JPH11234221A - 列車無線装置の操作制御パネル装置とその制御方法 - Google Patents

列車無線装置の操作制御パネル装置とその制御方法

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JPH11234221A
JPH11234221A JP10037054A JP3705498A JPH11234221A JP H11234221 A JPH11234221 A JP H11234221A JP 10037054 A JP10037054 A JP 10037054A JP 3705498 A JP3705498 A JP 3705498A JP H11234221 A JPH11234221 A JP H11234221A
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control board
station control
panel device
standby
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JP10037054A
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Junichi Tsunoda
順一 角田
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の基地局制御基板をもつ無線基地局にた
いしても、監視・制御可能な操作制御パネル装置を提供
する。 【解決手段】 操作制御パネル装置7に、動作可能な基
地局制御基板の台数を記憶するフラグ10、操作制御パ
ネル装置で選択・制御している基地局制御基板の番号を
記憶するフラグ11、基地局制御基板が現用中か待機中
か不動作中かを記憶するフラグ12、13を設け、各フ
ラグの内容を基地局制御基板1、2からの各種コマンド
で変更し、フラグの内容にしたがい、基地局制御基板ご
とに現用中/待機を表示するランプ、操作制御パネル装
置で選択・制御したことを表示するランプ、不動作中を
表示するアラームランプを点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車無線装置の無
線基地局制御基板の監視、制御を行う操作制御パネル装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】列車無線装置は、列車との通話を行う装
置で、線路に沿って無線基地局(BS)を配置し、中央
制御装置と複数の無線基地局とを有線回線で結び、各列
車局との通話は、無線基地局との無線回線により行って
いる。無線基地局には無線送受信機を制御する基地局制
御基板があり、その基地局制御基板を中央制御装置に設
置された操作制御パネル装置で監視、制御している。従
来は、無線基地局に基地局制御基板は一個しかなく、基
地局制御基板対応に操作制御パネル装置を設けていた。
ところが、無線基地局の信頼性を高めるために、二台の
送受信機と基地局制御基板を設置し、一方を現用として
使用し、他方を予備として待機しておくシステムが考え
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の操作制御パネル
装置は、基地局制御基板一枚につき、操作制御パネル装
置を一台接続する構成のため、他の基地局制御基板の運
用状態を意識する必要がなかったが、複数台の基地局制
御基板を現用、予備の形式で使用する場合には、それら
の状態との関連動作が必要となる。また、現行の操作制
御パネル装置には基地局制御基板の運用状態を示すスイ
ッチランプ等がないため、現在の基地局制御基板の運用
状態、操作制御パネル装置の接続状態を判断することが
困難という問題があった。
【0004】本発明の目的は、操作制御パネル装置に、
複数の基地局制御基板の運用状態、操作制御パネル装置
の接続状態を示すスイッチランプを設け、複数の基地局
制御基板を監視、制御可能な操作制御パネル装置を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、中央制御装置、基地局制御基板を複数も
つ無線基地局、および列車に搭載された列車局とからな
る列車無線装置の、無線基地局対応に設置されて基地局
制御基板を監視・制御するための操作制御パネル装置で
あって、無線基地局に設置されている複数の基地局制御
基板の各々が現用中か待機中か不動作中かを表示する手
段と、複数の基地局制御基板の一つを選択・制御する手
段と、該手段により選択・制御された基地局制御基板の
番号を表示する手段を備えたことを特徴とする操作制御
パネル装置を提供する。
【0006】また本発明は、中央制御装置、基地局制御
基板を複数もつ無線基地局、および列車に搭載された列
車局とからなる列車無線装置の、無線基地局対応に設置
されて基地局制御基板を監視・制御するための操作制御
パネル装置における制御方法であって、操作制御パネル
装置に、無線基地局にある動作可能な基地局制御基板の
台数を記憶する動作可能台数フラグと、操作制御パネル
装置で選択・制御している基地局制御基板の番号を記憶
する操作基地局制御基板番号フラグと、複数の基地局制
御基板ごとに設置され各基地局制御基板が現用中か待機
中か不動作中かを記憶する運用状態フラグと、基地局制
御基板ごとに現用中を表示する運用状態スイッチランプ
と、操作制御パネル装置で選択・制御したことを表示す
る操作状態スイッチランプと、不動作中を表示するアラ
ームランプを設け、基地局制御基板は、現用になった時
点で現用へのモード変更コマンドを操作制御パネル装置
へ送出し、待機になった時点で待機へのモード変更コマ
ンドを操作制御パネル装置へ送出し、現用または待機中
は、一定時間ごとに定期コマンドを操作制御パネル装置
へ送出し、操作制御パネル装置では、基地局制御基板か
ら現用へのモード変更コマンドを受信すると、当該基地
局制御基板を選択・制御し、基地局制御基板の番号を操
作基地局制御基板番号フラグに記憶し、当該基地局制御
基板の操作状態スイッチランプを点灯し、当該基地局制
御基板の運用状態フラグを現用に設定し、運用状態スイ
ッチランプを点灯し、当該基地局制御基板以外の基地局
制御基板の操作状態スイッチランプと運用状態スイッチ
ランプを消灯し、いままで現用中であった基地局制御基
板があればその基地局制御基板の運用状態フラグを待機
に設定し、基地局制御基板から待機へのモード変更コマ
ンドを受信すると、当該基地局制御基板の運用状態フラ
グを待機に設定し、運用状態フラグが現用または待機と
なっている基地局制御基板から一定時間内に定期コマン
ドが受信されない場合には、その基地局制御基板の運用
状態フラグを不動作に設定し、当該基地局制御基板のア
ラームランプを点灯し、動作可能な基地局制御基板の台
数を記憶する動作可能台数フラグの値を1減算し、動作
可能台数フラグの値がゼロの場合には、アラームを鳴動
させることを特徴とする操作制御パネル装置の制御方法
を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図1は、本発明になる操作パネル装置の一
構成例を示すブロック図である。図1で、中央制御装置
6には、無線基地局3と操作制御パネル装置7が接続さ
れている。無線基地局3には、基地局制御基板1と基地
局制御基板2がある。操作制御パネル装置7には、表示
パネル8、制御部9と動作可能台数フラグ10、操作基
地局制御基板番号フラグ11、基地局制御基板1の運用
状態フラグ12、基地局制御基板2の運用状態フラグ1
3、基地局制御基板1の監視タイマ14、基地局制御基
板2の監視タイマ15がある。動作可能台数フラグ10
は、無線基地局で現用、待機中を含め、動作可能な基地
局制御基板の台数を表わす。操作基地局制御基板番号フ
ラグ11は、現在、操作制御パネル装置に接続されて監
視、制御可能な状態にある基地局制御基板の番号を表わ
す。基地局制御基板1の運用状態フラグ12と基地局制
御基板2の運用状態フラグ13は、基地局制御基板ごと
の、現用中か、待機中か、それとも動作不能中かを表わ
すフラグである。列車局4は、無線基地局3のアンテナ
5から、基地局制御基板1、2のどちらかの送受信機
(T/RX)を使用し、中央制御装置6を経由し通話を行
う。基地局制御基板1、2の送受信機(T/RX)から
は、中央制御装置6への通話回線が、基地局制御基板
1、2の制御部からは中央制御装置6を経由し操作制御
パネル装置7の制御部へ制御回線が延びている。図1で
は基地局制御基板1、2からそれぞれ独立の回線が引か
れているが、一つの回線を両制御部で共用することも可
能である。
【0008】図2は、操作制御パネル装置の表示パネル
8の外観図の一例である。本例では、基地局制御基板が
二台の場合を示している。送受話器21は、ダイヤルキ
ー23とともに、通常の電話機能をもつ。表示ランプ部
22は、上段の3個のランプは、基地局制御基板1の受
信電波の状態を示すT−SQランプである。次段は、基
地局制御基板2の電波状態を示すランプである。三段目
は、7セグメントの発光ダイオードによる表示部で、本
発明に直接関係はないが、機器の番号などを必要により
表示させる。四段目は、左から、READY、アラーム
ランプであるALM1とALM2のランプが並ぶ。RE
ADYランプは操作制御パネル装置7が正常に動作して
いるかを表わすランプである。ALM1とALM2は、
それぞれ基地局制御基板1、2の動作不能状態の場合に
点灯する。両ランプが同時に点灯する場合は、無線基地
局の現用、予備の両基地局制御基板が動作しない状態で
あり、無線基地局が機能していない非常状態であり、図
示されていない非常用ブザーを鳴動させる。
【0009】運用状態スイッチランプ24は、基地局制
御基板が現在運用に供せられているか、待機中かを示す
ランプで、基地局制御基板1、2に対応し二つある。点
灯している基地局制御基板が現用であり、消灯していれ
ば待機中である。待機中でも、その基地局制御基板が動
作不能になれば、表示ランプ部22の対応するALMラ
ンプが点灯する。操作状態スイッチランプ25も、基地
局制御基板1、2に対応し、点灯している基地局制御基
板が操作制御パネル装置7の操作下で制御しうる状態に
あることを示す。この運用状態スイッチランプ24と操
作状態スイッチランプ25は、ランプによる状態表示と
ともに、押ボタンのスイッチになっていて、押すことに
より、基地局制御基板を制御することができる。すなわ
ち、例えば基地局制御基板1を現用にしたいときは、操
作状態スイッチランプ25のOPIを押して基地局制御
基板1を操作制御パネル装置7から操作できる状態にさ
せ、かつ運用状態スイッチランプ24のIを押すことで
行う。下部スイッチ26は、本発明とは直接関係ない
が、基地局制御基板を制御し、無線基地局の使用する無
線チャネルの選択等に使用する。もちろん、制御される
基地局制御基板は、操作状態スイッチランプ25で選択
されている基地局制御基板となる。
【0010】基地局制御基板1、2から操作制御パネル
装置7へ、制御回線を用いて、現用へのモード変更コマ
ンド、待機へのモード変更コマンド、定期コマンドが来
る。現用へのモード変更コマンドは、今まで待機中であ
った基地局制御基板が現用になった場合に送出され、待
機へのモード変更コマンドは、今まで現用中であった基
地局制御基板が待機になった場合に送出される。現用と
は、無線基地局で、列車局との通話に使用される状態を
いい、待機とは、列車局との通話には使用されないが、
現用の基地局制御基板に障害が発生したときのために予
備として待機している状態である。現用、待機のどちら
の状態のときにも、一定時間ごとに、定期コマンドを操
作制御パネル装置7に送出し、各基地局制御基板が動作
中または動作可能であることを知らせている。これらの
コマンドは、コマンドの内容を示すコマンドコードと基
地局制御基板番号から構成されている。この現用、待機
への変更コマンドは、無線基地局で基地局制御基板が障
害になったことを自動検出し、自動切換により自動的に
送出される場合、保守者が無線基地局で強制的に基地局
制御基板の状態を変更させた場合、操作制御パネル装置
で変更させる場合などに基地局制御基板から送出され
る。
【0011】図3、4、5、6、7に本発明の制御フロ
ーを示し、以下、制御フローをもとに動作を詳細に説明
する。操作制御パネル装置7では、常時、現用へのモー
ド変更コマンド、待機へのモード変更コマンド、定期コ
マンドがくるかを見ている(STEP30、32、34)。
まず、現用への変更コマンドが来ると(STEP30でYE
S)、現用モード変更処理(STEP31)を行う。詳細を
図4に示す。例として、図1の基地局制御基板1から、
現用へのモード変更コマンドがきたとすると、図1の操
作基地局制御基板番号フラグ11に、現用への変更コマ
ンドに含まれる基地局制御基板番号1を登録し、フラグ
の更新を行う(STEP41)。次に運用状態スイッチラン
プ24の基地局制御基板1に対応するランプIを点灯し
(STEP42)、操作状態スイッチランプ25の基地局制
御基板1に対応するランプOPIを点灯し(ステップ4
3)、操作制御パネル装置7が基地局制御基板1を監
視、制御可能とする。次に、基地局制御基板1の運用状
態フラグ12を現用に設定し(STEP44)、基地局制御
基板1の監視タイマ14を起動する(STEP45)。次
に、他の基地局制御基板が動作可能な状態かを見る(ST
EP46)。ここでは基地局制御基板2の状態を、基地局
制御基板2の運用状態フラグでみて、もし不動作中であ
れば(STEP46でNO)、STEP31を終了し、STEP32に
なる。動作中であれば(STEP46でYES)、運用状態ス
イッチランプ24と操作状態スイッチランプ25の基地
局制御基板2に対応するランプIIとOPIIを消灯し(STEP
47、48)、基地局制御基板2の動作制御フラグ13
を待機にし(STEP49)、基地局制御基板2の監視タイ
マ15を起動して(STEP50)、STEP31は終了する。
監視タイマ15は、起動されると、その値が0にリセッ
トされる。
【0012】STEP31が終了するか、STEP30で現用へ
の変更コマンド受信でなければ(STEP30でNO)、待機
へのモード変更コマンド受信かを見る(STEP32)。待
機への変更コマンド受信だったら(STEP32でYES)、
待機モード変更処理を行う(STEP33)。この詳細を図
5に示す。例えば、基地局制御基板2から待機への変更
コマンドが来たとすると、基地局制御基板2の運用状態
フラグ13を待機にし(STEP51)、基地局制御基板2
の監視タイマ15を起動し(STEP52)、運用状態スイ
ッチランプ24の基地局制御基板2に対応するランプII
を消灯する(STEP53)。STEP33が終了するか、STEP
32で待機への変更コマンド受信でなければ(STEP32
でNO)、定期コマンド受信かを見る(STEP34)。もし
定期コマンド受信であれば(STEP34でYES)、その基
地局制御基板の監視タイマを再起動(STEP35)し、ST
EP36のタイマ監視処理に進む。STEP34で定期コマン
ドでなければ(STEP34でNO)、直接タイマ監視処理を
行う(STEP36)。図6および、図7にタイマ監視処理
の詳細を示す。
【0013】図6で、まず、動作可能台数フラグ10の
値を、メモリに格納、保存する。ここではAエリアに格
納するとする(STEP60)。次に、基地局制御基板1の
監視タイマ14を見て、起動中かを見る(STEP61)。
起動中でなければ(STEP61でNO)、図7のSTEP71に
進む。監視タイマ14が起動中であれば(STEP61でYE
S)、タイムアウトしたかを見る(STEP62)。監視タ
イマは、運用状態フラグ12、13で基地局制御基板
1、2が動作中または待機中であれば、必ず起動されて
いる。監視タイマは、起動された時点で値が0にリセッ
トされ、その後、自動タイマで値が増加する。あらかじ
め定められた値以上になるとタイムアウト状態と判定す
る。STEP62でタイムアウトしてなければ(STEP62で
NO)、図7のSTEP71に進む。タイムアウトしていると
(STEP62でYES)、動作可能台数フラグ10の値から
1を減算し(STEP63)、表示ランプ部22のALM1
のランプを点灯させ(STEP64)、基地局制御基板1が
現用中であったかを、基地局制御基板1の運用状態フラ
グ12でチェックする(STEP65)。現用中でなければ
(STEP65でNO)、図7のSTEP71に進む。現用中であ
れば(STEP65でYES)、運用状態スイッチランプ2
4と操作状態スイッチランプ25の基地局制御基板1に
対応するIとOPI、および表示ランプ部22の基地局制
御基板1のT−SQランプを消灯する(STEP66)。次
に、基地局制御基板1の運用状態フラグ12を不動作に
し(STEP67)、基地局制御基板2の運用状態フラグ1
3を見て、基地局制御基板2が待機中であるかをチェッ
クする(STEP68)。待機中でなければ(STEP68でN
O)、図7のSTEP71に進む。待機中であれば、基地局
制御基板2を現用にする(STEP69)。基地局制御基板
2を現用にするには、基地局制御基板2にたいし、現用
要求コマンドを送出する。この現用要求コマンドを受信
した基地局制御基板2は、現用に切換え、現用モード変
更コマンドを操作制御パネル装置7に返すので、図3の
STEP30で受信し、現用モード変更処理(STEP31)を
行うことになる。
【0014】次に、基地局制御基板2の監視タイマ15
を見て、起動中かを見る(STEP71)。起動中でなけれ
ば(STEP71でNO)、STEP80に進む。監視タイマが起
動中であれば(STEP71でYES)、タイムアウトしたか
を見る(STEP72)。タイムアウトしてなければ(STEP
72でNO)、STEP80に進む。タイムアウトしていると
(STEP72でYES)、動作可能台数フラグ10の値から
1を減算し(STEP73)、表示ランプ部22のALM2
のランプを点灯させ(STEP74)、基地局制御基板2が
現用中であったかを、基地局制御基板2の運用状態フラ
グ13でチェックする(STEP75)。現用中でなければ
(STEP75でNO)、STEP80に進む。現用中であれば
(STEP75でYES)、運用状態スイッチランプ24と操
作状態スイッチランプ25の基地局制御基板2に対応す
るIIとOPII、表示ランプ部22の基地局制御基板2のT
−SQランプを消灯する(STEP76)。次に、基地局制
御基板2の運用状態フラグ13を不動作にし(STEP7
7)、基地局制御基板1の運用状態フラグ12を見て、
基地局制御基板1が待機中であるかをチェックする(ST
EP78)。待機中でなければ(STEP78でNO)、STEP8
0に進む。待機中であれば、基地局制御基板1を現用に
する(STEP79)。
【0015】基地局制御基板1と基地局制御基板2のタ
イマ監視を行ったら、動作可能台数フラグ10の値とA
エリアに格納しておいた古い動作可能台数の値とを比較
する(STEP80)。もし同じならば(STEP80でYE
S)、このフローは終了となる。もし異なっていると(S
TEP80でNO)、動作可能台数フラグ10の値がゼロか
をチェックする(STEP81)。値がゼロでなければ(ST
EP81でNO)、本フローは終了する。もし値がゼロであ
ると(STEP81でYES)、基地局制御基板1と2がすべ
て不動作であるので、非常ブザー等のアラームを鳴動さ
せ、保守者に知らせる(STEP82)。
【0016】図3のフローでは、コマンドとしてモード
変更コマンドと定期コマンドを対象としたが、基地局制
御基板からは、これ以外にも、基地局制御基板での受信
電波の状態を送出するコマンド、下部スイッチ26で基
地局制御基板での無線チャネルの設定に対する応答コマ
ンドなどがあるが、本発明の制御には直接関係がないの
で省略した。また図3のフローは、ループを形成し、モ
ード変更コマンドと定期コマンドがくるか(STEP30、
32、34)、タイマ監視処理(STEP36)を常時行っ
ている方法で記述したが、割り込み形式で行うことも可
能である。すなわち、コマンドが受信されると割り込み
が発生し、コマンド受信処理が動作し(STEP30からST
EP35)、一定時間ごとに起動されるタイマ割り込み
で、タイマ監視処理(STEP36)が実行される方法も可
能である。
【0017】また、図4の現用モード変更処理、図5の
待機モード変更処理は、いずれも、現用中、または待機
中の基地局制御基板でのモード変更処理であり、不動作
中の運用状態からのモード変更処理ではない。不動作中
の基地局制御基板を現用にするには、一度、待機中に
し、その後現用にする。不動作中の基地局制御基板を待
機状態にするには、不動作の基地局制御基板を交換また
は修理したあと、操作制御パネル装置から待機要求コマ
ンドを送出し、それを受信した基地局制御基板から待機
応答コマンドを送出する。待機応答コマンドを受信した
操作制御パネル装置は、対応する基地局制御基板の運用
状態フラグを待機に変更し、動作可能台数フラグ10の
値に1を加算し、アラームランプを消灯し、監視タイマ
を起動する。
【0018】以上、詳細に説明したように、本発明によ
り、二台の基地局制御基板を一台の操作制御パネル装置
で監視、制御することが可能であるが、監視、制御可能
な台数は二台である必要はなく、三台以上にも対応でき
る。その場合には、操作制御パネル装置7に設ける運用
状態フラグや監視タイマなど基地局制御基板ごとに設け
る必要なフラグの増設、表示パネル22に、設けられる
基地局制御基板対応のランプやスイッチランプを基地局
制御基板ごとに設ける必要がある。
【発明の効果】本発明により、以下の利点がある。 (1)無線基地局に基地局制御基板が複数ある場合に
も、すべての基地局制御基板が現用、待機、不動作のい
ずれの運用状態にあるかを表示パネルで判別可能であ
る。 (2)現在、操作制御パネル装置に選択・接続され、監
視、制御可能な基地局制御基板の番号を表示パネルに表
示することができる。 (3)基地局制御基板の現用中、待機中の変更にたい
し、自動的に操作制御パネル装置で対応し、関連ランプ
の点灯、消灯を自動的に行うことができる。 (4)不良の基地局制御基板を検出し、アラームランプ
を点灯し警告を発するとともに、すべての基地局制御基
板が不動作の場合には、アラームを鳴動させるので、緊
急事態を迅速に知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の列車無線装置の操作制御パネル装置の
例を示すブロック図である。
【図2】操作制御パネル装置の表示パネルの外観図であ
る。
【図3】操作制御パネル装置の制御フローである。
【図4】操作制御パネル装置の制御フローである。
【図5】操作制御パネル装置の制御フローである。
【図6】操作制御パネル装置の制御フローである。
【図7】操作制御パネル装置の制御フローである。
【符号の説明】
1、2 基地局制御基板 3 無線基地局 4 列車局 5 アンテナ 6 中央制御装置 7 操作制御パネル装置 8 表示パネル 9 制御部 10 動作可能台数フラグ 11 操作基地局制御基板フラグ 12 基地局制御基板1の運用状態フラグ 13 基地局制御基板2の運用状態フラグ 14 基地局制御基板1の監視タイマ 15 基地局制御基板2の監視タイマ 21 送受話器 22 表示ランプ部 23 ダイヤルキー 24 運用状態スイッチランプ 25 操作状態スイッチランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御装置、基地局制御基板を複数も
    つ無線基地局、および列車に搭載された列車局とからな
    る列車無線装置の、無線基地局対応に設置されて基地局
    制御基板を監視・制御するための操作制御パネル装置で
    あって、 無線基地局に設置されている複数の基地局制御基板の各
    々が現用中か待機中か不動作中かを表示する手段と、複
    数の基地局制御基板の一つを選択・制御する手段と、該
    手段により選択・制御された基地局制御基板の番号を表
    示する手段を備えたことを特徴とする操作制御パネル装
    置。
  2. 【請求項2】 中央制御装置、基地局制御基板を複数も
    つ無線基地局、および列車に搭載された列車局とからな
    る列車無線装置の、無線基地局対応に設置されて基地局
    制御基板を監視・制御するための操作制御パネル装置に
    おける制御方法であって、 操作制御パネル装置に、無線基地局にある動作可能な基
    地局制御基板の台数を記憶する動作可能台数フラグと、
    操作制御パネル装置で選択・制御している基地局制御基
    板の番号を記憶する操作基地局制御基板番号フラグと、
    複数の基地局制御基板ごとに設置され各基地局制御基板
    が現用中か待機中か不動作中かを記憶する運用状態フラ
    グと、基地局制御基板ごとに現用中を表示する運用状態
    スイッチランプと、操作制御パネル装置で選択・制御し
    たことを表示する操作状態スイッチランプと、不動作中
    を表示するアラームランプを設け、 基地局制御基板は、現用になった時点で現用へのモード
    変更コマンドを操作制御パネル装置へ送出し、待機にな
    った時点で待機へのモード変更コマンドを操作制御パネ
    ル装置へ送出し、現用または待機中は、一定時間ごとに
    定期コマンドを操作制御パネル装置へ送出し、 操作制御パネル装置では、 基地局制御基板から現用へのモード変更コマンドを受信
    すると、当該基地局制御基板を選択・制御し、基地局制
    御基板の番号を操作基地局制御基板番号フラグに記憶
    し、当該基地局制御基板の操作状態スイッチランプを点
    灯し、当該基地局制御基板の運用状態フラグを現用に設
    定し、運用状態スイッチランプを点灯し、当該基地局制
    御基板以外の基地局制御基板の操作状態スイッチランプ
    と運用状態スイッチランプを消灯し、いままで現用中で
    あった基地局制御基板があればその基地局制御基板の運
    用状態フラグを待機に設定し、 基地局制御基板から待機へのモード変更コマンドを受信
    すると、当該基地局制御基板の運用状態フラグを待機に
    設定し、 運用状態フラグが現用または待機となっている基地局制
    御基板から一定時間内に定期コマンドが受信されない場
    合には、その基地局制御基板の運用状態フラグを不動作
    に設定し、当該基地局制御基板のアラームランプを点灯
    し、動作可能な基地局制御基板の台数を記憶する動作可
    能台数フラグの値を1減算し、動作可能台数フラグの値
    がゼロの場合には、アラームを鳴動させることを特徴と
    する操作制御パネル装置の制御方法。
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