JPH1123562A - 米品質評価装置の表示システム - Google Patents

米品質評価装置の表示システム

Info

Publication number
JPH1123562A
JPH1123562A JP17267197A JP17267197A JPH1123562A JP H1123562 A JPH1123562 A JP H1123562A JP 17267197 A JP17267197 A JP 17267197A JP 17267197 A JP17267197 A JP 17267197A JP H1123562 A JPH1123562 A JP H1123562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
quality
sample
evaluation value
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17267197A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sugiyama
隆夫 杉山
Eiji Makino
英二 牧野
Tomohiko Ichikawa
友彦 市川
Sadakazu Fujioka
定和 藤岡
Taiichi Mori
泰一 森
Motohiko Emori
元彦 江守
Toshimichi Watanabe
利通 渡辺
Jiro Warashina
二郎 藁科
Michio Kawanaka
道夫 川中
Akiyoshi Shimizu
昭佳 清水
Kazuki Matsushita
和樹 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Iseki and Co Ltd
Shizuoka Seiki Co Ltd
Kubota Corp
Kett Electric Laboratory
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Iseki and Co Ltd
Shizuoka Seiki Co Ltd
Kubota Corp
Kett Electric Laboratory
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO, Iseki and Co Ltd, Shizuoka Seiki Co Ltd, Kubota Corp, Kett Electric Laboratory, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Priority to JP17267197A priority Critical patent/JPH1123562A/ja
Publication of JPH1123562A publication Critical patent/JPH1123562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 経験の少ない人でも、サンプル米の総合的な
評価を容易に判断することができる米品質評価装置の表
示システムを提供する。 【解決手段】 白米品質測定手段で得た白米サンプルの
品質評価値と玄米品質測定結果および白米品質測定結果
に基づくデータとから総合評価値を算出し、この総合評
価値を表示させる。総合評価値としては、白米サンプル
品質評価値と搗精の難易度と優良粒率とから算出表示さ
せる。これにより、経験の少ない米の取扱者にとっても
サンプル米の総合的な評価を容易に認識することがで
き、白米の品質評価に加えて、搗精が容易で搗精のため
の電気代が安価となるなどの利点や、精米することによ
り優良粒が増加するなどの利点も勘案されて、サンプル
米が有する価値を容易かつ適切に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は玄米および白米のサ
ンプルの品質を測定して、その測定データを表示する米
品質評価装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、玄米や白米のサンプルの品質を測
定して、その測定データを参考にすることが徐々に行わ
れつつある。例えば、農業組合など、生産者から籾や玄
米などを購入する箇所では、玄米の品質を重要視する場
合が比較的多く、一方、消費者に直接販売する販売店な
どでは、白米の品質を重要視する場合が多い。
【0003】これらの米の品質を測定する品質測定手段
としては、外観的な品位を測定する外観品位測定手段
と、内部的な品質を測定する内部品質測定手段とがあ
る。外観品位測定手段としては、サンプル米に可視光線
を照射して透過光と反射光とを計測し、これらの計測値
に基づく演算にて色調分析を行い、サンプル米が玄米の
場合には、正常な色の整粒、青味がかった未熟粒、虫食
いなどにより黒色を帯びた被害粒、茶色を帯びた着色
粒、透明度の無い死米、胴部分が割れている胴割粒等の
品質測定を行い、サンプル米が白米の場合には、形の崩
れていない完全粒、透明度の低い粉状質粒、砕かれたり
して小さい形状の砕粒、虫食いなどにより黒色を帯びた
被害粒、茶色を帯びた着色粒等の品質測定を行う構成の
ものが知られている。
【0004】また、内部品質測定手段としては、サンプ
ル米に近赤外線を照射してサンプル米内部の各種の化学
性分含有量を測定したり品質評価値を演算したりするな
どして内部品質評価を行う構成のものが知られている。
【0005】このように、外観品位測定手段と内部品質
測定手段とを設けて、これらの両測定手段により、玄米
および白米の品質を測定するようにすれば、玄米および
白米の両方の各種品質を知ることができるため、役立つ
情報をユーザーに提供することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各種の測定結果の数値データを多数得て表示させて
も、これらの多数の数値データからその米の特徴や良否
を認識することは、各数値データに対してそれぞれ判断
力を有している熟練者でなければ難しいものであった。
したがって、経験の少ない米の取扱者にとっては、測定
結果としての情報量が多いにもかかわらず、そのサンプ
ル米の総合的な評価さえ判断することができず、測定結
果があまり役立たないおそれがある。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、経験
の少ない人でも、サンプル米の総合的な評価を容易に判
断することができる米品質評価装置の表示システムを提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、精米部と、サンプル玄米の
品質を測定する玄米品質測定手段と、サンプル白米の品
質を測定する白米品質測定手段と、前記白米品質測定手
段で得たサンプル白米の品質評価値と前記玄米品質測定
結果および白米品質測定結果に基づくデータとから総合
評価値を算出する演算手段と、この総合評価値を表示さ
せる表示手段とを備えたものである。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載の米品質評価装置の表示システムにおいて、選別手
段と、計重手段とを設け、玄米品質測定手段により測定
した結果に基づいて、サンプル玄米から整粒を選別手段
により選別するとともにサンプル玄米の所定粒数の重量
とそのうちの整粒の重量とを計重手段により計測し、白
米品質測定手段により測定した結果に基づいてサンプル
白米の品質評価値を算出し、サンプル白米から完全粒を
選別手段により選別するとともにサンプル白米の所定粒
数の重量とそのうちの完全粒の重量とを計重手段により
計測し、演算手段は、所定の搗精歩留まりに達するまで
の同一サンプルに対する最終的な精米部の精米回数から
搗精の難易度を算出し、白米の前記重量を玄米の前記重
量で割った搗精歩留まりと前記完全粒の重量を前記整粒
の重量で割った真性歩留まりとの比から優良粒率を算出
し、これらの品質評価値と搗精の難易度と優良粒率とか
ら総合評価値を算出し、表示手段により総合評価値を表
示させるものである。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2に記載の米品質評価装置の表示システムにおい
て、総合評価値と、玄米品質測定手段により測定した玄
米測定結果と、白米品質測定手段により測定した白米品
質測定結果とを、画面に編集併記して表示手段により表
示させるものである。
【0011】上記請求項1記載の発明構成によれば、総
合評価値が表示されるため、経験の少ない米の取扱者に
とってもサンプル米の総合的な評価を容易に認識するこ
とができる。
【0012】上記請求項2記載の発明構成によれば、白
米の品質評価に加えて、搗精の難易度や優良粒率も勘案
された適切な総合評価値が表示される。上記請求項3記
載の発明構成によれば、総合評価値と玄米測定結果と白
米品質測定結果とを1度に見て比較することができるの
で、総合評価値を容易に認識することができるだけでな
く、総合評価値が良かったり悪かったりした際の根拠と
なる結果も同時に認識することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図2は本発明の実施の形態にかか
る米品質評価装置を概略的に示す図である。図2に示す
ように、測定しようとするサンプル米は投入供給部とし
てのホッパ11に投入され、分配装置12により測定系
路13と精米系路14との2系統に分配される。
【0014】2系統のうちの一方の測定系路13は別の
分配装置15によって更に2系統に分配され、一方は外
観品位測定手段16へ接続され、他方は内部品質測定手
段17へ接続される。また、前記2系統のうちの他方の
精米系路14は精米部18に接続され、この精米系路1
4の途中に三方弁19を介装して計量系路20を分岐
し、この計量系路20を計量器21に接続している。
【0015】外観品位測定手段16には搬送部22と検
出部23と選別部24とが設けられており、外観品位測
定手段16に供給されたサンプル米は、搬送部22によ
って一粒ずつ検出部23へ送られ、サンプル米に可視光
線を照射して透過光と反射光とを計測し、これらの計測
値に基づく演算にて色調分析を行う。そして、サンプル
米の外観的等級を、玄米の場合には整粒、未熟粒、被害
粒、着色粒、死米、胴割粒の6種類のランク、また白米
の場合には完全粒、粉状質粒、砕粒、被害粒、着色粒の
5種類のランクに判定し、選別部24にて各ランク毎に
仕分けする。このとき、選別部24内のカウンタにて各
ランクごとの粒数を計測するとともに、計量器25にて
各ランク毎の粒重を計測する。上記計測値によって整粒
割合をはじめとする各ランク毎の重量割合が算出され
る。
【0016】また、内部品質測定手段17においては、
サンプル米に近赤外線を照射して非粉砕状態下で分光分
析し、サンプル米内部の水分、タンパク、アミロース、
脂肪酸度や内部品質評価値を測定する。内部品質評価値
は、日本穀物検定協会の官能検査や理化学検査の基準に
基づいて行われ、サンプル米の食味評価値、粘り値、硬
さ値等から判定され算出される。
【0017】一方、精米部18には、精米負荷を大小変
更しあるいは精米時間を長短変更できる精米強度変更装
置26が設けられており、制御手段27の指令または外
部からの入力操作によってこの精米強度変更装置26が
所定の基準精米強度に調整されるようになっている。そ
して、精米部18にて精米されたサンプル米は計量器2
1で計量された後に、搬送系路28によって測定系路1
3へ送られる。この搬送系路28の途中には三方弁29
が介装され、この三方弁29を切り替えることにより、
計量器21にて計量されたサンプル米を測定系路13へ
送るか、あるいは再度精米部18へ戻して精米工程を複
数回行うことが可能とされている。
【0018】ここで、制御手段27は、外観品位測定手
段16の測定データおよび内部品質測定手段17の測定
データをそれぞれ読み取り、各データを記憶手段30へ
記憶するとともに表示手段31へ随時表示する。また、
制御手段27は、演算部27aを有しており、計量器2
1で計量されたサンプル米の初期重量と精米後の重量と
の比から精米歩留まりを演算し、精米強度変更装置26
を調整することによって精米歩留まりを変更制御する。
計量器21の計量データ、精米部18における精米歩留
まり、精米強度変更装置26の制御出力等は記憶手段3
0へ記憶されるとともに表示手段31へ随時表示され
る。
【0019】しかして、米の品質測定を行うに際して
は、玄米のサンプル米(サンプル玄米という)をホッパ
11へ投入し、分配装置12によってこのサンプル玄米
を測定系路13と精米系路14とに分配する。測定経路
13に分配されたサンプル玄米は分配装置15により更
に2系統に分配され、外観品位測定手段16と内部品質
測定手段17とに送られて、前述したように外観的品質
および内部的品質が測定され、サンプル玄米の各測定デ
ータが表示手段31へ表示されるとともに記憶手段30
へ記憶される。
【0020】一方、精米系路14に分配されたサンプル
玄米は、まず計量系路20を経て計量器21へ送られ、
その初期重量を測定された後に精米手段18にて精米さ
れる。精米後の白米のサンプル米(サンプル白米とい
う)は計量器21にて計量され、前述したように精米歩
留まりを演算する。この精米歩留まりが目標値に達して
いない場合は、サンプル白米を精米手段18へ戻して再
度精米処理を行う。
【0021】そして、目標の精米歩留まりに達した白米
は搬送系路28から測定系路13へ送られる。しかる後
は、サンプル玄米の場合と同様にして、サンプル白米を
外観品位測定手段16と内部品質測定手段17とにおい
てそれぞれ品質測定し、各測定データおよび総合評価値
が表示手段31へ表示されるとともに記憶手段30へ記
憶される。
【0022】したがって、すべての測定が完了した時点
では、図1に示すように、表示手段31において、外観
品位および内部品質に関するサンプル玄米の測定データ
とサンプル白米の測定データと総合評価値とが単一画面
もしくは連続画面(スクロール処理により連続的に視認
できる画面)に表示される。
【0023】具体的には、表示手段31の表示画面にお
ける上端部に、サンプル番号、銘柄、生産年、産地、等
級が表示され、表示画面における上部左側に、精米測定
欄として精米後の白米の重量、歩留まり(精米後の白米
の重量/精米前の玄米の重量)、精米回数、真性歩留ま
り(白米の完全粒の重量/玄米の整粒の重量)がそれぞ
れ数値データで示されるとともに歩留まりが円グラフで
表示され、表示画面における上部中央に、サンプル玄米
の内部品質欄として、玄米の水分、タンパク、アミロー
ス、脂肪酸度、品質評価値がそれぞれ数値データで示さ
れるとともに水分、タンパク、アミロース、および内部
品質評価値がそれぞれレーダーチャートとして関連付け
て図形表示され、さらに、表示画面における上部右側
に、サンプル玄米の外観品位欄として、サンプル玄米の
整粒、未熟粒、胴割粒、被害粒、着色粒、死米の割合が
数値および円グラフで表示される。
【0024】また、表示手段31の表示画面下部におけ
る中央に、サンプル白米の内部品質欄として、白米の水
分、タンパク、アミロース、脂肪酸度、品質評価値がそ
れぞれ数値データで示されるとともに水分、タンパク、
アミロース、および内部品質評価値がそれぞれレーダー
チャートとして関連付けて図形表示され、さらに、表示
画面下部における右側に、サンプル白米の外観品位欄と
して、サンプル白米の整粒、未熟粒、胴割粒、被害粒、
着色粒、死米の割合が数値および円グラフで表示され
る。
【0025】そして、表示手段31の表示画面下部にお
ける左側に総合評価値が表示される。この場合に、総合
評価値は、サンプル白米品質評価値と、所定の搗精歩留
まりに達するまでの同一サンプルに対する最終的な精米
部18の精米回数から算出された搗精の難易度と、後述
する優良粒率とから以下の式で算出される。
【0026】総合評価値=(サンプル白米品質評価値+
搗精難易度)×優良粒率 搗精の難易度は、搗精が容易に行える場合ほど値が大き
くなるように、たとえば、基準の精米回数を最終的な精
米回数で引き、一定係数を掛けることにより算出され、
基準の精米回数が3回に予め設定されており、最終的な
精米回数が6回であった場合には、搗精の難易度は(3
−6)×2=−6と算出される。
【0027】優良粒率は、千粒のサンプル白米の重量を
千粒のサンプル玄米の重量で割った搗精歩留まりと、前
記千粒のサンプル白米から選別された完全粒の重量を前
記千粒のサンプル玄米から選別された整粒の重量で割っ
た真性歩留まりとの比(すなわち、優良粒率=(完全粒
の重量/整粒の重量)÷(サンプル白米重量/サンプル
玄米重量))から算出される。図1に示すように、サン
プル白米の千粒重が19.5g、サンプル玄米の千粒重
が22.3g、そのうちの完全粒の重量が17.5g、
整粒の重量が19.0gである場合には、以下の計算式 (17.5/19.0)÷(19.5/22.3)≒
1.05 から優良粒率1.05が算出される。
【0028】そして、これらのデータに基づいて以下の
計算式 (75−6)×1.05≒72 から、総合評価値72点が算出される。
【0029】このように、各種の測定結果が表示される
だけでなく、総合的で単一の総合評価値が表示されるた
め、この総合評価値を視認することで、経験の少ない米
の取扱者にとってもサンプル米の総合的な評価を容易に
認識することができる。そして、総合評価値として、サ
ンプル米の食味評価値、粘り値、硬さ値等に相関性があ
るサンプル白米品質評価値と、搗精の難易度と、優良粒
率との積から算出されるため、そのサンプル米の食味評
価等に関するデータに加えて、精米処理に際しての、搗
精の容易さと優良な白米がより多く得られる度合いとが
勘案されながら、そのサンプル米の付加価値が総合的に
得られることとなる。
【0030】さらに、総合評価値と玄米測定結果と白米
品質測定結果とを1度に見て比較することができるの
で、総合評価値を容易に認識することができるだけでな
く、総合評価値が良かったり悪かったりした際の根拠と
なる測定結果も同時に認識することができ、経験の少な
い米の取扱者および熟練者にとっても有益な情報を得る
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、白米品質
測定手段で得たサンプル白米の品質評価値と玄米品質測
定結果および白米品質測定結果に基づくデータとから総
合評価値を算出し、この総合評価値を表示させることに
より、経験の少ない米の取扱者にとってもサンプル米の
総合的な評価を容易に認識することができ、米品質評価
装置の利用価値を向上させることができる。
【0032】また、サンプル白米品質評価値と搗精の難
易度と優良粒率とから総合評価値を算出して表示させる
ことにより、サンプル白米の品質評価に加えて、搗精が
容易で搗精のための電気代が安価となるなどの利点や、
精米することにより優良粒が増加するなどの利点も勘案
されて、サンプル米が有する価値を容易かつ適切に知る
ことができる。
【0033】また、総合評価値と玄米測定結果と白米品
質測定結果とを画面に編集併記して表示させることによ
り、総合評価値を容易に認識することができるだけでな
く、総合評価値が良かったり悪かったりした際の根拠と
なる結果も同時に認識することができて、各測定データ
と総合評価値とを対比することから米の性質を知る手助
けとなり、さらに米品質評価装置の利用価値を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる米品質評価装置の
表示システムの表示画面を示す図である。
【図2】同米品質評価装置の構成を概略的に示す図であ
る。
【符号の説明】
16 外観品位測定手段(品質測定手段) 17 内部品質測定手段(品質測定手段) 18 精米部 24 選別部 27 制御手段 27a 演算部 30 記憶手段 31 表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000001052 株式会社クボタ 大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 (72)発明者 杉山 隆夫 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 牧野 英二 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 市川 友彦 埼玉県大宮市日進町1丁目40番地2 生物 系特定産業技術研究推進機構内 (72)発明者 藤岡 定和 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 森 泰一 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 江守 元彦 東京都大田区南馬込1丁目8番1号 株式 会社ケット科学研究所内 (72)発明者 渡辺 利通 東京都大田区南馬込1丁目8番1号 株式 会社ケット科学研究所内 (72)発明者 藁科 二郎 静岡県袋井市高尾2620番地の1 静岡製機 株式会社電子事業部内 (72)発明者 川中 道夫 静岡県袋井市高尾2620番地の1 静岡製機 株式会社電子事業部内 (72)発明者 清水 昭佳 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内 (72)発明者 松下 和樹 大阪府八尾市神武町2番35号 株式会社ク ボタ久宝寺工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米部と、サンプル玄米の品質を測定す
    る玄米品質測定手段と、サンプル白米の品質を測定する
    白米品質測定手段と、前記白米品質測定手段で得たサン
    プル白米の品質評価値と前記玄米品質測定結果および白
    米品質測定結果に基づくデータとから総合評価値を算出
    する演算手段と、この総合評価値を表示させる表示手段
    とを備えた米品質評価装置の表示システム。
  2. 【請求項2】 選別手段と、計重手段とを設け、玄米品
    質測定手段により測定した結果に基づいて、サンプル玄
    米から整粒を選別手段により選別するとともにサンプル
    玄米の所定粒数の重量とそのうちの整粒の重量とを計重
    手段により計測し、白米品質測定手段により測定した結
    果に基づいてサンプル白米の品質評価値を算出し、サン
    プル白米から完全粒を選別手段により選別するとともに
    サンプル白米の所定粒数の重量とそのうちの完全粒の重
    量とを計重手段により計測し、演算手段は、所定の搗精
    歩留まりに達するまでの同一サンプルに対する最終的な
    精米部の精米回数から搗精の難易度を算出し、白米の前
    記重量を玄米の前記重量で割った搗精歩留まりと前記完
    全粒の重量を前記整粒の重量で割った真性歩留まりとの
    比から優良粒率を算出し、これらの品質評価値と搗精の
    難易度と優良粒率とから総合評価値を算出し、表示手段
    により総合評価値を表示させる請求項1記載の米品質評
    価装置の表示システム。
  3. 【請求項3】 総合評価値と、玄米品質測定手段により
    測定した玄米測定結果と、白米品質測定手段により測定
    した白米品質測定結果とを、画面に編集併記して表示手
    段により表示させる請求項1または2に記載の米品質評
    価装置の表示システム。
JP17267197A 1997-06-30 1997-06-30 米品質評価装置の表示システム Pending JPH1123562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267197A JPH1123562A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 米品質評価装置の表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17267197A JPH1123562A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 米品質評価装置の表示システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1123562A true JPH1123562A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15946220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17267197A Pending JPH1123562A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 米品質評価装置の表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1123562A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018110481A1 (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 フェムトディプロイメンツ株式会社 テラヘルツ波信号解析装置、テラヘルツ波信号解析方法およびテラヘルツ波信号解析用プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018110481A1 (ja) * 2016-12-15 2018-06-21 フェムトディプロイメンツ株式会社 テラヘルツ波信号解析装置、テラヘルツ波信号解析方法およびテラヘルツ波信号解析用プログラム
JPWO2018110481A1 (ja) * 2016-12-15 2019-12-19 フェムトディプロイメンツ株式会社 テラヘルツ波信号解析装置、テラヘルツ波信号解析方法およびテラヘルツ波信号解析用プログラム
US11181474B2 (en) 2016-12-15 2021-11-23 Femto Deployments Inc. Terahertz wave signal analysis device, terahertz wave signal analysis method, and terahertz wave signal analysis program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Harker et al. Eating quality standards for apples based on consumer preferences
US20010032161A1 (en) Method of valuing, marketing and buying a commodity lot
Cliff et al. Inter-correlation of apple firmness determinations and development of cross-validated regression models for prediction of sensory attributes from instrumental and compositional analyses
OKADOME Application of instrument-based multiple texture measurement of cooked milled-rice grains to rice quality evaluation
Chiremba et al. Relationships between simple grain quality parameters for the estimation of sorghum and maize hardness in commercial hybrid cultivars
JPH1123476A (ja) 米品質評価装置の表示システム
JPH1123562A (ja) 米品質評価装置の表示システム
Siebald et al. Referencing acoustic monitoring of cutting knives sharpness in agricultural harvesting processes using image analysis
Finney et al. Prediction of damaged starch in straight-grade flour by near-infrared reflectance analysis of whole ground wheat
JPH1123561A (ja) 米品質評価装置の制御・表示システム
JP3568263B2 (ja) 米穀品質測定装置
JPH1123560A (ja) 米品質評価装置の表示システム
Armstrong et al. The effect of moisture content on determining corn hardness from grinding time, grinding energy, and near-infrared spectroscopy
Agbola et al. Eliciting and valuing market preferences with traditional food crops: the case of chickpea in India
Eckard A note on the profit—concentration relation
JP3559601B2 (ja) 米穀品質測定装置
JPH1123475A (ja) 米品質評価装置の表示システム
JP3450484B2 (ja) 米穀品質測定装置
US8150631B2 (en) Method, apparatus and system for quantifying the content of genetically modified material in a sample
Erkinbaev et al. Assessment of mung bean quality through single kernel characterization
Li et al. Determination of wheat milling potential and its influence on flour quality deterioration rate
JPH08201299A (ja) 米穀品質測定装置
JPH08201300A (ja) 米穀品質測定装置
JPH1137948A (ja) 米品質評価装置
JPH1183836A (ja) 搗精難易度の評価装置