングが作動子を押動してストッ
プランプスイッチをONし、車体後尾のストップランプ
を点灯させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、雪上走行用
のスノーモービルなど、寒冷地仕様のバーハンドル車両
用ブレーキ作動装置では、ストップランプスイッチの作
動子に氷雪が付着したり、スプリング反力が凍結で低下
するなどして作動不良を生じることのないよう、ストッ
プランプスイッチにロータリ型のものが用いられる。こ
のロータリ型ストップランプスイッチは、液圧マスタシ
リンダのシリンダボディに取着されるスイッチケース
と、該スイッチケースに支軸にて枢支される作動子とか
らなり、該作動子の先端を一体品のブレーキレバーに係
合させたもので、ブレーキレバーを回動することによっ
て、ストップランプスイッチの作動子をON位置とOF
F位置へそれぞれ強制的に回動するようにしている。
【0006】しかしながら、このようなロータリ型のス
トップランプスイッチを、上述の如きレバー装置と単純
に組み合わせして、寒冷地にも適した握り代調整機構付
きのバーハンドル車両のブレーキ作動装置としたい場合
に、レバー装置がレバー本体とノッカーと握り代調整機
構とを持つうえ、ブレーキレバーにストップランプスイ
ッチの作動子を回動するための接続構造を要するため、
部品点数が増加し、構造が複雑でコスト高な大型のブレ
ーキレバーとなり、またこのブレーキレバーを回動する
ために、多大なスペースを占有することとなる。
【0007】そこで本発明は、寒冷地で使用にもストッ
プランプスイッチの作動が確実に行なえて、握り代の調
整も行なうことのできるバーハンドル車両用ブレーキ作
動装置を提供するに当たり、構造が簡単で部品点数が少
なく、極力コンパクトで安価に製作できるようにするこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的に
従って、ハンドルバーに取着された液圧マスタシリンダ
を作動するブレーキレバーを、ハンドルバーのグリップ
前方に配設されるレバー本体と、前記液圧マスタシリン
ダのピストンを押動するノッカーとに分割し、該ノッカ
ーを、前記液圧マスタシリンダのシリンダボディにノッ
カー軸を用いて枢支し、該ノッカーに前記レバー本体を
レバー軸にて枢支して、レバー本体とノッカーとを前記
ノッカー軸回りに一体に回動せしめると共に、レバー本
体とノッカーとの間に握り代調整機構を介装して、該握
り代調整機構の調整にて前記グリップとレバー本体間の
握り代を調整可能となしたバーハンドル車両用ブレーキ
作動装置において、前記ブレーキレバーの回動操作に連
動するストップランプスイッチを、軸回りに回動する作
動子によってON・OFFするロータリ型とし、該作動
子を前記ノッカー軸上に枢支すると共に、該作動子の先
端と前記レバー軸とを凹凸係合したことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態例を、図面
に基づいて説明する。図中、図1は図3のI−I断面
図、図2はバーハンドル車両用ブレーキ作動装置の平面
図、図3は図2のIII −III 断面図である。
【0010】バーハンドル車両の車体前部で前輪を操向
するハンドルバー1には、左端の固定グリップ2の車体
内側位置に、図示しないリアブレーキを作動するための
ブレーキ作動装置3が設けられている。
【0011】このブレーキ作動装置3は、液圧発生源で
ある液圧マスタシリンダ4と、該液圧マスタシリンダ4
のシリンダボディ5の底部液圧室に液圧を発生させるた
めの作動手段となるブレーキレバー6と、該ブレーキレ
バー6の握り代を調整するための握り代調整機構7とを
持っている。液圧マスタシリンダ4は、ハンドルバー1
をシリンダボディ5の取付け腕5aとブラケット8とで
包持し、該取付け腕5aとブラケット8とをボルト止め
して、ハンドルバー1の車体前部側に配設される。ブレ
ーキレバー6の車体下側には、寒冷地での使用にも適し
たロータリ式のストップランプスイッチ9が設けられて
おり、ブレーキレバー6を握り操作した制動時に、スト
ップランプスイッチ9の作動子10を強制的に作動して
ストップランプスイッチ9を確実にONし、図示しない
車体後尾のストップランプを点灯するようになってい
る。
【0012】シリンダボディ5には、上述の車体取付け
腕5aのほか、上部にブレーキ液を貯留するリザーバ1
2が一体に設けられ、車体前部側に上下一対のレバーホ
ルダ5b,5cが延設され、車体内側部側に連結ボス部
5dが突設されている。レバーホルダ5b,5cにはブ
レーキレバー6が回動可能に軸支され、また連結ボス部
5dには、図示しないリアブレーキにつながれたブレー
キホース13が、ホースジョイント14を介して接続さ
れている。シリンダボディ5の内部には、有底のシリン
ダ孔15が、底壁を連結ボス部5d側にして車体幅方向
に設けられており、シリンダ孔15には、ピストン16
が後端をシリンダ孔15の開口部より突出させて、液密
且つ移動可能に内挿されている。
【0013】ブレーキレバー6は、固定グリップ2の車
体前部側に配設されるレバー本体20と、シリンダボデ
ィ5内のピストン16をシリンダ孔15内へ押動するノ
ッカー21との2ピースに分割されている。レバー本体
20は、断面コ字状に形成される回動基部20aと、該
回動基部20aからやや湾曲して延びる棒状の握り操作
部20bとからなっており、握り操作部20bの基端ハ
ンドルバー側に突出するボス部20cに、握り代調整機
構7が取付けられている。
【0014】ノッカー21は、回動基部21aから作用
腕21bとストッパ腕21cとレバー連結腕21dとを
三方向へ突出させた形状に形成されており、回動基部2
1aをレバーホルダ5b,5cの間に差し込んで、作用
腕21bをピストン16の後端に当接させ、ストッパ腕
21cをシリンダボディ5の車体前部側へ突出させて、
回動基部21aをレバーホルダ5b,5cにノッカー軸
22で枢支することにより、ノッカー21がシリンダボ
ディ5に回動可能に取付けされる。ピストン16と当接
する作用腕21bには、ピストン16をシリンダ孔底部
より後退限方向へ付勢する弾発力が作用し、ノッカー2
1は、ノッカー軸22を支点に図2の時計方向へ回動し
て、非作動時の後退限を、ストッパ腕21cとシリンダ
ボディ5の車体前部側壁との当接にて規制される(図2
の状態)。
【0015】ノッカー21のレバー連結腕21dは、回
動基部21aから作用腕21bよりも車体前部側へ突出
して配設され、該レバー連結腕21dを上下から挟むよ
うにレバー本体20の回動基部20aを差し込み、回動
基部20aとレバー連結腕21dとをレバー軸23で枢
支して、レバー本体20がノッカー21に回動可能に取
付けされる。
【0016】レバー本体20の回動基部20aとノッカ
ー21のレバー連結腕21dの車体前部側には、コイル
スプリングを用いたレバー戻しばね24が縮設されてい
る。このレバー戻しばね24には、ノッカー21がピス
トン16から受ける弾発力よりも小さなセット荷重が設
定されており、レバー軸23を支点にレバー本体20を
図2の反時計方向へ回動して、握り代調整機構7の調整
ボルト25の頭部を、常時ノッカー21の作用腕21b
の反ピストン側壁に当接させている。
【0017】握り代調整機構7は、握り操作部20bの
ボス部20cにねじ込まれる上述の調整ボルト25と、
該調整ボルト25のねじ込み状態を、ボス部20cの先
端面との当接にて保持するロックナット26とよりなっ
ており、調整ボルト25の突出長さを変更して、レバー
本体20の握り操作部20bを車体前後方向へ移動する
ことにより、固定グリップ2とレバー本体20の握り操
作部20bとの間の握り代を変更できるようにしてい
る。
【0018】ノッカー軸22には、先端側の小径ねじ部
22aが車体下側のレバーホルダ5cに螺合し、該小径
ねじ部22aの先端側を、レバーホルダ5cの下方へ突
出する長さの段付きボルトが用いられており、小径ねじ
部22aの先端側には、ストップランプスイッチ9の作
動子10とスイッチケース11とが、ナット27を用い
て枢着されている。
【0019】レバー軸23は、基端が六角形の頭部で、
先端側内周面にめねじを刻んだ筒状のカラー28と、該
カラー28に組合わせされる止めねじ29とよりなって
おり、カラー28を、車体下側よりレバー本体20の回
動基部20aの下腕とノッカー21のレバー連結腕21
dとへ差し込み、止めねじ29を、車体上側からレバー
本体20の回動基部20aの上腕を通してカラー28に
ねじ込むことにより、前述の如くレバー本体20がノッ
カー21に回動可能に支持される。
【0020】ストップランプスイッチ9は、作動子10
をレバーホルダ側に配設し、該作動子10の下側にスイ
ッチケース11を重ね合わせしており、スイッチケース
11は、側部のフランジ11aに突設したピン11b
を、車体下側のレバーホルダ5cの側部に連設したボス
部5dに嵌合して回り止めされている。作動子10は、
ノッカー軸22を支点に回動する円板状の回転体で、外
周の連結腕10aの先端には、連結ピン10bが車体上
方向へ向けて突設されている。
【0021】作動子10の回転中心から連結ピン10b
までの長さは、ノッカー軸22とレバー軸23の中心間
距離と同一長さに設定されていて、連結ピン10bをレ
バー軸23のカラー28の下面開口部に凹凸係合してお
り、レバー本体20がレバー軸23を支点に回動するこ
とによって、作動子10をノッカー軸22回りに強制的
に回動させて、ストップランプスイッチ9をON・OF
Fするようになっている。
【0022】次に、このように構成された本形態例の作
動を説明する。ブレーキ作動装置3は、ブレーキレバー
6を握り操作しない非作動時に、ノッカー21がストッ
パ腕21cをシリンダボディ5の車体前部側壁に当接さ
せ、レバー本体20が、握り代調整機構7の調整ボルト
25の頭部をノッカー21の作用腕21bの反ピストン
側壁に当接させた図1及び図2に示す状態にある。図1
及び図2において、固定グリップ2とレバー本体20の
握り操作部20aとの間には、所定の握り代が設定され
ており、またストップランプスイッチ9は、作動子10
が非作動位置にあってOFFしている。
【0023】このように非作動状態から、ブレーキレバ
ー6のレバー本体20を握り操作すると、レバー本体2
0に設けた握り代調整機構7の調整ボルト25が、ノッ
カー21の作用腕21bをピストン方向へ押動し、レバ
ー本体20とノッカー21が一体となって、ノッカー軸
22を支点に図1,図2の反時計方向へ回動する。ピス
トン16と当接するノッカー21の作用腕21bは、ピ
ストン16をシリンダ孔15の底部方向へ押し込んで、
シリンダ孔底部のブレーキ液を昇圧し、該ブレーキ液を
ブレーキホース13よりリアブレーキへ供給して、後輪
の制動が行なわれる。
【0024】レバー本体20は、ストップランプスイッ
チ9の作動子10を、ノッカー軸22回りに作動方向
(図1において時計方向)へ強制的に共回りさせ、作動
子10が非作動位置から回動することによりストップラ
ンプスイッチ9がONして、ストップランプが点灯す
る。
【0025】また、ブレーキレバー6の握り操作を解除
すると、ピストン16がシリンダ孔底部からの弾発力に
よって開口部方向へ押し戻され、ピストン16がブレー
キレバー6のレバー本体20を押し返して、レバー本体
20とノッカー21とを図1,図2の反時計方向へ一体
に回動させ、ノッカー21のストッパ腕21cがシリン
ダボディ5の車体前部側壁に当接して初期位置に復帰す
る。レバー本体20は、ストップランプスイッチ9の作
動子10を、ノッカー軸22軸回りに非作動方向(図1
において反時計方向)へ強制的に共回りさせ、作動子1
0が非作動位置に復帰した時点でストップランプスイッ
チ9がOFFして、ストップランプが消灯する。
【0026】また、固定グリップ2とレバー本体20間
の握り代を変更する場合には、レバー本体20のみを車
体前部側へ回動して、握り代調整機構7の調整ボルト2
5の頭部をノッカー21の作用腕21bから離間し、握
り代調整機構7のロックナット26を一旦緩めて、調整
ボルト25をねじ込みまたは戻し方向へ回動し、調整ボ
ルト25の突出長さを変更する。そして、ロックナット
26で調整ボルト25を再固定して、調整ボルト25の
頭部をノッカー21の作用腕21bに再び当接させるこ
とにより、レバー本体20の後退位置が車体前部側また
は後部側に移動して、握り代が拡張または縮小調整され
る。
【0027】このように本形態例のブレーキ作動装置3
は、握り代調整機構7とロータリ型のストップランプス
イッチ9とを備えているので、ブレーキレバー6の握り
代調整をライダーの体格や好みに合わせて容易に行ない
ながら、ストップランプスイッチ9を確実に作動させ
て、ストップランプの点灯を行なうことができるので、
殊にスノーモービルや寒冷地仕様のバーバンドル車両に
適している。
【0028】また、ストップランプスイッチ9の作動子
10を、レバー本体20の回動に連動させるために、ノ
ッカー軸22とレバー軸23を利用して取付けるので、
握り代調整機構付きのブレーキレバー6に、ストップラ
ンプスイッチ9を組合わせするために、レバー本体20
やノッカー21を大型化したりボリュームを増加するな
どの形状を変更する必要がなく、また部品点数も殆ど増
加しないで済む。これにより、握り代調整機構7とロー
タリ型のストップランプスイッチ9とを備えながらも、
ブレーキ作動装置3を極力軽量且つコンパクトで、しか
も安価に製作することができ、更にハンドルバー1への
レイアウトが容易で、ハンドルバー回りの占有スペース
が少なくて済む利点がある。
【0029】尚、上述の形態例では、ノッカー軸を一体
品とし、レバー軸をカラーと止めねじとの構成で説明し
たが、本発明は形態例とは逆に、ノッカー軸を2つ以上
の複数の部品で構成し、レバー軸を一体品とすることも
できる。また握り代調整機構は、形態例で示した調整ボ
ルトとロックナットとの組合わせに限るものではなく、
例えば調整ダイヤルを軸回りに回転して握り代を調整す
るロータリ型など、他の構造であっても差支えない。
【0030】
【発明の効果】本発明のバーハンドル車両用ブレーキ作
動装置は、ブレーキレバーが、液圧マスタシリンダのシ
リンダボディにノッカー軸を用いて枢支されるノッカー
と、該ノッカーにレバー軸を用いて枢支されるレバー本
体との2ピースでなり、ブレーキレバーの回動操作に連
動するストップランプスイッチに、軸回りに回動する作
動子によってON・OFFするロータリ型を用いて、該
作動子をノッカー軸上に枢支すると共に、該作動子の先
端とレバー軸とを凹凸係合したことにより、ブレーキレ
バーの握り代調整をライダーの体格や好みに合わせて容
易に行ないながら、ストップランプスイッチを確実に作
動させて、ストップランプの点灯を行なうことができる
ので、殊にスノーモービルや寒冷地仕様のバーバンドル
車両に適したものとなる。
【0031】また、このような本発明の構成によれば、
握り代調整機構付きのブレーキレバーに、ノッカー軸と
レバー軸とを利用してロータリ型のストップランプスイ
ッチを組合わせするので、レバー本体やノッカーを大型
化したりボリュームを増加するなどの形状を変更する必
要がなく、また部品点数も殆ど増加しないで済む。これ
により、握り代調整機構とロータリ型のストップランプ
スイッチとを備えながらも、ブレーキ作動装置を極力軽
量且つコンパクトで、しかも安価に製作することがで
き、更にハンドルバーへのレイアウトが容易で、ハンド
ルバー回りの占有スペースが少なくて済むという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例を示す図3のI−I線矢視図
【図2】本発明の一形態例を示すブレーキ作動装置をハ
ンドルバーに取付けた一部断面平面図
【図3】本発明の一形態例を示す図2のIII −III 断面
【符号の説明】
1…ハンドルバー 2…固定グリップ 3…ブレーキ作動装置 4…液圧マスタシリンダ 5…シリンダボディ 5b,5c…レバーホルダ 6…ブレーキレバー 7…握り代を調整機構 9…ストップランプスイッチ 10…作動子 11…スイッチケース 15…シリンダ孔 16…ピストン 20…レバー本体 20a…回動基部 20b…握り操作部 20c…ボス部 21…ノッカー 21a…回動基部 21b…作用腕 21c…ストッパ腕 21d…レバー連結腕 22…ノッカー軸 22a…小径ねじ部 23…レバー軸 24…レバー戻しばね 25…調整ボルト 26…ロックナット 28…カラー 29…止めねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルバーに取着された液圧マスタシ
    リンダを作動するブレーキレバーを、ハンドルバーのグ
    リップ前方に配設されるレバー本体と、前記液圧マスタ
    シリンダのピストンを押動するノッカーとに分割し、該
    ノッカーを、前記液圧マスタシリンダのシリンダボディ
    にノッカー軸を用いて枢支し、該ノッカーに前記レバー
    本体をレバー軸にて枢支して、レバー本体とノッカーと
    を前記ノッカー軸回りに一体に回動せしめると共に、レ
    バー本体とノッカーとの間に握り代調整機構を介装し
    て、該握り代調整機構の調整にて前記グリップとレバー
    本体間の握り代を調整可能となしたバーハンドル車両用
    ブレーキ作動装置において、前記ブレーキレバーの回動
    操作に連動するストップランプスイッチを、軸回りに回
    動する作動子によってON・OFFするロータリ型と
    し、該作動子を前記ノッカー軸上に枢支すると共に、該
    作動子の先端と前記レバー軸とを凹凸係合したことを特
    徴とするバーハンドル車両用ブレーキ作動装置。
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