JPH11231987A - 携帯型電子機器 - Google Patents

携帯型電子機器

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Publication number
JPH11231987A
JPH11231987A JP3564298A JP3564298A JPH11231987A JP H11231987 A JPH11231987 A JP H11231987A JP 3564298 A JP3564298 A JP 3564298A JP 3564298 A JP3564298 A JP 3564298A JP H11231987 A JPH11231987 A JP H11231987A
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JP
Japan
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display
unit
display direction
grip position
user
Prior art date
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Pending
Application number
JP3564298A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Totani
智之 戸谷
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH11231987A publication Critical patent/JPH11231987A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部を備えた携帯型電子機器において、表
示部における表示方向の切り替えを使用者における繁雑
な操作を要することなく行えるようにする。 【解決手段】 センサ5からの信号が所定時間以上続け
て検出されたとき、把持特徴検出部6がその位置が使用
者による把持位置であると判断すると共に、表示方向判
定部8がその判断結果に基づいて表示方向を判定し、そ
の後、表示データ決定部9が表示方向判定部7によって
判定された表示方向に基づいて表示データ生成部4によ
って生成された表示データに所定の処理を施すと共に、
その表示データに基づいて表示駆動部10が表示部11
を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示部を備えた携
帯型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、小型液晶テレビや携帯情報端
末などのように表示部を備えた携帯型電子機器では、表
示部に表示されるデータの状態や使用場面に応じ、表示
部における表示方向を縦長にしたり横長にしたりと、使
用者において自由に切り替えて使用することができるよ
うにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、表示部に表示されるデータの状態や使用場面に
応じて表示部における表示方向を切り替えるために、表
示方向切替操作を行わねばならず、使用者において繁雑
な操作を要するといった問題点があり、特に、携帯情報
端末のように、複数のアプリケーションソフトウェアを
頻繁に切り替えて使用するような場面では、操作が非常
に複雑なものとなり、実際のアプリケーション操作に集
中できなくなって誤操作を招くといった問題点があっ
た。
【0004】本発明は、使用者における繁雑な操作を要
することなく、表示部における表示方向の切り替えを行
うことができる携帯型電子機器を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、表示部を備えた携帯型電子
機器において、使用者による機器本体の把持位置を検出
する検出手段と、該検出手段による検出結果に基づいて
上記表示部における表示方向を切り替える制御手段とを
設けたものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、上記表示部における表示方向と基準把
持位置とを対応させて記憶する記憶手段を設ける一方、
上記制御手段が、上記検出手段によって検出された把持
位置と上記記憶手段に記憶された基準把持位置とを比較
し、その比較結果に基づいて上記表示部における表示方
向を切り替えるものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に加え、上記基準把持位置の設定を指示する指
示手段を設ける一方、上記記憶手段が、上記指示手段に
よって基準把持位置の設定が行われたときの上記表示部
における表示方向に対応する基準把持位置として、上記
検出手段によって検出された把持位置を記憶するもので
ある。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の発明の構成に加え、上記検出手段によって検
出された把持位置と、その把持位置が検出されたときの
上記表示部における表示方向とに基づいて基準保持位置
を修正する修正手段を設ける一方、上記記憶手段が、上
記修正手段による修正結果に基づいて基準保持位置を更
新記憶するものである。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成に加え、上記検出手段によって検出された把持
位置と、その把持位置が検出されたときの上記表示部に
おける表示方向とを履歴情報として記憶する履歴記憶手
段を設ける一方、上記制御手段が、上記検出手段によっ
て検出された把持位置と、上記履歴記憶手段に記憶され
た履歴情報とを比較して一致若しくは近似する事例を検
索し、その検索された事例に基づいて表示部における表
示方向を切り替えるものである。
【0010】従って、請求項1記載の発明によれば、検
出手段によって使用者による機器本体の把持位置が検出
されたとき、制御手段がその検出結果に基づいて表示部
における表示方向を切り替えることにより、使用者にお
ける繁雑な操作を要することなく、表示部における表示
方向の切り替えを行うことができる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、検出手段に
よって使用者による機器本体の把持位置が検出されたと
き、制御手段がその検出された把持位置と記憶手段に記
憶された基準把持位置とを比較し、その比較の結果、検
出された把持位置と一致若しくは近似した基準把持位置
に対応する表示方向となるように表示部における表示方
向を切り替えることにより、使用者における繁雑な操作
を要することなく、表示部における表示方向の切り替え
を行うことができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、指示手段に
よって基準把持位置の設定が行われたとき、記憶手段が
そのときの表示部における表示方向に対応する基準把持
位置として、検出手段によって検出されている把持位置
を記憶することにより、使用者による機器本体の持ち方
と表示部における表示方向との対応関係を、使用者にお
いて設定することができる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、検出手段に
よって検出された把持位置とその把持位置が検出された
ときの表示部における表示方向とに基づいて修正手段が
基準保持位置の修正を行ったとき、記憶手段が基準保持
位置の更新記憶を行うことにより、使用者による機器本
体の持ち方と表示部における表示方向との対応関係を、
使用者が所望する適切な状態に自動的に設定することが
できる。
【0014】請求項5記載の発明によれば、検出手段に
よって使用者による機器本体の把持位置が検出されたと
き、制御手段がその検出された把持位置と履歴記憶手段
に記憶された履歴情報とを比較して一致若しくは近似す
る事例を検索し、その検索された事例の表示方向となる
ように表示部における表示方向を切り替える一方、履歴
記憶手段がその検出把持位置と表示方向とを対応させた
履歴情報の新規記憶若しくは更新記憶を行うことによ
り、使用者における繁雑な操作を要することなく、表示
部における表示方向の切り替えを行うことができると共
に、使用者による機器本体の持ち方と表示部における表
示方向との対応関係を、使用者が所望する適切な状態に
自動的に設定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の携帯型電子機器の一実施の
形態である携帯情報端末の電気的構成を示す概略機能ブ
ロック図、図2は同携帯情報端末の外観を示す説明図で
あり(a)は縦長表示時を(b)は横長表示時をそれぞ
れ示すものである。図3は同携帯情報端末における基準
把持位置データを用いた表示方向決定時の動作制御を示
すフローチャート、図4は同携帯情報端末における基準
把持位置データ登録時の動作制御を示すフローチャー
ト、図5は同携帯情報端末における基準把持位置データ
学習時の動作制御を示すフローチャート、図6及び図7
は同携帯情報端末における履歴検索データを用いた表示
方向決定時の動作制御を示すフローチャートである。
【0017】以下、本発明の携帯型電子機器の一実施の
形態である携帯情報端末の一例を、図1乃至図7に基づ
いて説明する。
【0018】図1及び図2において、1はタッチパネル
などの入力部、2は入力部1を通して使用者からの入力
を受け付ける入力受付部、3は入力受付部2によって受
け付けられた入力に基づきアプリケーションソフトウェ
アを動作させるなどして各種情報処理を行う情報処理
部、4は情報処理部3による処理の結果を受けて表示デ
ータを生成する表示データ生成部であり、ここで生成さ
れる表示データには、その表示データの表示方向を示す
表示方向識別フラグが添付される。
【0019】5は端末本体を使用者が把持した際に使用
者の手などが触れる位置に配置されたセンサ、6はセン
サ5からの信号が所定時間以上続けて検出されたときに
その位置が使用者による把持位置であると判断する把持
特徴検出部、7は基準把持位置やそれに対応する表示方
向や把持位置と表示方向との組み合わせからなる履歴情
報の記憶を行う記憶部、8は記憶部7に記憶されたデー
タ及び把持特徴検出部6からの検出結果に基づいて表示
方向を判定する表示方向判定部である。
【0020】9は表示方向判定部7によって判定された
表示方向又は入力受付部2によって受け付けられた使用
者からの入力、及び表示データ生成部4によって生成さ
れた表示データに添付された表示方向識別フラグに基づ
いて表示データ生成部4によって生成された表示データ
に所定の処理を施す表示データ決定部、10は表示デー
タ決定部9によって処理された表示データに基づいて表
示部11の駆動を行う表示駆動部、11は各種データの
表示を行う表示部である。
【0021】上記のように構成された携帯情報端末につ
いて、まず、基準把持位置データを用いた表示方向決定
動作を、図3に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0022】電源投入時又は表示部11に各種データが
表示されている状態において、センサ5によって使用者
の手などの接触が検出される(ステップF1)と共に、
その検出が所定時間以上続く(ステップF2)と、把持
特徴検出部4がセンサ5からの検出結果に基づいて使用
者による端末本体の現在把持位置Tnを求める(ステッ
プF3)。
【0023】そして、把持特徴検出部4において現在把
持位置Tnが求められると、表示方向判定部8は横方向
表示時の基準把持位置Txと縦方向表示時の基準把持位
置Tyとを記憶部7から読み出して現在把持位置Tnと
の比較を行ってどちらの基準把持位置に近いか判別し
(ステップF4,F5,F6)、その結果、現在把持位
置Tnが基準把持位置Txにより近いと判別された場合
には横方向表示を行うよう判定し(ステップF7)、又
現在把持位置Tnが基準把持位置Tyにより近いと判断
された場合には縦方向表示を行うよう判定する(ステッ
プF8)。
【0024】そして、表示方向判定部8において表示方
向が判定されると、表示データ決定部9はその判定され
た表示方向と表示データ生成部4において生成された表
示データに添付された表示方向識別フラグとを比較し
(ステップF9)、一致する場合には、表示データ生成
部4によって生成された表示データをそのまま表示駆動
部10に送出して表示部11における表示を行わせる
(ステップF10)。
【0025】一方、表示方向判定部8によって判定され
た表示方向と表示データ生成部4において生成された表
示データに添付された表示方向識別フラグとが一致しな
い場合には、表示データ生成部4によって生成された表
示データに所定の変換規則に基づく信号処理を施して表
示方向を異ならせた後(ステップF11)、その表示デ
ータを表示駆動部10に送出して表示部11における表
示を行わせる(ステップF12)と共に、表示データ生
成部4に対して表示方向を変更するよう通知する(ステ
ップF13)。
【0026】即ち、把持特徴検出部4において求められ
た現在把持位置Tnが記憶部7から読み出された基準把
持位置Tyにより近いと表示方向判別部8において判別
されると共に、表示データ生成部4において生成された
表示データに添付された表示方向フラグが縦を示すもの
である場合には、表示データ決定部9は表示データ生成
部4から供給された表示データをそのまま表示駆動部1
0に送出し、図2(a)に示すように、表示部11にお
いて縦方向の表示を行わせ、又把持特徴検出部4におい
て求められた現在把持位置Tnが記憶部7から読み出さ
れた基準把持位置Tyにより近いと表示方向判別部8に
おいて判別されると共に、表示データ生成部4において
生成された表示データに添付された表示方向フラグが横
を示すものである場合には、表示データ決定部9は表示
データ生成部4から供給された表示データに所定の変換
規則に基づく信号処理を施してから表示駆動部10に送
出し、図2(a)に示すように、表示部11において縦
方向の表示を行わせ、又把持特徴検出部4において求め
られた現在把持位置Tnが記憶部7から読み出された基
準把持位置Txにより近いと表示方向判別部8において
判別されると共に、表示データ生成部4において生成さ
れた表示データに添付された表示方向フラグが横を示す
ものである場合には、表示データ決定部9は表示データ
生成部4から供給された表示データをそのまま表示駆動
部10に送出し、図2(b)に示すように、表示部11
において横方向の表示を行わせ、更に把持特徴検出部4
において求められた現在把持位置Tnが記憶部7から読
み出された基準把持位置Txにより近いと表示方向判別
部8において判別されると共に、表示データ生成部4に
おいて生成された表示データに添付された表示方向フラ
グが縦を示すものである場合には、表示データ決定部9
は表示データ生成部4から供給された表示データに所定
の変換規則に基づく信号処理を施してから表示駆動部1
0に送出し、図2(b)に示すように、表示部11にお
いて横方向の表示を行わせる。
【0027】従って、上記動作制御によれば、使用者に
よる端末本体の把持位置に応じて表示部11における表
示データの表示方向を適切に切り替えることができる。
【0028】尚、この表示部11における表示データの
表示方向の切り替えは、図2に示すように、表示方向と
同時に縦書き/横書きを切り替えるようにしても良く、
又横長に持って使用している状態から縦長に持って使用
している状態に切り替えたとき、又は縦長に持って使用
している状態から横長に持って使用している状態に切り
替えたときに、その表示方向を切り替えると共に、表示
部の画面を上下又は左右に分割して上画面と下画面又は
左画面と右画面とで表示内容を異ならせるようにしても
良い。
【0029】次に、基準把持位置データの登録動作を、
図4に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、基
準把持位置Tとは、横方向表示時の基準把持位置Txと
縦方向表示時の基準把持位置Tyの総称とする。
【0030】表示部11に各種データが表示されている
状態において、使用者が入力部1を操作して基準把持位
置Tを登録する旨の指示を行い、入力受付部2において
その指示が受け付けられる(ステップF21)と、表示
データ決定部9は現時点において判別している表示方向
を表示方向判定部8に通知する(ステップF22)。
【0031】そして、表示方向判定部8においては、表
示方向決定部9から表示方向が通知されたとき、把持特
徴検出部4において求められた現在把持位置Tnを、表
示方向決定部9から通知された表示方向の基準把持位置
Tとして記憶部7に記憶させ(ステップF23)、以
後、この基準把持位置Tに基づいて表示方向の判定を行
う。
【0032】従って、上記動作制御によれば、使用者に
よる端末本体の把持位置と表示部11における表示方向
との対応関係を、使用者において任意に設定することが
できる。
【0033】次に、基準把持位置データの学習動作を、
図5に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、基
準把持位置Tとは、横方向表示時の基準把持位置Txと
縦方向表示時の基準把持位置Tyの総称とする。
【0034】表示部11に各種データが表示されている
状態において、使用者が入力部1を操作して表示部11
における表示方向を変更する旨の指示を行い、入力受付
部2においてその指示が受け付けられる(ステップF3
1)と、表示データ決定部9は表示データ生成部4によ
って生成された表示データに所定の変換規則に基づく信
号処理を施して表示方向を異ならせた後(ステップF3
2)、その表示データを表示駆動部10に送出して表示
部11における表示を行わせる(ステップF33)と共
に、表示データ生成部4に対して表示方向を変更するよ
う通知し(ステップF34)、且つその変更後の表示方
向を表示方向判定部8に通知する(ステップF35)。
【0035】そして、表示方向判定部8においては、表
示方向決定部9から表示方向が通知されたとき、その表
示方向に対応する基準把持位置Tを記憶部7から読み出
す(ステップF36)と共に、その読み出した基準把持
位置Tに99/100を乗算したものに把持特徴検出部
4において求められた現在把持位置Tnに1/100の
重みを付けたものを加算し(ステップF37)、この加
算された値を基準把持位置Tとして更新記憶し(ステッ
プF38)、以後、この基準把持位置に基づいて表示方
向の判定を行う。
【0036】従って、上記動作制御によれば、使用者に
よる端末本体の把持位置と表示部11における表示方向
との対応関係を、使用者が所望する適切な状態に自動的
に設定することができる。
【0037】尚、上記動作制御では、表示部11におけ
る表示方向の変更指示があったときに基準把持位置Tを
修正するようにしたが、これに限定されるものではな
く、使用者による端末本体の把持位置が変わる度や電源
投入時毎に基準把持位置Tを修正するようにしても良
く、又基準把持位置Tの学習方法として他の方法を用い
るようにしても良い。
【0038】次に、履歴データを用いた表示方向決定動
作を、図6及び図7に示すフローチャートに基づいて説
明する。
【0039】電源投入時又は表示部11に各種データが
表示されている状態において、センサ5によって使用者
の手などの接触が検出される(ステップF41)と共
に、その検出が所定時間以上続く(ステップF42)
と、把持特徴検出部4がセンサ5からの検出結果に基づ
いて使用者による端末本体の現在把持位置Tnを求める
(ステップF43)。
【0040】そして、把持特徴検出部4において現在把
持位置Tnが求められると、表示方向判定部8は記憶部
7から履歴データを読み出し(ステップF44)、その
履歴データに含まれる把持位置との比較を行って一致若
しくは近似する事例を検索し(ステップF45)、その
結果、現在把持位置Tnが一致若しくは近似する把持位
置を有する履歴データに含まれる表示方向を、今回の表
示方向として判定する(ステップF46)と共に、その
表示方向と現在把持位置Tnとを組みとして履歴データ
を新規に作成して記憶部7に記憶する(ステップF4
7)。
【0041】一方、表示データ決定部9は、表示方向判
定部8において表示方向が判定されると、その判定され
た表示方向と表示データ生成部4において生成された表
示データに添付された表示方向識別フラグとを比較し
(ステップF48)、一致する場合には、表示データ生
成部4によって生成された表示データをそのまま表示駆
動部10に送出して表示部11における表示を行わせ
(ステップF49)、又一致しない場合には、表示デー
タ生成部4によって生成された表示データに所定の変換
規則に基づく信号処理を施して表示方向を異ならせた後
(ステップF50)、その表示データを表示駆動部10
に送出して表示部11における表示を行わせる(ステッ
プF51)と共に、表示データ生成部4に対して表示方
向を変更するよう通知する(ステップF52)。
【0042】尚、このようにして表示部11に各種デー
タが表示されている状態において、使用者が入力部1を
操作して表示部11における表示方向を変更する旨の指
示を行い、入力受付部2においてその指示が受け付けら
れた場合には(ステップF53)、表示データ決定部9
は表示データ生成部4によって生成された表示データに
所定の変換規則に基づく信号処理を施して表示方向を異
ならせた後(ステップF54)、その表示データを表示
駆動部10に送出して表示部11における表示を行わせ
る(ステップF55)と共に、表示データ生成部4に対
して表示方向を変更するよう通知し(ステップF5
6)、且つその変更後の表示方向を表示方向判定部8に
通知する(ステップF57)。そして、表示方向判定部
8は、記憶部7に記憶した直前の履歴データの表示方向
を表示方向決定部9から通知された表示方向に変更して
更新記憶する(ステップF58)。
【0043】従って、上記動作制御によれば、使用者に
よる端末本体の把持位置に応じて表示部11における表
示データの表示方向を適切に切り替えることができると
共に、使用者による端末本体の把持位置と表示部11に
おける表示方向との対応関係を、使用者が所望する適切
な状態に自動的に設定することができる。
【0044】尚、上記実施の形態では、端末本体を使用
者が把持した際に使用者の手などが触れる位置に複数の
センサ5を設け、そのセンサ5からの信号と、記憶部7
に記憶された基準把持位置データ又は履歴データとの比
較に基づいて表示方向を決定する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、図2に示
すように、端末本体を縦にした場合において左端に位置
するようにセンサ5aを、又端末本体を横にした場合に
おいて左端に位置するようにセンサ5bをそれぞれ配置
することによって、左手で端末を持ち右手によって入力
を行う使用者に対して使用者が所望する表示方向を認識
することができる。
【0045】即ち、使用者が端末を縦長に持って使用す
る場合にセンサ5aのみが接触を受け、又使用者が端末
を横長に持って使用する場合にはセンサ5bのみが接触
を受けるため、センサ5aのみが接触を受けたときに表
示方向判定部8が表示決定部9に対して表示方向を縦に
するよう信号を送出し、又センサ5bのみが接触を受け
たときに表示方向判定部8が表示決定部9に対して表示
方向を横にするよう信号を送出することにより、表示部
11における表示方向を使用者が所望するものとするこ
とができる。
【0046】尚、端末本体にセンサ5aのみを設け、セ
ンサ5aが接触を受けたときに表示方向判定部8が表示
決定部9に対して表示方向を縦にするよう信号を送出
し、センサ5aが接触を受けないときに表示方向判定部
8が表示決定部9に対して表示方向を横にするよう信号
を送出するよう構成した場合にも同様の効果を得ること
ができる。
【0047】又、上記実施の形態では、アプリケーショ
ンソフトウェアを動作させるなどして各種情報処理を行
う携帯情報端末について説明したが、これに限定される
ものではなく、例えば、テレビ放送を受信して表示する
小型液晶テレビなどの小型電子機器にも同様に適用する
ことができることは言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1又は請求項2記
載の発明によれば、使用者による機器本体の持ち方に応
じて表示部における表示方向の切り替えを行うことがで
きるため、表示切替に伴う使用者における繁雑な操作を
不要とすることができ、機器の使い勝手を向上すること
ができる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、使用者によ
る機器本体の持ち方と表示部における表示方向との対応
関係を、使用者において設定することができるため、使
用者の好みや習慣などによって機器本体の持ち方が一般
的でない場合であっても、的確に表示部における表示方
向を切り替えることができる。
【0050】請求項4又は請求項5記載の発明によれ
ば、使用者による機器本体の持ち方と表示部における表
示方向との対応関係を、使用者が所望する適切な状態に
自動的に設定することができるため、使用者の好みや習
慣などによって機器本体の持ち方が一般的でない場合で
あっても、的確に表示部における表示方向を切り替える
ことができると共に、その際の使用者における繁雑な操
作を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型電子機器の一実施の形態である
携帯情報端末の電気的構成を示す概略機能ブロック図で
ある。
【図2】同携帯情報端末の外観を示す説明図であり
(a)は縦長表示時を(b)は横長表示時をそれぞれ示
すものである。
【図3】同携帯情報端末における基準把持位置データを
用いた表示方向決定時の動作制御を示すフローチャート
である。
【図4】同携帯情報端末における基準把持位置データ登
録時の動作制御を示すフローチャートである。
【図5】同携帯情報端末における基準把持位置データ学
習時の動作制御を示すフローチャートである。
【図6】同携帯情報端末における履歴検索データを用い
た表示方向決定時の動作制御を示すフローチャートであ
る。
【図7】同携帯情報端末における履歴検索データを用い
た表示方向決定時の動作制御を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 入力部 2 入力受付部 3 情報処理部 4 表示データ生成部 5 センサ 6 把持特徴検出部 7 記憶部 8 表示方向判定部 9 表示データ決定部 10 表示駆動部 11 表示部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部を備えた携帯型電子機器におい
    て、 使用者による機器本体の把持位置を検出する検出手段
    と、 該検出手段による検出結果に基づいて上記表示部におけ
    る表示方向を切り替える制御手段とを設けたことを特徴
    とする携帯型電子機器。
  2. 【請求項2】 上記表示部における表示方向と基準把持
    位置とを対応させて記憶する記憶手段を設ける一方、 上記制御手段は、上記検出手段によって検出された把持
    位置と上記記憶手段に記憶された基準把持位置とを比較
    し、その比較結果に基づいて上記表示部における表示方
    向を切り替えることを特徴とする請求項1記載の携帯型
    電子機器。
  3. 【請求項3】 上記基準把持位置の設定を指示する指示
    手段を設ける一方、 上記記憶手段は、上記指示手段によって基準把持位置の
    設定が行われたときの上記表示部における表示方向に対
    応する基準把持位置として、上記検出手段によって検出
    された把持位置を記憶することを特徴とする請求項2記
    載の携帯型電子機器。
  4. 【請求項4】 上記検出手段によって検出された把持位
    置と、その把持位置が検出されたときの上記表示部にお
    ける表示方向とに基づいて基準保持位置を修正する修正
    手段を設ける一方、 上記記憶手段は、上記修正手段による修正結果に基づい
    て基準保持位置を更新記憶することを特徴とする請求項
    2又は請求項3記載の携帯型電子機器。
  5. 【請求項5】 上記検出手段によって検出された把持位
    置と、その把持位置が検出されたときの上記表示部にお
    ける表示方向とを履歴情報として記憶する履歴記憶手段
    を設ける一方、 上記制御手段は、上記検出手段によって検出された把持
    位置と、上記履歴記憶手段に記憶された履歴情報とを比
    較して一致若しくは近似する事例を検索し、その検索さ
    れた事例に基づいて表示部における表示方向を切り替え
    ることを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
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