JPH11232912A - Ｌｅｄ照明構造 - Google Patents
Ｌｅｄ照明構造Info
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- JPH11232912A JPH11232912A JP10032620A JP3262098A JPH11232912A JP H11232912 A JPH11232912 A JP H11232912A JP 10032620 A JP10032620 A JP 10032620A JP 3262098 A JP3262098 A JP 3262098A JP H11232912 A JPH11232912 A JP H11232912A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、情報処理装置のイメージスキャナ
やＯＣＲなどの被写体表面に光を照射して、被写体表面
からの反射光を受光してイメージや文字情報を電気信号
に変換して読み取る装置での被写体への照明手段である
ＬＥＤ照明構造に関わり、小型で消費電力が少なくそし
て光量むらを少なくできるＬＥＤ照明構造を提供する。 【解決手段】 本発明は、ＬＥＤをアレイ状に配置した
上部に光を収束および／または拡散する光誘導体を構成
した。
やＯＣＲなどの被写体表面に光を照射して、被写体表面
からの反射光を受光してイメージや文字情報を電気信号
に変換して読み取る装置での被写体への照明手段である
ＬＥＤ照明構造に関わり、小型で消費電力が少なくそし
て光量むらを少なくできるＬＥＤ照明構造を提供する。 【解決手段】 本発明は、ＬＥＤをアレイ状に配置した
上部に光を収束および／または拡散する光誘導体を構成
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置のイ
メージスキャナやＯＣＲなどの被写体表面に光を照射し
て、被写体表面からの反射光を受光してイメージや文字
情報を電気信号に変換して読み取る装置における被写体
への照明手段であるＬＥＤ照明構造に関わり、小型で消
費電力が少なくそして光量むらを少なくできるＬＥＤ照
明構造の実現に関する。
メージスキャナやＯＣＲなどの被写体表面に光を照射し
て、被写体表面からの反射光を受光してイメージや文字
情報を電気信号に変換して読み取る装置における被写体
への照明手段であるＬＥＤ照明構造に関わり、小型で消
費電力が少なくそして光量むらを少なくできるＬＥＤ照
明構造の実現に関する。
【０００２】
【従来の技術】図９（ａ）の側面図と（ｂ）の正面図と
に示す従来例のＬＥＤ照明構造は、、省スペースと省エ
ネルギー効果の大きいＬＥＤを用いて、情報処理装置の
イメージスキャナやＯＣＲなどの被写体表面に光を照射
してイメージや文字情報を電気信号に変換して読み取る
装置における被写体への照明構造を理想的な光源である
熱陰極放電ランプなどの面光源に近づけるために、プリ
ント配線板５３にチップ状のＬＥＤ５１をアレイ状に配
置した上部の所定位置に、ＬＥＤ５１より発する光を収
束する効果を持つ、例えば円柱状の凸レンズ５２でなる
光収束体を構成し、被写体５４に点光源の光を収束して
ＬＥＤ５１より発する光量の不足を補ってきた。しかし
ＬＥＤ５１より発する被写体５４に収束する点光源の光
は円柱状の凸レンズ５２の焦点位置になる収束光部５５
が最も光量の高い部分となり焦点位置より外れた拡散光
部５６とは光量の格差が大きく、図９（ｃ）の被写体５
４表面に照射される光の所定光量を超えるものの分布状
態図に示すように、光量分布状態は蛇腹状で、理想的形
態の偏平な楕円形や長方形の光分布に程遠い光量むらの
多いものであった。
に示す従来例のＬＥＤ照明構造は、、省スペースと省エ
ネルギー効果の大きいＬＥＤを用いて、情報処理装置の
イメージスキャナやＯＣＲなどの被写体表面に光を照射
してイメージや文字情報を電気信号に変換して読み取る
装置における被写体への照明構造を理想的な光源である
熱陰極放電ランプなどの面光源に近づけるために、プリ
ント配線板５３にチップ状のＬＥＤ５１をアレイ状に配
置した上部の所定位置に、ＬＥＤ５１より発する光を収
束する効果を持つ、例えば円柱状の凸レンズ５２でなる
光収束体を構成し、被写体５４に点光源の光を収束して
ＬＥＤ５１より発する光量の不足を補ってきた。しかし
ＬＥＤ５１より発する被写体５４に収束する点光源の光
は円柱状の凸レンズ５２の焦点位置になる収束光部５５
が最も光量の高い部分となり焦点位置より外れた拡散光
部５６とは光量の格差が大きく、図９（ｃ）の被写体５
４表面に照射される光の所定光量を超えるものの分布状
態図に示すように、光量分布状態は蛇腹状で、理想的形
態の偏平な楕円形や長方形の光分布に程遠い光量むらの
多いものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の従来
のＬＥＤ照明構造の次の問題点の解決を課題とする。理
想的な光源である熱陰極放電ランプなどの面光源に近づ
けるために、ＬＥＤを用いて、情報処理装置のイメージ
スキャナやＯＣＲなどの被写体表面に光を照射してイメ
ージや文字情報を電気信号に変換して読み取る装置にお
ける被写体への照明構造を、プリント配線板にＬＥＤを
アレイ状に配置した上部の所定位置に、ＬＥＤより発す
る光を収束する円柱状の凸レンズなどでなる光収束体を
構成し、被写体に点光源の光を収束してＬＥＤより発す
る光量の不足を補っている。しかしＬＥＤより発する被
写体に収束する点光源の光は円柱状の凸レンズの焦点位
置になる収束光部が最も光量の高い部分となり焦点位置
より外れた拡散光部とは光量の格差が大きく、光量分布
状態は蛇腹状で、理想的形態の偏平な楕円形や長方形の
光分布に程遠い光量むらの多いものであり、イメージや
文字情報の読取品質の低下を招くことが発生した。
のＬＥＤ照明構造の次の問題点の解決を課題とする。理
想的な光源である熱陰極放電ランプなどの面光源に近づ
けるために、ＬＥＤを用いて、情報処理装置のイメージ
スキャナやＯＣＲなどの被写体表面に光を照射してイメ
ージや文字情報を電気信号に変換して読み取る装置にお
ける被写体への照明構造を、プリント配線板にＬＥＤを
アレイ状に配置した上部の所定位置に、ＬＥＤより発す
る光を収束する円柱状の凸レンズなどでなる光収束体を
構成し、被写体に点光源の光を収束してＬＥＤより発す
る光量の不足を補っている。しかしＬＥＤより発する被
写体に収束する点光源の光は円柱状の凸レンズの焦点位
置になる収束光部が最も光量の高い部分となり焦点位置
より外れた拡散光部とは光量の格差が大きく、光量分布
状態は蛇腹状で、理想的形態の偏平な楕円形や長方形の
光分布に程遠い光量むらの多いものであり、イメージや
文字情報の読取品質の低下を招くことが発生した。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
するために、ＬＥＤをアレイ状に配置した上部に光を収
束および／または拡散する光誘導体を構成した。この手
段によって、ＬＥＤ光源の光を収束および／または拡散
することで、ＬＥＤの省スペースと省エネルギー効果を
活かした光源とできるため、小型で、消費電力の少ない
そして光量むらの少ない、さらに、色補正も可能な照明
構造にすることができるＬＥＤ照明構造を提供する。
するために、ＬＥＤをアレイ状に配置した上部に光を収
束および／または拡散する光誘導体を構成した。この手
段によって、ＬＥＤ光源の光を収束および／または拡散
することで、ＬＥＤの省スペースと省エネルギー効果を
活かした光源とできるため、小型で、消費電力の少ない
そして光量むらの少ない、さらに、色補正も可能な照明
構造にすることができるＬＥＤ照明構造を提供する。
【０００５】
【発明の実施の形態】まず、図１に示すように、ＬＥＤ
１をアレイ状に配置した上部に光を収束および／または
拡散する効果を持つ光誘導体２を構成した。この手段に
よって、ＬＥＤの省スペースと省エネルギー効果を活か
した光源とできるため、小型で、消費電力の少ない照明
構造にすることができる作用を得る。
１をアレイ状に配置した上部に光を収束および／または
拡散する効果を持つ光誘導体２を構成した。この手段に
よって、ＬＥＤの省スペースと省エネルギー効果を活か
した光源とできるため、小型で、消費電力の少ない照明
構造にすることができる作用を得る。
【０００６】次に、図２に示すように、前記光誘導体２
を、波形または歯形状とした。この手段によって、ＬＥ
Ｄ光源の光を収束するともに、波形または歯形状部分で
ＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外では拡散させるため、光
量むらの少ない照明構造にすることができる作用を得
る。
を、波形または歯形状とした。この手段によって、ＬＥ
Ｄ光源の光を収束するともに、波形または歯形状部分で
ＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外では拡散させるため、光
量むらの少ない照明構造にすることができる作用を得
る。
【０００７】また、図３に示すように、前記光誘導体２
を、ハーフミラーの波形または歯形状とした。この手段
によって、波形または歯形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛
直方向以外では拡散させると共に被写体からの反射光を
再び被写体に反射させて拡散効果を増すことができるた
め、より光量むらの少ない照明構造にすることができる
作用を得る。
を、ハーフミラーの波形または歯形状とした。この手段
によって、波形または歯形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛
直方向以外では拡散させると共に被写体からの反射光を
再び被写体に反射させて拡散効果を増すことができるた
め、より光量むらの少ない照明構造にすることができる
作用を得る。
【０００８】さらに、図４に示すように、前記光誘導体
２を、光の収束部と拡散部とを持つ形状とした。この手
段によって、光誘導体を、光の収束部と拡散部とを一体
化できるため、シンプルな構成と少ない部品でなる小型
で、消費電力の少ない照明構造にすることができる作用
を得る。
２を、光の収束部と拡散部とを持つ形状とした。この手
段によって、光誘導体を、光の収束部と拡散部とを一体
化できるため、シンプルな構成と少ない部品でなる小型
で、消費電力の少ない照明構造にすることができる作用
を得る。
【０００９】次に、図５に示すように、前記光誘導体２
を、ＬＥＤ１側または被写体５側にレンズ３で光の拡散
部を持つシリンドリカルレンズ４とした。この手段によ
って、光誘導体を光の収束部と拡散部とを一体化できる
ため、シンプルな構成と少ない部品でなる小型で、消費
電力の少ない照明構造にすることができる作用を得る。
を、ＬＥＤ１側または被写体５側にレンズ３で光の拡散
部を持つシリンドリカルレンズ４とした。この手段によ
って、光誘導体を光の収束部と拡散部とを一体化できる
ため、シンプルな構成と少ない部品でなる小型で、消費
電力の少ない照明構造にすることができる作用を得る。
【００１０】また、図６に示すように、前記光誘導体２
を、ＬＥＤ１側または被写体５側に表面を粗した光の拡
散部を持つシリンドリカルレンズ４とした。この手段に
よって、光誘導体を光の収束部と拡散部とを加工を容易
に一体化できるため、シンプルな構成と加工そして少な
い部品でなる小型で、消費電力の少ない照明構造にする
ことができる作用を得る。
を、ＬＥＤ１側または被写体５側に表面を粗した光の拡
散部を持つシリンドリカルレンズ４とした。この手段に
よって、光誘導体を光の収束部と拡散部とを加工を容易
に一体化できるため、シンプルな構成と加工そして少な
い部品でなる小型で、消費電力の少ない照明構造にする
ことができる作用を得る。
【００１１】さらに、図７に示すように、前記光誘導体
２を、ＬＥＤ１側または被写体５側に乳白色のフィルタ
部６を持つシリンドリカルレンズ４とした。この手段に
よって、乳白色のフィルタ部を光の拡散部としてＬＥＤ
側または被写体側の色補正もできるようになるため、制
御部の電気回路で色補正する場合に比較してスループッ
トを高めることができる作用を得る。
２を、ＬＥＤ１側または被写体５側に乳白色のフィルタ
部６を持つシリンドリカルレンズ４とした。この手段に
よって、乳白色のフィルタ部を光の拡散部としてＬＥＤ
側または被写体側の色補正もできるようになるため、制
御部の電気回路で色補正する場合に比較してスループッ
トを高めることができる作用を得る。
【００１２】次に、図８に示すように、前記フィルタ部
６を、ＬＥＤ１側または被写体５側の色補正のために交
換可能とした。この手段によって、ＬＥＤ側または被写
体側の色補正の切り替えが容易にできるようになるた
め、複数種の色補正を行う場合にフィルタ部の交換で容
易に対応することができる作用を得る。
６を、ＬＥＤ１側または被写体５側の色補正のために交
換可能とした。この手段によって、ＬＥＤ側または被写
体側の色補正の切り替えが容易にできるようになるた
め、複数種の色補正を行う場合にフィルタ部の交換で容
易に対応することができる作用を得る。
【００１３】
【実施例】以下、図１ないし図８の本発明に関わる実施
例の図面を参照して説明する。
例の図面を参照して説明する。
【００１４】図１ないし図８の本発明に関わる実施例の
図面に用いた符号について一括して以下に説明する。１
は情報処理装置のイメージスキャナやＯＣＲなどにおけ
る被写体への照明の光源となるＬＥＤである。２は情報
処理装置のイメージスキャナやＯＣＲなどにおける被写
体照明光源であるＬＥＤ１の光が通過して光の収束や拡
散を行う光誘導体である。３は光誘導体２で光を屈折さ
せるレンズである。４は光誘導体２で光を屈折させるレ
ンズで円柱形状のシリンドリカルレンズである。５は情
報処理装置のイメージスキャナやＯＣＲなどにおけるイ
メージや文字情報を形成した、読み取り対象となる被写
体である。６はＬＥＤ側または被写体側の色補正を行う
フィルタ部である。１０はＬＥＤ１をアレイ状に配置す
るプリント配線板である。１１は光誘導体２で光を収束
屈折させる凸レンズである。１２は光誘導体２で光を拡
散屈折させる凹レンズである。１３はフィルタ部６をシ
リンドリカルレンズ４に着脱可能にするラッチ機構であ
る。
図面に用いた符号について一括して以下に説明する。１
は情報処理装置のイメージスキャナやＯＣＲなどにおけ
る被写体への照明の光源となるＬＥＤである。２は情報
処理装置のイメージスキャナやＯＣＲなどにおける被写
体照明光源であるＬＥＤ１の光が通過して光の収束や拡
散を行う光誘導体である。３は光誘導体２で光を屈折さ
せるレンズである。４は光誘導体２で光を屈折させるレ
ンズで円柱形状のシリンドリカルレンズである。５は情
報処理装置のイメージスキャナやＯＣＲなどにおけるイ
メージや文字情報を形成した、読み取り対象となる被写
体である。６はＬＥＤ側または被写体側の色補正を行う
フィルタ部である。１０はＬＥＤ１をアレイ状に配置す
るプリント配線板である。１１は光誘導体２で光を収束
屈折させる凸レンズである。１２は光誘導体２で光を拡
散屈折させる凹レンズである。１３はフィルタ部６をシ
リンドリカルレンズ４に着脱可能にするラッチ機構であ
る。
【００１５】図１は、本発明の原理図であり、（ａ）は
側面図、（ｂ）は正面図である。同図において、例えば
プリント配線板１０にチップ状のＬＥＤ１をアレイ状に
配置した上部の所定位置に、ＬＥＤ１より発する光を収
束および／または拡散する効果を持つ、例えば楕円柱状
の凸レンズ１１と角柱状の凹レンズ１２とでなる光誘導
体２を構成した。このことによって、短焦点の凸レンズ
で収束した点光源の光を、凹レンズで拡散することで面
光源に近づけ短い光路長であっても光量むらを少なくで
き、ＬＥＤの省スペースと省エネルギー効果とを活かし
た光源にできるため、小型で、消費電力の少ない照明構
造にすることができる。
側面図、（ｂ）は正面図である。同図において、例えば
プリント配線板１０にチップ状のＬＥＤ１をアレイ状に
配置した上部の所定位置に、ＬＥＤ１より発する光を収
束および／または拡散する効果を持つ、例えば楕円柱状
の凸レンズ１１と角柱状の凹レンズ１２とでなる光誘導
体２を構成した。このことによって、短焦点の凸レンズ
で収束した点光源の光を、凹レンズで拡散することで面
光源に近づけ短い光路長であっても光量むらを少なくで
き、ＬＥＤの省スペースと省エネルギー効果とを活かし
た光源にできるため、小型で、消費電力の少ない照明構
造にすることができる。
【００１６】図２は、本発明の実施例図であり、（ａ）
は側面図、（ｂ）は正面図である。同図において、ＬＥ
Ｄ１より発する光を収束および／または拡散する効果を
持つ前記光誘導体２を、例えば角柱状の凹レンズ１２の
上部を長手方向に歯形状にした。なお、歯形に限定する
のではなく、長手方向に波形にすることも好ましい。こ
のことによって、ＬＥＤ光源の光を収束するともに、歯
形または波形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外で
は長手方向に拡散させるため、光量むらの少ない照明構
造にすることができる。
は側面図、（ｂ）は正面図である。同図において、ＬＥ
Ｄ１より発する光を収束および／または拡散する効果を
持つ前記光誘導体２を、例えば角柱状の凹レンズ１２の
上部を長手方向に歯形状にした。なお、歯形に限定する
のではなく、長手方向に波形にすることも好ましい。こ
のことによって、ＬＥＤ光源の光を収束するともに、歯
形または波形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外で
は長手方向に拡散させるため、光量むらの少ない照明構
造にすることができる。
【００１７】図３は、本発明の他の実施例図であり、
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、ＬＥＤ１より発する光を収束および／または拡散す
る効果を持つ前記光誘導体２を、例えば角柱状の凹レン
ズ１２の上部を長手方向に歯形状にし、当該歯形の表面
をハーフミラーとした。なお、歯形に限定するのではな
く、長手方向に波形にすることも好ましい。このことに
よって、歯形または波形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛直
方向以外では長手方向に拡散させると共に被写体からの
反射光を再び被写体に反射させて拡散効果を増すことが
できるため、より光量むらの少ない照明構造にすること
ができる。
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、ＬＥＤ１より発する光を収束および／または拡散す
る効果を持つ前記光誘導体２を、例えば角柱状の凹レン
ズ１２の上部を長手方向に歯形状にし、当該歯形の表面
をハーフミラーとした。なお、歯形に限定するのではな
く、長手方向に波形にすることも好ましい。このことに
よって、歯形または波形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛直
方向以外では長手方向に拡散させると共に被写体からの
反射光を再び被写体に反射させて拡散効果を増すことが
できるため、より光量むらの少ない照明構造にすること
ができる。
【００１８】図４は、本発明の他の実施例図であり、
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が楕円形の上部を凹
面に欠いた形態の凹レンズ１２を備える楕円柱状の凸レ
ンズ１１とし、ＬＥＤ１より発する光の収束部と拡散部
とを持つ形状とした。このことによって、光誘導体を、
楕円柱状の凸レンズを光の収束部にし、凹面に欠いた形
態の部分を拡散部にして一体化できるため、シンプルな
構成と少ない部品でなる小型で、消費電力の少ない照明
構造にすることができる。なお、凹面に欠いた部分の形
態はフレネルレンズのように階段状であっても良い。
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が楕円形の上部を凹
面に欠いた形態の凹レンズ１２を備える楕円柱状の凸レ
ンズ１１とし、ＬＥＤ１より発する光の収束部と拡散部
とを持つ形状とした。このことによって、光誘導体を、
楕円柱状の凸レンズを光の収束部にし、凹面に欠いた形
態の部分を拡散部にして一体化できるため、シンプルな
構成と少ない部品でなる小型で、消費電力の少ない照明
構造にすることができる。なお、凹面に欠いた部分の形
態はフレネルレンズのように階段状であっても良い。
【００１９】図５は、本発明の他の実施例図であり、
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が円形の上部の約半
分を凹面に欠いた形態の円柱状の凸レンズ１１を被写体
５側に前記凹面に欠いた部分の凹レンズ１２部を位置さ
せてレンズ３で光の拡散部を持つシリンドリカルレンズ
４とした。なお、ＬＥＤ１側に前記凹面に欠いた部分の
凹レンズ１２部を位置させることも好ましい。このこと
によって、光誘導体を、シリンドリカルレンズを光の収
束部に、凹面に欠いた部分の凹レンズ部を拡散部にして
一体化できるため、シンプルな構成と少ない部品でなる
小型で、消費電力の少ない照明構造にすることができ
る。なお、凹面に欠いた部分の形態はＶ形の溝状であっ
ても良い。
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が円形の上部の約半
分を凹面に欠いた形態の円柱状の凸レンズ１１を被写体
５側に前記凹面に欠いた部分の凹レンズ１２部を位置さ
せてレンズ３で光の拡散部を持つシリンドリカルレンズ
４とした。なお、ＬＥＤ１側に前記凹面に欠いた部分の
凹レンズ１２部を位置させることも好ましい。このこと
によって、光誘導体を、シリンドリカルレンズを光の収
束部に、凹面に欠いた部分の凹レンズ部を拡散部にして
一体化できるため、シンプルな構成と少ない部品でなる
小型で、消費電力の少ない照明構造にすることができ
る。なお、凹面に欠いた部分の形態はＶ形の溝状であっ
ても良い。
【００２０】図６は、本発明の他の実施例図であり、
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が円形で上部の約半
分を平面に欠いた形態でしかも当該面をサンドブラスト
加工などで表面を粗した形態にして、当該円柱状凸レン
ズ１１を被写体５側に前記表面を粗した部分を位置させ
た、断面が円形の半分を平面に欠いた形態の円柱状凸レ
ンズ１１で光の拡散部を持つシリンドリカルレンズ４と
した。なお、ＬＥＤ１側に前記表面を粗した部分を位置
させることも好ましい。このことによって、光誘導体
を、シリンドリカルレンズで光の収束部で光量を増すこ
と、あるいは表面を粗した部分を拡散部にし面光源に近
づけ、加工が容易であり一体化できるため、シンプルな
構成と加工そして少ない部品でなる小型で、消費電力の
少ない照明構造にすることができる。
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が円形で上部の約半
分を平面に欠いた形態でしかも当該面をサンドブラスト
加工などで表面を粗した形態にして、当該円柱状凸レン
ズ１１を被写体５側に前記表面を粗した部分を位置させ
た、断面が円形の半分を平面に欠いた形態の円柱状凸レ
ンズ１１で光の拡散部を持つシリンドリカルレンズ４と
した。なお、ＬＥＤ１側に前記表面を粗した部分を位置
させることも好ましい。このことによって、光誘導体
を、シリンドリカルレンズで光の収束部で光量を増すこ
と、あるいは表面を粗した部分を拡散部にし面光源に近
づけ、加工が容易であり一体化できるため、シンプルな
構成と加工そして少ない部品でなる小型で、消費電力の
少ない照明構造にすることができる。
【００２１】図７は、本発明の他の実施例図であり、
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が円形で上部の約半
分を平面に欠いた形態で乳白色のフィルタ部６を被写体
５側に位置させた乳白色のフィルタ部６を持つシリンド
リカルレンズ４とした。なお、ＬＥＤ１側に前記乳白色
のフィルタ部６を位置させることも好ましい。このこと
によって、乳白色のフィルタ部を光の拡散部として面光
源に近づけると共に被写体側またはＬＥＤ側の色補正が
できるようになるため、制御部の電気回路で色補正する
場合に比較してスループットを高めることができる。な
お、フィルタ部は凹レンズ機能を持っていても良い。
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、前記光誘導体２を、例えば断面が円形で上部の約半
分を平面に欠いた形態で乳白色のフィルタ部６を被写体
５側に位置させた乳白色のフィルタ部６を持つシリンド
リカルレンズ４とした。なお、ＬＥＤ１側に前記乳白色
のフィルタ部６を位置させることも好ましい。このこと
によって、乳白色のフィルタ部を光の拡散部として面光
源に近づけると共に被写体側またはＬＥＤ側の色補正が
できるようになるため、制御部の電気回路で色補正する
場合に比較してスループットを高めることができる。な
お、フィルタ部は凹レンズ機能を持っていても良い。
【００２２】図8は、本発明の他の実施例図であり、
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、図７に示すフィルタ部６を、例えば両端にシリンド
リカルレンズ４との着脱をできるラッチ機構１３を設
け、被写体５側の色補正のために交換可能とした。な
お、ＬＥＤ１側に前記のフィルタ部６を位置させてＬＥ
Ｄ１側の色補正をすることも好ましい。このことによっ
て、被写体側またはＬＥＤ側の色補正の切り替えが容易
にできるようになる。このように複数種の色補正にフィ
ルタ部の交換で容易に対応することができる。
（ａ）は側面図、（ｂ）は正面図である。同図におい
て、図７に示すフィルタ部６を、例えば両端にシリンド
リカルレンズ４との着脱をできるラッチ機構１３を設
け、被写体５側の色補正のために交換可能とした。な
お、ＬＥＤ１側に前記のフィルタ部６を位置させてＬＥ
Ｄ１側の色補正をすることも好ましい。このことによっ
て、被写体側またはＬＥＤ側の色補正の切り替えが容易
にできるようになる。このように複数種の色補正にフィ
ルタ部の交換で容易に対応することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明した本発明は、次の効果が期待
できる。
できる。
【００２４】まず、ＬＥＤをアレイ状に配置した上部に
光を収束および／または拡散する効果を持つ光誘導体を
構成した。このことで、ＬＥＤの省スペースと省エネル
ギー効果を活かした光源とできるため、小型で、消費電
力の少ない照明構造にすることができる。
光を収束および／または拡散する効果を持つ光誘導体を
構成した。このことで、ＬＥＤの省スペースと省エネル
ギー効果を活かした光源とできるため、小型で、消費電
力の少ない照明構造にすることができる。
【００２５】次に、前記光誘導体を波形または歯形状と
した。このことで、ＬＥＤ光源の光を収束するともに、
波形または歯形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外
では拡散させるため、前記の効果に加え、光量むらの少
ない照明構造にすることができる。この結果、イメージ
や文字情報の読取品質の改善をはかることができる。
した。このことで、ＬＥＤ光源の光を収束するともに、
波形または歯形状部分でＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外
では拡散させるため、前記の効果に加え、光量むらの少
ない照明構造にすることができる。この結果、イメージ
や文字情報の読取品質の改善をはかることができる。
【００２６】また、前記光誘導体をハーフミラーの波形
または歯形状とした。このことで、波形または歯形状部
分でＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外では拡散させると共
に被写体からの反射光を再び被写体に反射させて拡散効
果を増すことができるため、前記の効果に加え、より光
量むらの少ない照明構造にすることができる。
または歯形状とした。このことで、波形または歯形状部
分でＬＥＤ光源の光を鉛直方向以外では拡散させると共
に被写体からの反射光を再び被写体に反射させて拡散効
果を増すことができるため、前記の効果に加え、より光
量むらの少ない照明構造にすることができる。
【００２７】さらに、前記光誘導体を光の収束部と拡散
部とを持つ形状とした。このことで、光誘導体を、光の
収束部と拡散部とを一体化できるため、前記の効果に加
え、シンプルな構成と少ない部品でなる小型の照明構造
にすることができる。
部とを持つ形状とした。このことで、光誘導体を、光の
収束部と拡散部とを一体化できるため、前記の効果に加
え、シンプルな構成と少ない部品でなる小型の照明構造
にすることができる。
【００２８】次に、前記光誘導体をＬＥＤ側または被写
体側にレンズで光の拡散部を持つシリンドリカルレンズ
とした。このことで、光誘導体を、光の収束部と拡散部
とを一体化できるため、前記の効果に加え、シンプルな
構成と少ない部品でなる小型の照明構造にすることがで
きる。
体側にレンズで光の拡散部を持つシリンドリカルレンズ
とした。このことで、光誘導体を、光の収束部と拡散部
とを一体化できるため、前記の効果に加え、シンプルな
構成と少ない部品でなる小型の照明構造にすることがで
きる。
【００２９】また、前記光誘導体をＬＥＤ側または被写
体側に表面を粗した光の拡散部を持つシリンドリカルレ
ンズとした。このことで、光誘導体を光の収束部と拡散
部とを加工を容易に一体化できるため、前記の効果に加
え、シンプルな構成と加工そして少ない部品でなる小型
の照明構造にすることができる。
体側に表面を粗した光の拡散部を持つシリンドリカルレ
ンズとした。このことで、光誘導体を光の収束部と拡散
部とを加工を容易に一体化できるため、前記の効果に加
え、シンプルな構成と加工そして少ない部品でなる小型
の照明構造にすることができる。
【００３０】さらに、前記光誘導体をＬＥＤ側または被
写体側に乳白色のフィルタ部を持つシリンドリカルレン
ズとした。このことで、乳白色のフィルタ部を光の拡散
部としてＬＥＤ側または被写体側の色補正もできるよう
になるため、前記の効果に加え、制御部の電気回路で色
補正するよりもスループットを高めることができる。
写体側に乳白色のフィルタ部を持つシリンドリカルレン
ズとした。このことで、乳白色のフィルタ部を光の拡散
部としてＬＥＤ側または被写体側の色補正もできるよう
になるため、前記の効果に加え、制御部の電気回路で色
補正するよりもスループットを高めることができる。
【００３１】次に、前記フィルタ部をＬＥＤ側または被
写体側の色補正のために交換可能とした。このことで、
ＬＥＤ側または被写体側の色補正の切り替えが容易にで
きるようになるため、前記の効果に加え、複数種の色補
正を行う場合にフィルタ部の交換で容易に対応すること
ができる。
写体側の色補正のために交換可能とした。このことで、
ＬＥＤ側または被写体側の色補正の切り替えが容易にで
きるようになるため、前記の効果に加え、複数種の色補
正を行う場合にフィルタ部の交換で容易に対応すること
ができる。
【図１】本発明の原理図である。
【図２】本発明の実施例図である。
【図３】本発明の他の実施例図である。
【図４】本発明の他の実施例図である。
【図５】本発明の他の実施例図である。
【図６】本発明の他の実施例図である。
【図７】本発明の他の実施例図である。
【図８】本発明の他の実施例図である。
【図９】従来例の実施例図である。
１ ＬＥＤ ２ 光誘導体 ３ レンズ ４ シリンドリカルレンズ ５ 被写体 ６ フィルタ部
Claims (8)
- 【請求項１】ＬＥＤ（１）をアレイ状に配置した上部に
光を収束および／または拡散する光誘導体（２）を構成
した、ことを特徴とするＬＥＤ照明構造。 - 【請求項２】前記光誘導体（２）を、波形または歯形状
とした、ことを特徴とする請求項１記載のＬＥＤ照明構
造。 - 【請求項３】前記光誘導体（２）を、ハーフミラーの波
形または歯形状とした、ことを特徴とする請求項２記載
のＬＥＤ照明構造。 - 【請求項４】前記光誘導体（２）を、光の収束部と拡散
部とを持つ形状とした、ことを特徴とする請求項１記載
のＬＥＤ照明構造。 - 【請求項５】前記光誘導体（２）を、ＬＥＤ（１）側ま
たは被写体（５）側にレンズ（３）で光の拡散部を持つ
シリンドリカルレンズ（４）とした、ことを特徴とする
請求項４記載のＬＥＤ照明構造。 - 【請求項６】前記光誘導体（２）を、ＬＥＤ（１）側ま
たは被写体（５）側に表面を粗した光の拡散部を持つシ
リンドリカルレンズ（４）とした、ことを特徴とする請
求項４記載のＬＥＤ照明構造。 - 【請求項７】前記光誘導体（２）を、ＬＥＤ（１）側ま
たは被写体（５）側に乳白色のフィルタ部（６）を持つ
シリンドリカルレンズ（４）とした、ことを特徴とする
請求項４記載のＬＥＤ照明構造。 - 【請求項８】前記フィルタ部（６）を、ＬＥＤ（１）側
または被写体（５）側の色補正のために交換可能とし
た、ことを特徴とする請求項７記載のＬＥＤ照明構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032620A JPH11232912A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | Ｌｅｄ照明構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10032620A JPH11232912A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | Ｌｅｄ照明構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11232912A true JPH11232912A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12363905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10032620A Pending JPH11232912A (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | Ｌｅｄ照明構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11232912A (ja) |
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-02-16 JP JP10032620A patent/JPH11232912A/ja active Pending
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