JPH11231047A - レーダ装置 - Google Patents
レーダ装置Info
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- JPH11231047A JPH11231047A JP10032997A JP3299798A JPH11231047A JP H11231047 A JPH11231047 A JP H11231047A JP 10032997 A JP10032997 A JP 10032997A JP 3299798 A JP3299798 A JP 3299798A JP H11231047 A JPH11231047 A JP H11231047A
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- Japan
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- transmission
- unit
- frequency
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のレーダ装置では、距離分解能を向上さ
せる処理である帯域合成処理を行い目標の距離とそのレ
ンジプロフィールを取得する際、移動目標はレンジプロ
フィールは取得できるが目標の速度に対応するドップラ
周波数によって正確な距離が得られなかった。従って、
目標の移動速度によらず目標までの正確な測距とそのレ
ンジプロフィールを同時に取得する手段が必要である。 【解決手段】 速度計測モードで目標のドップラ周波数
を計測し、ドップラ周波数から位相を演算する。距離計
測モードに切り換え、距離系受信部で周波数変換するロ
ーカル信号をこの位相を用いて補正することによって、
移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィールを表示
する。
せる処理である帯域合成処理を行い目標の距離とそのレ
ンジプロフィールを取得する際、移動目標はレンジプロ
フィールは取得できるが目標の速度に対応するドップラ
周波数によって正確な距離が得られなかった。従って、
目標の移動速度によらず目標までの正確な測距とそのレ
ンジプロフィールを同時に取得する手段が必要である。 【解決手段】 速度計測モードで目標のドップラ周波数
を計測し、ドップラ周波数から位相を演算する。距離計
測モードに切り換え、距離系受信部で周波数変換するロ
ーカル信号をこの位相を用いて補正することによって、
移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィールを表示
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダの送信周
波数を広帯域にわたってステップ状に変化させ、距離分
解能を向上させる帯域合成処理を用いて、目標までの距
離とそのレンジプロフィールを取得するレーダ装置に関
するものである。
波数を広帯域にわたってステップ状に変化させ、距離分
解能を向上させる帯域合成処理を用いて、目標までの距
離とそのレンジプロフィールを取得するレーダ装置に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３と図４は従来のレーダ装置と運用図
を示すものである。１はレーダ装置、２は目標、３は送
信信号を目標に向けて放射し、目標２からの反射波を受
けるアンテナ部、４は送受信切換信号により送信信号と
受信信号の切り換える送受信切換部、５は送信周波数信
号を増幅する送信部、６は送信周波数設定信号により送
信周波数信号とローカル信号を出力する発振部、７は受
信信号をローカル信号により周波数変換、増幅、位相検
波したビデオ信号を出力する距離系受信部、８はビデオ
信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部、９は送
受信切換信号と送信周波数設定信号を出力するタイミン
グ発生部、１０はディジタル信号を逆周波数解析し距離
方向に分解された目標のレンジプロフィールを演算する
帯域合成部、１１は目標までの距離と目標のレンジプロ
フィールを表示する表示部である。
を示すものである。１はレーダ装置、２は目標、３は送
信信号を目標に向けて放射し、目標２からの反射波を受
けるアンテナ部、４は送受信切換信号により送信信号と
受信信号の切り換える送受信切換部、５は送信周波数信
号を増幅する送信部、６は送信周波数設定信号により送
信周波数信号とローカル信号を出力する発振部、７は受
信信号をローカル信号により周波数変換、増幅、位相検
波したビデオ信号を出力する距離系受信部、８はビデオ
信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部、９は送
受信切換信号と送信周波数設定信号を出力するタイミン
グ発生部、１０はディジタル信号を逆周波数解析し距離
方向に分解された目標のレンジプロフィールを演算する
帯域合成部、１１は目標までの距離と目標のレンジプロ
フィールを表示する表示部である。
【０００３】この動作を図３と図４に基づいて説明す
る。図４の（ａ）は運用を示すもので、１はレーダ装
置、Ｔ１は固定目標、Ｔ２はレーダ装置に接近する移動
目標を示す。レーダ装置１のタイミング発生部９より送
信信号の周波数を発振部６に設定する。この送信信号を
送信部５で増幅し、送受信切換部４、アンテナ部３を経
て目標に向けて放射する。送信信号を図４（ｂ）に示
す。各々の送信周波数ｆ１〜ｆＮに設定された送信信号
パルス例の目標からの反射をアンテナ部３で受信する。
目標ＴＩ、Ｔ２の受信信号を図４（ｃ）に示す。受信信
号は、距離系受信部で周波数変換、増幅、位相検波し、
Ａ／Ｄ変換部でディジタル信号に変換する。ディジタル
信号を帯域合成部で逆周波数解析を行い、図４（ｄ）に
示すＳ１は目標Ｔ１の、Ｓ２２は目標Ｔ２の距離方向に
分解された目標のレンジプロフィールを表示する。
る。図４の（ａ）は運用を示すもので、１はレーダ装
置、Ｔ１は固定目標、Ｔ２はレーダ装置に接近する移動
目標を示す。レーダ装置１のタイミング発生部９より送
信信号の周波数を発振部６に設定する。この送信信号を
送信部５で増幅し、送受信切換部４、アンテナ部３を経
て目標に向けて放射する。送信信号を図４（ｂ）に示
す。各々の送信周波数ｆ１〜ｆＮに設定された送信信号
パルス例の目標からの反射をアンテナ部３で受信する。
目標ＴＩ、Ｔ２の受信信号を図４（ｃ）に示す。受信信
号は、距離系受信部で周波数変換、増幅、位相検波し、
Ａ／Ｄ変換部でディジタル信号に変換する。ディジタル
信号を帯域合成部で逆周波数解析を行い、図４（ｄ）に
示すＳ１は目標Ｔ１の、Ｓ２２は目標Ｔ２の距離方向に
分解された目標のレンジプロフィールを表示する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ーダ装置では、図４に示すとおり、移動目標Ｔ２は
（ｄ）の帯域合成処理後のレンジプロフィールは、移動
によるドップラ周波数の影響により実際のＳ２１の距離
ではなく、移動速度分だけずれたＳ２２の距離に表示さ
れる。すなわち、固定目標Ｔ１の場合は、正しい距離Ｓ
１に目標Ｔ１のレンジプロフィールが得られるが、移動
目標Ｔ２の場合は実際の距離と違った距離に目標のレン
ジプロフィールが得られるという問題がある。
ーダ装置では、図４に示すとおり、移動目標Ｔ２は
（ｄ）の帯域合成処理後のレンジプロフィールは、移動
によるドップラ周波数の影響により実際のＳ２１の距離
ではなく、移動速度分だけずれたＳ２２の距離に表示さ
れる。すなわち、固定目標Ｔ１の場合は、正しい距離Ｓ
１に目標Ｔ１のレンジプロフィールが得られるが、移動
目標Ｔ２の場合は実際の距離と違った距離に目標のレン
ジプロフィールが得られるという問題がある。
【０００５】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、レーダ装置が目標の距離とその
レンジプロフィールを取得する際に、固定、移動目標に
関わらず、目標の距離な位置のレンジプロフィールを取
得することができ、この結果を表示することに利用する
ものである。
になされたものであり、レーダ装置が目標の距離とその
レンジプロフィールを取得する際に、固定、移動目標に
関わらず、目標の距離な位置のレンジプロフィールを取
得することができ、この結果を表示することに利用する
ものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】第１の発明によるレーダ
装置は、速度計測モードと距離計測モードを切り換える
モード切換信号を出力するモード制御部と、モード切換
信号により送受信切換信号と送信周波数設定信号を出力
するタイミング発生部と、送受信切換信号と送信周波数
設定信号により送信周波数信号とローカル信号を出力す
る発振部と、送信周波数信号を増幅した送信信号を出力
する送信部と、送受信切換信号により送受信を切り換え
る送受信切換部と、送受信切換部から出力された送信信
号を送信波として空間に放射し、目標からの反射波を受
信するアンテナ部と、モード制御部からのモード切換信
号が速度計測モードの場合、アンテナ部で受けた反射波
の受信信号を周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信
号を出力する速度系受信部と、モード制御部からのモー
ド切換信号が距離計測モードの場合、アンテナ部で受け
た反射波の受信信号を位相補償部から出力されたローカ
ル補正信号により周波数変換、増幅、位相検波したビデ
オ信号をＡ／Ｄ変換部に出力する距離系受信部と、速度
系受信部と距離系受信部からのビデオ信号をディジタル
信号に変換するＡ／Ｄ変換部と、ディジタル信号を逆周
波数解析し距離方向に分解された目標のレンジプロフィ
ールを演算する帯域合成部と、高距離分解されたレンジ
プロフィールを表示する表示部と、ディジタル信号を周
波数解析しドップラ周波数を演算するドップラ演算部
と、ドップラ演算部からのドップラ周波数により位相を
演算する位相演算部と、位相演算部からの位相によりロ
ーカル信号を補正する位相補正部を備えたレーダ装置
で、移動目標のドップラ周波数を速度計測モードで計測
し、ドップラ周波数に対する位相を演算する。この位相
を用いて距離計測モードで受信信号を補正することによ
り正確な距離とそのレンジプロフィールを取得する手段
を有する。
装置は、速度計測モードと距離計測モードを切り換える
モード切換信号を出力するモード制御部と、モード切換
信号により送受信切換信号と送信周波数設定信号を出力
するタイミング発生部と、送受信切換信号と送信周波数
設定信号により送信周波数信号とローカル信号を出力す
る発振部と、送信周波数信号を増幅した送信信号を出力
する送信部と、送受信切換信号により送受信を切り換え
る送受信切換部と、送受信切換部から出力された送信信
号を送信波として空間に放射し、目標からの反射波を受
信するアンテナ部と、モード制御部からのモード切換信
号が速度計測モードの場合、アンテナ部で受けた反射波
の受信信号を周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信
号を出力する速度系受信部と、モード制御部からのモー
ド切換信号が距離計測モードの場合、アンテナ部で受け
た反射波の受信信号を位相補償部から出力されたローカ
ル補正信号により周波数変換、増幅、位相検波したビデ
オ信号をＡ／Ｄ変換部に出力する距離系受信部と、速度
系受信部と距離系受信部からのビデオ信号をディジタル
信号に変換するＡ／Ｄ変換部と、ディジタル信号を逆周
波数解析し距離方向に分解された目標のレンジプロフィ
ールを演算する帯域合成部と、高距離分解されたレンジ
プロフィールを表示する表示部と、ディジタル信号を周
波数解析しドップラ周波数を演算するドップラ演算部
と、ドップラ演算部からのドップラ周波数により位相を
演算する位相演算部と、位相演算部からの位相によりロ
ーカル信号を補正する位相補正部を備えたレーダ装置
で、移動目標のドップラ周波数を速度計測モードで計測
し、ドップラ周波数に対する位相を演算する。この位相
を用いて距離計測モードで受信信号を補正することによ
り正確な距離とそのレンジプロフィールを取得する手段
を有する。
【０００７】また、第２の発明による誘導装置は、速度
計測モードと距離計測モードを切り換えるモード切換信
号を出力するモード制御部と、モード切換信号により送
受信切換信号と送信周波数設定信号を出力するタイミン
グ発生部と、送受信切換信号と送信周波数設定信号によ
り送信周波数信号とローカル信号を出力する発振部と、
送信周波数信号を増幅した送信信号を出力する送信部
と、送受信切換信号により送受信を切り換える送受信切
換部と、送受信切換部から出力された送信信号を送信波
として空間に放射し、目標からの反射波を受けるアンテ
ナ部と、モード制御部からのモード切換信号が速度計測
モードの場合、アンテナ部で受けた反射波の受信信号を
周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号を出力する
速度系受信部と、モード制御部からのモード切換信号が
距離計測モードの場合、アンテナ部で受けた反射波の受
信信号を発振部から出力されたローカル信号により周波
数変換、増幅、位相検波したビデオ信号をＡ／Ｄ変換部
に出力する距離系受信部と、速度系受信部と距離系受信
部からのビデオ信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換部と、ディジタル信号を逆周波数解析し距離方向に
分解された目標のレンジプロフィールを演算する帯域合
成部と、高距離分解されたレンジプロフィールを表示す
る表示部と、ディジタル信号を周波数解析しドップラ周
波数を演算するドップラ演算部と、ドップラ演算部から
のドップラ周波数により位相を演算する位相演算部と、
位相演算部からの位相によりディジタル信号を補正する
ディジタル位相補正部とを備えたレーダ装置で、移動目
標のドップラ周波数を速度計測モードで計測し、ドップ
ラ周波数に対する位相を演算する。この位相を用いて距
離計測モードで受信信号をディジタル信号に対して補正
することにより、目標の正確な距離とそのレンジプロフ
ィールを取得する手段を有する。
計測モードと距離計測モードを切り換えるモード切換信
号を出力するモード制御部と、モード切換信号により送
受信切換信号と送信周波数設定信号を出力するタイミン
グ発生部と、送受信切換信号と送信周波数設定信号によ
り送信周波数信号とローカル信号を出力する発振部と、
送信周波数信号を増幅した送信信号を出力する送信部
と、送受信切換信号により送受信を切り換える送受信切
換部と、送受信切換部から出力された送信信号を送信波
として空間に放射し、目標からの反射波を受けるアンテ
ナ部と、モード制御部からのモード切換信号が速度計測
モードの場合、アンテナ部で受けた反射波の受信信号を
周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号を出力する
速度系受信部と、モード制御部からのモード切換信号が
距離計測モードの場合、アンテナ部で受けた反射波の受
信信号を発振部から出力されたローカル信号により周波
数変換、増幅、位相検波したビデオ信号をＡ／Ｄ変換部
に出力する距離系受信部と、速度系受信部と距離系受信
部からのビデオ信号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ
変換部と、ディジタル信号を逆周波数解析し距離方向に
分解された目標のレンジプロフィールを演算する帯域合
成部と、高距離分解されたレンジプロフィールを表示す
る表示部と、ディジタル信号を周波数解析しドップラ周
波数を演算するドップラ演算部と、ドップラ演算部から
のドップラ周波数により位相を演算する位相演算部と、
位相演算部からの位相によりディジタル信号を補正する
ディジタル位相補正部とを備えたレーダ装置で、移動目
標のドップラ周波数を速度計測モードで計測し、ドップ
ラ周波数に対する位相を演算する。この位相を用いて距
離計測モードで受信信号をディジタル信号に対して補正
することにより、目標の正確な距離とそのレンジプロフ
ィールを取得する手段を有する。
【０００８】
【発明の実施の形態】実施の形態１．図１はこの発明の
実施の形態１を示す構成図である。図１において、従来
の構成図である図３に対する新規部分として、モード制
御部１２と速度系受信部１３とドップラ計測部１４と位
相演算部１５と位相補正部１６である。１２は目標のド
ップラ周波数を計測する速度計測モードと目標のレンジ
プロフィールと距離を計測する距離計測モードを切り換
えるモード切換信号を生成するモード切換部、１３はモ
ード切換部から速度計測モードを指令された際に動作
し、周波数変換、増幅、位相検波し目標のドップラ情報
が信号処理後得られるビデオ信号を出力する速度系受信
部、１４は、Ａ／Ｄ変換部８からのディジタル信号を周
波数解析し、目標のドップラ周波数を演算するドップラ
演算部、１５はドップラ演算部１４からの出力である目
標のドップラ周波数から位相を演算する位相演算部、１
６は位相演算部１５の出力である位相補正量と送信設定
周波数の切り換わりによってローカル補正信号を発生す
る位相補正部である。その他の構成は従来と同等であ
る。
実施の形態１を示す構成図である。図１において、従来
の構成図である図３に対する新規部分として、モード制
御部１２と速度系受信部１３とドップラ計測部１４と位
相演算部１５と位相補正部１６である。１２は目標のド
ップラ周波数を計測する速度計測モードと目標のレンジ
プロフィールと距離を計測する距離計測モードを切り換
えるモード切換信号を生成するモード切換部、１３はモ
ード切換部から速度計測モードを指令された際に動作
し、周波数変換、増幅、位相検波し目標のドップラ情報
が信号処理後得られるビデオ信号を出力する速度系受信
部、１４は、Ａ／Ｄ変換部８からのディジタル信号を周
波数解析し、目標のドップラ周波数を演算するドップラ
演算部、１５はドップラ演算部１４からの出力である目
標のドップラ周波数から位相を演算する位相演算部、１
６は位相演算部１５の出力である位相補正量と送信設定
周波数の切り換わりによってローカル補正信号を発生す
る位相補正部である。その他の構成は従来と同等であ
る。
【０００９】この動作を図１に基づき説明する。図１に
おいてモード制御部１２で速度計測モードに設定する。
速度計測モードで速度系受信部１３が動作する。タイミ
ング発生部９から発振部６へ送信周波数設定信号を出力
し、発振部６からの送信周波数信号を送信部５で増幅さ
れた送信信号が送受信切換部４を経て、アンテナ部３か
ら空間に送信する。空間に送信され目標２からの反射波
をアンテナ部３で受信し、送受信切換部４を経て速度系
受信部１３によって周波数変換、増幅、位相検波したビ
デオ信号を生成する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によ
ってディジタル信号に変換し、ドップラ演算部におい
て、目標２のドップラ周波数を演算しそのドップラ周波
数から位相演算部１５で位相を演算する。目標２のドッ
プラ周波数を計測した後、モード制御部１２で距離計測
モードにモードを切り換える。距離計測モードで距離系
受信部が動作する。タイミング発生部９から発振部６へ
送信周波数を送信パルスごとに切り換える送信周波数設
定信号を出力し、発振部６からの送信周波数信号を送信
部５で増幅された送信信号が送受信切換部４を経て、ア
ンテナ部３から目標に向けて送信する。目標２からの反
射波をアンテナ部３で受信し、送受信切換部４を経て距
離系受信部７で周波数変換、増幅、位相検波したビデオ
信号を生成する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によって
ディジタル信号に変換し、送信パルスごとに異なってい
る送信周波数に対応する受信信号を帯域合成部１０によ
って逆周波数解析することによりレンジプロフィールを
生成し、表示する。その際、前記速度計測モードであら
かじめ計測した目標２のドップラ周波数による位相を位
相補正部１６によって発振部６からのローカル信号を補
正する。位相補正部１６で補正されたローカル補正信号
を用いて距離系受信部７で周波数変換することにより、
移動目標のドップラ周波数を距離系受信部７で補正でき
るため、移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィー
ルを表示することができる。
おいてモード制御部１２で速度計測モードに設定する。
速度計測モードで速度系受信部１３が動作する。タイミ
ング発生部９から発振部６へ送信周波数設定信号を出力
し、発振部６からの送信周波数信号を送信部５で増幅さ
れた送信信号が送受信切換部４を経て、アンテナ部３か
ら空間に送信する。空間に送信され目標２からの反射波
をアンテナ部３で受信し、送受信切換部４を経て速度系
受信部１３によって周波数変換、増幅、位相検波したビ
デオ信号を生成する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によ
ってディジタル信号に変換し、ドップラ演算部におい
て、目標２のドップラ周波数を演算しそのドップラ周波
数から位相演算部１５で位相を演算する。目標２のドッ
プラ周波数を計測した後、モード制御部１２で距離計測
モードにモードを切り換える。距離計測モードで距離系
受信部が動作する。タイミング発生部９から発振部６へ
送信周波数を送信パルスごとに切り換える送信周波数設
定信号を出力し、発振部６からの送信周波数信号を送信
部５で増幅された送信信号が送受信切換部４を経て、ア
ンテナ部３から目標に向けて送信する。目標２からの反
射波をアンテナ部３で受信し、送受信切換部４を経て距
離系受信部７で周波数変換、増幅、位相検波したビデオ
信号を生成する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によって
ディジタル信号に変換し、送信パルスごとに異なってい
る送信周波数に対応する受信信号を帯域合成部１０によ
って逆周波数解析することによりレンジプロフィールを
生成し、表示する。その際、前記速度計測モードであら
かじめ計測した目標２のドップラ周波数による位相を位
相補正部１６によって発振部６からのローカル信号を補
正する。位相補正部１６で補正されたローカル補正信号
を用いて距離系受信部７で周波数変換することにより、
移動目標のドップラ周波数を距離系受信部７で補正でき
るため、移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィー
ルを表示することができる。
【００１０】このような構成をとることによって、図４
の運用図の（ａ）に示す移動目標のレンジプロフィール
を取得する際の距離ずれが生じる問題が、図４の（ｄ）
に示すように移動目標の正確な距離のレンジプロフィー
ルを取得することが可能となる。よって、移動目標のレ
ンジプロフィールを取得する際の距離ずれを補正するこ
とができ、移動目標の正確な距離のレンジプロフィール
を表示することが可能になる。
の運用図の（ａ）に示す移動目標のレンジプロフィール
を取得する際の距離ずれが生じる問題が、図４の（ｄ）
に示すように移動目標の正確な距離のレンジプロフィー
ルを取得することが可能となる。よって、移動目標のレ
ンジプロフィールを取得する際の距離ずれを補正するこ
とができ、移動目標の正確な距離のレンジプロフィール
を表示することが可能になる。
【００１１】実施の形態２．図２はこの発明の実施の形
態２を示す構成図である。図２において、従来の構成で
ある図３に対する新規部分として、モード制御部１２と
速度系受信部１３とドップラ計測部１４と位相演算部１
５とディジタル位相補正部１７である。１２は目標のド
ップラ周波数を計測する速度計測モードと目標のレンジ
プロフィールと距離を計測する距離計測モードを切り換
えるモード切換信号を生成するモード切換部、１３はモ
ード切換部から速度計測モードを指令された際に動作
し、周波数変換、増幅、位相検波し目標のドップラ情報
が信号処理後得られるビデオ信号を出力する速度系受信
部、１４は、Ａ／Ｄ変換部８からのディジタル信号を周
波数解析し、目標のドップラ周波数を演算するドップラ
演算部、１５はドップラ演算部１４からの出力である目
標のドップラ周波数から位相を演算する位相演算部、１
７は位相演算部１５の出力である位相補正量を距離計測
モードの際に受信信号に対して補正する位相補正部であ
る。その他の構成は従来と同等である。
態２を示す構成図である。図２において、従来の構成で
ある図３に対する新規部分として、モード制御部１２と
速度系受信部１３とドップラ計測部１４と位相演算部１
５とディジタル位相補正部１７である。１２は目標のド
ップラ周波数を計測する速度計測モードと目標のレンジ
プロフィールと距離を計測する距離計測モードを切り換
えるモード切換信号を生成するモード切換部、１３はモ
ード切換部から速度計測モードを指令された際に動作
し、周波数変換、増幅、位相検波し目標のドップラ情報
が信号処理後得られるビデオ信号を出力する速度系受信
部、１４は、Ａ／Ｄ変換部８からのディジタル信号を周
波数解析し、目標のドップラ周波数を演算するドップラ
演算部、１５はドップラ演算部１４からの出力である目
標のドップラ周波数から位相を演算する位相演算部、１
７は位相演算部１５の出力である位相補正量を距離計測
モードの際に受信信号に対して補正する位相補正部であ
る。その他の構成は従来と同等である。
【００１２】この動作を図２に基づき説明する。図２に
おいてモード制御部１２で速度計測モードに設定する。
速度計測モードで速度系受信部１３が動作する。タイミ
ング発生部９から発振部６へ送信周波数設定信号を出力
し、発振部６からの送信周波数信号を送信部５で増幅さ
れた送信信号が送受信切換部４を経て、アンテナ部３か
ら目標に向けて送信する。目標２からの反射波をアンテ
ナ部３で受信し、送受信切換部４を経て速度系受信部１
３によって周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号
を生成する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によってディ
ジタル信号に変換し、ドップラ演算部において、目標２
のドップラ周波数を演算しそのドップラ周波数から位相
演算部１５で位相を演算する。目標２のドップラ周波数
を計測した後、モード制御部１２で距離計測モードにモ
ードを切り換える。距離計測モードで距離系受信部が動
作する。タイミング発生部９から発振部６ヘ送信周波数
を送信パルスごとに切り換える送信周波数設定信号を出
力し、発振部６からの送信周波数信号を送信部５で増幅
された送信信号が送受信切換部４を経て、アンテナ部３
から目標に向けて送信する。目標２からの反射波をアン
テナ部３で受信し、送受信切換部４を経て距離系受信部
７で周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号を生成
する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によってディジタル
信号に変換し、送信パルスごとに異なっている送信周波
数に対応する受信信号を帯域合成部１０によって逆周波
数解析することによりレンジプロフィールを生成し、表
示する。その際、前記速度計測モードであらかじめ計測
した目標２のドップラ周波数による位相を帯域合成部１
０で逆周波数解析する前にディジタル位相補正部１７に
よって各送信周波数に対応する受信信号をあらかじめデ
ィジタル位相補正部１７内に保持しているドップラ周波
数に対応する受信信号の補正データと加算することによ
り補正する。従って、移動目標のドップラ周波数をＡ／
Ｄ変換後の受信信号に補正することにより、目標との距
離とそのレンジプロフィールを正確な距離に表示するこ
とができる。
おいてモード制御部１２で速度計測モードに設定する。
速度計測モードで速度系受信部１３が動作する。タイミ
ング発生部９から発振部６へ送信周波数設定信号を出力
し、発振部６からの送信周波数信号を送信部５で増幅さ
れた送信信号が送受信切換部４を経て、アンテナ部３か
ら目標に向けて送信する。目標２からの反射波をアンテ
ナ部３で受信し、送受信切換部４を経て速度系受信部１
３によって周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号
を生成する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によってディ
ジタル信号に変換し、ドップラ演算部において、目標２
のドップラ周波数を演算しそのドップラ周波数から位相
演算部１５で位相を演算する。目標２のドップラ周波数
を計測した後、モード制御部１２で距離計測モードにモ
ードを切り換える。距離計測モードで距離系受信部が動
作する。タイミング発生部９から発振部６ヘ送信周波数
を送信パルスごとに切り換える送信周波数設定信号を出
力し、発振部６からの送信周波数信号を送信部５で増幅
された送信信号が送受信切換部４を経て、アンテナ部３
から目標に向けて送信する。目標２からの反射波をアン
テナ部３で受信し、送受信切換部４を経て距離系受信部
７で周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号を生成
する。ビデオ信号をＡ／Ｄ変換部８によってディジタル
信号に変換し、送信パルスごとに異なっている送信周波
数に対応する受信信号を帯域合成部１０によって逆周波
数解析することによりレンジプロフィールを生成し、表
示する。その際、前記速度計測モードであらかじめ計測
した目標２のドップラ周波数による位相を帯域合成部１
０で逆周波数解析する前にディジタル位相補正部１７に
よって各送信周波数に対応する受信信号をあらかじめデ
ィジタル位相補正部１７内に保持しているドップラ周波
数に対応する受信信号の補正データと加算することによ
り補正する。従って、移動目標のドップラ周波数をＡ／
Ｄ変換後の受信信号に補正することにより、目標との距
離とそのレンジプロフィールを正確な距離に表示するこ
とができる。
【００１３】
【発明の効果】第１、２の発明によれば、レーダ装置で
目標のレンジプロフィールを取得するために目標が固
定、移動に関係なく、距離計測モードと速度計測モード
の切換により目標の移動速度に対応するドップラ周波数
を計測し、距離計測モードでドップラ周波数を補正する
ことにより移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィ
ールを表示することができる。
目標のレンジプロフィールを取得するために目標が固
定、移動に関係なく、距離計測モードと速度計測モード
の切換により目標の移動速度に対応するドップラ周波数
を計測し、距離計測モードでドップラ周波数を補正する
ことにより移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィ
ールを表示することができる。
【００１４】また、第１の発明によれば、従来に比べ
て、移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィールを
表示することが可能になる。
て、移動目標の正確な距離とそのレンジプロフィールを
表示することが可能になる。
【００１５】また、第２の発明によれば、第１の発明に
比べて、ディジタル信号をソフトウェア処理により補正
が可能なため移動目標のレンジプロフィールをレーダ装
置内の温度の影響を受けず、より正確な距離とそのレン
ジプロフィールを表示することが可能になる。
比べて、ディジタル信号をソフトウェア処理により補正
が可能なため移動目標のレンジプロフィールをレーダ装
置内の温度の影響を受けず、より正確な距離とそのレン
ジプロフィールを表示することが可能になる。
【図１】 この発明による誘導装置の実施の形態１を示
す図である。
す図である。
【図２】 この発明による誘導装置の実施の形態２を示
す図である。
す図である。
【図３】 従来のレーダ装置を示す図である。
【図４】 レーダ装置の運用図である。
１ レーダ装置、２ 目標、３ アンテナ部、４ 送受
信切換部、５ 送信部、６ 発振部、７ 距離系受信
部、８ Ａ／Ｄ変換部、９ タイミング発生部、１０
帯域合成部、１１ 表示部、１２ モード制御部、１３
速度系受信部、１４ ドップラ演算部、１５ 位相演
算部、１６ 位相補正部、１７ ディジタル位相補正
部。
信切換部、５ 送信部、６ 発振部、７ 距離系受信
部、８ Ａ／Ｄ変換部、９ タイミング発生部、１０
帯域合成部、１１ 表示部、１２ モード制御部、１３
速度系受信部、１４ ドップラ演算部、１５ 位相演
算部、１６ 位相補正部、１７ ディジタル位相補正
部。
Claims (2)
- 【請求項１】 速度計測モードと距離計測モードを切り
換えるモード切換信号を出力するモード制御部と、前記
モード切換信号により送受信切換信号と送信周波数設定
信号を出力するタイミング発生部と、前記送受信切換信
号と前記送信周波数設定信号により送信周波数信号及び
ローカル信号を出力する発振部と、前記送信周波数信号
を増幅した送信信号を出力する送信部と、前記送受信切
換信号により送受信を切り換える送受信切換部と、この
送受信切換部から出力された送信信号を送信波として目
標に向けて放射し、目標からの反射波を受けるアンテナ
部と、前記モード制御部からのモード切換信号が速度計
測モードの時には、前記アンテナ部で受けた反射波の受
信信号を周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号を
出力する速度系受信部と、前記モード制御部からのモー
ド切換信号が距離計測モードの時には、前記アンテナ部
で受けた反射波の受信信号を位相補正部から出力された
ローカル補正信号により周波数変換、増幅、位相検波し
たビデオ信号をＡ／Ｄ変換部に出力する距離系受信部
と、前記速度系受信部と前記距離系受信部からビデオ信
号をディジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部と、前記デ
ィジタル信号を逆周波数解析し距離方向に分解された目
標のレンジプロフィールを演算する帯域合成部と、前記
レンジプロフィールを表示する表示部と、前記ディジタ
ル信号を周波数解析しドップラ周波数を演算するドップ
ラ演算部と、このドップラ演算部からのドップラ周波数
により位相を演算する位相演算部と、この位相演算部か
らの位相によりローカル信号を補正する位相補正部とを
備えたことを特徴とするレーダ装置。 - 【請求項２】 速度計測モードと距離計測モードを切り
換えるモード切換信号を出力するモード制御部と、前記
モード切換信号により送受信切換信号と送信周波数設定
信号を出力するタイミング発生部と、前記送受信切換信
号と前記送信周波数設定信号により送信周波数信号とロ
ーカル信号を出力する発振部と、前記送信周波数信号を
増幅した送信信号を出力する送信部と、前記送受信切換
信号により送受信を切り換える送受信切換部と、この送
受信切換部から出力された送信信号を送信波として目標
に向けて放射し、目標からの反射波を受けるアンテナ部
と、前記モード制御部からのモード切換信号が速度計測
モードの時には、前記アンテナ部で受けた反射波の受信
信号を周波数変換、増幅、位相検波したビデオ信号を出
力する速度系受信部と、前記モード制御部からのモード
切換信号が距離計測モードの時には、前記アンテナ部で
受けた反射波の受信信号を前記発振部から出力されたロ
ーカル信号により周波数変換、増幅、位相検波したビデ
オ信号をＡ／Ｄ変換部に出力する距離系受信部と、前記
速度系受信部と前記距離系受信部からのビデオ信号をデ
ィジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換部と、前記ディジタ
ル信号を逆周波数解析し距離方向に分解された目標のレ
ンジプロフィールを演算する帯域合成部と、前記レンジ
プロフィールを表示する表示部と、前記ディジタル信号
を周波数解析しドップラ周波数を演算するドップラ演算
部と、このドップラ演算部からのドップラ周波数により
位相を演算する位相演算部と、この位相演算部からの位
相によりＡ／Ｄ変換後のディジタル信号を補正するディ
ジタル位相補正部とを備えたことを特徴とするレーダ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03299798A JP3709698B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | レーダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03299798A JP3709698B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | レーダ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11231047A true JPH11231047A (ja) | 1999-08-27 |
| JP3709698B2 JP3709698B2 (ja) | 2005-10-26 |
Family
ID=12374503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03299798A Expired - Fee Related JP3709698B2 (ja) | 1998-02-16 | 1998-02-16 | レーダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3709698B2 (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005214755A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ装置 |
| JP2006177907A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Nec Corp | 干渉型レーダー |
| JP2007240485A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-20 | Mitsubishi Electric Corp | パルスレーダ装置及び測距方法 |
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| JP2011179882A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | 目標検出方法、パッシブレーダ装置及びレーダ装置 |
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| JP2012533748A (ja) * | 2009-07-22 | 2012-12-27 | ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド | 物体を光学的に走査および測定する方法 |
| US8997362B2 (en) | 2012-07-17 | 2015-04-07 | Faro Technologies, Inc. | Portable articulated arm coordinate measuring machine with optical communications bus |
| US9009000B2 (en) | 2010-01-20 | 2015-04-14 | Faro Technologies, Inc. | Method for evaluating mounting stability of articulated arm coordinate measurement machine using inclinometers |
| US9113023B2 (en) | 2009-11-20 | 2015-08-18 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with spectroscopic energy detector |
| US9210288B2 (en) | 2009-11-20 | 2015-12-08 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with dichroic beam splitters to capture a variety of signals |
| US9329271B2 (en) | 2010-05-10 | 2016-05-03 | Faro Technologies, Inc. | Method for optically scanning and measuring an environment |
| US9529083B2 (en) | 2009-11-20 | 2016-12-27 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with enhanced spectroscopic energy detector |
-
1998
- 1998-02-16 JP JP03299798A patent/JP3709698B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (16)
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|---|---|---|---|---|
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| US9210288B2 (en) | 2009-11-20 | 2015-12-08 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with dichroic beam splitters to capture a variety of signals |
| US9529083B2 (en) | 2009-11-20 | 2016-12-27 | Faro Technologies, Inc. | Three-dimensional scanner with enhanced spectroscopic energy detector |
| US9009000B2 (en) | 2010-01-20 | 2015-04-14 | Faro Technologies, Inc. | Method for evaluating mounting stability of articulated arm coordinate measurement machine using inclinometers |
| JP2011179882A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Mitsubishi Electric Corp | 目標検出方法、パッシブレーダ装置及びレーダ装置 |
| JP2011185661A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Japan Radio Co Ltd | レーダ装置およびセンサインタフェース装置 |
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| US9684078B2 (en) | 2010-05-10 | 2017-06-20 | Faro Technologies, Inc. | Method for optically scanning and measuring an environment |
| US8997362B2 (en) | 2012-07-17 | 2015-04-07 | Faro Technologies, Inc. | Portable articulated arm coordinate measuring machine with optical communications bus |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
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