JPH11229994A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPH11229994A
JPH11229994A JP10343170A JP34317098A JPH11229994A JP H11229994 A JPH11229994 A JP H11229994A JP 10343170 A JP10343170 A JP 10343170A JP 34317098 A JP34317098 A JP 34317098A JP H11229994 A JPH11229994 A JP H11229994A
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JP
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fuel
valve
valve needle
piezoelectric element
spring
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Application number
JP10343170A
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English (en)
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Michael Peter Cooke
マイケル・ピーター・クーキー
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ZF International UK Ltd
Original Assignee
Lucas Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M63/00Other fuel-injection apparatus having pertinent characteristics not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00; Details, component parts, or accessories of fuel-injection apparatus, not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M39/00 - F02M61/00 or F02M67/00; Combination of fuel pump with other devices, e.g. lubricating oil pump
    • F02M63/0012Valves
    • F02M63/0014Valves characterised by the valve actuating means
    • F02M63/0015Valves characterised by the valve actuating means electrical, e.g. using solenoid
    • F02M63/0026Valves characterised by the valve actuating means electrical, e.g. using solenoid using piezoelectric or magnetostrictive actuators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M47/00Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure
    • F02M47/02Fuel-injection apparatus operated cyclically with fuel-injection valves actuated by fluid pressure of accumulator-injector type, i.e. having fuel pressure of accumulator tending to open, and fuel pressure in other chamber tending to close, injection valves and having means for periodically releasing that closing pressure
    • F02M47/027Electrically actuated valves draining the chamber to release the closing pressure

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来装置の欠点を除去または少なくとも低減
するために比較的小さい直径からなる燃料噴射装置を提
供することにある。 【解決手段】 燃料噴射装置は孔内で摺動可能でかつそ
れと連係する表面によって部分的に画成される制御室1
8内の燃料圧力の作用により動き得る弁針10と、前記
制御室18内の燃料圧力を制御する圧電式作動の弁とか
らなる。前記制御室が弁針に設けた通路46,48を通
る燃料で供給され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連係する圧縮点火
の内燃機関のシリンダへ高圧で燃料を噴射するのに使用
する燃料噴射装置に関する。とくに、本発明は蓄積器ま
たは共通のレールが高圧燃料ポンプによって燃料で充填
され、複数の個々に作動し得る噴射装置が蓄積器または
共通のレールからの燃料を受容するように配置されてい
る燃料装置に使用するのに適する燃料噴射装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許出願EP−A−0767
304はかかる燃料装置において使用するのに適する噴
射装置を説明している。この噴射装置は座と係合可能で
ある弁針からなっている。弁針の1部分は制御室内の燃
料圧力に曝されており、制御室内の燃料の圧力は弁針の
運動を制御している。電磁作動弁が制御室内の燃料圧力
を制御するのに設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば噴射装置が4バ
ルブシリンダヘッドで使用される場合には、比較的小さ
い直径からなる噴射装置を使用するのが望ましい。電磁
作動の制御弁を含んでいる噴射装置は、電磁アクチュエ
ータが比較的大きいので、一般に比較的大きな直径から
なっている。
【0004】本発明の目的は、上述した従来装置の欠点
を除去または少なくとも低減するために比較的小さい直
径からなる燃料噴射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、孔内で
摺動可能でかつそれと連係する表面によって部分的に画
成される制御室内の燃料圧力の作用により動き得る弁針
と、前記制御室内の燃料圧力を制御する圧電式作動の弁
とからなる燃料噴射装置が提供される。
【0006】電磁作動弁よりむしろ圧電式作動弁の使用
が、小さい寸法の圧電式アクチュエータが利用し得るの
で噴射装置の直径の減少を許容する。
【0007】圧電式アクチュエータを使用する1つの欠
点は、圧電素子の長さが電界が使用において座に印加さ
れるとき達成されると同一程度の量だけ温度、磨耗およ
びドリフトにより変化し得るということである。かかる
変化を補償するために、圧電式作動弁は、好都合には、
弁部材および該弁部材に向かってばね負荷される圧電素
子を含んでいる圧電式アクチュエータ、およびばねの作
用下で圧電素子の運動を減衰する減衰装置からなってい
る。
【0008】かかる装置において、ばねは圧電素子の長
さの変化を補償するような圧電素子の運動を生じ、減衰
装置は、ばねが、弁部材の運動を許容するように圧電素
子に電界を印加することにより発生される長さの急速な
変化がばねの作用によって補償されないように圧電素子
を動かす量を制限している。
【0009】本発明の他の態様によれば、孔内で摺動可
能でかつそれと連係する表面によって、部分的に、画成
される制御室内の燃料圧力の作用により動き得る弁針
と、前記制御室内の燃料圧力を制御するために配置され
る制御弁とからなり、そのさい前記制御室が前記弁針に
設けられる通路を通る燃料で供給される燃料噴射装置が
提供される。
【0010】弁針がその中で摺動可能であるハウジング
に設けられた通路よりむしろ弁針に設けた通路を通って
制御室へ燃料を供給することにより、ハウジング、かつ
それゆえ、噴射装置の直径が減少され得る。
【0011】本発明を、例として、添付図面を参照して
さらに説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】添付図面に示される噴射装置はノ
ズル本体12に形成された孔内で摺動可能である弁針1
0からなっている。ノズル本体12の孔は盲孔であり、
かつ該孔の盲端に隣接して、切截円錐片座が形成され、
該弁座と弁針10の端部分が、使用において、弁座を通
ってノズル本体12に設けられた複数の小さい出口開口
14に向かう燃料の流れを制御するように係合可能であ
る。ノズル本体12の長さに沿って部分的に、孔はノズ
ル本体12に対して弁針10の摺動運動を案内するよう
に弁針10の対応する部分の直径に実質上等しい直径の
領域を画成するように形作られている。孔のこの部分に
沿う燃料の流れを許容するために、弁針10が縦溝を備
えている。所望ならば、縦溝の寸法は、使用において、
燃料が弁座に向かって流れる量を制限するように選ばれ
ることも可能である。
【0013】孔の盲端から離れたノズル本体12の端部
はノズルホルダ16とネジ山で、密封係合しており、該
ノズルホルダ16はノズル本体12に設けた孔と同軸で
ある軸方向に延びる貫通孔を含んでいる。弁針10はノ
ズルホルダ16の孔を貫通し、そしてノズル本体12か
ら離れたノズルホルダ16の孔の1部分は弁針10の摺
動運動を案内しかつまた弁針10の端部分、ノズルホル
ダ16の孔の端部分、およびノズルホルダ16の自由端
に当接するスペーサ部材20との間に画成される制御ま
たはばね室18とノズルホルダ16の孔の残部との間の
燃料の流れを制限するために実質上流体密閉密封を形成
するように弁針10の隣接部分に実質上等しい直径から
なる。
【0014】スペーサ部材20および弁ハウジング24
は細長いアクチュエータハウジング22に形成された大
きな直径の孔内に配置され、スペーサ部材20および弁
ハウジング24はアクチュエータハウジング22の孔内
のノズルホルダ16の端部のネジ山係合によって孔に取
り付けられていることにより所定位置に固定されてい
る。図2に示されるように、スペーサ部材20はばね室
18および弁ハウジング24に設けられた穿孔28と連
通する角度付き孔26を備えている。穿孔28は、弁部
材30がその中で摺動可能である弁ハウジング24に設
けられた軸方向に延びる孔と連通し、弁部材30は穿孔
28と弁ハウジング24の孔の拡大直径部分によって画
成された室32との間の燃料の流れを制御するために孔
の1部分のまわりに画成された切截円錐座に係合するよ
うに配置された拡大直径の領域を含んでいる。室32は
弁部分30を座に係合しない位置に向かって偏倚するた
めに弁ハウジング24と弁部分30の拡大直径頭部30
aとの間に係合されるばね34を収納している。
【0015】室32は弁ハウジング24の外面に設けた
一連の軸方向に延びる溝38と横方向穿孔36を介して
連通し、軸方向に延びている溝38はスペーサ部材20
の外周に設けた同様な溝40と連通し、該溝40は、順
次、アクチュエータハウジング22と低圧燃料容器と連
通するノズルホルダ16との間に画成される室と連通し
ている。弁ハウジング24に当接するスペーサ部材20
の面は溝40と連通する横方向スロット42を備えかつ
低圧燃料容器と弁ハウジング24の孔の下方端との間の
連通を設けるために配置される。この連通は油圧ロック
を発生することなしに弁部材30の運動を許容する。
【0016】図2に示されるように、ばね室18は弁針
10をその座に向かって偏倚するばね44を収納してい
る。弁針10は角度付き穿孔48と連通する軸方向に延
びる穿孔46を備え、これらの穿孔の両方がこれらの穿
孔を通る燃料の流れを制限するように作用している縮小
された直径の領域を含んでいる。使用において、燃料は
ノズルホルダ16の孔から穿孔46,48を通って制限
された量でばね室18へ流れることができる。
【0017】アクチュエータハウジング22へのノズル
ホルダ16の接続に隣接して、ノズルホルダ16はコネ
クタ52の端部を受容するように配置される半径方向に
延びる穿孔50を備え、それにより燃料は、ノズルホル
ダ16の孔へ高圧で燃料を供給するために、適宜な高圧
の燃料源、例えば、適切な高圧燃料ポンプにより燃料で
充填される共通のレールから供給される。
【0018】図3に示されるように、ロッド54は弁部
材30の端部に係合し、ロッド54はアクチュエータハ
ウジング22に設けた縮小された直径の孔を貫通しかつ
圧電素子58の端部に取り付けられたアンビル部材56
に係合している。圧電素子58はアクチュエータハウジ
ング22に設けた大径の孔内に配置されるピストン60
内に取り付けられ、該ピストン60はノズルホルダ16
から離れたアクチュエータハウジング22の端部から延
び、かつ圧電素子58に印加される電界を制御するのに
使用する電気ケーブルを支持している。アクチュエータ
ハウジング22の孔の端部はネジ付きキャップ62によ
って閉止され、かつばね64はキャップ62とピストン
60の1部分によって画成される肩部との間に係合さ
れ、ばね64はピストン60、圧電素子58およびロッ
ド54を、弁部材30がばね34の作用に抗して弁座に
係合する位置に向かって偏倚している。
【0019】O−リング密封体66が、キャップ62と
ピストン50との間に、キャップ62とアクチュエータ
ハウジング22との間に、かつアクチュエータハウジン
グ22とロッド54との間に設けられる。圧電素子58
がその中に配置されるアクチュエータハウジング22の
孔は流体で充填され、かつ密封体66が流体が孔から逃
出するのを阻止するが、ロッド54またはピストン60
の軸方向の運動を制限しない。ピストン60および該ピ
ストン60がその中にともに配置されるアクチュエータ
ハウジング22の孔は流体がそれから制限された量で単
に逃出させられる減衰室68を画成し、逃出している流
体はピストン60とアクチュエータハウジング22との
間でばね64を含んでいる孔の1部分に流れている。室
68内の流体の存在は、ピストン60がばね64の作用
により比較的低い量へ動き得る量を制限する。
【0020】使用において、例示された位置において、
高圧燃料がコネクタ52を介してノズルホルダ16の孔
に供給される。高圧の燃料がそれゆえ弁針10をその座
から持ち上げる方向に作用する弁針10へ力を印加する
弁針10の表面に印加される。高圧燃料はまたばね室1
8内に存在し、そしてばね44の作用と組み合わせてば
ね部材18内の燃料の作用は弁針10をその座と係合し
て押圧するような方向に作用している弁針10を動かす
方向に作用している弁針10に力を印加する。圧電式ア
クチュエータは付勢されず、かつばね64はばね34の
作用に抗して座と係合して弁部材30を押圧する。弁部
材30がその座と係合するので、燃料はばね室18から
弁部材30およびその座を通って低圧燃料容器へ逃出さ
せられない。ばね室18内の燃料圧力はそれゆえノズル
ホルダ16の孔内の燃料圧力に実質上等しく、かくして
弁針10をその座に向かって押圧する力は弁針10をそ
の座から引き離す力より大きい。それゆえ、弁針10は
該弁針10がその座に係合する位置を占め、そして噴射
は発生していない。
【0021】噴射を始めるために、電界が圧電素子58
を横切って印加され、電界の印加は圧電素子58の幅を
増加させ、かつ結果として、圧電素子58は長さを減少
する。圧電素子58の長さの減少は急激であり、そして
ピストン60が少量だけばね64の作用により下方に向
かって動き得るけれども、室58内の流体の存在は、ば
ね34が弁部材30をその座から離して持ち上げるのを
許容する十分に低い量へピストン60が動き得る量を制
限する。弁部材30の運動は燃料をばね室18から逃出
させ、かくしてばね室18内に配置された弁針10の端
部に印加された燃料圧力を減少させる。ばね室18内の
燃料圧力の減少はばね44の作用に抗して弁針10を持
ち上げさせ、かつ噴射が開始する。
【0022】理解されることは、弁針10をその座から
離す運動はスペーサ部材20との弁針10の端部の係合
によって制限されるということである。かかる係合がい
ったん発生すると、燃料は低圧燃料容器へ制限された量
で通路46を通って流れ続けるけれども、ばね室18へ
制限された量で通路48を通って継続される燃料の流れ
は結果としてばね室18内の燃料圧力を増加させる。弁
針10がその完全に持ち上げられた位置を占めるとき、
弁針10の端部の1部分だけがばね室18内の燃料圧力
に曝されるので、この時に弁針10に印加される力はそ
の便座へ向かう弁針10の運動を発生するのに十分では
ない。
【0023】噴射を終了するために、電界はもはや圧電
素子58に印加されず、かくして圧電素子58は弁部分
30をその座と係合して戻すためにロッド54と弁部材
30を下方に押している実質上その元の長さに復帰す
る。弁部材30がいったんその座と係合すると、通路4
6を通って継続される燃料の流れは結果として燃料圧力
を生じ、かつそれゆえ弁針10に印加される力は弁針1
0に下向運動を開始させるのに十分に高いレベルに増加
し、その座と係合して戻し、かつしたがって噴射を終了
する。ばね室18内の燃料圧力が通路48を通って流れ
ている燃料の結果としてすでに増加されているので、噴
射を終了するための弁針の下向運動は急激に発生する。
ピストン60が噴射の間中下方に動いたならば、その場
合にその元の長さへの圧電素子58の復帰はピストン6
0をその元の位置へ戻し、流体を室68に戻すように移
動する。
【0024】使用において、圧電素子58が、例えば温
度の変化によるかまたは磨耗またはドリフトの結果とし
て長さを変えるならば、または圧電素子58が弁部材3
0をその座に係合させるために占めねばならない位置
が、例えば弁部材30または該弁部材30が係合する座
の磨耗の結果として変化するならば、その場合にこれら
の変化はばね64の作用によるピストンの運動によって
補償される。ピストン60の運動を減衰するための室6
8内の燃料の存在は、変化が比較的ゆっくり引き起こさ
れるので、かかる変化を補償するのに僅かな作用を有す
る。
【0025】代替の実施例において、ロッド54とアク
チュエータハウジング22との間の密封体66は省略さ
れることが可能で、室68はピストン60の運動を減衰
するために燃料で供給される。アクチュエータハウジン
グ22の孔内のロッド54の嵌合は室68への燃料の流
れを制御しかつ低圧燃料容器への制限された接続72が
室68に設けられ、該室内にばね64はばねを収容して
いる孔の部分を加圧することなしに燃料をピストン60
とアクチュエータハウジング22との間に逃出させるた
めに配置される。ピストン60を通る燃料の流れは室6
8から気泡を抜き取るのを助ける。この実施例におい
て、弁部材30のまわりの燃料圧力は増加され、かつ噴
射装置のこの部分を加圧しないことが望まれるならば、
代替の配置が、図3に略示される通路74を通って、横
方向スロット42によって画成される室に向かって弁部
材30を通って漏洩する燃料を室68に供給することが
できる。通路74は密封体66を迂回しかつアクチュエ
ータハウジング22とロッド54との間に画成される環
状室76と連通する。
【0026】さらに他の代替例において、通路74は前
述されたように室68に燃料を供給するのに設けられ、
かつ密封体66が省略される。理解されることは、この
装置において、幾らかの燃料が室76から室32に向か
って流れることができるということである。前述された
ように、室68内の燃料はピストン運動を減衰するため
に作用し、燃料は使用においてピストン60を通って移
動され、接続72を通って低圧容器へ逃出する。
【0027】ピストンの振動を最小にするために、使用
において、室68は好都合には小さい容積からなり、そ
してガスの泡は室68内に配置される流体に存在すべき
ではない。室68の容積は圧電素子58とピストン60
との間の空間をエラストマー成分で満たすことにより減
少されるかも知れず、かつこの場合に、ガスの泡はばね
64を収納している室へピストン60とアクチュエータ
ハウジング22との間を進まねばならない。代替的に、
流体がピストン60と圧電素子58との間を流れること
ができるならば、複数の小さい穿孔70が泡を室68か
ら逃出させるように設けられ得る。
【0028】明らかなように、前述された噴射装置の利
点は圧電式アクチュエータの使用が噴射装置の直径の減
少を許容するということである。さらに、ノズルホルダ
16の隣接する部分におけるよりむしろ弁針10内の通
路46,48の配置が噴射装置の直径の減少を許容す
る。圧電式アクチュエータを使用する追加の利点は、圧
電式アクチュエータに印加される電圧パルスの振幅を変
化することにより、圧電素子58の長さの変化の量が制
御されることができ、かくして弁部材30のその座から
の持ち上げを制御している。このことは、燃料がその量
でばね室18から逃出し得る量が制御されることがで
き、かくして噴射装置の弁針10の運動のより大きな制
御かつそれゆえ噴射のより大きな制御を許容するという
利点を有している。
【0029】
【発明の効果】叙上のごとく、本発明は、孔内で摺動可
能でかつそれと連係する表面によって部分的に画成され
る制御室内の燃料圧力の作用により動き得る弁針と、前
記制御室内の燃料圧力を制御する圧電式作動の弁とから
なる構成としたので、比較的小さい直径の燃料噴射装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による噴射装置を示す断面図で
ある。
【図2】図1の1部分を拡大して示す図である。
【図3】図1の他の部分を拡大して示す図である。
【符号の説明】
10 弁針 12 ノズル本体 18 制御(ばね)室 30 弁部材(圧電式作動の弁) 46 通路(軸方向に延びる穿孔) 48 通路(角度の付いた穿孔) 58 圧電式アクチュエータ 60 ピストン部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔内で摺動可能でかつそれと連係する表
    面によって部分的に画成される制御室(18)内の燃料
    圧力の作用により動き得る弁針(10)と、前記制御室
    (18)内の燃料圧力を制御する圧電式作動の弁(3
    0)とからなることを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記圧電式作動の弁(30)が圧電式ア
    クチュエータ(58)の制御により動き得る弁部材(3
    0)からなり、前記圧電式アクチュエータが前記弁部材
    (30)に向かってばね負荷される圧電素子(58)、
    およびばね(64)の作用により前記圧電素子(58)
    の運動を減衰する減衰装置を含んでいることを特徴とす
    る請求項1に記載の燃料噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記減衰装置が孔内で摺動し得るピスト
    ン部材(60)からなり、該ピストン部材(60)が前
    記圧電素子(58)を支持することを特徴とする請求項
    2に記載の燃料噴射装置。
  4. 【請求項4】 流体が制限された量で前記ピストン部材
    (60)を通って前記孔に沿って流れることができるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射装置。
  5. 【請求項5】 孔内で摺動可能でかつそれと連係する表
    面によって、部分的に、画成される制御室(18)内の
    燃料圧力の作用により動き得る弁針(10)と、前記制
    御室(18)内の燃料圧力を制御するために配置される
    制御弁(30)とからなり、そのさい前記制御室(1
    8)が前記弁針(10)に設けられる通路(46,4
    8)を通る燃料で供給されることを特徴とする燃料噴射
    装置。
  6. 【請求項6】 通路(46,48)が、燃料がその量で
    前記制御室(18)に向かって流れることができる量を
    制限するのに役立っている制限された直径の領域を含ん
    でいることを特徴とする請求項5に記載の燃料噴射装
    置。
JP10343170A 1997-12-06 1998-12-02 燃料噴射装置 Withdrawn JPH11229994A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9725804.0A GB9725804D0 (en) 1997-12-06 1997-12-06 Fuel injector
GB9725804-0 1997-12-06

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JPH11229994A true JPH11229994A (ja) 1999-08-24

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JP10343170A Withdrawn JPH11229994A (ja) 1997-12-06 1998-12-02 燃料噴射装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6299074B1 (ja)
EP (1) EP0921301B1 (ja)
JP (1) JPH11229994A (ja)
DE (1) DE69825023T2 (ja)
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